ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、5月3日~9日公開の動画をチェックします!
企画発案者の川島、“ヒマ人”扱いされる
3日にアップされた「Travis Japan 【エンディング曲制作】第2弾!今回も名曲・迷曲続々!」は、「Travis Japan エンディング曲を作ろう!名曲・迷曲が次々登場!?」(4月12日更新)の第1弾に続く、オリジナル曲作りの過程を追った動画。再生回数は11日までに10万台を記録している。前回は川島如恵留、吉澤閑也、七五三掛龍也の曲が完成しており、今回は松田元太から始まった。企画の中心人物・川島がパソコンを使いながら曲作りをサポートするが、準備中には「パソコンイジってさ、曲作ろうなんてよく思うよね」(宮近海斗)「ね、絶対ヒマなんだよ、アイツ」(中村海人)と、さりげないディスりが炸裂。「アハハハ」と笑って誤魔化す川島、目が泳いでいてかわいそうだ。
松田は「まつだげんた」の6字をもとに「あいうえお作文」のようなイメージで自身が用意した歌詞を読み上げていくが、「『ま』ママ夜ご飯何つくーてんの?」「『つ』疲れちゃったよねーって」「『だ』台所の床は冷たいって言うよねー」と、意味不明なポエムが並ぶ。案の定、メンバーのツッコミが散々入った後、川島は頭文字の「ま」「つ」「だ」の声出しを「3回ずつぐらい録りたい」と、メンバーに指示した。しかし、2回目の「ま」を録る時、説明を理解できていなかった宮近が「つ」と発してしまい、川島は幼稚園の先生さながらに「3回やるって言ったよぉ~!」と優しく注意。ヒマ人と決めつけられ、段取りも邪魔される川島が不憫でならない。その後、松倉海斗、宮近もオリジナル曲を発表し、エンディングは松田の自作曲が流れるのだが、クセのある読み方、特に語尾の言い方がなんかイラっとする……。
SixTONES、見どころ&ツッコミどころ満載で再生回数27万超え!
4日の動画は「SixTONES【ドライブ旅】全員で越谷へ!想定外の渋滞に…」。正直言うと、筆者はいわゆる“オラオラ系”グループが好みではないため、SixTONESに元々さほど興味がなかったものの、このチャンネルを通じ、彼らの魅力を少しずつ感じてきている。これまでSixTONESは、ブラジルの元サッカー選手・ロナウジーニョとの対談、英会話レッスン、京本大我×松村北斗のサシトーク、早泣き対決など、バラエティに富んだ企画を次々と展開している点も評価できるポイントだろう。そんな彼らだけに、今回もタイトルを見ただけで、「面白いんだろうな」とわかり、期待に胸を膨らませて再生した。
ドライブ旅は田中樹の提案で、本人が行きたい場所へ向かうとのこと。田中が「俺って若干、高所恐怖症じゃん。なんだけど、それでも楽しめちゃうような」と目的地のヒントを出すと、森本慎太郎の「素潜り」を皮切りに、「ハマグリ」(松村)「どんぐり ころころ コロンビアに着いちゃった」(ジェシー)「あ、コロンビア行くんですか、今日?」(松村)と、早くもボケの渋滞が発生。こうした内輪ノリも、過去の動画を見ているうちにいつの間にか抵抗なく楽しめるようになってきてしまった。一方、行き先の正解は「室内スカイダイビング」で、都内の渋谷から埼玉県の越谷まで田中の運転でドライブすることになった。
運転を開始するなり田中は、「ここ絶対右じゃなくてよかったよ。なんでここ俺に曲がらせるの?」とカーナビに文句を言うと、すかさず隣の高地優吾が「お前、運転すると人が変わるタイプの人ですね」と指摘。ジャニーズJr.が私服姿で運転するシーンはなかなか見る機会もないだけに、ファンにとってはお宝映像ではないだろうか。車内では免許に関するエピソードを挟み、途中でドライブスルーに寄ろうと決めた6人。何を食べようかとワクワクしている様子だったが、出発から30分後にトラブルが発生。高速道路で渋滞にハマってしまったのだ。そして渋滞で退屈し、運転手の隣で一番言ってはいけない「眠い」の一言をつぶやく高地。気を利かせた森本が「みんなで1つの曲の詞を作っていこう」とアイデアを出して、即興の曲作りがスタートした。「回転寿司」のテーマで、ラップが得意な田中は「Ah 寿司が回る 俺の気持ち上がる 店員は下がる」と、運転しながら韻を踏んで盛り上げる。さすがJOKER(元KAT-TUN・田中聖)の弟!
こうして出発後1時間50分でようやく目的地に到着。室内スカイダイビングの模様は次回の動画で公開されるという。それにしても、車を降りた時に驚いたが、松村のファッションセンスが独特すぎ。シルクのパジャマ(?)のような半袖シャツの下に白のタートルネック、サスペンダー付きパンツ、サングラス……。英会話レッスン(4月13日更新)の回でのオレンジのアウターからファッションセンスは少し気にはなっていたが、今後も松村の私服に注目してしまいそうだ。アクシデントも含め、見どころ&ツッコミどころ満載の1本だった。再生回数は1週間の間に27万回を突破するほど、大ヒットしている。
5日の「東京B少年【声フェチ】第2弾! 遠距離恋愛の彼女におやすみ前の一言」は、「東京B少年 声フェチ!彼女と初キスでの胸キュンボイス」(4月21日更新)企画の続編。テーマは電話で彼女のB子ちゃんと話す設定に決まり、トップバッターの那須雄登は「いま何やってるの? あ、ごめん。ナス食べてた? ごめん。ちゃんと俺の言うこと、守ってくれてたんだね。ありがとう!」「いつ会える? あぁ~、どうしよっかな。じゃあ、B子ちゃんがナス100個食べた時に会いに行こうかなっ! バイバイ!」とコメントしたのだが……。いやいや、怖い怖い! 自分の名前にかけて恋人にナス強要は怖い。もちろんプライベートではこんなことないと思うが、実際の本人も愛が重すぎてフラれるタイプなのでは……と、ついつい邪推までしてしまった。
最年少の金指一生は、頑張って「俺も愛してるよ」と大人っぽいセリフを口にするも、ちょっと“歯がない人”みたいなしゃべり方になってしまったのが残念。浮所飛貴は「連絡できなかった間、ずっとB子ちゃんのことしか考えてなかったの」「俺、B子ちゃんのこと、ホントに大好きなの」という、「~なの」の語尾が胸キュンポイント。しかし、それぞれの健闘を見届けた結果、やはり印象に残るのは狂気的な「ナス」のくだりであり、コメント欄でも「ナスネタやめてください。これは那須ファンの心からの訴えです。1回くらいジャニーズっぽくして!」「那須さま、そろそろカッコイイの待ってます」「那須くんまたナス入れてきた(笑)。面白い! 那須くんに会えるならナス100個食べます」と、さまざまな意見が寄せられていた。ファンのウケはよさそうなものの、再生回数は公開から6日で8万台と、伸び悩んでいる。
Snow Man、あっさりとバカがばれる
6日公開の「HiHi Jets【ローラースケート】フィギュアみたいなスピンに挑戦!」は、タイトル通りの内容に加え、特別な面白さもなかったので詳細は割愛。再生回数は5日間で8万台となっている。一方で、9日の「Snow Man ジャニーズ初!【大学院卒】阿部亮平が出題&解説!珍回答迷回答続出!?」は、ライブでも行われている人気コーナー「阿部ちゃん先生」がYouTubeに上陸した形。生徒は長ランに裸の人(深澤辰哉)や、「ごきげんよう」と挨拶する“ロイヤル”な宮舘涼太、リュックを背負い、「よろしくピーマンでありまーすでございます」と元気な佐久間大介ら、キャラの濃い5人がズラリと並んだ。ジャニーズ初・上智大学理工学部大学院を卒業した阿部が「ちゃんと答えないと、バカばれちゃうから」と発破をかけ、「俺たちの力見せてやろうぜ」と意気込む深澤。長ランに裸がもうアホっぽいし、すでに嫌な予感しかない。
1問目の国語は「ダントツ」が何の略語かを答える問題。佐久間は「めっちゃ使う。俺、なんなら、V6の三宅健くんにこれ使ったら、『それ何?』って言われたもん。そこで俺、説明した。『こういう略ですよ』って」と話し、正解の「だんぜん(断然)トップ」と回答。岩本も正解だったが、宮舘&深澤は「ダンダントツトツ」(なんだそれ)で、まさかの間違いかぶり。三宅が「ダントツ」の意味を知らなかった事実に驚きつつ、宮舘には「ロイヤルキャラならもうちょっと賢くいてほしかった……」と思うほど、その後もポンコツぶりが目立っていた。各々の珍回答が面白いため、電車内などでの視聴には注意が必要だろう。オチを先に言ってしまうと、阿部以外はいい意味で“ほとんどバカ”だったことが露呈する。再生回数は公開から2日で11万台を稼いでいた。ちなみに、血管フェチは4分54秒頃からの岩本の腕に注目! 個人的にSnow Manは動画の仕上がり(面白さ)に波があると思っているが、今回はアタリ回だった。
(中村チズ子)