足りないピースを追い続けた14年間の集大成~『9nine one man live 2019 Forever 9nine』レポート~【後編】

*【前編】はこちらから

 4月6日、会場となったのは、彼女たちのホームグラウンドともいえる中野サンプラザ。駅に着くと、構内にはファン9(9nineファンの呼び名)が出したと思われる大きな広告が飾られている。

 会場である中野サンプラザの前には多くのファンが集まり、横断幕に書き込みをしていたりもする。他のアイドルグループに比べ、女性ファンが多いのも特徴的だ。みな思い思いのスタイルで、今日のライブを待っている。

 17:45開場。中に入ると、顔出しのパネルや、たくさんの関係者からのにフラワースタンドなどが並んでおり、物販には、最後に記念の品を手に入れようと、長い列ができている。そして、ホールの中では、懐かしい曲が流れていた。「Smile Again」「ヒカリノカゲ」といった、最初の5人体制時の曲や、初期9人体制時代の「白い華」なども流れる。ライブを前に、往年のファンは、これまでの9nineの歩みに思いを馳せたのではないだろうか。

感謝と感動にあふれたステージが始まる

 そして、定刻の18:30を過ぎてSEが流れ、ステージの幕が開く。1曲目は「願いの花」。ピンクのスカートの衣装に、タイトルに合わせ、1人1輪ずつ花を手に持って歌う。

「願いは花となりきっと咲き誇る」そんな歌詞になぞらえるように、客席はペンライトの光で埋め尽くされる。

 続いては、ステージに花を置き、激しいダンスナンバー「愛愛愛」で、一気に9nineの世界に入り込んでいく。早くも彼女たちの本領発揮だ。

 曲が終わったところで、「みなさんこんばんは! 9nineでーす!」と挨拶。3曲目の「THE MAGI9AL FES.」、「少女トラベラー」で会場は早くも最高潮の盛り上がりを見せる。

 4曲終わったところで、自己紹介。吉井は「今日は全力で、1曲1曲噛み締めて歌う」と宣言、村田は「幕が開く前から泣きそうだった」と思いを語る。佐武は「中野が日本で一番盛り上がっているということを見せたい」と決意を述べ、西脇は「中野駅の広告を見て、みんなの言葉を受け取った」と話した。

 そして、今の季節にぴったりな曲。「桜、ゆれる」を歌い始める。離れた場所にいる人を想う歌詞とやわらかなメロディが、春の切なさを掻き立てる。1曲1曲が、メンバーからファンへのメッセージのように思えてくる。

「チクタク☆2NITE」に続いて歌った「国道サマーラブ」では、メンバーが客席に降りていき、通路沿いのファンとハイタッチするという演出。これにはファンも大喜びだった。続く「困惑コンフューズ」は、2階から見ていると、そのフォーメーションが美しかった。そして、サビのところではお約束のタオルを回す。客席でもたくさんのタオルが振られ、ステージとの一体感が生まれた。

 ここでMC。番組のロケで、富士急ハイランドに行った時のことを、楽しげに話すメンバー。こんなところからも、メンバーの仲の良さが感じられてうれしくなる。

「私達は新たな決断をした。そして、皆さんの背中を押してあげたい」そんな曲フリで「koizora」を歌う4人。天井のミラーボールが、会場中にピンク色の光を放つ。それはまるで、彼女たちとファンの人たちの未来を照らすかのようだった。

 続く「シ、グ、ナ、ル。」を歌って、メンバーが一度そでにはける。次に出てきたときには、スカートのベールを外した姿。西脇と村田がソロのダンスを披露し、怒涛のメドレーに入っていく。「Love me?」では佐武がソロのダンスを、「Forget-U-not」では吉井がソロのボーカルを聴かせる。

 5曲ほどメドレーでパフォーマンスした後、ドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系)の主題歌にもなったヒット曲「Re:」で会場を沸かせた。「何度でもチャレンジしていきたい」そんな歌詞に込められた思いは、これまでの9nineの歩みを象徴しているようにも思えたし、これからの彼女たちの姿勢であるようにも感じた。

 MCでは、今回のメドレーでの振り付けは、リニューアル後初の曲「Cross Over」を担当した先生が、数年ぶりにつけてくれたものだと話し、感慨深げであった。

「Party9」、そしてその「Cross Over」。この曲を聴いた頃、9nineに対して複雑な思いを抱いていたことを思い出す。でも今は、4人を素直に応援したい気持ちだ。それは、たとえメンバーが変わっても、前に進もうという気持ちは変わらずにあってくれたからだろう。

 西脇の「ファン9のみなさん! ここからは私達と一つになっていきましょう!」という掛け声により、「Wonderful World」。サビの手を振る振り付けに合わせ、会場中の人が手を振る。吉井の「ここからは一緒に歌いましょう」との言葉で、ファンが一緒に歌い始め、会場中が大合唱に包まれる。

 そして、「1.2.3.4.5.6.8.ナイン!」の掛け声で始まったのが、「SHINING☆STAR」。先ほどとは色を変えたミラーボールが会場を照らしていた。そして、本編ラストの曲「Evolution No.9」。こちらもドラマの主題歌に使われたヒット曲。会場からは、活動休止を惜しむかのように力強い手拍子が湧き上がる。曲のラストでは、会場に紙テープが噴射され、大きな盛り上がりの中、メンバーたちが手を振ってそでにはけていった。

合言葉は「Forever 9nine」

 もちろんアンコール。しかし、普通のアンコールとは違った。会場には「SHINING☆STAR」のサビの部分の大合唱が響いたのだ。こんなアンコールは初めてだが、悪くない。しばらく合唱が続いたあと、メンバーが上着をTシャツに着替え登場した。

 アンコール1曲目の「Fly」を歌い終わると、メンバーもリラックスした表情で話し始める。次の曲では、グッズのライトを使って会場も一緒にふりをしてもらいたいとのこと。ボタンを押す毎に色が変わるライトを操りながら、「SMILE&TEARS」。笑顔の中、終わりの時が近づきつつある。

 続く「流星のくちづけ」では、再びメンバーが会場に降りて、サインボールを客席に投げる。曲が終わり、客席も入れた記念撮影をしたあと、メンバーそれぞれから最後の挨拶。

 吉井は「3歳からダンスを始め、オーディションも受けまくって、やっと出会ったのが9nineだった。3人が一緒だったから今日まで強く強く生きてこられた。ありがとう」とメンバーに感謝の思いを語る。

 村田は、「『活動休止ってなんやねん!』と思ったけど、決断したのは私たち。本気でこれからも9nineのために生きていこうと思った。みなさんのおかげです」と話した。

 佐武は、「芸能界に入って、最初の仕事が9nineだった。それまでは夢がなかったけど、みんなでいろんな景色を見るのが夢になった。これからどんな形になっても、9nineとして生きていきます」とコメント。

 最後に西脇が「出会って一つの空間を作った宝物がファン9だった。活動休止については、メンバーの中にもいろいろな思いがあった。今までは手をつないで輪になっていたものが、一列に並んで踏み出すように、ちょっと形を変えるだけだと思っている。だから心配しなくて大丈夫」と話しながらも、時折涙声になる。「今日は最後まで見守ってくれてありがとう」。そう締めくくった時、村田からお知らせが入る。今日のライブが、今年の9月9日にBlu-rayで発売になるという。「みんなで一緒に見よう!」そんな言葉も飛び出しながら、次の曲へ。

 アンコール4曲目は、メンバーの自己紹介ソング「9nine o’clock」。かつては、川島海荷のパートも入っていたが、彼女の脱退後は4人のものに歌詞を変えているナンバーだ。曲が終わると、メンバーがステージにあった花を手にする。そう、1曲目で手に持っていたものだ。それを手にして、「好き、嫌い、好き、嫌い……」と花びら占いを始める。そして、最後にみんなで会場に向かって叫ぶ。「大好きー!」

 そのままラストの曲「colorful」へ。「何が起こっても 絶対大丈夫だから」――メンバーが自分自身に、そして会場のファンに向けて言い聞かせるような歌詞。ステージ上では、新たな旅立ちをするメンバーの上に、花びらのような紙吹雪が舞ってくる。

 歌い終えると、メンバー全員の肉声で「9nineは永遠だよ!」と挨拶。会場の拍手は、鳴り止むことがなかった。

 終了後、会場で配られた、Blu-ray発売を知らせるポストカードの裏には、「NEVER BREAK UP」と書かれていた。これで終わりではない、まだまだ、それぞれの中にある9nineは続いていくという決意表明でもあろう。

  こうして、9nineは、14年の活動の歩みを止めた。

 アイドルというものが、“何かになるための過程を見せるもの”だとすれば、9nineは、その名の通りあと1つ足りないピースを追い続けた、まさにアイドルだったと言えよう。

 これからは、4人それぞれが、なりたい自分に向かって、残りのピースを探していくことになるのだ。恐れることはない、メンバーも、ファンも、9nineの魂は受け継がれていく。どのような道になろうとも、きっとその歩みを見届けてくれるはずだ。それが、メンバー4人と、ファンである私達との約束なのだから。

(文=プレヤード)

足りないピースを追い続けた14年間の集大成~『9nine one man live 2019 Forever 9nine』レポート~【前編】

 アイドルグループの名前の由来はさまざまだ。奇をてらってつけられたようなものもあれば、運営の思いをストレートに表したものもある。

 その点、アイドルユニット「9nine」の名前はシンプルだ。メンバーが9人だったから“9nine”。しかし、その名前は、後々いろいろな意味を持つようになってくる。

決して平坦ではなかったその道のり

 9nineが結成されたのは2005年、平成で言えば17年。AKB48が産声を上げ、当時の小泉純一郎首相が郵政解散を行った年というと、ずいぶん昔であるように感じるだろう。

 それから14年、ここまでの歩みは、決して平坦なものではなかった。先に述べた通り、結成時のメンバーは9人。現メンバーの西脇彩華、佐武宇綺のほか、現在は女優として活動しトーク番組などにも出演している我妻三輪子なども名を連ねていた。

 活動開始から1年ほど経った07年、メンバー2名が脱退し、新たに下垣真香、そして川島海荷が加入する。当時の川島は、すでにドラマなどで注目され、アイドルファンの間では知られた存在であった。さらにグループ加入後も、映画やCMなどでの活躍が続き、9nineは、“川島海荷のいるグループ”という認識をする人も多くなっていった。

 その年の12月、初期メンバーであった加藤瑠美が脱退、8人体制となった。この時は、グループ名に関し「メンバー8人と、ファンのあなたを加えて9nineです」と言っていた記憶がある。9nineの「足りないピース」が生まれた頃だ。

 翌年、リーダーを務めていた芦田万莉恵を含む3人が脱退。5人体制となる。同じ事務所のベイビーレイズのように、改名することもできただろう。しかし、彼女らはそれをしなかった。「“10”に少し届かない数字のまま、そこを目指していこう」という意味合いの中、9nineというグループ名を使い続けたのだ。

 私が一番熱心に足を運んでいたのは、この初期5人組の頃だった。CDのリリースも相次ぎ、イベントも多く開催していた。順調に活動しているように思えていたが、その状況もまた1年ほどしか続かなかった。

 10年、大きな転機を迎える。メンバーの下垣と三浦萌が脱退、代わりにオーディションで選ばれた吉井香奈恵と村田寛奈が加入する。「パフォーマンスガールズユニット」を名乗り、レコード会社も移籍、ライブではハンドマイクではなくヘッドセットをつけて歌い踊るという、全く新しい基軸を生み出したのだ。

 ファンの反応はさまざまだった。脱退した下垣や三浦のファンであり、そこから離れていく者や、これまでよりもスタイリッシュでダンサブルなパフォーマンスに乗り切れない人もいた。私も正直、この頃の9nineについては、複雑な思いで見ていた。

 ここで一つの力になったのは、川島のさらなるブレイクだろう。時を同じくして、映画『私の優しくない先輩』(2010)に主演、深夜ドラマ『ヘブンズ・フラワー』(TBS系)でも主演するなど、女優として多くのファンを獲得していったのだ。私の周りでも、川島きっかけで9nineのライブに足を運ぶようになったという人も確かにいる。

 こうして、新たな体制となった9nineは、方向性を定め、前に進み始めたのである。もちろん、ライブパフォーマンスも磨いていたが、その一方で、それぞれのキャラクターを活かしたバラエティなどでも楽しませてくれた。ラジオ番組『オールナイトニッポンR』(ニッポン放送)や、12年に放送されたドラマ『こんなのアイドルじゃナイン!?』(日本テレビ系)などで、彼女たちの素に近い部分を知ることもできた。

 精力的にライブや新曲のリリースを続け、14年には武道館公演も開催した。順調に目指すべきものに近づいたと思われたが、16年、彼女たちはまた一つのピースを失うこととなる。エース的な存在であった川島の脱退だ。

 もちろんファンにとっても大きな出来事であったが、メンバー自身、4人体制になるということに不安はあったようだ。また一つ、空いた穴を埋める作業を始めることになったのだから。

 それでも、彼女たちは諦めることはなかった。ライブ活動を続けるとともに、同じ事務所のベイビーレイズJAPANとの共演で、『浅草ベビ9』(テレビ東京系)というバラエティ番組も始まる。番組は楽しいものだった。4人体制になってからも、彼女たちの上昇志向は変わることなく、常に前を向き続けた。

 その頃、メンバー個人の仕事も増え続けてきた。西脇は、姉である、Perfumeの西脇綾香とともにラジオを始め、佐武はアニメの声優をやるようになった。

 そんな迷いの中、今年の2月、9nineが活動休止に入ることが発表。

「活動休止」という言葉に、ファンは戸惑った。“解散”ではない。あくまでも音楽活動を休止することだ。

 その思いについて、ネット配信番組などでは語られてきたが、休止前、メンバーはどんなステージを見せ、どんな言葉をファンに直接話すのか。それを聞くために、活動休止前最後となるライブ会場に向かった。

*後編へつづく

(文=プレヤード)

9nine活動休止発表、レプロの悲願の音楽ビジネス挑戦は失敗……「武道半」も影響か

 芸能事務所レプロエンタテインメントに所属する4人組女性アイドルグループ「9nine」が、4月6日に中野サンプラザで行われる単独ライブをもって活動休止することを発表した。今後、メンバー4人はソロとして活動していくという。

 2005年9月に、メンバー9人で結成された9nine。その後加入と脱退を経て、16年7月から佐武宇綺、西脇彩華、吉井香奈恵、村田寛奈の4人で活動、このうち佐武と西脇がオリジナルメンバーだ。07年から16年7月までは、女優の川島海荷もメンバーとして活動していた。

「同じ事務所の後輩にあたるベイビーレイズJAPAN(以下、ベビレ)が18年9月に解散していますが、それと同じ時期くらいから9nine活動休止のウワサが業界内で流れていて、もう少し早いタイミングで9nineも幕を閉じるかもしれないとも言われていました。まあ、これでレプロとしては、音楽事業から撤退ということになるのかもしれません」(音楽業界関係者)

 吉川ひなの、長谷川京子、新垣結衣など、数々のモデル出身の女優・タレントを育ててきたレプロにとって、アイドルグループの成功は悲願だったとか。

「テレビタレントや俳優は本人が稼働しないとギャラが発生しませんが、音楽ビジネスは1回当たれば稼働なしで印税が入ってくるというオイシさがある。芸能事務所としても、ヒット曲を持つアーティストが所属していると、経営も安定するんです。そういう意味でも、レプロにとってアイドルグループの成功は大きな目標だったはず。特に本間憲社長が相当力を入れて、9nineやベビレを育てていたようです」(同)

 9nineもベビレも、人気や売り上げでは、“中堅クラス”のアイドルグループだった。実際のところ、単独ライブで集客できるのは、多く見積もっても2,000人くらいまで。ホールクラスの全国ツアーを組むことは難しく、基本的には数百人程度のキャパシティーを持つライブハウスでの公演が基本となっていた。しかし、9nineは14年8月に、ベビレは14年12月に、それぞれ日本武道館での単独公演を行っている。

「正直言って、9nineもベビレも武道館公演ができるほどの人気があったわけではない。それでも、レプロとしては話題性も欲しいし、箔も付けたいということで、単独武道館公演を強行したんです。そして、やはりふたを開けてみれば、9nineもベビレも武道館の客席を埋めることはできず、『半分くらいしか集客できなかった』という意味で、“武道半”などと揶揄されてしまった。そういったマイナスイメージを背負ったまま活動することとなったのも事実であって、だからこそブレークには至らなかったとの見方もできる。結局のところ、レプロの音楽ビジネスにおける“イケイケ路線”は見事に失敗してしまったわけです」(同)

 今後、レプロは、どういった方向性で進んでいくのだろうか?

「おそらく音楽ビジネスからは距離を置いて、本来の路線である“モデル・女優”を軸にしていくでしょう。また、浅草に『浅草九劇』という常設の劇場をもっていて、そこを拠点に活動する『ローファーズハイ!!』という若手女優劇団や、『ウズイチ』という男性演劇ユニットも抱えています。これらの中から、将来的に新垣のような売れっ子を輩出するというのが、当面の戦略となりそうです」(同)

 アイドルブームの終焉によって、音楽ビジネスにおける野望がついえてしまった芸能事務所は、レプロだけではない。夢の時間は過ぎ去り、多くの芸能事務所が現実に引き戻されているのだ。

レプロがアイドルグループに見切りをつけた! 9nine、ベビレの冠番組を若手女優メインにリニューアル ポスト能年、清水を育成へ

 芸能事務所「レプロエンタテインメント」所属の若手女性タレントが多数出演する深夜バラエティー番組『浅草うず九』(テレビ東京)が、1月14日にスタートした。

 同番組は、2017年4月から9月まで放送されていた、レプロ所属のアイドルグループ「9nine」と「ベイビーレイズJAPAN」の冠番組『浅草ベビ9』をリニューアルしたもの。今回からは、同事務所の若手女優劇団「ローファーズハイ!!」をメインとして、9nineやベビレのメンバーたちはアシスタントMCに回っている。アイドルに詳しいテレビ誌記者は、こう話す。

「ローファーズハイ!!は、女優やモデルとして活動しているメンバーたちからなる劇団ですが、グループとしてかっちり活動するということではなく、ソロで活躍することを目指したメンバーの集まりです。つまり、この番組から人気アイドルグループを生み出すということではなく、ローファーズハイ!!のメンバーに経験を積ませて、将来的に何人かものになればいいという感じだと思います」

 前身番組である『浅草ベビ9』で準レギュラー的立場だったローファーズハイ!!にメインを奪われた形になった、9nineとベビレは、内心穏やかではないだろう。

「レプロとしては9nineもベビレも育成には結構なお金をかけていて、無謀だといわれても、それぞれが単独日本武道館公演を開催しました。しかし、両方のグループともに武道館を満員にすることはできず、なかなか人気も上がらないまま。レプロはもうアイドルグループの売り出しには、限界を感じているのだと思います。9nineとベビレに番組をやらせても、これ以上結果は出ないだろうと判断し、若手女優の育成に力を入れだしたのでしょうね」(同)

 レプロといえば新垣結衣という看板女優がいるが、その後がなかなかパッとしないのも事実。「のん」こと能年玲奈は独立し、清水富美加は幸福の科学に出家してしまった。9nineを卒業し、女優に専念するはずだった川島海荷は、なぜか日本テレビ系情報番組『ZIP!』の総合司会となっている。

「レプロは、能年、清水、川島の3枚看板を、新垣結衣クラスまで引き上げる目算だったはず。ただ、能年が独立したことで、急きょ清水をイチオシにして、川島を情報番組にブッキングするも、清水がいきなり出家してしまい、すべての計算が狂ってしまった。それまでは、“女優でもうけたお金を、アイドルグループに投資する”という形で9nineやベビレを育ててきたわけですが、それもできなくなった。しっかり売り上げを確保するためには、やはり売れっ子女優が必要だということで、ローファーズハイ!!に力を入れるようになったのでしょう」(芸能事務所関係者)

 若手女優を育成するのは結構だが、扱いが悪くなっていく9nineやベビレのメンバーたちがふびんでならない……。