『SMOKING GUN』――肉体&エロスを封印し、健全化されたSMAP・香取慎吾の歪さ

<p>  SMAP主演のドラマが年々、魅力をなくしているのは、多くの人が薄々感じていることではないかと思う。中でも、香取慎吾のドラマは精細さを欠いており、現在放送中の『SMOKING GUN~決定的証拠~』(フジテレビ系)も、視聴率が急降下。第7話では5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の最低視聴率を記録した。</p>

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哀愁感が似合うゆまたんです

 今回ツッコませていただくのは、4月9日にスタートした、香取慎吾主演ドラマ『SMOKING GUN~決定的証拠~』(フジテレビ系)。

 初回平均視聴率は10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低調だったが、今のところ「敗因」云々よりも、残念ながら「良かった点」を見つける方が難しいという印象だ。まずは、フジテレビのドラマ特有の終始流れる大袈裟なBGM。未知の作品と向き合う時、作品の世界観に入れるか、ハマれるかと、気持ちが構えてしまう状態は、観劇などの時に顕著に起こるもの。ドラマにおいてもやはり同様で、作品をどう見たら良いか判断がつかず、まだ馴染めない段階で大袈裟なBGMが終始流れていると、場面ごとに「喜怒哀楽」を押し付けられ、強引に巻き込まれるような違和感がある。