タンポンの広告動画が炎上! 「対人関係の不安を解消できることを伝えたかった」

 4月30日、ユニ・チャームと女性向け動画サイトC CHANNELが共同で制作したタンポンの広告動画がネット上で公開され、瞬く間に炎上した。動画内では、生理中の彼女とのデートで困ったという男性側の意見を紹介。「やたらとトイレに行くから待っている間が寂しい」「隣に座ろうとすると距離をとられる」「旅行の予定がキャンセルになった」などといったもので、「そんな時タンポンなら大丈夫」「旅行もデートもいつも通り楽しめる」といった内容で締めくくられている(現在、動画は削除済み)。

 この広告動画に対し、「まるで生理になる女性が悪いかのよう」「(タンポンを使っても)トイレに行く回数が劇的に減るわけではない」「なんで女性の生理用品に何を使うかが『彼氏』の意見中心?」といった批判的なコメントがネット上で飛び交っている。

 女性の味方と言える商品を販売しているはずのユニ・チャームが、女性を敵に回してしまったともとれる今回の事態。ユニ・チャーム側はどう考えているのか。同社広報担当に動画の制作意図を聞いたところ、次のような回答が返ってきた。

「生理中の不快感を軽減する生理用品の一つとしてタンポンを紹介するという目的でC CHANNELさんにご協力いただき、動画を制作いたしました。生理のときに女性が気になってしまう対人関係の不安を解消できることを伝える、という意味合いで制作をしたのですが、生理に悩む女性に負担を強いるような表現になったと判断しております。不快な思いをさせてしまったことに対しては、大変深くおわびしたいと思っております」

 筆者もつい最近、初めてタンポンを利用したが、ナプキンと比べると格段に動きやすく、ムレによる肌のかぶれを気にすることがないのはうれしい発見だった。しかし、「対人関係の不安解消」に関してはイマイチぴんとこない。タンポンを使用することにより動きやすい分、運動する際に快適という面はあるかもしれないが、生理痛や気分の落ち込みといった、生理によって引き起こされる症状が改善するわけではないし、旅行やプールに行く予定がある場合は、ピルで生理周期をズラす方法の方が、生理を意識せずに楽しめるのではないだろうか。

 また、多くの女性が指摘していたように、自分の体の生理現象への対処方法を男性の都合に合わせるという点に疑問を感じる。ユニ・チャームは7年前にもタンポンと恋愛に関する調査を行っており、「タンポン派はナプキン派よりも彼氏がいる率が2割高い」という結果を発表している。タンポンが便利だと実感して自らの意思で選択・利用しているならともかく、男性の都合に合わせてタンポンを使用することが、本当にモテや恋愛と関係あるのだろうか。

 女性にとって身近な存在であるはずなのに、いまだにタブー視の強い生理。特にタンポンは膣に挿入するので、抵抗を感じる人も少なくないのだろう。また、娘に対して「タンポンを使ってはダメ、ナプキンを使いなさい」と指導する母親の話も耳にしたことがある。そのような意識や、タンポンに対する抵抗を取り払うには、若い女性をターゲットにしたC CHANNELのような媒体で広告動画をアップすること自体は良い手段だったと思われる。

 しかし、動画制作中に違和感を覚える人は誰かいなかったのだろうか。ユニ・チャームの広報担当はこう語る。

「今回の企画は、テレビCMを手がけたスタッフではなく、C CHANNELさんのスタッフが中心となって『対人関係の不安を解消できる』ことを目的に制作したものです。企画内容自体が『男性にアンケートを取ってみた』というものなので、そこに反対意見を述べる人はおらず、その方向で走っていったという形です」

 今後の対策について、広報担当者は次のように説明した。

「広告動画に関していろいろとご意見をいただいております。対応といたしましては広告動画の削除をさせていただきました。今後、タンポンに限らず商品を発信する表現については、いっそう注意をして制作していきたいと思っております。また、『タンポンNavi』というサイトがありまして、こちらでも動画に関する謝罪文を記載させていただいたところです」

 男性の意見に従うことを薦めるのではなく、「今まで試したことはなかったけど、これならすぐに使いたい」と自ら思えるような、そんなメッセージをCMで伝えるのは難しいことだったのだろうか。
(姫野ケイ)

2016年炎上した差別的広告を振り返る「電車内で化粧する女性を見てオジサンは傷ついている」

 好きなタレントが出ている、作品としてのクオリティが高いなど、広告が私たちの印象に残るポイントはいくつもあるが、ネットで炎上したことにより記憶に刻まれてしまうものもある。最近では、お笑いタレントの横澤夏子が「イラッとくるOL」を演じた森永製菓のキャンペーン動画に批判が集まり、ひそかに配信中止になっていたが、2016年はさまざまな広告に関連して女性差別の問題が取り沙汰された。なぜ、次々に差別的なCMが作られ続けるのか? 社会学者として武蔵大学で教鞭をとる千田有紀さんに話を聞いた。

■多くの女性たちが声をあげ、企業が受けとめて放送中止

 今年、特に大きな話題になったのは資生堂「インテグレート」の広告。女性が25歳の誕生日を迎えた女友だちに「今日からアンタは女の子じゃない!」「かわいいという武器はもはやこの手にはない!」と断言する……これが見事に炎上した。女性が年齢を重ねることへの否定的な描写に反発を感じた視聴者からのクレームが殺到し、早々に放送中止となった。

 千田さんは次のように語る。

「特にCMは短い時間のなかに作り手のいいたいことが凝縮されるので、インテグレートのように、女性が日々、現実のなかで感じている差別的な視線や抑圧が含まれていればそれが際立ち、炎上しやすいと考えられます」

 ジェンダーギャップが色濃く表れた広告に女性が反発→炎上→放送中止の流れに先鞭をつけたのは、15年に放送された、ショッピングセンター「ルミネ」の広告だろう。シンプルな服装で出勤した女性とフェミニンな服装の女性が男性上司によってあからさまに比較され、「需要が違う」とバカにされる。

「これに対して多くの女性たちが声をあげたのが驚きでした。女性差別的な広告への抗議はいまに始まったことではありません。1975年にハウス食品のCMで『私、作る人。僕、食べる人』というセリフがあり、性別役割分担意識を全面に出した内容に女性団体が抗議しましたが、そのときは“おかしなことで文句をいう女たちが出てきた”という扱いでした。いまは企業が女性たちの声を受けてすみやかに放送中止するなど、それを受け止めています」

 せっかく予算をかけて製作したCMが放送中止になるのはもったいない。だったら、そもそも差別的なCMを作らなければいい。

「男の人の“当たり前”をのびのび表現すると、こういう広告ができてしまうんですね。製作における意思決定をするのが、男性ばかりなのでしょう。女性がいても声をあげることができなかったり、言っても取り合ってもらえなかったりするのだと思います。放送を中止したある広告では、企画段階で内部の女性たちから反対の意見があったといわれていますが、そもそも女性だからといって、全員が差別に反発する感性を持っているとも限りません」

■オジサンたちは電車内で化粧する女性を見て傷ついている

 男性が考えていることを女性の口からいわせるのも、こうした広告の常套手段だ。「25歳を過ぎたら女の子じゃない」といいたいのは、女性ではなく男性だろう。東急電鉄のマナー向上広告「車内化粧篇」にも同様の構図が見られる(現在も東急電鉄HPで視聴可能)。

「素朴な感じの女性に、『都会の女はみんなキレイだ でも時々、みっともないんだ』と言わせて両者を対立させています。女性にとって化粧は、ビジネスマナーでもあります。すっぴんで会社に行くと、身だしなみを注意されますよね。電車内で化粧をすることの是非に関する議論は、2000年代前半にまでさかのぼることができます。オジサンたちは化粧する女性を見て傷ついているんですよ。目の前で化粧される=自分がオトコとみなされていない、ということですから」

 化粧をせずに会社に行くと、ルミネのCMのように男性から「需要が違う」といわれる。15年に過労自殺した電通の女性社員は、「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」と上司に叱責されていた。女性に装いを求めつつ、自分たちの目の前で装いの準備をするなというのは、なかなかに身勝手だ。

「こうした抑圧に対して女性が『いやだよね』と意思表示すると、『そうだ、そうだ!』と反応がある……原理原則的なフェミニズムのようなものがTwitterなどのSNSにあふれているのは、おもしろい現象です」

(三浦ゆえ)

(後編につづく

千田有紀(せんだ・ゆき)
1968年生まれ。東京大学文学部社会学科卒業。東京外国語大学外国語学部准教授、コロンビア大学の客員研究員などを経て、 武蔵大学社会学部教授。専門は現代社会学。家族、ジェンダー、セクシュアリティ、格差、サブカルチャーなど対象は多岐にわたる。著作は『日本型近代家族―どこから来てどこへ行くのか』(勁草書房)、『女性学/男性学』(岩波書店)、共著に『ジェンダー論をつかむ』(有斐閣)など多数。

嵐、CMギャラはグループで「1億2,000万円」! スポンサーウケがいいのは「櫻井と松本」

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数十秒で1億2,000万円の男たち

 8日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、嵐のCM出演ギャラが、事務所の先輩であるSMAPと並び1億2,000万円で、男性タレントトップであることが報じられた。単独出演に関しては、全員5,000万円だが、グループ全員での出演では、3位につけた錦織圭の6,000万円の2倍とあって、安定の人気を示している。

 2014年度上半期の男性タレントCM起用社数トップは、ニホンモニターの発表で相葉雅紀の10社(グループ、単独込み)ということが明らかに。10月現在の「Johnny’s net」上では、櫻井翔の単独CM(ローソン、花王)が増えたことにより、CM起用社数のグループトップは櫻井の11社になっている。また各メンバーやグループ、さらに大野智と相葉など変則の組み合わせを合計すると、グループ全体で実に26社とのCM契約を結んでいることになる。

「菜々緒がいい例」消費者金融CMで “好感度女優” 永作博美のイメージ失墜

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アコム公式サイトより

 43歳という年齢ながら、若々しい美貌を誇り、女性からの絶大な支持を集めている永作博美だが、昨年から消費者金融のCMに出演し始めたことで、業界内は騒然となっているという。

 2009年に映像作家と結婚した永作は、10年に第一子、13年に第二子を出産し、母親と女優を両立させる姿勢に、女性からの支持を得ているという。

「しかし、13年から出演している消費者金融『アコム』のCM出演は、業界でちょっとした話題になりました。同事務所所属のタモリからバトンタッチされたのですが、広告の世界はいまだに『消費者金融は、CM仕事のヒエラルキーで一番下』という古い考えを持つ人間も多く、現在2,500万円ほどの高ランクのCMギャラ設定である永作が出演するのは、やはり違和感を覚えてしまいます」(芸能プロダクション幹部)

市原隼人に教えたい「顧客拡大へのモノマネ芸人の有用性」

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眉毛から漏れ出す市原のイキリぶり

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎ケツの穴が小さかった市原隼人
 モノマネ芸人に噛みついた市原隼人。自分のモノマネにモノ申すのって、芸能人としてかなりケツの穴が小さい印象である。「俺はあんなじゃない」って、似てなかったら編集の時点でカットされるっての。それが放送されたってことは、傍目に見たら「あんな」感じってことなんですよ。

 そもそも芸能人としては、モノマネされるだけありがたいって話である。キンタロー。の時もそうだったが、モノマネされるまで、市原隼人についてなんか、ファンでもなけりゃ考えたこともなかったはず。それがモノマネを通したとたん、「ああそうそう、こんな感じだったよなー」と、ファン以外でも市原隼人に思いを馳せる時間が増えるのだ。同時に、彼を見る機会も「ご本人登場」として楽しみにするようになる。モノマネって、ファン以外にも顧客を広げる大確変だと思う。イヤならひたすら無視すりゃいいのだ。「モノマネするなッ」「似てない!」ってのは、一番さむい反応だと思う。自分で自分のモノマネをモノマネする、貴乃花レベルの神対応しろとまでは言わないが。モノマネをバカにして舐めてると、損するぞきっと。

市原隼人に教えたい「顧客拡大へのモノマネ芸人の有用性」

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眉毛から漏れ出す市原のイキリぶり

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎ケツの穴が小さかった市原隼人
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 そもそも芸能人としては、モノマネされるだけありがたいって話である。キンタロー。の時もそうだったが、モノマネされるまで、市原隼人についてなんか、ファンでもなけりゃ考えたこともなかったはず。それがモノマネを通したとたん、「ああそうそう、こんな感じだったよなー」と、ファン以外でも市原隼人に思いを馳せる時間が増えるのだ。同時に、彼を見る機会も「ご本人登場」として楽しみにするようになる。モノマネって、ファン以外にも顧客を広げる大確変だと思う。イヤならひたすら無視すりゃいいのだ。「モノマネするなッ」「似てない!」ってのは、一番さむい反応だと思う。自分で自分のモノマネをモノマネする、貴乃花レベルの神対応しろとまでは言わないが。モノマネをバカにして舐めてると、損するぞきっと。

市原隼人に教えたい「顧客拡大へのモノマネ芸人の有用性」

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眉毛から漏れ出す市原のイキリぶり

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎ケツの穴が小さかった市原隼人
 モノマネ芸人に噛みついた市原隼人。自分のモノマネにモノ申すのって、芸能人としてかなりケツの穴が小さい印象である。「俺はあんなじゃない」って、似てなかったら編集の時点でカットされるっての。それが放送されたってことは、傍目に見たら「あんな」感じってことなんですよ。

 そもそも芸能人としては、モノマネされるだけありがたいって話である。キンタロー。の時もそうだったが、モノマネされるまで、市原隼人についてなんか、ファンでもなけりゃ考えたこともなかったはず。それがモノマネを通したとたん、「ああそうそう、こんな感じだったよなー」と、ファン以外でも市原隼人に思いを馳せる時間が増えるのだ。同時に、彼を見る機会も「ご本人登場」として楽しみにするようになる。モノマネって、ファン以外にも顧客を広げる大確変だと思う。イヤならひたすら無視すりゃいいのだ。「モノマネするなッ」「似てない!」ってのは、一番さむい反応だと思う。自分で自分のモノマネをモノマネする、貴乃花レベルの神対応しろとまでは言わないが。モノマネをバカにして舐めてると、損するぞきっと。

市原隼人に教えたい「顧客拡大へのモノマネ芸人の有用性」

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眉毛から漏れ出す市原のイキリぶり

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◎ケツの穴が小さかった市原隼人
 モノマネ芸人に噛みついた市原隼人。自分のモノマネにモノ申すのって、芸能人としてかなりケツの穴が小さい印象である。「俺はあんなじゃない」って、似てなかったら編集の時点でカットされるっての。それが放送されたってことは、傍目に見たら「あんな」感じってことなんですよ。

 そもそも芸能人としては、モノマネされるだけありがたいって話である。キンタロー。の時もそうだったが、モノマネされるまで、市原隼人についてなんか、ファンでもなけりゃ考えたこともなかったはず。それがモノマネを通したとたん、「ああそうそう、こんな感じだったよなー」と、ファン以外でも市原隼人に思いを馳せる時間が増えるのだ。同時に、彼を見る機会も「ご本人登場」として楽しみにするようになる。モノマネって、ファン以外にも顧客を広げる大確変だと思う。イヤならひたすら無視すりゃいいのだ。「モノマネするなッ」「似てない!」ってのは、一番さむい反応だと思う。自分で自分のモノマネをモノマネする、貴乃花レベルの神対応しろとまでは言わないが。モノマネをバカにして舐めてると、損するぞきっと。

業界の勝手なルールをぶち壊した、ローラの「キムタクさん」発言

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『THE ROLA!!』/講談社

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎「え~、そこまで考えてな~い」

 黒柳徹子という、ある意味ボスキャラとの対決も済んでしまい、「傍若無人なローラ」というのは、いささか見飽きた感もあったが。先日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、草なぎ剛に「バイク乗ってるの、見たことある~」、木村拓哉に「キムタクさん、キムタクさん」連呼など、トップレベルのNGワード続出で、「権力」がまったく通用しない、天然の発破力を久々に味わわせてもらった。後でローラに、「お酒が飲めなくなってからの、草なぎの唯一の趣味がバイクだけど、付き合う仲間とか、身体的なこととか、とにかくいろいろ危ないから言っちゃダメなんだよ」とか「キムタクってのは、世間が勝手につけたアダ名ってことで、本人気に入ってないから、周りは絶対にそう呼ばないことになってるんだよ」と諭しても、「何で危ないの?」「何で呼んじゃダメなの?」って聞かれるだけで、誰も彼女を納得させられないだろう。何で危ないのか、何で呼んじゃダメなのか。当たり前だと思っていた「業界の常識」であるが、別に我々がそのルールにつき従う必要もないのである。そこを浮かび上がらせたローラ。深いな。本人に、そんな自覚はないだろうが。

業界の勝手なルールをぶち壊した、ローラの「キムタクさん」発言

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『THE ROLA!!』/講談社

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎「え~、そこまで考えてな~い」

 黒柳徹子という、ある意味ボスキャラとの対決も済んでしまい、「傍若無人なローラ」というのは、いささか見飽きた感もあったが。先日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では、草なぎ剛に「バイク乗ってるの、見たことある~」、木村拓哉に「キムタクさん、キムタクさん」連呼など、トップレベルのNGワード続出で、「権力」がまったく通用しない、天然の発破力を久々に味わわせてもらった。後でローラに、「お酒が飲めなくなってからの、草なぎの唯一の趣味がバイクだけど、付き合う仲間とか、身体的なこととか、とにかくいろいろ危ないから言っちゃダメなんだよ」とか「キムタクってのは、世間が勝手につけたアダ名ってことで、本人気に入ってないから、周りは絶対にそう呼ばないことになってるんだよ」と諭しても、「何で危ないの?」「何で呼んじゃダメなの?」って聞かれるだけで、誰も彼女を納得させられないだろう。何で危ないのか、何で呼んじゃダメなのか。当たり前だと思っていた「業界の常識」であるが、別に我々がそのルールにつき従う必要もないのである。そこを浮かび上がらせたローラ。深いな。本人に、そんな自覚はないだろうが。