脚本がヤバすぎたフジ『FINAL CUT』、隠しキャラ・山崎育三郎は“関テレの罪滅ぼし”か

 主演のKAT-TUN・亀梨和也は、劇中のパルクールで骨折したり、高頻度で涙を流したり、栗山千明とハムハムキスをかましたりとガンバルマンぶりを見せているものの、ツッコミどころ満載の脚本が致命傷といえる『FINAL CUT』(フジテレビ系)。約2時間にわたり放送された最終回(13日放送)の平均視聴率は、自己最高の7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。期間平均は6.9%と明らかに大コケながら、なんと放送中のフジの連ドラの中ではトップというから驚きです。

 さて、最終回では、いよいよ亀梨演じる慶介が追い続けてきた12年前の女児殺害事件の真犯人が明らかに! まさか、最初から「あいつが犯人だ!」と言い続けてきた“祥太”が犯人ってことはないですよね……? 約2時間ありますから、きっとアッと驚く大どんでん返しを見せてくれるでことしょう! あらすじを追っていきます。

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http://www.cyzo.com/tag/FINAL-CUT

■目がギョロギョロした俳優ばかりで、亀梨の顔が薄ーく見えるよ

 前回、愛しの慶介を自宅に呼びだし、いきなり自らの腹部を包丁で一刺しした祥太の妹・若葉(橋本環奈)。犯人と疑われた慶介は、警察の取り調べでなぜか黙秘を続けます。

 そんな中、慶介の協力者・大地(Hey! Say! JUMP・高木雄也)が祥太の妹・雪子(栗山)の元へ。自宅のパソコンのログから、若葉が思わぬ行動に出たのは、シアトルに雲隠れしている祥太からの指示であることが発覚。さらに、大地がかつて雪子の父の腕時計に仕掛けた盗撮カメラが、偶然にも腹を刺す瞬間の若葉に向いていたため、晴れて慶介の無実が証明されます。

 その後、入院していた若葉が家族に迎えられて帰宅。テレビでワイドショー『ザ・プレミアワイド』をつけると、12年前の事件の容疑者として慶介が逮捕されたというニュースが放送されています。祥太の無実に安堵した若葉は、早速「お兄ちゃんに会いたい」とコンタクトを取ります。

 数日後、日本の空港に“ミュージカル界のプリンス”こと俳優の山崎育三郎演じる祥太が登場。これまで失踪中ということで演者が伏せられてきましたが、満を持しての登場です。しかし、空港には逮捕されたはずの慶介が待ち構えていました。大地が雪子の家のテレビに仕掛けを施し、嘘の内容の『ザ・プレミアワイド』を放送。一家はこれを鵜呑みにしたようです。ネットニュースとか、一切見ない家族なんでしょうか……。それより祥太はなぜ、慶介が容疑者になったくらいであっさり帰ってきたのでしょう……。もう、ただの“バカ一家”にしか見えません。

 この後、なんだかんだあって、祥太が『ザ・プレミアワイド』に出演することに。祥太いわく、「僕にやましいことはありません。取材受けます」とのこと。警察は何も掴んでいない上に、再捜査も打ち切られてるのに……。もう、全く行動の意味がわかりません……。

 ついに、『ザ・プレミアワイド』のカメラの前で、慶介と祥太の直接対決が実現。祥太がこれまで集めた切り札を次々と出すも、どれも決定打に欠けるため、祥太は「僕はやってません」「君、大丈夫? こんなふうに僕を犯人と決めつけて」と余裕しゃくしゃく。しかし、慶介との口論がヒートアップする中、死体遺棄現場に落ちていたハンカチが「外に」あったとポロリ。ハンカチが外に落ちていたことは公表されていないため、慶介が「犯人しか知りえない事実の自白」だと指摘。結局、ロリコンのサイコパス野郎と発覚した祥太は泣き出し、警察に連れていかれてしまいました。

 うーわ! 犯人は、なんのひねりもなく祥太だったー! しかも、最後の決め手がハンカチに関するこの程度の供述って、弱い、弱すぎる!!

■なんだ、このラスト……

 祥太に勝利した慶介ですが、間髪入れずに怒りの矛先はカリスマキャスター・百々瀬へ。12年前の報道を謝罪しろとプンプンです。しかし、「我々の仕事は、世間の人々の知りたい・面白いに答える。それが全て!」と悪びれない百々瀬。これに、慶介は「何を大声で騒いで、何を黙るか、自分たちが決められる。そういう特別な力があると思ってる」とテレビマン批判を展開。さらに、「もうみんな、一方的にただ受け取る時代じゃない。情報は手に入る!」「面白いことは、自分自身で見つける!」と、ネットに押され気味のテレビ界に警鐘を鳴らしまくりです。

 その後、慶介の説教に感化されたのか、百々瀬は生放送中に突然、12年前の報道を謝罪。この行動を局が問題視し、『ザ・プレミアワイド』のスタッフは解散。百々瀬も番組を降板してしまいます。

 終盤は、雪子と慶介が別れたり、再会したりして、全話が終了です。

■山崎をキャスティングの謎

 初回から、とにかく無駄な行動が多すぎた主人公ですが、今回は慶介がテレビ界に異論を唱えるシーンがストレートでよかった! 同作は要素を詰め込み過ぎて収集が付かなくなり、この辺のテーマが完全にボヤけていましたが、「あ、これが言いたかったんだ」と最後の最後で気づかされました。さすが、4月の改編のキャッチコピーに「変わる、フジ 変える、テレビ」を掲げるフジ! 戒めてますねえ。

 とはいえ、主人公を含め、主要な登場人物のキャラは最後までブレブレ。最終回は、祥太の帰国とテレビ出演が意味不明すぎて、テレビの前で「アハハハ」と笑うしかありませんでした。

 また、山崎の登場シーンでは、同じ関テレ制作の同局バラエティ番組『世界の村のどエライさん』の大コケに伴う“罪滅ぼし”的なキャスティングではないかと勘繰ってしまいました。山崎が司会を務める同番組といえば、1月のスタート前からやたらと山崎の名前を全面に出し、「山崎の初司会番組!」などと煽って宣伝。しかし、初回から大コケし、先月12日の放送ではプライム帯としては記録的な2.1%を叩き出しましたからね……。

 というわけで、主要な出演者の演技はそれなりに見応えがあったものの、脚本が最後まで駄作すぎた『FINAL CUT』。脚本家の株が暴落していないことを祈るばかりです、ナムナム。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

脚本がヤバすぎたフジ『FINAL CUT』、隠しキャラ・山崎育三郎は“関テレの罪滅ぼし”か

 主演のKAT-TUN・亀梨和也は、劇中のパルクールで骨折したり、高頻度で涙を流したり、栗山千明とハムハムキスをかましたりとガンバルマンぶりを見せているものの、ツッコミどころ満載の脚本が致命傷といえる『FINAL CUT』(フジテレビ系)。約2時間にわたり放送された最終回(13日放送)の平均視聴率は、自己最高の7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。期間平均は6.9%と明らかに大コケながら、なんと放送中のフジの連ドラの中ではトップというから驚きです。

 さて、最終回では、いよいよ亀梨演じる慶介が追い続けてきた12年前の女児殺害事件の真犯人が明らかに! まさか、最初から「あいつが犯人だ!」と言い続けてきた“祥太”が犯人ってことはないですよね……? 約2時間ありますから、きっとアッと驚く大どんでん返しを見せてくれるでことしょう! あらすじを追っていきます。

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■目がギョロギョロした俳優ばかりで、亀梨の顔が薄ーく見えるよ

 前回、愛しの慶介を自宅に呼びだし、いきなり自らの腹部を包丁で一刺しした祥太の妹・若葉(橋本環奈)。犯人と疑われた慶介は、警察の取り調べでなぜか黙秘を続けます。

 そんな中、慶介の協力者・大地(Hey! Say! JUMP・高木雄也)が祥太の妹・雪子(栗山)の元へ。自宅のパソコンのログから、若葉が思わぬ行動に出たのは、シアトルに雲隠れしている祥太からの指示であることが発覚。さらに、大地がかつて雪子の父の腕時計に仕掛けた盗撮カメラが、偶然にも腹を刺す瞬間の若葉に向いていたため、晴れて慶介の無実が証明されます。

 その後、入院していた若葉が家族に迎えられて帰宅。テレビでワイドショー『ザ・プレミアワイド』をつけると、12年前の事件の容疑者として慶介が逮捕されたというニュースが放送されています。祥太の無実に安堵した若葉は、早速「お兄ちゃんに会いたい」とコンタクトを取ります。

 数日後、日本の空港に“ミュージカル界のプリンス”こと俳優の山崎育三郎演じる祥太が登場。これまで失踪中ということで演者が伏せられてきましたが、満を持しての登場です。しかし、空港には逮捕されたはずの慶介が待ち構えていました。大地が雪子の家のテレビに仕掛けを施し、嘘の内容の『ザ・プレミアワイド』を放送。一家はこれを鵜呑みにしたようです。ネットニュースとか、一切見ない家族なんでしょうか……。それより祥太はなぜ、慶介が容疑者になったくらいであっさり帰ってきたのでしょう……。もう、ただの“バカ一家”にしか見えません。

 この後、なんだかんだあって、祥太が『ザ・プレミアワイド』に出演することに。祥太いわく、「僕にやましいことはありません。取材受けます」とのこと。警察は何も掴んでいない上に、再捜査も打ち切られてるのに……。もう、全く行動の意味がわかりません……。

 ついに、『ザ・プレミアワイド』のカメラの前で、慶介と祥太の直接対決が実現。祥太がこれまで集めた切り札を次々と出すも、どれも決定打に欠けるため、祥太は「僕はやってません」「君、大丈夫? こんなふうに僕を犯人と決めつけて」と余裕しゃくしゃく。しかし、慶介との口論がヒートアップする中、死体遺棄現場に落ちていたハンカチが「外に」あったとポロリ。ハンカチが外に落ちていたことは公表されていないため、慶介が「犯人しか知りえない事実の自白」だと指摘。結局、ロリコンのサイコパス野郎と発覚した祥太は泣き出し、警察に連れていかれてしまいました。

 うーわ! 犯人は、なんのひねりもなく祥太だったー! しかも、最後の決め手がハンカチに関するこの程度の供述って、弱い、弱すぎる!!

■なんだ、このラスト……

 祥太に勝利した慶介ですが、間髪入れずに怒りの矛先はカリスマキャスター・百々瀬へ。12年前の報道を謝罪しろとプンプンです。しかし、「我々の仕事は、世間の人々の知りたい・面白いに答える。それが全て!」と悪びれない百々瀬。これに、慶介は「何を大声で騒いで、何を黙るか、自分たちが決められる。そういう特別な力があると思ってる」とテレビマン批判を展開。さらに、「もうみんな、一方的にただ受け取る時代じゃない。情報は手に入る!」「面白いことは、自分自身で見つける!」と、ネットに押され気味のテレビ界に警鐘を鳴らしまくりです。

 その後、慶介の説教に感化されたのか、百々瀬は生放送中に突然、12年前の報道を謝罪。この行動を局が問題視し、『ザ・プレミアワイド』のスタッフは解散。百々瀬も番組を降板してしまいます。

 終盤は、雪子と慶介が別れたり、再会したりして、全話が終了です。

■山崎をキャスティングの謎

 初回から、とにかく無駄な行動が多すぎた主人公ですが、今回は慶介がテレビ界に異論を唱えるシーンがストレートでよかった! 同作は要素を詰め込み過ぎて収集が付かなくなり、この辺のテーマが完全にボヤけていましたが、「あ、これが言いたかったんだ」と最後の最後で気づかされました。さすが、4月の改編のキャッチコピーに「変わる、フジ 変える、テレビ」を掲げるフジ! 戒めてますねえ。

 とはいえ、主人公を含め、主要な登場人物のキャラは最後までブレブレ。最終回は、祥太の帰国とテレビ出演が意味不明すぎて、テレビの前で「アハハハ」と笑うしかありませんでした。

 また、山崎の登場シーンでは、同じ関テレ制作の同局バラエティ番組『世界の村のどエライさん』の大コケに伴う“罪滅ぼし”的なキャスティングではないかと勘繰ってしまいました。山崎が司会を務める同番組といえば、1月のスタート前からやたらと山崎の名前を全面に出し、「山崎の初司会番組!」などと煽って宣伝。しかし、初回から大コケし、先月12日の放送ではプライム帯としては記録的な2.1%を叩き出しましたからね……。

 というわけで、主要な出演者の演技はそれなりに見応えがあったものの、脚本が最後まで駄作すぎた『FINAL CUT』。脚本家の株が暴落していないことを祈るばかりです、ナムナム。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

ヒロミの息子に幸福の科学が過ぎるフジ『FINAL CUT』、亀梨和也の“かまってちゃんぶり”にジワ……

 脚本にツッコミどころ満載のKAT-TUN・亀梨和也主演復讐劇『FINAL CUT』(フジテレビ系)も、次回がいよいよ最終回。6日放送の第8話の平均視聴率は、前回よりも0.2ポイントアップの7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 同作には、ワイドショー番組のスタッフ役で、ヒロミと松本伊代の息子で俳優の小園凌央がレギュラー出演していますが、登場するたびに幸福の科学総裁・大川隆法の長男で俳優の大川宏洋が頭を過ぎるのは私だけでしょうか……。

 年明けに教団を追放退職となったとウワサされる宏洋ですが(関連記事 http://www.cyzo.com/2018/01/post_149105_entry_3.html)、同じ二世タレントとして小園共々頑張ってほしいですね! 顔、似てるし。

 というわけで、第8話のあらすじを振り返ります。

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■ハムハムからの、ベッドシーン!

 慶介(亀梨)と、12年前の事件の容疑者・祥太の妹である雪子(栗山千明)の唐突な“ハムハムキス”に度肝を抜かれた前回ですが、今回は2人のベッドシーン(事後)からスタート。慶介にゾッコンな若葉(橋本環奈)は、朝帰りした姉・雪子にムギギ……と対抗心を露わにします。

 そんな美人姉妹からモテモテの慶介ですが、ワイドショー番組『ザ・プレミアワイド』のカリスマキャスター・百々瀬(藤木直人)から電話で呼び出され、テレビ局へ。これまで慶介に散々脅されてきたスタッフたちですが、会議室の机に赤いテーブルクロスを敷き、シャンパンとオードブルで慶介をおもてなし。そして、慶介の母が犯人と疑われた女児殺害事件の真犯人を「一緒に探そう」「番組を利用してほしい」と慶介に取材協力を仰ぎます。

 しかし、慶介は「騙されるかよ」「俺は俺で真犯人を追う」と一蹴。これに怒った百々瀬は、「撮るんだ。奴(慶介)のファイナル・カットを!」とメラメラです。

 その後、祥太の父・達夫(升毅)が12年前、祥太が映っていた防犯カメラの映像データをトイレに流していたことが発覚。慶介と高田は、殺された志穂ちゃんの母親・幸子(高橋かおり)の自宅を訪れ、これを報告。さらに慶介は、仏壇に飾ってあった志穂ちゃんの折り紙に描かれた男性の絵と、添えられた「しょうた」いう手書き文字を発見します。

 祥太の疑惑を動画にまとめた慶介は、雪子を呼び出し、いつものようにURLを渡して脅迫。「家族で見て、よーく理解してほしい。もう逃げられないよって」と忠告すると、雪子は「あなたにこんなことまでさせて、ごめんなさい!」と涙ながらに謝ります。

 その晩、帰宅した雪子が「お兄ちゃんが、女の子を殺したの!?」と責め立てると、達夫や母・夏美(長野里美)は祥太をかくまっていたことを認め、メソメソ。しかし、これを聞いていた若葉は「(マスコミに)騒がれるなんて、絶対いや!」と激怒します。

 さらに、家族の不在時に慶介を家に呼び出した若葉は、いきなり包丁を自分の腹にブスリ。慶介がびっくりして、第8話は終了です。

■“かまってちゃん”すぎる主人公がキュート!?

 若葉の気が狂い、急展開を見せた今回ですが、相変わらず慶介の行動の目的がわからん……。なぜ、雪子を脅迫する必要があるのでしょうか? というか、交換条件すら出していないので、脅迫でもないような……、じゃあ、なんなんだ。

 慶介は、雪子の家族が反省することを望んでいるのでしょうか? てっきり祥太を見つけ出すことが目的だと思っていたのですが……。今すぐ、慶介に「事を荒立てるだけの無意味なことは、しないほうがいいよ!」と耳元でささやいてあげたいです。

 しかし、これまでもやたらと自分の正体をバラしたり(泣きながら)、無意味な脅迫を繰り返してきた慶介ですから、行動に一貫性があるようにも思えてきました。この主人公って結局、“かまってちゃん”的な行動のせいで、勝手にピンチに陥ってるんですよね……。みんなに同情してほしいんでしょうか? 考えれば考えるほど、かわいい奴ですね。

 かわいいといえば、慶介を赤いテーブルクロスやシャンパンでもてなした『プレミアワイド』も、発想が子どもみたいでかわいいですよね。なんか、プロゲーマーが使っていそうな快適な椅子に慶介を座らせてたし。

 というわけで、今回も主人公の思惑が全く理解できなかったものの、「登場人物の行動が、かわいらしい」という印象が募り始めている『FINAL CUT』。しかし、次回は最終回2時間スペシャル。もう、ファミコンソフト『グラディウスII』の「スピードアーップ」を彷彿とさせる「ファイナルカーット」というタイトルコールが聞けなくなるかと思うと、急に名残惜しいです!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

亀梨和也&栗山千明の“ハムハムキス”は必見! フジ『FINAL CUT』が「もはやコント」

「質が高い」と評判の関西テレビ制作ドラマ枠において、「アレレ?」続きの脚本が視聴者をモヤモヤさせている『FINAL CUT』(フジテレビ系)。27日放送の第7話(20分拡大)の平均視聴率は、自己2番目に高い6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 ワイドショーの印象操作を糾弾するというコンセプトはいいものの、それを生かしきれていない同作。また、KAT-TUN・亀梨和也演じる主人公をはじめ主要な登場人物のキャラがブレブレ。キャッチーな要素も多いのですが、どれもこれもうまく収拾できていない印象です。

 ああ、初回で出勤中の市民に向かって「いってらっしゃーい!」と絶叫していた主人公や、唐突に「てえへんだ、てえへんだ」と独演会をおっぱじめた百々瀬(藤木直人)はいずこへ……。今思えば、初回が一番ワクワクしたなあと……。そして、主人公のパルクール設定はどこ行った?

 いろいろ考えてもアレなので、早速、第7話のあらすじを振り返ります。

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■自己紹介大好き主人公!

 自分の正体や過去を“すぐに人に話しちゃう”でおなじみの慶介(亀梨)ですが、12年前の事件の容疑者・祥太の妹である雪子(栗山千明)にもあっさり。案の定、雪子は「だから、あたしたちに近づいたの!?」とプンプンしながら帰っちゃいました。

 一方、慶介の正体が警察官であることがわかり、素性を調べ始めたワイドショー『ザ・プレミアワイド』のスタッフたち。そんなマスコミの動きに気付いた高田副署長(佐々木蔵之介)も、慶介をトラブルメーカー扱いしプンプンです。ほら、慶介ってば、高田にまで素性明かしちゃうから、こうなる……。

 この後、祥太の父・達夫が経営する弁護士事務所に隠しカメラを仕込むため、「村山信二」という内山信二ちっくな偽名を使って乗り込む慶介。しかし、達夫に会った途端、自身がウェブサイト「MP.info.net」の管理人であることは正直に明かしちゃいます。偽名まで使ったのに、なんでだよ! どんだけ自己紹介好きなんだよ!

 そんな中、雪子の妹・若葉(橋本環奈)が、慶介を待ち伏せ。「お兄ちゃんがどこで何してるか調べる。だから恋人にして」と真相究明に協力すると申し出てくれるも、慶介はこの交換条件を拒否。えー! これまでプロフィールを偽装してまで散々デートしてたくせに、今さら何言ってんだよ! 付き合えよ!

■ついに、この主人公にジワッてきました

 その後、なんだかんだあって、悪の根源とおぼしき刑事部部長の芳賀(鶴見辰吾)を呼び出す慶介。芳賀と達夫が繋がっている証拠や、12年前に祥太を捜査線上から外したことなどを糾弾。例のごとく盗撮動画を見せつけ、威勢よく「再捜査しろ!」「祥太を洗いなおせ!」と凄みますが、これを断られると、マッハの速度で「じゃあ、俺が探す!!」と返す慶介。一体、なんのために呼びつけたのさ! ここらへんのやり取りは、ツッコミどころ満載で、まるでコントのようです。

 そうこうしていると、近くに潜んでいた高田が、スローモーションでおもむろに登場。慶介が恫喝する様子を、高田とグルになってカメラに収めていた芳賀は、「脅迫罪、立派に成立だ」「実刑を食らうだろう」「はっはっは!」とニッコニコ。この窮地にビビリまくりの慶介ですが、高田の様子が一転。芳賀を裏切り、「もう一度、小笠原祥太を洗い直すべきです」と慶介の肩を持ち始めます。

 仲間が増えた途端、芳賀に「エリート人生、お蔵入りにしてやろうか?」と編集ジョークをかます慶介。そして、「これがあなたの、ファイナルカットです」といつものやつ。このキメゼリフを初めて聞いた高田は、さぞかしビックリしたでしょうね……。

 この後、捜査資料から事件当時、雨が降っていたことに気付いた慶介は(これまで気付かなかったんかい!)、雪子を呼び出し、当時の現場の様子をおさらい。最後は突然、慶介と雪子がむさぼり合うようにハムハムとキスをかまし、第7話は終了です。

 あはははは! 完全にコントですよ、これ。今まで、よくわからない“かっこつけマン”かと思っていた主人公ですが、今回はあまりにもツッコミどころが多すぎて、だんだん愛くるしく見えてきました。第7話にして、『FINAL CUT』の楽しみ方がわかってきた!

 というわけで、ストーリーは相変わらず詰めが甘々ですが、盛り上がってる感だけはすごい『FINAL CUT』。やっと、この主人公が好きになれそうな予感です。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

亀梨和也が「かっこつけてるアホ」にしか見えないフジ『FINAL CUT』、大コケなのに“20分拡大”の怪

 初回から粗だらけのストーリーにウンザリしていたものの、1話完結でなくなった前回から、ちょっと面白くなってきたKAT-TUN・亀梨和也主演『FINAL CUT』(関西テレビ制作、フジテレビ系)。13日放送の第6話の平均視聴率は、前回より微増の6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 放送後には毎回、無料動画サイト「GYAO!」で5分程度のスピンオフドラマを配信。前回は、母・恭子(裕木奈江)が12年前に主人公・慶介(高校時:細田佳央太)についた“2つの嘘”について描かれましたが、その1つが焼きうどんの中に主人公の苦手なピーマンを忍ばせるって……。さらに、主人公が「ピーマンやられた」ってメモ残して、それを見た母が「フフフ」って……。しかもこれ、主人公が高校3年生のときのエピソードって……。小学生のエピソードやないかーい!!

 それに、高3の回想シーンなら、あんなに顔の似てない俳優使わずに、亀梨でいけたんじゃ……。と、ずっとモヤモヤしていたことを吐き出したところで、第6話のあらすじを振り返ります。

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■マスコミに追い詰められて精神崩壊

 小悪魔系料理研究家の柴みちる(今野杏南)が自宅のキッチンで殺害される事件が発生。第一発見者である同棲していた彼氏・矢口(中村倫也)を怪しんだワイドショー『ザ・プレミアワイド』のスタッフたちは、大慌てで取材へ向かいます。

 このときに映る真崎ディレクター(水野美紀)のケータイの待ち受け画面が、会社の自分のペン立てなんですが、気持ちが理解できなさすぎて、なんか怖い! 今後、真崎を見るたびに「会社のペン立てを待ち受けにする女……」というイメージが過ぎりそうです。

 そんな中、慶介(亀梨)の自宅前に、びしょ濡れの矢口が。いわく、慶介が運営する報道被害者のための救済サイト「MP.info.net」のIPアドレスから住所を割り出したんだとか。矢口はマスコミに追われて精神的に追い詰められた揚げ句、洗車中に車を乗り捨て、慶介のもとへやってきたんだそうです。

 大事な人に先立たれた矢口と自分を重ね合わせた慶介は、矢口のことを信じると決めるも、なぜか翌朝、矢口がどこかへ逃亡。さらに、話しかけてきた警察官を突き飛ばしたため、公務執行妨害で指名手配されてしまいます。主人公の自宅を訪れて事情を散々説明した揚げ句、勝手に姿を消してくれるなんて、なんてドラマの都合のいいように動いてくれるキャラなのでしょう!

■すぐ自分の正体を言っちゃう主人公

 矢口が指名手配されたことを知り、高田署長(佐々木蔵之介)に「捜査に加わらせてください」と申し出る慶介。さらに、警察官でありながら、「MP.info.net」を運営していることをあっさりと打ち明けたため、案の定、高田から疑念を抱かれてしまいました。この主人公、なんでいっつも自分の正体をすぐ人に言っちゃうの? アホなの? なんなの?

 そうこうしていると、矢口があっさり逮捕され、慶介が勤める新宿中央署に護送されてきます。しかし、『ザ・プレミアワイド』のカリスマ司会者・百々瀬(藤木直人)の指示で、現場にいた小池ディレクター(林遣都)が矢口とみちるのラブラブ写真を矢口に見せ付けたため、錯乱した矢口が「うあーーー!」と警察官をなぎ倒しながら道路へ。そこへ車が突っ込んできますが、慶介が間一髪で助けます。

 この一件で、これまで脅迫を繰り返してきた慶介が警察官であることが百々瀬などにバレ、第6話は終了です。

■主人公がアホに見える

 これまでの散々たる詰めの甘さにより、窮地に陥りそうな慶介ですが、そもそも復讐や真犯人を突き止めるための計画らしい計画なんてあったのか……、ああ、第1話から第5話で、主人公が何をしようとしていたのか、さっぱりわからない……。

 まず、善意で「MP.info.net」を運営しているのか、『ザ・プレミアワイド』の情報を収集する目的で運営しているのか、一向に曖昧……。復讐相手にすぐに自分の正体をしゃべっちゃうし(泣きながら)……。現時点で何ひとつ進展していないし……。現時点では“要領の悪いかっこつけマン”にしか見えません!

 なお、来週は平昌五輪の番組でお休みですが、27日放送の第7話は、なんと“20分拡大SP”だとか。この視聴率で20分も拡大するのですから、後半でかなり壮大なストーリーが待っているということでしょう! 期待していいんですよね? ね?
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

亀梨和也が“鼻水解禁”も、草なぎ剛には完敗!? フジ『FINAL CUT』キャラがブレブレで大コケ中

 初回からワンパターンすぎる展開が続き、回を追うごとに睡魔との闘いが激化している復讐ドラマ『FINAL CUT』(関西テレビ制作、フジテレビ系)。6日放送の第5話の平均視聴率は、前回より微増の6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 これまで主人公が「フフフ、復讐してまっせ」という雰囲気だけムンムンに出しといて、結局はターゲットが“自爆しているだけ”というお粗末な展開が目立った同作。脚本がアレなだけに、今回も心配です……が、とりあえず第5話もあらすじを振り返ります。

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■今回のキメゼリフは『カイジ』パターン

 女児殺害事件の容疑者と思しき「翔太」の情報を得るため、妹の雪子(栗山千明)と若葉(橋本環奈)に、それぞれ別の偽名を名乗り接近。デートを繰り返していた慶介(KAT-TUN・亀梨和也)ですが、3人がバッティングしたため、即バレ。雪子も若葉も、慶介の目的が自分ではなく翔太であることを知ってしまいます。

 穴だらけの同作において、主人公が姉妹と交際していた設定には「復讐劇っぽい!」と期待していたのですが、こんなにあっさりバレるとは! 唯一、草なぎ剛が天才詐欺師を演じた復讐劇『嘘の戦争』(同)っぽくてワクワクしていただけに、「もったいない」という印象です。

 これまで、ワイドショー『ザ・プレミアワイド』のスタッフを1人ずつ脅迫してきた慶介ですが、今回のターゲットは、番組のボス的な存在であるカリスマ司会者の百々瀬(藤木直人)。慶介と協力者の大地(Hey! Say! JUMP・高木雄也)は早速、張り込みと盗撮を開始。百々瀬が警視庁の刑事部長・芳賀(鶴見辰吾)とズブズブである証拠などを掴みます。

 その後、なんだかんだあって、プロデューサーの井出(杉本哲太)から、12年前に自殺した恭子(裕木奈江)の息子から脅されていると打ち明けられる百々瀬。その晩、慶介がスポーツジムで汗を流す百々瀬に接触し、いつものように盗撮動画を見せるも、「君か、早川慶介くん」「これが動画ってやつか」と余裕の表情。しかし、百々瀬の妻とされる女性が、金で雇われた偽者だという証拠を映し出すと、表情が一変。

 そして今回の慶介は、「公開されたら人生終わり。精神的無期懲役。これがあなたの、ファイナルカットです」と、『カイジ』のナレーションのようなパターンでキメゼリフをかまします。

 しかし、翌日の『ザ・プレミアワイド』で、百々瀬が反撃。自ら慶介が盗撮した自身の動画をオンエアに乗せ、全てフェイクニュースだと説明。脅しに失敗した慶介が、鼻をヒクヒクさせて第5話は終了です。

■亀梨くんの鼻から……

 これまでの1話完結からガラリと変わり、今回から“続きもの”となった同作。これまでが酷すぎたため、第5話は比べ物にならないほど楽しく見られました。

 何より、キメゼリフをかました亀梨の鼻から、鼻水がツーッと垂れているのがよかった! やはり、主人公の鼻水やヨダレなくしては、復讐劇とは呼べません。それを私は、武田鉄矢や藤原竜也、草なぎから学びました。

 そういえば、当時スーパーアイドルだった亀梨が、『ごくせん』(日本テレビ系)で泣きの演技をした際、鼻水が垂れたため20万円かけて「CG処理で消した」というエピソードを思い出しました。当時はきっと、2.5次元的な存在だったんでしょうね。

 しかしながら、ボスキャラとも言うべき百々瀬のキャラがブレブレなのがどうしても気になる……。初回では「てえへんだ、てえへんだ!」と珍妙な長ゼリフをぶっ込んだり、オンエア中に突然、歌い始めたりと、「面白そうなキャラ!」とワクワクさせられましたが、第2話以降は急におとなしくなり、常識的なセリフばかりに……。スタッフに「みんなが見たいスクープを!」と過剰な圧力をかけたかと思いきや、スタッフのヤラセには「真実だけを持ってこい!」と至極真っ当な説教。そして、今回は自殺した恭子に対し「(事件の)最後はこのうえない幕引き」「最大の功労者だ」と酷い言葉を言い放つという……。

 正義か悪かはっきりさせないために、わざと視聴者を混乱させているんでしょうか? さすがにここまでキャラが不安定だと、「この脚本、大丈夫?」と不安になっちゃいますよ……。

 てなわけで、これまでよりは随分と面白味が増してきた『FINAL CUT』。視聴率も回復するといいですね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

亀梨和也が“鼻水解禁”も、草なぎ剛には完敗!? フジ『FINAL CUT』キャラがブレブレで大コケ中

 初回からワンパターンすぎる展開が続き、回を追うごとに睡魔との闘いが激化している復讐ドラマ『FINAL CUT』(関西テレビ制作、フジテレビ系)。6日放送の第5話の平均視聴率は、前回より微増の6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。

 これまで主人公が「フフフ、復讐してまっせ」という雰囲気だけムンムンに出しといて、結局はターゲットが“自爆しているだけ”というお粗末な展開が目立った同作。脚本がアレなだけに、今回も心配です……が、とりあえず第5話もあらすじを振り返ります。

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■今回のキメゼリフは『カイジ』パターン

 女児殺害事件の容疑者と思しき「翔太」の情報を得るため、妹の雪子(栗山千明)と若葉(橋本環奈)に、それぞれ別の偽名を名乗り接近。デートを繰り返していた慶介(KAT-TUN・亀梨和也)ですが、3人がバッティングしたため、即バレ。雪子も若葉も、慶介の目的が自分ではなく翔太であることを知ってしまいます。

 穴だらけの同作において、主人公が姉妹と交際していた設定には「復讐劇っぽい!」と期待していたのですが、こんなにあっさりバレるとは! 唯一、草なぎ剛が天才詐欺師を演じた復讐劇『嘘の戦争』(同)っぽくてワクワクしていただけに、「もったいない」という印象です。

 これまで、ワイドショー『ザ・プレミアワイド』のスタッフを1人ずつ脅迫してきた慶介ですが、今回のターゲットは、番組のボス的な存在であるカリスマ司会者の百々瀬(藤木直人)。慶介と協力者の大地(Hey! Say! JUMP・高木雄也)は早速、張り込みと盗撮を開始。百々瀬が警視庁の刑事部長・芳賀(鶴見辰吾)とズブズブである証拠などを掴みます。

 その後、なんだかんだあって、プロデューサーの井出(杉本哲太)から、12年前に自殺した恭子(裕木奈江)の息子から脅されていると打ち明けられる百々瀬。その晩、慶介がスポーツジムで汗を流す百々瀬に接触し、いつものように盗撮動画を見せるも、「君か、早川慶介くん」「これが動画ってやつか」と余裕の表情。しかし、百々瀬の妻とされる女性が、金で雇われた偽者だという証拠を映し出すと、表情が一変。

 そして今回の慶介は、「公開されたら人生終わり。精神的無期懲役。これがあなたの、ファイナルカットです」と、『カイジ』のナレーションのようなパターンでキメゼリフをかまします。

 しかし、翌日の『ザ・プレミアワイド』で、百々瀬が反撃。自ら慶介が盗撮した自身の動画をオンエアに乗せ、全てフェイクニュースだと説明。脅しに失敗した慶介が、鼻をヒクヒクさせて第5話は終了です。

■亀梨くんの鼻から……

 これまでの1話完結からガラリと変わり、今回から“続きもの”となった同作。これまでが酷すぎたため、第5話は比べ物にならないほど楽しく見られました。

 何より、キメゼリフをかました亀梨の鼻から、鼻水がツーッと垂れているのがよかった! やはり、主人公の鼻水やヨダレなくしては、復讐劇とは呼べません。それを私は、武田鉄矢や藤原竜也、草なぎから学びました。

 そういえば、当時スーパーアイドルだった亀梨が、『ごくせん』(日本テレビ系)で泣きの演技をした際、鼻水が垂れたため20万円かけて「CG処理で消した」というエピソードを思い出しました。当時はきっと、2.5次元的な存在だったんでしょうね。

 しかしながら、ボスキャラとも言うべき百々瀬のキャラがブレブレなのがどうしても気になる……。初回では「てえへんだ、てえへんだ!」と珍妙な長ゼリフをぶっ込んだり、オンエア中に突然、歌い始めたりと、「面白そうなキャラ!」とワクワクさせられましたが、第2話以降は急におとなしくなり、常識的なセリフばかりに……。スタッフに「みんなが見たいスクープを!」と過剰な圧力をかけたかと思いきや、スタッフのヤラセには「真実だけを持ってこい!」と至極真っ当な説教。そして、今回は自殺した恭子に対し「(事件の)最後はこのうえない幕引き」「最大の功労者だ」と酷い言葉を言い放つという……。

 正義か悪かはっきりさせないために、わざと視聴者を混乱させているんでしょうか? さすがにここまでキャラが不安定だと、「この脚本、大丈夫?」と不安になっちゃいますよ……。

 てなわけで、これまでよりは随分と面白味が増してきた『FINAL CUT』。視聴率も回復するといいですね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

今期最凶の駄作!? 亀梨和也のワンパターン復讐劇『FINAL CUT』は、なぜこんなにもつまらないのか

 数字、評判ともに“微妙”といわざるを得ないKAT-TUN・亀梨和也主演『FINAL CUT』(関西テレビ制作、フジテレビ系)。30日放送の第4話の平均視聴率は、3回連続で6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした

 毎回、同じパターンで復讐を繰り返す主人公ですが、うまくいきすぎるゆえに、ドキドキ感はゼロ……。特に前回は、驚くような見せ場もなく、ダラダラと進む中でついに睡魔に襲われてしまいました……。

 もはや子守唄と化し始めている『FINAL CUT』ですが、第4話も睡魔に負けず、あらすじを振り返っていきます!

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■主人公の運営サイトは、掲示板じゃなかった!

 これまで、ネット掲示板なんだか、闇サイトなんだか、よくわからなかった慶介(亀梨)が運営しているサイト「MP.info.net」ですが、今回、序盤で画面がアップになったことで、なんとなく明らかに。

 目を凝らして見てみると、掲示板ではなく「報道被害者のための救済サイト」で、サイト名の「MP」は「メディア・パニッシュメント(報道断罪)」の略なんだとか。また、「報道被害者を救いたい—。その一心で、私たちは当サイトを~」といったサイトの説明もチラ見え。

 また、今回、パソコンの画面上に「新着メール」とのポップアップが登場しましたから、これまで掲示板への書き込みに見えた被害者の訴えは、メールだったみたいです。これ、一時停止したからわかったものの、普通に見てたらわからないですよ……。

 今回、「MP.info.net」に助けを求めたのは、子役として活動する“こうきくん”の母親。オーディション会場で人気子役の“ゆめちゃん”が階段から落ちてケガを負った際、近くにいたこうきくんが「押したのでは?」と疑われ、マスコミから追われているといいます。

 このシーンを見る限り、こうきくんを追いかけているマスコミ媒体は複数ありそうですが、慶介は個人的に恨みを持つ『ザ・プレミアワイド』だけをロックオン。早速、同番組のカメラマン・皆川(やついいちろう)の鞄に隠しカメラを仕込みます。

■ぐうぐう……

 慶介の読みどおり、こうきくんを執拗に追いかけまわす皆川。こうきくんが必死で逃げていると、2メートル程の高さから転落。こうきくんは「痛い……」と足を痛がりますが、皆川は気に留めず、カメラを向けながら「押した? 君は、ゆめちゃんを押しましたか?」と詰問。すると、こうきくんは「押しました」と罪を認めてしまいました。

 この直後、慶介が到着。こうきくんに事情を聞くと、リュックの中から「お母さんに内緒で飼っている」というハムスターを取り出し、「本当のことを言ったら、捨てられる……」としょんぼり。ゆめちゃんは、こうきくんのリュックから逃げ出したこのハムスターに驚いて、足を踏み外したんだそうです。なんじゃそりゃ。

 その晩、皆川を競馬場に呼び出した慶介は、巨大スクリーンに皆川を隠し撮りした映像を映し出し……もうここからは、初回からずっと同じパターンなので省略します……。もう眠いし……。

■「GYAO!」のサイドストーリーのほうが見応え高し

 はあ、なんてワンパターンで退屈な脚本なのでしょう……。しかも、犯人はハムスターなのに、ゆめちゃんのドラマ出演を大々的に宣伝するため、所属事務所が戦略的に沈黙しているって……それなら、情報に踊らされてるマスコミよりも、こうきくんをかばわずに無視を決め込んでるゆめちゃんの所属事務所が悪いんじゃ……。

 相変わらず見せ場もなく、本編にすっかり期待が持てなくなってしまった筆者ですが、若手ディレクター役の林遣都の巧妙な演技にはうっとり。細かい表情の作り方とか、本当にすごい! 歴然とした演技力の差に、亀梨がかわいそうになるほどです。

 ちなみに、無料動画サイト「GYAO!」では番組終了後、林が主演を務める約5分間のチェインストーリーを毎回配信。『ザ・プレミアワイド』のスタッフ2人が社内でダラダラと話しているだけのミニドラマですが、林の演技もさることながら、脚本(本編と違う人が書いてる)もしっかりしていて面白いんですよ……って、本編より5分のサイドストーリーのほうが見応えあるって、どんだけー!

 というわけで、IKKOさんすらあまり言わなくなったギャグが飛び出すほど、脚本が残念すぎる『FINAL CUT』。林や藤木直人や水野美紀といった役者の無駄遣いにならないことを祈るばかりです。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

フジ・亀梨和也『FINAL CUT』が退屈すぎ……マンネリ復讐劇に「睡魔襲う」の声

 KAT-TUN・亀梨和也演じる主人公が、ワイドショーのヤラセ取材を断罪する『FINAL CUT』(関西テレビ制作、フジテレビ系)。23日放送の第3話の平均視聴率は、前回から横ばいの6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。今期の数あるプライム帯のジャニーズドラマの中で、唯一大コケしています。

 ただ、24日付の各スポーツ紙が、やたらと「関西地区では10.8%だったよ!」という記事を掲載しています。何やら、23日に亀梨が『よ~いドン!』(関西テレビ)を皮切りに、関西ローカル生番組で電波ジャックを行った効果だとか。当然、関東の6.5%は、記事にどこにも書かれていません。実に微笑ましいですね!

 さて、毎回、憎き報道番組『ザ・プレミアワイド』のスタッフを1人ずつ盗撮し、“ネットにアップすっぞ!”“もう、晒すためのドメインも取得してんぞ!”と脅迫している主人公ですが、初回、第2話と、こらしめ方が全く同じパターン……。今回こそは別のパターンが見られることを期待しつつ、第3話のあらすじを振り返ります。

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■なんと、また同じパターン!

 12年前に母・恭子(裕木奈江)を自殺に追い込んだ『ザ・プレミアワイド』に復讐心を燃やす慶介(亀梨)ですが、今回のターゲットは、“人面魚”や“ラーメン特集”といった“暇ネタ”ばかりを取材している若手ディレクターの小池(林遣都)。12年前、恭子の葬式に訪れ、棺桶の中をカメラで撮影しようとした人物です。

 番組スタッフの間で「ミスター暇ネタ」と揶揄されている小池ですが、ネット上では裏の顔が。「ゴッドアイ」というハンドルネームで、迷惑老人や半グレ集団など一般人の個人情報をネット掲示板で晒しては、神と崇められ調子に乗っています。

 そんな小池ですが、スクープを取りたいという気持ちもある模様。ある中学校の合唱部顧問・沢渡(関めぐみ)が、生徒に「今度そんな口聞いたら、ぶっ殺すよ!」などと怒鳴っている音声データをSNS上で偶然見つけ、暴言女教師による“部活ハラスメント”だとして番組で報道。すると、ほかの番組も次々と後追いし、大騒ぎになります。

 しかし、慶介が沢渡から真実を聞き出すと、生徒が仕組んだ計画であったことが判明。沢渡が部活内でイジメをしていた女生徒たちを叱ったところ、「教育委員会に、先生からぶたれたとか言っちゃおうか?」などと逆に脅されたため、「ぶっ殺すよ!」と口走ってしまったんだそうです。

 その頃、テレビ局では、イジメグループの1人が小池の元へ。生徒から「全部、計画的に仕掛けたこと」と告白され、オロオロする小池。しかし、この直後、番組ではイジメっこがでっち上げた沢渡の金銭授受疑惑を番組で報じる段取りになっています。

 そうこうしていると、生放送がスタート。小池は誤報の可能性があることを誰にも伝えず、「ヤッベー」という表情を浮かべたまま。そんな小池の異変を察した司会の百々瀬(藤木直人)は、咄嗟に金銭授受疑惑の話題をスルーします。

 その後、カラオケ店に小池を呼び出す慶介。例のごとく、画面に小池の素顔を盗撮した映像を流し、「http://finalcut.koike/movie.jp」と書かれた紙を手渡し、「これがあなたのファイナルカットです」と敬語でかまします。

 最後は、12年前の事件の鍵を握る学芸員・雪子(栗山千明)とのデート中、慶介がいきなりキスをかまし、第3話は終了です。

■睡魔が襲う復讐劇

 はい、前回、前々回と全く同じパターンでした。しかも、今回は小池が勝手に自滅しただけという……。林の演技が最高なのが救いでしたが。

 それにしても、もう第3話を迎えるのに、いまだ主人公から「事件の真相に迫りたい」という執念や、クールな中に押し殺している熱い思いが全く伝わってこないんですよね。盗撮方法も「復讐相手のバッグにそんなわかりやすいカメラ仕掛けたら、絶対バレるだろ」と突っ込みたくなる雑さながら、毎回うまくいきすぎて、ヒヤリ感も皆無……。そういえば、初回で「てえへんだ、てえへんだ!」と面白キャラを炸裂させていた百々瀬の見せ場もないなあ……。

 いや、主人公は前回、涙を流して12年前を回想したり、今回も「ここまで調べて、なんで番組では何もー!」と怒鳴ったりしてたんですよ。わかりやすく。なのに、なぜこんなにも心に押し迫るものが何もないのでしょうか……。こんなんなら、主人公を「これがお前のFINAL CUTだー(ドーン!)」と、喪黒福造ばりのキャラにでもしちゃったほうが……。

 早くも、昨年10月期の木村多江主演復讐劇『ブラックリベンジ』(日本テレビ系)に完全に負けている感のある同作。次回もこのパターンだったら、私、グウグウと寝てしまいそうです。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

フジテレビが報道の“ヤラセ取材”を糾弾!? 亀梨和也『FINAL CUT』挑戦的脚本も6.5%大コケ

 ワイドショーの捏造編集やヤラセ取材を糾弾していくドラマを、なんとフジテレビが放送するという、勇気りんりんドラマ『FINAL CUT(ファイナルカット)』(関西テレビ制作、フジテレビ系)。初回から平均視聴率7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と振るわなかった同作ですが、16日放送の第2話では6.5%まで下がってしまいました。

 初回では、日常的に印象操作を行っているワイドショー『ザ・プレミアワイド』のプロデューサーである井出(杉本哲太)に「ファイナルカット」(同作においては、“公開されるとその人の人生が終わる致命的な映像”のこと)を突きつけた主人公ですが、今回はどんな復讐劇が見られるのでしょうか? 第2話のあらすじを振り返ります。

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■低視聴率の原因は?

 12年前、母の恭子(裕木奈江)を殺人犯かのように報じ、自殺にまで追い込んだ『ザ・プレミアワイド』。番組スタッフにムギギな慶介(KAT-TUN・亀梨和也)は、警察官として働く傍ら、「MP.info.net」というネット掲示板(?)を運営し、自分と同じような目に遭っている被害者の情報を集めています。

 今回、「MP.info.net」に寄せられたタレコミは、妻を殺されたという男性。アパートの大家をしていた妻を刺し殺した容疑で、このアパートの住人である住吉(高橋努)が逮捕目前だったものの、突如、逃走。その原因は、『ザ・プレミアワイド』のディレクター・真崎(水野美紀)が、「取材を自粛するように」との警察のお達しを無視し、捜査妨害をしたからだといいます。

 12年前、真崎の口車に乗せられた揚げ句、騙された恭子を見ていた慶介は、「真崎さんには、僕から話をつけます。フッ。お任せください」と復讐を開始。幼なじみの大地(Hey! Say! JUMP・高木雄也)と共に、前回の井出同様、真崎の行く先々でせっせと隠し撮りをします。

 そんな中、指名手配中の住吉から真崎宛てに「本当のことを話したい」と電話が。独占インタビューを取りつける真崎ですが、番組の編集会議で、警察よりも先に犯人と接触することへの倫理的問題が浮上。すると、司会者の百々瀬(藤木直人)が警視庁の高田副署長(佐々木蔵之介)に電話し、断りを入れます。どうやら、百々瀬と警察はツーカーの仲のようです。

■初回と全く同じパターンで解決

 翌日、カメラの前に現れた住吉は、殺した大家と不倫関係にあったことを告白。動機は世間で言われているアパートの立ち退き問題によるトラブルではなく、痴情のもつれであると説明。先に包丁を持ち出したのは大家のほうで、「殺すつもりはなかった」と泣き出します。

 カットがかかると、真崎からコソコソと数万円を受け取る住吉。どうやら、不倫というのは作り話だったようで、「結構、盛り上がったろ」「サービス。フフフフフ……」と笑いながら住吉はその場を立ち去ります。が、インタビュー後に番組スタッフが即通報。あっけなく御用に。

 この一部始終を隠しカメラ越しに見ていた慶介は、真崎を呼び止め、初回の井出のときと同じパターンへ。慶介は、スクープのためなら手段を選ばない真崎の本当の姿を画面に映し出し、「これがあなたの、ファイナルカットです」と、キメゼリフでドヤります。

 結局、慶介の脅迫により、インタビュー映像をお蔵にした真崎は、スタッフたちに謝罪。ここで、日頃、スタッフに圧力をかけている百々瀬が狂ったように怒り出すかと思いきや、台本と思しき紙でこしらえたお手製のバラを真崎に渡し、「僕の、大事な戦力だ」と励まします。

 初回では、放送中に突然、シャンソンを歌いだしたり、「てえへんだ、てえへんだ!」と、突然狂ったように報道論を繰り広げたりしていた百々瀬ですが、どうやら、ただのヤベー奴ではなさそう。さらに、今回は「真実だけを伝えればいい」と真っ当なことも言っており、百々瀬という人物を理解するにはまだ時間がかかりそうです。

 最後は、名前を変えて警察官をしている慶介の正体が高田副署長にバレバレであることが発覚し、第2話は終了です。いやあ、12年前の事件にこれだけ固執していたら、そりゃあバレるでしょう……。

■見どころ不足か

 藤木の激ヤバ演技が同作の見どころかと思いきや、今回は目立った激ヤバシーンが見られなかった『FINAL CUT』。慶介の見せ場であるパルクールのシーンもほとんどなく(撮影中に、手を負傷したから?)、さらに問題の解決方法も初回と全く同じパターンだったため、“見どころ不足”という印象は否めませんでした。

 そんな早くも中弛み感が漂う同作ですが、今後、物語が大きく動きそうな予感も……。そのときが来るまで、寛容な気持ちでじっと見たいと思います。

 主演の亀梨は、今回、涙を流したり、「ふざけんな!」と突然怒鳴ったりと、感情的な演技を見せていましたが、今のところキャラに人間臭さが一切感じられないせいか、視聴者が感情移入するのは難しそう。その辺りも、雪子(栗山千明)との関係が進むにつれ、変わっていくかもしれませんね。

 てなわけで、今のところ誰にも感情移入できず、ボンヤ~リとテレビを眺めるだけに留まっている『FINAL CUT』。まだまだ序章という雰囲気なので、もう少し様子を窺いたいと思います。って、視聴率的にはそんな悠長なこと言ってられなさそうですが……。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)