吉本の思惑通りか? 期待の新星現れず「霜降り明星」が総取りの2019年お笑い界

 毎年恒例となっているピン芸人日本一決定戦『R-1ぐらんぷり』。今年の決勝戦は3月10日に関西テレビ・フジテレビ系で放送されるが、先日その決勝進出メンバーが発表された。

 そのメンバーはというと、こがけん、チョコレートプラネット松尾、松本りんす、ルシファー吉岡、三浦マイルド、河邑ミク、おいでやす小田、クロスバー直撃・前野、セルライトスパ大須賀、霜降り明星・粗品の10名。さらに、当日行われる準決勝敗退者による「復活ステージ」で勝ち上がった2名を加え、計12名で決勝戦が戦われる。

「毎年地味なメンツがそろうR-1の決勝戦ですが、今年も同様ですね。IKKOのものまねでおなじみのチョコプラ松尾、M-1王者である霜降り明星・粗品、そして過去にR-1王者となっている三浦マイルドあたりは注目ですが、それ以外は全国的な知名度は低め。今年は、まだブームとなるような芸人も出てきていないし、仕方ないということなのでしょうか」(お笑い業界関係者)

 2017年であればブルゾンちえみ、18年であれば、ひょっこりはんといったように、毎年ブレーク芸人が生まれているが、たしかに今年はいまのところ、まだ目立った存在がいない。

「毎年ブレーク芸人を輩出している正月の『おもしろ荘』(日本テレビ系)では“パンケーキ食べたい”の夢屋まさるがブレークしそうだったものの、まだまだ知名度はイマイチ。そのほかチャラ男芸人のEXITや、和田アキ子のモノマネのMr.シャチホコ、超ネガティブ漫才の宮下草薙なども、ネクストブレークを期待されていますが、現時点ではそれほどでもない。R-1でスターが生まれてくれればいいのですが、それもちょっと難しそうです……」(同)

 ブレーク芸人が出てこない状況にバラエティー番組関係者も頭を抱えているようだ。

「例年であれば、勢いのある芸人をブッキングすればいいのですが、今年はまだ誰も浮上してこないから、キャスティングが難しい。『この若手は売れるぞ!』と思って起用したところで、全く跳ねないということも多いですからね」

 そんな中、“安全パイ”としてオファーが増えているのは、昨年のM-1チャンピオンである霜降り明星だ。

「基本的に“ネタ重視”のコンビだとは思いますが、ボケのせいやはいじられる要素がたくさんあるし、ドッキリなんかにも向いている。M-1王者という肩書も含めて、『ほかにブレークしている芸人もいないし、とりあえず出しておくか』という感じで、ブッキングする番組が多いようです。霜降り明星が所属するよしもととしては、してやったりなのでは」(同)

 よしもとは、ここ数年、霜降り明星を強力にプッシュしており、その努力が昨年のM-1グランプリで結実した形となった。

「ブレーク芸人が出てしまうと霜降り明星の存在感が薄れてしまうということで、よしもとはあえてブームになるような若手芸人を推していない、とさえささやかれています。そういう意味では、霜降り明星を売ることが至上命題だったよしもとにとっては、今の状況は大歓迎でしょう。しかも、R-1の決勝戦にも粗品が進出しているので、ここにも注目です。よしもとは是が非でも粗品に優勝させたいはず。ほかの決勝進出メンバーのメンツが地味なのも、実は粗品を目立たせるためなのでは……なんて妙な勘繰りもしてしまいます」(同)

 どうやら、霜降り明星を中心に動いていきそうな今年のお笑い界。『R-1』で粗品が優勝し、M-1とR-1の二冠獲得というシナリオも現実味を帯びてきた。

ハライチ・岩井勇気の『M-1』批判に大反響! “競技漫才”の功罪とは?

 ピン芸を競う『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)の審査をめぐって、お笑い芸人のキートンによる批判が話題を集めているが、漫才師No.1を決める『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)に対しても、同様の批判がある。そんな『M-1』のあり方に一石を投じたのは、ハライチの岩井勇気だ。

 昨年12月、FOD(フジテレビオンデマンド)で配信中の『久保みねヒャダこじらせナイト』のトークライブ企画「こじらせライブVOL.14」で、ゲスト出演した岩井はハライチが昨年の『M-1』に出場しなかった理由を明かした。2009年の『M-1』に初出場し、決勝進出を果たしたハライチは、大会の休止期間を挟んで16年まで4大会連続で決勝に進出。これは吉本所属の芸人以外では最多記録だが、17年大会では準決勝で敗退し、連続記録が途切れていた。

「不出場の裏には、17年大会における審査への不満もあったのでしょうが、岩井が『M-1』の変容に不満を抱いていることにあるようです。初期の『M-1』では新しさや個性についてちゃんと審査されていたが、ある時期から王道の漫才ばかりが評価され、話芸のうまさを競うだけの大会になってしまったと、ライブで吐露していました。最近の『M-1』における漫才の“定型化”は、他の芸人も指摘するところで、おぎやはぎの矢作兼もコンビでパーソナリティーを務めるラジオ番組で、最近の『M-1』はスピード感やボケの数の多さが重視される“競技漫才”だと評したことがあります」(お笑いに詳しい芸能ライター)

 ハライチといえば、岩井のボケに相方の澤部佑が突っ込まずに、さらにボケて笑いを増幅させるという“ノリボケ漫才”。この芸風でコンビの評価を高めてきたわけだが、澤部がピンでブレークしてしまっために、岩井はその陰に隠れ、長らく“じゃないほう芸人”の代表格のような存在だった。そんな岩井も、最近では“腐り芸”とも称される独特の毒舌で存在感を高めている。

「ハライチの漫才ネタは、全て岩井が作っています。それだけにお笑いには一家言あるのか、よく『ゴッドタン』(テレビ東京系)などに出演し、既存のお笑いに対して毒を吐いています。岩井によると、テレビのお笑いは“お笑い風”でしかないと批判的。ネタを作る自分は0から1を生み出すが、テレビの人気者の澤部は岩井が作り出した“1”がなければ何もできない、お笑い風が得意なだけの男と、相方すらもクサしています。『M-1』不出場も、そうしたお笑いへの持論の延長線上にあるのでしょう」(同)

 くだんのライブでは思わず熱くなってしまったのか、岩井の鋭い舌鋒は「(M-1は)吉本が漫才という文化を確立させるための大会で、俺らみたいな王道の漫才じゃないのをやっている人間は、ただそれのフリに使われているだけ」と、『M-1』を主催する吉本興業にも及んだ。岩井の“『M-1』批判”は、関西のお笑いに対する関東芸人からのアンチテーゼなのかもしれない。

お笑い芸人・キートンが運営を批判! 本気を出してる芸人たちほど怒りたくなる『R-1』 の裏事情

 第二の「久保田・武智」事件か。

 1月30日、お笑い芸人のキートンが、自身のSNSで手書きのノートを公開し、現在予選が行われている『R-1ぐらんぷり』の運営サイドを徹底批判した。

 この日、予選3回戦の追加合格発表があったのだが、そのなかに自分の名前がなく、落選が決まったことを受けてのことだった。

「言いたい事は山ほどありますが、だいぶ削って柔らかい文章にしました」

 とのことだったが、その内容はかなり踏み込んだ発言となっている。

 3回戦での会場のウケは「謙遜して言ってもその日のベスト5に入る笑いをとっていたと思う」と、十分な手ごたえを感じながら、準々決勝に残れなかったというキートン。

「色々な大人の事情で、そこそこウケた知名度のあるコンビの片割れを残すのは、百歩譲って良しとしよう。が、圧倒的にウケている知名度のない芸人を落とすのは絶対にやってはダメ。しかも3回戦くらいで」

 と“大人の事情”に理解を示しながらも、

「これも前に言ったが、『R-1詐欺』だよね。二千円の参加費を取って、出来レースまがいのやり方」

 と、“詐欺”という言葉まで使って運営を批判しているのだ。『M-1グランプリ』の審査員を務めた上沼恵美子を「更年期障害か」と批判した、スーパーマラドーナ・武智もびっくりの犯罪者扱いである。

 そのあとにも、「柔らかい文章にしました」というには、あまりにも辛らつな言葉が並んでいた。

「審査員のセンスを疑ってしまう。おもしろくねー奴が審査していると思ってしまう。」

「おもしろくねー奴が、おもしれーと思ってる芸人集めて仲良くコンテストごっこしてれば?」

 これに対し、まだ所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーからの反応は確認できていないが、あるお笑い関係者は、こう話す。

「会場のウケは抜群でも落とされる力のある芸人の姿は、決して珍しいことではありません。キートンも“大人の事情”と言っているように、『R-1』は、テレビ放映あってのコンテスト。コンテストと言いながら、本質は、数あるお笑いネタ番組のひとつにすぎません。要は、高視聴率をとることが第一なので、予選でいくらウケても、数字が期待できないだろうと判断された芸人は落とされてしまいます。また、ネタやキャラのかぶりがあれば、同じようにウケていても、どちらかが落とされますし、どんなに受けてもゴールデンタイムにそぐわないネタは落とされる。また、視聴率が見込める人気コンビの片割れや、番組のアクセントになりそうな存在の芸人は、そこまでウケていなくても決勝に進出したりする。実際、そんな“大人の事情”まみれの審査が行われています。なので、『R-1』という番組のオーディションくらいのつもりで出場するのが、本来はちょうどいいのかもしれません」

 キートンを含め多くの芸人たちは、そんなことは百も承知だろう。

「それでも、ゴールデンタイムの番組でたっぷりとネタが披露できるチャンスはそうあるものではありません。『R-1』で優勝しても売れなかった芸人も少なくありませんが、ブレイクのきっかけとしては十分な舞台ですからね。『M-1』もそうですが、芸人にとって、とてもライトな感覚でなど挑むことができないんです」(同)

 芸人たちのイラ立ちは、この手のコンテストがある限りなくなりそうもない。

ウケても評価されない出来レース!? お笑い芸人・キートンが『R-1ぐらんぷり』を批判!

 1月30日にお笑い芸人のキートンが、Twitterで『R-1ぐらんぷり』の審査員を批判。3回戦で大会を去った彼は、「自分で言うのもなんですが、あれだけウケて落とされたら誰でも怒ります。言いたい事は山ほどありますが、だいぶ削って柔らかい文章にしました」と手書きの文章を画像で投稿している。

 この中でキートンは「結果的に3回戦落ちとなったが、私は意図的に落とされたと思っている。なぜなら3回戦の私は相当ウケたから」と主張。また「3回戦を見た芸人やお客さんからは、一番ウケていたと言ってもらえたりもした」「さすがにそれは褒め過ぎとは思いつつ、謙遜して言ってもその日のベスト5には入る笑いを取っていたと思う」とも語っている。

 しかし、結果は決勝進出者の24名に入れず予選落ち。“ウケても評価されない”お笑いの大会に、キートンは「2千円の参加費を取って、出来レースまがいのやり方」「本気でおもしろいピン芸人を決める気がないのなら、おもしろくねー奴が、おもしれーと思ってる芸人集めて仲良くコンテストごっこしてれば?」と憤っていた。

「キートンの『R-1』批判にSNSなどでは、『思ってるほどウケてなかったのでは?』『自信過剰すぎる』との声が。しかし、実際に彼は“ウケて”おり、現地で見ていた人からも『キートンが通らないのは本当に謎だった』『さすがに今回の盛り上がりで勝ち進めないのは出来レースを疑う』『1番面白かったかどうかは微妙だけど、確実に24名の中には入ってた』といった報告が相次いでいます。確かに以前から『R-1』の評価基準は『世間とズレがある』と指摘されており、“決勝がつまらない賞レース”というイメージがすっかり定着。優勝者がその後テレビなどで活躍することも少なく、ここ最近でちゃんと注目されたのは、アキラ100%くらいなのではないでしょうか」(芸能ライター)

『R-1』の審査を疑問視している芸人はキートンだけではない。過去にはガリガリガリクソンも、大会への怒りを露わにしていた。

「以前、ガリガリガリクソンはTwitterに、『あのウケで何で落ちんねん! R-1なんか2度と出るかヴォケ!!! あのデブの審査員!!!』と投稿。別のツイートでは『ウケが1番ちゃうんか! お客さんの満足度が1番ちゃうんか! 審査員のためにやってるんちゃうわ!』とも訴えていました。彼もキートンと同じく、“ウケと評価の齟齬”に違和感を感じているようです」(同)

 ピン芸人の頂点を決める『R-1ぐらんぷり』。どうやら同大会には、“面白い”ということ以外にも様々な評価基準があるようだ。

濱田祐太郎に女性ファン急増も……「彼女いる」宣言で“顔ファン”が一気に引き潮

『R-1ぐらんぷり2018』(フジテレビ系)で優勝した盲目のピン芸人・濱田祐太郎が、バラエティー番組『おかべろ』(同)で、彼女ができたことを告白した。

 濱田が交際しているのは、去年知り合った女性。『R-1』優勝後に濱田が自ら告白し、付き合うようになったとのことだ。

 本人にとっては幸せな話だが、一部のお笑いファンからはブーイングが巻き起こっているようだ。お笑い業界に詳しい週刊誌記者は、こう話す。

「濱田さんは、とんでもなくカッコイイというわけではないですが、“適度なイケメン”ということで、『R-1』優勝後、女性お笑いファンからの人気が急上昇していました。つまり、顔が好きだからその芸人のファンをしているという“顔ファン”が増えたんですよ。でも、彼女ができたと告白した途端に、顔ファンたちは一気にいなくなってしまったみたいです。ネット上のお笑いファンたちも、『R-1』優勝直後は濱田さんの話題で盛り上がっていましたが、彼女がいるとわかった途端、濱田さんの話題は激減してしまいましたね」

 そもそも濱田のようなタイプは、お笑いファンに好かれやすいというのだ。

「本当にイケメンが好きなら、ジャニーズや俳優のファンをするはずなのに、芸人を応援しているという点からみて、そこまでのイケメン好きではないことがわかります。かといって超ブサイクでもいいというわけではなく、ちょうどいいイケメンくらいが人気となりやすい。濱田さんは、まさにそのタイプなんですよ」(同)

 長年にわたって若手芸人の追っかけをしているという30代女性Aさんは、こう話す。

「お笑いファンに好かれやすい芸人の傾向として、母性本能をくすぐるタイプというのがあるんです。ちょっと天然な感じだったり、お笑い以外のことが全然できなかったり、そういう放っておけない雰囲気がある芸人が人気になりやすい。濱田さんの場合は、目が見えないということもあって、『私が助けてあげたい』というお笑いファンの気持ちをくすぐるんですよ」

『R-1』決勝戦の時点で、濱田に対して「助けてあげたい」という気持ちを抱いたファンは激増していたという。

「審査結果が発表されている間、濱田さんの横にいた紺野ぶるまが、小声で状況を教えてあげていたんですが、あれを見た多くの女性お笑いファンが『私もああやって助けたい!』と感じたというわけです。でも、実際に彼女ができてしまったのであれば、その人が濱田さんを助けてあげるわけで、ファンにしてみれば『自分が出る幕はなくなった』ということ。本気で濱田さんと付き合えると思っていなかったとしても、彼女ができたらファンも冷めてしまったんです。思った以上に“ガチ恋勢”が多かったということですね」(同)

 顔ファンは減ってしまったかもしれないが、テレビや舞台の出演が増加し、スケジュールはびっしり埋まっているという濱田。今後は、その実力で多くのファンをつかんでいくこととなりそうだ。

濱田祐太郎に女性ファン急増も……「彼女いる」宣言で“顔ファン”が一気に引き潮

『R-1ぐらんぷり2018』(フジテレビ系)で優勝した盲目のピン芸人・濱田祐太郎が、バラエティー番組『おかべろ』(同)で、彼女ができたことを告白した。

 濱田が交際しているのは、去年知り合った女性。『R-1』優勝後に濱田が自ら告白し、付き合うようになったとのことだ。

 本人にとっては幸せな話だが、一部のお笑いファンからはブーイングが巻き起こっているようだ。お笑い業界に詳しい週刊誌記者は、こう話す。

「濱田さんは、とんでもなくカッコイイというわけではないですが、“適度なイケメン”ということで、『R-1』優勝後、女性お笑いファンからの人気が急上昇していました。つまり、顔が好きだからその芸人のファンをしているという“顔ファン”が増えたんですよ。でも、彼女ができたと告白した途端に、顔ファンたちは一気にいなくなってしまったみたいです。ネット上のお笑いファンたちも、『R-1』優勝直後は濱田さんの話題で盛り上がっていましたが、彼女がいるとわかった途端、濱田さんの話題は激減してしまいましたね」

 そもそも濱田のようなタイプは、お笑いファンに好かれやすいというのだ。

「本当にイケメンが好きなら、ジャニーズや俳優のファンをするはずなのに、芸人を応援しているという点からみて、そこまでのイケメン好きではないことがわかります。かといって超ブサイクでもいいというわけではなく、ちょうどいいイケメンくらいが人気となりやすい。濱田さんは、まさにそのタイプなんですよ」(同)

 長年にわたって若手芸人の追っかけをしているという30代女性Aさんは、こう話す。

「お笑いファンに好かれやすい芸人の傾向として、母性本能をくすぐるタイプというのがあるんです。ちょっと天然な感じだったり、お笑い以外のことが全然できなかったり、そういう放っておけない雰囲気がある芸人が人気になりやすい。濱田さんの場合は、目が見えないということもあって、『私が助けてあげたい』というお笑いファンの気持ちをくすぐるんですよ」

『R-1』決勝戦の時点で、濱田に対して「助けてあげたい」という気持ちを抱いたファンは激増していたという。

「審査結果が発表されている間、濱田さんの横にいた紺野ぶるまが、小声で状況を教えてあげていたんですが、あれを見た多くの女性お笑いファンが『私もああやって助けたい!』と感じたというわけです。でも、実際に彼女ができてしまったのであれば、その人が濱田さんを助けてあげるわけで、ファンにしてみれば『自分が出る幕はなくなった』ということ。本気で濱田さんと付き合えると思っていなかったとしても、彼女ができたらファンも冷めてしまったんです。思った以上に“ガチ恋勢”が多かったということですね」(同)

 顔ファンは減ってしまったかもしれないが、テレビや舞台の出演が増加し、スケジュールはびっしり埋まっているという濱田。今後は、その実力で多くのファンをつかんでいくこととなりそうだ。

『R-1ぐらんぷり』のケータリングは、おにぎり1個! フジテレビの経費削減がえぐすぎる……

 3月6日に関西テレビ・系で生放送されたピン芸人日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2018』決勝戦で、ほぼ盲目の漫談家・濱田祐太郎が優勝を飾った。現場で熱戦を見守っていたお笑い関係者は、こう話す。

「ここ数年のR-1は飛び道具的な裸系の芸人が多かった印象ですが、今年は完成度の高いネタで勝負する芸人が多く、全体的にレベルが高かったと思います。その中でも、濱田祐太郎はもっともシンプルな話芸で挑み、しっかりと笑いを取っていました。1stラウンドを通過したところで、なんとなく濱田が場を掌握しているような雰囲気もありましたね。納得の優勝だったと思います」

 生まれつき全盲に近い弱視で左目は見えず、右目は明るさを確認できる程度だという濱田。優勝決定後の記者会見では、いつもと違う雰囲気だったようだ。現場にいたスポーツ紙記者はこう話す。

「どうしても障害に関する質問が多く、濱田さんも、なんとなくやりづらそうでした。記者の方も妙に気を使っていて、芸人さんの囲み取材という雰囲気ではなかったのも事実です。今後、“障害を持つ芸人”ということで、扱い方に戸惑う媒体もあると思いますが、そのあたりはメディア側の課題でしょうね」

 そんな今年の『R-1ぐらんぷり』だったが、舞台裏ではなんとも寂しい光景があったという。

「こういうお笑いコンテストの場合、取材で入ったマスコミ関係者向けにケータリングが用意されているんですよ。たとえば、昨年末の日本テレビ『女芸人No.1決定戦 THE W』であれば、1人1個ずつカレー弁当が出たんですが、今回の『R-1』ではコンビニおにぎりが1個と、お菓子がちょっとだけ。飲み物も2リットルのお茶のペットボトルが置いてあって、それを紙コップに入れて飲む方式でした。普通は500ミリリットルのペットボトルがたくさん置いてあって、『ご自由にどうぞ』って感じなんですけどね……。フジテレビは相当予算をカットしているようです」(スポーツ紙カメラマン)

 ちなみに、テレビ朝日系『M-1グランプリ』では、カツサンドとデパ地下で売られているようなおにぎりが、TBS系『キングオブコント』では天むす2個が取材陣に振る舞われたそうだ。

「どこの局も経費削減をしているのはわかるんですが、フジテレビは群を抜いて、予算がなさそうです。コンビニおにぎり1個は、さすがに悲しくなりました」(同)

 濱田祐太郎のネタは爆笑をさらっていたが、フジテレビの低迷ぶりのほうは、まったくもって笑えない状況のようだ。

『R-1ぐらんぷり』のケータリングは、おにぎり1個! フジテレビの経費削減がえぐすぎる……

 3月6日に関西テレビ・系で生放送されたピン芸人日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2018』決勝戦で、ほぼ盲目の漫談家・濱田祐太郎が優勝を飾った。現場で熱戦を見守っていたお笑い関係者は、こう話す。

「ここ数年のR-1は飛び道具的な裸系の芸人が多かった印象ですが、今年は完成度の高いネタで勝負する芸人が多く、全体的にレベルが高かったと思います。その中でも、濱田祐太郎はもっともシンプルな話芸で挑み、しっかりと笑いを取っていました。1stラウンドを通過したところで、なんとなく濱田が場を掌握しているような雰囲気もありましたね。納得の優勝だったと思います」

 生まれつき全盲に近い弱視で左目は見えず、右目は明るさを確認できる程度だという濱田。優勝決定後の記者会見では、いつもと違う雰囲気だったようだ。現場にいたスポーツ紙記者はこう話す。

「どうしても障害に関する質問が多く、濱田さんも、なんとなくやりづらそうでした。記者の方も妙に気を使っていて、芸人さんの囲み取材という雰囲気ではなかったのも事実です。今後、“障害を持つ芸人”ということで、扱い方に戸惑う媒体もあると思いますが、そのあたりはメディア側の課題でしょうね」

 そんな今年の『R-1ぐらんぷり』だったが、舞台裏ではなんとも寂しい光景があったという。

「こういうお笑いコンテストの場合、取材で入ったマスコミ関係者向けにケータリングが用意されているんですよ。たとえば、昨年末の日本テレビ『女芸人No.1決定戦 THE W』であれば、1人1個ずつカレー弁当が出たんですが、今回の『R-1』ではコンビニおにぎりが1個と、お菓子がちょっとだけ。飲み物も2リットルのお茶のペットボトルが置いてあって、それを紙コップに入れて飲む方式でした。普通は500ミリリットルのペットボトルがたくさん置いてあって、『ご自由にどうぞ』って感じなんですけどね……。フジテレビは相当予算をカットしているようです」(スポーツ紙カメラマン)

 ちなみに、テレビ朝日系『M-1グランプリ』では、カツサンドとデパ地下で売られているようなおにぎりが、TBS系『キングオブコント』では天むす2個が取材陣に振る舞われたそうだ。

「どこの局も経費削減をしているのはわかるんですが、フジテレビは群を抜いて、予算がなさそうです。コンビニおにぎり1個は、さすがに悲しくなりました」(同)

 濱田祐太郎のネタは爆笑をさらっていたが、フジテレビの低迷ぶりのほうは、まったくもって笑えない状況のようだ。

R-1決勝進出者決定も「霜降り明星のゴリ押しすごすぎ」「飛び道具ないから盛り上がらない」と、ネガティブ反応続々

 ピン芸人日本一を決定する『R-1ぐらんぷり2018』(フジテレビ系)の準決勝が2月12日に開催され、3月6日夜7時から同局で放送される決勝戦に進出する10名が決定した。

 決勝に進出したのは、カニササレアヤコ、河邑ミク、霜降り明星・粗品、濱田祐太郎、おいでやす小田、おぐ、ルシファー吉岡、チョコレートプラネット長田、紺野ぶるま、ゆりやんレトリィバァの10名。さらに、当日に行われる復活ステージで選ばれた2名を加え、12名で決勝が争われる。

 普段OLをしているカニササレアヤコや、盲目の漫談家・濱田祐太郎、昨年12月に『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝したゆりやんレトリィバァなど、個性的なピン芸人がそろった今回のR-1決勝戦。実際に準決勝の“ウケ”はどうだったのか、現場で熱戦を見ていた週刊誌記者はこう話す。

「観客も緊張していたのか、会場の空気は重めでしたが、しっかり現場でウケていたメンツが決勝に進出したといった印象。ただ、河邑ミクのレンタル彼女のネタが、剛力彩芽主演ドラマ『レンタルの恋』(2017年1~3月放送、TBS系)の設定に似ていたのが気になりましたね。まあ、パクリというよりは“よくある設定”という感じなんですが、審査員は、このドラマの存在を知らなかったのでしょうか……」

 そして、お笑い関係者が注目しているのは、霜降り明星・粗品だという。

「吉本が次世代のスターに育てるべく、猛烈プッシュをかけているコンビが霜降り明星。今回のR-1の準決勝には、ツッコミの『粗品』だけでなく、ボケの『せいや』も進出していて、事前の予想では“コンビ2人とも決勝進出”という声もありました。結果的には粗品だけが決勝進出となりましたが、復活ステージでせいやが勝ち上がってくる可能性は結構高いと思います。吉本としても、そういうドラマチックなストーリーがあったほうが、今後のゴリ押しがしやすいでしょうしね」(同)

 しかし、そもそも今年の『R-1ぐらんぷり』は注目度が今ひとつだ。

「R-1というと、ブルゾンちえみとか、とにかく明るい安村とか、その時に旬な芸人が決勝に上がることが多いんですが、今大会にはそういった注目芸人がおらず、さらにはハリウッドザコシショウやアキラ100%などのような飛び道具系芸人もいない。全体の印象がとにかく地味で、盛り上がりは期待できないと思います。だから、霜降り明星・粗品が優勝したところで、あんまり話題にならないような気もするんですよね……。吉本的には“ゴリ押し損”になるかもしれないですね……」(同)

 果たして、今年の『R-1ぐらんぷり』からスターが生まれるのだろうか? それとも、吉本が無理やりスターを作り出すのだろうか……?

「汚いハゲデブを選んだらスポンサー降りる!」R-1ぐらんぷり、芸人を顔審査か

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『祝!R-1ぐらんぷり2013優勝 三浦マイルド イケてる芸人になりたい!』(関西テレビ)公式サイトより

 3月4日に生放送されることが決定した『R-1ぐらんぷり2014』(フジテレビ系)。『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)や『キングオブコント』(TBS系)に比べると、お笑いファン以外にはいまいち盛り上がりに欠ける大会だが、その開催をめぐって舞台裏ではスポンサー降板騒動が起きていたという。

「昨年優勝した三浦マイルドの見た目、芸風が問題だったようです。スポンサーを務める東洋水産は食品メーカー。そのため『見た目、芸風が汚すぎて会社のPRになるどころか、会社まで不清潔なイメージになったら困るだろ!』と社長が激怒したそうなんです。主催する吉本と関西テレビもスポンサーに降りられると困るため、今年は三浦マイルドを優勝させないことで納得してもらったと聞いています。しかし決勝の審査はガチのため、ファイナリストに選ばれると優勝してしまう可能性がある。ウケ具合にかかわらず、今年は予選で落とす方向らしいですよ」(放送作家)