柏レイソルまさかのJ2降格! 原因は監督の“指導経験不足”と“謎人事”!?

 サッカーJ1リーグ戦が終了し、J2に降格する2チームが決定した。

 開幕前にサッカー関係者に取材したところ、「今季は降格チームを予測するのは難しい」という声ばかりだった。そんな中でも真っ先に名前が挙がっていたV・ファーレン長崎(参照記事)は、やはり降格が決定した。

 そして、もうひとつは、誰もが予想しない結末となった。なんと昨シーズン4位、今季はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場していた柏レイソルがJ2降格することになったのだ。

 開幕前に柏降格を予想した関係者は皆無に等しい。にもかかわらず、なぜ柏は降格することになったのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「2012年のガンバ大阪、14年のセレッソ大阪がACLとリーグ戦の並行した戦いに苦戦し、柏と同様にJ2降格しました。この4チームに共通しているのは、監督のトップレベルでの指導経験不足です。柏の下平隆宏監督は、ユースから経験を積み、16年から柏の監督として、チームを強くはしました。ただし、ACLのような過密スケジュールをこなす、強豪クラブとしての監督経験は初となります。選手を補強するだけではなく、ACLや海外での経験豊富な参謀をスタッフ側にも雇うべきでした」

 今季の柏は、勝ち試合が引き分けに終わるなどスタートダッシュに失敗。3月から4月にかけてACLの試合が続くと、ACLでもリーグ戦でも連勝できずに連敗を喫する試合が続く。そして、ロシアW杯中断期間前に下平監督を解任し、加藤望ヘッドコーチを監督に内部昇格させた。

 だが、加藤監督は09年から別のチームでコーチを務めていたものの、トップレベルのチームで経験を積んでいたわけではない。また、柏のコーチに就任したのは今季からであり、求心力があるわけでもない。

 それを物語るように、柏は中断期間開けからの試合で4連敗を喫している。ぶっちぎりの降格圏内だった名古屋グランパスが連勝し始めたのと対照的である。

 さらに、解任した下平前監督を強化チームダイレクターに就任させるという、謎の人事もあった。これでは危機感も生まれない。

 この理由を、柏の瀧川龍一郎社長は「クラブになんらかの形で下平氏の知見は必要だと判断して残した」と説明した。その理屈は理解できるが、下平氏は来季から柏を離れて別のクラブの監督に就任するという報道も出ている。であるならば、解任時にチームから離脱させるべきだったし、他クラブに流出したアカデミー経験のある指導者を招へいする手だってあった。

 このすべてにおいて中途半端な人事が、そのまま戦績に表れた。名古屋との直接対決に敗れ、そのままの流れで入れ替わるようにJ2降格してしまったのだ。

 もちろん、柏には運がなかった部分もある。しかし、中断期間の処方箋の人事がベストだったとは思えない。そんな今後の柏はどうなるのか?

「柏の社長は日立製作所からの天下りで、2~6年任期で退任するサッカー経営者としてはド素人。柏の命運を握るのはゼネラルマネージャーですが、先日就任した布部陽功さんはトップの立場で結果を残してきたわけではないので、未知数です」(前出ライター)

 柏関係者も不安の色を見せている。

(文=TV Journal編集部)

清水エスパルスとヴィッセル神戸“Jリーグ史に残る大乱闘”の原因は?

 J1リーグ第33節の清水エスパルス×ヴィッセル神戸戦で、Jリーグ史に残る大乱闘が起こってしまった。

 90+15分、神戸のウェリントンが清水の石毛秀樹にラフプレーのチャージを見舞う。主審は当然イエローカードを掲出するが、このウェリントンの行為に怒った清水ベンチが飛び出し、さらにスタンドからもピッチに物が投げ込まれた。

 ウェリントンは投げ込まれた物を拾い、ピッチに乱入した清水ベンチに“物を投げられた”と詰め寄ると、互いに挑発と受け取ってしまい、押し合いになる。ウェリントンだけでなく、神戸のポドルスキも激高し、両選手とベンチが入り乱れる大乱闘となった。

 そして、対立を作った原因であるウェリントンに挑発行為で2枚目の警告が出されて退場となる。が、判定に不満を持ったウェリントンが再びエキサイトし、ウェリントンと主審の間に入った清水のGK六反勇治を投げ飛ばすという愚行に出てしまう。

 この乱闘騒動だが、どのような処罰が下されるのだろうか? サッカーライターに聞いた。

「試合後の処罰は、Jリーグ規律委員会が決めます。退場となったウェリントンには、退場した後の乱暴な行為により追加の処罰が科せられるのではないでしょうか。また、審判団の視界外で、清水ベンチをはたいたポドルスキと、サポーターがピッチに物を投げ込んだということで、試合主催の清水にも制裁があるかもしれません」

 さらにいえば、試合をコントロールできずに各方面から大きな批判を浴びた審判団もペナルティーを受けるだろう。おそらくJリーグのピッチから離れることになるはずだ。とはいえ、こういった試合になってしまった原因はなんなのだろうか? 多くのサッカーメディアが審判団を批判したが、清水のチョン・テセは「審判団もアンラッキーだった」と審判団だけの責任ではないとコメントしている。

「まず、日本サッカー協会審判委員会の審判団の選出がよくなかった。この試合を担当したのは、若手の審判団です。Jリーグの選手たちは、若手の主審をナメてかかる傾向にあります。この試合中にも白崎凌兵や藤田直之、ポドルスキが試合を荒れさせていました。試合後には、松原后が相手を挑発し、イニエスタが間に入っています。担当した審判団が、アディショナルタイムを取りすぎたのは大問題ですが、荒れさせたのは選手たちというのをサポーターは忘れてはいけません。審判団が、乱闘したわけではありませんから」(同)

 荒れ狂う両選手を尻目に、世界的スターであるイニエスタだけは冷静に周囲をなだめていた。このへんの対応も、レジェンドとJリーガーの違いなのかもしれない。
(文=TV Journal編集部)

フェルナンド・トーレスがJリーグ・鳥栖に加入決定! 「ようこそ田舎へ」「何もないぞ」と心配の声が殺到中

 元スペイン代表のストライカー、フェルナンド・トーレスが、サッカーJ1のサガン鳥栖に加入することが発表された。しかし、あまりの大型移籍に、地元からは困惑の声も上がっている。

 トーレス移籍決定の発表は唐突だった。今年5月、トーレスのサガン鳥栖加入が決定したとのニュースがJリーグ公式サイトのミスで公開されたものの、これが勇み足。Jリーグの公式サイトにお詫びの声明が出された後は音沙汰がなくなり、7月初めには破談が報じられた。しかしサガン鳥栖は10日、トーレスの加入を発表。加入に際し、チームは「誤報じゃないよ」「ほんトーレス」と書かれたタオルも用意し、早ければ22日の仙台戦でのデビューも予定されている。フリーのスポーツライターが語る。

「W杯後のJリーグの目玉は、神戸に加入したイニエスタですが、トーレスは彼と比べても遜色のないビッグネームです。10代の頃から年代別代表選手として頭角を現したトーレスは“神の子”というあだ名を持ち、期待通りのストライカーに成長。強豪国スペインの代表として100試合以上に出場し、FIFAの世界最優秀選手に何度もノミネートされています。ルックスも良いうえ、年齢もまだ34歳ですし、昨年のリーグ戦もほぼ出場していますので、活躍を期待して良いと思います」

 入団会見では、「鳥栖は僕に興味を持ってくれた最初のクラブだった」「とにかく鳥栖を助けるとために何でもやろうと思う」と、鳥栖を選んだ理由を語ったトーレス。しかし、鳥栖には“問題”があるという。Jリーグ開幕以来のJリーグファンで、全国のスタジアムを回るのが趣味だという40代の男性が語る。

「鳥栖は、現在J1に所属するチームの中でも、街の活気はワーストクラスです。比べるとすれば、磐田か鹿島ぐらいでしょうか。鳥栖のホームのスタジアムは、JR鳥栖駅のほぼ真ん前にあり、アクセスの良さはJ1でも随一ですが、鳥栖駅は木造の平屋ですし、駅周辺も活気がありません」

 ネットにも、「ようこそ田舎へ」「ほんっとに何もないぞ」といった声が寄せられた大物の鳥栖移籍。トーレスの鳥栖での推定年俸は8億円ともいわれているが、マドリードで育ち、リバプール、チェルシー、ミランで過ごした彼は、九州の田舎町で暮らすことができるのか? 福岡県出身の週刊誌記者はこう語る。

「鳥栖は佐賀県ですが、博多から鳥栖は快速で30分弱ですし、車でも同じぐらい。新幹線を使えば新鳥栖駅まで10分ちょいです。鳥栖は交通の要衝で、交通の便はとても良いですが、街が小さすぎて、世界的ビッグネームが住んだらプライバシーはないに等しいでしょう。そう考えると、博多近辺に住んで鳥栖に通うというのが現実的ではないでしょうか?」

 鳥栖は現在J1で17位。J1残留のためには、トーレスにも相応の住環境を提供する必要がありそうだ。

鹿島アントラーズ・柳沢敦コーチ、処分の原因は「不倫」より重罪の「情報漏洩」だった!?

 遠征先ホテルに不倫相手と見られる女性を招き入れたことが「規律違反」となり、サッカーJリーグの鹿島アントラーズ・柳沢敦コーチが辞任したが、業界内では「不倫」よりも「情報漏洩」の疑惑がささやかれている。

「この規律違反というのは、不倫で処分されたわけではないからね。問題なのは、試合前日にチームに無断で部外者と会っていたこと」とJリーグ関係者。

「toto(サッカーくじ)上の約束があって、各チームは八百長を防ぐため、選手には基本、前日に現地入りの宿泊をさせて、外部との連絡を制限している。2年くらい前、ジュビロ磐田の藤田義明選手に不倫報道があったとき、相手女性に安い口止め料を提示した話を暴露されて笑いものになっていたけど、実際に内部で一番問題になっていたのはそこ。情報を外部に漏らしていなかったかと疑われていた」(同)

 柳沢氏の不倫を報じた「週刊女性」(主婦と生活社)によると、本人は本拠地の茨城を離れ、定期的に東京で女性サポーターと密会していたという。試合に敗れた5月20日の夜も、同じアパホテルに入って一泊。女性はファンの間でもよく知られた人物で、インスタグラムのフォロワーが1,300人もいるというカリスマサポーターだった。

 ただ、サッカー業界として問題になったのはこのときの密会ではなく、4月7日の湘南ベルマーレ戦の前日、登録選手や関係者が宿泊する神奈川県内のホテルで一夜を過ごしたことだったという。

 記事は、詳細がキャッチされた5月の密会が主体だったが、「大問題だったのは、サラッと追記されていた、もうひとつの密会」と関係者。

 柳沢氏は記事の中で、記者の質問に「たまたまちょっと彼女がファンで知り合って」としながら、問題の4月密会について「少しお会いしたのは……事実です」と認めた後、「鹿島が大好きな方なのでサッカーの話をした」と回答した。

「本人はおそらく、密会は認めても、男女の関係を言い逃れしたかったんだろうけど、サッカーの話をしたという弁解こそが致命的だった。これは情報漏洩をしたと認めているようなもので、八百長疑惑を自分で告白したようなものでしょ。週刊誌の記者が無知だから不倫報道にしかなってないけど、本当は不正疑惑ですよ。サッカーを知っている人間なら八百長問題として見る話だからね」(前出関係者)

 週刊女性は「深夜にホテルでサッカー談議とはなかなか苦しい“レッドカード級”な言い訳」と伝えているが、これは関係者から見れば「言い訳」ではなく、「供述」なのである。

 記事では、この女性が5月中旬、柳沢氏と同じ鹿島の選手、金森健志とも関係していた“二股疑惑”が伝えられていたが、「これも同じチームの選手2人と同時期に関係していたなんて、それこそ情報を聞き出すための女性工作員にしか見えないもの」と関係者。

 柳沢氏がいったい、どんなサッカー話を女性に漏らしたのかはわかっていないため、情報漏洩と言い切れるものではないが、万一にもなんらかの情報が外部に渡って、試合やサッカーくじに影響を与えていたら、不倫どころではない大問題だろう。

 2014年に引退した柳沢氏は、02年日韓ワールドカップなどで活躍した元日本代表で、妻はモデルの小畑由香里だが、思い出されるのは結婚前に交際していたモデルの梨花と、外出禁止のルールを破って合宿先から抜け出して密会していたことだ。「サッカーよりもオンナを優先」と散々叩かれた過去があったのだが、指導する立場になってもチームを危険にさらすリスクを犯してまで不倫していたのか。いずれにせよ、争点は不倫よりもチームの情報漏洩にあるのは間違いない。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

鹿島アントラーズ・柳沢敦コーチ、処分の原因は「不倫」より重罪の「情報漏洩」だった!?

 遠征先ホテルに不倫相手と見られる女性を招き入れたことが「規律違反」となり、サッカーJリーグの鹿島アントラーズ・柳沢敦コーチが辞任したが、業界内では「不倫」よりも「情報漏洩」の疑惑がささやかれている。

「この規律違反というのは、不倫で処分されたわけではないからね。問題なのは、試合前日にチームに無断で部外者と会っていたこと」とJリーグ関係者。

「toto(サッカーくじ)上の約束があって、各チームは八百長を防ぐため、選手には基本、前日に現地入りの宿泊をさせて、外部との連絡を制限している。2年くらい前、ジュビロ磐田の藤田義明選手に不倫報道があったとき、相手女性に安い口止め料を提示した話を暴露されて笑いものになっていたけど、実際に内部で一番問題になっていたのはそこ。情報を外部に漏らしていなかったかと疑われていた」(同)

 柳沢氏の不倫を報じた「週刊女性」(主婦と生活社)によると、本人は本拠地の茨城を離れ、定期的に東京で女性サポーターと密会していたという。試合に敗れた5月20日の夜も、同じアパホテルに入って一泊。女性はファンの間でもよく知られた人物で、インスタグラムのフォロワーが1,300人もいるというカリスマサポーターだった。

 ただ、サッカー業界として問題になったのはこのときの密会ではなく、4月7日の湘南ベルマーレ戦の前日、登録選手や関係者が宿泊する神奈川県内のホテルで一夜を過ごしたことだったという。

 記事は、詳細がキャッチされた5月の密会が主体だったが、「大問題だったのは、サラッと追記されていた、もうひとつの密会」と関係者。

 柳沢氏は記事の中で、記者の質問に「たまたまちょっと彼女がファンで知り合って」としながら、問題の4月密会について「少しお会いしたのは……事実です」と認めた後、「鹿島が大好きな方なのでサッカーの話をした」と回答した。

「本人はおそらく、密会は認めても、男女の関係を言い逃れしたかったんだろうけど、サッカーの話をしたという弁解こそが致命的だった。これは情報漏洩をしたと認めているようなもので、八百長疑惑を自分で告白したようなものでしょ。週刊誌の記者が無知だから不倫報道にしかなってないけど、本当は不正疑惑ですよ。サッカーを知っている人間なら八百長問題として見る話だからね」(前出関係者)

 週刊女性は「深夜にホテルでサッカー談議とはなかなか苦しい“レッドカード級”な言い訳」と伝えているが、これは関係者から見れば「言い訳」ではなく、「供述」なのである。

 記事では、この女性が5月中旬、柳沢氏と同じ鹿島の選手、金森健志とも関係していた“二股疑惑”が伝えられていたが、「これも同じチームの選手2人と同時期に関係していたなんて、それこそ情報を聞き出すための女性工作員にしか見えないもの」と関係者。

 柳沢氏がいったい、どんなサッカー話を女性に漏らしたのかはわかっていないため、情報漏洩と言い切れるものではないが、万一にもなんらかの情報が外部に渡って、試合やサッカーくじに影響を与えていたら、不倫どころではない大問題だろう。

 2014年に引退した柳沢氏は、02年日韓ワールドカップなどで活躍した元日本代表で、妻はモデルの小畑由香里だが、思い出されるのは結婚前に交際していたモデルの梨花と、外出禁止のルールを破って合宿先から抜け出して密会していたことだ。「サッカーよりもオンナを優先」と散々叩かれた過去があったのだが、指導する立場になってもチームを危険にさらすリスクを犯してまで不倫していたのか。いずれにせよ、争点は不倫よりもチームの情報漏洩にあるのは間違いない。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

柳沢敦氏だけじゃない!? プロサッカー選手たちの“ファン食い”事情

 元日本代表のストライカーで、現在はJリーグ・鹿島アントラーズのコーチを務めている柳沢敦氏(41)の不倫疑惑を、5日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じ、大きな関心を集めている。

 記事によれば、5月20日カシマスタジアムでのベガルタ仙台とのデーゲーム終了後、渋谷区道玄坂のダイニングバーで女性ファン・Aさんと食事し、付近のホテルに宿泊したという。

 さらに4月6日には、チームスタッフが湘南ベルマーレ戦に備えて宿泊していた神奈川県内のホテルでもAさんと密会していたというのだ。クラブは今月5日に処分を発表。「2018年4月6日、J1第6節湘南戦の前日、遠征先のホテルでチームに無断で第3者と会っていた。一部週刊誌報道を受けて本人へ事情聴取を行い、規律違反を認めたため」と説明し、期間未定の自宅謹慎処分とした。

 柳沢氏は2003年にモデルの小畑由香里と結婚。一男一女をもうけているが、驚くべきことに今回の“ゲス不倫相手”となった女性は、アントラーズの名物ファンだったのだ。

「サッカー選手は練習時間も短く、試合の数も限られているので、選手はヒマな時間がとても多いんです。そんなこともあってか、Jリーグの選手とファンが“大人の関係”になるのは、よくあることです。一番多いのは、練習場で女性ファンがプレゼントを渡す時に、こっそりと自分の携帯番号やLINEのIDをメモした紙をしのばせておくパターンですね。ちょっとカワイイ女の子がやると、特に若い半レギュラークラスの選手からは、けっこうな確率で電話や返信がきますよ。またモデル系のキレイな女性ファンがクラブ関係者から会食に呼ばれ、選手や監督、コーチを紹介してもらうパターンもありますね」(サッカー関係者)

 お笑い芸人や若手俳優にありがちな“ファンを食う”行為が、サッカー界でも頻繁に行われているのかもしれない。

「1人の女性ファンがいろんな選手と関係を持っているというのも、実にありがちです(苦笑)」(同)

 不倫には特に厳しい目線が向けられるご時世だけに、サッカー選手たちも理性を保ってもらいたいものだ。

イニエスタ“32億円移籍”実現濃厚も「神戸の選手ではプレーを感知できない」可能性が……

 サッカーのスペイン代表で同国1部リーグ、FCバルセロナから今季限りで退団することを発表したMFアンドレス・イニエスタが、J1ヴィッセル神戸入りする可能性が報じられている。

 報道によると、その契約内容はなんと3年契約で年俸2,500万ユーロ(約32億5,000万円)。バルセロナはインターネット通販大手で神戸を運営する楽天とスポンサー契約を結んでいるが、契約交渉には同社の三木谷浩史会長兼社長が関わったという。

 イニエスタといえば、バルセロナの中心選手として、欧州チャンピオンズリーグで4度の優勝のほか、リーグ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した現代サッカー界最高峰の名手。スペイン代表としても、2010年の南アフリカW杯決勝戦では、母国の初優勝を決める決勝ゴールを挙げた。そんなトップ中のトップ選手が果たして、サッカー辺境の地である日本へやって来るものだろうか?

「当初は、中国スーパーリーグ・重慶力帆への移籍がささやかれていました。これだけの年俸を出せるのは、欧州のメガクラブ以外では中国しかありませんからね。しかし、重慶力帆がイニエスタの移籍説を否定したことから、今回の神戸への移籍報道が浮上しました。イニエスタ側から三木谷さんへ売り込みがあったとの報道もあります。確かに楽天の資本力からすれば、三木谷さんの“ツルの一声”で32億円もの年俸を捻出することは容易でしょう。しかし、今季の神戸のチーム総年俸額は17億2,290万円。その倍近くの金額をイニエスタ1人にかけるのは、いくらなんでもバランスを失しているし、経営的にもペイできないですよ」(サッカーライター)

 ちなみに神戸の総年俸額は、J1の18クラブの中で1位の数字。2~4位の川崎フロンターレ、名古屋グランパス、鹿島アントラーズが11億円台であることを見ても突出している。これは、昨年獲得した元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキの年俸6億円が影響している。だが、今季の神戸のリーグ順位は10位(5月6日時点)と、中位に沈んでいる。この高額年俸の元ドイツ代表の加入が、成績に結びついていないのが実情だ。

「イニエスタが加入したとしても、“宝の持ち腐れ”になる可能性が大です。もちろん、彼の実力に疑いはありません。加齢による体力の衰えはあっても、依然としてパスやドリブルなど世界でも1、2を争う技術の持ち主です。しかし、同じバルサのリオネル・メッシのように、得点力に優れているわけではない。イニエスタの最大の持ち味は、超絶技巧で時間やスペースを作り出すことによってチームがボールを円滑に回し、ゲームを支配すること。ただ、それも一流選手ぞろいのバルサだからこそ生きる能力なんです。能力的にはるかに劣る神戸の選手では、イニエスタのパスやスペースメイキングを感知できない、という場面が頻発するでしょう。それにイニエスタ自身、これまでバルサ一筋で、能力の低い選手たちとのプレー経験がないため、加入したとしてもストレスをためるのでは。もっとも、あれだけの選手ですから、ポドルスキへのラストパスの供給源といった、限定的な効果は見込めるかもしれません。しかし、それだけのために32億円もかけるのは、合理的とは言えないでしょう」(同)

 楽天関係者のコメントとして、「獲得濃厚」との報道もあるが、だからといってイニエスタの神戸移籍が実現すると断ずるのは早計だ。移籍時期になると、関係者らが有利に交渉を進めるために不確定な話をメディアにリークするのは、この世界の常識。実際、神戸移籍説の一方で、オーストラリアへの移籍も取り沙汰されている。

 しかし、それでも日本のサッカーファンとしては、イニエスタのJ移籍に期待で胸が躍るに違いない。

イニエスタ“32億円移籍”実現濃厚も「神戸の選手ではプレーを感知できない」可能性が……

 サッカーのスペイン代表で同国1部リーグ、FCバルセロナから今季限りで退団することを発表したMFアンドレス・イニエスタが、J1ヴィッセル神戸入りする可能性が報じられている。

 報道によると、その契約内容はなんと3年契約で年俸2,500万ユーロ(約32億5,000万円)。バルセロナはインターネット通販大手で神戸を運営する楽天とスポンサー契約を結んでいるが、契約交渉には同社の三木谷浩史会長兼社長が関わったという。

 イニエスタといえば、バルセロナの中心選手として、欧州チャンピオンズリーグで4度の優勝のほか、リーグ優勝など数々のタイトル獲得に貢献した現代サッカー界最高峰の名手。スペイン代表としても、2010年の南アフリカW杯決勝戦では、母国の初優勝を決める決勝ゴールを挙げた。そんなトップ中のトップ選手が果たして、サッカー辺境の地である日本へやって来るものだろうか?

「当初は、中国スーパーリーグ・重慶力帆への移籍がささやかれていました。これだけの年俸を出せるのは、欧州のメガクラブ以外では中国しかありませんからね。しかし、重慶力帆がイニエスタの移籍説を否定したことから、今回の神戸への移籍報道が浮上しました。イニエスタ側から三木谷さんへ売り込みがあったとの報道もあります。確かに楽天の資本力からすれば、三木谷さんの“ツルの一声”で32億円もの年俸を捻出することは容易でしょう。しかし、今季の神戸のチーム総年俸額は17億2,290万円。その倍近くの金額をイニエスタ1人にかけるのは、いくらなんでもバランスを失しているし、経営的にもペイできないですよ」(サッカーライター)

 ちなみに神戸の総年俸額は、J1の18クラブの中で1位の数字。2~4位の川崎フロンターレ、名古屋グランパス、鹿島アントラーズが11億円台であることを見ても突出している。これは、昨年獲得した元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキの年俸6億円が影響している。だが、今季の神戸のリーグ順位は10位(5月6日時点)と、中位に沈んでいる。この高額年俸の元ドイツ代表の加入が、成績に結びついていないのが実情だ。

「イニエスタが加入したとしても、“宝の持ち腐れ”になる可能性が大です。もちろん、彼の実力に疑いはありません。加齢による体力の衰えはあっても、依然としてパスやドリブルなど世界でも1、2を争う技術の持ち主です。しかし、同じバルサのリオネル・メッシのように、得点力に優れているわけではない。イニエスタの最大の持ち味は、超絶技巧で時間やスペースを作り出すことによってチームがボールを円滑に回し、ゲームを支配すること。ただ、それも一流選手ぞろいのバルサだからこそ生きる能力なんです。能力的にはるかに劣る神戸の選手では、イニエスタのパスやスペースメイキングを感知できない、という場面が頻発するでしょう。それにイニエスタ自身、これまでバルサ一筋で、能力の低い選手たちとのプレー経験がないため、加入したとしてもストレスをためるのでは。もっとも、あれだけの選手ですから、ポドルスキへのラストパスの供給源といった、限定的な効果は見込めるかもしれません。しかし、それだけのために32億円もかけるのは、合理的とは言えないでしょう」(同)

 楽天関係者のコメントとして、「獲得濃厚」との報道もあるが、だからといってイニエスタの神戸移籍が実現すると断ずるのは早計だ。移籍時期になると、関係者らが有利に交渉を進めるために不確定な話をメディアにリークするのは、この世界の常識。実際、神戸移籍説の一方で、オーストラリアへの移籍も取り沙汰されている。

 しかし、それでも日本のサッカーファンとしては、イニエスタのJ移籍に期待で胸が躍るに違いない。

Jリーグ・サンフレッチェ広島「降格候補から一転、首位独走」強さの秘訣をトレーナーに訊いた

 サンフレッチェ広島が強い。

 J1・18チームの中で唯一、7勝1分けの無敗をキープし、2位には勝ち点7差をつけている(8節終了時)。しかも、第3節ではアウェイで鹿島アントラーズに1-0、第5節にもアウェイで川崎フロンターレに1-0とシーズン序盤から優勝候補に勝利しての戦績である。

 今季の広島は、とにかく走る。守備時の相手選手への寄せが一歩前に出る。そのプレッシングが相手を苦しめ、相手にやりたいことをやらせない。

 そんなチームを指揮する城福浩監督が目指す「人もボールも動くムーヴィングフットボール」に欠かせないのが、選手たちの走力。その走力をフィジカルコーチとして支える池田誠剛氏をミックスゾーンで直撃した。

──チームの調子、選手たちの体のキレが、ものすごくいいですよね?

池田誠剛氏(以下、池田) 選手たちがまとまってトレーニングしてくれているのが大きいと思います。すごく雰囲気がいいんですよね。チームだと、どうしても2人か3人は、そっぽを向いてしまう選手が出てきてしまう。でも、今の広島には、そういった選手がいません。

──どのようなトレーニングをしているのでしょうか?

池田 選手たちは、あまり経験したことがないような厳しい練習をしています。とにかく走っています。でも、ただ走らせればいいわけではないんです。下肢のトレーニングをしっかりしていないと、ケガをしてしまう。その下肢トレーニングは夏嶋隆先生(メディカルトレーナー)と議論したもの(記事参照)や、私の今までの経験などを選手に伝えています。

──速筋繊維での乳酸のコントロールやコーディネーション能力を高めるトレーニングなどを取り入れられているわけですね。それにしても、ここまで成果が出るとは驚きです。パトリック選手や青山敏弘選手など、今までで一番走れているようにすら映ります。

池田 皆、本当に頑張っています。その中で、勝てたというのが大きいですよね。体が変化してきたのを感じてきた中で、勝利という結果がついてくる。選手たちがトレーニングで感じた負荷以上のものが、結果としてついてきています。監督の狙い通りではないでしょうか。そして、何度も言いますが、選手の頑張りが大きいです。

 * * *

 池田氏は自身の功績は口にせず、「選手たちの頑張り」と繰り返した。

 Jリーグは、これから高温多湿の苦しい時期に突入する。運動量が武器のチームにとって、日本の夏は天敵ともいえる。けが人も出てしまうかもしれない。それでも今の広島ならば、控えの選手がチームを支えそうな予感がする。それくらい、とにかくチーム状態が良いようだった。
(文=@hayato_fbrj)

Jリーグ・浦和レッズ13年ぶり「開幕4戦未勝利」屈辱の裏に“監督vs選手”の確執が……

 サッカーJ1リーグ・浦和レッズが、13年ぶりに開幕から4戦未勝利という不振にあえいでいる。Jリーグナンバーワンの年間予算を持ち、観客動員数は世界でもトップクラスを誇るにもかかわらず、である。

 しかし、この展開は予想できていた。さすがに開幕前の降格候補に名前が挙がることはなかったが(参照記事1)、昨季、「浦和というビッグクラブの監督が堀監督で良いのか?」とサッカーライターたちは指摘していた(参照記事2)。

 とはいえ、浦和がここまで低調なパフォーマンスで、なおかつ結果もついてこない事態に陥ると思っていた人は、まずいないだろう。いったい浦和に何が起きているのか? 幾人かのライターに取材すると、「元日本代表選手らも『このままだと浦和はヤバイ』と言っています」と教えてくれる。

 昨季、浦和はシーズン半ばから守備が崩壊し、勝利から見放されることに。そこでコーチから昇格したのが堀孝史監督だ。そして、守備を立て直し、アジアチャンピオンズリーグ優勝という結果を残した。

「この時は、チーム自体が守備を改善しようという共通認識を持っており、結束して割り切ったカウンタースタイルを採用し、結果を残した。長丁場のリーグ戦とは違うトーナメント戦というレギュレーションもあったでしょう。ですが、近年の浦和は攻撃的なスタイルでリーグ戦の優勝争いに食い込み、そういったサッカーに合う選手を集めてもいた。その選手たちに合うサッカーを堀監督ができるのかというのが今季のポイントだったのですが、現時点ではできていない」(サッカーライター)

 サッカーは目まぐるしく攻守が変わるため、どちらのバランスも大事なのだが、相手にボールを持たせるのか、自分たちがボールを持つのかで戦術は変わってくる。ACLでは相手にボールを持たせて結果を得たが、今季のリーグでは今までと同様に自分たちがアクションを起こそうという意図も見える。そのバランスがチグハグなため、チームはもちろん、選手個々のパフォーマンスも低調になり、サポーターの目には選手のやる気がないように映る。4戦未勝利という屈辱を喫してしまった横浜Fマリノス戦後、堀監督の愛弟子である山田直輝が「サッカーどうこうというより、気持ちの部分や考え方で、もっと変えなければいけないところがある」と、ピッチでの不協和音を匂わせたのが最たる例だろう。

「現在、日本代表戦があるため、リーグ戦は一時中断していますが、このタイミングで堀監督は決断しないといけない。ドラスティックに自分の考えるサッカーをできる選手をスターティングメンバーとして送り出すのか、主力の選手たちの能力に自分が合わせるのか。選手たちの試合後のコメントを聞いても、監督が選手に遠慮しているように感じます」(同)

 先日、浦和の淵田敬三社長は堀監督の続投という決断を下した。ならば、どう戦うか。次に決断しなければいけないのは堀監督である。
(文=TV Journal編集部)