TBS・宇垣美里アナ“退社の意向”で闇キャラが加速!? 脊山麻理子同様「セクシー路線」の可能性は?

 TBSの宇垣美里アナが、退社の意向を示しているという。来年3月いっぱいで同局を退社、芸能事務所に所属して、アナウンサーの枠にとらわれない幅広い活動を目指すとみられる。

「最近の宇垣アナは同局の『サンデー・ジャポン』で見せる“闇キャラ”で人気を集めており、ORICON NEWSの“好きな女子アナランキング”の9位にランクインするなど、プチブレーク中です。にもかかわらず、担当番組が『ひるおび!』の火曜レギュラーと『サンデー・ジャポン』のVTR出演、ラジオのみと、出番に恵まれていません。そんなTBSの自身に対する処遇に、不満を抱いているのでしょう。また、自分の売り時は“今しかない”という計算もあるのだと思います」(民放関係者)

 もっとも、宇垣アナがTBS局内で半ば干され気味なのには理由がある。今年3月に、入社した2014年4月から出演していた『あさチャン!』を降板する際に演じた立ち回りが、局上層部の不興を買ったのだ。

「降板を告げた番組プロデューサーに対して、“なんで自分が降りなきゃいけないのか”とブチ切れて、泣きわめきながら飲みかけのコーヒーカップを壁に投げつけたそうです。この1件で、トラブルメーカーと目されるようになりました。また、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧との熱愛報道も、不遇を誘う原因の1つでしょうね」(同)

 そんな宇垣アナの独立後だが、彼女といえば推定Gカップとも言われる巨乳。元日本テレビアナウンサーの脊山麻理子の例もあるだけに、女子アナファンならずとも水着グラビアに期待したくなるのだが……。

「残念ながら、それはないでしょう。宇垣は一見チャラいですが、バカではないですからね。脊山のように脱いでしまうと、最初は元局アナということで注目を集めるかもしれませんが、回を追うごとに露出度が高まり、最終的にジリ貧に陥ってしまうのは目に見えています。彼女としてはそれよりも、現在出演している『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)で披露しているアニメや映画、文学などオタク系の趣味を生かした活動でしょう。また、キャラが立っている上、コメント力も高いので、バラエティなどでのニーズも多いと思います。ただ、同じTBS出身の田中みな実とキャラがかぶっているのが、気になるところですが」(同)

 いずれにせよ、従来の元局アナにはない個性を持ったフリーアナが誕生しそうだ。

TBS・宇垣美里アナ“退社の意向”で闇キャラが加速!? 脊山麻理子同様「セクシー路線」の可能性は?

 TBSの宇垣美里アナが、退社の意向を示しているという。来年3月いっぱいで同局を退社、芸能事務所に所属して、アナウンサーの枠にとらわれない幅広い活動を目指すとみられる。

「最近の宇垣アナは同局の『サンデー・ジャポン』で見せる“闇キャラ”で人気を集めており、ORICON NEWSの“好きな女子アナランキング”の9位にランクインするなど、プチブレーク中です。にもかかわらず、担当番組が『ひるおび!』の火曜レギュラーと『サンデー・ジャポン』のVTR出演、ラジオのみと、出番に恵まれていません。そんなTBSの自身に対する処遇に、不満を抱いているのでしょう。また、自分の売り時は“今しかない”という計算もあるのだと思います」(民放関係者)

 もっとも、宇垣アナがTBS局内で半ば干され気味なのには理由がある。今年3月に、入社した2014年4月から出演していた『あさチャン!』を降板する際に演じた立ち回りが、局上層部の不興を買ったのだ。

「降板を告げた番組プロデューサーに対して、“なんで自分が降りなきゃいけないのか”とブチ切れて、泣きわめきながら飲みかけのコーヒーカップを壁に投げつけたそうです。この1件で、トラブルメーカーと目されるようになりました。また、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧との熱愛報道も、不遇を誘う原因の1つでしょうね」(同)

 そんな宇垣アナの独立後だが、彼女といえば推定Gカップとも言われる巨乳。元日本テレビアナウンサーの脊山麻理子の例もあるだけに、女子アナファンならずとも水着グラビアに期待したくなるのだが……。

「残念ながら、それはないでしょう。宇垣は一見チャラいですが、バカではないですからね。脊山のように脱いでしまうと、最初は元局アナということで注目を集めるかもしれませんが、回を追うごとに露出度が高まり、最終的にジリ貧に陥ってしまうのは目に見えています。彼女としてはそれよりも、現在出演している『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)で披露しているアニメや映画、文学などオタク系の趣味を生かした活動でしょう。また、キャラが立っている上、コメント力も高いので、バラエティなどでのニーズも多いと思います。ただ、同じTBS出身の田中みな実とキャラがかぶっているのが、気になるところですが」(同)

 いずれにせよ、従来の元局アナにはない個性を持ったフリーアナが誕生しそうだ。

『水曜日のダウンタウン』、クロちゃん“収監”で3度目の警察沙汰に「スタッフ学習しろ」の声

 12月26日の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)は、安田大サーカス・クロちゃん出演の恋愛企画「モンスターハウス」の最終回を放送。最後までゲスな行動でネット上の反感を買っていたクロちゃんだが、終盤の生放送パートで、クロちゃんの“公開収監”が発表されると、現地に視聴者が殺到する騒動に発展した。

「『モンスターハウス』は、恋愛リアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)のパロディ企画。クロちゃんはこれまで、参加者のタレント・莉音とモデル・蘭に“二股アプローチ”したり、女性陣を“盗撮”したりして、ネットユーザーから『最低すぎる』『もはや犯罪者』などと批判されていました」(芸能ライター)

 最終回では、クロちゃんが莉音に指輪を差し出して告白。しかし莉音から振られると、クロちゃんは「やっぱり俺が好きなのは蘭ちゃん」だとして、同じ指輪を使って蘭にアタック。この告白の結果は生放送され、結局クロちゃんは玉砕したのだった。

「ネット上には『指輪の使い回しは最悪』『あんなに莉音にすがりついてたのに、蘭にも言い訳するし、クロちゃんのこういうところが無理』といった非難の声が噴出。その後、クロちゃんは視聴者投票の結果“罰”を受けることとなり、都内の遊園地・としまえんに設置された檻の“モンスターハウス”に収監されました」(同)

 番組は、そのままオールナイト&入園無料でクロちゃんを一般公開するイベントをスタート。ところが、園やその近隣に視聴者が詰め寄せ、ネット上にも「としまえん、人があふれ返ってる」「近所なんだけど、としまえん周辺ヤバいな。近づかないでおこう」との報告が相次いだ。

「この事態を受け、番組Twitterは27日午前1時過ぎに『多数の来場者で混乱をきたしているため、夜間の無料開放は一旦中止とさせて頂きます』と発表。その後は謝罪ツイートも出し、番組の公式サイトにも『放送とツイッターで来場を呼びかけたため、予想を超える多くの方々が集まり混乱を招きました』『ご迷惑をおかけした近隣住民の皆様、関係者の皆様、イベントを楽しみにされていた皆様に深くお詫び申し上げます』と掲載されました。報道によると、夜中の騒ぎで110番通報が相次ぎ、警察が出動していたそうです」(同)

 番組は、今年5月にもコロコロ・チキチキペッパーズのナダルを連れ去る企画で通行人に通報されており、2016年にはクロちゃんをマンションの一室に閉じ込める企画で一般の住民に迷惑をかけ、やはり警察が駆けつけるなど、問題が多発している。

「ネットユーザーの間でも『この番組、前にも警察沙汰を起こしてたよね?』『今回の混乱も、事前に予想できたはず。スタッフは学習しろ』『今どきのバラエティにしては攻めてると思うけど、無関係の人に迷惑をかけるのは良くない』といった番組への苦言が飛び交っています。一方で、『軽い気持ちで見に行った人もいるだろうけど、バカ騒ぎしてた人たちは何なの?』『渋谷のハロウィンを思い出す』というように、今回は一般人側のモラルを問う書き込みもありました」(同)

「モンスターハウス」最終回は、その内容よりも、後の騒ぎの方が注目を浴びてしまったようだ。

壮大な会社コントとして終わった第2シリーズ!! ブラック企業と紙一重な『下町ロケット』最終話

 直木賞作家・池井戸潤のベストセラー小説を原作にした、阿部寛主演の熱血理系ドラマ『下町ロケット』(TBS系)。ロケット開発を夢見てきた中小企業の社長の決断が、日本の農業を、そして技術立国・日本の未来を明るいものへと変えていきます。さまざまな悪役が登場した第2シリーズは、どのような結末を迎えたのでしょうか。『下町ロケット ヤタガラス』最終話を振り返りたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

 佃社長(阿部寛)率いる「佃製作所」が開発した小型エンジンとトランスミッションを搭載した改良型農業ロボット「アルファ1」。敵対する重田社長(古舘伊知郎)が主導して完成させた「ダーウィン」とリターンマッチする機会が訪れました。農業ロボットの評判を耳にした首相の前で、再びデモンストレーション対決することになったのです。

 メインキャストに落語家の立川談春、バラエティータレントのイモトアヤコといった意外性のあるキャストを起用したことで話題となった『下町ロケット』ですが、最終話も「そう来たか!」と思わせるキャスティングでした。首相役は誰かと思いきや、SFドラマの金字塔である『ウルトラセブン』(TBS系)の主人公モロボシ・ダンを演じた森次晃嗣ではありませんか。地球を侵略宇宙人や凶暴な怪獣たちから守ってくれたスーパーヒーローが、日本国総理大臣に就任していたとは驚きです。恋仲だったアンヌ隊員(ひし美ゆり子)と無事に結ばれ、日本国籍を手に入れたのでしょう。

 多忙な首相は、「ダーウィン」のデモだけ見たら、さっさと帰るそうです。このことを知った「帝国重工」の重役・的場(神田正輝)は首相の前へ走り寄り「ぜひ、我が社のデモもご覧ください」と直訴します。的場をチラ見した首相は「的場さん? あんまり中小企業をいじめないでくださいよ」とチクリ。首相の皮肉の効いた返しに観客はドッと沸きます。かつてのスーパーヒーローも、長い政界暮らしの中で変身せずとも相手の弱点を突く巧みな攻撃方法を身に付けたようです。

 先行した「ダーウィン」のデモを見届けた首相が退席するのに合わせて、会場に集まっていた観客のほとんども帰ってしまいました。がらんとした会場で改良型「アルファ1」は粛々とデモを行います。前回よりも格段に性能アップしてデモを無事に終えた「アルファ1」ですが、「佃製作所」に再就職した天才エンジニア・島津(イモトアヤコ)だけは浮かない顔をしたままです。親知らずが痛いわけではなさそうです。

 

■最終回を締めたのは、やっぱりアイツだった!

 新潟県燕市にある殿村(立川談春)の実家の田んぼを借りて、実地テストを重ねた「アルファ1」の発売日がようやく決まります。ところが、ここでまた難問発生。3カ月発売日を早めた「ダーウィン」に合わせて、「アルファ1」も発売を早めたい、さらに的場が極秘に自社開発を進めていたものと性能テストを競ってほしいと「帝国重工」側から突き付けられたのです。そんなとき、島津が感じていた不安が現実のものとなりました。荒れた土地を耕す農業ロボットは予想以上に消耗が激しく、トランスミッションの耐久性をアップしなければ市販できないことが分かったのです。

 次々と襲い掛かるトラブルに対し、佃社長は動じることなくドンと構えてみせるのでした。それらのトラブルをクリアできないようでは、農業ロボットが農家の人たちの信頼を勝ち取ることはできないからです。「佃製作所」社員全員で、この難局を乗り切ることになりました。これまでずっとコミュ障っぽかった変人・軽部(徳重聡)ですが、島津がチームリーダーになってからは表情がずいぶん明るくなりました。島津のお陰で、立花(竹内涼真)とアキ(朝倉あき)の面倒を看なくて済み、気が楽になったのです。

 ギアの耐久性をアップすべし、という問題点がはっきりしました。それまでは定時で退社していた軽部に向かって年下の立花が喰ってかかり、そのたびに険悪な空気に包まれていた技術開発部ですが、この日は違いました。いつもは「定時なので帰りま~す」と去っていた軽部が、この日ばかりは「よ~し、残業だぁ!」と自分からキャラ崩壊を宣言したのです。軽部の意外なひと言に、技術開発部のみんなは大盛り上がり、そして視聴者はドテッ。いつもはクールだった軽部の放ったテンション高めな残業ギャグが、結局は第2シリーズ最終話のハイライトとなったのでした。

 的場への復讐に燃える「ギアゴースト」の伊丹社長(尾上菊之助)&重田社長の決着エピソードが年明けの「新春ドラマ特別編」に持ち越されたことで、『下町ロケット』第2シリーズは、ずっと残業を断り続けてきた軽部の心境の変化を描いた3カ月越しの壮大な会社コントとして幕を閉じたことになりました。ひとりの社員が残業を断れない状況に追い込まれるのは、現実ではアウトですが、コントだと思えば笑って済ませられます。

 軽部には生まれつき心臓の弱い娘がおり、病院への送り迎えのために軽部は残業ができないという理由が第10話で明かされました。きっと、娘の体調が最近は安定しているのでしょう。「残業だぁ!」と言った軽部の表情が明るかったことからも、それがうかがえます。もし、そうでなければ、軽部家の犠牲の上で改良型「アルファ1」、あらため「ランドクロウ」は完成したことになってしまいます。それでは、あまりにも悲惨すぎます。

■過去の人気番組を貪欲に取り入れた下町ブランド

 最終話がオンエアされた12月23日は、折しも毎年恒例となっている「ブラック企業大賞」の発表が行われました。平成最後の年となる2018年の「ブラック企業大賞」に選ばれた不名誉な企業は、三菱電機でした。システム開発者や研究職の男性社員5人が、長時間労働が原因で精神障害や脳疾患を発症し、そのうち2人が過労自死を遂げています。「佃製作所」も一歩間違えればブラック企業に認定されかねません。社員が一致団結するのは悪いことではありませんが、残業を断れず、有休も申請できない雰囲気の職場はダメだと思います。

 要は職場のトップ次第でしょう。軽部の上司である山崎部長(安田顕)は軽部の家庭事情を理解していましたし、佃社長も社員それぞれとコミュニケーションを図って、職場の風通しはよさそうです。社会に役立つモノづくりを理想に掲げる佃社長がいることで、給料はなかなか上がりそうにない「佃製作所」の社員たちも不満を漏らさずに済んでいるようです。他人がどれだけ給料をもらっているかを気にするだけの人生では、寂しすぎます。企業名が有名かどうかではなく、働きがいのある職場かどうか。そんなシンプルな問いを『下町ロケット』は投げ掛けているようです。

 イモトアヤコ、古舘伊知郎ら俳優を本業にしていないタレントやフリーアナウンサーたちの起用が目立った『下町ロケット』第2シリーズ。ストーリー展開がやたら速く、バラエティー番組を見ているかのような騒々しさがありました。最終話がまるでコントのようだったこともあり、TBSの往年の看板番組『8時だヨ! 全員集合』の世界を彷彿させました。いかりや長介率いるザ・ドリフターズが笑いに貪欲だったように、『下町ロケット』も面白いドラマをなることに貪欲でした。

 勧善懲悪の分かりやすい世界観は『水戸黄門』(TBS系)、農林協の職員・吉井(古川雄大)のような嫌味なキャラが続々と登場する展開は『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)、中島みゆきの名曲が感動シーンに流れる演出は、『プロジェクトX』(NHK総合)からのいただきです。最終話には『ウルトラセブン』(TBS系)の森次晃司がゲスト出演しました。ベタと思われようが、かつてお茶の間に集まった家族がみんなでテレビを楽しんでいた、そんな古き善き時代のエンターテイメント番組への回帰を目指していたように思われます。「古きを学び、新しきを知る」、それが『下町ロケット』だったのではないでしょうか。

 佃社長たちが情熱を注いだ改良型ロボットが、的場のロボットに性能テストで圧倒的勝利を収めたことで幕を閉じた最終話。的場は「設計思想が古い」と第三機関からダメ出しされるおまけつきでした。そして、最終話の気になる視聴率は16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。第1シリーズの最終回22.3%には及ばなかったものの、第2シリーズでは最高視聴率となり、1月2日(水)にオンエアされる本当の最終回「新春ドラマ特別編」への期待をつないだかっこうです。

 また、『下町ロケット』の福澤克雄チーフディレクターが監督した池井戸潤原作の映画『七つの会議』が2月1日(金)から全国公開されることも決まっています。『下町ロケット』では大企業「帝国重工」の融通の効かない保守的な体質が下請けである佃社長たちを苦しめましたが、『七つの会議』はそんな大企業の問題体質にメスを入れる社会派サスペンスとなっています。『下町ロケット』でアキを好演した朝倉あきがヒロイン役で出ているのもチェックポイントです。アキが握ってくれたおにぎりを頬張る夢を見て、平成最後の新年を迎えたいと思います。それでは、みなさんよいお年を。
(文=長野辰次)

TBS『消えた天才』が危なすぎる……“過剰演出”で、BPOは大丈夫?

 今をときめくアスリートたちが幼少期に憧れた、もしくは打ちのめされたライバルを紹介する『消えた天才』(TBS系)。不定期での放送を経て、今年10月からレギュラー化された同番組だが、疑問に残る演出が波紋を呼んでいる。12月16日には3時間スペシャルが放送されたが、番組を見たベテランスポーツライターは、過剰な演出に言葉を失ったという。

「スキージャンプの葛西紀明は、人生で最も憧れたジャンパーとして1980年のレークプラシッド五輪出場の秋元正博を挙げましたが、W杯で4勝を挙げた彼を“消えた天才”として扱うのはいくらなんでもどうかと思います。秋元は確かに交通事故を起こして一時期謹慎しましたが、それも2年弱のこと。強豪の日本人ジャンパーが彼以外にいないような表現もありましたが、レークプラシッド五輪では、八木弘和が銀メダルを取っていますし、それもどうかと……。さらに気になったのは、当時の映像です。見ている多くの人は気づかなかったでしょうが、映像にかぶせられていた実況は後からつけたものです。これはTBSの得意技ですが、スポーツの試合映像に後から実況をかぶせるのは、限りなく“捏造”に近い行為ですから、モラル的にどうかと思います」(スポーツライター)

 さらに野球ファンの間では、12月2日の放送が話題になっている。週刊誌のスポーツ担当記者が語る。

「12月2日の放送では、“大谷翔平が勝てなかった天才”というコーナーが組まれ、大谷から甲子園でホームランを打った唯一の選手が“消えた天才”として紹介されました。その選手は大阪桐蔭の4番バッターで、放送ではドラフト会議で指名されなかったことが大きくクローズアップされましたが、彼はそもそもプロ志望届を提出していないので、指名されないのは当たり前です。それなのに、野球をやめた理由として、『ドラフトで指名漏れして挫折した』と記されていたのは、明らかに間違いです。本人が出演しているのですから、間違えるはずもないでしょうに」(スポーツ担当記者)

 くしくもこの番組は、やらせ問題が騒動になった『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の裏番組。視聴率戦争が激しいのはわかるが、“消えた天才”を無理やりでっち上げていると、こちらもBPO(放送倫理・番組向上機構)に、にらまれることとなりそうだ。

竹内涼真、また熱愛発覚……所属事務所を困らせる「売れっ子イケメン俳優の自覚ナシ」ぶり

 俳優・竹内涼真が、昨年10月期のドラマ『陸王』(TBS系)で共演した女優の吉谷彩子と交際していることを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。

 同誌では、2人が竹内の自宅マンションから同じタクシーに乗って外出する様子や、吉谷が1人でマンションを出入りする様子をキャッチし、半年前から半同棲状態と伝えている。

 同ドラマでは竹内と直接の共演シーンはなかったが、吉谷は中高時代に陸上部に所属。高校時代にサッカー・東京ヴェルディユースに所属していた竹内とは、ともにアスリート気質同士とあって意気投合したようだ。

 所属事務所はこの記事を受けた各スポーツ紙に対し「友人の1人です」とコメントしている。

 竹内の熱愛報道は今回が2度目。昨年10月にはモデル・女優として活動するアイドルグループ・恥じらいレスキューJPNのメンバー・里々佳と熱愛中であることが報じられていた。

 当時の報道によると、2人はモデルの仕事を通じて竹内がブレークする前に知り合って交際をスタートさせ、その時点ですでに交際してから1年以上が経過していたというが、いつの間にか吉谷に乗り換えていたようだ。

「里々佳との交際が発覚した際、竹内の事務所は人気ダウンを危惧して、すぐに別れさせたようだ。そうやってケアしていたにもかかわらず、竹内本人はガマンできず。おそらく、また別れさせても、ほかを見つけるだけだろう。売れっ子イケメン俳優の代表格で、女性ファンの支持を得る必要があるのに、まったくその自覚がないようですね」(芸能プロ関係者)

 里々佳との熱愛発覚後、生放送などに出演したにもかかわらずスルーした竹内だが、今回は報道についてコメントするかが注目される。

新垣結衣『けもなれ』大爆死で『逃げ恥』続編の出演を了承か

“ワンチャン”の芽が出てきたことで、TBS関係者は小躍りしているという。

 10月期のドラマが続々と最終回を迎える中、2016年にドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を大ヒットさせた脚本家の野木亜紀子と新垣結衣が再タッグを組んだ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)は、“大本命”との前評判もむなしく全話平均視聴率8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大撃沈。日テレドラマでは、賀来賢人主演の『今日から俺は!!』、Sexy Zone・中島健人主演の『ドロ刑』の後塵を拝し、3位と形無しだった。

「同作では三十路を迎えた新垣が、これまでの清純路線を転換して禁断のベッドシーンを公開。しかし、1話目からパワハラに苦しむ新垣を見せられ、彼女の最大の魅力だった“ガッキースマイル”が消えていたことで、視聴者にそっぽを向かれてしまった。逆に『今日から俺は!!』でヒロインを務めた清野菜名は、1980年代の“聖子ちゃんカット”がハマり、透明感のある演技で新世代ピュア系女優として大ブレークの兆しを見せています」(テレビ誌ライター)

 そんな新垣の爆死で“棚からぼた餅”の可能性が出てきたのが、TBSだという。

「“爆死女優”のレッテルを貼られた新垣が、女優価値を取り戻すために、これまで断り続けてきた『逃げ恥』の続編を了承したといいます。くしくも、同ドラマの原作漫画も来年1月25日発売の『Kiss』(講談社)3月号で続編の連載が再開されることが発表されており、その部分を特番として4月に放送する交渉が進められているようですよ」(テレビ関係者)

 日テレドラマといえば、1月期に放送された『anone』で広瀬すず、4月期に『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』で菜々緒、そして7月期には『高嶺の花』で石原さとみが大爆死。日テレに絶縁状を叩きつけたと言われている。どうやら新垣も、その仲間入りをしそうだ。

『中学聖日記』、全話平均6.9%! 「鬱展開でつらい」「最終回なのにグダグダ」と不満の声

 有村架純が主演を務めた連続ドラマ『中学聖日記』(TBS系)の最終回が12月18日に放送され、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回で6.0%と低空飛行でスタートしてからは、ジリジリとコアなファンを獲得していったが、結局は一度も2ケタ台に届かず、全話平均6.9%という結果に。最後まで「ラストが雑すぎ」「物足りない」といった不満の声も寄せられていた。

「同ドラマは、中学校教師の末永聖(有村架純)と中学生の教え子・黒岩晶(岡田健史)が惹かれ合うという禁断のラブストーリー。しかし、開始当初からこの2人の関係に『キモイ』『ただの犯罪』といった声が噴出し、物議を醸した結果、第4話では自己最低の5.4%にまで落ち込んでしまっています。ただ、黒岩が高校生になり再会を果たして以降は“純愛ストーリー”の要素が強くなり『幸せになってほしい』と2人を応援する声も多く見られるようになりました。そのため、ハッピーエンドの展開には『良かった』という声が上がる一方で、『終わり方が雑』『感動の再会なのに短すぎる』『ラストの“コレジャナイ感”がすごい』と不満の声が上がっています」(芸能ライター)

 最終回では、未成年者誘拐罪の疑いで警察に連行されてしまった末永。黒岩の母・愛子(夏川結衣)がついに法的手段に出て、今後一切の連絡を絶つという内容の“誓約書”を書くように迫る中で、末永は悩んだ末サインをした。その後、海外で日本語教師として新しい人生を送ることを決意しバンコクへと旅立ち、5年後、末永が夕日の写真を撮っていると、そこにスーツの黒岩が現れる……という内容だった。

「黒岩の母・愛子が警察や弁護士に駆け込んだことについて、ネット上では『さすがにやりすぎでは?』といった声が上がることに。『母親がモンスター化してる』『あきらかに毒親』『お母さんウザイ』『鬱展開で見るのがつらい』といった声が噴出していました」(同)

 最終回では、元婚約者・川合勝太郎(町田啓太)と付き合っていた原口律(吉田羊)の妊娠が発覚し、「産むか産まないか」「川合とヨリを戻すのか戻さないのか」といった内容も描かれたことで、「最終回に入れるには重すぎない?」と、ストーリーの“配分”に対する不満の声も。「今までがグダグダしすぎ」といった声も上がり「ラストをもっと丁寧に描いてほしかった」といった声も広まっていた。

「末永と黒岩のハッピーエンドを願っていた人が多かっただけに、5年後に2人が再会したシーンで会話がなかったことに、物足りなさを感じた人も多かったようです。さらには、川合と原口が結局どうなったのか、原口が子どもを産んだのかについて言及されなかったことにも『結局、子ども産んだの?』『生まれた赤ちゃんのシーンとか見たかった』と、モヤっとした人も多かったようです」(同)

 実際、末永と黒岩の再会シーンはほんの数秒しかなかったため「もっと見たかった」という声も。“純愛”に会話は不要ということだろうか。いずれにせよ、最後まで話題に事欠かないドラマとなったようだ。

 

『中学聖日記』、全話平均6.9%! 「鬱展開でつらい」「最終回なのにグダグダ」と不満の声

 有村架純が主演を務めた連続ドラマ『中学聖日記』(TBS系)の最終回が12月18日に放送され、平均視聴率9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。初回で6.0%と低空飛行でスタートしてからは、ジリジリとコアなファンを獲得していったが、結局は一度も2ケタ台に届かず、全話平均6.9%という結果に。最後まで「ラストが雑すぎ」「物足りない」といった不満の声も寄せられていた。

「同ドラマは、中学校教師の末永聖(有村架純)と中学生の教え子・黒岩晶(岡田健史)が惹かれ合うという禁断のラブストーリー。しかし、開始当初からこの2人の関係に『キモイ』『ただの犯罪』といった声が噴出し、物議を醸した結果、第4話では自己最低の5.4%にまで落ち込んでしまっています。ただ、黒岩が高校生になり再会を果たして以降は“純愛ストーリー”の要素が強くなり『幸せになってほしい』と2人を応援する声も多く見られるようになりました。そのため、ハッピーエンドの展開には『良かった』という声が上がる一方で、『終わり方が雑』『感動の再会なのに短すぎる』『ラストの“コレジャナイ感”がすごい』と不満の声が上がっています」(芸能ライター)

 最終回では、未成年者誘拐罪の疑いで警察に連行されてしまった末永。黒岩の母・愛子(夏川結衣)がついに法的手段に出て、今後一切の連絡を絶つという内容の“誓約書”を書くように迫る中で、末永は悩んだ末サインをした。その後、海外で日本語教師として新しい人生を送ることを決意しバンコクへと旅立ち、5年後、末永が夕日の写真を撮っていると、そこにスーツの黒岩が現れる……という内容だった。

「黒岩の母・愛子が警察や弁護士に駆け込んだことについて、ネット上では『さすがにやりすぎでは?』といった声が上がることに。『母親がモンスター化してる』『あきらかに毒親』『お母さんウザイ』『鬱展開で見るのがつらい』といった声が噴出していました」(同)

 最終回では、元婚約者・川合勝太郎(町田啓太)と付き合っていた原口律(吉田羊)の妊娠が発覚し、「産むか産まないか」「川合とヨリを戻すのか戻さないのか」といった内容も描かれたことで、「最終回に入れるには重すぎない?」と、ストーリーの“配分”に対する不満の声も。「今までがグダグダしすぎ」といった声も上がり「ラストをもっと丁寧に描いてほしかった」といった声も広まっていた。

「末永と黒岩のハッピーエンドを願っていた人が多かっただけに、5年後に2人が再会したシーンで会話がなかったことに、物足りなさを感じた人も多かったようです。さらには、川合と原口が結局どうなったのか、原口が子どもを産んだのかについて言及されなかったことにも『結局、子ども産んだの?』『生まれた赤ちゃんのシーンとか見たかった』と、モヤっとした人も多かったようです」(同)

 実際、末永と黒岩の再会シーンはほんの数秒しかなかったため「もっと見たかった」という声も。“純愛”に会話は不要ということだろうか。いずれにせよ、最後まで話題に事欠かないドラマとなったようだ。

 

『大恋愛』アルツハイマー患者は、消費されて捨てられた……残酷な最終回に「後味悪すぎ」

 14日に放送されたドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)最終回の視聴率は13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。過去最高です。おめでとうございます。

 さて、第1話から好意的なレビューをしてきたし、実際とっても面白い作品だと思っていましたが、まあ最終回は、どうなのこれ。どうなのよ。振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

 

■あっけなく死んだ

 若年性アルツハイマーが日々進行していた尚ちゃん(戸田恵梨香)が書き置きを残して失踪してから半年。夫の真司(ムロツヨシ)たちはテレビの「見つかりました」的な番組に依頼して、尚ちゃんの居所を突き止めました。

 片田舎の小さな診療所に、尚ちゃんは身を寄せていました。発病前に貯め込んでいた5,000万円の預金通帳を手に「これで面倒を見てくれ」と頼み込んだそうです。診療所の手伝いをしたり、看護師さんに世話をしてもらったりしながら、ゆっくりと時を過ごしていた尚ちゃん。真司の顔を見ても、それが誰だかわかりません。

 診療所の医師から手渡されたビデオカメラには、尚ちゃんの自撮りムービーがたくさん残っていました。小さなモニター画面の中で、真司、真司と語りかける尚ちゃん。

「あたし、あたしね、真司に会いたいな」

 号泣してしまう真司は、医師に促され、“はじめましての人”として尚ちゃんと話してみることにしました。

 真司は、自分と尚ちゃんのことを書いた小説を読み聞かせます。最初はただ、心地よく聞いていただけの尚ちゃんでしたが、自分が病気になったことを真司に告げるシーンで、変化が訪れました。

「『ごめんね、面倒な病気になっちゃって』妻は続けて語った。『ぜんぜん平気。迷惑かけると思うけど』」

 真司がそこまで読み上げると、尚ちゃんが不意に続きを暗唱しました。

「一生懸命生きるから、よろしくお願いします」

「真司……」尚ちゃんが、真司の目を見つめています。

「やっぱり真司は才能あるね、すごい」

 記憶が、そのときだけ戻ったのでした。その日以来、尚ちゃんは真司のことを思い出すこともなく、「それから1年後、尚は、肺炎であっけなくこの世を去った」んだそうです。そのほかいろいろありましたが、大筋そんな感じです。

 

■まず町医者がヤバい

 いや、あのさ、家の前に前後不覚の女が立ってて、そいつが「私アルツハイマーです」と言いながら5,000万円の預金通帳を出して「面倒みてくれ」ってなったときにですよ。言いなりになって面倒みますか? という話です。まず警察でしょ。

 どういうつもりで町医者は身元を引き受けたのか。本人は「家を出てきた」と言っているが、アルツハイマーを自称する通り、意思は不明瞭です。尚ちゃんは財布を置いて出て行ったから健康保険証など身分を明かすものは持っていなかったかもしれないけど、通帳はあったわけです。通帳からは口座名義と銀行支店名がわかるし、警察に届ければ口座から住所氏名はわかります。しかも尚ちゃんには捜索願が出ている。そうじゃなくても「間宮尚」の通帳と間宮真司の著書を持っているわけですから、町医者さえその気になれば、翌日か翌々日には尚ちゃんは真司の家に帰れたのです。彼ら夫婦を引き剥がして、恵一くんから母親との日々を奪ったのは、この町医者です。

「診療所の手伝いをさせた」とか「看護師を雇って世話をさせた」とか、何を勝手なことをやっているのか。この町医者にとって尚ちゃんは患者でもないし、患者扱いで診療行為を行っていたつもりだとしても、家族の意思を確認しようとしないのは、どういう了見か。もうね、犯罪の匂いさえ漂いますよ。何しろこの自称若アル患者には5,000万円の預金残高があるわけです。アルツハイマー患者の財産って、それこそ医療関係者にとって、もっとも慎重に取り扱うべきものでしょう。成年後見制度とかさ、ちゃんと制度があるわけでしょう。ちゃんとしようよ。

 しかも町医者を訪れた時点で尚ちゃんの病気は進行中ではあっても、まだ「何もかも忘れました」という状態ではなかった。適切な治療を受ければ、進行を遅らせることだってできたかもしれないし、何しろ真司と尚ちゃんの義理の父親となった井原侑市(松岡昌宏)という人は、尚ちゃんの主治医であり、アルツハイマーの世界的権威で、最先端医療に携わってる。どう考えても、その時点で井原に診せるのが医者として最善の判断なはずです。専門家でもない町医者が独自の判断で適切な医療を受けさせず、病気の進行を早めてる。まるで「早く全部忘れてしまえ」とでも言いたいかのような。アルツハイマーの診断が下れば、口座を凍結される可能性もありますからね。町医者にとっては、尚ちゃんを専門医に診せないほうが都合がいいわけだ。5,000万円下ろし放題だからね。

 とにかく、アルツハイマーを自称していて、その症状が明らかに見られる患者の意思だけを尊重し、家族の意向を確認しない医者というのはヤバすぎだし、真司はもっと怒ったほうがいい。「お前さえすぐに警察に届けていれば……!」って、怒ったほうがいいよ。井原先生も専門家なら怒れよ。ママも怒れよ。何してんだよ。

■結局、消費された

 性懲りもなく、真司は尚ちゃんの記憶が戻った瞬間を「神様が僕らにくれた奇跡だったのかもしれない」とかポエミーな解釈をしています。そして、それをそのまま小説に書いて『大恋愛~僕を忘れる君と』という新刊を出版しました。どうせバカ売れでしょう。おめでとうございます。

 女神だとか奇跡だとか、結局「また小説を書けた」ことだけが真司にとって大切だったわけだし、尚ちゃんが死んだ後には「尚ちゃんのことはこれで終わり、もう書かないよ」とか言ってる。

 このドラマでは、再三にわたって「作家が身近な病人をネタにすること」の是非について疑問を投げかけてきました。尚ちゃんと同じMCI患者の松尾(小池徹平)は「尚は小説の道具だろ」と真司を糾弾したし、担当編集の水野さん(木南晴夏)も尚ちゃんに「小説家の嫁としての覚悟」を問うたりしていました。

 そういう疑問を、結局疑問のまま放り投げて、ドラマは尚ちゃんを殺して終わりました。病気はネタとして消費されただけで、作品そのものが「難病をネタにすること」とどう向き合ってきたかは示されなかった。真剣に向き合っているというポーズだけだった。

 このドラマで描かれたのは、小説家の嫁が「病気になるまで」であって、尚ちゃんが「病気になった後(完全に記憶を失った後)」のことは何も語られません。

「あれ以降、一度も思い出さなかった」
「あれは奇跡だった」

 真司は、記憶を失った尚ちゃんの面倒を見ることもなく、たまに会いに行くだけで、発症後には生活を共にすることすらしなかった。「あれは奇跡だった」と「死んだ」の間に、本来なら長大で退屈で代わり映えしない、苦難と絶望に満ちた日々があるはずです。人によっちゃ数十年、そういう日々が続くわけです。それがアルツハイマー患者を家族に持つということなんです。

 そういう日々は、小説家である真司には必要なかったと、ドラマは言っている。なぜなら、小説に書けることがないからだ。毎日同じ苦難の繰り返しだからだ。

 だから、ドラマは尚ちゃんを棄てたのです。記憶を失い、「尚ちゃんでなくなった尚ちゃん」は「もう尚ちゃんではない」と、断言したのです。

 病気が進行し、だらしなく口からこぼれ落ちるヨダレを拭ったり、尚ちゃんの激臭ウンコにまみれた大人用オムツを交換したり、ときに癇癪を起こしてモノを投げつけられたり、そうなった尚ちゃんの面倒を見たのは、真司じゃなくて、尚ちゃんの5,000万円で雇われた田舎の看護師だった。

 このドラマが多くの視聴者の涙を搾り取った“大恋愛”の正体は、そういうものです。ボケ切る前の尚ちゃんなら愛せるけど、ボケ切ったら愛せないんです。『僕を忘れる君』は好きだけど、『僕を忘れた君』には興味がないんだ。「尚ちゃんが尚ちゃんでなくなっても、尚ちゃんじゃなきゃ嫌なんだ」と真司が言っていたのも、ハイ、全部ウソでした。

 病気になっても「一生懸命生きるから、よろしくお願いします」と言った尚ちゃんでしたが、どっかで勝手に死にました。早々に死んでくれてよかったね。めでたしめでたし。

 なかなか最低な結論だったと思います。

 

■戸田ムロはすごかった。

 そんなわけで、脚本的には“メッセージ性”だけあって“メッセージ”がないという、そのわりに、すごく悲しい場面や神々しい場面が訪れて泣けちゃうという、いかにもベテランにいいようにやられたなという感想なんですが、戸田さんとムロさんのお芝居はすごかったね。がっつり感情移入しちゃったものだから、余計に最終回の尚ちゃんが不憫で、ひたすらムカついていたのだけど。

 あと、今になって思うと、サンドウィッチマン・富澤たけしが演じた引っ越し屋の木村が、ぼちぼち脚本自体を自己弁護するようなセリフを言わされていたなあと感じます。病気になった尚ちゃんのことを「書くべきだ」とか、いなくなった尚ちゃんを「探すべきでない」とか。真司にとってではなく、物語の進行にとって都合のいいことを、説得力のある雰囲気で述べていました。そういう意味で、富澤さんはすごく信頼されていたのでしょうね。

 そういうわけで、後味悪いけどここで終わります。よいお年を!
(文=どらまっ子AKIちゃん)