Twitter社が2月下旬、「児童の性的搾取に関するポリシー」を発表した。それによると、児童の性的搾取に該当するメディア、イラスト、コンピューターで作成した画像の投稿や、それを助長する行為、さらには該当サイトへのリンクが一切禁止となったようだ。また「児童の性的搾取についての想像を表現したり、児童の性的搾取を助長する」ことも禁止となり、違反したアカウントは即座に永久凍結。新規アカウントを作成することもできなくなるという。
「つまるところ、Twitter上では実在非実在を問わず18歳未満の未成年者を対象として性的な表現をしたり、またはそれを想起させることが禁止となったというわけです。2月末の初回告知の時には“妄想”も禁止となっていましたが、それは3月4日に“想像を表現することの禁止”というように書き換わっています」(アダルトライター)
一見、然るべきポリシーだと思える本件だが、その一方で一般ユーザーの間では解釈をめぐってさまざまな議論が噴出している。
「ロリータポルノはダメに決まってるけど、水着グラビアとかはどうなんだろう。線引きが曖昧すぎる」
「例えば高校生同士の恋愛物語はどうなのか。制服姿でキスをしていたらアウト? それ以前に制服姿がもう性的表現な可能性も」
「ドラえもんでしずかちゃんがお風呂に入ったら……」
「いつもパンツが見えているサザエさんのワカメちゃんは?」
「『中学聖日記』とかもダメなのかな」
「フィギュアの大会でセクシーって言っちゃダメなのかな。オリンピックの水泳とかも怪しい?」
「Twitter社は個々の事柄に対しての質問には回答しませんが、おそらく運営側の判断となるのでしょう。線引きが曖昧であるうえにユーザー同士の通報も推奨していますので、混乱を招くのは必至です。例えば女児が飴を舐めていたり、ドアノブを握っているだけで『性的搾取では……』と捉えて通報できますので(笑)。それと、対象は女児だけではありません。半ズボンの男子だって、ショタ趣味観点から見ると性の対象ですよ。のび太くんもです。しょせん民間企業のサービスなので、嫌なら使わなければよいのですが、少し行き過ぎた規制かもしれません。イラストレーターや作家の中には表現の場を他のSNSなどに移す人も現れるでしょう」(同)
大多数のユーザーには無関係だと思われる本件。だが、ロリータポルノを取り締まるだけでなく“普通に使っているだけ”で制裁の対象になる可能性も高く、まだまだ混乱を招きそうな気配が漂っている。
