宇垣美里の非常識ぶりに唖然!「民度が知れる」発言が特大ブーメランになって業界を干される危機

 これは言うべき話ではなかっただろう。

 3月にTBSを退社したフリーアナウンサーの宇垣美里が7月12日、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演。週刊誌で報じられたTBS時代の「コーヒーぶちまけ事件」の真相を告白した。

「宇垣は担当していた番組のプロデューサーに降板を告げられた際、それが1~2週間前と急だったことに『失礼』だと憤慨。相手が宇垣のために買ってくれたコーヒーを『あなたからもらったコーヒーは飲めませんとジャーッと捨てた』と明かし、“かけてはいない”と弁明しました。しかし、プロデューサーとの『内々の話』が外部に漏れたことについては『民度が知れるわ』とバッサリ。ダウンタウンらを唖然とさせていました」(テレビ誌ライター)

 宇垣は言い過ぎたと気づいたのか、この部分を編集してほしいというしぐさを見せていた。

 とはいえ、入社数年の社員が目上のプロデューサーに対してとった行動としてはあまりに非常識だったため、ネット上では「普通の人は怒りでコーヒーをジャーと捨てることはまずないです」「『要りません』と断るか、飲まなければいいだけ。ジャーッと捨てなきゃいけない意味がわからない」「一般企業の人事異動だっていきなりのほうが多くない?」「どんだけ天狗なんだよ」と批判コメントが飛び交うなど炎上状態となっている。

「この件は『あさチャン!』を降板したときの話ですから、プロデューサーも特定できてしまう。宇垣は現在もTBSラジオに出演しており、お世話になっている会社を全国放送で『民度が知れる』と罵るとはあまりにも思慮が足りなかった。普通なら番組を下ろされても仕方がないほどの暴言です。ヒステリックなイメージがついてしまったことで、番組スタッフも改めて使いづらいと感じたでしょうし、食べ物を粗末にしたことで食に関する番組へのオファーも難しくなった。男女とも応援したい人が激減したのではないでしょうか」(芸能記者)

「民度が知れる」は特大ブーメランとなって、宇垣に突き刺さってしまったようだ。

宇垣美里、TBS時代の「スタッフハラスメント」発覚で、業界内では”田中みな実株”が急騰中!

 同じキャラのあの人はニンマリ?

 フリーアナウンサーの宇垣美里が7月12日の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でTBS時代の「コーヒーぶちまけ事件」の真相を語ったことが話題を呼んでいる。この件で、宇垣は大きく好感度を下げているようだ。

「この事件については以前に週刊誌が報じており、半ば都市伝説のようになっていた。しかし、実際に近いことは起きていたようで、宇垣によれば、プロデューサーに直前に担当番組の降板を告げられことに腹を立て、相手が自分のために買ってくれたコーヒーを『あなたからもらったコーヒーは飲めませんとジャーッと捨てた』のだとか。しかもこの話が外部に漏れたことについて『民度が知れる』と吐き捨て、ダウンタウンを驚かせていました」(テレビ誌ライター)

 ネット上ではコーヒーの中身をわざわざ捨てた態度に批判が殺到。先日の『スッキリ』(日本テレビ系)でも、TBS時代に共演した加藤浩次が、ADに台本を投げつけた事件を暴露しており、予想以上の“スタッフハラスメント”にドン引きした人が多かったようだ。

 そんな宇垣の自爆によって株が上がっているのが、“キャラかぶり”と言われることの多い田中みな実だという。芸能ライターが言う。

「2人は“ぶりっ子”“あざとい”といったキャラで一括りにされがちですが、実は田中のほうは正論を言って共感されることも多い。また、彼女は自分が出演している番組の全てのスタッフ、共演者に日頃の感謝を伝えるために“手作りチョコ”を渡すなど、気配りを欠かさない。TBS時代に自分がアシスタントを務めていたラジオ番組が終了した際に、『私の力不足で申し訳ありません。もっと頑張りますので、またぜひご一緒させてください』と目に涙を溜めてスタッフ一人一人に頭を下げたのは有名な話。皆、その姿に感動して、絶対また彼女のために番組を立ち上げようと思ったそうです」

 田中と宇垣のテレビ出演の違いは、そのままスタッフからの慕われ方の差なのかもしれない。

小川彩佳アナ、『NEWS23』低視聴率でも驚くべき格安ギャラでTBSが“物言い”を付けられない!

 TBSの佐々木卓社長が3日、都内の同局で定例会見を行った様子を、各スポーツ紙が報じた。同局では、4月にテレビ朝日を退社してフリーアナウンサーとなった小川彩佳をメインキャスターに迎え、看板報道番組『NEWS23』を6月3日からリニューアル。

 各紙によると、佐々木社長は、小川のキャスターぶりに「始まったばかりなものですから」、「じっと見守っている感じ」と見解を示すも、6月18日夜に発生した新潟・山形地震の際の小川アナの様子について、「災害報道の時は大変落ち着いていて、しっかりとした、良い災害報道をしていたなと思います」と評価したというのだが、数字はかなり微妙だという。

「古巣のテレビ朝日『報道ステーション』、日本テレビの『news zero』の上回るのを目指していたはずだが、初回の視聴率は4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とかなり期待外れ。その後、数字はいっこうに上がらず、最近では3%台に落ち込んでしまうこともある。本来、このまま数字が上がらないようなら、降板させられても仕方ないはず」(TBS関係者)

 小川アナの“移籍”は退社からあまりにも短期間だっただけに、テレ朝の幹部が激怒していたことも、一部で報じられていた。

 当初から“逆風”が吹き荒れていたようだが、「週刊新潮」(新潮社/7月11日号)によると、小川アナ起用の背景には、医師である小川アナの父親がTBSの産業医をつとめているからだろうとささやかれているという。

 さらに、ギャラはなんと1本30万円程度と格安で無理なことは言えない状態。そのせいか、TBS内部では小川アナの起用を推すスタッフと反対派のスタッフのぶつかり合いが起きてしまっているというのだ。

「とりあえず、番組全体の雰囲気が暗い。小川アナのキャラを作り込み過ぎている気がするので、好き勝手やらせてみてもいいのでは」(他局の報道担当記者)

 現場は早くも末期状態のようだ。

TBS人気アナ・小林豊、突然「人事異動」の怪……「二度としゃべるかよ」と不満漏らした裏側

 TBS・小林豊アナウンサーが、6月29日放送の『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(TBSラジオ)に生出演。7月1日付でアナウンス部から別の部署へ異動するといい、「まさにこれで(アナウンサーとして)廃業ということ」とあいさつした。また、放送の中でTBS批判とも取れる発言があったことから、ネットを中心に物議を醸したが、今後も同局のアナウンス部内では、同様の事態が続くとみられるようだ。

 番組の終盤で小林アナは、人事異動について「会社の方針であまり言えない」と明言を避けながらも、「(アナウンサーとして)二度とマイクを持つことはないかと思います。本音を言うと、二度としゃべるかよ。TBS!」と“ぶっちゃけ”発言。不本意な形での異動とみられるだけに、ネット上では「一体何があったの!?」「もしかしてパワハラ人事なのでは……」といった書き込みが相次いだ。

「1989年入社の小林アナは、報道からバラエティ、ラジオとオールマイティに活躍しており、広い世代に親しまれた有名アナウンサー。定年するには時期が早すぎる上に、新設される部署への異動ということで、一部業界関係者の間でも驚きの声が出ていました」(スポーツ紙記者)

 小林アナの人事異動は、TBSが水面下で進めているという「アナウンス部閉鎖計画」が関係していると、局内でウワサされているとか。

「正式発表はされていませんが、TBSはそう遠くない将来、アナウンサー職そのものを廃止すると言われています。理由は単純に“人件費削減”で、早期退職者が多いアナウンサーに、そこまで比重を置く必要はないという判断のようです」(TBS関係者)

 各局とも、新人アナウンサーには元タレントを採用するなど、“即戦力”を求める状況になっている。

「特に女子アナは、入社前から新人教育に力を入れて育てたとしても、20代のうちに独立するのが当たり前となりつつあるので、正社員での雇用はコストに見合わないんです。今まで『アナウンサー職』は、ほかの職種と分けた採用を行っていましたが、今後は、アナウンサー職志望の学生も総合職として一括採用し、ゆくゆくアナウンス部は消滅していくと言われています。小林アナのようなベテランが配置転換になったのも、アナウンス部消滅に向けてのことなのかもしれません。これから、同様の事態が起こっていくのではないでしょうか」(同)

 それでも小林アナの発言からすると、この異動に本人は明らかに納得していない様子。今後もこうした人事が続くようなら、思わぬ火種が生まれるかもしれない。

TOKIO国分太一は栄転、堀尾正明はリストラ一直線…不倫騒動でTBS『ビビット』組に明暗

 TBSにとってはこの際、白でも黒でもどちらでもいいのかもしれない。

 6月20日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)にて、梅沢富美男が不倫疑惑を報じられた堀尾正明について「ヤッてるとは思うけどね」と一刀両断した。

 堀尾は自身が出演する『ビビット』(TBS系)でこの件について、涙ながらに男女関係を否定していたが、この不倫疑惑にニンマリしているのがTBSだという。

「視聴率2~3%と低迷している『ビビット』を打ち切りやすくなったと、上層部は小躍りしているそうです。同番組はそもそもMCのTOKIO・国分太一にやる気が感じられない。昨年はメンバーだった山口達也の強制わいせつ事件が、今年はKAT-TUNの元メンバーである田口淳之介の薬物逮捕がありましたが、国分は番組で仲間や後輩の不祥事を伝えなければならないことに嫌気が差し、『そこまでしてやりたくない』と周囲に漏らすようになっている。TBSはすでに『ビビット』を9月で打ち切り、立川志らく司会の新番組を立ち上げるべく動いている。国分には、あらたに始まるバラエティ番組が用意されているといいます」(芸能記者)

 国分は安泰でも堀尾については、TBSは”塩対応”を決めているという。

「堀尾はNHK時代、『紅白歌合戦』の総合司会も務めた大物アナ。有働有美子の教育係を担当したほど。そんな彼が08年にフリー転向して以降、重宝したのがTBSでした。17年に『Nスタ』が終了し、『ビビット』のコメンテーターに異動した際には、3年間は起用する約束をしていたようです。しかし、ギャラは高いのに数字は持っていないとあって、国分以上のお荷物となっていた。TBSでは彼の椅子はもう用意されないでしょう」(テレビ関係者)

 堀尾が番組で泣いていたのは、自身の居場所がなくなる未来が予想できていたからかもしれない。「実はヤッていました」と告白するなら、梅沢の口利きでTOKYO MXが拾ってくれるかも?

『インハンド』最終話 山下智久の新たな代表作に? ツッコミどころ満載も続編を期待

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)も今回でラスト。21日に放送された最終話は平均視聴率10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、初回以来の2ケタ達成で有終の美を飾りました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回、新型のエボラウイルスが蔓延し、封鎖されてしまった栃木県・相羽村に残ることになった紐倉哲(山下)。そのウイルスを研究していた元上司の福山和成(時任三郎)は肺ガンで倒れ、ウイルスを撒き散らしたとされる福山の息子・新太(磯村勇斗)は姿を消してしまいます。

 そうこうしている間にも村人たちは次々と倒れ、遂には高家春馬(濱田岳)の幼馴染み・棚橋弘樹(平岡祐太)までもが、婚約者の杉山美園(石橋杏奈)とお腹の中の子どもを残し、死んでしまいます。

 この悲惨な状況を見た紐倉は、患者から弱毒化したウイルスを採取して生ワクチンを開発することを決意。しかし、それはあまりにも困難を極め、天才を豪語する紐倉も珍しく弱気になってしまいます。

 そんな中、山奥で密かにワクチンの開発をしていた新太を発見。自身がアメリカから連れてきた研究仲間が、相羽村を実験場にしてウイルスを撒き散らしたと知った高家は激怒し、“人類の未来のため”と強調して理解を求める新太に対し、紐倉も怒りをあらわにするのでした。

 その後、月日が経ち、美園が出産期を迎えるも、村の中に産婦人科の医師はいません。そこで急遽、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の牧野巴(菜々緒)が呼んだ産婦人科の医師にテレビ電話でアドバイスを仰ぎながら、高家が執刀することになります。

 逆子で難産だったものの、何とかオペを切り抜けた高家ですが、その後、ウイルスに感染して倒れてしまいます。5日以内に100%死ぬという状況の中、ワクチンを開発して助けることもできず、紐倉は自分の無力さを嘆きます。

 ところが、高家は5日を過ぎても死なず。実は実家の畑から採れた野菜にはさまざまな寄生虫が含まれ、そのどれかがエボラウイルスに対して強い抗体となっていたのです。そして、高家のカラダから弱毒化したウイルスを取り出し、生ワクチンを開発したことで相羽村の人々は救われ、封鎖も解かれるのでした。

 その後、高家は紐倉の元を離れてアジアの国で医師活動を始めるも、そこへ紐倉が現れて助手としてこき使われることに。また、牧野は念願だった外務省へ返り咲き、海外での任務を開始、というところで終了となりました。

 前回に続いて封鎖された相羽村が舞台となったのですが、BSL4(バイオセーフティーレベル4)の危険な細菌が蔓延している割には、紐倉が防護服を着用せずに山奥へ足を運んだり、高家が呑気に花に水をあげたり、患者の収容所が簡易なテントだったりと、細部に意識が行きわたっていないために、極限状態の危機感が損なわれてしまう演出が残念でした。

 それに加えて、新太の研究仲間がウイルスを撒き散らした動機もいまいち理解できず。なぜ村を実験場にする必要があったのか? 最終回を盛り上げるべく、強引にパンデミックな展開にした感が否めませんでした。

 また、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の中に厚生労働省へ情報を流している裏切り者がいる、と前々回から煽っていた割には、御子柴隼人(オリエンタルラジオ・藤森慎吾)が「僕です」とあっさり自首。厚生労働省のお偉いさんとの会話を録音していたことを明かし、マスコミに流すという展開は安易かつ肩透かしをくらった印象です。

 最終話はツッコミどころ満載といった感じでしたが、全話を通じて評価するならば、メインキャスト3人のキャラクター、相互の関係性、ストーリーのテンポなど、どれをとっても満足のいくレベルだったと思います。

 特に紐倉に関しては、変わり者の天才、という手垢が付きまくった設定かつ山下のボソボソとした喋り方を見て、第1話の段階ではあまり期待感は抱けなかったのですが、高家との出会いや元助手・入谷廻(松下優也)を巡る過去のトラウマを断ち切ったことで成長。相変わらず喋る時のトーンは低いものの、徐々に人間味が増してきた印象です。

 その例として今回、人類の未来を守るためにある程度の犠牲は仕方がない、と主張する新太に同意を求められた際、否定した点が挙げられます。ドラマの序盤で同じことを訊かれていたら恐らく、紐倉は迷うことなく同調していたことでしょう。

 また、高家の実家の畑にエボラウイルスに抵抗する寄生虫が存在することに気づいたのも、それ以前に高家に連れられて畑仕事に繰り出していたからこそ。研究室から出て、人間的な交流を得たことで紐倉は真の天才へと変化したのではないでしょうか。

 視聴率的には物足りなかったですが、山下の新たな代表作になるポテンシャルは十分に秘めているドラマだと感じましたし、その成長をもっと見たい。シリーズ化をぜひ期待したいところです。

(文=大羽鴨乃)

『インハンド』最終話 山下智久の新たな代表作に? ツッコミどころ満載も続編を期待

 山下智久が寄生虫専門のドSな医学者を演じるドラマ『インハンド』(TBS系)も今回でラスト。21日に放送された最終話は平均視聴率10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、初回以来の2ケタ達成で有終の美を飾りました。

(前回までのレビューはこちらから)

 前回、新型のエボラウイルスが蔓延し、封鎖されてしまった栃木県・相羽村に残ることになった紐倉哲(山下)。そのウイルスを研究していた元上司の福山和成(時任三郎)は肺ガンで倒れ、ウイルスを撒き散らしたとされる福山の息子・新太(磯村勇斗)は姿を消してしまいます。

 そうこうしている間にも村人たちは次々と倒れ、遂には高家春馬(濱田岳)の幼馴染み・棚橋弘樹(平岡祐太)までもが、婚約者の杉山美園(石橋杏奈)とお腹の中の子どもを残し、死んでしまいます。

 この悲惨な状況を見た紐倉は、患者から弱毒化したウイルスを採取して生ワクチンを開発することを決意。しかし、それはあまりにも困難を極め、天才を豪語する紐倉も珍しく弱気になってしまいます。

 そんな中、山奥で密かにワクチンの開発をしていた新太を発見。自身がアメリカから連れてきた研究仲間が、相羽村を実験場にしてウイルスを撒き散らしたと知った高家は激怒し、“人類の未来のため”と強調して理解を求める新太に対し、紐倉も怒りをあらわにするのでした。

 その後、月日が経ち、美園が出産期を迎えるも、村の中に産婦人科の医師はいません。そこで急遽、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の牧野巴(菜々緒)が呼んだ産婦人科の医師にテレビ電話でアドバイスを仰ぎながら、高家が執刀することになります。

 逆子で難産だったものの、何とかオペを切り抜けた高家ですが、その後、ウイルスに感染して倒れてしまいます。5日以内に100%死ぬという状況の中、ワクチンを開発して助けることもできず、紐倉は自分の無力さを嘆きます。

 ところが、高家は5日を過ぎても死なず。実は実家の畑から採れた野菜にはさまざまな寄生虫が含まれ、そのどれかがエボラウイルスに対して強い抗体となっていたのです。そして、高家のカラダから弱毒化したウイルスを取り出し、生ワクチンを開発したことで相羽村の人々は救われ、封鎖も解かれるのでした。

 その後、高家は紐倉の元を離れてアジアの国で医師活動を始めるも、そこへ紐倉が現れて助手としてこき使われることに。また、牧野は念願だった外務省へ返り咲き、海外での任務を開始、というところで終了となりました。

 前回に続いて封鎖された相羽村が舞台となったのですが、BSL4(バイオセーフティーレベル4)の危険な細菌が蔓延している割には、紐倉が防護服を着用せずに山奥へ足を運んだり、高家が呑気に花に水をあげたり、患者の収容所が簡易なテントだったりと、細部に意識が行きわたっていないために、極限状態の危機感が損なわれてしまう演出が残念でした。

 それに加えて、新太の研究仲間がウイルスを撒き散らした動機もいまいち理解できず。なぜ村を実験場にする必要があったのか? 最終回を盛り上げるべく、強引にパンデミックな展開にした感が否めませんでした。

 また、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の中に厚生労働省へ情報を流している裏切り者がいる、と前々回から煽っていた割には、御子柴隼人(オリエンタルラジオ・藤森慎吾)が「僕です」とあっさり自首。厚生労働省のお偉いさんとの会話を録音していたことを明かし、マスコミに流すという展開は安易かつ肩透かしをくらった印象です。

 最終話はツッコミどころ満載といった感じでしたが、全話を通じて評価するならば、メインキャスト3人のキャラクター、相互の関係性、ストーリーのテンポなど、どれをとっても満足のいくレベルだったと思います。

 特に紐倉に関しては、変わり者の天才、という手垢が付きまくった設定かつ山下のボソボソとした喋り方を見て、第1話の段階ではあまり期待感は抱けなかったのですが、高家との出会いや元助手・入谷廻(松下優也)を巡る過去のトラウマを断ち切ったことで成長。相変わらず喋る時のトーンは低いものの、徐々に人間味が増してきた印象です。

 その例として今回、人類の未来を守るためにある程度の犠牲は仕方がない、と主張する新太に同意を求められた際、否定した点が挙げられます。ドラマの序盤で同じことを訊かれていたら恐らく、紐倉は迷うことなく同調していたことでしょう。

 また、高家の実家の畑にエボラウイルスに抵抗する寄生虫が存在することに気づいたのも、それ以前に高家に連れられて畑仕事に繰り出していたからこそ。研究室から出て、人間的な交流を得たことで紐倉は真の天才へと変化したのではないでしょうか。

 視聴率的には物足りなかったですが、山下の新たな代表作になるポテンシャルは十分に秘めているドラマだと感じましたし、その成長をもっと見たい。シリーズ化をぜひ期待したいところです。

(文=大羽鴨乃)

嵐、ベストアルバムが初日72万枚売り上げ! 週間ミリオン達成も射程内の大ヒット

 CDデビュー20周年を記念した嵐のベストアルバム『ARASHI 5×20 All the BEST!! 1999-2019』(6月26日発売)が、25日付のオリコンデイリーアルバムランキングで初登場1位を獲得。初日でなんと72万8,674枚を売り上げ、爆発的な大ヒットを飛ばしている。週間データが出るまでにミリオンセラー(100万枚)に届く可能性もあるほど、幸先良いスタートを切った。

 今作は初回限定盤1、2と通常盤の3形態で販売。デビューシングル「A・RA・SHI」から最新シングル「君のうた」のシングル全表題曲63曲と、20周年のアニバーサリーソング「5×20」を含めた計64曲を収録。初回限定盤1は「5×20」のビデオクリップ、メイキングを収録した豪華スペシャルパッケージ仕様になっており、初回限定盤2も特典映像として歴代コンサートの楽曲を抜粋したLIVE映像集「ARASHI LIVE CLIPS」が入っているという。嵐ファンならば全形態揃えたい内容とあって、購入者が殺到したのだろう。

 嵐はCDデビュー10周年の09年にもベストアルバム『All the BEST! 1999-2009』をリリース。この時は発売初日に26.1万枚を売り上げ、初週75.3万枚を記録。発売からわずか13日目でミリオン(100.4万枚)を達成していた。今回の『ARASHI 5×20 All the BEST!! 1999-2019』は、10年前の『All the BEST! 1999-2009』が約1週間でマークした75.3万枚に迫る勢いを見せている。

「ここ5年以内に発売された他グループの主なベストアルバムの初日売り上げと比較すると、V6の20周年記念アルバム『SUPER Very best』(15年7月発売)は9万5,666枚、KAT-TUN初のベストアルバム『KAT-TUN/ 10TH ANNIVERSARY BEST“10Ks!”』(16年3月発売)も8万6,560枚と1ケタ発進でした。また、『Hey!Say!JUMP 2007-2017 I/O』(17年7月発売)は16万7,958枚、KinKi Kidsの20周年記念ベストアルバム『The BEST』(17年12月発売)が10万1,690枚、関ジャニ∞の『GR8EST』(18年5月発売)は18万9,557枚。さらに、グループ解散前に発表したアルバム2作では、『SMAP 25 YEARS』(16年12月発売)は初日で26.8万枚、タッキー&翼にとって最後の作品となったベストアルバム『Thanks Two you』(18年12月発売)の滑り出しは1万9,586枚でした」(ジャニーズに詳しい記者)

 嵐は来年末をもってグループ活動を休止するだけに、今年はこれまでにはないほど、多くの音楽番組への参加を控えている。先陣を切ったのは、『テレ東音楽祭2019』(6月26日放送)で、嵐になってからグループで初めてテレビ東京の番組に出演。櫻井翔が総合司会を務める『THE MUSIC DAY 2019 ~時代~』(日本テレビ系、7月6日放送)や、常連の『2019 FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系、同24日放送)はもちろん、『SONGS』(NHK、6月29日放送)に加えて、14年ぶりに『COUNT DOWN TV』(TBS系、同)に帰ってくるという。特にジャニーズファンに衝撃を与えたのが、元SMAP・中居正広がTBSの安住紳一郎アナウンサーと総合司会を担当する『音楽の日』(TBS系、7月13日放送)への初登場が決まったことだ。

「中居と嵐の絡みといえば、かつて放送されていた『うたばん』(TBS系)での“下克上コント”を思い出す人も多いでしょう。普段は物静かな大野智が、先輩の中居に暴言を吐いてケンカを吹っかけ、ほかの嵐メンバーらが止めに入る……といったやりとりが好評でした。しかし、SMAPと嵐メンバーは10年ほど前から番組共演が少なくなり、『NHK紅白歌合戦』などの大型歌番組で同じステージに立つ程度。13年の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で2組が久しぶりに共演し、下剋上コントが復活した際は、双方のファンが大喜びしていました」(同)

 こうした経緯もあり、ジャニーズファンは「また中居くんと大野くんの絡みが見れるのかと思うと、ワクワクする」「嵐が『音楽の日』に出るの念願だった。やった~!」「中居くんと嵐の久しぶりの共演、楽しみすぎる」と、期待に胸を躍らせている。かたや、SMAPファンは解散騒動の影響でジャニーズタレントに否定的な感情を抱く人も少くないようで、嵐をはじめ11組が出演すると知り、「『音楽の日』は毎年見てたけど、今年は見ない。嵐まで出して、ただのジャニーズ番組になって気分が悪い」「急にジャニーズ入れてきて一気に安っぽい音楽番組になった」「『音楽の日』に11組って、ジャニーズ音楽祭かよ」と、辛らつな反応が上がってしまった。とはいえ、ネガティブな声は一部のみで、中居と嵐のトークを待ちわびているファンがほとんどだろう。

 嵐に関しては、7月1日より東京・ソニーミュージック六本木ミュージアムで『ARASHI EXHIBITION “JOURNEY” 嵐を旅する展覧会』(東京は11月30日まで)がスタート。今後は5人でのテレビ露出が増える上にイベントも待ち構えているだけに、しばらくはファンにとっても楽しい期間が続きそうだ。

三上博史、悪のレトリックが冴え渡った!! 存在感で福山雅治を上回った『集団左遷!!』最終話

  平成から令和をまたいだ、福山雅治初のサラリーマンもの『集団左遷!!』(TBS系)。金融業界が舞台と思えないほどズボラな脚本、福山のコミカルな演技が“顔芸”と称されるなど多くの問題を抱えたドラマでしたが、何とかゴールに辿り着きました。平成最後の、令和初の下克上は果たせたのでしょうか。最終話を振り返りたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

 三友銀行に勤める片岡部長(福山雅治)は、横山専務(三上博史)が政治家に不正な献金をしている事実を役員会議で告発します。ところがほとんどの役員は片岡の言葉には耳を傾けず、横山専務が副頭取に昇格することに賛成するのでした。片岡の正論は、横山専務の辣腕ぶりの前に敗北を喫したのです。

 このまま三友銀行は、横山副頭取による独裁支配へと進むのでしょうか? 片岡は反横山派である隅田常務(別所哲也)と共に、横山体制にはびこる不正問題をマスコミに公表することを決心します。

 もちろん、横山副頭取は黙ってはいません。片岡に協力する日本橋支店の副支店長・真山(香川照之)、裏金の流れをメモした秘密手帳を片岡に渡した梅ちゃん(尾美としのり)への出向を命じます。見せしめ人事です。片岡本人ではなく、周辺を狙い撃ちするという何ともゲスいやり口。片岡の首を真綿で締めるように、じっくりと責める横山副頭取でした。

 片岡と横山副頭取が直接対決するシーンが訪れました。真山らの出向が決まったことに、顔を真っ赤にして怒る片岡。そんな片岡に対して、横山副頭取は“悪のレトリック”を全開してみせるのでした。

横山「本当に会社を変えたいのなら、私のところまで上がってきてください。あなたを出向させないのは、あなたのがんばりを評価しているからです。これからの三友銀行に必要な人材だと思っているからです。会社が生き残るためには清濁併せ呑まなくてはならないんです」

 横山副頭取は、社運を賭けた新しい事業のメンバーに片岡を抜擢するつもりだと言います。そして、そこで実績を残せば、役員への道が開け、真山たちを出向先から呼び戻すことができるのだと。それまで「不正は許せない」の一点張りだった片岡の心は揺らぎます。部屋を出た瞬間、「クプッ」と小さく笑う三上博史。悪の華が咲き乱れた、『集団左遷!!』最大の見せ場だったといえるでしょう。

 

悪役・横山がいちばん嫌いだった人物とは?

 横山副頭取の悪の囁きによって、マスコミへの公表をためらっていた片岡ですが、結局は真山に「最後までブレないでください」と説得され、横山副頭取が政治家たちと癒着している事実を、金融庁や新しい提携先であるネット通販会社へとリークするのでした。

片岡「みんなは横山さんのような強い力は持っていません。でも、会社の役に立ち、お客さんに喜んでもらうために、噓をつかずにがんばってきたつもりです」

 最後まで正論を貫き通した片岡が、現代社会の“メフィスト”横山副頭取に引導をついに渡したのでした。

 あともう少しで、横山副頭取が夢想してきた未来型の新しい銀行が誕生するはずだったのですが、中学生のような正論を吐き続ける一人の石頭によって頓挫したのです。横山副頭取の脳内にあった輝かしい未来予想図は、砂上の楼閣のように崩れ落ちていきます。最後に横山副頭取は「す〜は〜」と息を整えてから、「では、みなさん! がんばってくださいッ!!」と張りのある声を残して退場するのでした。実に悪役らしい、あっぱれな姿でした。

 横山副頭取の不正を見逃していた責任から、藤田頭取(市村正親)も身を引くことになりました。経営陣は一新され、隅田常務が新しい頭取に選ばれます。出向が決まっていた真山は銀行を辞め、病気がちな妻(西田尚美)の傍にいられるよう妻の実家の会社を手伝うことになりました。梅ちゃんは隅田常務の片腕になったようです。そして、片岡は人材育成研修センターで若い世代の指導にあたることになります。不正に関わった人間は一掃され、三友銀行が再建へ向かうところで終幕となりました。

 最終話の主人公は、完全に三上博史演じる横山副頭取でした。もう少しで座れるはずだった頭取の椅子の前でヘタレこみ、それまで見せたことのない涙をこぼします。

 一方的にリストラを進める冷血漢にように思われた横山副頭取ですが、必ずしもそうではありません。腹心の部下・鮫島(小手伸也)が秘密手帳を梅ちゃんに無造作に渡したりしなければ、こんな事態にはならなかったはずです。それでも、横山は部下の鮫島を責めることはしません。何もせずに周囲の顔色ばかり見ている人間が、横山は大嫌いなのです。横山のこれまでの努力や独自性のあった将来設計は理解されないまま、誰にも見送られることなく横山は消えていくのでした。

 いつか、三上博史扮する悪徳ビジネスマンが暗躍するピカレスクロマンものを見てみたいです。小手伸也が出演している『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の続編に、三上がラスボスとして登場するのも面白そうです。

 問題点がいろいろあった『集団左遷!!』ですが、ひとつだけに絞れば『半沢直樹』『下町ロケット』(同)といった高視聴率をとった池井戸潤ドラマのしわ寄せ、悪影響が噴出したドラマだったように感じられたということです。『半沢直樹』も『下町ロケット』も池井戸潤の原作小説をそれぞれ2巻ずつ投入することで、非常にスピーディーな展開を見せ、視聴者を取り込むことに成功しました。じっくり楽しみたい人は、原作小説を読めばいいわけです。

 今回の『集団左遷!!』は、江波戸哲夫の小説『集団左遷』『銀行支店長』から美味しいところを抜き出したものの、ほぼオリジナルといっていい内容でした。池井戸潤ドラマのように、ドラマと原作小説とが補完しあうような密な関係にはなっていません。池井戸ドラマのようなスピーディーな展開を狙うあまり、人物造形や家族構成といったドラマの背景はおざなりとなり、最後まで薄っぺらいいままでした。主人公の片岡は「がんばろう」「不正はよくない」と正論しか口にしない、説得力のないキャラクターだったように思います。

 さて、最終話の気になる視聴率は……。13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。第1話の13.8%に次ぐ高い数字です。第2話以降はゆるいコメディタッチの展開で視聴率の低迷が続きましたが、第7話から『半沢直樹』っぽいシリアスモードにシフトチェンジして数字を上げていきました。爆死案件かと思われていた『集団左遷!!』ですが、何とか数字的には体裁を繕ったようです。

 でも数字を残すことだけが、正義なのでしょうか。序盤とはまったく異なるドラマへと変貌した『集団左遷!!』を見終えて、そのことを考えさせられます。これからはますますテレビは視聴率を、雑誌は発売部数を、ネット記事はPV数を残すことだけが求められ、中身は問われなくなっていくのでしょうか。正論だけ吐いて生きていくことができる片岡が、ある意味羨ましく思えてきます。それではみなさん、3カ月間おつきあいくださり、どうもありがとうございました。

(長野辰次)

堀尾正明アナの不倫疑惑にTBS社員が小躍り? お荷物番組『ビビット』に打ち切りの好機到来か

 TBSの朝の情報番組『ビビット』に大激震が走った。

 同番組で「ニュース雑学おじさん」として、コメンテーターを務める堀尾正明アナに、時ならぬ不倫疑惑騒動が巻き起こったのだ。

 20日発売の「週刊新潮」(新潮社)によると、堀尾アナは都内の豪邸に暮らす50代の美人モデルと一緒に仲睦まじく歩いたり、その女性の子どもたちと食事に出かけたりしていたという。同誌の取材では、堀尾アナは6月に入ってからの3週間あまりで、4回も女性宅にお泊まりしたのだとされる。女性は2年前に株式トレーダーだった夫に先立たれ、現在は独身。堀尾アナは既婚者だが、「妻とは別居中で、連絡を取るのは何カ月かに1回くらいのもの」としている。

 同日の『ビビット』に生出演した堀尾アナは、騒動を涙目で「許容範囲を超えた行動をした」などと謝罪したものの、「女性の家族はある事情を抱えており、そのサポートをしていた」と説明、女性と恋愛関係、男女の仲であることは真っ向否定した。

 番組には堀尾アナと別居中の妻からのコメントが寄せられた。そのおもな内容は「これまでも(広い意味での)人助けはいくつかありました。心のやさしい懐の深いところが彼のいちばんの魅力だと思っています。それは出会ったときから今も変わりません。しかし、今回ばかりは、やさしさの度が過ぎてしまったのかもしれません。結果的に、そのことにより、お相手やご家族の皆さまに大変不快な思いをさせてしまった事態になったことは、深く反省してほしいと思います」といったもの。

メインキャスターの真矢ミキは、この女性と会ったことがあるとして、「本当にお友達でした。私が会ったときは。こんな風に大きく誤解されてしまうのは残念」と擁護するなど、大茶番劇に発展した。

 別居中とはいえ、妻がいる、いい大人が、独身女性の自宅に頻繁にお泊まりして、「男女の関係はありません」と主張したところで、説得力はゼロ。放送時間帯からして、大方の番組視聴者は主婦層で、今後堀尾アナには厳しい目が向けられることになりそうだ。

 現状、降板の話は出ていないが、不倫疑惑のあるコメンテーターが出演を続けていれば、番組自体が吹っ飛んでしまう恐れもある。

 ところが、この騒動が、TBSにとって、“追い風”になるとみる向きもあるというのだ。

「TBSとしてはずっと低視聴率が続く『ビビット』を打ち切りたかった。しかし、TOKIO・国分太一がMCをやっているため、ジャニーズ事務所がなかなか納得してくれないとも。しかし、今回の堀尾アナの不倫疑惑騒動で、番組そのものが立ち行かなくなるとなれば、この機に打ち切ることができる。そうなってくれれば、ある意味TBS的にはお荷物番組を打ち切る好機。堀尾アナは局アナではありませんから、TBSにもダメージはない。堀尾アナの不倫疑惑でTBS社員が小躍りしてるという話もあるほどです」(テレビ関係者)

 堀尾アナはNHK時代、『第55回NHK紅白歌合戦』(2004年)の総合司会も務め、NHKエグゼクティブアナウンサー(局次長級)職にも就いていた大物アナ。有働有美子アナの新人時代には、教育係を担当したほど。08年3月いっぱいで同局を退職し、フリーに転向。09年9月末から、TBS系の夕方の報道番組『イブニングワイド』のMCに就任。同番組は10年春に『Nスタ』にリニューアルされ、17年3月まで出演を続けた。同4月から、ホラン千秋を起用するにあたって、同番組を降板した堀尾アナは、同月から『ビビット』のコメンテーターに異動した。

 実に10年にもわたって、TBSとの関係が続いてきた堀尾アナだが、さすがに今回ばかりは、その関係にも終止符が打たれる可能性も高そうだ。