ウエストランド、M-1優勝後も“応援されづらい”事情と、それも追い風になる理由

 『M-1グランプリ2022』の優勝はウエストランドで幕を閉じました。M-1優勝者は人気者への階段を確実に登れるはずなのですが……。M-1グランプリの公式チャンネルの漫才動画では、圧倒的にさや香が上回っています。昨年のM-1グランプリの注目ポイントは、さや香の1本目のネタ、そしてヨネダ2000もウエストランドの漫才と同じぐらいの再生数になっています。これはなぜか?

 もともと、…

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「THE SECOND」は本当に地獄を味わってきたベテラン芸人にチャンスはあるのか?

 現在、日本にはお笑い芸人が競い合う大きな賞レースがいくつかある。

 日本一の若手漫才師を決める「M-1グランプリ」。コント日本一を決める大会「キングオブコント」。女性芸人のナンバーワンを決める「女芸人№1決定戦 THE W」。一人芸で誰が一番面白いのかを決める「R-1グランプリ」。

 そして2023年、新たな賞レースが産声を上げる。それはフジテレビが開催する、実…

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テレ東『幻の優勝ネタ祭り』でも証明されたM-1ファイナリストになることの反響

 1月1日にテレビ東京で放送された『ファイナリスト芸人が夢の競演!幻の優勝ネタ祭り』が非常に興味深かった。現在のお笑い賞レースの現状を表しているようにも感じました。

 この番組はケンドーコバヤシ、チョコレートプラネットの3人がMCとなり、各賞レースのファイナリストをピックアップしていく。まず『M-1グランプリ2022』からの出演がダイヤモンド、オズワルド、男性ブランコ、カベポス…

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『Number』『笑い神』お笑い本が出版ラッシュ、強まる「笑いは語るもの」傾向

 10月に『キングオブコント』、12月には『THE W』『M-1グランプリ』の決勝がおこなわれるなど、秋から冬はお笑いの賞レースの本格的なシーズンといえる(『R-1グランプリ』も3月の決勝に向けて冬に予選が始まる)。その盛りあがりに乗ずるように、2022年下半期はお笑い関連の注目書籍が続々と出版された。

『笑い神』『東京芸人水脈史』はお笑いの資料とし…

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ウエストランドの漫才は結局「誰を傷づつけた」のか?

 12月18日に行われた「M-1グランプリ2022」。エントリー総数7261組の中で見事大会を制し、頂点に立ったのは「ウエストランド」だった。

 大会を見る限り、お二人の実力や経験値、そして当日のネタの順番や笑いの量を踏まえてとても妥当な結果だとは思うが、世間的にはどうやら意外な優勝だったようだ。

 それもそのはず、ウエストランドさんの笑いは別名「悪口漫才」「毒舌…

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『M-1』というフィールドで、ウエストランドの“悪口”漫才に私たちが笑ったものは

 今年も大きな注目を集めた『M-1グランプリ2022』(テレビ朝日系)は、結成14年のコンビ・ウエストランドが制する結果となった。昨年の決勝戦放送後、私は「『M-1』は視聴者に、芸人について「語る」ための異様に快適な環境をお膳立てしてくれる」と書いたのだが、今回…

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ウエストランドもネタでバカにした「お笑い批評」は不必要なのか

 先日とあるツイートを見つけた。

「お笑いを分析するのはもういい。ただ楽しむだけでいいじゃん」

 このツイートが示す通り、昨今「M-1グランプリ」や「キングオブコント」など、お笑いの賞レースで披露されたネタに対して、独自の考えや分析をネット上で発表する人が増えている。それは僕たちのように仕事としてコラムやレビューを書く人間だけではなく、趣味の一環として分析し、レビ…

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「M-1グランプリ」山田邦子のやまだかつてないザ・テレビ演芸採点

 
 今週のホットなニュース・トピックをピックアップして、時事漫才をお送りします。

 今年の「M-1グランプリ」優勝はウエストランド。毒舌漫才に賛否あるようですが、あらためて、今年の大会を振り返ってみました。続きを読む

山田邦子の批判受ける「おもしろいです」批評の理由とM-1全ネタレビュー

 お笑い界の一大イベント!日本で最も有名な賞レース!それこそがその年の日本一の若手漫才師を決める大会「M-1グランプリ」だ。

 今大会には大きく取り上げられたニュースがあった。それは審査員の顔ぶれが変わったこと。しかも辞退したのがこれまで審査で話題を提供し続けた「上沼恵美子」さんと、審査員をすることでこの大会の価値を支えていた「オール巨人」師匠だった。以前から「審査員を辞めたい…

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『M-1』は当日だけが戦いではない… 敗者復活戦が人気投票になるのは“悪”なのか

 お笑い大好きプロデューサー・たかはし(TP)が見た、芸人たちの“実像”をつづる。今回は『M-1グランプリ2022』敗者復活戦のお話をお届け。

『M-1グランプリ2022』の決勝戦が12月18日に行われ、ウエストランドが7261組の頂点に立った。このご時世に逆行するかのような「悪口漫才」に、審査員7人中6人が票を投じたことは、お笑い界全体からの「決意表明」のような気がして胸が熱…

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