「日本をハッピーにする」2013年「Ray」の可愛いの方向性が国家規模に

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「Ray」2013年2月号/主婦の友社

 2012年最後の「Ray」(主婦の友社)カバーガールは、石原さとみ。「清楚で可憐なお嬢様像」「親しみもたれる人なつっこい存在感」「気高い女優としてのたたずまい」と、さまざまな表情を持つ石原さとみの“真実”に迫るというインタビューも掲載されています。でもそれって、「個性がない」ということを表明してしまっている気も……。

 読者100名にリサーチした「石原さとみさんのイメージって??」も、根拠なきぼんやりとしたイメージばかり。「実は運動オンチ!?」「いつでもポジティブ、凹んだりしなさそう」「寂しがり屋で甘えんぼうに見える」などのイメージに、「私、めちゃくちゃスポーツをやってきてるんですよ」「ここ1~2年でそうなれました。それまでずっと、8年くらい、ネガティブな人生を送ってきたんですよ」「前は寂しかったけど今は全然平気です」など、ことごとくギャップ返しをするさとみ……。「ギャップは、モテるための基本」とはよく言いますが、芸能人としてのイメージが確立されてない、つまり尖がっていないさとみの「こじつけギャップ」には、空回り感が漂っています。やっぱり、「前は寂しかったけど今は全然平気です」のギャップは、芸能界で辛酸を舐めつくしたのち、オーガニックに開眼した杉田かおるぐらいでなければ生きてこないのでは、と思ってしまいました。

<トピックス>
◎石原さとみ ドーリーMAGICのヒミツ
◎RayガールズNew Girly宣言!!
◎泉里香の「お誘いが止まらない(はぁと)」足し算引き算ミニCD

恋愛がすべてじゃない……クリスマスの“墓場”を設けた「Ray」の意図

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「Ray」2013年1月号/主婦の友社

 先月号のレビューで、「Ray」(主婦の友社)がクリスマスに浮かれすぎていると書きましたが、引き続き今月号も、クリスマス・ハイは続行中。来たる12月15日には、サマンサタバサと「Ray」ガールズたちが、クリスマス女子会を開催するんだとか。クリスマスパーティーにしては早すぎる日程と思われるかもしれませんが、イベント大好き「Ray」読者たちが、現時点で12月の休日に予定が入ってないなんて、ありえないんです! しかしこのパーティー、よくよく見てみると、15時開始の18時終了。女友達と、昼過ぎにファミレスでダベる程度の会か……と、一瞬そのハードルの低さに安堵したのですが、なんと、ご丁寧に「ピンク・リボン・ハートのいずれかを含んだコーディネート」というドレスコードが指定されていました。この3つこそが、「Ray」のガールズイズムの象徴なのでしょうか? そこを突き詰めると、大助花子の花子師匠に行き着くような気がしなくもありませんが、早速「Ray」12月号を読んでいきましょう。

<トピック>
◎聖なる一夜のためにしたいこと
◎THE プリ(はぁと)クラGossip!
◎うれし、はずかしクリスマスSTORY

彼氏ぐらい12日間もあれば作れるっしょ、「Ray」がクリスマスを前に読者を喝破

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「Ray」2012年12月号/主婦の友社

 もう今年も、残すところあと2カ月。この1年の出来事にしみじみと思いを馳せながら「Ray」12月号をめくると、目次には「優秀! 絶賛! ときめきコート最終便」「シーン別ハイテンションBag図鑑」「ミニでプチ盛りな勝負服着回し31Days」「育てる! 作る! 恋愛力UPなまつ毛のすべて」など、アゲアゲな見出しが乱舞! 「バカヤロー!! まだ2012年は終わらないぞー!!」と、左頬をぶん殴られたような気持になりました。そう、11月とは、来るべき「12.24(イチニーニーヨン)」に向けて、ハッスルにつぐハッスルをしなけれないけない時期。女子大生読者にとって、「彼氏とロマンチックなクリスマスを過ごせるか否か」は死活問題なのです。この時期特有の、「今期こそボーナスは満額出るのか」という心配、「帰省して親にあれこれ言われるのがしんどい」という憂鬱、「あっという間に1年が過ぎ去った」という虚無感なんて、彼女たちには一切ありません。遠い遠い過去に置いて来た「クリスマスを楽しみにする気持ち」を、チャリに乗って全速力で取りに戻りつつ、「Ray」の2012年Xデイ闘争の様子を見ていきましょう!

<トピック>
◎ミニでプチ盛りな勝負服着回し31Days
◎ウィスパーPinkcessで叶うHAPPY DAY
◎男のコのアタマの中大研究

涙袋のきらめきに踊らされる男心を説く、「Ray」メイク特集で得るべきものとは

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「Ray」2012年11月号/主婦の友社

 皆さんは「Ray」(主婦の友社)の看板モデルを、女優の香里奈が務めていることをご存知ですか? 以前から、「Ray」の表紙で香里奈がほほえんでいることについて、ちょっとした疑問を抱いていました。果たして、香里奈は「Ray」になじんでいるのだろうか? と。なぜ、そんなことを考えてしまうのかといえば、ドラマで見る香里奈が、「No.1キャバ嬢の高校教師」「ファッションやコスメに無頓着な独身女」「土木技術士」「『ラッセル』というあだ名の刑事」など、まったくもってモテからは程遠いキャラばかり演じているから。可愛いだけでは生きていけないことを体現するかのような香里奈の役どころは、彼氏に可愛がられるキャピキャピした女の子像を提唱し続ける「Ray」にとって、最もその存在を否定されるべきポジションなのではないでしょうか。

 そんな自分と「Ray」のズレを察知してか、香里奈は巻頭のインタビューで、次のように語っていました。「私はモデルをやめようとは思わない。モデルをやめるって想像できないし、全然考えたことない」。三十路間近の香里奈が、「どかねぇぞ」と堂々のお局宣言です! どれだけ「旅のお供は大好きな花柄ワンピ」「(マフラーやストールを巻いた時の)『守られてる感』にやみつきなんです(はぁと)」「白マジックで可愛さ120%」と「Ray」に寄り添う発言をしても、その必死さが、逆にお局っぽい……。月9ヒロインをも、「上がっちゃった女」に見せてしまう「Ray」を、今回はお局様目線で読んでいきましょう。

<トピック>
◎10月の恋とおしゃれ(はぁと)Dreaming Story
◎スカート派(はぁと)泉里香VSパンツ派★美優おしゃれ女王はどちら?
◎愛されガール15人のほめられメイク再現SHOW

大好きなカレにもウザがられていた! 「Ray」の素直さという“毒”

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『Ray』2012年10月号(主婦の友社)

 今月号の「Ray」は、女優の桐谷美玲がカバーガールを務め、巻頭インタビューにも登場しています。故つかこうへい氏の代表作『新・幕末純情伝』に沖田総司役で主演、映画『荒川アンダーザブリッジ』では、自称・金星人のホームレスという突飛な役を演じるなど、「実力派若手女優」というイメージもある桐谷ですが、インタビューでは、自身の「素」の部分について言及しています。「仲よしは5人いて、似た者同士。甘えん坊の集まりなんで“甘ちゃん会”って呼んでるんです(笑)」「ひとり暮らしを始めた頃はよく料理してました。ル・クルーゼのお鍋で煮込みハンバーグとか」「(好きな男性のタイプは)年上で引っ張ってくれる人。ギャップのある人も好きです」など、大好きなカレに愛されたい欲が強い、いわゆる“キャピキャピした可愛らしいお嬢さん”である「Ray」読者に寄り添うような発言を連発。「実力派若手女優」にありがちな、アングラ系CDを片手に「私、けっこうヤバいのが好きで」とアピールしたり、Twitterで高架下や夕焼けの“ちょっとよさげ”な画像と共にポエムを投稿するなど、オシャブカル(=おしゃれ+サブカル)の痛々しい自意識が桐谷には一切ありません。まさに「Ray」らしいインタビューから始まった今号を、早速読んでいきましょう!

<トピック>
・美玲Style★美玲Beauty
・ハートに響くMyライブラリー
・プリ娘。の部屋

飯食って、男漁って、かつ内定ももぎ取る! 「Ray」流就活術に平伏す

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「Ray」2012年8月号(主婦の友社)

 夏の足音がどこからか聞こえるこの季節。大好きなカレや女友達と遊びたい盛りの「Ray」読者に向けて、誌面はいつにも増して調子に乗っています。「Happy Summerなおしゃれ夢ノート」という特集では、やれ海だ旅行だ夏祭りだ花火大会だと大騒ぎ。「夏だもん! 素敵なことがきっとある!」とでも言わんばかりです。そんな、Summer教の熱心な信者である「Ray」読者たちを横目に、本誌発売日の2週間前に出た「日経ウーマン」7月号の第1特集は、「人生が輝く! スッキリ片づけ術」……。めいっぱい遊ぶことで人生を輝かせる女と、必死に片づけることで人生を輝かせる女。女の人生って、本当にさまざまですね。

 <トピック>
◎Happy Summerなおしゃれ夢ノート
◎就活★勝ち組の法則
◎ゲッターズ飯田式 勝 合コンの極意

飯食って、男漁って、かつ内定ももぎ取る! 「Ray」流就活術に平伏す

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「Ray」2012年8月号(主婦の友社)

 夏の足音がどこからか聞こえるこの季節。大好きなカレや女友達と遊びたい盛りの「Ray」読者に向けて、誌面はいつにも増して調子に乗っています。「Happy Summerなおしゃれ夢ノート」という特集では、やれ海だ旅行だ夏祭りだ花火大会だと大騒ぎ。「夏だもん! 素敵なことがきっとある!」とでも言わんばかりです。そんな、Summer教の熱心な信者である「Ray」読者たちを横目に、本誌発売日の2週間前に出た「日経ウーマン」7月号の第1特集は、「人生が輝く! スッキリ片づけ術」……。めいっぱい遊ぶことで人生を輝かせる女と、必死に片づけることで人生を輝かせる女。女の人生って、本当にさまざまですね。

 <トピック>
◎Happy Summerなおしゃれ夢ノート
◎就活★勝ち組の法則
◎ゲッターズ飯田式 勝 合コンの極意