高畑充希『メゾン・ド・ポリス』急に無能になったおじさんたち “出オチ”回避なるか!?

 8日放送の第9話の視聴率は、9.4%と、前回から0.3ポイントアップ!(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。裏番組の日本テレビでは昨年社会的ヒットとなった映画『カメラを止めるな!』が放送されていただけに、数字の低下が心配されていましたが、8話に続き健闘をみせました。

 ホームコメディ要素が薄くなり、終盤でようやく刑事ドラマっぽい雰囲気になってきた本作。最終話に向けて今回もまた衝撃展開となった物語のあらすじから振り返っていきたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

ラスボス・佐野史郎登場!

 前回ラストで、父の死の真相と、その裏に隠された警察と高遠建設の癒着について本格的に捜査をすることになったひより(高畑充希)ら「チームメゾン・ド・ポリス」の面々(レビューはこちらから)。

 夏目さん(西島秀俊)と迫田さん(角野卓造)が高遠建設に清掃員として潜入し、伊達さん(近藤正臣)が昔の人脈を使って調べを進めた結果、元警視庁公安部課長で、現在は高遠建設の渉外部部長で常務取締役の野間仁(佐野史郎)という男が事件の黒幕として浮上します。

 警察上層部と強いパイプを持ち便宜を図ってもらっている野間は、次期社長候補ともいわれるほど社内での発言力も大きく、建設作業の孫請け企業として、暴力団・青戸組のフロント企業である青幸興業を頻繁に選定していました。

 ひよりたちの協力者であるフリーライター・館林真琴(東風万智子)は、野間とその青幸興業社長・大黒毅(中野英雄)の密会現場を写真に収めることに成功。

 野間は大黒と癒着し、その不正会計の処理に加担させられていた経理部の市野沢譲(税所伊久磨)や池原慎吾(関幸治)は、口封じとして殺され、警察にも事故死や自殺として処理されてしまったのではないか。

 そう考えたひよりたちは、市野沢の妻・和子(宮地雅子)に会いに行き、彼女が市野沢から不正会計に手を染めていたことを打ち明けられていたことや、それを口外しないよう野間から脅されていたことを聞き出します。

 しかし、和子との会話を録音したボイスレコーダーは鍵をかけて署のデスクにしまっていたのに何者かによって消されてしまい、肝心の和子もひよりの元を尋ねる途中で車にはねられ命を落としてしまいました。さらに、おじさんたちも野間の“罠”にかかり、ピンチに……。

 野間はバロンと散歩中だった伊達さんを強引にチェスに誘い、「黒と白すべての駒を手に入れたら、もう敵がいなくなってしまうんです」「あなたは仲間をすべて失い、負ける」とメゾン・ド・ポリスチームを追い詰めます。

 その頃ひよりも、和子の自宅からひよりの強引な捜査を苦に自殺したと書かれた遺書が見つかったと、捜査一課の間宮管理官(今井朋彦)から追及されてしまい、チームはバラバラ状態。次週、絶体絶命のこの状況を、チームひよこはどう切り抜けるでしょうか……。

“元警察官”の経験を生かし、常に先を読んだ行動で協力し合いながら、事件を解決してきたメゾンのおじさんたち。その実力は現役警察官も敵わないほどでした。しかし、今回ばかりは違いました。

 いつもなら頭の切れるおじさんたちですが、夏目さんと迫田さんは「高遠建設の裏帳簿を持っている」という人物から呼び出され港の倉庫に向かい、青戸組の下っ端の男の死体を発見。まんまと罠にハマって彼を殺した犯人に仕立てられるし(夏目さんをかばって自ら警察に身を差し出した迫田さんはかっこよかったけど)、藤堂さん(野口五郎)は青戸組の人間が部屋にしかけた何らかの薬品に気がつかず、爆発物で負傷したり……。

 娘の小梅ちゃん(水谷果穂)をエサにされてしまった高平さん(小日向文世)は仕方ないと思いますが、全体的にポンコツ感が滲み出ていました。

 視聴者からも、「メゾンの人たちが普通すぎて拍子抜け 」「あまりのフルボッコっぷりに笑ってしまった」「なんか残念」といった声が。野間がいかに切れ者であるかを示すためだとは思いますが、これで「まんまとやられたのは、野間を出し抜くための作戦でした〜」とならないと、盛大な“出オチ”ドラマとなってしまいそう。最終回ではかっこいい姿が見たいものですが、果たして。

 

なぜ、ひよりは和子さんを守れなかったのか

 隙があったのはおじさんたちだけではなく、ひよりも同じです。メゾンに仕掛けられた盗聴器で草介(竜星涼)ら“警察の警察”である人事一課にチームの動きがバレているにもかかわらず捜査状況をベラベラ喋るし、警察に内通者がいることをわかっていながら、大事なICレコーダーを署のデスクにしまってデータを消されてしまったり、危機管理能力の低さは相変わらず。

 また、捜査中自分も青戸組の連中に襲われていただけに、野間に脅されていた和子さんにも危険が及ぶことは察知できそうですが、特に護衛をつけなかったのは、警察としていかがなものでしょう。そもそも、警察組織が腐りすぎているし、ネット上では「荒唐無稽すぎるストーリーであきれた」なんて声もあるようですが……。

 加藤実秋による原作シリーズとは少々ストーリーが異なるようなので、映像化するにあたって設定やストーリーにもろもろの無理が生じてしまった結果なのでしょう。何度も言っていますが、そのあたりは“おじさんワチャワチャエンターテインメント”として、割り切って見るのがいいのかもしれませんね。

 

佐野史郎の“悪人”ぶり

 それにしても、野間役の佐野史郎さん、悪役がとってもお似合いでした。部下にひよりやおじさんたちを暴行させたり、和子さんを事故に遭わせたかと思えば、こき使った部下を簡単に殺して(殺させて)しまう極悪非道っぷりが、なんだかしっくりきてしまうほど。さすが、名俳優です。

 ちなみに、そんな佐野さん、作中でひよりが刑事を志すきっかけとなったのが、佐野さんもメインキャストとして出演していたドラマ『沙粧妙子 最後の事件』(フジテレビ系)ということで、当時使用していたメガネを引っ張り出してきて撮影に臨んだんだとか。相当気合が入っているようです。

 一体どんな結末を迎えるのか、本作に鬱エンドは誰も期待していないと思うので、スッキリ事件を解決して、メゾンでのおじさんたちの平和なワチャワチャシーンを見せてほしいところですが……。

 いよいよ今夜最終回。チームひよこの大どんでん返しに期待しましょう。

(文=どまらっ子TAROちゃん)

今、決戦の時が始まる――ドラマ『初めて恋をした日に読む話』第9話

(前回までのレビューはこちらから) 

 多くのドラマは、登場人物の誰に感情移入するかで、見え方が違ってくる。

 例えば、恋愛ドラマで、出てくる男優の仕草に心を奪われたとすれば、それは相手役の女性に感情移入していることになる。

 ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)は、そのあたりの計算がちゃんとできている。匡平(横浜流星)を見てキュンキュンしている女性は、知らず知らずのうちに、順子(深田恭子)の気持ちを体感しているのだ。

 一方、男性視点で考えると、その感覚は3つに分かれる。順子の可愛らしさやセクシーさに心惑わされる点では共通していても、匡平、雅志(永山絢斗)、山下(中村倫也)、それぞれの立場で違った世界が見えてくるからだ。第9話では、特に、従兄弟である雅志の気持ちが強く伝わってきた。

 父親のスキャンダルから、一時は東大受験を諦めようとしていた匡平。担任の山下の働きで問題は収まったが、勉強の予定は遅れてしまっていた。順子はその遅れを取り戻すため、匡平、美香(吉川愛)、牧瀬(高梨臨)を自宅に連れていき、追い込みをかけていた。そこへ、意を決した表情で雅志がやってくる。

 匡平らが帰った後、ベランダで2人きりになる順子と雅志。そこで、雅志は順子にキスをする。実は雅志は、会社からロシアへの転勤を打診されており、結婚に向けて思い切った行動に出たのだ。キスをされて、パニックになる順子。雅志のことは、どうしても「従兄弟」としてしか見ることができずにいたのだ。

 思えばこのドラマ、男性たちが、“今までの関係をどう打ち破っていくか”を競っているような視点でも見ることができる。従兄弟同士、教師と生徒、昔振った相手と振られた男。それぞれの関係性から、一歩足を踏み出し、「恋愛関係」に持っていくまでの競争のようでもある。

 実は、この「最初に出会った関係から一歩踏み出す」というのは意外に難しいものだ。お見合いや合コンで出会ったのならば、初めから恋愛・結婚という関係が見えているが、幼馴染や友達としての関係が長かった場合などは、そこから関係を深めていくためには、何かしらのきっかけが必要である。そこには、常に、「うまくいかなかったら、それまでの関係まで崩れてしまう」というリスクがつきまとう。

 雅志が20年も気持ちを伝えられずにいたのは、順子との良好な関係が壊れてしまうことへの恐怖心もあったことだろう。

 12月になり、順子と雅志は、親戚の結婚式に出席する。その後の集まりの席で、「付き合っている人はいないのか?」「誰かいい人を紹介して」などと、親戚中から集中攻撃をされてしまう。

 私も経験があるが、この“いい年をした独身者が、親戚の集まりに行く”というのは、本当につらいものだ。特に、同世代の親戚が、皆家庭を持ち、幸せそうにしていたりすると、実にいたたまれない気持ちになる。「結婚しない生き方」も認められる社会になってはいるが、やはり、結婚して子どもを作ってという幸せに憧れたりもするのだ。

 集まりの後、部屋で2人になった順子に、雅志は改めて自分の気持ちを告白し、プロポーズをする。何かを答えようとする順子に、雅志は言う。

「すぐ答えなくていい。少しは俺で悩め」

 この言葉の本意はどこにあるだろう? 自分のことで悩んで欲しいともとれるし、簡単に断りの返事をされることを恐れたとも思える。

 雅志に告白されたことを知った、友人の美和(安達祐実)は、順子の家に駆けつけ、悩む彼女に言う。「相手は捨て身で向かってきた。ちゃんと気持ちに答えるべき」。

 年が明け、順子と匡平は初詣に行く。その神社は、初めて順子が匡平に勉強を教えた場所でもあった。その頃を思い、そして今の自分の状況も考えて、順子は「何を選ぶかで人生は変わる」としみじみ思うのだった。

 ここで、匡平と山下が、順子について話すシーンがある。「好きな女と毎日一緒にして、よく押し倒さずにいられるな」そう言う山下に、匡平は答える。「めちゃくちゃそういう目で見てる。けど、我慢してる」。この気持が見る側に共感されるのは、深田恭子がただキレイなだけではなく、どこかセクシーで、女性的な魅力を放っているからだ。つくづく、この役柄は彼女でなければ成立しなかったと感じさせる。

 センター試験前の最後の授業も終わり、いよいよ決戦の日がやってくる。体調も、気持ちも、万全のままその時を迎えようとしていた匡平であったが、ふとしたことから、順子と雅志が結婚するという話を聞き、動揺する。

 その頃、順子は雅志と一緒にいた。プロポーズの返事をするためだ。「雅志を結婚相手として見たことは一度もない。でも、ちゃんと考えてみるのでもう少し時間がほしい」そう言う順子に対し、雅志は、「順子が俺のこと考えてくれる時間が一番嬉しい」と答えるのだった。これこそが、雅志の気持ちだろう。好きな女性の心の中に長くいる。それはとても幸せなことなのだ。

 順子の結婚の話を聞き、精神的にも弱った匡平は、風邪をひいてしまう。迎えた1月19日、センター試験1日目。体調が万全ではない中、匡平は試験に臨む。自己採点の結果は、足切りにあうかどうか微妙なところ。それでも、二次試験に向け勉強を続けなければならない。

 そんな中、2月3日を迎える。この日は匡平の18歳の誕生日。順子たちは、匡平の家に行き、サプライズでお祝いをする。そして2人きりになった時、匡平は、誕生日を覚えていてくれたことに感謝をする。そして順子を抱きしめ、「好きだ」という気持を伝える。順子は自然に匡平の背中を抱きしめるのだった。

 一次試験の結果発表で、匡平は無事通過。そしていよいよ二次試験の日、待ち合わせの場所に順子は現れなかった。実は、順子はバイクにはねられ、病院に運ばれていたのだ。知らせを受けた匡平は、病院に行くか、試験を受けるか、迷う。

 しかし、匡平の姿は試験会場にあった。順子の思いも背負って、一緒に合格する。その気持を優先した。最後の戦いが始まったのだ。

 ラスト目前で主要キャストが事故に遭ったり、病気で倒れたりするのは、ドラマでよくある展開ではある。しかし、その試練を乗り越えてなお、強い結びつきを感じてしまうようなラストに、期待もしてしまう。

 今までの展開を見ると、順子の気持ちは匡平に傾いているように見える。しかし、私が一番感情移入できるのは雅志なのである。雅志のようにいい大学を出ているわけでもないし、エリート社員でもないが、順子に対する愚直なまでの思いと、それをうまく伝えられない不器用さにシンパシーを感じてしまうのだ。

 順子の人生は一つしかない。雅志と匡平、どちらかを選ばなければいけないのだ。それはわかっていても、できることなら、主要キャストみんなに幸せになってもらいたい。そんな祈りを持って、最終回を待ちたいと思う。

(文=プレヤード)

宇垣美里アナの初エッセイが爆死危機! SNS「一切やらない」宣言の裏事情は?

 3月いっぱいでTBSを退社する宇垣美里アナウンサーが、「週刊プレイボーイ」(集英社)で連載中のコラムをまとめた初のフォトエッセイ『風をたべる』(同)を4月16日に発売することがわかった。

 同作には、沖縄で撮り下ろした写真を多数収録。沖縄の街やビーチ、リゾートホテルなどで撮影され、テレビでは見られない無防備な姿を披露。さらに自身に課している7つのルールや、人生観やライフスタイルについても明かしており、フリーとなる彼女の名刺代わりの一冊となりそうだ。

 しかし、さほど話題になっていないのは、いったいどういうわけか?

「ネット上では『水着があるなら買う』といった声が連打されていますが、彼女は以前番組で、水着仕事はしないことを宣言している。当然、今回も露出度は期待できず、ベストセラーとなる可能性は低いように思います」(出版関係者)

 実際、3月1日から予約がスタートするも、出足は芳しくない模様。というのも、宇垣アナには、ある意味タレントとしては致命的ともいえる“弱点”があるというのだ。

「宇垣アナは、SNSを一切やっていないんです。そのため本人から、本の告知や、内容について発信することができない。3月11日発売の『週プレ』の連載コラムでも、編集担当者から『通常はタレントさんのSNSで告知してもらうのですが、宇垣さんはやっていないから……。こんなに盛り上がらないスタートは初めて』と言われたことを明かしています。SNSをしない理由についても過去の同連載で明かしているのですが、彼女は漫画『名探偵コナン』の登場人物の口癖である『女は秘密を着飾って美しくなる』という言葉に感銘を受け、ミステリアスな人物になりたいと思っているそうです」(芸能ライター)

 これからもSNSは「一切やりません」と宣言している宇垣アナ。ほかのタレントよりも「商品力」が落ちる可能性は否めないだけに、起用を控える企業もあるかもしれない。

小川彩佳『NEWS23』抜擢報道にTBS・岡村仁美がブチギレ酒!? 「許せない!」ワケとは……

 3月5日、TBSで行われた同局4月期の改編説明会では、テレビ朝日から退社する小川彩佳アナの『NEWS23』新キャスターに就任に注目が集まったが、高梨史憲編成部長は「協議中」と説明。詳細が明かされることはなかった。

「TBSは『あさチャン!』の夏目三久、『報道特集』の膳場貴子、『Nスタ』のホラン千秋など、他局出身の女子アナやタレントをキャスター起用することが多い。こうした状況に対して、2月5日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』に登場した同局の女子アナたちも強い疑問を抱いていることを告白しています」(テレビ誌ライター)

 そんな中、あるTBSアナが小川アナに対して衝撃発言をしていたことを、3月5日発売の「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)が報じている。

「発言の主は、東京大学卒の経歴を持つ同局きっての知性派の岡村仁美アナです。彼女は都内のレストランに仕事関係者らしき人たちと4人で来店。ワインボトルを3~4本空けた頃、小川アナの寿退社の話題になったようです。すると突然、岡村アナは興奮のあまりワインをこぼしながら、『私はテレビ朝日落ちたのに許せない』とまくし立てていたとのこと。36歳の岡村アナは、15年から報道局社会部記者を兼務。TBSが自局アナをメインキャスターに据える方針を打ち出していたとすれば、彼女に白羽の矢が立ってもおかしくない立場です。それが、自分が落ちた局から来る2歳年下の小川アナが抜擢されるというのですから、おもしろいわけがありませんよ」(芸能記者)

 小川アナが『NEWS23』に起用されれば、岡村アナと一触即発のバトルが勃発するかも!?

小川彩佳『NEWS23』抜擢報道にTBS・岡村仁美がブチギレ酒!? 「許せない!」ワケとは……

 3月5日、TBSで行われた同局4月期の改編説明会では、テレビ朝日から退社する小川彩佳アナの『NEWS23』新キャスターに就任に注目が集まったが、高梨史憲編成部長は「協議中」と説明。詳細が明かされることはなかった。

「TBSは『あさチャン!』の夏目三久、『報道特集』の膳場貴子、『Nスタ』のホラン千秋など、他局出身の女子アナやタレントをキャスター起用することが多い。こうした状況に対して、2月5日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』に登場した同局の女子アナたちも強い疑問を抱いていることを告白しています」(テレビ誌ライター)

 そんな中、あるTBSアナが小川アナに対して衝撃発言をしていたことを、3月5日発売の「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)が報じている。

「発言の主は、東京大学卒の経歴を持つ同局きっての知性派の岡村仁美アナです。彼女は都内のレストランに仕事関係者らしき人たちと4人で来店。ワインボトルを3~4本空けた頃、小川アナの寿退社の話題になったようです。すると突然、岡村アナは興奮のあまりワインをこぼしながら、『私はテレビ朝日落ちたのに許せない』とまくし立てていたとのこと。36歳の岡村アナは、15年から報道局社会部記者を兼務。TBSが自局アナをメインキャスターに据える方針を打ち出していたとすれば、彼女に白羽の矢が立ってもおかしくない立場です。それが、自分が落ちた局から来る2歳年下の小川アナが抜擢されるというのですから、おもしろいわけがありませんよ」(芸能記者)

 小川アナが『NEWS23』に起用されれば、岡村アナと一触即発のバトルが勃発するかも!?

高畑充希『メゾン・ド・ポリス』まさかの展開も、「セリフで片付けすぎ!」 竜星涼の“変貌”には称賛の声も……

 3月1日放送の『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)第8話の平均視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より0.8ポイントアップ! 裏で『第42回日本アカデミー賞授賞式』(日本テレビ系)が放送されていたわりに、健闘をみせました。

 衝撃の展開が功を奏したのか……今週もまずはあらすじから振り返っていきます!

(前回までのレビューはこちらから)

藤堂さんを誘拐した犯人は……

 ある日、藤堂さん(野口五郎)が誘拐される事件が発生。犯人は、スマホ越しに外部との連絡手段を断つよう命じ、テレビ電話でメゾンのおじさんたちを監視しながら、30分以内に1億円の価値がある“情報”を提示するよう要求してきます。亡くなった父と同じ高遠建設の社員で、3年前に建設現場で転落死した池原の妻・美砂(萩野友里)を連れてメゾンにやってきたひより(高畑充希)は、オレオレ詐欺被害の相談をしにメゾンへやってきた少女・館林桃香(住田萌乃)が持っていたジュニアケータイで桃香の母・真琴(東風万智子)に警察に連絡するよう頼みますが、その真琴までもが犯人に捕まってしまい、もはや打つ手なし。

 タイムリミットまで5分を切る中、高遠建設の事件についての資料を求める犯人の望み通り、伊達さん(近藤正臣)は机の引き出しから事件についてまとめた資料を引っ張り出してきますが、そこに真新しい情報はありません。

「ここへ直接来てお調べになったらどうですか? 館林真琴さん」

 と、毅然とした態度の伊達さん。実は、電話の向こうの犯人は真琴で、高遠建設の事件を追っているフリージャーナリストの彼女は、美砂とともに、ひよりが計画した狂言誘拐に協力していたのです。ほかのおじさんたちも、ひよりが犯人であることに気づいていました。

 美砂に会いに行き、彼女から真琴を紹介されたひよりは、高遠建設が警察OBの天下り先になっていたこと、伊達さんが警視庁の副総監から退官後、高遠建設の社外取締役として天下りをしていたことを知り、伊達さんから真相を聞きだすために狂言誘拐を実行。藤堂さんには、エイプリルフールに向けてのサプライズ写真を撮ると言って、協力してもらいました。

 ひよりは伊達さんを怪しみますが、伊達さんが高遠建設に天下りをしたのは、事件の真相を調べるため。しかし、結局何の情報も掴めなかった伊達さんは、真相を見つけてくれるかもしれないと当時事件を追っていた夏目さん(西島秀俊)、そしてひよりのこともメゾンに呼んだそうです。

 何を信じていいのか疑心暗鬼に陥ったひよりは草介(竜星涼)に連れ出され、彼が警察官の不祥事を摘発する人事一課、通称「ヒトイチ」の人間で、高遠建設と警察の癒着を探るためメゾンに潜入しおじさんたちを監視していたことを知ります。さらには、監察官・鴨下警視正から、メゾンのおじさんたちには関わるなと釘を刺されてしまいます。

 それでも、なんやかんやおじさんたちを信じたいひよりは、草介に宣戦布告。翌日、もうメゾンに来ないんじゃないかとすっかり落ち込んでしまっているおじさんたちの元を訪れ、「このチームで高遠建設の事件を追うことにしました」と宣言します。

ひより「異論は!?」

おじさんたち「なし!!」

ひより「よし!」

 と、チーム「メゾン・ド・ポリス」が一つになったところで、今週はここまで。

 クライマックスに向けて、ドドっと物語が進行した第8話。これまでと比べて情報量が多かったので、いつものノリで観ていると、置いていかれてしまうような感覚が若干ありました。

 というのも、あまり切迫感のない茶番的な狂言誘拐のシーンに時間を割きすぎていて、物語の核となる、ひよりが事件の真相を知り、誘拐を計画するまでに至った経緯や伊達さんの告白シーンなど、大事な部分がすべてセリフで処理されていたからです。

 ネット上でも、「セリフで片付けすぎじゃない……?」「狂言誘拐の件は全く不要だったような……何を見せられたんだろ」「誘拐コントに呆れて寝ちゃったよ」という声がチラホラ……。

 まぁ、きちんと描かなくても、高畑充希ちゃんや近藤正臣さんの演技で十分伝わるものは伝わるんですが、セリフでの説明が長すぎた感は否めませんでした。

 

戦隊出身・竜星涼の華麗な“変身っぷり”

 前回、ひよりの部屋とメゾンに盗聴器をしかけ、会話を盗み聞きしていたことが明かされた買い物コーディネーターの草介は、一体何者なのかとネット上で話題になっていましたが、今話でその正体が明かされ、「え? うそじゃん草介かっこいいかよ」「いつものキャラは演技なの……好き……どっちも好き」と、視聴者たちは大興奮。

 中には、「癒やしの草介の笑顔がもう見られないのか」「本当は2年も見てきたおじさんたちのこと信じてる草介くんはいませんか!!」といった、三河屋としての草介を恋しがる人もいるようです。

 草介を演じる竜星くんは、これまでに、映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年)や、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、TBS系ドラマ『小さな巨人』でも警察官を演じており、昨年放送の『アンナチュラル』(同)では、謎の葬儀屋役を演じ、その演技が話題となりました。

 今回も、お調子者のヘラヘラした態度から一変、クールでキリっとした表情のエリート警察官を見事に演じていました。竜星くん、今回のようにちょっと裏があって二面性のある役を演じたら最高にハマる俳優さんだと思います。今後、草介はメゾン・ド・ポリスチームと敵対していく立場となるでしょうから、竜星くんの黒~い演技に期待したいですね。

 そういえば、ひよりが部屋に仕掛けられていたコンセント形の盗聴器を引っこ抜いて、盗聴しているであろう草介に向かって、「あの人たちと一緒に、必ず事件の真相をつきとめますから」と告げたシーンについて、「あのタイプってコンセントから電源取るんじゃないの?」「そのタイプは抜いたらきこえねぇだろ」と、盗聴器に詳しい視聴者からツッコミの声もありました。

 筆者は特に詳しくないのでよくわかりませんでしたが、ひよりの言葉に「宣戦布告かよ」と不敵な笑みを浮かべる草介がかっこよかったので、気にしないことにします。はい。

 

次週、事件の黒幕がついに現る!

 雨降って地固まる的なストーリーとなった今回。前回に引き続き、おじさんたちのワチャワチャシーンは少なめでしたが、棚の中に大事な資料が隠されているんじゃないかと疑うひよりとは裏腹に、高平さん(小日向文世)以外の娘を持たないおじさんたちがお金を出し合って買った雛人形を必死に隠していたのはグッときたし、そんなおじさんたちを疑って、迷って、その結果信じることを選択したひよりの心情を表情豊かに演じた高畑充希ちゃんのお芝居も、さすがでした。

 ここまで引っ張りまくった伏線がドドンと明かされ、8話にしてやっと本筋に突入した『メゾポリ』。今夜放送の第9話にはついに黒幕が登場するとか……。波乱のニオイがプンプンです。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

池井戸潤“ヒット神話”崩壊? 7月期TBS日曜劇場で新作放送も……主演が大泉洋では役不足!?

 TBSが7月期の看板ドラマ枠「日曜劇場」で、人気作家・池井戸潤氏の新作『ノーサイド(仮)』を放送するが、業界内では「主演が大泉洋ではコケるのでは?」などとささやかれているという。

 原作は今夏刊行予定の池井戸氏の同名小説。主人公は大手製造メーカー「トキワ発動機」の中堅サラリーマン・君嶋隼人(大泉)。出世レースの先頭に立ち、幹部候補とまでいわれていたものの、上司が主導する企業買収に異を唱えた君嶋は、左遷人事で地方の工場に総務部長として赴任することに。さらに、同社のラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務するよう命じられる。かつては強豪チームだったアストロズだが、今は成績不振にあえいでいた。ラグビーの知識も経験もないなか、低迷するラグビー部のチーム再建という重荷を課せられ、出世の道も絶たれてしまった君嶋の、再起をかけた戦いを描くストーリーだという。

 池井戸氏の作品は、同枠で2013年7月期にオンエアされ、平均28.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と空前の大ヒットとなった『半沢直樹』(堺雅人主演)で広く注目を集めるようになった。

 その後も、TBSは同枠で、池井戸氏のビジネス作を頻繁に放送するようになり、『ルーズヴェルト・ゲーム』(14年、唐沢寿明主演)は14.5%、『下町ロケット』(15年、18年、阿部寛主演)は第1シリーズが18.5%、第2シリーズが13.6%、『陸王』(17年、役所広司主演)が16.0%と、すべて高視聴率を獲得してきた。

 他局でも、日本テレビ系『花咲舞が黙ってない』(14年、15年、杏主演)の第1シリーズが16.0%、第2シリーズが14.5%。フジテレビ系『ようこそ、わが家へ』(15年、嵐・相葉雅紀主演)が12.5%と高い数字をマークし、今や「池井戸氏の作品はドラマ化すればヒットする」との“神話”ができている。

 そんな中、今回の『ノーサイド』で主演を務めるのが大泉とあって、不安感が漂っているのだ。

「これだけヒットが続くと、TBSとしては、池井戸ドラマは絶対にヒットさせなければならない作品。ただ、これまで池井戸氏の作品で主演を務めてきた俳優と比べると、大泉では“役不足”感が否めません。基本、池井戸作品は硬派のドラマですが、大泉は頻繁にバラエティにも出演するため、バラエティ色が強く、『イメージに合わない』との声も聞こえてきます。この作品が、もしコケるようなことがあったら、池井戸氏の“ヒット神話”は崩壊してしまいますし、主役に大泉をチョイスしたTBSの責任も重大になり、両者間の蜜月関係にもヒビが入る可能性がありそうです」(テレビ関係者)

 映画では『探偵はBARにいる』シリーズなどをはじめ、多くの主演作がある大泉だが、こと地上波連ドラとなると、“バイプレーヤー”の印象が強く、主演は09年7月期『赤鼻のセンセイ』(日本テレビ系)以来、10年ぶり。

 果たして、『ノーサイド』は、悪評をはねのけてヒットさせることができるか? 大ヒットにつなげられれば、大泉の俳優としてのランクもさらに上がるのは必至だろう。

(文=田中七男)

『ゴロウ・デラックス』が打ち切り!? “最後の砦”崩壊に悲しみの声続出!

 3月5日に行われたTBSの番組改編説明会で、『ゴロウ・デラックス』(TBS系)の終了が発表された。良質な番組だっただけに、SNSなどでは悲しみの声が上がっている。

 同番組は元SMAPの稲垣吾郎がMCを務める番組で、“本”について幅広く紹介するブックバラエティ。中々地上波では見ることができない作家もゲストに登場し、貴重な裏話などを語っていた。そんな『ゴロウ・デラックス』の打ち切りが発表され、編成部企画統括の石丸彰彦は「GP(ゴールデン・プライム)帯に打って出る深夜番組を作るため」と理由を説明。約8年の歴史に幕を下ろすという。

 今回の発表にはかつて番組に登場したゲストも反応しており、詩人で作家の最果タヒもTwitterで「清川あさみさんが共著『千年後の百人一首』で出演されたときも、私の書いた訳をどう引用するかで、本当にとても丁寧に検討してくださって、感動したんです。そしてそれは自分が出演したときも変わらずで、出演して本当に本当に良かったと思える番組だったのに…」とコメント。確かに同番組は、以前から“質の高さ”で多くの評価を集めていた。

「SMAP解散を機に“退社組”の番組は相次いで終了したのですが、『ゴロウ・デラックス』だけは今に至るまで継続。昨年10月の改編説明会では、編成部企画統括の石丸が『良質で本当にいい番組』『閉じる理由がない』などとコメントしていました。ファンも安心しきっていただけに、今回の終了発表には『なんで終わらせるのかわからない』『ゴロウ・デラックスをゴールデンに進出させるのはダメなの?』『唯一無二の番組なのに、数字を理由に終わらせるのはもったいない』との声が。また稲垣のファン以外の層からも、『本好きとしてもこの番組が終わるのは悲しい』『SMAPやジャニーズは全然知らないけど、純粋にいい番組だから見てたのに……』と悲しみの声が相次いでいます」(芸能ライター)

 数ある深夜番組の中で、何故『ゴロウ・デラックス』が切り捨てられてしまうのか。ネット上では様々な臆測が囁かれているという。

「やはり多いのは、『ジャニーズ事務所への忖度があったのか……』という声。これまでも『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)や『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)など数々の番組が終了してきましたが、『ゴロウ・デラックス』が終わることで“3人”の地上波レギュラーはほとんど無くなることに。あまりに露骨な冷遇っぷりで、ファンの不信感が募るのも無理はないでしょう」(同)

 現在はネット番組などで活躍している退社組の3人。少しずつ前に進んでいるように思えるが、地上波への完全復帰はまだまだ先になりそうだ。

愛する人のため、人はどこまで犠牲にできるのか?――ドラマ『初めて恋をした日に読む話』第8話

(前回までのレビューはこちらから) 

「雨降って地固まる」という言葉がある。

 何か問題が起きて、それが解決されると、元の状態よりも良くなっているという意味だが、こと人間関係においては、トラブルが起こった後、関わった人たちの絆が強まり、関係性が良くなる、というように捉えてよいだろう。

 テレビドラマの中では、このパターンは王道中の王道、それをどううまく料理していくかが、面白さに繋がってくると言ってもいい。

 ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)第8話。物語も終盤に向け、この「地固まる」展開が多く見られた。

 11月になり、匡平(横浜流星)の東大受験まで数カ月を残すのみとなった。東大模試に向け、指導に力が入る順子(深田恭子)の元に、自身の経歴を詐称していたことがバレ、花恵会を辞めた牧瀬(高梨臨)が現れる。自分がこれまでに作った授業ノートを順子に渡し、去ろうとする牧瀬を、順子と匡平は引き止め、理数系はこれまで通り教えて欲しいと頼む。一つの事件を乗り越え、ここに新たな絆が生まれているのだ。

 その夜、美和(安達祐実)の策略で、プチ同窓会をやることになり、順子と牧瀬、従兄弟の雅志(永山絢斗)、匡平の担任の山下(中村倫也)が集まった。不思議な関係で繋がった5人、それぞれの思いを抱えたまま乾杯するのだった。

 その席上、牧瀬が雅志を好きだったという話から、山下と順子もデートをすることとなる。日にちは、匡平の模試当日。その日であれば、先生はやることがないからだ。

 デートの当日、山下は、順子を自分のバイクの後ろに乗せて出かける。初めてバイクに乗った順子は思う。

「大人になって『初めて』が少なくなった。今見るこの初めての景色は、すごく気持ちがいい」

 子供の頃や、若い頃は、初めて経験することがたくさんあった。もちろん、楽しいこともつらいことも含めて。順子が言うように、大人になるとそれが減ってくるのは事実だ。いろんな経験をして、新しいことの絶対数が減ってくるというのもある。ただ、それ以上に、慣れたことを続けようとして、新しいことにチャレンジしなくなったという事情もあるだろう。

 どんなことであれ、新しい一歩を踏み出すのには、勇気がいる。その勇気を持ち続けることこそが、“若さ”なのではないかと思う。

 模試の当日、デートを終え、順子と山下が塾の前で別れたところを、匡平は目撃してしまう。「山下と何をしていたのか」そう問う匡平に、「デートしていた」と順子は正直に答える。模試の自己採点も芳しくなかった匡平は、心にモヤモヤしたものを感じる。

 一方で、匡平の家ではさらに大きな問題を抱えていた。

 大学の認可に絡んだ、国会議員・吉川(平泉成)の不正に、匡平の父親で文科省局長の菖次郎(鶴見辰吾)が関わっていたというのだ。自宅にはマスコミが押しかけ、大騒ぎになる。さまざまなことが重なり、プレッシャーに押しつぶされた匡平は「受験をやめる」とまで言い始める。

 学校にも塾にも行かず、一人で勉強を続ける匡平を、東大近くの喫茶店に誘ったのは雅志だった。匡平に「どうしてそこまでしてくれるのか?」と尋ねられた雅志は答える。

「人が動く動機は2つ。自分の幸せのためか、好きな人の幸せのため」

 つまり、雅志は、好きな順子の幸せのために、匡平を助けているというのだ。本当に優しい人だと思う。好きな人の幸せのためとはいえ、匡平と順子がうまく行けば、自分が悲しい思いをするかもしれない。それでも、順子がより幸せになるのはどちらなのか、その間で揺れ動きながら、今できる最大限のことをしているのだろう。

 不正事件については、山下も動いていた。実は、山下の別れた妻・優華(星野真里)は、吉川の娘だったのだ。吉川に会いに行った山下は、不正の事実を認める代わりに、自分が優華とよりを戻し、政治家として跡を継ぐことにしたのだ。

 匡平の父親の疑惑は晴れ、順子も安心することだろう。しかし、山下はそれで良かったのだろうか? もう、順子と結婚することはできない。一番好きな人のために、その人と一緒になることをあきらめたのだ。

 雅志と山下、2人の行動は、ある意味「自己犠牲」ということもできる。そして、匡平はそのことに気づいている。では、順子はどうだろう? 意外と、そこまで気が回っていないようにも思う。でも、それも含めて順子が魅力的な女性でもあることは間違いない。

 今回は、「先生」という言葉がキーワードになっていた。

 最初に出てきたのは、菖次郎が電話で吉川のことを話すシーン。「吉川先生はなんとおっしゃってるんだ!?」と叫ぶ。まずは、国会議員としての「先生」だ。

 次は、問題が発覚し、悩む匡平の元を、順子と山下が訪ねたシーン。ここで、匡平は、順子のことを「春見先生」と呼ぶ。自分のことを心配してくれている順子に対する、尊敬の念が、そう呼ばせているのだろう。

 そして最後、自分の生涯をかけて、不正を暴いてくれた山下に対し、匡平が声をかける。「山下先生!」。それまで呼び捨てにしていた山下に対し、感謝の思いがこもっていることを感じる。そして、匡平は、そんな思いを素直に口にできる、優しい人間になったのだ。

 さて、教師を辞めた後の山下はどうなることだろう。吉川の地盤を引き継ぎ、政治家としてまた違った「先生」と呼ばれるのかもしれない。それもまた悪くはない。

 今話では、大学の設置認可に、ヤンキー先生の国政進出など、現実の出来事とリンクするような展開が見られた。時間軸がリアルタイムに近づいてくるのを感じさせるためにも、有効な仕掛けだったと思う。

 今回の出来事を通して、それぞれの関係性は、より強くなったと思う。いわゆる「男女の愛情」以上のものを、見つけはじめているのかもしれない。順子の気持ちは、最終的に誰のもとに行き着くのか。深まる絆とともに注目していきたい。

(文=プレヤード)

小川彩佳『NEWS23』起用は「女子アナ」の終わりの始まり?

 テレビ朝日では小川彩佳アナ、宇賀なつみアナ、TBSでは吉田明世アナ、宇垣美里アナらエースアナがこぞって退社し、両局は局アナ不足に悩まされそうだ。

 その一方で、テレ朝の『報道ステーション』は小川アナの降板後に同局OGの徳永有美がキャスターを務め、その小川アナは7月から『NEWS23』のメインキャスター起用が取り沙汰されている。

「これにはテレ朝、TBSの局アナたちからも、『なぜ自局のアナウンサーを使わないのか』との不満の声が漏れているようです。とりわけ、TBSは以前から自局のアナウンサーよりも草野満代、膳場貴子、雨宮塔子など知名度のあるフリーアナに看板番組を任せる傾向が目立ちます」(テレビ関係者)

 しかし、これはテレ朝、TBSだけではなく、テレビ界全体にとっても根が深い問題だという。民放プロデューサーが語る。

「昨今、局アナの退社が相次ぎ、フリーアナが飽和状態となっています。局アナ1人育てるのに、会社は莫大な育成・教育費を投入している。それでようやく1人前に育ったところで辞められるのであれば大損です。これまでは高額のフリーアナを起用するなら自局アナで安く済ませようとする傾向が強かったが、今やフリーアナの数が多すぎて、局アナの人件費よりも安く済ませることができる。それならば、もうアナウンス部を廃止して、人材育成は番組を委託するフリーアナ事務所に任せたほうがメリットも大きいわけです。かつてほど若手のスターアナも育っていませんし、近い将来、『女子アナ』はいなくなるかもしれませんよ」

「平成」と共に始まった「女子アナ」ブーム。新時代では違った形が生まれるのだろうか。