格闘技中継RIZINにラストチャンス? フジテレビのコンテンツ不足で大みそかも消極的選択か

 フジテレビが中継を続けてきた格闘技イベント・RIZINにラストチャンスが与えられたようだ。

 同団体では10月12日にエディオンアリーナ大阪で『RIZIN.19』を開催するが、同大会が同日のゴールデン帯で、基本的に生放送されることがわかった。中継されるのは午後7時から8時54分で、異例の延長対応もありだというから、その扱いは破格だ。

 同局では、同団体が旗揚げした2015年末から4年連続で、『NHK紅白歌合戦』の裏となる、大みそかのゴールデン帯でRIZINの中継をしてきた。しかし、視聴率はまるで振るわず、『紅白』どころか、民放トップの日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!』には遠く及ばず。

 昨年末は、莫大なファイトマネーをはたいて、プロボクシングで世界5階級を制覇し、50戦無敗の戦績を誇るフロイド・メイウエザーを招へい。RIZINのエースといえるキックボクシングの那須川天心と、スペシャルエキシビションマッチを実現させたが、視聴率は最高の時間帯となった第4部(午後10時50分~11時45分)で7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と爆死した。

 今年に入っても、同局では従来通り、日曜ゴールデン帯の『ニチファミ!』枠でRIZINの中継を続けたが、4月21日の『RIZIN.15』が5.8%。“一番人気”の那須川が出場した6月2日の『RIZIN.16』も6.9%どまりで振るわず。

 ついに、断を下した同局では『RIZIN.17』(7月28日)、『RIZIN.18』(8月18日)は、大会6日後の土曜深夜2時からの録画中継に降格させた。しかも、『RIZIN.17』は関東と福岡地区のみ、『RIZIN.18』は関東のみのローカル放送となったのだ。

 これをもって、同局がRIZINを見切った感もあったが、『RIZIN.19』では3大会ぶりに、ゴールデン帯での中継が復活する。その背景には、同局のどんな意図があるのだろうか?

「『RIZIN.19』では、『RIZINライト級グランプリ』が開催されますが、スペシャルマッチを含めて、出場選手はまだ決まっていません。ただ、エースの那須川が出た『RIZIN.16』でさえ、視聴率6%台だったのですから、放送曜日が日曜から土曜に変わっても、高望みはできないでしょうね。延長対応ありにしたのは、『RIZIN.19』で、那須川の試合途中にCMを入れたところ、その間に那須川がダウンを奪い、決定的瞬間を流せないという失態を演じたことが大きい。この日は同局にクレームが殺到したので、そういったことが起きないよう万全の態勢を敷いたのでしょう」(スポーツ紙記者)

 フジとしては、RIZINに代わる大みそか特番を企画しようにも、なかなか妙案が出てこない社内事情もあるようで、「その選択肢にRIZINが残っている。その意味で、RIZINサイドとしては、『RIZIN.19』でできるだけ高い視聴率を挙げることが求められている」(前出・スポーツ紙記者)という。

 同局では13年大みそかに放送した『祝!2020東京決定SP』が2%台しか獲れず。14年末にオンエアした番組も、『THE FACE OF 2014世界が選ぶ今年の顔!アワード』(午後6時~9時)が4.0%、『ワンピース エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』(9時~11時)が3.3%、『2014→2015 ツキたい人グランプリ~ゆく年つく年~』(11時~深夜2時)が2.5%と壮絶な大爆死を遂げている。コンテンツ不足で通常番組を年末特番に昇華できていないのは明らかだ。

 それだけに、「新たな番組を制作して大コケするようり、5〜7%は獲れるRIZINを放送した方がまだマシ」との意見もあろう。果たして、同局はRIZINの大みそか特番を今年も継続するのかどうか気になるところだ。

フジテレビがさじ投げた? 格闘技RIZIN、深夜降格で大みそか中継は撤退必至

 フジテレビが例年、『NHK紅白歌合戦』の裏に、ゴールデン帯で中継してきた格闘技『RIZIN』から、今年の大みそかは撤退することが濃厚となった。

 RIZINは、旧PRIDEの流れを汲んだ総合格闘技団体で、2015年12月に旗揚げ。フジテレビでは同年から昨年まで4年連続で、紅白の裏で中継放送されるも、視聴率は一向に振るわない状況が続いていた。

 昨年末は、キックボクシングで28戦無敗(当時)の“神童”こと那須川天心と、プロボクシングで世界5階級を制覇し、50戦無敗の戦績を誇るフロイド・メイウェザーによるスペシャルエキシビションマッチというビッグカードを組んだものの、視聴率は第1部(18時~)が5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(19時~)が5.0%、第3部(21時30分~)が6.9%、第4部(22時50分~23時45分)が7.5%と惨たんたるものだった。

「那須川VSメイウェザーが放送されたのは第4部で、RIZIN事務局によると、試合中の23時21分には瞬間最高視聴率12.2%をマークし、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル! 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』を超えて、民放1位だったと主張したものの、試合全体を通じては7%台に終わっています」(スポーツ紙記者)

 一説によれば、メイウェザーのファイトマネーは推定約10億円といわれている。その全額をフジテレビが負担したわけではないようだが、それだけ多額の制作費を使っても、7%台しか獲れなかったのは深刻な事態だった。

 それでも、フジテレビはその後もRIZINの中継を日曜ゴールデン帯の『ニチファミ!』枠でオンエアしてきたが、4月21日の『RIZIN.15』は5.8%。“一番人気”の那須川が出場した6月2日の『RIZIN.16』も6.9%どまりだった。

 この低調ぶりに、さすがにフジテレビもさじを投げた格好で、7月28日に開催された『RIZIN .17』は、6日後の3日深夜2時からの録画中継に降格。8月18日に行われる『RIZIN.18』も、同様に6日後の24日深夜2時からの中継となった。

 しかも、『RIZIN .17』 は関東と福岡地区のみ、『RIZIN.18』 は関東ローカルのみの放送と”格下げ”された。

「スポーツ中継で、すでに結果がわかっている録画放送というのは致命的です。ましてや、試合から6日後の深夜2時に流しても、リアルタイムで見る人はほとんどいないでしょう。RIZINの場合、スカパー!のPPVで生中継してますし、動画サイトGYAO!でも流していますから、本当に好きな人はそちらで見るでしょう。今年の大みそかは、那須川と、メイウェザー以上に視聴率が獲れそうな超大物選手との対戦が実現でもしない限り、フジテレビはゴールデン帯での中継は回避する方向が既定路線。すでに深夜、関東ローカルに降格しているのですから、大みそかに向け、“いい流れ”はつくれないでしょう。問題は、フジテレビ側がRIZINに代わる大みそか特番を制作できるかどうかですが……」(前出・記者)

 フジテレビは、『RIZIN .16』での那須川vs.マーティン・ブランコ戦の試合途中でCMを入れたところ、その間に那須川がダウンを奪い、決定的な瞬間を生で流せなかったという失態を犯し、ファンからブーイングを浴びたが、今の格闘技興行が大晦日のゴールデン帯で放送するほどのものなのか、冷静に判断すべきなのかもしれない。

RIZINデビューから4連勝! 朝倉兄弟がついにメイン戦へ――兄・未来は「勝って引退」!?

   朝倉兄弟がこの夏、いよいよ主役に躍り出る!――総合格闘家の朝倉未来 (みくる・27)が7月28日(日)開催の「RIZIN.17」(さいたまスーパーアリーナ)で、矢地祐介(29)とメインで対戦。弟の海 (かい・25)も8月18日(日)開催の「RIZIN.18」(ドルフィンズアリーナ/愛知県体育館)で、世界初の総合格闘技2団体同時王者 である堀口恭司(28)とメインで戦うことが決まったのだ。不良の格闘技大会「THE OUTSIDER」出身の兄弟が、ともに「RIZINで4勝無敗」という快進撃の末につかみ取ったメインの座。ここで勝てば一気にスターダムにのし上がれるが、2人の現在の心中やいかに? 爆弾発言連発の独占インタビューをお届けしよう!

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 インタビュー場所は、都内のファミリーレストラン。「好きなものを頼んでください」と告げると、それまで仏頂面だった兄・未来の表情が一瞬ほころんだ。「本当ですか? 俺、めちゃくちゃ食いますよ。食うのも速いですけど」と言って、ステーキとスパゲティとフレンチトーストを矢継ぎ早にオーダー。試合を控えたこの時期に、そんなに食べて大丈夫なのか? と心配になったが、そういえば彼は次戦に向けて増量をしなければならないのだということに、後で気づいた。一方、弟の海は、ハンバーグセット1人前を注文。「ドリンクバーは?」と聞くと、「水でいいです」と答えた。

――兄弟ともどもRIZINデビューから破竹の4連勝を飾り、「早くも」と言うべきか「ついに」と言うべきか、メインの座を勝ち取りました。まずは、お兄さんにお尋ねします。矢地戦が決まった率直な感想をお聞かせください。

朝倉未来(以下、未来) 今年4月のRIZIN.15で俺と(ルイス・)グスタボの試合が決まったとき、RIZINの榊原(信行) 代表が会見で「この試合に勝ったほうが矢地とやる」と言っていたので、いずれやるんだろうな、とは思っていました。ただ、なんで勝ったほうが矢地とやるのかがよくわからなかった。だって、矢地は(RIZIN.12で)グスタボに負けているじゃないですか。俺は結局グスタボに勝ったので、ますます矢地とやる意味がないな、と思いました。

――人として、そしてファイターとして、矢地選手にはどんな印象を抱いていますか?

未来 Twitterの一件(後述)があるまでは、人当たりが良さそうな感じの人だな、一緒にRIZINを盛り上げようぐらいには思っていたんですけど、ファイターとしては正直、気にも留めていませんでした。そもそも階級が違いますからね。ところが、俺が昨年末、ライト級の北岡(悟)選手との試合のオファーを断った後に、矢地が「対戦相手は団体が決めること。選手に選ぶ権利はない」みたいな悪口的なツイートをしたんですよ。そこから「こいつ、偉そうだな」「やってやろうかな」と思うようになりました。

――今回の試合が実現するまでの争点は、体重差でした。未来選手は66 kg、矢地選手は70 kgが適正体重。結局、70 kgで戦うことに決まりましたが、かつては「矢地なら70 kgでもやってやる」と言っていた未来選手が、交渉の過程で「間を取って68 kgでどうか」と打診してきたことなどを受けて、矢地選手は「そもそも70kgで俺とやりたいって言ったの誰だよw」とツイートしています。

未来 「70 kgでもやってやる」と言ったのは、俺がグスタボに勝つ前の話。俺がグスタボに勝った時点で、世間の評価はすべて変わっているんで、俺が矢地とやるメリットは何もないんですよ。もしそれでもやりたいなら、彼の言葉を借りるのであれば、「負けた奴に未来はない」んで、あいつに選択肢はないんですよ。だから俺がやってあげるんであれば、俺の体重(66 kg)に合わせるのが筋じゃないですか。でもそれはキツいだろうから、俺は間を取って「68 kgでやりましょう」と言ったら、あいつはかたくなに断った。だけどRIZINからは「試合をしてほしい」と言われるし。「だったら俺が70 kgに上げてやってやるよ」という話です。

――五味隆典選手がそんな両者の争いを見て、「日本を引っ張ろうってエースが1キロ2キロでガタガタ言って、40歳のおじさんとはやりたいって どっちもエースじゃねーよw」とインスタグラムで苦言を呈したのをご存じですか?

未来 はい。でも俺、エースだのなんだのに、もともとまったく興味がなくて(笑)。俺はエースになりたいだなんて一言も言っていないので、なんとも思わないです。そんなことはどうでもいいから、って感じです。

――そんなことよりも、何が大事なのでしょう?

未来 実際に試合が決まっているので、「どっちが勝つか」が大事なんじゃないですか? 五味選手は昔活躍していたのはすごいと思いますけど、今は呑んだくれているただのオッサンじゃないですか。試合もしていないんだから、グダグダ言うな、と思います。これは俺の推測ですけど、たぶん五味選手は、俺と矢地の勝ったほうとやりたいんでしょう。だから伏線じゃないけど、「ここで一発かましとこう」みたいな考えなんだと思います。でも俺はやりたくないんで、やらないですけどね。

――なぜ、やりたくないんですか?

未来 戦う意味がないからです。こっち、勝って当然の試合。全然やりたいと思わないです。まあでも、尊敬はしていますけどね。彼の功績に関しては。ただ、今のあの人に興味はないです。

――相変わらずズバズバと物を言うので、ヒヤヒヤしてしまいます。しかし、前回大会の挨拶でリングに上がった際に、榊原代表や観客が見守る中、「埼玉(さいたまスーパーアリーナ)のメインでお願いします 」とマイクでアピールし、それを実現させてしまうなど、未来選手の発言には扇動力がありますね。ああいった立ち居振る舞いはすべて、計算ず くなのでしょうか?

未来 場面でも考えますけど、だいたい計算ずくです。俺、将棋が好きで。世の中のすべてのことは、だいたい将棋と一緒だと思っています。詰めて詰めて相手が動けなくなるように仕向けるのが得意ですね(と言いながらスパゲティを平らげる)。

――本当に食べるのが速いですね(笑)。

未来 スパゲティは飲み物なんで。それにしても、順序がおかしくないですか? 普通はステーキから来るはずなのに、先にスパゲティが出てきた。ま、別にいいけど。

――(笑)。ところで最近、YouTubeの配信を始めましたね。コワモテな未来選手の意外な素顔を知ることができて面白いです。特に驚いたのは、歌のうまさでした。

未来 歌は昔からずっと好きで、カラオケにもよく通っていたんですよ。歌がうまいのは、モテる要素じゃないですか。

――YouTubeの配信を始めたことで、格闘技へのしわ寄せなどは来ていないですか?

未来 オフの日曜に3本ほどまとめ撮りしているんで、まったく苦にならないですね。息抜きにもなるし、楽しいです。

――未来選手に、ネット上で絡んでくる奴はいませんか?

未来 コメントでたまに煽られるぐらいですね。でも、全然カチンときたりしないですよ。頭悪いな、とは思いますけど。たとえば、街のケンカ自慢とスパーリングする動画を上げたところ、「弱い者イジメだ」と批判する奴もいたけど、賢い人が見ればそうじゃないことがわかるはずだから、叩かれてもなんとも思わないですね。アンチも含めたくさん見てもらっているおかげで稼げてもいるから、別にいいや、と。

――今、一番欲しいものはなんですか?

未来 自由ですね。そのための手段として、お金が欲しいです。YouTubeの配信も、そのためにやっています。

――矢地戦の後のビジョンはありますか?

未来 特に何も。ただ、試合のときだけは命を懸けます。その先のことは何も考えていないですね。

――将棋的な発想でいうと、先々のことを考えるのが大事だと思うのですが。

未来 障害によっても、いろいろと未来も変わると思うし。格闘技はもう次でやめるかもしれない。いつやめるか本当にわからないですね。勝って引退するかもしれないし。

――おっと、衝撃的な発言が飛び出しました。その発言の真意は後ほど改めてお伺いするとしましょう。さて、ここからは弟さんにインタビューをします。相手のケガや自身のケガなどが重なり、今年になって1試合もしていない海選手ですが、8月に行われる休み明け初戦で、いきなり堀口恭司選手と戦うことになりました。このカードが発表される直前、海選手は「全てのタイミングには意味がある」とツイートしていたのですが、あれはどういう意味なのでしょう?

朝倉海(以下、海) ケガをしたことも、試合が何度も流れてしまったことも、すべてに意味があるんじゃないか、と。いくつか不運も重なりましたが、もし堀口戦が決まれば、それもこれも結果的に良かったことになるんじゃないか、という意味です。

――堀口選手がRIZIN.18に参戦するとわかった途端、海選手は、いの一番に挑戦の意思表示をしましたね。

 RIZIN.18が行われる愛知は俺の地元なので、弱い相手とやって勝っても自分が面白くないし、お客さんも面白くない。俺はやっぱり、格上といわれる相手と常に戦っていたいんです。そういう思いで、堀口選手への挑戦をアピールしました。

――堀口選手は目下13連勝中 の強敵ですが、海選手は彼の実力をどのように評価していますか?

 たぶん今、この階級で世界一強い選手なんじゃないでしょうか。RIZINとベラトール、2団体の王者ですからね。

――堀口選手が最後に負けたのは、2015年4月のデメトリアス・ジョンソン(DJ)戦 。あの頃の彼とは別物ですか?

 全然違うと思います。今やったら、DJに勝つんじゃないでしょうか。

――そんな堀口選手に海選手が挑むのは、「まだ早い」という声も多く聞かれます。

 そう言われるのもわかるけど、もともと俺は世界チャンピオンになることを目標にしているので、一番強い人とやれるチャンスがあるなら迷わずやりますよ。早いとか遅いっていうのは外野が決めることじゃなく、団体の代表なり運営側が決めること。逆に日本人がやらないで誰がやるの? 俺がやるしかないんじゃないの? と思っています。

――お兄さんは、堀口選手のことをどう思っていますか?

未来 (ステーキを頬張りながら)まあ、強いですね。

――彼の最も優れている点を教えてください。

未来 「自信」かな。曇りがないっていうか。雑誌で堀口選手と対談したことがあるんですけど、ある意味、ちょっと頭悪いのかな? と思っちゃいました。マイナスなことをまったく考えないんですよ。自己催眠をかけているんじゃないかっていうぐらい、「自分が絶対勝つ」と信じ込んでいる。だから曇りがないんですね。でもそれって、格闘家にとって重要な資質なんですよ。

――ところでお兄さんは以前、ベラトールのトーナメントへの出場をアピールしていましたが、あの話は進んでいるのでしょうか?

未来 何も進んでいないですね。まあ、どっちでもいいやって感じ。何かに出たいとか、誰かとやりたいとか、全然思っていないですね。最近は。

――いったい、どうしちゃったのでしょう……?

未来 いや、別に。どうしたと言われても(笑)。

――格闘家になる前、愛知の豊橋にいた頃は、刺激を求めてケンカに明け暮れていたとのことですが、あの頃のような精神状態ではなくなってきているのでしょうか?

未来 変わってきましたね。だいぶ落ち着いたというか。最近は特に刺激も求めていないし。だんだん疲れてきましたね、戦うことに。ある程度プロでもやってきたし、だいぶ疲れてきたかな。ほかにも人生でやりたいことがあるし。

――歌ですか?

未来 歌はわからないけど、ブランドを立ち上げるとか、YouTubeを充実させるとか、いろいろやりたいことがあるので、格闘技だけに時間を費やしていられないという感じはしますね。30~40歳になってまで、なあなあで続けたいとは、最初から思っていないんですよ。引退の美学として、一番強いときにやめたい。自分の成長を感じられなくなったら、やめると思います。

――今日が格闘家として最後のインタビューになったりして……。では、おふたりから、次戦への意気込みをお聞かせください。

未来 試合のときは命を懸けて戦うので、その戦いを楽しみにしてほしいですね。

 長いこと試合から離れていたけど、その間ずっと練習を続けてきて、去年の大みそかよりも数段強くなっているので、その成長ぶりを試合で見せたいと思っています。当然、勝てると思っていますし、命懸けで勝ちにいきます。

――海選手の将来のビジョンは?

 行けるとこまで行きたいですね。世界のトップを目指したいです。

――有名になりたいんですか?

 というよりは、格闘技が好きなので、格闘技を広めたい。そのために有名になりたいという感じです。

――お兄さんはその点、どうでしょう? 「歴史に名を刻みたい」みたいな欲はありますか?

未来 全然ないです。もともと有名になりたいと思っていないので。有名になって顔が売れたら、生きづらくなるだけじゃないですか。有名になることは、俺の自由の哲学に反しているんですよ(と言って、フレンチトーストの最後の一切れを口の中に放り込む)。

――本日は試合前の貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。いい食いっぷりも見せてもらいました(笑)。

未来 まだちょっと食い足りないから、俺はこのまま店に残ろうかな。追加分は自分で払うので、どうぞお先にお帰りください。

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 肉食系の野心家に見えて、さめた部分も持ち合わせている兄。クールに見えて、語る内容は熱い弟。タイプは異なるふたりだが、「試合に命を懸ける」という覚悟は一致するようだ。ただのビッグマウスで終わるか? それとも有言実行となるか? 朝倉兄弟の“夏の陣”を見逃すな!

(取材・文=岡林敬太/撮影=長谷英史)

●【RIZIN.17】 ※朝倉未来が出場

日時/2019年7月28日(日) 開場12:30 開始14:00 

会場/さいたまスーパーアリーナ

チケット/VIP席:100,000円(特典付)

     SRS席:25,000円

     S席 :15,000円

     A席 : 7,000円 ※完売

イープラススペシャル 朝倉未来 応援シート受付

https://eplus.jp/sf/sports/rizin17_asakura

 

●【RIZIN.18】 ※朝倉海が出場

日時/2019年8月18日(日) 開場13:00 開始14:00 

会場/ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

チケット/VIP席:100,000円(特典付)

     SRS席:25,000円

     S席 :15,000円

     A席 : 7,000円

朝倉海 応援シート受付/IACEトラベル 

☎︎043-212-7035(平日9:30〜18:00 土・日・祝休業)

MAIL:makuhari@iace.co.jp(土・日・祝はメール受付可。ただし返信は平日になります)

 

 

フジテレビ、RIZIN生中継で犯した大失態に「二度と中継するな」「格闘技舐めてる」のクレーム続出

 視聴者はフジテレビに“格闘技への愛”がないことを確信したようだ。6月2日にフジテレビで生中継された格闘技イベント『RIZIN.16』のメインカード「那須川天心-マーティン・ブランコ戦」にて、那須川が1回目のダウンを奪った決定的な場面にCMが入るという「格闘技中継史上最悪」の放送事故が起きた。

 試合中、ブランコが右目から出血しドクターチェックで試合が中断した際、フジは約1分間のCMを挿入。しかしそのCM中に試合は再開しており、中継に切り替わった時にはすでに那須川選手が2回目のダウンを奪った瞬間だった。

 そのためネット上では、「格闘技舐めてんのか⁉フジテレビは謝罪しろ‼」「フジテレビの采配ミス。そこでCMを入れてしまうセンス…」「これ天心陣営に謝罪ものやぞ」「あそこでCM入れた奴、終わってる。生中継の意味無くね?」「スポンサーに悪いイメージを与えたよ!」と批判が飛び交い、局への苦情も殺到する事態に。

 そんなフジの「RIZIN」は、過去にも視聴者から猛批判を浴びたことがあったという。

「昨年も『煽りVTR』中にワイプを出して、ケンドーコバヤシや勝俣州和、長嶋一茂にベラベラとしゃべらせる意味不明の演出を展開。そのため音声がかぶり、ナレーションや選手の声が聞こえないという状況が最後の試合まで続いたため、ネット上で『芸人の声がうるさすぎる!』『史上最低の演出』といった辛辣な意見が連打されました。また、15年に放送された才賀紀左衛門選手の試合でも、妻のあびる優がひたすら絶叫する姿を映し、『うるさすぎる』と批判が殺到したことも。こうしたこともあり、格闘技ファンの間ではフジの中継に不信感を抱く人が多かったのですが、今回でまたぞろフジ離れが加速しそうです」(スポーツ紙記者)

 もし今後、『RIZIN』人気が下火になるようなことがあれば、フジの罪は大きいと言わざるを得ないだろう。

那須川天心をフルボッコにしたメイウェザー「7キロオーバーだった?」茶番劇の裏事情

 昨年大みそかにフジテレビ系で放送された『RIZIN.14』のメインイベントで、プロボクシング元世界5階級王者フロイド・メイウェザーが、無敗のキックボクサー・那須川天心を139秒でKOし、完勝した。

「もともと、『エキシビジョンだ』と吹聴していたメイウェザーですが、天心が鋭い左ストレートを振ると、すぐさまガチンコモードに。天心をフルボッコにしてしまいましたが、アップをせず、試合直前にはケンタッキーフライドチキンとビールを腹に入れても圧勝。ボクサーとしての格の違いを見せつけました」(格闘技担当記者)

 天心戦で手にしたファイトマネーは10億円近いと言われているだけに、メイウェザーにとってはかなり楽な仕事。とはいえ、そもそもガチンコでのまともな試合になりようがなかったのが実情だ。

「体重差を考慮したグローブハンデで、メイウェザーは10オンス、天心は8オンス。当たる面の面積が大きい分、10オンスのグローブの方がパンチがより効いてしまいます。公開計量には2人とも服を着て登場。事前計量の結果、メイウェザーはリミットの66.7キロ、那須川は62.1キロでパスしたとアナウンスがありましたが、なんと、メイウェザーはリミットから7キロほどオーバーしていたとか。それでも、直前でキャンセルされることを恐れた主催者側は、泣く泣くウソの体重を発表したそうです」(格闘技業界関係者)

 決戦の直前には、メイウェザー側から、那須川が1発キックを繰り出すごとに約5億5,000万円の違約金を設定されていたことが発覚。試合後、ボクシング業界からは那須川に対してかなり厳しい書き方をするコラム・意見が目立ったが、いろんな意味での“茶番劇”だったようだ。

10億円のメイウェザー呼んでも視聴率7.5%……フジの大みそか番組『RIZIN』消滅か?

 フジテレビが2015年から放送してきた格闘技番組『RIZIN』の大みそかの放送を取りやめる可能性が出てきた。

 同局は同年末の旗揚げから『RIZIN』の大会を、おおむねゴールデン帯で中継。大みそかの『NHK紅白歌合戦』の裏では、昨年末まで4年連続でオンエアしてきた。

 しかし、視聴率はまるで振るわず、2ケタすら取れなかった。昨年末は、第1部(午後6時~)が5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(7時~)が5.0%、第3部(9時30分~)が6.9%、第4部(10時50分~11時45分)が7.5%にとどまり、10%超えには遠く及ばず。

 視聴率は例年こんな感じなのだが、昨年末に関しては、莫大な経費がかかっていたため、同局上層部も頭を抱えているという。その経費とは、プロボクシングで世界5階級を制覇し、50戦無敗の戦績を誇るフロイド・メイウェザー・ジュニアのファイトマネーのことだ。

 昨年末の『RIZIN.14』の最大の目玉は、メイウェザーと、キックボクシングで28戦無敗の“神童”那須川天心とのスペシャルエキシビションマッチだった。“ツヨカワ”ファイター・RENAの再起戦も注目を集めていたが、減量失敗により試合自体が中止。山本美憂の試合は判定ばかりでつまらない。堀口恭司、浅倉カンナの試合は対戦相手の一般的な知名度が低く、文字通り、メイウェザーVS那須川戦頼みとなった。

 この一戦はキックなしのボクシングルール(3分3ラウンド、判定なし)となり、第4部で生中継されたが、平均視聴率は7.5%しか取れなかった。メイウェザーのファイトマネーは推定10億円ともいわれており、それだけ経費をかけたのに、このレベルの視聴率では到底割に合わないだろう。ましてや、試合そのものがわずか2分19秒で終わってしまったのでは、お話にならない。

 それでも、『RIZIN』事務局によると、試合中の午後11時21分には瞬間最高視聴率12.2%をマークし、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル! 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』を超えて、民放1位だったといい、メイウェザー起用の“効果”があったと主張。

「メイウェザーのファイマネーが本当に10億円なら、後半(午後9時~11時45分)で41.5%を記録した『第69回NHK紅白歌合戦』に肉薄するくらいじゃないとダメでしょう。12%程度で喜ばれても失笑レベル。フジとしては、フルラウンド戦ってほしかったのでしょうが、たった139秒で試合が終わったのでは、瞬間視聴率がよかったとしても、すぐチャンネルを替えられてしまったということです」(スポーツ紙記者)

 同局では、『RIZIN』の大みそか以外のほとんどの大会も、日曜ゴールデン帯の『ニチファミ!』枠でオンエアしてきたが、昨年の視聴率は全大会6%台に甘んじてきた。

「それほどコストがかかっていないなら、6%台でも許容できる範囲なのでしょうが、今回のように莫大な経費をかけて、7.5%しか取れないのであれば、今年の大みそかはもう『RIZIN』の中継はやめる可能性もあるでしょうね。17年大みそかの最高が第2部(午後7時30分~9時30分)の6.4%でしたから、わずか1.1ポイントしか上げられなかったということになります」(同)

 同局では、13年大みそかに放送した『祝!2020東京決定SP』が2%台で壮絶爆死したことがあるだけに、『紅白』の裏番組編成には慎重にならざるを得ない。だが、そこそこ視聴率を取れそうな番組が企画できれば、『RIZIN』は今年の大みそかのラインナップから消えるかもしれない。
(文=田中七男)

10億円のメイウェザー呼んでも視聴率7.5%……フジの大みそか番組『RIZIN』消滅か?

 フジテレビが2015年から放送してきた格闘技番組『RIZIN』の大みそかの放送を取りやめる可能性が出てきた。

 同局は同年末の旗揚げから『RIZIN』の大会を、おおむねゴールデン帯で中継。大みそかの『NHK紅白歌合戦』の裏では、昨年末まで4年連続でオンエアしてきた。

 しかし、視聴率はまるで振るわず、2ケタすら取れなかった。昨年末は、第1部(午後6時~)が5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(7時~)が5.0%、第3部(9時30分~)が6.9%、第4部(10時50分~11時45分)が7.5%にとどまり、10%超えには遠く及ばず。

 視聴率は例年こんな感じなのだが、昨年末に関しては、莫大な経費がかかっていたため、同局上層部も頭を抱えているという。その経費とは、プロボクシングで世界5階級を制覇し、50戦無敗の戦績を誇るフロイド・メイウェザー・ジュニアのファイトマネーのことだ。

 昨年末の『RIZIN.14』の最大の目玉は、メイウェザーと、キックボクシングで28戦無敗の“神童”那須川天心とのスペシャルエキシビションマッチだった。“ツヨカワ”ファイター・RENAの再起戦も注目を集めていたが、減量失敗により試合自体が中止。山本美憂の試合は判定ばかりでつまらない。堀口恭司、浅倉カンナの試合は対戦相手の一般的な知名度が低く、文字通り、メイウェザーVS那須川戦頼みとなった。

 この一戦はキックなしのボクシングルール(3分3ラウンド、判定なし)となり、第4部で生中継されたが、平均視聴率は7.5%しか取れなかった。メイウェザーのファイトマネーは推定10億円ともいわれており、それだけ経費をかけたのに、このレベルの視聴率では到底割に合わないだろう。ましてや、試合そのものがわずか2分19秒で終わってしまったのでは、お話にならない。

 それでも、『RIZIN』事務局によると、試合中の午後11時21分には瞬間最高視聴率12.2%をマークし、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル! 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』を超えて、民放1位だったといい、メイウェザー起用の“効果”があったと主張。

「メイウェザーのファイマネーが本当に10億円なら、後半(午後9時~11時45分)で41.5%を記録した『第69回NHK紅白歌合戦』に肉薄するくらいじゃないとダメでしょう。12%程度で喜ばれても失笑レベル。フジとしては、フルラウンド戦ってほしかったのでしょうが、たった139秒で試合が終わったのでは、瞬間視聴率がよかったとしても、すぐチャンネルを替えられてしまったということです」(スポーツ紙記者)

 同局では、『RIZIN』の大みそか以外のほとんどの大会も、日曜ゴールデン帯の『ニチファミ!』枠でオンエアしてきたが、昨年の視聴率は全大会6%台に甘んじてきた。

「それほどコストがかかっていないなら、6%台でも許容できる範囲なのでしょうが、今回のように莫大な経費をかけて、7.5%しか取れないのであれば、今年の大みそかはもう『RIZIN』の中継はやめる可能性もあるでしょうね。17年大みそかの最高が第2部(午後7時30分~9時30分)の6.4%でしたから、わずか1.1ポイントしか上げられなかったということになります」(同)

 同局では、13年大みそかに放送した『祝!2020東京決定SP』が2%台で壮絶爆死したことがあるだけに、『紅白』の裏番組編成には慎重にならざるを得ない。だが、そこそこ視聴率を取れそうな番組が企画できれば、『RIZIN』は今年の大みそかのラインナップから消えるかもしれない。
(文=田中七男)

『RIZIN』暴力問題で引退の貴ノ岩参戦は!? 実現したら『紅白』超え確実、消えた“幻のカード”

 大晦日のテレビといえば、『紅白』『ガキ使』とともに、“格闘技”というのが定番。かつて、『K-1』『PRIDE』『猪木祭り』が三つ巴の対決を繰り広げた時代に比べると、スケールダウンしているが、今年も、フジはメイウェザーVS那須川天心が目玉の『RIZIN.14』、TBSは4階級制覇を狙う井岡一翔の世界戦と、大晦日の有力コンテンツであることは変わっていない。

「付け人への暴力で引退した、貴ノ岩の『RIZIN』緊急参戦でもあれば、紅白を脅かすコンテンツとなった可能性もありますが、2月に断髪式が控える中では現実的には難しいでしょう」(テレビ関係者)

 かつては、曙VSボブ・サップで、瞬間的ながら紅白の視聴率を上回ったことがあるだけに、話題性のあるマッチメイクをと関係者は毎年、ギリギリまで奔走しているという。

 実際、これまでにも実現していたら大変な注目を集めたに違いない幻のカードの情報が浮かんでは消えていった。

「数年前、実際に実現寸前までいっていたといわれるのは、元横綱Aの参戦。相手はヒョードルが予定されており、ヒョードルの方はOKを出していたと言われています。実現しなかったのは横綱Aサイドのギャラ問題が原因でした。1億円ということで一度は合意しかけましたが、間に入っていたコーディネーターが筋の悪い人物で、直前になって3億円と言い出した。この人物とのかかわりがコンプライアンス的にアウトということで、それ以上の交渉を諦めざるを得なかったようですね。ほかにも、謎の格闘家をデビューさせようと、有名格闘家をマスクマンにして出場させようと、本気で計画されたこともありました」(格闘技関係者)

 07年には、清水健太郎が突然、格闘技デビューを表明。大晦日への意気込みを大々的にアピールしたことがあった。

「相手に指名したのは、あの押尾学でした。押尾を指名した理由は、『アイツには矢田亜希子ちゃんみたいな嫁さんがいるのに、さらにOLと不倫して女子大生と合コンしてお持ち帰り。許せん!』というものでした。押尾は、この対戦要求を、自身のブログで『格闘技全般観るのは好きだが、出る根性はねえ(笑)』と一蹴。実現には至りませんでした」(芸能記者)

 清水は、その後、08年にはひきにげで逮捕。押尾は09年に、麻薬取締法違反などで逮捕。清水は10年に、覚せい剤取締法違反で6度目の逮捕。13年には合成麻薬使用で逮捕されるなど、その後の2人は犯罪歴で競い合うことになった。

 そして清水は、18年9月、三田佳子の次男の覚せい剤逮捕を受け、『ビビット』(TBS系)のインタビューに応じ、「絶対に立ち直れる。俺のところに来い!」と語り、注目された。

 今度は高橋に対戦要求でもしてみたら――あっさり実現したりするかも!?

メイウェザー・那須川天心戦、実現なら「RIZINもフジテレビも終わる」大みそか“憤死”の予感

 格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行実行委員長が17日、東京都内でマスコミ各社の取材に応じ、プロボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとキックボクシングで33戦無敗の那須川天心が、12月31日の「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)で対戦することを明言した。

 2人の対戦は今月5日、都内で行われた2人が出席した会見で発表された。しかし、メイウェザーが8日、SNSに中止を匂わす投稿をしたため、榊原氏は10日に緊急渡米。メイウェザー陣営と話し合って合意を確認し同日帰国したという榊原氏は、「天変地異でも起こらない限り、絶対やる」と開催に自信を示した。

「RIZINは、これまでフジテレビが中継していましたが、今年の大みそかで契約切れを迎えます。そこでRIZINとしては契約延長のための切り札としてメイウェザー側と交渉。なんとか那須川戦にこぎ着けました。気分屋のメイウェザーだけに直前でのドタキャンの可能性もありますが、実現すればそれなりの視聴率が期待できます」(格闘技業界関係者)

 試合形式は3分3ラウンドで、蹴りはなくパンチのみ。非公式のエキシビションマッチでジャッジによる判定は行わない方向だというが、試合が実現すれば、日本中に大ブーイングが吹き荒れることになりそうだという。

「メイウェザーは確かに伝説的なボクシング王者ですが、その試合ぶりを見たことがあるのは一部のボクシングファン、格闘技ファンだけでしょう。はっきり言って、誰がどう見ても退屈の極みですよ。屈強な黒人トップ選手だからといって、マイク・タイソンのようなボクサーを想像したら拍子抜けします。しかも今回はエキシビションで、体重が10キロも軽い相手、さらにメイウェザー本人が『9分間動くだけ』と公言しているわけですから、世紀の茶番といわれた昨年のUFC王者・コナー・マクレガー戦より、さらに緊張感のない試合になりそうです。やる気のないメイウェザーがヘコヘコとリングを走り回り、それをいくら追い回してもタッチすらできない天心、という展開に、お茶の間が凍りつくのが目に見えます。放送後には、初めてメイウェザーの消極的な戦いぶりを目の当たりにした視聴者から怒りの声が噴き出すことになるでしょうね。ついでに言えばメイウェザーは、ほかの多くのトップアスリートと違い、まったく人格者ではないので、とんだ不適切発言や不規則行動が飛び出す可能性もありますよ(笑)」(同)

 とはいえ今回のエキシビションが、将来的にキックボクシングから国際式ボクシングへの転向もささやかれる天心にとって、この上ないレッスンになることは間違いないだろう。決まったからには、天心に一発ブチかましてほしいところだが……。

メイウェザー・那須川天心戦、実現なら「RIZINもフジテレビも終わる」大みそか“憤死”の予感

 格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行実行委員長が17日、東京都内でマスコミ各社の取材に応じ、プロボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとキックボクシングで33戦無敗の那須川天心が、12月31日の「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)で対戦することを明言した。

 2人の対戦は今月5日、都内で行われた2人が出席した会見で発表された。しかし、メイウェザーが8日、SNSに中止を匂わす投稿をしたため、榊原氏は10日に緊急渡米。メイウェザー陣営と話し合って合意を確認し同日帰国したという榊原氏は、「天変地異でも起こらない限り、絶対やる」と開催に自信を示した。

「RIZINは、これまでフジテレビが中継していましたが、今年の大みそかで契約切れを迎えます。そこでRIZINとしては契約延長のための切り札としてメイウェザー側と交渉。なんとか那須川戦にこぎ着けました。気分屋のメイウェザーだけに直前でのドタキャンの可能性もありますが、実現すればそれなりの視聴率が期待できます」(格闘技業界関係者)

 試合形式は3分3ラウンドで、蹴りはなくパンチのみ。非公式のエキシビションマッチでジャッジによる判定は行わない方向だというが、試合が実現すれば、日本中に大ブーイングが吹き荒れることになりそうだという。

「メイウェザーは確かに伝説的なボクシング王者ですが、その試合ぶりを見たことがあるのは一部のボクシングファン、格闘技ファンだけでしょう。はっきり言って、誰がどう見ても退屈の極みですよ。屈強な黒人トップ選手だからといって、マイク・タイソンのようなボクサーを想像したら拍子抜けします。しかも今回はエキシビションで、体重が10キロも軽い相手、さらにメイウェザー本人が『9分間動くだけ』と公言しているわけですから、世紀の茶番といわれた昨年のUFC王者・コナー・マクレガー戦より、さらに緊張感のない試合になりそうです。やる気のないメイウェザーがヘコヘコとリングを走り回り、それをいくら追い回してもタッチすらできない天心、という展開に、お茶の間が凍りつくのが目に見えます。放送後には、初めてメイウェザーの消極的な戦いぶりを目の当たりにした視聴者から怒りの声が噴き出すことになるでしょうね。ついでに言えばメイウェザーは、ほかの多くのトップアスリートと違い、まったく人格者ではないので、とんだ不適切発言や不規則行動が飛び出す可能性もありますよ(笑)」(同)

 とはいえ今回のエキシビションが、将来的にキックボクシングから国際式ボクシングへの転向もささやかれる天心にとって、この上ないレッスンになることは間違いないだろう。決まったからには、天心に一発ブチかましてほしいところだが……。