ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、8月2日~7日公開の動画をチェックします!
「蓮とビス」Snow Man・向井の参加でコントが成立
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通常の「Jr.チャンネル」は、月・火曜日以外にそれぞれ5グループの動画がアップされているが、7月29日より5組出演の特別企画「蓮とビス(はすとびす)」がスタート。「7夜連続」と打ち出したわりに更新が遅れて1日2本になる回もありつつ、8月4日分をもってついに完結した。前回の記事にて、筆者は4話までの感想を「意味がわからない」「カオス」と、やや否定的に表現していたが……。最後まで見た現在の心境は、正直言って「これなら全員で普通にフリートークやゲームをした方が良かったのでは……」と、モヤモヤした気持ちが残ってしまった。というのも、一部メンバーの言動によって、結果的にファン同士が揉める原因を生み出すなど、一概に“大成功”とは言えない内容だったからだ。
そもそも、これは「ドラマ風?ワンシチュエーションコメディー!」と銘打ったもので、「稽古なし、リハーサルなしのいきなり本番収録スタイル」で撮影が行われたという。物語の設定は「ちょっとだけ未来の東京・葛飾区に存在するカフェでのお話」で、Snow Man・深澤辰哉はカフェのマスター、SixTONES・ジェシーがカフェのアルバイト役を演じている。1~4話は、タイトルの「西部劇を愛する葛飾ウエスタン高校」「筋肉を愛する墨田スクワット体育高校」「波を愛する江戸川サーフィン水産高校」「足立油田高校…おぼっちゃま兄弟現る!」に沿って、SixTONES、Travis Japan、Snow Manメンバーがユニットの超えた組み合わせで登場していた。ストーリーの合間には、ミニゲームも盛り込まれており、4話に出てきた美 少年(渋谷区生まれのイケメンアイドル・シャイニーズ役)が、自分たちの動画で過去に行ったドゥビドゥバドゥゲームを楽しむ姿も。
そして、5話はカフェのバイトを演じるSnow Man・向井康二が「ふっかさん、カメラOKです」と、何やらカメラをセッティングするシーンから始まり、お客さん役のTravis Japan・中村海人、松倉海斗、松田元太、宮近海斗、吉澤閑也、Snow Man・宮舘涼太の会話パートへ移行する。この後、カフェ内ではバイトの面接を実施するとのことで、「何ができる人探してるんですか?」(宮舘)と聞かれた深澤は、言いづらそうに「編集」「編集っていうか。まぁ、パソコン?」と、返していた(ここで深澤が『編集』の言葉を誤魔化した理由は、後に公開される動画内で判明する)。
まずやって来たバイト候補者は、やたら声の大きいSnow Man・佐久間大介。現場のカフェはシンプルでオシャレな内装だが、「佐久間くんがうちで働くと、メリットってあるのかな?」(深澤)の質問に対し、「僕は、ここをメイドカフェにしようと思っています!」(佐久間)と的はずれな回答。すかさず、向井は「絶対アカンやん!」と吠え、メイドカフェに乗り気な深澤が「お帰りなさいませ、ご主人さま~!」とメイドになりきった時も、「もう実践してる!」とツッコミ。
同じバイトの立場のジェシーは、他者の演技やセリフのリズムを乱すほどボケ倒していたが、5話は代わりに向井が入ったことで、抜群に“見やすく”なっている。関西Jr.時代に鍛えたコントのセンスが光り、向井は「ドラマ風?ワンシチュエーションコメディー」というブレブレな世界観における“調整役”として、うまく機能していると感じた。そんなバランサーの向井も、次のバイト志望者・Snow Manの阿部亮平が入って来た際は「店長は僕です」とボケをかますなど、笑いに貪欲な姿勢が微笑ましい。
以降、面接の場面も「阿部くんは、メイドの経験ってある?」(深澤)「あるわけないでしょ」(向井)「2年ほど」(阿部)「あるん!?」(向井)「うちはまぁ、見ての通りメイドカフェなんだけどさ」(深澤)「えっ、どこがですか?」(向井)と、向井効果でテンポの良いラリーが続く。最後のTravis Japan・七五三掛龍也も含めて3人がバイトに受かると、8分頃からは、もはや「Jr.チャンネル」レギュラー・ノニジュース(においの強い健康ドリンク)を賭けた一発芸大会に発展。思わず「可愛い!」と声に出したくなる“ツンデレメイド”の阿部(13分27秒頃)や、向井&深澤のコントローラーを使ったコンビ芸(16分21秒頃~)も、注目ポイントだ。
コメント欄やSNS上では、「SixTONES推しだけど、これまでの回で1番コントとして成り立ってて面白かった。Snow Manスゴい」「視聴者を置いていかない笑いで面白かった! 向井くんいいね!」「康二いるからか、コント感があって見やすかった」「トラジャも萎縮してないし、適度な後輩感が可愛い。スノトラ、もっとコラボしてほしい!」と、高く評価されていた。5話の再生回数は9日時点で38万台。
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4日更新の6話は、バイトが向井ではなくジェシーに交代(向井がうまく立ち回っていただけに、少しガッカリ……)。そして、ようやくHiHi Jetsが食レポの強豪校・江東グルメ高校の生徒役でカフェに現れた。ジェシーがほかのお客さん(中村、宮近、松倉、松田、SixTONES・松村北斗、高地優吾)の接客で気を取られていると、背後の高橋優斗が自分たちの入店をお知らせするように、ジェシーのお尻にタッチ(3分27秒頃)。
その後、ジェシーがHiHi Jetsの特徴であるローラースケートに関する一人しゃべりを続ける中、「じゃあ、すいません。注文いいですか?」と、割り込む高橋。「注文しちゃうんですか?」との意地悪な反応にも、高橋は「しないんですか? 逆に?」と切り返し、先輩相手に食ってかかる堂々とした振る舞いに拍手を贈りたくなった。グルメ高校とあって大量の料理を注文した彼らにも、ノニジュースの洗礼が。珍しくグループイチの策士・猪狩蒼弥が飲むハメになり、耐えきれず吐き出しそうになる一幕も(この日の猪狩はボサボサ頭&メガネが可愛い)。
高橋は周囲の雑音やボケを聞いても、本筋の芝居に軌道修正する頼もしい一面を見せていたが、途中でジェシーがフレンチトーストを手渡すと、「台本に沿ってないですけど」と困惑(7分30秒頃~)。悪ノリした松村らに「おいしい? おいしい?」と味の感想を催促され、「おいちぃです」(高橋)と、恥ずかしそうに答えていた。なお、動画の後半は高地、松倉、松田、中村、ジェシーチームとHiHi Jetsの「エア食レポ選手権」を開催。敗者のHiHi Jetsと、相手チームの問題の答えを出してしまった中村もノニジュースを飲まされていた。
ちなみに、最後は別撮りの美 少年の映像に切り替わり、8月10日~11日にかけてアメリカ・ロサンゼルスで行われるイベントに出演することを告知している。6話の再生回数は9日時点で29万台。
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4日は最終話が配信され、SixTONES、Snow Man、Travis Japanメンバーのうち17名が出演。これまで、謎めいた演出が随所に出てきたが、今回でその全貌が明らかになった。Travis Japan・七五三掛とSixTONES・京本大我がカフェに入って来ると、「まだ僕のことあの女性見てるわ」「街歩いてても人の視線めっちゃくちゃ感じるのよ」(京本)「最近モテてますアピール?」(宮近)「そういうんじゃなくて、いつの間にか有名人になってるような」(七五三掛)「YouTubeで話題になっちゃったみたいな?」(SixTONES・森本慎太郎)と、会話。
すると、店員サイドのジェシー&深澤が見るからに動揺し始め、「慎太郎が『YouTubeがなんたら』って言ったところから様子がおかしいな」(松村)などと責められると、「実はこのカフェをカメラで撮って、YouTubeに上げてた」(深澤)「ふっかさんとね、『暇だな~』言うてですね、YouTubeの撮影をしようって決めたんですよ」(ジェシー)「YouTubeの動画を切り忘れてて、一連の流れが全部撮られてたんだ」(深澤)と白状した。編集してアップすると予想以上に反響があったため、「このYouTubeがバズれば、広告収入で傾いた経営を立て直せるかなと思って……」と、事情を打ち明ける深澤。確かに、1話の冒頭を見返すと、深澤とジェシーがカメラを配置している場面から始まっていた。
メンバーがYouTubeに理解を示したことから、「許していただけたということで、堂々と撮影しちゃいましょう」(ジェシー)と、Snow Manの動画でも過去にやった人狼ゲームを行うことに。15分頃からはほぼ“素”状態のSixTONES・田中樹や、ゲームマスターのSnow Man・阿部が仕切る中、普通にゲームを楽しんでいる。このゲームは、市民たちが話し合いの中で敵の人狼を見破っていくもので、今回の役職は人狼3人、市民が10人、占い師1人、霊媒師2人、騎士1人。Snow Manバージョンは、最初に佐久間が処刑される流れが定番となっているものの、深澤は「別に皆さん気にしないで。(今回は)適用じゃない」と、呼びかけた。
しかし、深澤の発言が“フリ”になり、すぐさま狙いを定められた佐久間。本人が「俺は市民だ!」と言い張ると、「マジで今回、人狼のパターンもある」(深澤)「俺もYouTube見ましたけど、あんな目してなかった」(ジェシー)「なんか目、血走ってる」(田中)と、思いのほか“本当の人狼説”も浮上した。結局、1人目の処刑者となってしまい、佐久間は“死んだらしゃべれない”ルールを忠実に守ってフリーズ。また、「蓮とビス」では散々、無茶振りによって一発ギャグを披露してきた吉澤が、またしても「閑也、笑わせてあげてよ」(宮近)と指示を受けコミカルな動きや声で場を盛り上げた。
次はゲームマスター・阿部が処刑され、吉澤に疑いがかかった時には「おかしいだろ! 違うやろ! あんだけやらせといて!」(吉澤)と、思わず愚痴をポロリ。「違うんですよ。俺、市民側のマンモスなんですよ」と意味不明な言い分に対し、周囲は「役職はない?」(宮近)「役職あるんだったら言えよ」(森本)「役職はマンモスです。ガチで普通の市民」(吉澤)「じゃあ、お前死んでもいいな?」(田中)「死んでも大丈夫です」(吉澤)「じゃあ、閑也でいいじゃん」(田中)「なんでですか! 死んだらしゃべれないじゃないですか!」(吉澤)「もう死ぬんだから静かにして」(森本)と、一気に追い詰めた。
一度は松田がターゲットになるも、投票で追放されて「うわ~!」とショックを受ける吉澤。すると田中が「お前、死んでんだからしゃべんなよ」と、“ガチなトーン”で警告した上に、松村も「閑也、万が一ギャグやりたくなったら、あれ(ノニジュース)一杯飲んでからギャグやって」と、難題を押し付けた。直後に田中も処刑となったが、“死んでるくせ”に自分は平然と会議に参加(さっき注意された吉澤が可哀想)。続いて、疑惑の目を向けられた高地は、他者が人狼かどうかを知ることができる霊媒師だと名乗り、佐久間と吉澤の情報をチェックすると、2人が人狼だったと暴露した。
また、はじめに佐久間をかばっていた向井が餌食になり、「制限時間内に残る1人を見つけられなかったら市民側の負け」という緊急ルールを導入。流れですでに死んだ向井も言葉を発するが、頑なに出しゃばらない吉澤がなんとも健気だ。時間が迫るにつれ、霊媒師は高地と松倉であると確定したが、占い師と騎士の正体は不明のまま。人狼を絞り込むために、深澤が「騎士も(名乗り)出よう!」と声をかけると、中村が手を挙げ、「誰かずっと守り続けてた?」(深澤)「俺、高地くん」(中村)と申告。だが、最終確認の「市民の人!」(宮近)の合図で、なぜか中村も挙手していた。その時、中村の隣に座る田中は口をおさえて笑っている様子。田中は残る人狼を把握していたようで、席を立ってスタッフ側に近づくなり、「みんな頭悪いな」と、ボソッと囁いた(29分55秒頃)。
最後の投票で処刑が決まったのは京本で、ラストの人狼は中村だと判明。初っ端で仲間の佐久間&吉澤が片付けられてしまうも、中村は市民に紛れ込んで人狼チームを勝利に導いたのだった。タネ明かしした途端、「わかりやすかったじゃん」(ジェシー)「『俺、騎士』って言った後、『市民の人!』って言ってもう1回手挙げてた」(田中)と冷静に考えれば“人狼=中村”と見破れるはずだと指摘する2人。「なんで海人はあそこで騎士って出ちゃったの?」(森本)との質問に、本人は「それしか助からなそうだったから」と返したが、「市民の一点張りでよかったんだよ」(松村)「『市民、市民』って言っておけば、あそこで『俺、騎士』って出たから、絶対人狼やん!」(森本)「俺が騎士だったんだけど、万が一俺が生きてたら、だってお前もう……」(田中)と、集中攻撃するSixTONESメンバー。
おそらく、中村は騎士が名乗り出る場面で周囲のリアクションを観察し、「騎士はすでに死んでいる」と踏んで、疑いから逃れるために危険な賭けに出たのだとみられる。結局、これで勝ったのだから、負けた側にいちいちダメ出しされる筋合いはないだろう。個人的には、なぜ中村が責められなければいけないのか……と苛立ちが募ってしまったが、最終的に「まぁ、だから時間的には最高だよ」(ジェシー)「いいタイミング」(田中)「これはもう中村海人の勝ち!」(ジェシー)と評価していたことが、唯一の救いだった。
しかし、発言権のあるSixTONESの「3人にちゃんと祝杯を」(森本)「勝利の美酒」(田中)の一声で、人狼チームの3人がノニジュースで乾杯(中村は活躍したのになぜ……)。佐久間&吉澤が元気いっぱいに「うまーい!」と叫ぶと、田中が「じゃあ、閑也にもう一杯」と、スタッフに促したところで本編が終了した。
この人狼を含め、「蓮とビス」に関してはネット上でさまざまな意見が上がっている。「樹が『みんな頭悪い』ってカメラの近くでコソッとつぶやいたの、俺は全部分かってる感が出ててさすがだった」と、田中を褒めるコメントもあれば、「閑也がスベるのを楽しんだり、人狼に勝ってもノニジュースを飲ませたり、松倉に対する態度も全然笑えなかった。松村と田中、ただのイジメはやめろ」「閑也が可哀想でビックリ。イジりはやりすぎたらいじめじゃん。康二がいた5話目は1番まとまってたし、トラジャも楽しそうだった」「正直、最近のスト怖い」「『蓮とビス』が面白かったのはストファンだけでは? 人狼もいじめにしか見えなくてひどかった」「『蓮とビス』はストがいない方が見やすかった。ストはほかのグループと混ざったら全然面白くない。むしろ邪魔」「ストがトラジャをいじめているようにしか見えなかった。高圧的な態度が嫌だって、美 少年ファンの自分でも思った」「ストファンでも、あれはやばいと思った。不快だったし、全く面白くなかったから、あんなことになるならストいらない」と、主にSixTONESへの怒りの声が続出。
こうした批判に対し、SixTONESファンは「ノニジュースについて、『ストがトラジャに飲ませすぎ!』みたいなツイートもあったけど、どこまでが台本かわからないのに、ストが飲ませたって言うのは違うでしょ」「『面白くなかったのはストのせい』って遠回しに言っている人が多くて意地悪だなと思った」「『蓮とビス』のストが面白くなかったとか言われてるけど、こっちからしたらストがいない回の方が死ぬほど面白くなかった」と反論している。
中には、再生回数の高さを持ち出してほかのグループをこき下ろすSixTONESファンの書き込みもあったようで、「ストのファンって、なんで論点すり替えるの?」「スト擁護派が気持ち悪くて鳥肌立つ」と、悪口合戦に発展してしまった。
一方で、実は「蓮とビス」がスタートして以降、アップが遅れがちになっており、「Jr.チャンネル」公式Twitterは7月31日、8月2日~4日と、連日にわたって謝罪していた。編集が間に合わず遅れていたのか不明ながら、視聴者からは「動画の更新が遅れてたのは、慣れないふっかが編集してたから……って考えたら鳥肌立った!」「動画の投稿が遅れていたことすら意味があったとは……やられた! 1話から見直してくる」」と、衝撃を受けている。
確かに凝った演出には見えるが、筆者はこれを絶賛する気にはどうしてもなれない。例えば6話は4日の朝8時にずれ込み、7話が2時間以上遅れた同日午後10時台アップと、かなりスケジュールが乱れていた。多少の誤差ならまだしも、翌日になったり、大幅な時間変更は、楽しみにしているファンに対して失礼ではないかと、引っかかってしまったのだ(演出ではなく、現実的に『Jr.チャンネル』側の作業が追いつかなかった可能性もある)。
また、8月4日にお笑いトリオ・ニブンノゴ!の宮地謙典がTwitterにて「蓮とビス」の原案・脚本を担当したと報告。「大好きなジャニーズのメンバーにお話しをかけるこの幸せたるや!」「メンバー多忙の中、楽しそうにやってくれてます!アドリブかなり多め!」とツイートしたところ、「面白い脚本を書いてくれてありがとうございます」「続編待ってます」といったお礼の言葉が寄せられるうち、「面白くなかったです。応援しているグループのせいで『面白くない』と言われて悲しくなりました」と、否定的なコメントも見受けられた。7話の再生回数は9日時点で33万台。
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Snow Manの動画はプロモーションの「【驚異の身体能力】スポーツクライミングで大熱戦!」(5日)と、通常分の「【ボードゲーム】ベストアクトで演技力対決してみた!」(7日)が配信されている。まず、1本目はau×CLIMBING(KDDI株式会社)の提供で、人工のホールドを使ったスポーツクライミングにチャレンジ。auは携帯電話サービスの会社とあって、佐久間が「ここWi-Fi飛んでる」と、お笑いコンビ・メイプル超合金のネタを入れ込むと、宮舘が前に出てきて「佐久間もauさんも、今日は飛ばしてます」と、解説。宮舘はいつもあまり積極的に発言しないキャラだけに、珍しく自らの意志で動く姿が新鮮に映った。
ロケ地の「ボルダリングジム&ショップ B-PUMP 荻窪店」は、A.B.C-Z・塚田僚一主演映画『ラスト・ホールド!』(18年公開)に出演した阿部、佐久間、深澤、宮舘、岩本照、渡辺翔太がお世話になった場所とのこと。今年1月加入組の向井、目黒蓮に向けて、深澤が「たぶん初めて挑戦するじゃん?」と話を振ると、「ハッハッハ! 初めてじゃないよ。今日で2回目だ!」と、胸を張る向井。「だとしたら、そんなドヤるなよ!」(岩本)「なんなんすか! 2回目で何が悪いんですか!」(向井)と険悪な空気になり、「朝から揉めるなよ~」(深澤)「やめましょうって!」(ラウール)と、“喧嘩コント”に突入した。シャドーボクシングで拳を交えた後、岩本が向井の乳首あたりに触れてオチに。“劇団向井”の流れを知らない視聴者のため、深澤が「今、ワンパッケージあるんですよ」と、補足していた。
今回、Snow Manは「TEAM au」に所属する楢﨑智亜選手、藤井快選手の指導を受けるが、足をけがしたラウールは見学側へ回るそう。「どっちかというと、審判というか、ジャッジメント役をやっていただきたい」(深澤)「じゃあ佐久間くん、ジャッジメント!」(ラウール)「うぅ~!」(佐久間)「いや、人狼やるなよ」(阿部)とリズミカルな会話が続き、メンバーが笑顔に包まれた。冒頭だけでもオリジナルメンバーと新メンバーのラウール、向井のコンビネーションは抜群で、まだ9人体制になってから1年もたっていないにもかかわらず、息はピッタリだ。
いざ始めてみると、初心者にしてはスイスイと登っていく目黒とは対照的に、向井は“無駄の多い動き”で周囲の笑いを誘う。続いて、深澤が「Snow Manで最も得意な方にやっていただきたい」と進行すると、やや照れ気味の表情で出てくる渡辺。すかさず、深澤は「違う、違う、違う!」とツッコミを入れ、「まさか、久々に翔太がボケたからビビったわ!」と、動揺していた(実際に得意なのは岩本)。こうして多くのメンバーがウケを狙って行動するのは、安心して任せられるツッコミ役の深澤、阿部(時には向井)らの存在も大きいだろう。この5分程度の段階でも、今のグループが「いい雰囲気なんだな」ということが、ひしひしと伝わってくる。見学のラウールも率先して声をかけ、「けがしないでください」(6分15秒頃)と、“運動部の女子マネジャー”のような役割も担っていた。
登り方をレクチャーしてもらった後は、向井、佐久間、深澤、渡辺と、目黒、阿部、岩本、宮舘の2チームに分かれ、スポーツクライミング対決を実施。腕の筋肉や、横顔好きにはたまらない動画になっており、ファンならば彼らの凛々しい顔にも惚れ惚れするだろう。そんな中、オイシイところを持っていったのが阿部。手につけた粉末チョークをパンパンとはたき、「よし……よし見えた! 見えたわ」と、やる気満々で臨んだ。これでクリアすれば、カッコいい~! となる場面ながら、スタート直後に手が滑って落下。驚きや衝撃で現場がザワつき、「一回、リプレイで」(ラウール)「その前の、『パンパン、見えた!』『パンパン、見えた』からリプレイ!」(渡辺)と、さっそくイジられる阿部だった。
大将戦は岩本VS向井で、先攻の岩本が楽々とゴール地点に辿り着くと、向井はTシャツを脱ぎ捨てて本気度をアピール。だが、特に鍛え上げられたボディではなかったため、「大した体じゃねー」(佐久間)「ショボいな」(渡辺)と、仲間にも茶化される始末。「ムエタイを思い出せ!」(ラウール)「キツかったあの日々! あの日々があって俺はジャニーズに入れたんだ!」(向井)と熱い思いを吐き出したものの、あえなく力尽きて失敗。一丸となって向井を応援した8人は「頑張った!」(岩本)と励ますなど、最後まで大盛り上がりだった。
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そして、通常分は「BESTACT(ベストアクト)」なるボードゲームを使い、演技力No.1決定戦を行っている。この回は、加入時から“渡辺好き”を公言しているラウールが渡辺に対して「それはないっすよ」「ちょっと感性外れてますね」と言い放ち、意外に当たりが強い一面を見せる新たな展開も。再生回数は1本目が46万台、通常より約2時間遅れでアップされた2本目は28万台となっている(9日時点)。
一方、8日の『ジャニーズJr.8・8祭り ~東京ドームから始まる~』公演にて、SixTONESとSnow Manが2組同時にCDデビュー(2020年)すると発表があった。SixTONESは「Jr.チャンネル」を卒業し、YouTubeに単独のアーティストチャンネルが誕生。「蓮とビス」は5グループにとって最後の合同企画になったようだが、ファンの間に軋轢を生むという、ある意味で歴史に刻まれる7本となった。
(中村チズ子)