ラグビーW杯日本代表の快進撃で、大泉洋『ノーサイド・ゲーム』の映画化プランが現実味

 9月28日、ラグビーワールドカップの1次リーグA組の日本―アイルランド戦が行われ、日本は世界2位のアイルランドを19―12で破り、ロシア戦に続き2連勝となった。

「日本はアイルランドと通算10回目の対戦で初勝利。ラグビーは番狂わせが起きにくい競技ですが、日本は前回大会で南アフリカを破ったのに続き、再び優勝候補を相手に金星。グループリーグ突破に大きく前進しました。この勢いが続けば、前回大会以上のラグビーブームが到来するでしょう」(スポーツ紙記者)

 それを見越してか、TBSではあのドラマの映画化が検討されているという。テレビ関係者が明かす。

「池井戸潤原作のTBS劇場『ノーサイド・ゲーム』です。ラガーマンらの熱き戦いを描いた同作は、平均視聴率11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。9月15日放送の最終話は平均視聴率13.8%の自己最高で有終の美を飾りました。ドラマを観てラグビーに興味を持った人も多かったようです」

 池井戸作品の映画化といえば、近年では長瀬智也主演の『空飛ぶタイヤ』が興行収入17.4億円、野村萬斎主演の『七つの会議』は興行収入21億円超えと、いずれも大ヒットとなっている。前出のテレビ関係者が続ける。

「『ノーサイド・ゲーム』もこれらを超える大ヒットが狙えそうです。出演キャストはドラマと同じで、劇場版は海外遠征する内容になるとか。W杯の実際の映像も散りばめられ、さらには『オールブラックス(ニュージーランド代表の愛称)』もリアルメンバーとの出演交渉も進んでいると聞きます。池井戸作品は劇場に足を運ぶ40~60代の視聴者をがっちりつかんでいますし、日本代表の活躍でW杯熱が冷めやらぬうちに公開できれば、メガヒット確実ですよ」

 今回のラグビーW杯は主に日本テレビとNHKが中継しているが、TBS関係者は他局の視聴率がどれだけ上がろうとも日本代表の快進撃を期待していることだろう。

反省の色はまったくなし! TBS『リアルガチレコード』コンプラ無視の過激な内容が物議に

 ドキュメンタリー番組『消えた天才』で不適切な映像加工が行われ、深夜の人気番組『クレイジージャーニー』でやらせが発覚するなど、不祥事が相次ぐTBS。19日には、バラエティ番組の収録でお笑い芸人が全治8週間のケガを負う事故が発生し、批判の声が高まる中、ゴールデンタイムで挑戦的な番組を3時間にわたって放送した。

 話題となっているのは、24日に放送された『出るか!?ヤバイよ新記録 リアルガチレコード』という番組だ。これはMCの出川哲朗が実行委員長になり、新競技の数々を開催。挑戦者たちが記録達成のために珍競技に取り組む姿を楽しむ番組だったが、その過激さに関係者は驚いたという。

「1つ目の競技は、激辛料理を食べるタイムを競うものでした。テレビ界では20年ほど前に大食い番組ブームがありましたが、番組のマネをした中学生が食べ物をのどに詰まらせて亡くなり、ぱったりとそういった番組は放送されなくなりました。その後、テレビ東京が大食い番組を復活させましたが、その際に強調したのが『早食いではなく、大食いだ』という理屈です。以来、他局もこれを踏襲してきましたが、今回ゴールデンタイムでその禁を破るとは、なかなかチャレンジングだなと思いました」(テレビ制作スタッフ)

 TBSの暴走はなおも止まらない。2つ目の競技は、ほんの数日前に芸人が大ケガをして謝罪したばかりの局がやるものとは思えない内容だった。

「2つの目の競技は、ワックスで車内がヌルヌルになったバスを走らせ、誰が一番早く降車ボタンを押せるかを競うものでした。車内は椅子やつり革は撤去されていますが、参加者はヘルメットをかぶっておらず、窓ガラスもそのままのように見えます。仕事仲間の数人で番組を見ていましたが、『こんなのよくやったな』『ケガしないかヒヤヒヤするだけで、まったく笑えない』といった感想が上がりました」(同)

 このほか「338mのマカオタワーの頂上での早着替え」「まばたきをどれだけ我慢できるか」「どれだけ眠らないでいられるか」「息止め対決」などやりたい放題。

「どれだけ眠らないかを競う競技は、1980年代に一斉を風靡した『ザ・ガマン』(フジテレビ系)から、息止めも『浅草橋ヤング洋品店』(テレビ東京系)から拝借したネタですが、どちらもこのご時世によくやったと思います。TBSは芸人がケガした番組(※注:『笑いが無理なら体張れ』のこと。26日に放送済み)も放送するようですし、近年のコンプライアンス重視の傾向に一石を投じたいのでしょうか。そんな覚悟があるなら、大したものですが……」(キー局関係者)

 ケガ人を出した番組は『笑いが無理なら体張れ』だったが、もはや局全体が「数字が取れないなら炎上を狙え」という状態のTBS。もしや『リアルガチ』という番組名には、そういった強い意志が込められていたのだろうか?

不振極めるTBSの『NEWS23』、もう小川彩佳アナの柔肌露出を増やす挽回策しかない!?

 6月3日から、元テレビ朝日の小川彩佳アナをメインキャスターに据え、大リニューアルを敢行した、TBS系の報道番組『NEWS23』の不振が続いている。

 同番組の視聴率は3~4%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)から、なかなか浮上できず、ライバルと目した、有働由美子アナがMCの『news zero』(日本テレビ系)の7~8%台に大差をつけられたままだ。

「TBSは、社内に支持者も多かった雨宮塔子アナを降板させ、MCだった星浩氏をアンカーに降格させてまで、『報道ステーション』(テレ朝系)で実績のある小川アナを起用するに至りました。当然低調だった視聴率をアップさせるための算段でしたが、4カ月が経っても、まるで数字は上がらず。現状では『news zero』の背中すら見えてきません。これでは大誤算もいいとこ。雨宮派だった制作スタッフからは『それ見たことか!』とのボヤキが聞こえてくるといいます」(テレビ局関係者)

 放送時間帯が違うとはいえ、着実に2ケタをマークしている『報ステ』のサブキャスターを、昨年9月まで務めていた小川アナへの期待は大きかったが、残念ながら“小川効果”は得られていない。

 そんな中、TBS・佐々木卓社長が『NEWS23』に関して、手厳しい発言をしたのだ。25日の定例会見で佐々木社長は「思うような結果は出ていない」「少なくとも『NEWS23』という番組には、多くの人に見てもらうという水準がありますので、他局に遅れを取っている点では不十分」などと述べた。
 小川体制がスタートしてから、まだ4カ月。帯番組の視聴習慣はそう簡単には変えられないだけに、通常なら「もう少し見守っていきたい」といった趣旨の発言が出てきそうなものだが、佐々木社長は露骨に“期待外れ”の評価を下した。

 同局幹部は打開策として、今後「演出面」での強化を口にした。とはいえ、なにぶんバラエティやドラマではなく、報道番組だ。「演出面」を強化するといっても、ニュースの見せ方や、スタジオのセット、服装などを変えるといった手立てくらいしかなさそうだが……。

「演出面を言うなら、小川アナの肌の露出を増やせばいいんじゃないでしょうか。フジテレビなら、報道番組でも普通にありますよ。冬でもノースリーブ、胸元が開いた服とか、ピッタリ密着した上着を着用するとか、ミニスカを義務づけるとか。そうすれば、男性視聴者に話題になるのは必至です。ただ、お堅い小川アナが、“露出作戦”を受け入れるかどうかは甚だ疑問ですが」(女子アナウオッチャー)

 フリーながら、小川アナの出演料はリーズナブルともいわれているが、それでも年間で見れば多額。このまま視聴率が上向かなければ、来春小川アナが降板に追い込まれる可能性もある。今後、『NEWS23』がどう変わっていくか注目してみたい。

 

木村拓哉との共演NGで難航? 新ドラマ『グランメゾン東京』の脇役がいつもの面々に

 結局、いつものメンバー?

 10月20日にスタートする木村拓哉主演のTBS日曜劇場『グランメゾン東京』に朝倉あき、吉谷彩子、手塚とおるらが出演することが発表された。

「本作は、型破りなフランス料理シェフの“大人の青春”をかけたヒューマンストーリー。朝倉はシェフ、吉谷はパティシエ、手塚はフレンチレストランのオーナーを演じるようです」(テレビ誌ライター)

 ネット上では、「朝倉あき目当てで1回だけ観よう。あきちゃんは脚がキレイで結構エロいから」といった声や、「竹内涼真と熱愛報道のあった『ビズリーチ』の子か」と古谷への興味を示す人もいる。しかしその一方で、朝倉は『下町ロケット』、古谷は『陸王』、手塚は『半沢直樹』『小さな巨人』と、日曜劇場でなじみのあるキャストだったことで、多くの人から「木村との共演NG多いんだろね」との感想が上がっている。

「木村主演のドラマといえば、すべて彼のスケジュールに合わせる必要があることに加え、木村人気に陰りが見られることから、最近は“ヒロインのメリットなし”と拒否されるケースが多いのだとか。それでいて木村がヒロインに指名してくるのは綾瀬はるか、北川景子、広瀬ずす、石原さとみといったトップ女優ばかり。今回も“すべり止め”の山口智子にもフラれ、ようやく鈴木京香で落ち着いた。ヒロインどころか脇を固める面々も難航したため、日曜劇場の面々が刈り集められたのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)

 ドラマには木村の他にもKis-My-Ft2・玉森裕太も出演。骨太な日曜劇場を好む中年男性にはジャニーズに抵抗感を持つ人もいそうだが、おなじみの顔ぶれがいるのを見れば安心して視聴できるかもしれない。

中居正広の2020年問題が勃発! 視聴率で民放4位に転落危機のTBSが迫られる”究極の選択”

 決戦は金曜日――。

 民放各局の10月改編が出そろったが、目につくのは長らくTBSの独壇場となっている金曜夜の「TBS包囲網」だ。テレビ誌ライターが言う。

「TBSの金曜ゴールデン帯は、19時『爆報!THEフライデー』、20時『ぴったんこカン★カン』、21時『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』という安定して視聴率2ケタを取る人気番組の3階建てで盤石。そこへ、他の民放4局が計8本の新番組や枠移動で、牙城に食い込もうとしているのが現状です」

 なかでも、大改革に踏み切っているのがテレビ朝日。ここ数年、“打倒日テレ”の編成バトルが繰り広げられてきた日曜夜は、『ナニコレ珍百景』『ポツンと一軒家』の躍進で牙城を崩すことに成功。

 次の舞台を金曜夜に定め、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』という2大国民的アニメを土曜に移してまで、19時『ザワつく!金曜日』(枠移動)、20時『マツコ&有吉 かりそめ天国』(枠移動)、21時『ミュージックステーション』(枠移動)と3本の人気番組を引っ越しさせている。とりわけ『ミュージックステーション』は1986年の番組開始以来、初の枠移動だ。 

 こうした状況を前にして来年、TBSは頭を抱える大問題が起きると指摘されている。それが『中居正広2020年問題』だ。

「中居は東京五輪キャスターを外されたことで、来年のジャニーズ事務所退所は決定的となっています。毎週ジャニーズグループが出演する『Mステ』が初の枠移動となったのも、ジャニーズが中居の『金スマ』を潰すために先手を打ったと言われている。対するTBSでは、人気番組の『消えた天才』『クレイジージャーニー』が立て続けにねつ造が発覚。小川彩佳を迎えてリニューアルした『news23』も視聴率は3~4%と低迷しており、このままでは日テレ、テレ朝に次ぐ民放3位の座も危うい。そんななかでは“金曜3本柱”の『金スマ』を打ち切るわけにはいかない状況で、もし中居が退所した場合は、ジャニーズの反目となってまで番組を続けるのか、民放4位転落しようともジャニーズに忖度するのか、究極の選択を迫られそうです」

 TBS対テレ朝はやがて、TBS対ジャニーズへと発展するかもしれない。

立川志らく、「TBS朝の顔」で好感度アップ目指すも、落語界からは”辛辣な人物評”

 秋の番組改編で、低視聴率が続く朝の情報番組『ビビット』を打ち切り、代わって新情報番組『グッとラック!』をスタートさせるTBS。MCには、『ひるおび!』で辛口コメンテーターとして頭角を現した落語家の立川志らくと、同局アナウンサーの国山ハセンを起用することが発表されたが、放送前から早くも“炎上”が危ぶまれている。

 志らくといえば、立川談志の弟子として知られるが、その談志さんはブラックユーモアと毒舌で独自の世界を作り上げた“落語界の風雲児”。ただ、数々の言動で落語界からは異端児扱いされ、1983年にはそれまで所属していた落語協会と袂を分かち、立川流を立ち上げた。

「弟子から上納金をとったり、家元制度を導入したりして賛否を集めましたが、そのブラックユーモアと毒舌に相通じるところがあったビートたけしが弟子入りしたことでも話題を集めました。芸能人では、他に上岡龍太郎や高田文夫も弟子入りしています」(落語関係者)

 談志さんが11年11月に喉頭がんで亡くなると、その翌年、立川流は談志一門会として新たにスタート。主要メンバーは、談志さんの遺志を継ぎ、“落語ブーム“の火付け役になった立川志の輔、立川談春らといった超売れっ子だが、他方で、志らくとの間ではしばしば確執が囁かれてきた。

「志らくは、談志さんの死後も先輩方を差し置いて談志さんの自宅に移り住み、遺族とも家族のように仲良くなった。また、『自分だけが談志師匠のDNAを受け継いでいる』と公言したという噂が流れて、噺家仲間から反感を買ったのです」(前同)

 実際、生前の談志さんが志らくを高く評価していたことはよく知られ、志らくの口調や仕草も談志さんを彷彿させるものがある。志らく自身もそれを意識しているようだが、落語家としてはその足下にも及ばない。にもかかわらず、横暴ぶりだけは談志さんばりだ。

「志らくは劇団『下町ダニーローズ』を主宰していますが、今年5月、その舞台稽古に弟子が一度も来なかった、と激怒。二つ目の弟子7人全員を前座に降格させました。“弟子なら師匠の劇団に興味を持って手伝いに来るべき”と擁護する声もありますが、弟子が見学にも手伝いにも来なかったのは師匠として人望がないだけ。今年の夏の真打ち昇進が決定している弟子まで落とすのはやりすぎで、このご時世、パワハラと言われても仕方ないでしょう」(前同)

 同じ落語家としては、国民的長寿演芸番組『笑点』(日本テレビ系)の大喜利メンバーのほうが知名度も好感度も高い中、『ひるおび!』でたびたび“炎上”している志らくが、朝の情報番組のMCとして相応しい人選か、はなはだ疑問だ。 

 もっとも、4月に放送された『ひるおび!』で、志らくは自分の子どもを幼稚園に送ってからTBSに来たことや、夜は子どものミルクの担当をしていることなどを明かし、子煩悩な一面も見せている。

「この頃は、既にTBSの朝の番組のMCに志らくが内定したという情報が流れていました。朝8時からの番組といえば、視聴者の大半は主婦層。計算高い志らくですから、それを意識して、“良きパパ“をアピールしたのではと勘ぐられていますよ」(前同)

 落語家の間ではあまり良い評判を聞かない志らくだが、はたしてそのアピールは主婦層に伝わるのか? あるいは“炎上商法”が功を奏するのか? 9月30日からスタートする志らくのMCに注目したい。

大泉洋『ノーサイド・ゲーム』捨てドラマ扱いが高視聴率マーク、池井戸潤氏と確執発生も!?

 人気作家・池井戸潤氏の小説を原作とした、TBS日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(大泉洋主演)が15日放送の最終回(第10話)で自己最高となる13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)をマークして有終の美を飾った。

 初回13.5%で好発進し、第2話以降も2ケタを維持していたが、第7話(8月25日)で『24時間テレビ42 人と人~ともに新たな時代へ~』内の企画「24時間駅伝」』の最終ランナー・いとうあさこのゴールが枠内に収まらず、後番組の『行列のできる法律相談所』にずれ込んだ影響もあってか9.7%と1ケタ台に転落。それでも、第8話以降は持ち直して、全話平均12.0%と上々の数字で幕を閉じた。

「これまで、TBSでは日曜劇場枠で、『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』シリーズ、『陸王』と池井戸氏の作品を数多くドラマ化し、いずれも大ヒットに導いてきました。ところが、『ノーサイド・ゲーム』は主役がやや“格落ち”の大泉。脇役陣も,過去の池井戸作品と比べると、地味で小物感が目立ち、視聴率が不安視されていました。そんな中、一連の池井戸作品では最下位ながら、12.0%を挙げられたのは上々。池井戸作品の人気がまだまだ健在であることを示しました」(テレビ誌ライター)

 最終的には、高視聴率をマークした『ノーサイド・ゲーム』だが、TBSと池井戸氏との間にあつれきが生じたとのウワサも一部では流れていた。

「これまで、TBSは池井戸作品に全勢力を傾け、結果も出してきた。ところが、『ノーサイド・ゲーム』に関して、TBSはまるで“捨てドラマ”扱いで、地味なキャストで、制作費を抑え込んだ。これは次クールの木村拓哉主演『グランメゾン東京』に莫大な制作費がかかるための措置です。こうしたTBSの内情は当然、池井戸氏にも伝わるでしょうから、気分はよくない。来年4月期には、ドラマファン待望の『半沢直樹』続編が始まるが、主演の堺雅人以外のキャスティングが難航している。同作が期待外れの配役、脚本になるようなことがあれば、池井戸氏との摩擦はさらに大きくなって、TBSとの蜜月関係にも終止符が打たれる可能性がある」(テレビ制作関係者)

 TBSにとって、池井戸作品は確実に高視聴率が見込める“ドル箱”。『半沢直樹』の続編は7年越しの悲願だっただけに、第1シリーズ(2013年7月期)同様、20%の大台超えを狙いたいはず。池井戸氏と確執を生んでる場合ではないと思われるのだが……。

大泉洋『ノーサイド・ゲーム』捨てドラマ扱いが高視聴率マーク、池井戸潤氏と確執発生も!?

 人気作家・池井戸潤氏の小説を原作とした、TBS日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(大泉洋主演)が15日放送の最終回(第10話)で自己最高となる13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)をマークして有終の美を飾った。

 初回13.5%で好発進し、第2話以降も2ケタを維持していたが、第7話(8月25日)で『24時間テレビ42 人と人~ともに新たな時代へ~』内の企画「24時間駅伝」』の最終ランナー・いとうあさこのゴールが枠内に収まらず、後番組の『行列のできる法律相談所』にずれ込んだ影響もあってか9.7%と1ケタ台に転落。それでも、第8話以降は持ち直して、全話平均12.0%と上々の数字で幕を閉じた。

「これまで、TBSでは日曜劇場枠で、『半沢直樹』『ルーズヴェルト・ゲーム』『下町ロケット』シリーズ、『陸王』と池井戸氏の作品を数多くドラマ化し、いずれも大ヒットに導いてきました。ところが、『ノーサイド・ゲーム』は主役がやや“格落ち”の大泉。脇役陣も,過去の池井戸作品と比べると、地味で小物感が目立ち、視聴率が不安視されていました。そんな中、一連の池井戸作品では最下位ながら、12.0%を挙げられたのは上々。池井戸作品の人気がまだまだ健在であることを示しました」(テレビ誌ライター)

 最終的には、高視聴率をマークした『ノーサイド・ゲーム』だが、TBSと池井戸氏との間にあつれきが生じたとのウワサも一部では流れていた。

「これまで、TBSは池井戸作品に全勢力を傾け、結果も出してきた。ところが、『ノーサイド・ゲーム』に関して、TBSはまるで“捨てドラマ”扱いで、地味なキャストで、制作費を抑え込んだ。これは次クールの木村拓哉主演『グランメゾン東京』に莫大な制作費がかかるための措置です。こうしたTBSの内情は当然、池井戸氏にも伝わるでしょうから、気分はよくない。来年4月期には、ドラマファン待望の『半沢直樹』続編が始まるが、主演の堺雅人以外のキャスティングが難航している。同作が期待外れの配役、脚本になるようなことがあれば、池井戸氏との摩擦はさらに大きくなって、TBSとの蜜月関係にも終止符が打たれる可能性がある」(テレビ制作関係者)

 TBSにとって、池井戸作品は確実に高視聴率が見込める“ドル箱”。『半沢直樹』の続編は7年越しの悲願だっただけに、第1シリーズ(2013年7月期)同様、20%の大台超えを狙いたいはず。池井戸氏と確執を生んでる場合ではないと思われるのだが……。

松本人志MC番組のヤラセ問題で危ぶまれる、大本命『水曜日のダウンタウン』の去就

 ダウンタウンの松本人志がMCを務める『クレイジージャーニー』(TBS系)のヤラセ発覚からの番組休止問題で、当の松本がSNSで発言し、さらなる話題を読んでいる。

 松本は自身のツイッターで「こういう時オレはスタッフをあまり責める気になれなくてねー。一生懸命なのは知ってるしねー。でも番組の性質上ウソだとしたらアカンなー。」と、複雑な胸中を吐露した。

 この件もあって、多くの視聴者や現場レベルの製作関係者の間では、同じくダウンタウンがMCを務める『水曜日のタウンタウン』(TBS系)にも心配が及んでいるようだ。

「2017年に『ワイドナショー』(フジテレビ系)が誤報を出したときに、松本さんは『今度もし、こんなことがあったらワイドナショーを降りようと思っている』と発言しました。それくらいの緊張感を持ってやってほしいということだったようですが、松本さんは現在のTBSの体質を見ていたら、本当に嫌気がさしてしまうかもしれません」(他局のプロデューサー) 

 このところTBSで続くヤラセ問題。現場で働くスタッフからは、同局の体質そのものに疑問が向けられているようだ。

「『クレイジージャーニー』は、普通の現場ならばあんなわかりやすいヤラセは起き得ない。よっぽど上からの圧力とか恐怖がある現場だったんでしょうね。そもそもTBSは雰囲気が良くない現場が多い。最もやらせ疑惑がある“観察系バラエティ”番組では、業界内ではみんなが”やっている”ことを知っていますし、それを公言しているディレクターさえいますよ。下のスタッフたちはそれをわかった上で、みんな苦しみながら作ってますよ」(バラエティ番組制作会社に所属するディレクター)

 『水曜日のタウンタウン』も、「ストライクを狙いにいくのではなく、スレスレ」な演出が話題を読んでいる。

「『水曜日~』は、企画によってギャラクシー賞を取るものもあれば、BPOで問題として上がる場合もある。ガチすぎる演出が話題を呼んでいますが、ちょいちょい演出上のミスで謝罪を繰り返している。BPOの記録を見ていても、番組側は努力を重ねているものの、審議委員からの反応が冷ややかな場合が多い。このままでは、松本さんが辞めずとも、番組が打ち切りになってしまう可能性もあるでしょう」(同)

 スタッフたちからは、「演出とヤラセの境界線がなくなって、なんでもヤラセといわれてしまう」というボヤキも聞かれた。そんな姿を見て、松本も冒頭の発言をツイートしたのかも知れないが、際どい番組は今後さらに淘汰されてしまうかもしれない。

木村拓哉のワガママ三昧で、波留と福士蒼汰の新ドラマ宣伝費が大幅カットの大ヒンシュク

 TBS上層部の顔は引きつっているに違いない。

 10月スタートのTBS日曜劇場『グランメゾン東京』で主演を務める木村拓哉の暴走が止まらないようだ。

 今作で木村が演じるのはシェフ。産地偽装を見抜けずに料理界から追放されてしまうも、再び世界最高の3つ星レストランを目指し立ち上がるというストーリーだという。

「一部報道によれば、木村のこだわりによって、都内の3つ星レストランでの撮影の予定がフランスの3つ星店に変更されることとなったようです。結果、出演者はフランスまでファーストクラスで移動、数十人のスタッフの宿泊費、1話100万円の食材費など、ドラマの制作費は当初の予算を大きくオーバーし、1話あたり約1億円もかかってしまうことになった。となると、視聴率は15%以上取れない元が取れない計算になる。2桁は行くと予想されていましたが、木村はみずからハードルを上げた格好です」(テレビ誌ライター)

 このままでは大きな赤字が予想されるとあって、その分はほかのドラマへのしわ寄せがくるのは当然の流れ。前出のテレビ誌ライターが続ける。

「前クールの『ノーサイド・ゲーム』もロケや観客エキストラに金がかかり、予算オーバー。それでいて、来年4月期には堺雅人主演の『半沢直樹』続編も予定されており、こちらはかなりの宣伝費が投入されることになりそう。となると、 今期放送の波留主演の『G線上のあなた』、福士蒼汰主演の『4分間のマリーゴールド』あたりは制作費や宣伝費が大幅に削られることになるでしょう。波留は『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)が全話平均視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、福士は『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(TBS系)は同じく8.6%と、共に前作の連ドラが爆死しているため、なんとしても挽回したいところでしょうが……」

 波留や福士は木村の制作費使い過ぎに、「ちょ、ちょ待てよ!」と言いたかったことだろう。