ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、7月16日~22日公開の動画を注目度順にチェックします!
Travis Japan・松倉、先輩のキスマイ・千賀に向けて謝罪
16日の動画は「Travis Japan【ダンス×ティッシュ】『Talk it! Make it!』スペシャルパフォーマンス!?」(再生回数は24日時点で46万台)。新型コロナウイルス感染拡大によるリモート収録をへて、2日配信回より通常通りの撮影を再開したTravis Japanメンバー。今回は彼らの肺活量をチェックするべく、オリジナル曲「Talk it! Make it!」を踊りながら、“どれだけ長くティッシュを息だけで浮かせられるか”にチャレンジしている。枠内でおさまるように動き、2回の合計タイムが少ない下位3名が罰ゲームを受けるとのこと。冒頭、企画趣旨を説明した川島如恵留は「とりあえずね、自分のタイムを伸ばすことに意識してください」と注意点を付け加えた。
トップバッターの七五三掛龍也は「マジでムズい」とこぼし、同じくあまり秒数を稼げなかった松倉海斗が「コツはね、まず高くから始めるみたいな。息を一点に思いっきり吹きかける」と他メンバーにアドバイス。ついさっき、川島から「自分のタイムを伸ばすこと」と言われたにもかかわらず助言してしまうあたり、松倉なりの思いやりを感じる場面だ。続いて、中村海人は曲中の「フー!」の振り付けをきちんとこなしながら、ティッシュと格闘。ところが、枠からはみ出してアウトになってしまい、「待って。待って。待って! そんなん決めたら全然できないよ!」と、ガチモードでスタッフに突っかかっていた(半ギレ状態)。
しかし、自分のタイムが「15秒13」で好成績と知ると、手のひらを返したように「じゃあもう、いいっか!」と、すんなり撤退。その後、宮近海斗、吉澤閑也が挑むと、中村は「待って。そもそも、みんな踊ってなくない? ティッシュに本気になりすぎてるよ」とダメ出し。この曲は先輩のKis-My-Ft2・千賀健永が振り付けを担当しただけに、「今、千賀くんに失礼だよ」と注意すると、「たしかにな」(川島)「謝ったほうがいいか……」(宮近)と反省するメンバー。なぜか松倉が「俺か……」と謝罪役を買って出たが、「千ガク健永くん!」と、いきなりカミカミ。「えー、本当に、本当に申し訳ありませんでした。以後、気をつけたいと思います」と頭を下げるも、川島が「千賀くん、性格怖い人に見えちゃうね」とポツリ。周囲が「怖くはないよ!」(松田元太)などとフォローする展開となっていた。
こうして、他メンバーのプレイに厳しく目を光らせる中村だったが、2回目に吉澤がトライした時は「(枠から)体出るな、体!」「クッソー!」と、エキサイト。メンバーの邪魔をするわけでもなく、応援に回る優しさはあるようだ。そして、最終結果が2位と発表されると、中村は無言で拍手。「全然しゃべんねぇじゃん」(吉澤)と水を向けられ、「俺、こういうので負けたくないから。悔しくてね、しゃべりたくなくなっちゃった」とコメント。こうした愚直さも、中村の魅力の一つなのだろう。
一方、コロナ感染防止に気をつけつつ、企画を考えるスタッフの苦労は計り知れないが、個人的には“この時期に息を吹きかけるゲーム”はどうなのか……という引っかかりをわずかに抱いてしまったのも事実。ソーシャルディスタンスを保っているとはいえ、換気をするにあたって、あまりいい環境には見えないからだ。また、“誰も感染していない前提”で実施しているためか、全員が中央に立って同じ場所でダンスしていた点についても、“リスキーな企画だな”と感じてしまったのは、筆者だけだろうか? 今後も十分に対策を講じた上で、視聴者を楽しませてほしいものだ。
7 MEN 侍の動画は通常回の「【目隠しパズルに挑戦】見ざる聞かざる言わざるゲーム」(17日)と、プロモーションの「【僕たちヴィジュアル系】自分メイクでV系バンドに変身!」(20日)の2本が配信されている。1本目では、チームプレーが要求される積み木ゲーム「TEAM3」にトライ。まずは「言わざる役」の人がパズルの設計図が書かれたカードを引き、声を出さずにその型を身振り手振りで説明。「聞かざる役」の人が口で伝え、「見ざる役」が組み立てていくというもの。本高克樹・今野大輝・中村嶺亜と、矢花黎・菅田琳寧・佐々木大光チームに分かれ、クリアまでのタイムで勝敗を競う。
いざ始めてみると、言わざる担当の本高はなかなかうまく表現できずに大苦戦。視聴者側は完成までの工程をハラハラ・ドキドキしながら見れるが、実際にプレイしている本人たちは、もどかしくてたまらないのだろう。終了後、「これムズい!」(中村)「ごめん。ヘタだった、俺が」(本高)「頭おかしくなりそうだった」(今野)「みんなストレス抱える」(菅田)といったコメントが飛び出したほど。最終的に2組のタイムは倍近くの差がついていたが、「見る、聞く、話すで人間って結構成り立ってるんだな」(本高)「一個欠けるだけでスゴい難しい」(中村)と、ゲームを通して気づいたこともあったようだ。
2本目は、株式会社アスリーエイチのプチプラコスメ「Witch's Pouch(ウィッチズポーチ)」とのコラボレーション動画。高発色のアイシャドウ「Witch's Pouch セルフィーフィックスピグメント」などを使い、ヴィジュアル系バンドメイクに取り組んでいる。しかし、アイシャドウに「触ったことない」と話す矢花は不慣れな手つきでベタ塗りする始末。以降はそれぞれ、「髪がとんがってる」(今野)「とりあえずメイクが奇抜」(佐々木)「目の周りが黒いイメージ」(中村)「あと白いよね、顔が」(菅田)と、それぞれが思うビジュアル系を意識し、自ら化粧を施していった。
2分56秒頃、佐々木はカメラ目線で意味深にニヤリ。約1時間後、そんな彼は、明らかに一人だけ方向性の違う姿で再登場した。赤や青を重ねた配色は、女子プロレスラーのアジャ・コングそのもので、筋肉スーツを着用する力の入れようだ(しかも、この撮影ために自腹で購入したそう)。また、HYDE(L'Arc~en~Ciel、VAMPS)をモデルにした中村は「俺がもし、ジャニーズじゃなくて、ヴィジュアル系バンドやってたら、こういうメイクにしてたかなっていう。あとは、ダブルラインって、二重の上にさらに線を描くっていう」とメイクを解説。
こうして、きちんとコンセプトに合わせて仕上げるメンバーがいるからこそ、振り切って“おふざけ”を楽しむ佐々木の存在が光るのだろう。強面&上半身のいかつさとは対照的に、脚がスラッとしており、立ち姿がサマになっているところもついつい笑ってしまう(6分56秒頃~)。そして、その後は7 MEN 侍・ヴィジュアル系バージョンで楽器を演奏。最後にアスリーエイチの担当者・十川さん(男性)に「誰のメイクが一番素敵だったか」を決めてもらったところ、「非常に悩んだんですけれども……。優勝は、矢花さんです!」「矢花さんを残しながらも、ヴィジュアル系ロックのミステリアスなところが非常に出ていた、と。ヴィジュアルロックを長くやられていたという雰囲気に圧倒されて、選びました」と、述べた。
あまりの絶賛ぶりに、中村が「仲良くなれなそうだな」とボヤいたほか、本高も「ちょっと、(十川さんが)矢花のファン説あるぞ」と、やや不満げ。そこで、中村が「ここだけの話、ファンですか?」と単刀直入に聞いてみたが、なんと「……本高さんのファンです」(十川さん)とのこと。名指しされた本人は「えー!! 俺ですか!?」と仰天し、「じゃあ、くださいよ!」と、思わず景品をせびっていた。
ラストの衝撃展開に関して、ファンの間でも「アスリーエイチの十川さん、まさかの本高ファンだった(笑)」「今回の侍Tubeで一番笑ったのは、十川さんが本高ファンだったこと」「本高ファンってのが、なんかガチっぽい」「プロモ担当者、ガチの7 MEN 侍ファン? それで提供動画につながったのかな?」「十川さん、本高くんファンなのビックリ。撮影が決まってから勉強したのか、それとも本当にファン? どちらにしてもうれしい」と、驚きの声が続出している。
なお、配信日の20日には、ヴィジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーの歌広場淳が「Jr.チャンネル」の更新ツイートを受けて「!!!???!?」と反応。この投稿によって動画を見た視聴者も少なくないようだが、コメント欄やTwitterでは演奏シーンについて、「大光のドラムの音が大きすぎてほかの音が聞こえない」「せっかくバンド演奏があるなら、ちゃんと音を録ってほしい。コメントを見ると、覗きに来たバンギャ(ヴィジュアル系バンドのファン)もいるから、演奏で興味を持ってもらえるかもしれないのに、もったいない」「今回の動画で初めて7 MEN 侍の演奏を見た人に魅力が伝わらないのが悔しい」「バンド演奏動画をあげる時は、音響を調節して」と、スタッフへのクレームがチラホラ上がっていた。再生回数は1本目が17万台、2本目は25万台(24日時点)。
19日の動画は「HiHi Jets【かなりの緊張感】超有名曲をファーストテイク風にやってみた!」。バンドルームに集合したHiHi Jetsの5人は、アーティストが一発撮りのパフォーマンスを届けるYouTubeコンテンツ「THE FIRST TAKE」の世界観に挑戦。リコーダーで童謡「きらきら星」を吹くといい、最初に練習タイムをもうけた後、ブースに入って1人ずつ演奏していく。
各々がド・レ・ミと段階を踏んで音を出す場面では、「めちゃめちゃシュールだよ」(井上瑞稀)と笑っていたり、橋本涼が本家動画の雰囲気を真似したり、猪狩蒼弥&高橋優斗は演奏に使わないギターを持参するなど、“ボケ合戦”の要素も。最後は高橋の新キャラクター「ピックさん」も誕生し、井上は「楽しかったね」「いつか、本物のファーストテイクもできたらと思いますね」と、満足げにコメントしていた。
視聴者からは「ゆうぴ、苦手な音楽の授業を頑張っているような、クラスにいそうな感じが好き」「最初に『リコーダーできらきら星やろう』って言い出したのは誰? シュールで笑える」「リコーダーの練習するHiHi Jetsがシュールで可愛い」「どうしてもボケを入れたい優斗くんと猪狩くんに笑った。メンバー、スタッフの皆さん、今週も楽しい動画をありがとう!」「ただリコーダーを吹く単純な企画で、なぜここまで面白くできるんだろう。HiHi Jets、好きだわ~」と、比較的に好意的なコメントが上がっている。再生回数は24日時点で28万台。
22日に配信されたのは「少年忍者 【気持ちはひとつ】『は』で始まるカッコイイ一言は?」(再生回数は24日時点で15万台)。今回は、内村颯太・小田将聖・織山尚大・川崎皇輝・黒田光輝・久保廉・田村海琉・豊田陸人・檜山光成・深田竜生・元木湧で以心伝心ゲームにチャレンジ。少年忍者は、「Jr.チャンネル」参加グループの中で、最も結成歴が浅いそうで(2年1カ月)、川崎が「僕たちの団結力を、より高めていこうじゃないかと。チームワークを高めていこうということで、『みんなの心をひとつに!! 答えを合わせましょう』」と、企画を発表した。
これは、お題に対して、11人全員の答えが同じになるようにそれぞれ回答するというもの。テーマについてメンバー同士が話し合うことは可能だが、直接的な発言は禁止されている。内村が「コンサートをね、一緒に作り上げているみなさんですよ」と自信をのぞかせた一方で、小田より5歳年上の現在18歳・元木は「だけど、年齢が……」と、ジェネレーションギャップを心配していた。
そして、全問正解できれば、コロナ収束後に海外ロケを敢行するとスタッフのカンペで発表されると、年下メンバー・小田、久保、田村らは走り回って大騒ぎ。冷静な檜山や豊田が「ソーシャルディスタンス!」「ディスタンス!」を連呼し、「一回落ち着こう!」(檜山)と、注意喚起する場面も(2分20秒頃~)。現在13~15歳の彼ららしい可愛いリアクションだが、こうしてお兄ちゃんメンバーがルールを守ろうとする姿勢は大事だろう。グループのまとめ役である川崎ですら、「本当ですか!?」と動揺するほどのご褒美となったが……。
以降は「『か』から始まる夏の風物詩といえば?」「『の』から始まるジャニーズにとって必要なこととは?」「『す』から始まる楽しいことといえば?」など、絶妙に難しい問題で悩む一同。「『は』から始まるカッコイイ一言といえば?」の問いでは、中学生組(小田・久保・田村)が困惑する中、16歳・黒田の口からは「はじめてのキスは俺にしとけよ」と、おとなびたコメントも飛び出した。天国or地獄がかかった10問目まで、目が離せない展開となっている。
18日にアップされたのは「美 少年【好きなロケ弁】かぶったら食べられない!」(再生回数は24日時点で25万台)。今回は、あらかじめ美 少年メンバーに「好きなロケ弁」に関するアンケートを行った上で、芸能人&スタッフ絶賛の7品のお弁当を用意。まず一人ずつ裏に回って好みのお弁当に狙いを定めた後、話し合いを通じて他メンバーの選択を予想。ラストチョイスでかぶった場合は食べられないというゲームだ。
浮所飛貴は高級焼肉店として知られる「叙々苑」のお弁当について、「いろんな思い出が詰まっていて。先輩のバックにつかせていただいた時とか。それこそ、ジャニーさん(ジャニー喜多川前社長)とかにご馳走していただいたり」と回顧しながらコメント。さらには「那須(雄登)は『津多屋』(のり2段幕の内弁当)だと思うんですよ。で、金指(一世)が『ミート矢澤』(ハンバーグ弁当)結構好きなので、たぶんミート矢澤、金指も挙げてる。金指、ハンバーグ、断トツ好きなので。たぶん、これ選ぶんじゃないかなと思う」と想像した。
実際、金指はやはりミート矢澤を見つけた瞬間に「これっすね!」と笑顔に。「舞台で出るんですよ。2カ月公演で1回しか出ないんです。けど、それを楽しみに頑張ってます!」とも話しており、一途にミート矢澤をセレクトした。6人のファーストチョイスが終わった時点だと、浮所、那須、岩崎大昇が「叙々苑 タン塩弁当」で、佐藤龍我、藤井直樹は「叙々苑 カルビ弁当」で丸かぶり。金指のみミート矢澤を指定したため、このままいけば金指は念願の実食にありつけるが……。
トークタイムでは那須が「俺、ガチで『まい泉』(かつサンド)」とカマをかけ、「俺もまい泉」(佐藤)「俺もまい泉だわ」(藤井)と同調。一方、浮所は「かぶっている自信はあるけど、俺はどかない」と強気に宣言し、岩崎は「『塚田農場』(チキン南蛮)いこうかな」と周囲を惑わせ、金指も「津多屋、結構好きなんだよ」とカモフラージュ作戦を繰り出した。そんなやりとりの後、ラストチョイスで岩崎が選んだのはミート矢澤のハンバーグ弁当。「これだったら、俺もう食べれなくていいから。(自分が)食べれなくて、(他メンバーに)食べさせるのがイヤだったの」と、悪巧みの末に選んだと告白した。攻防を経て、誰がどのお弁当を食べたのかは、ぜひ動画でチェックしてほしい(罰ゲームが恒例の『Jr.チャンネル』には珍しく平和なオチで終わっている)。