「edu」の夫婦仲特集の結論:夫はクレーマーだと思えばいい!!

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「edu」2013年4月号(小学館)

 今月の「edu」(小学館)は「夫抜き子育てで大丈夫? 夫婦仲で決まる! 子どもの学力・自立力」。これまた生真面目「edu」ママをヒィィと言わせそうな特集です。さらにリードには「子育てでもっとも大切なのは、ママがいつも笑顔でいること」と昨今の子育て雑誌に必ず登場する、呪いのセリフ“笑顔のおかあさん”の文字が刻まれています。さらに「両親の仲がよい家庭の子どもは『学力』が高い傾向にあるそう」「子どもがスムーズに『自立』する力もまた、夫婦のあり方に関わってきます」など、そうでなくても不安でいっぱいのお母さんたちをリードだけでじりじりと土俵際に追い込む「edu」の横綱相撲が展開されております。きっとカリスマ先生たちがいっぱい出てきて経験と実績に裏打ちされたイイ話をたっぷりするはず。そして「edu」ママたちは「いい子が育つ羽毛布団」を買わされちゃうのです!

<トピックス>
◎夫婦仲と子どもの学力は比例します
◎夫婦仲があやしくなると、「モノ」が増え、家が散らかりはじめます
◎「私ひとりで子育てしている」と思ったことはありませんか?

「認めてほしいの……」、教育者と「edu」ママのラブゲーム

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「edu」2013年1月号(小学館)

 前回のレビューでもお伝えした通り、「edu」(小学館)を信奉する“エデュママ”たちは、子育てに対して非常に生真面目な優等生タイプ。常に「私の育児は正しいのかしら」「のびのびと育てられているかしら」と子羊のように迷っています。だからこそ著名な先生たちの言葉に一喜一憂するわけですが、厄介なのは育児に対するそうした努力や戸惑いの果てにあるであろう「頭も心もいい子に育てたい(例えば東大に行くような)」という欲望をひた隠しにするところ。シンプルですがよくよく見るとセンスの良い家具や雑貨がちりばめられたリビングで、おだんごヘアにボーダーのシャツを着てニコニコ笑うお母さんと子どもたち。その傍らには「がんばるママじゃなくていい」の文字が……俗っぽさ0%の、この表紙に込められたメッセージとは?

<トピックス>
◎今のあなたのままでいい 気持ちがラクになる子育てのススメ
◎手とり足とり 陰山メソッド
◎子どもの「伝える力」を育てるハガキ&手紙

「のびのび子育てで東大に」、“必死”を“余裕”で隠す「edu」母

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「edu」2012年11月号(小学館)

 女性誌速攻レビューに「edu」(小学館)が初登場です。「子育ての視界不良がいままでになく深刻な時代です。そんな時代に『edu』は『子育てに日々奮闘する小学生のお母さん』のための雑誌として生まれました。子育てという濃霧の中の航海を安全に目的地に着くためのいろいろな情報をお届けする、小学生ママのための子育てナビゲーションマガジンなのです」(HPの媒体説明より)。「個」が確立されつつある小学生の子どもを持つ親は、「面倒をみる」から「育てる」へ一つの転換を迫られます。しかしなかなかその層に寄り添うママ雑誌は少なく、そういう意味で「edu」はかなり貴重な媒体。それまでママ雑誌が「赤ちゃんカワイイ! 子育てハッピー!」と煽ってきたのに、突然「子育てという濃霧の中の航海……」ですよ。己がタイタニック号のように沈没しないためにも「edu」、しっかりチェックさせていただきます。

<トピックス>
◎花まる学習会 高濱正伸先生の「5分間」集中法
◎ママたちに聞きました ウチの子が言われなくても勉強するようになったワケ
◎連載 手とり足とり 陰山メソッド「テストは細部までこだわって」