宇垣美里アナ『あさチャン!』降板も、伊野尾慧との交際は継続中!?「また“匂わせ”が……」

 女子アナ界きっての「問題児」のイメージがついてしまったようだ。

 愛くるしい童顔フェイスで人気のTBS・宇垣美里アナの“裏素顔”を「東京スポーツ」が報じた。芸能記者が語る。

「3月いっぱいで朝の情報番組『あさチャン!』のサブキャスターを降板している宇垣アナですが、降板を番組プロデューサーから通告されて激高。コーヒーカップを投げつけたとの情報も。宇垣アナといえば、一昨年、『週刊文春』(文藝春秋)でHey! Say! JUMP・伊野尾慧との交際が報じられています。その際にも降板の話が持ち上がりましたが、この時はスタッフの前で号泣しながら謝罪し、追及を免れていた。ところが、これで別れたと思われた2人が、実は裏ではまだ交際が続いていたことがわかり、スタッフは大激怒。ジャニーズとのトラブルを懸念し、切りのいい3月で降板となることが正式に通告されたとのことです」

 TBSでは“ポスト田中みな実”として、アイドルアナのポジションを確立している宇垣アナだが、実はスタッフ受けは、すこぶる悪いという。

「かなり勝気な性格で、番組スタッフに対して高圧的な態度が目立つ。原稿が気に入らないと言って本番前に修正させたり、番組の進行にケチをつけることは日常茶飯事だといいます。しかも、入社2年目あたりからこうした態度を取っていたため、ルックスがいいわりに、彼女を番組に呼びたがるプロデューサーは少なかった」(テレビ関係者)

 昨年9月には伊野尾に「捨てられた」との報道もあったが、ここにきて、実は現在も交際が続いているのでは、との見方が広がっているという。

「伊野尾との交際がささやかれていた当時、2人がおそろいのライダースジャケットを着ているとネット上で話題になりました。そして現在、宇垣アナがレギュラー出演しているラジオ番組の公式インスタグラムにて、そのライダースを着た宇垣アナの写真がアップされたのです。その日は夏のような暑さで、ライダースを着るような気候ではなかったことから、宇垣アナの“匂わせ”行為だと、伊野尾ファンが再び警戒し始めています」(芸能ライター)

 TBSに居場所がなくなりつつある宇垣アナ。このままフリー転身→交際宣言の可能性も!?

平野紫耀&中川大志は、松本潤&小栗旬になれるか――? F4頼りの『花晴れ』、花沢類登場で視聴率アップも、漂う物足りなさ

 TBSが誇る超人気ドラマ『花より男子』(以下、花男)の続編という高いハードルにもめげず、ジワジワと視聴者からの評価を高めている火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(以下、花晴れ)。

 超セレブ校の英徳学園に通う主人公・江戸川音(杉咲花)が、実は“庶民”であることが全校生徒にバレてしまうという絶体絶命のピンチを迎えた第3話は、視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回から1.7ポイントの大幅アップ!

 回を重ねるごとに『花男』らしさが強まり、第1話に登場した嵐・松本潤が扮する「F4」道明寺司に続いて、今話では小栗旬演じる花沢類が登場し、これまたファンを沸かせました。

 しかし、King & Prince・平野紫耀くん演じる神楽木晴率いる、今作での「F4」的存在の「C5」は、どうも頼りなく、先輩たちがそれを補ってくれている状態。この先は、F4人気に頼らず、いかに作品を自分たちのものにできるかが課題となりそうです……。

 では、早速あらすじから振り返りたいと思います。

*前回までのレビューはこちらから

 

■音のピンチを救ったのは……

 

 晴のことが大好きなC5メンバーの愛莉(今田美桜)の暴露メールによって、全校生に隠れ庶民であることをバラされてしまった音。婚約者である馳天馬(中川大志)の母となった利恵(高岡早紀)は、音が英徳を卒業することを条件に、天馬の亡き母(堀内敬子)の遺言である2人の結婚を受け入れてくれました。しかし、庶民であることがバレてしまった以上、その約束を守ることはできません。

 覚悟を決めた音は、「もう遺言に縛られなくていいし、私と会わなくていい」「これからはもっと自由に生きて」と、天馬に英徳をやめることになったことを打ち明けます。

 その翌日、音は晴たちC5が動く前に、全校生徒から「庶民狩り」という名のイジメの対象に。晴は「お前のことは庶民狩りしねえ」と言っていただけに、音はショックを受けます。生卵をぶつけられたり、理不尽に土下座をさせられたり、暴力を振るわれたりと、それはそれはひどいものです。

 音のことを暴露したのは愛莉であると知った晴は、急いで音の元へ駆けつけますが、音の周りには人だかりができていて、なかなか近寄ることができません。男子生徒が音にバットを振りかざした瞬間、庇うようにして音の前に現れたのは、晴ではなく、天馬でした。男子生徒を圧倒する天馬を、晴は黙って見ていることしかできません。

「寄付金さえあれば退学にならないな」と、天馬はさらに音の名義で5,000万円を学園に寄付。そのためC5ですら、音に手を出すことはできなくなりました。

「音は言ったよね? これからは天馬くんは自由に生きてって。なら、今日から好きに生きる。もう我慢しない。音への気持ちを」

 そう優しく微笑み、ボロボロの音を抱きあげると、「今度、音を傷つけたらお前を潰す。江戸川音の婚約者として」と、これまで見せたことない冷たい目つきで晴に宣戦布告し、その場を立ち去ります。

 

■10年経っても無自覚であざとい花沢類

 

 何もできなかったと自分の不甲斐なさに打ちひしがれる晴の前に現れたのは、ピンクのパーカー姿の花沢類。おばたのお兄さんではありません。本物です。

「大事なモンが何か分からなくなって、がんじがらめで……こういうとき、道明寺さんならどうします?」と問いかける晴に、花沢類は言います。

「司は野性だからさ、そのゴチャっとした中の一番大事なものしか眼中にないよ」

 あの若干口をすぼませて、ボソボソとゆっくり話すあざといしゃべり方で、晴の背中を押すのでした。『花男』で、主人公のつくし(井上真央)に「ピンチのときの花沢類」と言われていた彼。パーカーのフードを被っていたため、いろいろと誤魔化された感は否めませんが、10年前も同じようにフードを被っていましたし、何年経っても変わらない花沢類の姿に、私含め、視聴者はみな興奮したことでしょう。一瞬にして『花男』ファンの記憶を呼び起こした小栗旬、すごい。

 もちろん、Twitterでは「花沢類」がトレンド1位を獲得。おばたのお兄さんもちゃっかりトレンド入りを果たしました。ちなみに、おばたのお兄さんのインスタグラムには、花沢類を再現した写真や動画がたくさんアップされているので、今話で花沢類が恋しくなった人は、こちらで癒やされてみてはいかがでしょう。

■天馬→音←晴の三角関係

 

 天馬の気遣いで、音は入院することになりました。「ごめん」と漏らす音に、天馬くんは「音は何も悪いことしてないよ」と微笑みます。

「音のこと、可哀想だからとか、親が決めた相手だからとか思ったこと一度もないよ」
「全然伝えられてなかったんだね、僕の気持ち」

 ちなみに英徳に寄付した5,000万円は、自分で運用して作ったお金だから、音が返す必要はないとか。天馬くん、いい子かつ有能すぎでは……? 普通の女子なら間違いなく「結婚して!」と言うでしょうが(私なら間違いなく言います)、これまたいい子すぎる音は、自分の気持ちを伝えることができません。

 そんな天馬と入れ違いで音の病室にやってきた晴。誤って音の胸を触り昇竜拳をくらい、見舞いに来ていながら自分が寝込んでしまうというハプニングもありつつ、「全部俺のせいだ」と、愛莉が仕組んだ一件を謝ります。音も、「分かってたから。アンタがやったわけじゃないってことくらい。そんなことする人じゃないって思ってたから」と許してあげるのでした。

 その言葉に、「やばーい! 死ぬほど嬉しいんだけど!!」と女子みたいに布団を頭から被ってニヤける顔を隠す晴。テレビの前のオタクはそんな晴、いや平野くんのアホかわいい姿に「やばーい!」と手で顔を覆ったはずです。

 なんやかんやありながら、一件落着し、距離を縮めつつある音と晴。一方、あっさりと自分を許した晴に、「許せるほど晴の心は、穏やかってこと?」と、愛莉ちゃんはこれまた大きなおめめをかっ開いて苛立ちを募らせます。

 

■デートシーンは平野紫耀の宣伝動画?

 

 そんな愛莉ちゃんの気持ちなんて1ミリも気がついていない晴は、消しゴムを買いに来たという口実を作って、音のバイト先にやってきました。そして、音を気にかけてくれている紺野先輩(木南晴夏)の提案で、先輩の彼氏・ミータン(浜野謙太)とWデートをすることに。

 バッティングセンターに行けば、ミータンに対抗して、手のひらに血マメを作りながら真剣な表情を浮かべて何時間もバットを振り続ける晴。社交辞令でミータン先輩に言った「すごい」「かっこいい」という言葉が引き金になっているとは知らない音は、努力家でまっすぐな姿を見て、少しずつ、晴に対する印象が変わっていきます。

 粘った甲斐あって、ようやくホームランを打つことができた晴(喜ぶ姿は、晴というより、素の平野くんという感じでした)。紺野先輩がずっと狙っていたという景品(飯豊まりえ演じる人気モデル・西留めぐみの抱き枕)を、サラっとプレゼントした晴に、「そういう優しいとこもアンタのいいとこだし」と音は笑顔を見せます。

 その後、訪れたもんじゃ焼き屋さんでは、ミータンに「あ~ん」をしてもんじゃを食べさせてあげる紺野先輩を見て、「あ~ん」を音に口を開ける晴に、「何でよ、バカっ!」と音が怒ってみせたり、「熱っ!」と騒ぐ晴に、「何してんの、ほら、飲んで」と音がお水を渡してあげたり、なんだかんだイイ感じの2人。晴がボケて音がツッこんで、テンポのいいやりとりは、かつての道明寺(松本潤)とつくしを見ているようです。

「音っちが最近明るくなったのって、晴っちのせいだ!」「俺らには及ばないけど、Youたち最高のカップルだWa!」と冷やかす先輩カップルに、戸惑いながら少し照れる音と、にやける顔を手で隠す晴(※全く隠せていません)。この2人、とってもかわいいです。

 1話(記事参照)で「平野くんの棒演技」と書きましたが、まだ否定はできないものの、回を追うごとに表情が豊かになってきているように思います。特に、杉咲花ちゃんとの掛け合いのシーンはリアルな2人を見ているように感じました。静かなイメージの強い花ちゃんも、コミカルな演技をとってもナチュラルに演じていますし、ポンコツキャラが様になってきた平野くんが今後どう進化してくれるかに期待したいところです。

 さて、次回の第4話では、晴を音にとられて激オコな愛莉ちゃんが暴走する予感……! 天馬、音、晴の三角関係はいったいどうなるのでしょうか!? 今夜もテレビの前から離れられません。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

 

平野紫耀&中川大志は、松本潤&小栗旬になれるか――? F4頼りの『花晴れ』、花沢類登場で視聴率アップも、漂う物足りなさ

 TBSが誇る超人気ドラマ『花より男子』(以下、花男)の続編という高いハードルにもめげず、ジワジワと視聴者からの評価を高めている火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(以下、花晴れ)。

 超セレブ校の英徳学園に通う主人公・江戸川音(杉咲花)が、実は“庶民”であることが全校生徒にバレてしまうという絶体絶命のピンチを迎えた第3話は、視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回から1.7ポイントの大幅アップ!

 回を重ねるごとに『花男』らしさが強まり、第1話に登場した嵐・松本潤が扮する「F4」道明寺司に続いて、今話では小栗旬演じる花沢類が登場し、これまたファンを沸かせました。

 しかし、King & Prince・平野紫耀くん演じる神楽木晴率いる、今作での「F4」的存在の「C5」は、どうも頼りなく、先輩たちがそれを補ってくれている状態。この先は、F4人気に頼らず、いかに作品を自分たちのものにできるかが課題となりそうです……。

 では、早速あらすじから振り返りたいと思います。

*前回までのレビューはこちらから

 

■音のピンチを救ったのは……

 

 晴のことが大好きなC5メンバーの愛莉(今田美桜)の暴露メールによって、全校生に隠れ庶民であることをバラされてしまった音。婚約者である馳天馬(中川大志)の母となった利恵(高岡早紀)は、音が英徳を卒業することを条件に、天馬の亡き母(堀内敬子)の遺言である2人の結婚を受け入れてくれました。しかし、庶民であることがバレてしまった以上、その約束を守ることはできません。

 覚悟を決めた音は、「もう遺言に縛られなくていいし、私と会わなくていい」「これからはもっと自由に生きて」と、天馬に英徳をやめることになったことを打ち明けます。

 その翌日、音は晴たちC5が動く前に、全校生徒から「庶民狩り」という名のイジメの対象に。晴は「お前のことは庶民狩りしねえ」と言っていただけに、音はショックを受けます。生卵をぶつけられたり、理不尽に土下座をさせられたり、暴力を振るわれたりと、それはそれはひどいものです。

 音のことを暴露したのは愛莉であると知った晴は、急いで音の元へ駆けつけますが、音の周りには人だかりができていて、なかなか近寄ることができません。男子生徒が音にバットを振りかざした瞬間、庇うようにして音の前に現れたのは、晴ではなく、天馬でした。男子生徒を圧倒する天馬を、晴は黙って見ていることしかできません。

「寄付金さえあれば退学にならないな」と、天馬はさらに音の名義で5,000万円を学園に寄付。そのためC5ですら、音に手を出すことはできなくなりました。

「音は言ったよね? これからは天馬くんは自由に生きてって。なら、今日から好きに生きる。もう我慢しない。音への気持ちを」

 そう優しく微笑み、ボロボロの音を抱きあげると、「今度、音を傷つけたらお前を潰す。江戸川音の婚約者として」と、これまで見せたことない冷たい目つきで晴に宣戦布告し、その場を立ち去ります。

 

■10年経っても無自覚であざとい花沢類

 

 何もできなかったと自分の不甲斐なさに打ちひしがれる晴の前に現れたのは、ピンクのパーカー姿の花沢類。おばたのお兄さんではありません。本物です。

「大事なモンが何か分からなくなって、がんじがらめで……こういうとき、道明寺さんならどうします?」と問いかける晴に、花沢類は言います。

「司は野性だからさ、そのゴチャっとした中の一番大事なものしか眼中にないよ」

 あの若干口をすぼませて、ボソボソとゆっくり話すあざといしゃべり方で、晴の背中を押すのでした。『花男』で、主人公のつくし(井上真央)に「ピンチのときの花沢類」と言われていた彼。パーカーのフードを被っていたため、いろいろと誤魔化された感は否めませんが、10年前も同じようにフードを被っていましたし、何年経っても変わらない花沢類の姿に、私含め、視聴者はみな興奮したことでしょう。一瞬にして『花男』ファンの記憶を呼び起こした小栗旬、すごい。

 もちろん、Twitterでは「花沢類」がトレンド1位を獲得。おばたのお兄さんもちゃっかりトレンド入りを果たしました。ちなみに、おばたのお兄さんのインスタグラムには、花沢類を再現した写真や動画がたくさんアップされているので、今話で花沢類が恋しくなった人は、こちらで癒やされてみてはいかがでしょう。

■天馬→音←晴の三角関係

 

 天馬の気遣いで、音は入院することになりました。「ごめん」と漏らす音に、天馬くんは「音は何も悪いことしてないよ」と微笑みます。

「音のこと、可哀想だからとか、親が決めた相手だからとか思ったこと一度もないよ」
「全然伝えられてなかったんだね、僕の気持ち」

 ちなみに英徳に寄付した5,000万円は、自分で運用して作ったお金だから、音が返す必要はないとか。天馬くん、いい子かつ有能すぎでは……? 普通の女子なら間違いなく「結婚して!」と言うでしょうが(私なら間違いなく言います)、これまたいい子すぎる音は、自分の気持ちを伝えることができません。

 そんな天馬と入れ違いで音の病室にやってきた晴。誤って音の胸を触り昇竜拳をくらい、見舞いに来ていながら自分が寝込んでしまうというハプニングもありつつ、「全部俺のせいだ」と、愛莉が仕組んだ一件を謝ります。音も、「分かってたから。アンタがやったわけじゃないってことくらい。そんなことする人じゃないって思ってたから」と許してあげるのでした。

 その言葉に、「やばーい! 死ぬほど嬉しいんだけど!!」と女子みたいに布団を頭から被ってニヤける顔を隠す晴。テレビの前のオタクはそんな晴、いや平野くんのアホかわいい姿に「やばーい!」と手で顔を覆ったはずです。

 なんやかんやありながら、一件落着し、距離を縮めつつある音と晴。一方、あっさりと自分を許した晴に、「許せるほど晴の心は、穏やかってこと?」と、愛莉ちゃんはこれまた大きなおめめをかっ開いて苛立ちを募らせます。

 

■デートシーンは平野紫耀の宣伝動画?

 

 そんな愛莉ちゃんの気持ちなんて1ミリも気がついていない晴は、消しゴムを買いに来たという口実を作って、音のバイト先にやってきました。そして、音を気にかけてくれている紺野先輩(木南晴夏)の提案で、先輩の彼氏・ミータン(浜野謙太)とWデートをすることに。

 バッティングセンターに行けば、ミータンに対抗して、手のひらに血マメを作りながら真剣な表情を浮かべて何時間もバットを振り続ける晴。社交辞令でミータン先輩に言った「すごい」「かっこいい」という言葉が引き金になっているとは知らない音は、努力家でまっすぐな姿を見て、少しずつ、晴に対する印象が変わっていきます。

 粘った甲斐あって、ようやくホームランを打つことができた晴(喜ぶ姿は、晴というより、素の平野くんという感じでした)。紺野先輩がずっと狙っていたという景品(飯豊まりえ演じる人気モデル・西留めぐみの抱き枕)を、サラっとプレゼントした晴に、「そういう優しいとこもアンタのいいとこだし」と音は笑顔を見せます。

 その後、訪れたもんじゃ焼き屋さんでは、ミータンに「あ~ん」をしてもんじゃを食べさせてあげる紺野先輩を見て、「あ~ん」を音に口を開ける晴に、「何でよ、バカっ!」と音が怒ってみせたり、「熱っ!」と騒ぐ晴に、「何してんの、ほら、飲んで」と音がお水を渡してあげたり、なんだかんだイイ感じの2人。晴がボケて音がツッこんで、テンポのいいやりとりは、かつての道明寺(松本潤)とつくしを見ているようです。

「音っちが最近明るくなったのって、晴っちのせいだ!」「俺らには及ばないけど、Youたち最高のカップルだWa!」と冷やかす先輩カップルに、戸惑いながら少し照れる音と、にやける顔を手で隠す晴(※全く隠せていません)。この2人、とってもかわいいです。

 1話(記事参照)で「平野くんの棒演技」と書きましたが、まだ否定はできないものの、回を追うごとに表情が豊かになってきているように思います。特に、杉咲花ちゃんとの掛け合いのシーンはリアルな2人を見ているように感じました。静かなイメージの強い花ちゃんも、コミカルな演技をとってもナチュラルに演じていますし、ポンコツキャラが様になってきた平野くんが今後どう進化してくれるかに期待したいところです。

 さて、次回の第4話では、晴を音にとられて激オコな愛莉ちゃんが暴走する予感……! 天馬、音、晴の三角関係はいったいどうなるのでしょうか!? 今夜もテレビの前から離れられません。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

 

嵐・二宮和也『ブラックペアン』“闇医者”の可愛げと“バトルシーン”の充実ぶり

 嵐・二宮和也が、いかにもマンガチックな闇医者っぽい天才勤務医を演じている日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)。GW最終日に放送された第3話の視聴率は12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、好調をキープしつつもじりじりと下げ続けています。

 元フジテレビアナウンサーの加藤綾子が扮する「治験コーディネーター」なる職業の人が、「実際の職業とあまりにもかけ離れている」などとして日本臨床薬理学会から抗議が届いたり、いろいろ騒がしいようですが、今回も振り返ってみましょう。

前回のレビューはこちらから

 

■完全に「ニノのためのドラマ」になりました。

 前回までのレビューでも申し上げております通り、このドラマ版『ブラックペアン』は原作を大きく逸脱しています。ニノ演じる天才外科医・渡海征司郎と医局で双璧をなすはずだった高階講師(小泉孝太郎)は権力にかしずくだけのビビり野郎と化し、その高階による「スナイプ手術」も原作では成功続きで医局を席巻していたはずが、2例やって2例失敗というポンコツぶり。さらに、渡海当人も手術の見返りに平気で同僚から金をむしり取るなど、キャラが原作より露悪化されておりますし、たった2話で原作の半分まで消化してしまった展開にも拙速さを感じていました。

 それもこれも、ジャニーズタレントであるニノを目立たせて、見せ場をたくさん与えるための施策です。いささか強引ともいえる原作改変によって、群像劇の中の1人でしかなかった渡海という医師を主人公に仕立て上げることにしたわけです。

 こうした“ジャニーズ上げ”のための脚本は、これも前回のレビューで指摘しましたが、前クールのキムタク主演『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)でも見られました。主人公であるキムタクを引き立たせるために周囲の人間を必要以上のバカとして描いた結果、物語そのものが破綻してしまった。見るに堪えないドラマがお茶の間に放送されてしまった。

 しかし、そうした“ジャニーズ上げ”が全部ダメだと言いたいわけではありません。『BG』がダメだったのは、“ジャニーズ上げ”をやろうとして失敗したことにより、キムタクすら魅力的でなくなってしまったからです。

 ひるがえって。

 終始“ニノ上げ”の『ブラックペアン』ですが、第3話にして、これは成功しているぞ、と感じました。ニノが、ちゃんと上がってるのです。

 

■“ニノ=闇医者”のギャップが、かわゆい。

 何しろ、クールに振る舞い、ひどい言動を繰り返すニノが、かわいいのです。頭を「よしよし」してあげたくなるのです。手術を成功させた渡海に「えらいぞー!」とか言ってアメとか買ってあげて、「うるせーよ」とか「いらねーよ」とか言われたい。そんで、部屋でこっそりアメちゃん舐めてるニノを物陰から眺めたい。そんな感じ。

 第3話は、ほぼ手術のシーンで占められていました。2人の手術を同時に行うことになった渡海、どうやってもそんなの、成功しそうにありません。

 医療ドラマにおける手術を、この『ブラックペアン』は時代劇の殺陣や、スポーツドラマの試合のように扱います。特に今回は、実に正しく「バトルもの」のドラマになっていたのです。

 渡海は、誰もが勝てないと感じる敵(この場合は病巣)に対し、知恵を尽くした機転と卓越した手技で立ち向かいます。みんな諦めちゃって、どうしようもないと途方にくれているのに、渡海だけが「やれる」と信じて、それをやり遂げる。勝ってみせる。

 このバトルシーンを盛り上げたのが、『ブラックペアン』の実に周到なバトル設定の明示です。

■なぜバトルとして成立したか

 どう考えても一般視聴者に馴染みのない「心臓僧帽弁手術」というバトルフィールドと、そもそも架空の医療機器である「スナイプ」というバトルウェポンについて、私たちはいつの間にか、「何ができて、何ができないか」「何がどうなるとピンチで、どうすれば解決できそうか」という予備知識を与えられています。手際よく、それらのバトル条件が説明されているため、バトル中に起こる出来事が「ピンチか、チャンスか」瞬時に理解できる。緊張感が削がれない。

 そして、一旦提示された条件の中で「これは解決できないだろう」と思わせておいて、ヒーロー渡海がメスを振るうことで大逆転を起こすわけです。

 さらに今回は、渡海はビビり高階にも見せ場を与えました。見栄っ張りで出世欲にまみれた高階でも「スナイプ」だけは使える。自ら目の前の患者を執刀しながら、隣のオペ室の手術の一部を高階に任せることで、ダメダメだった高階の価値を上げることにも成功しているんです。『キャプテン翼』でいえば、翼くんが石崎くんにパスを出してゴールを決めさせているわけです。

 この場面の段取りも、実によくできていました。石崎くん(高階)は、高速ドリブルで相手をゴボウ抜きにしたり、低い弾道のアーリークロスにバイシクルボレーを合わせてゴールに叩きこむことなんて天才的なことできません。でも、然るべきタイミングで足元に転がしてやれば、ゴールに流し込むことはできる。渡海は高階の「できること」と「できないこと」を見極めた上で、高階の今できるベストを引き出し、結果を出しました。これぞヒーロー、これぞキャプテン。

 このようなバトルシーンには、人物の背景や思想は必要ありません。そのバトルを描写するのに必要なだけの「力」や「技」といった実存的な前提条件と、ピンチを覆す逆転の方法だけ練っておけば成立するのです。逆にいえば、人物の背景や心情を徹底的に排除し、本来の力量と、各々が達成できる限界はどこまでなのかという厳密なラインだけ引いてあげることで、よりシーンの純度が上がる。純度が上がると、彼らがなぜ戦うか(なぜ執刀するか)という心の中の根っこの部分が浮き彫りになるんです。

 今回の渡海によるバトルは、掛け値なしで面白かったです。夢中で見ちゃった。先ほどは『キャプテン翼』を例に出しましたが、どちらかといえば『少林サッカー』(2001)に近い感触だったと思います。いやー、面白かった。参った。

 

■でも“イベント回”みたいなものだよね、今回は。

 それが医療現場の実際のところとどう違うとか、ただ日曜の夜に「あー明日から仕事だわー4連休明けとかつらいわー」とか言いながらビール片手にテレビを見ている視聴者には関係ありません。見終わった瞬間に細かいことは忘れるし、なんとなくバトルの爽快感だけ憶えておいて、気が向いたら来週も見るという、それだけのことです。テレビドラマって、本来そういうものだと思う。そういう意味で、よい回だったと思うんです。

 とはいえ、今回は特殊な回だったとも思います。ほぼ全編バトルだけで1時間というのは、お話の後半には持ってこられないはず。原作の改変について、今回はバトルにおける人物配置という要素でうまく作用しましたが、先行きどうなるかはもう少し話数を重ねてからじゃないと判断できないなーと思います。

 純度の高いバトルとしての手術シーンと、ニノ演じる渡海の可愛げ。この2つは間違いなく『ブラックペアン』の長所であると思うので、ドラマ方面のほぼオリジナルである「権力闘争のアレ」とか、原作のキモである「誰かのX線写真のペアンのアレ」についても、なんとかうまくやってほしいと思うところです。はい。
(文=どらまっ子AKIちゃん)

身も心も“真っ白”な中川大志に漂うキナ臭さ ピュアすぎる平野紫耀が早くも目覚めた『花のち晴れ』、次回はF4のアノ人も登場!?

 杉咲花ちゃんが自慢のロングヘアをバッサリカットして、気合を入れて主演に臨んでいる火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系/以下、花晴れ)。

 24日放送の第2話の視聴率は、7.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と初回から0.5%アップ! 第1話では、前作『花より男子』(同/以下、花男)から、嵐・松本潤演じる道明寺司の登場もあり、大きな話題を呼びましたが、今話でも『花男』ネタがふんだんに炸裂!

 もちろん、平野紫耀くんお目当てのジャニオタのみなさんが悶絶必至の“胸キュンシーン”もあった第2話を、今回もあらすじから振り返ってみたいと思います。

*前回までのレビューはこちらから

 

■アノ名セリフが復活!

 

 かつて英徳学園を牛耳っていた道明寺率いる「F4」に代わって、学園の品格と秩序を守る「C5」のカリスマリーダー・神楽木晴(「King & Prince」平野紫耀)が、実は“ヘタレ”男子であることを知ってしまった主人公・江戸川音(杉咲花)。元令嬢で現在は“隠れ庶民”である彼女は、自分を英徳に居させるのであれば、晴の秘密を守ると彼を脅しました(※脅すと言っても物騒なものではありません)。

 前話のラストで、音はバイト先の同僚・前野(戸塚純貴)に襲われたところを晴に助けられました。晴が自分と同じ庶民であるバイト先の紺野さん(木南晴夏)を侮辱したことは許せませんが、礼儀正しい音は、「ありがとう助けてくれて」と頭を下げ、晴にお礼を言います。この一件以来、晴はどうも胸が苦しくて仕方がありません。その原因に、視聴者の誰もが気がついたかと思いますが、当の本人はまだ気づいていないようです。

 晴は、自分を脅した音を“懲らしめる”ために、自分に惚れさせてからバッサリと捨ててやるんだとか。その作戦のために、前野から助けてあげたお礼をさせてやると、一緒にパンケーキを食べに行くことを提案。「土曜、恵比寿ガーデン広場、1時」と、約束を取り付けます。『花男』ファンならばお気づきかと思いますが、これ、かつて道明寺がつくし(井上真央)に言った誘い文句です。原作にはない台詞だけに、制作スタッフの愛を感じますね。

 約束の日、なぜかゴリゴリのカウボーイスタイルでキメてきた晴(ラッキーアイテムが西部劇だったからだそうです)。お目当てのパンケーキは、お店まるごと買い取って貸切という気合の入れようですが、音が美味しそうにパンケーキを頬張る一方で、誘った張本人は一口も口にせず……。本当は“ヘタレ男子”であることを気にしていると考えた音は、秘密は守るから英徳にいさせて欲しいと晴にお願いをしますが、これを聞いて、音が英徳にいるのはF4が目当てだと勘違いをした晴は、聖地巡礼といわんばかりに、道明寺家へと連れていくのでした。

 

■『花男』でおなじみのアノ人たち

 

「一人でよく来るっていうのは、アイドルの出待ちみたいなこと?」と、現役ジャニーズアイドルの平野くんにやんわり爆弾を落とす花ちゃん。思わぬメタ発言に笑ってしまいました。「ちげえよ」と平野くん、いや晴が否定してくれて安心です。

 さて、そこで出会ったのが『花男』でもおなじみの、道明寺家に仕えるメイド頭・タマさん(佐々木すみ江)。2人をお茶に誘ってくれます。自室に道明寺の3Dホログラム映像を備え付けるほどの強火道明寺担である晴は、家のあちこちで記念写真を撮って「体の細胞全部でこの空間を味わってんだよ」と、テンション最高潮。その勢いで、

「この尊い場所に恥ねえ英徳のリーダーになる!」
「道明寺さんがいた頃みたいに、みんなが学園を誇りに思える学園に戻してみせる!」

 と、音に誓うのです。

 そんな晴のまっすぐな姿を見た音。英徳に思い入れのない彼女は「私はここにふさわしくない」と、自分の婚約の条件が英徳を卒業すること、そして卒業したら婚約者である馳天馬(中川大志)と結婚をすることを打ち明けます。思わぬ音の告白に言葉をなくす晴の口からやっとのことで出てきたのは、「お前、ダッセェな。婚約者の馳にすがって貧乏から脱出かよ」「ひっでえ人生だな」という皮肉。

「言われなくてもわかってる。ほんと、しょーもないって。そのしょーもない人生に、あなたは1ミリも関係ないでしょ」と、音は立ち去ってしまいます。

“ヘタレ”男・晴は、その後、その場に倒れ、これまた『花男』でおなじみの、道明寺の母の秘書・西田さん(デビット伊東)に家まで送り届けてもらいました。それからというもの、食事も喉を通らず、夜も眠れず重病。晴に呼び出され神楽木家へやってきたC5メンバーの海斗(濱田龍臣)、そして執事の小林(志賀廣太郎)に諭されるも、音への気持ちを否定し、学校的にも恋愛的にもライバルである桃乃園学園の生徒会長・天馬へと対抗心を燃やすのでした。

■中川大志は白? 黒?

 

 母親同士が仲が良く、幼い頃から家族ぐるみの付き合いをしてきた音と天馬。天馬の母親・美代子(堀内敬子)が病気で亡くなり、新たな母・利恵(高岡早紀)が来てからも2人の関係は続いています。

 制服も真っ白、音との月1デートの日も前身ホワイトコーデ。レストランに行けば、慣れない靴で疲れた音を気遣い、「お行儀悪いけど気持ちいいよ。音も試してみたら?」と自ら靴を脱いでみたり、レストランのVIPルームを、赤ちゃんを連れた家族に譲ったり。紳士すぎるほど紳士な天馬。立ち位置としては、『花男』におけるつくしの初恋相手・花沢類的ポジションです。

 そんな天馬役の中川くん、ドラマの事前告知番組で母親役の高岡さんについて「学園ものなんですけど、そっちもあるのかなって……」「好きになってますね」と発言していただけに、ちょいちょいママを見る目が怪しく感じるのは気のせいでしょうか……?

 それはさておき、敵情視察にやってきたC5をもてなし、晴の失礼な態度に怒ることもなく、握手まで交わそうとする天馬くんの器の大きさたるや……。英徳が伝統を重んじる学校なら、桃乃園は最新設備が整った超ハイテク高校で、天馬は生徒からの信頼も厚いし、そりぁ、ヘタレな晴が猛ダメージを受けてしまうのも無理ありません。

 傷心の晴は、なぜか音のバイト先へ(本人も無自覚です)。「俺じゃダメか……?」と、まるでチワワの子犬のように弱々しく音へ投げかますが、何のことだかさっぱりわからない音。晴の気持ちを察しているバイトの先輩・紺野さんのアシストもあって、空腹かつ家に帰りたくないという晴を連れて、紺野さんの家へ向かいます。

 

■ピュアな2人の関係性に変化……?

 

 紺野さんのリクエストで、冷蔵庫にあるもので手料理を振る舞うことになった音。誰かが料理をするところを見るのは初めてという晴は、いちいち大げさなリアクションをとりながら音のそばを離れません。でき上がったタコさんウィンナーには「すげえな!? 魔法かよ!?」と目を輝かせてまるで子どもみたい。「うまい! うますぎる!!」とおかわりをしようとして、足がしびれたり、学園で見せる姿とは違った気取らない無邪気の晴の姿に、音は少しずつ晴の印象を変えていきます。

 帰り道、音は晴に、自分のために天馬に無理をさせてしまっていることや、「昔は天馬くんの前でも普通に笑えた」と、ポツリポツリと話しはじめます。

「俺なら、そんな思いはさせない。俺なら悩ませねえ。気を遣わせたりしねえ」
「俺だってそいつに負けねえくらい完璧な男になってやる」

 そんな晴に、音は優しく言います。

「いいんじゃない? 完璧なんてならなくて。完璧になろうと必死に頑張ってる。そんな神楽木には神楽木なりの良さがあるはずだよ」

 こんなこと言われて、晴がときめかないわけがありません。「俺、お前のことは庶民狩りしねえから」「だから……関わるなとか言うな。1ミリも関係ねえなんて言うな」と、音に約束し、翌朝には海斗に「江戸川のことが好きだ。婚約者だろうが関係ねえ。絶対振り向かせてやる!」と堂々宣言するのでした。

 しかし、音が登校すると、ケータイに一通のメールが届きます。それは、音が隠れ庶民であることを告発する内容。困惑する音に生徒から向けられる冷たい視線、そして校舎から「絶対に許さない……」と音を見下ろすC5の紅一点・愛莉(今田美桜)の姿が――。と、何やら不穏な気配を残して今週はここまで。

 

■今田美桜のドSぶりに期待

 

 晴にゾッコンな愛莉は、英徳に入ったのもC5に入ったのも、彼を追いかけるためだそうです。クリクリしたおめめをかっ開きながら、瞬きせずに「晴を苦しめる女を見つけてつるし上げないと気が済まない」と海斗に迫る姿はなかなかの迫力でした。おまけに、中庭の石像に石を投げつけ「あースッキリした」って無邪気でかわいい笑顔を浮かべる彼女、すごく怖いし、敵に回したくないタイプです。

 次回からは、愛莉ちゃんがブラック全開で音に牙をむきそうなニオイがプンプンです。さらには、F4メンバーのあの人も登場するとか! 今田美桜ちゃんの怪演ぶりにも注目しながら、今夜放送の第3話を楽しみたいと思います。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

嵐・二宮和也『ブラックペアン』第2話にして「映像化失敗」の匂いがプンプンしてきた……?

 嵐・二宮和也が無慈悲な天才外科医を演じる日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)も第2話。祝日なので視聴率はまだ出てませんが、それなりに取るでしょう。今回もテンション高めで、“オペ室の小悪魔”こと渡海征司郎(二宮)も大活躍でした。

 そんなわけで、振り返ってまいりましょう

前回のレビューはこちらから

■やっぱりジャニタレだと、そうなっちゃうのかな

 話の大筋としては、前回とほとんど同じという感触です。東京の一流大学から送り込まれた高階講師(小泉孝太郎)の超カッコいい心臓人工弁マシーン「スナイプ」による手術が失敗し、高階はそれをリカバリーできず、渡海が天才的な手技で救ってみせる。で、最後に渡海が意味ありげに、ペアンが体内に残されたままのX線写真を眺めて、はい終了。劇伴をジャカジャカ鳴らして、アップショット多めで、竹内涼真がだいたい泣いてる。そんな感じで、まあ面白いっちゃ面白いんですが、ところどころ「ジャニーズドラマ」のよくないところが出てたなーという印象でした。

 ニノ演じる渡海のイメージが“ダークヒーロー”という肩書きに引っ張られすぎているように感じるんです。お話の中で対立構造を生むより、渡海が「圧倒的である」という主張に重きが置かれるあまり、ほかのキャラクターが割を食ってしまっている。

 特に変な感じになっちゃってるのが高階です。今回、いろいろあって辞めたくなっちゃった新人研修医の世良くん(竹内)に「俺は手術で5人殺した」「命に関わった者は命から逃げてはいけない」とかなんとか説教をするんですが、いやいや、あなた初回で出血にビビってペアンも握れないという失態を見せていたじゃないかと。

「5人殺した」のくだりは原作通りなんですが、ドラマでは初回から「渡海>高階」を強調するために高階を落としすぎたせいで、この人のやることなすこと全部、説得力がなくなっちゃってる。どれだけ「日本の医療の未来を」とか見栄を切っても、あのシーンを見せられた後では、そのご高説も空虚に響くばかりです。

 このお話の根底には「誰にもできない手術手技を極める」という渡海・佐伯教授(内野聖陽)側と、「誰でもできる手術法を広める」という高階側との対立があったはずなんですが、スナイプ手術は全然成功しないし、高階自身は「出血した患者に冷静に向き合う」という執刀医の基礎中の基礎(ですよね?)という心構えもないので、対立が成り立ってない。結果、渡海の考え方が「正しい」と見え、高階が「ほら吹き」になってる。「渡海の腕(失敗での死者ゼロ)」と「スナイプ(原作のスナイプAZ1988はリークゼロ)」の両方が完璧な手術法として「ゼロ同士」だからこそ成立するはずの、本来あるべき「正しい」と「正しい」の対立が描けてない。ニノを不必要に立てようとするから、こういうことになる。

 これ、前クールのキムタク『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系=最終話レビュー)のときもさんざん書いたんですが、シナリオの段階で、ジャニタレの主役を立てるために周囲を落とすという、手抜き丸出しの作劇が(それでも『BG』よりは圧倒的にマシだけど)ここでも行われているのです。

■「映像化失敗」と結論付けたくなるくらい……

 しかも、渡海は手術で人を助ける以外は、もう理解できない言動ばかり。世良くんは泣いてばかり。高階はあたふたするばかり。

 福澤組は、悪いヤツはより悪く、情けないヤツはより情けなく描くことでエモーションを生んでいると思うんですが、このやり方って、『下町ロケット』の阿部ちゃんとか『陸王』の役所広司みたいな、わかりやすく“正しい情熱家”がいないと視聴者置いてけぼりになっちゃうな、と感じたんです。

 そもそも『下町ロケット』や『陸王』は夢と矜持のお話なんですが、『ブラックペアン』は恩讐と誤解をベースにしたミステリーなので、いつものメソッドが通用してない、フィットしてない感じが、すごくします。要するに、映像化に失敗しているように感じる。ここまで、スカッとカッコいいヤツがひとりもいないんだもん。ダークヒーローって、ブライトなヒーローがいて初めて、そのダークっぷりが引き立つもののはずなんです。光なきところに影は生まれないのです。

■キャストはいいですよねー。カトパンの棒読みもハマってる

 キャストは、すごくいい仕事をしてると思います。ニノについては前回「SD渡海」とか「渡海ねんどろいど」とか、いかにも「ちびキャラ化してる」みたいな、ちょっとバカにした書き方をしてしまったけど、ホントに他意なく、この可愛げは作品を救ってると思う。

 竹内涼真は初っ端から泣かせすぎなのがもったいないなーと感じます。この人、『過保護のカホコ』(日本テレビ系)のときに見せたように、場面の切り札になるくらい自然に器用に泣ける俳優さんなので、もうちょいタメといてほしかったなぁと思うんです。ちなみに今回の「関川スナイプ手術でミス」のくだりは原作にもあるんですが、「助けに行かない」と言い張る高階に対して、ドラマのように泣き落とすのではなく、原作ではテーブルを蹴り上げてる。これも「情けないヤツはより情けなく」のパターンによる改変だと思いますが、蹴り上げてほしかった、長机。

 ナースのネコちゃん(趣里)なんて、みんな大好きになるに決まってるし、垣谷(内村遥)、関川(今野浩喜)といった新・福澤組の面々も、いい役を与えられて生き生きしてる感じがして、気持ちがいいです。カトパンの棒読みでわざとらしいセリフ回しも、なんだか「決して本音を言わない計算高い女」的なキャラが出てて、今作にはハマってると思う。いい具合に年輪を重ねた顔面もリアリティがある。

 そんなわけで、やっぱしシナリオ方面でもっとがんばってほしいと思います。まだ2話なのに、かなりすっ飛ばしてきてますし、今後オリジナル要素が増えていくと予想されますが、なんとかお願いします。お願いしますよ! 
(文=どらまっ子AKIちゃん)

嵐・二宮和也『ブラックペアン』の物足りなさは“ミスター日曜劇場”香川照之の不在が原因?

「面白いけど物足りない」……そんな感想を持った人も多かったのではないだろうか?

 4月22日に放送された嵐の二宮和也主演ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の初回平均視聴率が、13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったと発表された。

 多くのメディアが「好発進」「好スタート」と報じていたが、『半沢直樹』『下町ロケット』『99.9 -刑事専門弁護士-』『陸王』など、平均視聴率15%超えの大ヒットドラマも多い日曜劇場と比較すると、やや肩透かしの船出と言えそうだ。

「全体的にモヤっとした感があった」と言うテレビ誌ライターが続ける。

「金に汚い天才的な技術を持つ外科医が、医療界の理不尽な常識と闘いながら、難手術を成功させる……『ブラックジャック』や『白い巨塔』、テレビ朝日系の『ドクターX~外科医・大門未知子~』など、これまでの医療モノのいいとこ取りの印象でしたね。とりわけ第1話は、有名教授の腰ぎんちゃくが手術に失敗して慌てふためくところに登場して、難手術を成功させるのは『ドクターX』とまったく一緒。要は二宮が男版・大門未知子というわけですが、大門と違って難しいところだけやってあとは丸投げですから、爽快感は薄い」

 さらに気になったのが、出演者の既視感だ。

「竹内涼真、小泉孝太郎なんてまんま『下町ロケット』に出演していましたね。竹内のさわやかキャラは『陸王』の“茂木”とまったく同じだし、『ブラックペアン』のメイン視聴者はこれらのドラマも観ているはずですから、感情移入も3割減でしょう」(同)

 そして、最大の物足りなさが、やはり“あの人”の不在だろう。

「“ミスター日曜劇場”の香川照之が登場していないのも、視聴率が伸び悩んだ理由かもしれません。『半沢直樹』『99.9』『小さな巨人』で見せた顔芸は、もはや中毒症状が出るレベル。ドラマに重厚な空気が足りないのも、視聴者が“香川慣れ”してしまったせいかもしれません」(同)

『小さな巨人』の初回視聴率は『ブラックペアン』と同じ13.7%。そこから最終回は自己最高の16.4%まで持ち上げているが、上積み材料に乏しい中、巻き返しができるか注目だ。

嵐・二宮和也『ブラックペアン』の物足りなさは“ミスター日曜劇場”香川照之の不在が原因?

「面白いけど物足りない」……そんな感想を持った人も多かったのではないだろうか?

 4月22日に放送された嵐の二宮和也主演ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の初回平均視聴率が、13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったと発表された。

 多くのメディアが「好発進」「好スタート」と報じていたが、『半沢直樹』『下町ロケット』『99.9 -刑事専門弁護士-』『陸王』など、平均視聴率15%超えの大ヒットドラマも多い日曜劇場と比較すると、やや肩透かしの船出と言えそうだ。

「全体的にモヤっとした感があった」と言うテレビ誌ライターが続ける。

「金に汚い天才的な技術を持つ外科医が、医療界の理不尽な常識と闘いながら、難手術を成功させる……『ブラックジャック』や『白い巨塔』、テレビ朝日系の『ドクターX~外科医・大門未知子~』など、これまでの医療モノのいいとこ取りの印象でしたね。とりわけ第1話は、有名教授の腰ぎんちゃくが手術に失敗して慌てふためくところに登場して、難手術を成功させるのは『ドクターX』とまったく一緒。要は二宮が男版・大門未知子というわけですが、大門と違って難しいところだけやってあとは丸投げですから、爽快感は薄い」

 さらに気になったのが、出演者の既視感だ。

「竹内涼真、小泉孝太郎なんてまんま『下町ロケット』に出演していましたね。竹内のさわやかキャラは『陸王』の“茂木”とまったく同じだし、『ブラックペアン』のメイン視聴者はこれらのドラマも観ているはずですから、感情移入も3割減でしょう」(同)

 そして、最大の物足りなさが、やはり“あの人”の不在だろう。

「“ミスター日曜劇場”の香川照之が登場していないのも、視聴率が伸び悩んだ理由かもしれません。『半沢直樹』『99.9』『小さな巨人』で見せた顔芸は、もはや中毒症状が出るレベル。ドラマに重厚な空気が足りないのも、視聴者が“香川慣れ”してしまったせいかもしれません」(同)

『小さな巨人』の初回視聴率は『ブラックペアン』と同じ13.7%。そこから最終回は自己最高の16.4%まで持ち上げているが、上積み材料に乏しい中、巻き返しができるか注目だ。

安東弘樹アナ、TBS独立でも局内から応援の声! そのワケは“嫌われ者”高野貴裕アナへの叱責……

 3月末でTBSを退社した安東弘樹アナウンサーには、局内からいまだ応援の声が多いという。50歳にしての独立に今後を不安視する見方も少なくないが、局を出ていったアナに激励の声があるのは、「後輩の高野貴裕アナが原因」と、TBSの番組制作スタッフが明かす。

「先日の討論番組で、安東アナは高野アナと“対決”したんですが、この高野アナは、局内でも本当に嫌われ者なんです。自画自賛のナルシストで、後輩やスタッフにも態度が悪い。VTR収録でスタッフがやり直してほしいというときでも、高野アナは『完璧だ、どこも悪くなかった』と言い張ったり、勝手に不必要なアドリブを入れるし、仕事がやりにくい人です。だから、安東アナが叱ってくれたのはスッキリでしたよ」

 問題の対決は、4月6日放送の『今夜解禁!ザ・因縁』で、高野アナが「大先輩X」として紹介された安東アナと激論したもの。早朝のニュース番組『はやドキ!』の司会で知られる高野アナは“狂犬”と呼ばれるほどの毒舌な一面があり、過去番組では、不倫騒動を謝罪した俳優の袴田吉彦を「演技をしているようにしか見えない」「本当に反省しているのかな?」とバッサリ。

 これには、フジテレビの情報番組『バイキング』で、司会の坂上忍が、他局の番組にもかかわらず「あの言い方が気に入らない。本当に腹立つ」と激高したほどだった。また、妻の浮気を公言したタレントのアレクサンダーを「安っちいプライドでしか生きてない」と一刀両断したこともある。

「それは番組を盛り上げた高野アナがイイ仕事をしたって言えるんですけど、彼は番組外でもそのまんまなんです」と前出スタッフ。

 その高野アナを番組内で説教したのが、12歳年上の先輩アナ・安東だ。『アッコにおまかせ!』などで人気の正統派アナで、新人の教育係を務めていたこともある人物。

「アナウンサーは円滑に物事を進める役目。思ったことを言うのは違う。アナウンサーの領分を超えているのは、ここで言っておかないと絶対に痛い目に遭います!」と叱った安東アナ。さらに高野アナが日ごろ、勝手に反省会を開いて自画自賛の自分のVTRを見せるなどして後輩たちを困らせていることも暴露され、さらには自分のミスは棚に上げ、人の失敗には厳しいという後輩アナの証言も明かされていた。

「そこで流された“ミスの証拠場面”のVTRは『はやドキ!』から提供されたものですが、スタッフが喜んで提供したんです。嫌われてる証拠ですよ」(前出スタッフ)

 番組を見た限り、バラエティ番組を盛り上げるために生意気さを誇張して演じているようにも見えた高野アナだったが、スタッフの現場評は「番組外でも、あのまんま。キャラ作りではなく、本当にそういう人」なのだという。独立した安東アナには、「先輩、仕事あるんですか?」といらぬ心配をしていた高野アナだが、「TBS時代に付き合いのあった制作会社を通じて、続々とオファーがある」とスタッフ。

「それこそ、高野が辞めたら仕事ゼロになるのでは」という話ばかりが聞かれたのだった。

(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

安東弘樹アナ、TBS独立でも局内から応援の声! そのワケは“嫌われ者”高野貴裕アナへの叱責……

 3月末でTBSを退社した安東弘樹アナウンサーには、局内からいまだ応援の声が多いという。50歳にしての独立に今後を不安視する見方も少なくないが、局を出ていったアナに激励の声があるのは、「後輩の高野貴裕アナが原因」と、TBSの番組制作スタッフが明かす。

「先日の討論番組で、安東アナは高野アナと“対決”したんですが、この高野アナは、局内でも本当に嫌われ者なんです。自画自賛のナルシストで、後輩やスタッフにも態度が悪い。VTR収録でスタッフがやり直してほしいというときでも、高野アナは『完璧だ、どこも悪くなかった』と言い張ったり、勝手に不必要なアドリブを入れるし、仕事がやりにくい人です。だから、安東アナが叱ってくれたのはスッキリでしたよ」

 問題の対決は、4月6日放送の『今夜解禁!ザ・因縁』で、高野アナが「大先輩X」として紹介された安東アナと激論したもの。早朝のニュース番組『はやドキ!』の司会で知られる高野アナは“狂犬”と呼ばれるほどの毒舌な一面があり、過去番組では、不倫騒動を謝罪した俳優の袴田吉彦を「演技をしているようにしか見えない」「本当に反省しているのかな?」とバッサリ。

 これには、フジテレビの情報番組『バイキング』で、司会の坂上忍が、他局の番組にもかかわらず「あの言い方が気に入らない。本当に腹立つ」と激高したほどだった。また、妻の浮気を公言したタレントのアレクサンダーを「安っちいプライドでしか生きてない」と一刀両断したこともある。

「それは番組を盛り上げた高野アナがイイ仕事をしたって言えるんですけど、彼は番組外でもそのまんまなんです」と前出スタッフ。

 その高野アナを番組内で説教したのが、12歳年上の先輩アナ・安東だ。『アッコにおまかせ!』などで人気の正統派アナで、新人の教育係を務めていたこともある人物。

「アナウンサーは円滑に物事を進める役目。思ったことを言うのは違う。アナウンサーの領分を超えているのは、ここで言っておかないと絶対に痛い目に遭います!」と叱った安東アナ。さらに高野アナが日ごろ、勝手に反省会を開いて自画自賛の自分のVTRを見せるなどして後輩たちを困らせていることも暴露され、さらには自分のミスは棚に上げ、人の失敗には厳しいという後輩アナの証言も明かされていた。

「そこで流された“ミスの証拠場面”のVTRは『はやドキ!』から提供されたものですが、スタッフが喜んで提供したんです。嫌われてる証拠ですよ」(前出スタッフ)

 番組を見た限り、バラエティ番組を盛り上げるために生意気さを誇張して演じているようにも見えた高野アナだったが、スタッフの現場評は「番組外でも、あのまんま。キャラ作りではなく、本当にそういう人」なのだという。独立した安東アナには、「先輩、仕事あるんですか?」といらぬ心配をしていた高野アナだが、「TBS時代に付き合いのあった制作会社を通じて、続々とオファーがある」とスタッフ。

「それこそ、高野が辞めたら仕事ゼロになるのでは」という話ばかりが聞かれたのだった。

(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)