NGT48・山口真帆“襲撃事件”と、スクープ連発「週刊文春」の不気味な闇

 NGT48・山口真帆への襲撃事件について、今もなおさまざまな臆測が飛び交う一方で、この一件を通して「週刊文春」(文藝春秋)の不気味な闇が浮かび上がってきた。

 ネット上には「週刊文春」が作成した事件の相関図と、メンバーの配信動画などから見られる矛盾点が指摘され、「文春の過激な取材方法が招いた事件」「文春=黒幕説」までささやかれている。

 その過激な取材方法については、お笑い芸人の劇団ひとりが、ネット番組『劇団ひとりの編集長お願いします。』(FOD)で、「AKBグループのメンバー1人に1人ずつ記者をつけているが、それらの記者は素人の大学生など。彼らはファンであるため、1日3,000円程度の報酬で満足し、『文春』の手足となっている」と語っていた。

 ところで、この「情報源」については、AKBグループのファンばかりではなく、ジャニーズファンの間でも大いに話題になっている。ジャニーズに関するこれまでのスクープなども、同様の手法よる取材によるものだったと考えると、納得の行くケースが多いからだ。

 一時は「ゲス不倫」報道で絶好調だったものの、いろいろほころびの見えてきた「週刊文春」。しかも、意外にも、スクープされる側との奇妙なつながりもあるという。

「週刊文春と各芸能事務所とは、スクープする側とされる側で、いわば天敵のような関係性に見えますよね。でも、その実、なれ合いに近いところもあるんですよ」

 そう話すのは、あるスポーツ紙記者。それは「法廷上のお付き合い」だという。

「週刊文春は、スクープ記事によって、事務所側に訴訟を起こされるケースも多々あります。両者にはそれぞれ優秀な顧問弁護士がついていますが、毎度訴訟問題で顔を合わせる者同士のため、訴える側、訴えられる側、それぞれの弁護士も含めて、すっかり顔なじみになっています」(同)

 これは立場上避けにくく、喜ばしくない「顔なじみ」のように思えるが、

「意外とギスギスしていないんです。お互いに『いつもお世話になっております』なんて声をかけるし、なんなら文藝春秋の社員がプライベートのいざこざで訴訟を起こすときなどには、自分の会社がお世話になっている弁護士ではなく、事務所側の顧問弁護士に依頼することもあるとか。理由はシンプルに『事務所側の弁護士のほうが優秀だから』だそうです」(同)

 素人を雇って取材要員に仕立て上げ、訴訟の相手とは「プロレス」のような関係性を築き、なおかつ相手の弁護士をプライベートでは頼る。

 こうした計算高さの上に、「週刊文春」のこれまでの数々のスクープ記事は成り立っていたようだ。

NGT48暴行事件は、なぜあんなにも大ごとになってしまったのか?――いちアイドルファンの目線から考えてみる

 昨年のクリスマスイブ、フジテレビ系で、ドラマ『犬神家の一族』が放送された。

 名探偵・金田一耕助をNEWSの加藤シゲアキが演じるなど、これまでの映画やドラマで際立っていた同作品の“陰鬱さ”よりも“エンターテイメント性”が強く感じられ、面白く見ることができた。

 私は、この作品に限らず、横溝正史作品の映像化は大好きで、テレビや映画を度々見ている。そこで描かれるのは、人の欲――性愛であったり、名誉欲、憎しみ、妬み――というものの果てのなさと、それらが複雑に絡まって事件を起こしてしまうという、人間の愚かさである。そのような「人間の業」のようなものを描き出している点が、実に魅力的なのである。

“性悪説”と言ってしまえばそれまでなのだが、人間誰しも、心の中に嫉みや妬みを抱えているものだと思っている。

 明けて1月8日、NGT48のメンバーである山口真帆が、動画配信サイト「SHOWROOM」で、1カ月前に自宅で2人組の男に襲われたことを告白した。続いて、グループのメンバーが犯行に関与していたことを疑わせる内容をTwitterにも投稿したことから、事件はまたたく間に広まっていった。

 不起訴になったとはいえ、警察沙汰になった暴行事件であるため、テレビはワイドショーのみならず、一般のニュースでも伝えられることとなった。

 10日、山口が劇場公演に出演。被害者自身が騒ぎになったことを「謝罪」するという“異常さ”に、世間からは運営側への批判の声が相次ぎ、14日には、マネジメントを担当するAKSの松村匠取締役、NGT48劇場の早川麻依子新支配人、岡田剛新副支配人がカメラの前に出て、改めて会見を開くこととなった。

 そして、山口の涙の告発から2週間ほど経った現在、ネット上では、「太ヲタ」「Z軍団」「アイドルハンター」などといった、「アイドルと接触する」ことを目的とした軍団の名前や関係図まで流されたり、メンバー間の確執が疑われたり、さらには、海外のメディアまでがこの事件を報じているという状況にまでなっている。

 もちろん、一人の女の子が襲われたのだから、決して小さな事件ではない。運営側の対応の遅れなども指摘されているが、果たして、それだけでここまで大きくなってしまうものだろうか?

 個人的に、今回の事件が大きくなった背景には、横溝正史作品に描かれていたような、人の妬みや憎しみといった感情が絡み合い、それが大きく作用しているように思えてならない。そこで今回は、いちアイドルファンとしての心情を考え、この事件を考察してみたい。

 

■いろんな妬みが混じっている

 誤解を恐れずに書くが、今回の騒ぎの中でまず感じるのは、犯行を行った軍団に対する「羨望感」だ。

 各メディアの報道によれば、メンバーの寮と同じマンションに住み、推しのメンバーと部屋の行き来もあったように伝えられている。アイドルファンなら誰でも一度は夢見るであろう状況である。

 ここでは、実際にそうであったかどうかはあまり関係がない。そうであるかのような報道を見て、多くのファンが「あのヤロー、いい思いしやがって!」という気持ちになっていることが重要なのだ。

 そして、この感覚は、実はNGT48のファンだけのものでないことにも目を向けなければならない。他にも、事務所が用意した寮(何部屋かを寮として借りているマンションが多いだろう)に住んでいるアイドルは多い。それらのファンの人も、自分の好きなアイドルと、NGT48のメンバーを重ね合わせて、やっぱり悔しがることだろう。

 実際、TwitterなどSNSを見ていると、アイドルと繋がったといわれる“軍団”の話題に反応しているのは、NGT48のファンではなく、一般のアイドルファンが多いように感じる。つまり、今回の事件は、「どのアイドルグループにも起こりうる」という点において、日本中・世界中にいるアイドルファン全体を悔しがらせてしまったのだ。

 アイドルのスキャンダルや炎上を見ていて思うのは、この「嫉妬」ともいえる感情を刺激してしまうと、いたずらに問題が大きくなってしまうということだ。例えば、普通の恋愛報道より不倫などのほうが騒ぎになるのは、「結婚しているにもかかわらず、他の女にまで手を出して羨ましい」という嫉妬心を、より強く煽るからだろう。

 そもそも、この事件の発端は、NGT48のメンバー間や、それらを取り巻く軍団、一般のファンなどの間に嫉妬の感情があったことによるものではないだろうか。

 感覚的なものではあるが、そのような感情というのは、何かのきっかけで周囲の関わりのある人に伝播していくように思う。最初は小さな憎しみであったものが、人々を巻き込んで大きくなっていく。そう、あの横溝正史作品のように、何かのはずみで大事件が起こっていくのである。

 私は嫉妬する気持ちが一概に悪いとは考えていない。嫉妬や憧れは、誰もが持ち得る感情だし、自分が努力するためのバネになることだってあるからだ。ただし、それを一時の感情に任せて、憎しみに変え、誰かを攻撃しようとする衝動が問題なのだ。

 人は理性を持った動物である。今、ネットなどを通して、自分の欲望を爆発させている人たちを見ると、理性が退化しているような不安を覚えることがある。物事を正しく判断し、行動するには、まず、冷静に事実を把握することが大切なのだ。

 

■アイドル界に与える影響

 それでは、ここまで大きくなってしまった問題は、これから一体どんな形で収束し、そしてアイドル界にはどんな影響を与えていくだろうか。

 正直なところ、全てが丸く収まるようなキレイな収束というのは、難しいと思われる。このまま時間が経って、なんとなく収まっていくということはあるだろうが、それは後々、さまざまな面で禍根を残し、ボディブローのようにアイドル界を弱体化させていくかもしれない。

 理想を言えば、アイドル、運営、ファン、それらが同じ方向を向き、アイドル界の発展のために、よりよい着地点を探っていくことが唯一の解決の道だろう。

 一般論として言えば、各運営には、ファンの中で「不公平感」を感じるようなことをしないこと、そして、妬みの感情を抱かれるようなことがないよう、最大限の配慮をすることが求められる。

 今回のことで、ファンの妬みがどれほど大きな影響を及ぼすかが、白日のもとにさらされたことになる。おそらく、今後そのような対策は、各事務所においても、より大きな比重を占めていくことだろう。

 一方、ファンとしては、あくまでも「節度を持った」応援をしなければならない。「他の人よりいい思いをしたい」「他のファンに羨ましがられるようなことをしたい」、その気持はわからなくもない。人間として、誰もが持つ感情だろう。ただ、その気持と、本当にそれで応援するアイドルが喜んでくれるかどうかという思いを、しっかりと天秤にかけ、より先を見た対応を求められる。相手がどう思うか、自分の行動がどんな問題をはらんでいるか、想像力をもって、考えてもらいたい。

 もちろん、アイドル側も、これまで以上に多くの思いを気遣いながら行動しなければならなくなるだろう。生配信やSNSでも、自分の行動や発言がどれほどの影響力があるのか、それを考えながら発信する必要がある。

 そうは言っても、アイドルにはできるだけ自由な環境で、自分のやりたいことをやってもらいたいというのも正直な気持ちだ。制限されたところではない、素のアイドルに魅力を感じ、ついてきたファンこそ、何があってもその人を応援する本当のファンだと思うから。

 何よりも、アイドルが萎縮して、動画配信やSNSなどで自由に発言できなくなってしまうとしたら、それは“アイドル”というものの存在価値を揺るがす、大きな問題である。

 アイドルには“自由”であって欲しいという思いと、“安全”を優先するために、ある程度の配慮をしなければならないという現実の間に生まれるジレンマ。それこそが、今回の事件で浮き彫りになった、今のアイドル界最大の課題と言えるかもしれない。

(文=プレヤード)

ナンシー関は見抜いていた? 松本人志のセクハラ発言は「庶民感覚」の欠落なのか

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(1月13~19日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■岩井志麻子「岡山だったら困ったオバハンでしかなかった」

 テレビは「庶民感覚」を映し出す。たとえば、ワイドショーのコメンテーターは新しい視点をもたらすというよりも、視聴者の一般的な感情を代弁するようなコメントをすることが多い。

 他方で、テレビは「庶民感覚」から逸脱する。たとえば、寺門ジモンが17日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で土屋太鳳の印象について聞かれて、「マジメに肉に取り組んでる真剣さを感じた」と言っていた。人を評価するとき、肉への取り組み方を基準とする男、ジモン。一緒に焼肉店に行ったときの土屋の様子を評した言葉なのだけれど、そもそも、「肉を焼く」ことを「肉に取り組む」と表現するところに、ジモンの「庶民感覚」での測れなさが見え隠れする。

 あるいは、19日放送の『肉好き女子 presents 東北肉ざんまい』(同)のエンディングで、丸山桂里奈が「もともと自分も肉なわけじゃないですか。食べた肉と自分の肉が向き合うきっかけになったって思うぐらい、今日は肉をホントにいただいて」と感想を語っていた。カニバリズム的感覚を披露してはばからない、国民栄誉賞受賞者。ジモン的には、これは肉へのどういう取り組み方になるのだろうか?

「庶民感覚」からすると、身近にこのような人がいたら、少し変わった人として扱ってしまうかもしれない。場合によっては、敬して遠ざけてしまうかもしれない。けれど、テレビはしばしば、そういう人を“面白い”の枠組みで理解し、包摂する。

 17日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、岩井志麻子は言う。

「本人が変わらなくても、環境が変わったらうまくいくことがある。私も岡山県にいたときは、ただの変な人だったんですよ。それが東京に来たら、ちょっと面白い人とかって言われて、テレビに出させていただいたり、本を出させていただいたり、居場所が与えられたんですよね。岡山だったら、ホントにもう困ったオバハンでしかなかった」

「変な人」を「面白い人」と翻訳する東京。そんな東京にキー局を置き、全国に「面白い人」を発信するテレビ。この意味でテレビは、東京の“翻訳”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

 けれど、本当にそうなのか? 岩井へのふかわりょうのツッコミが、別の可能性を示唆している。

「おそらく、“全国区の変な人になった”っていうことだと思いますけどね」

 岩井は岡山にいようが東京に来ようが「変な人」である。

 ある意味でテレビは、東京の“錯覚”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

■松本人志「お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 NGT48の襲撃騒動は真相がうやむやなまま、ネット上では炎上が続いている。そして、この件について芸能人が発したコメントが、“延焼”を起こしていたりもする。

 最も大きな“延焼”が、13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、松本人志の発言だろう。この日はゲスト席にHKT48の指原莉乃も座り、事件についてコメントをしていた。

「今回、私が一番問題だと思ったのは、とにかく誰がトップなのか、誰が仕切ってるのか、私ですらわからない状態なんです」

 運営の対応がずさんだったことはもちろんだが、運営とメンバーの間でコミュニケーションが不足している現状を踏まえ、両者の間に立つ形で、自分は卒業後もAKBグループに関わりたいと指原は語った。

 指原がAKBグループの運営側に回ればいいのではないか。そんな意見も番組では出た。けれど、現時点でもエラい人が仕切って何もできていないのに、自分が上に立ったところで何ができるのか。そう逡巡する指原に、松本が言った。

「まぁでもそれは、お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 MCの東野幸治が「すいません、指原さん」と即座にフォロー。指原も「何言ってんですか? ヤバ」と反応する。「ヤバいですね、ホントに」と、東野がさらに続ける。

『ワイドナショー』での松本の発言は、これまで何度も炎上している。着火しやすい案件である。以前、『リンカーン』(TBS系)が始まったころは、大勢の芸人に混ざって若手芸人にツッコまれるダウンタウン、特に松本人志が印象的だった。それまでの松本は、笑いに対する孤高の求道者のようだったから。けれど、『ワイドナショー』が始まると、今度は視聴者からもツッコまれる存在になった。

 東京の“錯覚”を全国にお届けする機械であるテレビは、今やさまざまな角度からその“錯覚”を補正しようとする声にさらされている。

■松本「運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 かつて、ナンシー関がダウンタウンを肯定的に評してこう言っていた。

「ダウンタウンは、ある意味で『庶民感覚』が欠落している部分がある」(『何をいまさら』角川書店)

「庶民感覚」、つまり「さまざまな事象に対する世間一般の平均的な感情」を欠落させた彼らは、世間には見えていないものが見えている。だから、「全国民の絶対的好意」を取りつけていた貴花田(当時)や田村亮子(同)ですら、彼らにとってはツッコミの対象となる。ナンシーはこのように、「庶民感覚」の欠落にダウンタウンの「(お笑い能力の)地肩の強さ」の根拠を見て取った。1992年のことである。

 それから27年後の2019年。あの場面で「お得意の体を……」と言う松本は、いまも「庶民感覚」が欠けているようにも見える。普通の人はあまり言わないことを言っているのだから。

では、それは面白かったのか? 芸人としての「地肩の強さ」を示すものだったのか? 

 というかむしろ、「お得意の体を……」は、「庶民感覚」をなぞった発言になってはいないか。だって、広く知られた指原の過去のゴシップに絡めた、わかりやすい下ネタなのだから。指原に限らず、芸能人はネット上では言われたい放題だ。そんなネットの声が、現在ではひとつの世間を、つまり「庶民感覚」を形成してしまっているのだから。

 さて、この回の松本の発言で個人的に興味深かったのは、次のものだ。

「運営側、運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 世間はいつの間にか、指原らと一緒に運営を批判している。けれど、運営と呼ばれているそれは、普通なら「会社」とか、もっと具体的に「AKS」いった言葉で名指されるものであるべきだ。なぜ、「運営」と呼んでいるのか? 学園祭の実行委員会みたいな名称で呼ぶことで、世間にアマチュア的な印象を植え付け、免罪されていた部分もあったのではないか? いろいろと発覚した後も「運営」と呼び続けるその姿勢は、事件ではなく、芸能ニュースとしてこの案件を処理する動きに、棹さしてしまうのではないか――。

 と、そこまで話を広げると、松本の発言の意図からは外れてしまうのかもしれない。けれど、アイドルもファンも世間も同じように使っている「運営」という言葉に、曖昧にされがちな何かがあると感じ取った松本の嗅覚。そこに、庶民感覚から逸脱した「地肩の強さ」の片鱗が垣間見えないか――。

 これはこれで、ボクの側で作り上げてしまった“錯覚”なのかもしれないけれど。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

ナンシー関は見抜いていた? 松本人志のセクハラ発言は「庶民感覚」の欠落なのか

テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(1月13~19日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

■岩井志麻子「岡山だったら困ったオバハンでしかなかった」

 テレビは「庶民感覚」を映し出す。たとえば、ワイドショーのコメンテーターは新しい視点をもたらすというよりも、視聴者の一般的な感情を代弁するようなコメントをすることが多い。

 他方で、テレビは「庶民感覚」から逸脱する。たとえば、寺門ジモンが17日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で土屋太鳳の印象について聞かれて、「マジメに肉に取り組んでる真剣さを感じた」と言っていた。人を評価するとき、肉への取り組み方を基準とする男、ジモン。一緒に焼肉店に行ったときの土屋の様子を評した言葉なのだけれど、そもそも、「肉を焼く」ことを「肉に取り組む」と表現するところに、ジモンの「庶民感覚」での測れなさが見え隠れする。

 あるいは、19日放送の『肉好き女子 presents 東北肉ざんまい』(同)のエンディングで、丸山桂里奈が「もともと自分も肉なわけじゃないですか。食べた肉と自分の肉が向き合うきっかけになったって思うぐらい、今日は肉をホントにいただいて」と感想を語っていた。カニバリズム的感覚を披露してはばからない、国民栄誉賞受賞者。ジモン的には、これは肉へのどういう取り組み方になるのだろうか?

「庶民感覚」からすると、身近にこのような人がいたら、少し変わった人として扱ってしまうかもしれない。場合によっては、敬して遠ざけてしまうかもしれない。けれど、テレビはしばしば、そういう人を“面白い”の枠組みで理解し、包摂する。

 17日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、岩井志麻子は言う。

「本人が変わらなくても、環境が変わったらうまくいくことがある。私も岡山県にいたときは、ただの変な人だったんですよ。それが東京に来たら、ちょっと面白い人とかって言われて、テレビに出させていただいたり、本を出させていただいたり、居場所が与えられたんですよね。岡山だったら、ホントにもう困ったオバハンでしかなかった」

「変な人」を「面白い人」と翻訳する東京。そんな東京にキー局を置き、全国に「面白い人」を発信するテレビ。この意味でテレビは、東京の“翻訳”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

 けれど、本当にそうなのか? 岩井へのふかわりょうのツッコミが、別の可能性を示唆している。

「おそらく、“全国区の変な人になった”っていうことだと思いますけどね」

 岩井は岡山にいようが東京に来ようが「変な人」である。

 ある意味でテレビは、東京の“錯覚”を全国にお届けする機械なのかもしれない。

■松本人志「お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 NGT48の襲撃騒動は真相がうやむやなまま、ネット上では炎上が続いている。そして、この件について芸能人が発したコメントが、“延焼”を起こしていたりもする。

 最も大きな“延焼”が、13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)での、松本人志の発言だろう。この日はゲスト席にHKT48の指原莉乃も座り、事件についてコメントをしていた。

「今回、私が一番問題だと思ったのは、とにかく誰がトップなのか、誰が仕切ってるのか、私ですらわからない状態なんです」

 運営の対応がずさんだったことはもちろんだが、運営とメンバーの間でコミュニケーションが不足している現状を踏まえ、両者の間に立つ形で、自分は卒業後もAKBグループに関わりたいと指原は語った。

 指原がAKBグループの運営側に回ればいいのではないか。そんな意見も番組では出た。けれど、現時点でもエラい人が仕切って何もできていないのに、自分が上に立ったところで何ができるのか。そう逡巡する指原に、松本が言った。

「まぁでもそれは、お得意の体を使った何かするとかさ、そういう……」

 MCの東野幸治が「すいません、指原さん」と即座にフォロー。指原も「何言ってんですか? ヤバ」と反応する。「ヤバいですね、ホントに」と、東野がさらに続ける。

『ワイドナショー』での松本の発言は、これまで何度も炎上している。着火しやすい案件である。以前、『リンカーン』(TBS系)が始まったころは、大勢の芸人に混ざって若手芸人にツッコまれるダウンタウン、特に松本人志が印象的だった。それまでの松本は、笑いに対する孤高の求道者のようだったから。けれど、『ワイドナショー』が始まると、今度は視聴者からもツッコまれる存在になった。

 東京の“錯覚”を全国にお届けする機械であるテレビは、今やさまざまな角度からその“錯覚”を補正しようとする声にさらされている。

■松本「運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 かつて、ナンシー関がダウンタウンを肯定的に評してこう言っていた。

「ダウンタウンは、ある意味で『庶民感覚』が欠落している部分がある」(『何をいまさら』角川書店)

「庶民感覚」、つまり「さまざまな事象に対する世間一般の平均的な感情」を欠落させた彼らは、世間には見えていないものが見えている。だから、「全国民の絶対的好意」を取りつけていた貴花田(当時)や田村亮子(同)ですら、彼らにとってはツッコミの対象となる。ナンシーはこのように、「庶民感覚」の欠落にダウンタウンの「(お笑い能力の)地肩の強さ」の根拠を見て取った。1992年のことである。

 それから27年後の2019年。あの場面で「お得意の体を……」と言う松本は、いまも「庶民感覚」が欠けているようにも見える。普通の人はあまり言わないことを言っているのだから。

では、それは面白かったのか? 芸人としての「地肩の強さ」を示すものだったのか? 

 というかむしろ、「お得意の体を……」は、「庶民感覚」をなぞった発言になってはいないか。だって、広く知られた指原の過去のゴシップに絡めた、わかりやすい下ネタなのだから。指原に限らず、芸能人はネット上では言われたい放題だ。そんなネットの声が、現在ではひとつの世間を、つまり「庶民感覚」を形成してしまっているのだから。

 さて、この回の松本の発言で個人的に興味深かったのは、次のものだ。

「運営側、運営側って言うけど、どんな層のどのぐらいの人たちがやってるの?」

 世間はいつの間にか、指原らと一緒に運営を批判している。けれど、運営と呼ばれているそれは、普通なら「会社」とか、もっと具体的に「AKS」いった言葉で名指されるものであるべきだ。なぜ、「運営」と呼んでいるのか? 学園祭の実行委員会みたいな名称で呼ぶことで、世間にアマチュア的な印象を植え付け、免罪されていた部分もあったのではないか? いろいろと発覚した後も「運営」と呼び続けるその姿勢は、事件ではなく、芸能ニュースとしてこの案件を処理する動きに、棹さしてしまうのではないか――。

 と、そこまで話を広げると、松本の発言の意図からは外れてしまうのかもしれない。けれど、アイドルもファンも世間も同じように使っている「運営」という言葉に、曖昧にされがちな何かがあると感じ取った松本の嗅覚。そこに、庶民感覚から逸脱した「地肩の強さ」の片鱗が垣間見えないか――。

 これはこれで、ボクの側で作り上げてしまった“錯覚”なのかもしれないけれど。

(文=飲用てれび<http://inyou.hatenablog.com/>)

NGT48“暴行騒動”で新潟アイドル界に激震! 地元企業がNegiccoに推し変へ!?

 騒動は一向に収まる気配がなさそうだ。アイドルグループ・NGT48のメンバー、山口真帆が自宅で男2人に襲われた騒動が連日メディアをにぎわせているが、運営側から詳しい事情説明がないことに、同グループを支援してきた地元企業もしびれを切らしているという。

「NGT48は新潟市の開港150周年記念事業を盛り上げていますが、市の担当課は『これまでも事業に多くの協力をしてもらってきたので残念だ』とコメント。国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭のスペシャルサポーターにNGT48を起用している新潟県の文化振興課も『現状は何が真実かわからない。方針を決められる段階ではない』と困惑した様子です。激怒しているのは地元紙でスポンサーでもある新潟日報。運営会社から『お伝えできることはない』と塩対応されたことで、『また説明なし、運営側への批判増す』(12日付)と、厳しい論調の記事を連日展開しています」(芸能記者)

 そんな中、アイドル誌編集者は、新潟に密着するもうひとつのアイドルグループに再び注目が集まりそうだと言う。

「新潟在住の3人組アイドル・ユニット『Negicco(ねぎっこ)』です。活動16周年を迎える彼女たちは、2003年の結成以来、地元に密着した活動を地道に続け、活動12年目にして『光のシュプール』がオリコン5位にランクインし、日の目を浴びました。15年に“黒船”ともいえるNGT48が参入してきても、敵視することなくマイペースな活動を続け、子どもからお年寄りまで幅広いファンを持つ、今や癒やし系アイドルとして認知されています。現在は『にいがた観光特使』を務めており、今後はNGT48を支援していた地元企業がこぞってNegicco推しに変わっていくかもしれません」

 新潟のイメージ回復は、彼女たち3人に託された?

松本人志、NGT48暴行事件言及の指原莉乃にセクハラ暴言!「得意の体を使って……」

 1月9日に被害者である山口真帆本人のツイートにより明らかになり、依然として炎上が止まらないNGT48暴行事件。この事件について13日にHKT48の指原莉乃がAKB48グループを代表してコメントを発表したが、それを受けてのダウンタウン・松本人志の発言がネット上で物議を醸している。

 事の発端となったのは1月13日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)内。指原はNGT48暴行事件を受け、運営の体制・タレントの管理体制を改善すべきだと熱弁を振るっていた。それに対して松本は「そっち(運営)回ったらええやん」と指原が運営サイドに回るよう提案し、さらに女性の乳房を示すようなジェスチャーを交えつつ「(指原の)得意の体を使ってなんとかするとか」と発言したのだ。指原は「何? 何を言ってるんですか? ヤバ…」とドン引き。

 ネットのリアクションはもちろん「暴行事件について真面目に話している時に、これはひどい」「娘を持つ父親の発言とは思えない」「発言が台本通りのネタ発言だとしても、面白くもない。よく放送したな」など、散々な様子だ。

「指原さんは明らかに引いていましたが、松本さんは半笑いで悪びれる様子はありませんでした。そのうえ生放送ではないのでカットすることもできたはずですがオンエアされているので、つまり本音なのでしょう。救いどころとしては発言が指原さんに対してのものであるということ。そこを考えてみるとそれほど叩かれなくてもよい案件にも思えますが……」(芸能ライター)

 指原莉乃といえば元ファンと交際の噂があり、それが元でAKB48からHKT48へ左遷させられたという肉食系。指原本人もそのキャラで笑いを取っていることもあるので、そういったイジりにも耐性があることを見越した上での松本の発言と捉える向きもある。

「あくまでバラエティ番組ですので、笑いを取りにいったこと自体はギリギリセーフかもしれません。松本とすれば気の利いた返しを期待していたのかもしれません。しかし刑事事件であり若い女性が被害に遭っているわけですから、これは不謹慎と言わざるをえませんよね」(同)

 若い女性に不謹慎な下ネタをぶつけ、引いている様子を見て笑う姿はタチの悪い酔っ払いオヤジそのもの。一出演者ならばまだしも、メインコメンテーターたる松本には、もう少し真摯に発言をする必要があったのかもしれない。

NGT48中井りか、文春砲で得した!? 『青春高校3年C組』で芸人からイジリ倒し

 芸能人が何かしらのトラブルを起こした後、最も大事になってくるのは事後処理である。会見を開いて事態の収拾を図る者もいれば、何事もなかったようにスルーを決め込む者もいる。中には休業に入ってしまい、逆に復帰が困難になって引退へ追い込まれる者もいる。

 そういう意味で注目だったのは、先週放送の『青春高校3年C組』(テレビ東京系)。漫画やドラマの中でしか見たことのない“理想のクラス”を1年かけて作るというコンセプトの下、生徒を募集。人気芸人が担任を務める月~金の帯番組で、副担任はNGT48・中井りかが務めている。

 6月16日のAKB48世界選抜総選挙で37位にランクインした中井は、壇上で「やっちまいました」「アイドルだっていろいろあるんだよ!」と週刊誌記者から直撃されたことを告白。その後、「週刊文春」(文藝春秋)のネット番組が中井と一般男性との半同棲生活を報じたが、それ以来、初めての地上波露出が18日の『3年C組』生出演だったのだ。

■カズレーザーのイジリに黙り込んでしまう月曜日の中井

 スルーを決め込む、欠席して沈静化を図るなど、さまざまな選択肢があったと思うのだが、番組は中井のことをイジリ倒した。月曜担任のメイプル超合金・カズレーザーは、中井が出てくるや「彼氏なんですか、あれは?」と、あまりにもどストレートな質問!

 この日行われた特別企画は、題して「アイドルだっていろいろあるんだよ! 職員会議」である。13日から総選挙当日までに何が起こったのかを振り返る趣旨だ。

 まず、13日深夜に放送された『中井りかのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)について。番組内で中井は、昨年の総選挙で結婚宣言をした須藤凜々花の件を取り上げ「つらかったんだろうな、ファンの方はって思いました」「今年は何が起きるんだろう? って。誰が1位とかもあるけど、それよりも誰か(文春砲受ける人が)いるんじゃね? みたいな」と発言している。

「これはどういう意図でおっしゃっているんですか? トレンディエンジェルのたかしさんがりりぽん(須藤)推しで。『総選挙は文春砲の発表の場じゃねえんだ』って、すげえ言ってましたもん。めちゃくちゃキレてましたよ!」(カズレーザー)

 ちなみに、今回の総選挙で中井が獲得した得票数は2万6701票だ。

「こういうの、どうすんの? 返金すんの? だって、返金しなかったら何言ったってウソじゃん」(カズレーザー)

 冷静なカズの指摘に、何も返せず無言になってしまう中井。ついには、生徒から「大切なものはなんですか?」という妙に深い質問が投げかけられた。

中井「今も昔もこれからも、変わらずにファンの人たちが一番大事です。本当なんです。私のファンの人たちは、次の日の握手会にも何も変わらず会いに来てくれたし」

カズ「それ言いだしたら、別にグループにいなくてもいいって話になるもんね。ほかの子は違うルールでやってるわけでしょ?」

中井「……」

 しまいには、別の生徒から出された「規則すら守れないのであれば、生徒からやり直すのはいかがでしょう?」という提案が採用され、翌日の放送から中井は生徒へ降格しての出演となった(今週から副担任に復帰)。

■“週刊誌兄さん”千鳥・大悟が中井に連射したゲスなイジリ

 笑いに変えるでもなく、冷静にツッコミを入れるカズとは打って変わり、火曜担任の千鳥は悪ノリで中井をイジリ続けた。降格し、転校生として登場した中井を見た大悟は、いきなり「5~6kg痩せた?」と指摘。

 実は前述のANNにはノブがゲスト出演しており、番組内で行われた須藤と中井による対談のジャッジマンを務めている。

ノブ「そこで中井ちゃんは責めたわけよ。『ファンの気持わかんないんですか? どういう気持ちでああいうことをしたんですか!?』って。どういう気持ちでしゃべっていた!?」

中井「もう、特大ブーメランですよ」

 あからさまにテンションの低い中井を見て、イジらずにいられない千鳥。

ノブ「中井の顔、ずっと泣く寸前やん(笑)」

大悟「今日あたり、ホストクラブで写真撮られたら最高におもろいよ」

ノブ「レスリングの栄(和人)さんか!」

 火曜には、傷付いた生徒を担任が励ます「励まし先生」という恒例コーナーがある。この日、千鳥が励ますのはもちろん中井だ。

大悟「お前の先輩だ。2回撮られてるからな」

ノブ「週刊誌兄さん、おはようございます!」

大悟「いろんな人が言うと思う。『結果、撮られてよかった日が来るよ』みたいなことを。ワシも2回撮られた。経験者からすると、そんな日は来ない! (自分を指さして)まだ、現に来ていない。ワシも週刊誌を嫁に見せてこう言った。『この記事、一文字も合ってないんだ』と。で、実際に合ってる文字を数えてみたら、700文字あった」

中井「合ってんじゃん!」

大悟「意外と週刊誌は合ってるぞ」

中井「(首を振って)そんなことない!(笑)」

 そして、核心に触れる千鳥。

大悟「お前が本当に受け止めなければいけないのは、本当の事実は、総選挙37位ということだ」

中井(うなだれる)

ノブ「びっくりしたよ。一番テレビ出てるよねえ?」

大悟「中井ちゃん、37位ってFIFAランキングやぞ。すごいテレビ出てるんやから」

ノブ「そうなのよ、低いのよ。FIFAランキングのサウジアラビアのところなの」

大悟「僕らも一緒に出てるから応援しようと思ってテレビつけたら、もういなかったねえ?」

ノブ「フジテレビの中継に乗ってない!」

大悟「今、世間はごちゃごちゃするから、お前は『この報道があったから37位だ』ってすり替えをしていけばいいのよ。本当は、シンプルに37位なんだけど。ただ、今後お前は歩いている時に後ろから大人が走ってきたら『えっ、なんですか!?』って言う癖がつくようになる! あと、遠くからの“カシャ!”にも『えっ!?』ってなる(笑)」

 番組後半では、視聴者から寄せられた悩みをクラスで論じ合うコーナーが行われた。この日の悩みは「私は受験勉強のために恋愛を我慢してきました。でも最近好きな人ができたんです。今を逃すと二度と好きになる人と出会えないかもしれません」というものだ。この悩みに対し、中井は「受験を大事にすべき」、大悟は「恋愛を大事にすべき」とそれぞれ主張。対面に位置する中井に、大悟は「中井、こっちこっち~! な~かい!」と挑発する。中井は負けずに熱弁を振るった。

「受験です、そんなのは! 受験を一生懸命やってたら、恋愛なんて入ってこないと思うから! 恋愛なんて見えないと思うんですよ」(中井)

 報道の内容と発言とのギャップに、スタジオ内で笑いが発生する。うずうずした大悟は半同棲報道が出た中井へ「今日はどこに帰るの~?」と、あまりにもなイジリを仕掛ける。

■全曜日で全担任からイジられた中井

 水曜以降も中井はイジられ続けた。

 水曜担任の三四郎・小宮浩信は、生徒として出演する中井への違和感を口にする。

小宮「中井さん、何があった? 『中井りか、スペース、撮られた』で検索したら出る?」

中井「スペースとかいらない! 『中井りか』で、ちゃんと全部出てくる!」

 木曜担任のバカリズムも、生徒として出演する中井のことを気にしている模様。教育実習生のお笑いコンビ・ノブナガから「中井先生はいろいろありまして、生徒に降格しました」と告げられると、あからさまにイジリにいった。

「何かの雑誌に撮られたわけじゃないですからね。それはしょうがない!」

 そして、フォローを入れる。

バカリ「アイドルですから、人気商売だから、結局は総選挙の順位が上位であればいいわけですよ! 中井さんは当然、10位以内だったわけですから。何位でしたっけ?」

中井「え~っと、37位です」

バカリ「低っ!」

 金曜担任のバナナマン・日村勇紀は、他曜日の担任と比べて優しげだ。

「中井さんが生徒に落ちたということで。皆さんもご存じの通り、文春砲ですから。そういうことが起こると、番組的には非常にありがたいというか。正直、それによって今まで見てくれなかった視聴者の方が見てくれるメリットもあるわけです」(日村)

■バカリズムに「腕持ってるね~」と評価された中井のこれから

 時間が癒やしてくれるのか? 曜日が進むにつれ、明らかに中井はテンションが上向きになっていく。

 例えば、木曜日の特別企画。「今の10代はLINEで告白する人が多い」という情報を受け、“本気のLINE告白”をクラスの生徒たちが発表するのがコーナーの趣旨だ。ここで中井が発表した告白文は以下。

「卒業するまで待っててね(ハート)約束!!!」

「卒業」とは学校からの卒業ではなく、NGT48からの卒業を指しているのか? 何にせよ、かなり挑発的な文面である。

バカリ「イジってほしいんじゃん(笑)。こんなでっかいエサないよ!」

中井「いや、私アイドルなんで」

バカリ「いやいやいや、さすが! (腕を指して)持ってるね~! ネタにするね~(笑)」

 金曜には「落ち込んだ仲間を励ます一言」をお題に、生徒それぞれがリップシンクを行った。この時、中井が放った一言は「撮られるよりマシだよ!」というものである。

新興宗教から帰還した飯星景子、失踪した新藤恵美を起用するなど、事態を沈静化させる“ろ過装置”として『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)という番組がかつて存在した。そして、今回の『3年C組』。逃げず、フタをせず、中井を矢面に立たせることで、こちらも見事にろ過装置の役目を全うしている。

 そして、もうひとつ。“炎上女王”と言われている中井だが、正直、AKB村の中だけの認識だった。村の外に出ると、実のところ「AKBなりに頑張ってる子」止まりだった。でも、今回の件で「自分らと同じ立ち位置で扱っていいタマ」と芸人らの認識を改めることができた。遠慮せずにイジっていいし、ちゃんと笑いも起きる。

 ファン以外にもアピールする“48グループの遠心力担当”として、文春砲は100%の得しかなかった。ほかのタレントと同じ目線に立つポジション作りとして機能した。逃げなかったからこそか。

(文=寺西ジャジューカ)

NGT48・中井りか“炎上商法”は太田プロの戦略か? 前田敦子、大島優子、指原莉乃に続くスターを……

 アイドルグループ・NGT48の中井りかのスキャンダルに「ヤラセ」説が飛び交っている。「週刊文春」(文藝春秋)にファン男性との半同棲を報じられたことに対し、Twitterで「腹減ったわい」「爆笑してる」などの不敵なコメントをしたことで批判を浴びているが、一部ファンの間では「炎上商法によるブレーク狙い」との見方が出ている。

「須藤凜々花と同じパターンでしょ」

「炎上商法で売れた人を見て、メンバーがその枠を狙うようになってきてる出来レース」

「総選挙が全然話題になってないから何かやると思ったけど、これだったか」

 ネット上ではスキャンダルに驚くよりも、意図的な仕掛けと見る声が見受けられた。中井は15年のオーディションで合格し、昨年のAKBグループによる人気投票イベント「シングル選抜総選挙」では23位、今年1月には初のソロコンサートも開催しているのだが、世間的には無名に近いアイドルだ。

 そのせいか、これまでファンに向かって中指を突き立てたり、「メンバーは普通に仲悪いですよ」「総選挙に勝てるならパンツでもなんでもあげますよ!」「人の悪口を言ってる時が一番楽しい」などの暴言がやたら目立ち、今年の総選挙直前にも目標を聞かれて「お金もらえればなんでもいい」と答えるなど、炎上キャラを模索してきた。そこへ同棲ゴシップに対する開き直りとなれば、「わざとやっている」と受け取るファンがいてもおかしくはないだろう。

 熱心なAKBウォッチャーでもあるアイドルライターによると、「昔から彼女を見ていれば、注目されたいがために無理をしているのはわかることで、『総選挙前だけファンへの塩対応をやめる』と、わざわざ言ったこともありました。ただ、『炎上発言の火の調節がわからないから火だるまになってみる』とも言っていて、彼女の確信犯的な行為を理解しようとするファンも一定数いる」という。

 今回、37位だった総選挙の壇上スピーチでは「4名の記者さんに囲まれまして、直撃取材をされまして。帽子とかマスクとか一切していなくて、寝起きだったのですごく眠かったんですけど」と自ら明かしつつも「アイドルだっていろいろあるんだよ!」と言い放った。

「本当の天然ならゴシップをPRに利用したりなんかしないで、別の言いたいことを叫んだはず」とライター。

「文春」に報じられたのは6月11日の夜、イケメンで無職の20代ファン男性と同じ部屋に入り、翌朝の記者の直撃には無言で立ち去ったというもの。このゴシップで彼女の名前が知られ、彼女より上位だったメンバーより話題になったのは確かだ。

 同記事の見出しでも、中井は「ポスト指原」と書かれており、かつてファンとの恋愛発覚から注目を浴びてバラエティタレントとして成功した指原莉乃の路線を狙っているという見方ができる。

「さっしーと同じ太田プロ所属ですし、さっしーがリリー・フランキーとやっていたフジテレビの番組『真夜中』の後継番組『白昼夢』に抜擢されていて、事務所サイドもポスト指原として売り出そうとしているのは間違いない」と前出ライター。

「ただ、こういう仕掛けが露骨になればなるほど、興醒めするファンも出てきて、長期的に見るとグループにとってはマイナスかもしれないですよ。アイドルファンが優しいのをいいことに、タレント側が平然と炎上商法に頼っていますが、どんなにヒンシュクを買っても話題になったもん勝ちという風潮に嫌気が差して、ファンをやめた人もたくさんいます」(同)

 前田敦子、大島優子、指原莉乃に続くAKBスターの育成は、太田プロにとって急務。昨年11月に獲得した中井の注目度をなんとしても上げたいのは理解できるが、過度な炎上商法で本人に無理がかからないことを祈りたい。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER)

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「須藤凜々花と同じパターンでしょ」

「炎上商法で売れた人を見て、メンバーがその枠を狙うようになってきてる出来レース」

「総選挙が全然話題になってないから何かやると思ったけど、これだったか」

 ネット上ではスキャンダルに驚くよりも、意図的な仕掛けと見る声が見受けられた。中井は15年のオーディションで合格し、昨年のAKBグループによる人気投票イベント「シングル選抜総選挙」では23位、今年1月には初のソロコンサートも開催しているのだが、世間的には無名に近いアイドルだ。

 そのせいか、これまでファンに向かって中指を突き立てたり、「メンバーは普通に仲悪いですよ」「総選挙に勝てるならパンツでもなんでもあげますよ!」「人の悪口を言ってる時が一番楽しい」などの暴言がやたら目立ち、今年の総選挙直前にも目標を聞かれて「お金もらえればなんでもいい」と答えるなど、炎上キャラを模索してきた。そこへ同棲ゴシップに対する開き直りとなれば、「わざとやっている」と受け取るファンがいてもおかしくはないだろう。

 熱心なAKBウォッチャーでもあるアイドルライターによると、「昔から彼女を見ていれば、注目されたいがために無理をしているのはわかることで、『総選挙前だけファンへの塩対応をやめる』と、わざわざ言ったこともありました。ただ、『炎上発言の火の調節がわからないから火だるまになってみる』とも言っていて、彼女の確信犯的な行為を理解しようとするファンも一定数いる」という。

 今回、37位だった総選挙の壇上スピーチでは「4名の記者さんに囲まれまして、直撃取材をされまして。帽子とかマスクとか一切していなくて、寝起きだったのですごく眠かったんですけど」と自ら明かしつつも「アイドルだっていろいろあるんだよ!」と言い放った。

「本当の天然ならゴシップをPRに利用したりなんかしないで、別の言いたいことを叫んだはず」とライター。

「文春」に報じられたのは6月11日の夜、イケメンで無職の20代ファン男性と同じ部屋に入り、翌朝の記者の直撃には無言で立ち去ったというもの。このゴシップで彼女の名前が知られ、彼女より上位だったメンバーより話題になったのは確かだ。

 同記事の見出しでも、中井は「ポスト指原」と書かれており、かつてファンとの恋愛発覚から注目を浴びてバラエティタレントとして成功した指原莉乃の路線を狙っているという見方ができる。

「さっしーと同じ太田プロ所属ですし、さっしーがリリー・フランキーとやっていたフジテレビの番組『真夜中』の後継番組『白昼夢』に抜擢されていて、事務所サイドもポスト指原として売り出そうとしているのは間違いない」と前出ライター。

「ただ、こういう仕掛けが露骨になればなるほど、興醒めするファンも出てきて、長期的に見るとグループにとってはマイナスかもしれないですよ。アイドルファンが優しいのをいいことに、タレント側が平然と炎上商法に頼っていますが、どんなにヒンシュクを買っても話題になったもん勝ちという風潮に嫌気が差して、ファンをやめた人もたくさんいます」(同)

 前田敦子、大島優子、指原莉乃に続くAKBスターの育成は、太田プロにとって急務。昨年11月に獲得した中井の注目度をなんとしても上げたいのは理解できるが、過度な炎上商法で本人に無理がかからないことを祈りたい。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER)

【AKB選抜総選挙】指原&まゆゆの中華砲を継承⁉ 「速報1位」NGT48荻野由佳が中国人に指示されるワケ

 

 6月16日にナゴヤドームで開票される『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』。10回目となる今回は、JKT48・BNK48・TPE48といった海外グループにも立候補権を付与。上位16名が「世界選抜メンバー」に抜擢される。先月30日に発表された速報では、昨年に続き、NGT48の荻野由佳(19)が暫定1位。5万9,531票を獲得し、AKBグループの新女王候補に王手をかけた。

 彼女を後押ししているのは国内のファンだけではない。

 日本ではまだまだ知名度が低いものの、荻野は中国ではレモンちゃん(大檸檬)という愛称で親しまれており、その人気はAKBグループの中でもトップクラスといっていい。

 中間発表の数日前には、中国のファンたちがネット上で、投票のための資金提供を呼びかけるなど、直前まで彼女の応援が続いていた。

 AKBグループの総選挙では、その結果を大きく左右するのが、いわゆる“中華砲”と呼ばれる中国人富裕層による爆投票だ。これまでの総選挙でも、HKT48指原莉乃やAKB48(当時)渡辺麻友が数万もの中華砲の援護射撃を受け、首位争いを繰り広げてきた。

 しかし、渡辺はすでにグループを卒業し、昨年3連覇を果たした指原は、今年は不出馬。そのため、荻野がこれまで両名に注がれてきた中華砲の恩恵にあずかっていることは間違いなさそうだ。

 今回の“荻野速報1位”のニュースは国営メディア「人民網」などでも報じられ、荻野の中国人気の高さがうかがえる。

 中国版Twitter「微博」の荻野ファン専用アカウント「荻野由佳小劇団」では、今回の中間速報について、多くの中国人ファンが、「やった! 本当におめでとう!」「レモンちゃん強すぎ!」「これで安心して寝られるよ…」「2週間後にはさらなる感動が待っているはずだ」「彼女はホリプロ最後の希望」などといったコメントが寄せられている。

 中華砲の行方については、指原と同じHKT48の宮脇咲良に流れるのでは、という予想もささやかれているが、丸顔で色白の荻野は多くの中国人男性が好みとする典型的ルックスで、その点では宮脇よりも分があるとみられる。果たしてこのまま逃げ切って、センターの座を獲得することはできるのだろうか?

(文=青山大樹)