川口春奈『着飾る恋』最終回が“消化不良”!? ラストに「幸せになってよかった」「登場人物に共感できない」と賛否

 川口春奈が主演を務める連続ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系)が6月22日の放送で最終回を迎えた。平均視聴率は8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわず、ネット上ではラストの展開に対して「モヤモヤする」と訴える視聴者が続出している。

 同ドラマは、昨年1月期に同枠で放送された『恋はつづくよどこまでも』(以下『恋つづ』)の金子ありさ氏が脚本を手掛けるオリジナル作。葉山祥吾(向井理)が社長を務めるインテリアメーカーの社員で、広報担当としてインスタグラムにオシャレな雑貨や日常を投稿するインフルエンサーでもある真柴くるみ(川口)が、キッチンカー“Fuji Bal”の店主・藤野駿(横浜流星)、オンラインカウンセラーの寺井陽人(関ジャニ∞・丸山隆平)、絵画アーティストの卵・羽瀬彩夏(中村アン)ら個性的なメンバーとシェアハウスで共同生活をしながら、自分らしさを見つけていく“うちキュン”ラブストーリーだ。

 最終回では、藤野がスポンサーから「北海道で店を出さないか?」と誘われ、悩みながらも北海道行きを決意。一方、インスタの炎上騒動をきっかけにSNSから遠ざかっていた真柴は、夢に向かう藤野の姿を追うように、会社を辞めてバイヤーとして独立することを決める。その後、藤野は寺井と羽瀬の結婚式で、“北海道行きをやめて全国をキッチンカーで回る”と考えを改めたことを真柴に報告。「この先もずっと、一生付き合ってください」と告白し、ラストの“5年後”のシーンでは、真柴と藤野が夫婦になっているという展開だった。

 なお、全10話の平均視聴率は8.0%。同枠の前クール『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(以下『ボス恋』)の全話平均11.6%から大幅ダウンしている。

「5年後が描かれたラストシーンでは、キッチンカーで地域を回る藤野が、住民に『うちの妻のくるみとあかりです』と、妻と娘を紹介し、ハッピーエンドで幕を閉じました。しかし、『絵を描くのをやめる』と言い出した羽瀬が寺井と結婚する流れになったことや、これまで元夫・小林礼史(生瀬勝久)を完全拒否していた早乙女香子(夏川結衣)が突然“友達以上家族未満”として礼史を受け入れたこと、仕事のつらさから藤野と一緒に北海道へ行くことを考えた真柴に『逃げるな』と説教した藤野があっさり北海道行きをやめたりと、“ご都合主義”にも思える展開が目立ちました。そのため、視聴者から『みんなが幸せになれて良かった』という声が上がる一方、『最後まで登場人物に共感できなかった』『なんか消化不良』『モヤモヤする』という不満の声も相次いでいます」(芸能ライター)

 2016年にヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』以降、『恋つづ』『ボス恋』などが女性視聴者からの支持を集め、“胸キュン枠”として定着した同枠。7月13日から二階堂ふみ主演『プロミス・シンデレラ』がスタートするが、今作での視聴者の不満を、教訓として生かせるだろうか。

麒麟・川島明、「イライラ攻撃的」に!? 『ダウンタウンDX』で憤慨、ラジオで「薬剤師に激ギレ」告白の異変

 麒麟・川島明に今、ちょっとした“異変”が起きているようだ。今春スタートしたTBS朝の情報番組『ラヴィット!』に平日帯で出演している多忙な川島だが、「ゲストとして出た番組で、ガラにもなくイライラしたり攻撃的な姿を見せている」(放送作家)という。

 芸能界でも上位に食い込むであろう“美声”を武器に、ツッコミでもソフトな印象を与える芸人、川島。バラエティでは、他者のトークに絶妙な合いの手を入れて、“笑いの間合い”を作る穏やかな芸風だが、そんなスタイルが“攻撃型”に変わっているという。一体どういうことなのか?

 5月27日、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に登場した川島。この日は、“SNS診断”と銘打ち、ゲストが何気なく投稿したSNSや写真から深層心理を読み解く企画が行われた。心理分析を担当したのは、メンタルコーディネーターおよび心理家という肩書を持つ斉藤恵一氏。

「斉藤氏が注目した川島の写真は、彼の結婚披露宴で、相方・田村裕と一緒に手を取り合い、キャンドルサービスを行っているもの。しかし、この写真がカラーではなくモノクロだったことから、斉藤氏は、川島の深層心理として、一緒に写る相手、田村と『決別する意味が含まれている』と解説。すると川島は一瞬、固まると『何を言うてるんだお前は! ずっとやぞ! ずっと我慢してたけどお前、なんかおかしいぞ!』と反論していました」(芸能ライター)

 その激しい剣幕に、同じくゲストの霜降り明星・せいやは「そんな揉める!?」と驚き、粗品も「心理学ですから」となだめるも耳を貸さず、川島は「むちゃくちゃやん、相方の素敵な思い出やん!」と憤慨し続けていた。

 川島のあまりの豹変ぶりに、番組MCのダウンタウン・松本人志もさすがにたじろぎつつ、「白黒写真はそういう感じなんですか?」と本題に戻したが、川島の怒りは収まらず、「こいつは今どこにいますか? こいつは今どこにいるんですか?」とスタジオの外でリモート出演している斉藤氏の居場所を本気で探っていたのだった。

 また、6月6日に放送された冠ラジオ番組『川島明のねごと』(TBSラジオ)では、薬剤師に毎回キレてしまうと告白。

 医師の診察を受け、処方箋を最寄りの薬局に提出する際、薬剤師から「どうされました?」と症状を確認されるたびに、「いや、(医師からの診察は)『もう終わってる。書いてある薬ください!』って、すごい怒るんですよ、僕」と激ギレしてしまうと語り、「必要以上にうーって体温上がる」「前世で薬剤師になんかされたんかな? と思うくらい、一瞬でティファールレベルで沸騰する」と、話していた。

「川島の怒りに対し、ネット上では『気持ちはわかる』『何のための会話なのか本当に意味がわからん』と共感する声もあったが、『確認と説明義務がある』『医者も間違えるからね。クロスチェックは大事だと思うよ』というまっとうな意見や、『カルシウムとれよ』との皮肉めいたアドバイスも見受けられました」(同)

 ちなみに、川島が出演中の『ラヴィット!』視聴率は、現在どんな状況だろうか?

「6月7日は個人0.9%、世帯1.9%。8日も個人視聴率1.0%、世帯2.1%と低調で、『スッキリ』(日本テレビ系)『めざまし8』(フジテレビ系)といった裏番組には大きく水を開けられています。どうあがいても時間帯ビリの焦りが、川島をイラつかせて、これまでにない毒舌化が始まっているのではないでしょうか。“ソフトさ”や“安定感”が持ち味の川島だけに、その良さが『ラヴィット!』で損なわれてしまっては、気の毒でしかありません」(同)

 川島のイライラの原因が『ラヴィット!』にあるとしたら、その悪影響はしばらく続いてしまいそうだ。
(村上春虎)

阿部寛『ドラゴン桜』がトップ独走、鈴木亮平&吉岡里帆『レンアイ漫画家』はワースト! 4月期ドラマ初回視聴率ランク

 2021年4月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)がスタート。初回視聴率で1位に輝いたのは、阿部寛主演の『ドラゴン桜』(TBS系)で、第1話の平均視聴率(世帯)は14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。2005年に大ヒットした同名ドラマの続編とあって、堂々の首位を獲得。このほか、上位には13%台が並び、春ドラマは比較的に好調な滑り出しとなった。

 16年ぶりに帰ってきた『ドラゴン桜』は、今回も阿部が元暴走族の弁護士・桜木建二を熱演。桜木が落ちこぼれの学生を東京大学合格に導くというストーリーで、東大を目指す龍海学園高等学校の特別クラス・東大専科の生徒には、King&Prince・高橋海人、元欅坂46で女優の平手友梨奈、加藤清史郎、南沙良らが抜てきされた。前作は生徒役として長澤まさみ、山下智久、新垣結衣らが出演し、長澤は今作にも登場。弁護士になって桜木とともに生徒に立ち向かう役どころを演じている。

 初回は高視聴率だったものの、及川光博、江口のりこといった一部キャストや、シリアスな展開、そして「日曜劇場」といった要素が昨年放送の『半沢直樹』(同)を彷彿とさせるため、視聴者の評価は分かれているようだ。05年版の学園コメディとは印象が異なるだけに、ネット上には「シリアス路線で『ドラゴン桜』っぽくない」「キャストがどうのこうのじゃなくて、作品のテイストが違うから不満」「前作のような痛快学園ドラマを期待していたから、この路線のままだと途中で離脱しそう」との声も上がっている。

 なお、『ドラゴン桜』が放送されている日曜劇場は、1月期も女優・綾瀬はるか主演『天国と地獄 ~サイコな2人~』が初回16.8%、平均15.3%と、いずれも視聴率ランキングで首位に輝いていた。5月2日放送の『ドラゴン桜』第2話も13.9%と好数字をキープしたが、このまま2ケタで完走できるだろうか?

 ベスト2位は、月曜午後9時台の月9枠『イチケイのカラス』(フジテレビ系)で初回視聴率は13.9%。同作の主人公は、ヒゲを生やし、服装はカジュアルといった型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内豊)。入間に振り回されながらも、真実をつかもうとする東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称・イチケイ)メンバーの活躍を描いた作品だ。黒木華、新田真剣佑、中村梅雀、小日向文世ら個性豊かなキャストが顔を揃えている。初回以降、10.5%、12.7%、12.4%、12.3%と、5週連続で2ケタをマーク。順調にいけば、平均視聴率ランキングでもベスト3位以内に食い込むものとみられる。

 ベスト3位は、玉木宏主演の『桜の塔』(テレビ朝日系)。裏切り・罠・騙しあい……など警視総監の座を巡る出世バトルを描いた“警察エンタテインメント”と銘打った作品だ。菅田将暉主演で19年1月期に話題となった連ドラ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)を手掛けた武藤将吾氏が脚本を務める完全オリジナルドラマで、共演には広末涼子、仲里依紗、高岡早紀、吉田鋼太郎、椎名桔平らが名を連ねている。初回は13.5%のロケットスタートを切った。

 玉木は昨年、『竜の道 二つの顔の復讐者』(フジテレビ系)『極主夫道』(日本テレビ系)と、2本の連ドラで主人公を演じ、初回はそれぞれ9.1%、11.8%と、まずまずの結果に。しかし、いずれも次第に1ケタ台に下がり、『竜の道』は平均7.0%、『極主夫道』は平均9.2%で終了していた。『桜の塔』もこれらと同様、2話で10.2%に落ち、9.5%、9.4%と右肩下がりを記録中だ。

菅田将暉主演『コントが始まる』ワースト入り

 続いて、ワースト3位は菅田主演の『コントが始まる』(日本テレビ系)で、初回視聴率は8.9%。菅田、仲野太賀、神木隆之介が演じる売れないお笑いトリオ「マクベス」と、有村架純、古川琴音の男女5人を中心とした青春群像劇で、金子茂樹氏によるオリジナル脚本だ。ネット上では「期待してなかったけど超面白い。菅田、仲野、神木くんの3人が笑わせてくれるし、泣かされる」「クスッと笑えるテンポの良さが好きなドラマ」「毎回、スゴくいい話なんだけど、売れないトリオの設定だからか、コントがつまらない。モヤモヤしたままエンディングになる」と、さまざまなコメントが見受けられる。

 月9枠の『イチケイのカラス』がベスト2位を獲得した一方で、ワースト3位内にも、フジ系のドラマがランクインしている。ワースト2位は、松たか子が主演を務める『大豆田とわ子と三人の元夫』で、初回は7.6%で幕開け。こちらは、3度の離婚を経験した独身女性・大豆田とわ子(松)と、3人の元夫たちとの奇妙な交流を描くラブコメディ。離婚後も“とわ子のことを忘れられない元夫”は、松田龍平、東京03・角田晃広、岡田将生が演じている。

 脚本は完全オリジナル作品で、有村と高良健吾が主演した『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(同、16年)や、松の出演作『カルテット』(TBS系、17年放送)などを手掛けた坂元裕二氏によるもの。初回から第4話までは7.6%、6.7%、5.7%、6.0%と1ケタでとどまっているが、視聴者からは「面白い。さすが、坂元裕二」「今期のドラマは『大豆田とわ子と三人の元夫』が一番面白いし毎回楽しみ」と、内容に関する高評価も少なくない。

 そして、最下位は、鈴木亮平主演の『レンアイ漫画家』(同)で、初回は6.5%だった。山崎紗也夏氏による同名漫画(講談社)が原作で、恋愛が苦手な天才漫画家・刈部清一郎(鈴木)と、“ダメ男ホイホイ”と呼ばれるアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)が繰り広げるラブストーリー。眞栄田郷敦、竜星涼、木南晴夏、片岡愛之助らが脇を固めている。初回後、視聴率は5.1%、4.8%と推移し、第4話(4月29日放送)で5.7%に上昇。現時点で“打ち切りコース”とも言える数字だが、最終話までにどこまで下げ止まれるのだろうか。

 このほか、広瀬すずと嵐・櫻井翔が共演しているミステリーエンターテインメント『ネメシス』(日本テレビ系)は初回11.4%で開始後、9.5%、8.9%、8.3%(4話時点)と1ケタに下落するなど苦戦中だ。平均視聴率ランキングでは順位に大きな変動が生じるのかどうか、引き続き注目が集まる。

【2021年春ドラマ(午後8~10時台、民放4局)初回視聴率一覧】

1位『ドラゴン桜』(TBS系・日曜午後9時) 14.8%
2位『イチケイのカラス』(フジテレビ系・月曜午後9時) 13.9%
3位『桜の塔』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 13.5%
4位『特捜9 season4』(テレビ朝日系・水曜午後9時) 13.2%
5位『警視庁・捜査一課長season5』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 12.8%
6位『ネメシス』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 11.4%
7位『恋はDeepに』(日本テレビ系・水曜午後10時) 10.5%
8位『リコカツ』(TBS系・金曜午後10時) 9.7%
9位『着飾る恋には理由があって』(TBS系・火曜午後10時) 9.1%
10位『コントが始まる』(日本テレビ系・土曜午後10時) 8.9%
11位『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系・火曜午後9時) 7.6%
12位『レンアイ漫画家』(フジテレビ系・木曜午後10時) 6.5%

綾瀬はるか『天国と地獄』トップ完走、香取慎吾『アノニマス』は今期ワースト! 1月期ドラマ視聴率ランク

 2021年の1月期ドラマ(民放、午後8~10時台)が放送を終え、全12作品のうち平均視聴率でトップに輝いたのは、綾瀬はるかが主演を務めた日曜劇場『天国と地獄 ~サイコな2人~』(TBS系)だった。刑事(綾瀬)とサイコパスな殺人鬼(高橋一生)の魂が入れ替わるという奇想天外な設定や2人の演技が話題になり、全話2ケタで完走。全10話の平均視聴率は15.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークした。

 首位の『天国と地獄』は脚本家・森下佳子氏が手掛けたオリジナルストーリーで、初回から16.8%と好発進。以降は13~14%を行き来しつつ、SNS上ではストーリーの考察合戦も盛り上がることに。第9話では16.5%に跳ね上がり、最終回は自己最高の20.1%でフィニッシュ。今期のドラマで唯一の20%台を獲得した。

 2位は、上川隆也主演の『遺留捜査』(テレビ朝日系)で、全10話の平均は11.8%。同作は、上川演じる風変わりな刑事・糸村聡が、事件現場に残された遺留品をもとに、被害者の“想い”や事件の真相をたどっていく物語。2011年に第1シーズンがスタートし、今年で10周年の節目を迎えた人気ドラマだ。今クールの第6シーズンは、糸村らが所属する京都府警捜査一課特別捜査対策室に、若手刑事・沖田悟役で戸塚純貴が新加入。初回視聴率は11.6%で、その後も11~12%と安定した数字を誇り、平均視聴率ランキングでベスト2位に食い込んだ。

 3位は、上白石萌音主演の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)。全10話の平均は11.6%だった。こちらは、ファッション雑誌の編集部で働くことになった主人公・鈴木奈未(上白石)が、ドSな鬼編集長・宝来麗子(菜々緒)に振り回されながらも、仕事や恋に奮闘していく姿を描いたラブコメディ。Kis-My-Ft2・玉森裕太は、奈未と偶然出会う“子犬系男子”のイケメンカメラマン・宝来潤之介を演じ、多くの視聴者を胸キュンさせた。ストーリーが進むにつれて、奈未に思いを寄せるクールな先輩編集者・中沢涼太(間宮祥太朗)の人気も上昇。

 SNS上には「『ボス恋』で玉森くんにハマった」「『ボス恋』から玉森くんのファンになり、今ではキスマイ全員が大好き。ファンクラブにも入った」といった“ボス恋出の玉森担”が出現する一方、「『ボス恋』で間宮くんにハマり、過去の出演作を見始めた」「中沢先輩がカッコよくて、間宮さんの虜になった」と、間宮ファンも急増したようだ。

 また、同作は上白石&佐藤健が共演し、昨年1月期に放送されたラブコメディ『恋はつづくよどこまでも』(同)のスタッフが再集結したことも放送前から注目を集め、初回は11.4%を記録し、2話からも1ケタに落ちることなく10~11%を維持。第9話は12.0%と自己最高を更新した後、最終回ではこれを超える13.2%で、有終の美を飾った。

 続いては、下位3作品をピックアップ。ワースト3位は、初回視聴率ランキングでも同順位だった竹内涼真主演の『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系)となった。中条あやみがヒロインを務め、ゾンビに占拠された世界を舞台にしたゾンビサバイバル、ラブストーリー、ミステリーの要素を含んだ物語。日テレと動画配信サービス・Huluの共同製作ドラマで、Season1が日テレ、Season2(全6話)は3月21日よりHuluで配信開始となった。

 HuluでのSeason2放送に関しては事前に発表されていたものの、「地上波で話が完結しなくてモヤモヤするし、胸クソ悪い」「公式サイトとか見てなかったから、Season2やるなんて知らなかった」「最終回は感動したけど、伏線が回収されてなすぎ。Season2はHuluでしか見れないし、ちょっと不完全燃焼」「各話の冒頭に『このドラマは地上波放送だけでは完結しません』って入れてほしい」などと、批判的な声が続出。全10話のSeason1は、平均視聴率7.8%で幕を閉じた。

 ワースト2位は、関ジャニ∞・大倉忠義主演の『知ってるワイフ』(フジテレビ系)。結婚生活にうんざりしている主人公・剣崎元春(大倉)が大学時代にタイムスリップして、妻を入れ替えてしまうというファンタジーラブストーリー。18年に韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで放送された同名ドラマのリメーク作品だ。

 大倉にとってはフジ系のゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演作となったが、初回は6.1%と大爆死して初回視聴率ランキングで最下位に。第2話は7.0%を獲り、第3話で6.5%に下落するも、第4話で再び7.6%にアップした。固定の視聴者がついたのか、しばらく大幅ダウンすることなく7%台を推移し、最後は番組最高の8.9%を記録。なお、同作は昨秋までに全て撮り終えていたといい、今期最も話数の多い全11話で放送され、平均視聴率は7.5%となった。

 『知ってるワイフ』が復調できた一方、下降線をたどったのが香取慎吾主演の『アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系)だ。香取が民放のドラマに出演するのは、16年放送の『家族ノカタチ』(TBS系)以来5年ぶり。『アノニマス』は“SNSでの誹謗中傷”に焦点を当てたサスペンスドラマで、『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)などの作品を担当した濱谷晃一プロデューサーによるオリジナル企画。

 SNSの闇や希望、現代社会の問題を反映したストーリーに対し、「めっちゃ面白い。現実でも起こりそうな事件ばかり」「SNSをやっている人全員に見てほしい。スゴく考えさせられるドラマ」と視聴者の評判は悪くなかったが、初回7.3%を記録した後、2話は5.7%に下がり、6話で4.4%にまで落ち込んだ。結果的に全8話の平均は5.5%で、残念ながら最下位に。

 最終回は続編を予期させるようなシーンもあり、「“匿名の正義”の怖さを思い知るドラマだった。続編希望!」「まだいくらでもストーリーのネタはありそうだから、続編を作ってほしい」との声も出ている。

 ちなみに、『アノニマス』は、18年4月から始まった同局午後10時台ドラマの初回としては、最高視聴率を更新したという。全話の平均も前クール『共演NG』の平均4.7%を超え、制作側もひとまずホッと胸をなでおろしていることだろう。

 このほか、KAT-TUN・亀梨和也主演『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)は平均9.8%(全10話)で5位にランクイン。3月末でジャニーズ事務所を退所し、裏方への転向を表明しているTOKIO・長瀬智也主演の『俺の家の話』(TBS系)は、初回11.5%をマーク。しかし、以降は1ケタ後半が続き、最終回は10.2%で久しぶりに2ケタを記録。全10話の平均は9.2%で、6位に入っていた。

 4月からの春ドラマは、阿部寛主演で、16年ぶりの続編となる『ドラゴン桜』(TBS系)をはじめ、川口春奈、横浜流星、関ジャニ∞・丸山隆平らが出演する『着飾る恋には理由があって』(同)や、北川景子&永山瑛太の『リコカツ』(同)といった話題作が目白押し。日テレは広瀬すずと嵐・櫻井翔が共演するミステリーエンターテインメント『ネメシス』に加えて、石原さとみ×綾野剛の『恋はDeepに』菅田将暉主演『コントが始まる』と、多ジャンルにわたる。フジ系では竹野内豊の月9主演『イチケイのカラス』が注目を集める中、松たか子主演『大豆田とわ子と三人の元夫』や、鈴木亮平主演『レンアイ漫画家』もスタンバイ。

 この中から高視聴率作品は出るのか、まずは放送開始を楽しみに待ちたい。

【2021年冬ドラマ(午後8~10時台、民放5局)平均視聴率一覧】

1位『天国と地獄 ~サイコな2人~』(TBS系・日曜午後9時) 全10話/15.3%
2位『遺留捜査』(テレビ朝日系・木曜午後8時) 全10話/11.8%
3位『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系・火曜午後10時) 全10話/11.6%
4位『にじいろカルテ』(テレビ朝日系・木曜午後9時) 全9話/11.0%
5位『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系・土曜午後10時) 全10話/9.8%
6位『俺の家の話』(TBS系・金曜午後10時) 全10話/9.2%
7位『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系・水曜午後10時) 全10話/8.7%
7位『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕』(テレビ東京系・金曜午後8時) 全6話/8.7%
9位『青のSP 学校内警察・嶋田隆平』(フジテレビ系・火曜午後9時) 全10話/8.6%
10位『君と世界が終わる日に』(日本テレビ系・日曜午後10時30分) 全10話/7.8%
11位『知ってるワイフ』(フジテレビ系・木曜午後10時) 全11話/7.5%
12位『アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系・月曜午後10時) 全8話/5.5%

※平均視聴率は単純平均視聴率(全話合計÷放送回数)。小数点第2位以下を四捨五入。昨秋から2クール連続で放送していた『相棒 season19』(テレビ朝日系)と、『監察医 朝顔』(フジテレビ系)はランキング対象外とする。

『グッとラック!』終了直前、志らくが“イヤミ”連発! 「『ラヴィット!』は討論できない」「次の大丈夫かって」

 『グッとラック!』(TBS系)が、あと2日で終了する。残りわずかな時間の中、MCの立川志らくは連日、未練を口にしているという。

 3月24日の放送回で、ブラック校則について取り上げた同番組。「初代校長の銅像に挨拶」「女子のパンツに小さいリボンをつけてはダメ」「街で異性と1メートル以内の接近禁止」など、驚きの校則が紹介され、スタジオでこの内容について議論していたが、一方の志らくは「議論といったって、明日か、明後日しかない」とボヤき。そして「『ラヴィット!』のメンバーじゃ、討論できないから」「やってみろって言うんだ」と、新たに始まる番組に向けて、イヤミを言い放った。

 『ラヴィット!』は、『グッとラック!』終了後に同枠で放送がスタートする“ライフアイデア発見バラエティ”番組。MCは麒麟の川島明で、連日芸人が多数出演するなど、『グッとラック!』とは趣向が大きく異なる。そんな新番組について、22日の『グッとラック!』でも、志らくは皮肉を口にしていた。

「放送関連会社『東北新社』との接待問題をめぐり、官僚たちに『「記憶がない」と言え』と答弁を指示した疑いが持たれている武田良太総務相ですが、先週の参院予算委員会では、自身の発言について『無意識で口に出た』と釈明。これについて志らくは、『無意識で言ったら何でもいいのか』と前置きしつつ、『我々だって、次の「ラヴィット!」、大丈夫かって…… あ、今、無意識ですよ、無意識』と、『ラヴィット!』を揶揄していました」(芸能ライター)

 先週15日も、『ラヴィット!』への“口撃”が放たれた。この日は、総務省の接待問題に関するスクープなどを立て続けに報じる「週刊文春」(文藝春秋)編集部に、番組が潜入取材。ロンドンブーツ1号2号・田村淳は、「よく行きましたよね。TBSさんとかは大丈夫なんですか? 『文春』さんからしたら『アナタたちの情報持ってるけど、よく来たね』みたいな感じにならなきゃいいが……」と心配の様子。

 一方の志らくは、「フジテレビで何か(スキャンダルが)あったら、坂上さんは『バイキングMORE』(フジテレビ系)でやる」と、他局で同じように帯番組のMCを務める坂上忍を引き合いに出しつつ、「TBSに何かあったら、『私もやるよ』って言いたいけど、もう終わっちゃうからね。『ラヴィット!』に任せるしかないか」とコメント。共演者から「そういうタイプの番組じゃない」と言われていた。

「志らくが執拗に“口撃”する理由は、後番組への愛情と解釈することもできますが、そこまで彼の度量は広くないでしょう。1年半で『グッとラック!』を打ち切ったTBSに恨みを抱くけ、番組に手応えを感じていたのだと思います。実際、番組の視聴率も、3%台を記録する日もあり、かつての1%台から微増。その上、『とくダネ!』(フジテレビ系)の終了によって、新規の視聴者が4月から増える可能性もあったからこそ、『グッとラック!』はもう少し続けるべきだったのではないでしょうか」(業界関係者)

 志らくの手厳しい言葉をエールに変えて、『ラヴィット!』の健闘を願いたい。
(村上春虎)

「宣言解除したら月に1,000人死にますけど」「淳さんのせいで聖火ランナー辞めた」ひろゆき氏、『グッとラック』で発言

 3月17日放送の『グッとラック!』(TBS系)に出演した、「2ちゃんねる」の創設者で実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏の放埒な発言が、この日スタジオに響き渡った。

 1都3県に出されている緊急事態宣言について、政府は今日17日にも、予定通り21日の期限で解除する方針を関係閣僚らに確認する見通しだ。だが2週間前、首都圏に先立って緊急事態宣言が解除された大阪では繁華街などで人出が急増。現地の医療現場は危機感を募らせているという。

 そんな中、スタジオでも“宣言”を解除すべきか話し合われていた。NON STYLE・井上裕介は政府に対し「今の現状が想定内なのか、想定外なのか教えてほしい」と、現在の感染状況をどう認識しているのか示すべきと訴え、さらに「専門家の方も、言う人で意見が全然違うから、誰を信じればいいかわからない」と不満を口にした。

 すると井上の意見に、ひろゆき氏はすかさず、「未来予測を含むので、誰を信じる、誰が正しいとかではない」とピシャリ。 その上で「感染者数を見るよりは、病院のひっ迫度」と問題点を述べ、「あと20人でも重症者が出たら『まずいよね』という場所もあれば、あと50人ぐらいは『大丈夫』という場所もある」と話し、地域医療の現場は状況に差があるとした。

「さらにひろゆき氏は『ただ、このまま「解除しました」と言ったら、日本中、飲食店に行ってお酒飲んで好きにやってくださいとなってしまう』と気の緩みを危惧。『そのときに「月に1,000人ぐらい死にますけど、それはいいですよね?」と、政府はちゃんと言っておいたほうがいい』と強い言葉で求め、『みんな営業したいです、解除したいです、というのであれば、その副作用として、「大体高齢者の人が月に1,000人ぐらい亡くなっちゃいますけど、それは皆さんが望んだことですよね」って言わないと』と投げかけました。しかし、この後、誰もこの言葉に触れることはなかったです」(芸能ライター)

  その後、ロンドンブーツ1号2号・田村淳が東京オリンピック・パラリンピックについて「オリンピックを開催したら気持ちが上がってしまう気もする」「国民の命を考えたら、どう考えればいいのかな」と、開催への懸念を口にすると、ここでもひろゆき氏は「だって、淳さんのせいでみんな聖火ランナー辞めてる」と発言。淳は先日、聖火ランナーの辞退を発表したが、ひろゆき氏の言葉に苦笑いしながら、「あの方々は、前もって辞退を表明してる方々なんで、俺のせいじゃないから」と、いさめていた。

 そんな『グッとラック!』も今月26日をもって終了。ネット上では、ひろゆき氏と淳の続投を望む声も見受けられるが、2人の共演が地上波でかなうことはあるのだろうか。
(村上春虎)

『グッとラック!』かなで、『ボス恋』玉森裕太に赤面&大興奮! ゆめっちは大号泣……3時のヒロインに好感続出のワケ

 3月16日放送の『グッとラック!』(TBS系)に出演した、お笑いトリオ・3時のヒロインの言動がネット上で話題になっている。

 スタジオには、今夜最終回を迎えるドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(同、以下『ボス恋』)から、主演の上白石萌音、Kis-My-Ft2・玉森裕太、菜々緒が登場。その番組告知の前に、3時のヒロインのコーナーで、世界の衝撃映像を一緒に見ることになった。

 衝撃VTRでは、バトンを受け取るも逆方向に走っていってしまったリレー少年の映像が紹介され、上白石は「可愛かった」とコメント。すると、かなでは「上白石さんも可愛いですよ!」と、前のめりで返していた。

「さらにこの後、菜々緒が『ボス恋』に登場する副編集長・半田(なだぎ武)のことを『半沢』と言ってしまうなど、言い間違いが多いことを明かすと、かなでは『えーっ、あの宝来麗子が!?』と菜々緒を役名で呼び、『めちゃめちゃドラマ見てるんでビックリです。LINEスタンプ買いました! めっちゃ好きなんで!』と大興奮していました」(芸能ライター)

 さらに、かなでは玉森の“お手振り”にも反応。衝撃映像を見た感想をコメント中の玉森が、不意にかなでに向かって手を振ったところ、「何!? ちょっと!? ちょっと!?」と動揺しながら、「潤之介くん……」と、これまた玉森の役名を口にして、赤面。まさかのファンサービスに、興奮を隠しきれなかったようだ。

 その後、今度は、ゆめっちが衝撃VTRを見て大号泣。映像では、重度の難聴で数年前からほとんど耳が聞こえなくなっていた、アメリカに住む女性ディアスさんが紹介された。医療器具を耳に埋め込む手術を行ってから、初めて作動させる場面を収めた映像で、その場に付き添いで来ていたのが、恋人のケビンさん。

 2人が出会ったのは、ディアスさんの耳が聞こえなくなってからだという。そこで彼は、「耳が聞こえたら、最初に言いたかった」と切り出すと、「I love you so much(君をすごく愛してる)」と告白。さらに「Please marry me(僕と結婚してください)」とプロポーズしたのだ。初めて聞く恋人の声がプロポーズの言葉だったことにディアスさんは驚きながらも、迷うことなく「イエス」と答えた。

「この映像を見ていたゆめっちは、人目もはばからず大号泣。涙で顔がぐしゃぐしゃになりながら、『めちゃくちゃいい話でしたね!』とコーナーを進行させようとしたところ、上白石は『ゆめっちさんが素敵です』、玉森も『ゆめっちさんが素敵でした』とコメントしていました」(同)

 気取ることなく感情豊かにリアクションするかなで、ゆめっちにSNS上では「玉森くんに手を振ってもらって、照れちゃうかなでちゃん。ファンすぎて可愛い!」「ゆめっち泣いてた。涙もろい人に悪い人はおらんなぁ……」「赤面したり、興奮したり、泣いたり、3時のヒロイン最高すぎる!」との声が続出。

 なお、玉森のお手振りに興奮していたかなでだが、ドラマで応援しているのは玉森ではなく、間宮祥太朗演じる“中沢先輩”だとのちに判明したものの、「まさかの中沢パイセン派で笑った」「潤之介を前にして、 中沢パイセン派を名乗るなんて笑う」と、こちらも好感を得ているよう。「3時のヒロインと『ボス恋』チームの共演、もっと見たかったな〜」とのコメントも上がるほど、視聴者は大満足の放送だったようだ。
(村上春虎)

『爆報!THEフライデー』終了でTBS金曜は「死の枠」に!? 『ぴったんこ』『金スマ』に波及する危険とは

 3月5日、9年半にわたって放送されたTBS系バラエティ『爆報!THEフライデー』(金曜午後7時〜)が幕を閉じた。

 終了後の後番組は、ダウンタウン・浜田雅功によるクイズバラエティ『オオカミ少年』。人気芸人の浜田が務める番組とあって、今後も安泰と思いきや、この改編がTBSに与える影響は少なくないという。

「『爆報』は、芸能人の第2の人生などにフィーチャー。テレビ業界のキラーコンテンツである『あの人は今』企画を連発させることで人気を獲得してきました。2015年6月26日の放送回では平均視聴率17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。瞬間最高は、八ヶ岳に住む俳優・柳生博さんが、その年5月に亡くなった息子さんへの思いを語るシーンで、20.4%でした」(業界関係者)

 ここ数年は、裏番組だった『沸騰ワード10』(日本テレビ系)としのぎを削ることも多かった『爆報』だが、それでも“優位”は変わらなかった。しかし昨年3月、ある転機を迎えたという。

「テレビ業界が“個人視聴率”を導入したのです。もともと視聴率といえば“世帯視聴率”で、これが高ければ人気番組と認められていた。ただ、この世帯視聴率は、人が見ているかはともかく、とにかくテレビがついていれば計測され、極論、ネコが見ていてもカウントされていたんです。一方、個人視聴率だと、何人見ていたのかが立ちどころにわかる。すると『爆報』は、個人視聴率ではさほど獲れておらず、さらにはほとんど50代以上しか見ていないことが露呈したのです」(同)

 ここから『爆報』の迷走が始まったという。

「とにかく若者ウケを狙って、都市伝説に心霊ものなど、オカルト路線に走り出した。でもこれが逆に裏目に出てしまい、世帯も個人も獲れないように。打ち切りはやむを得ない判断でしょう」(同)

 もともと、TBSの金曜夜は『爆報』の高視聴率の波を受けた形で、『ぴったんこカン・カン』(金曜20時〜)『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(金曜21時〜)まで高い数字を獲っていたが、『爆報』の低迷に引っ張られるように数字が下落していった。

「煽りを受けた両番組もテコ入れをするなど試行錯誤してはいますが、特に『ぴったんこ』は裏の『マツコ&有吉かりそめ天国』(テレビ朝日系)、さらに19年10月から金曜20時台に移動してきた『沸騰ワード10』(日本テレビ系)に常時負け続けています」(同)

 『爆報』に代わり、新たに登場する『オオカミ少年』は04年10月から1年間放送されてきた番組。16年ぶりの復活となるが、多くの視聴者にとっては、ほぼ“初見”ということになる。新番組の定着まで時間がかかることは明らかだ。

「この金曜19時台で勢いをつけているのが、裏番組の『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)です。石原良純、長嶋一茂、高嶋ちさ子の3人による、毒がありつつも和やかなトークがウケて、世帯・個人ともに全局のバラエティの中でも視聴率トップ10に必ず入っています。そんな強敵相手に始まる『オオカミ少年』ですが、もしこれがコケた場合、TBSの金曜夜はまさに“死の枠”になることでしょう」(同)

 今後さらに不安が高まる金曜夜のTBS。当然、『ぴったんこ』『金スマ』も安泰ではいられないが、今後どのようにこの苦境を乗り切るのだろうか?
(村上春虎)

『爆報!THEフライデー』終了でTBS金曜は「死の枠」に!? 『ぴったんこ』『金スマ』に波及する危険とは

 3月5日、9年半にわたって放送されたTBS系バラエティ『爆報!THEフライデー』(金曜午後7時〜)が幕を閉じた。

 終了後の後番組は、ダウンタウン・浜田雅功によるクイズバラエティ『オオカミ少年』。人気芸人の浜田が務める番組とあって、今後も安泰と思いきや、この改編がTBSに与える影響は少なくないという。

「『爆報』は、芸能人の第2の人生などにフィーチャー。テレビ業界のキラーコンテンツである『あの人は今』企画を連発させることで人気を獲得してきました。2015年6月26日の放送回では平均視聴率17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。瞬間最高は、八ヶ岳に住む俳優・柳生博さんが、その年5月に亡くなった息子さんへの思いを語るシーンで、20.4%でした」(業界関係者)

 ここ数年は、裏番組だった『沸騰ワード10』(日本テレビ系)としのぎを削ることも多かった『爆報』だが、それでも“優位”は変わらなかった。しかし昨年3月、ある転機を迎えたという。

「テレビ業界が“個人視聴率”を導入したのです。もともと視聴率といえば“世帯視聴率”で、これが高ければ人気番組と認められていた。ただ、この世帯視聴率は、人が見ているかはともかく、とにかくテレビがついていれば計測され、極論、ネコが見ていてもカウントされていたんです。一方、個人視聴率だと、何人見ていたのかが立ちどころにわかる。すると『爆報』は、個人視聴率ではさほど獲れておらず、さらにはほとんど50代以上しか見ていないことが露呈したのです」(同)

 ここから『爆報』の迷走が始まったという。

「とにかく若者ウケを狙って、都市伝説に心霊ものなど、オカルト路線に走り出した。でもこれが逆に裏目に出てしまい、世帯も個人も獲れないように。打ち切りはやむを得ない判断でしょう」(同)

 もともと、TBSの金曜夜は『爆報』の高視聴率の波を受けた形で、『ぴったんこカン・カン』(金曜20時〜)『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(金曜21時〜)まで高い数字を獲っていたが、『爆報』の低迷に引っ張られるように数字が下落していった。

「煽りを受けた両番組もテコ入れをするなど試行錯誤してはいますが、特に『ぴったんこ』は裏の『マツコ&有吉かりそめ天国』(テレビ朝日系)、さらに19年10月から金曜20時台に移動してきた『沸騰ワード10』(日本テレビ系)に常時負け続けています」(同)

 『爆報』に代わり、新たに登場する『オオカミ少年』は04年10月から1年間放送されてきた番組。16年ぶりの復活となるが、多くの視聴者にとっては、ほぼ“初見”ということになる。新番組の定着まで時間がかかることは明らかだ。

「この金曜19時台で勢いをつけているのが、裏番組の『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)です。石原良純、長嶋一茂、高嶋ちさ子の3人による、毒がありつつも和やかなトークがウケて、世帯・個人ともに全局のバラエティの中でも視聴率トップ10に必ず入っています。そんな強敵相手に始まる『オオカミ少年』ですが、もしこれがコケた場合、TBSの金曜夜はまさに“死の枠”になることでしょう」(同)

 今後さらに不安が高まる金曜夜のTBS。当然、『ぴったんこ』『金スマ』も安泰ではいられないが、今後どのようにこの苦境を乗り切るのだろうか?
(村上春虎)

『グッとラック!』田村淳、新型コロナワクチンめぐる専門家の発言“フォロー”で感心の声も

 感染症の専門家として知られる日本医科大学の北村義浩特任教授が3月2日、『グッとラック!』(TBS系)に出演。新型コロナワクチンの接種対象地域ついて、「害虫と殺虫剤」たとえて解説した。

 先月28日、大阪、兵庫、京都の関西3府県と、愛知、岐阜、福岡の計6つの府県に発令されていた緊急事態宣言が解除となり、一方で首都圏の1都3県は3月7日までとされている。しかし、北村氏は7日に解除するのは時期尚早として、3月末までの発令を専門家として提言した。

 仮に3月末まで延長すれば、「確実に(感染者は)1日100人未満になる」と明言する一方、予定通りの7日に解除すると、6月末には、感染者が1日2,400人、2,500人というレベルにまで上昇し、「第4波が起こってしまう」と警告。自ら持ち込んだグラフに、感染者数の激しい上昇カーブを図示した。

「この予測について、ロンドンブーツ1号2号・田村淳が『ワクチン次第ということですよね?』と聞くと、北村氏は、ワクチン接種を優先的に受ける対象者が高齢者であることを踏まえつつ、『若い世代にまでワクチンが行ったら下がると思うが、6月、7月はこのカーブ通りいくと思う』と、グラフ通りに増加すると悲観的な見方を示しました」(芸能ライター)

 肝心のワクチンも確保が難航し、現場では混乱も起きていると伝えられる中、北村氏は「全国一律に配るというよりは、医療の人たちや病院、そういうものがなかなか足りないというようなところのお年寄りから順番に打つ」と、地域を限定して接種を進めるのはどうかと提案。

 さらに、「普通は害虫がいるところに殺虫剤をまくのが普通で、『いるかいないかわからないけど、とにかく満遍なくまきます』というと時間の無駄だったり、足りなかったりする」と語り、「害虫を退治したいところからまず率先して(退治する)」と続けた。

「するとすかさず、淳が『(ワクチンが)足りてるときだったら、その方法(全国一律)でもいいけど、足りてないんだから効果的に狙いを定めてやったほうがいいってことですね』と、言葉を変えてフォロー。北村氏も『おっしゃる通りですね、そう言いたかったんです』と納得していました」(同)

 聞きようによっては波紋を呼びかねない、この「害虫駆除」発言。SNS上からも「たとえが悪いだろ」「害虫というのはどうなの?」と疑問の声も寄せられた一方、田村の言葉には「今のフォローは良かったぞ」と称賛の声が上がっていた。

 ワクチン接種をめぐる方針は、専門家の間でも意見が分かれるようだが、国民全員の接種がかなうのはいつになるのだろうか。
(村上春虎)