このまま引退も……? ボクシング現役世界王者・井岡一翔に大異変「ジムに顔を出していない」

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『井岡一翔 激闘 ~井岡伝説2階級制覇への道~』(TCエンタテインメント)
 プロボクシングで世界タイトルを3階級制覇している現WBAフライ級王者の井岡一翔に“引退危機”がささやかれている。これを最初に伝えたのは、8月10日付の夕刊フジ、筆者の連載コラムにおいてである。  その後に一部週刊誌が後追いしているが、所属の井岡ジム関係者が6~7月に「前回4月の試合以降、ジムに顔を出しておらず、最悪このまま引退」と話していたのである。  さらに新たに聞こえてきた話では「別のジム関係者が井岡の獲得に意欲を見せているらしい」というのである。もし、井岡がこのジムに移籍した場合、今後の試合は、これまで試合を中継放送してきたTBSではない別の局になるという。 「ただ、ジムやテレビの移籍が絡むとボクシング界はかなりモメる。よほど円満に話が進まないと、実現は難しいと思う」と、事情を知る業界関係者。  井岡が所属するのは父親、一法氏が会長を務める井岡ジム。本来ならファミリー運営でもめる要素などないはずだったが、その父親との関係が悪化したと関係者は話す。 「父親が谷村奈南との結婚に反対したという話もありますが、どうもそれだけではなくて、金銭問題も聞こえてきています。ただ、親子の話なので、何が一番の原因かはハッキリつかめない。どうであれ、一法会長はかなりのワンマン。たとえ愛息であっても口を挟めなかった部分があって、亀裂が深まった感じですね」(同)  一法氏は昨年、週刊誌に脱税や療養費詐欺といった疑惑を報じられている。これらが立件されたわけではないが、このイメージダウンを一翔本人が不快に思っていたという話もある。  また、一法氏は元世界2階級制覇の弟、井岡弘樹ジムの弘樹会長とも数年前にジム分裂で距離ができ、絶縁に近い状態に陥っている。何かとトラブルがささやかれる人物だ。 「ジムには息子以外にも元世界ランカーの人気選手もいたんですが、彼もまた一法会長の振る舞いに疲れてジムを去ってリタイヤ状態です。選手を育てる手腕は高いんですがね……」(同)  井岡はアマチュアで活躍後、2011年にWBCミニマム級、12年にWBAライトフライ級、15年に同フライ級王座を獲得し、プロ3階級制覇を達成。今年4月の試合で5度目の防衛に成功し、その翌月には結婚を発表していた。公私ともに順調に見えたが、それが一転して、次戦の予定が立たない状況だ。ならば、ほかのジムに移籍すればと考える人もいるだろうが、関係者が話すように、ボクシング界では移籍が非常に難しい制度になっている。 「選手の意向だけでは自由になれない。芸能プロダクションの奴隷制度とそっくりで、所属ジムの了承なしに移籍ができない。勝手に移籍しようと思えば高額な移籍金を出せと言われ、それが出せないと所属のまま試合も組まれない“飼い殺し状態”にされる。若いボクサーの全盛期は限られるから、それが怖くてみんなジムの会長には逆らえない」(同)  その縛りは、移籍だけにとどまらない。ある元選手は世界チャンピオン時代、海外でのビッグマッチを望んでいたが、ジム側が日本で細々と興行をやっていたほうが儲かると判断して、延々と格下や無名外国人との消化試合をやらせていた。選手は後援者にそのことを愚痴っていたことが漏れ伝わっており、結局、モチベーションの低下が引退にもつながった。  井岡が移籍するには父親の協力が不可欠であるが、現在は対話のない状況だというしかし、7月末にWBAからランキング1位のアルテム・ダラキャン(アゼルバイジャン)と防衛戦を行うよう指示が出ており、これに応じなければベルトははく奪となる。このままであれば、11年から6年連続で開催されてきた恒例の「大みそかマッチ」が途絶えることにもなり、その進退が注目される。 (文=片岡亮/NEWSIDER)

このまま引退も……? ボクシング現役世界王者・井岡一翔に大異変「ジムに顔を出していない」

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『井岡一翔 激闘 ~井岡伝説2階級制覇への道~』(TCエンタテインメント)
 プロボクシングで世界タイトルを3階級制覇している現WBAフライ級王者の井岡一翔に“引退危機”がささやかれている。これを最初に伝えたのは、8月10日付の夕刊フジ、筆者の連載コラムにおいてである。  その後に一部週刊誌が後追いしているが、所属の井岡ジム関係者が6~7月に「前回4月の試合以降、ジムに顔を出しておらず、最悪このまま引退」と話していたのである。  さらに新たに聞こえてきた話では「別のジム関係者が井岡の獲得に意欲を見せているらしい」というのである。もし、井岡がこのジムに移籍した場合、今後の試合は、これまで試合を中継放送してきたTBSではない別の局になるという。 「ただ、ジムやテレビの移籍が絡むとボクシング界はかなりモメる。よほど円満に話が進まないと、実現は難しいと思う」と、事情を知る業界関係者。  井岡が所属するのは父親、一法氏が会長を務める井岡ジム。本来ならファミリー運営でもめる要素などないはずだったが、その父親との関係が悪化したと関係者は話す。 「父親が谷村奈南との結婚に反対したという話もありますが、どうもそれだけではなくて、金銭問題も聞こえてきています。ただ、親子の話なので、何が一番の原因かはハッキリつかめない。どうであれ、一法会長はかなりのワンマン。たとえ愛息であっても口を挟めなかった部分があって、亀裂が深まった感じですね」(同)  一法氏は昨年、週刊誌に脱税や療養費詐欺といった疑惑を報じられている。これらが立件されたわけではないが、このイメージダウンを一翔本人が不快に思っていたという話もある。  また、一法氏は元世界2階級制覇の弟、井岡弘樹ジムの弘樹会長とも数年前にジム分裂で距離ができ、絶縁に近い状態に陥っている。何かとトラブルがささやかれる人物だ。 「ジムには息子以外にも元世界ランカーの人気選手もいたんですが、彼もまた一法会長の振る舞いに疲れてジムを去ってリタイヤ状態です。選手を育てる手腕は高いんですがね……」(同)  井岡はアマチュアで活躍後、2011年にWBCミニマム級、12年にWBAライトフライ級、15年に同フライ級王座を獲得し、プロ3階級制覇を達成。今年4月の試合で5度目の防衛に成功し、その翌月には結婚を発表していた。公私ともに順調に見えたが、それが一転して、次戦の予定が立たない状況だ。ならば、ほかのジムに移籍すればと考える人もいるだろうが、関係者が話すように、ボクシング界では移籍が非常に難しい制度になっている。 「選手の意向だけでは自由になれない。芸能プロダクションの奴隷制度とそっくりで、所属ジムの了承なしに移籍ができない。勝手に移籍しようと思えば高額な移籍金を出せと言われ、それが出せないと所属のまま試合も組まれない“飼い殺し状態”にされる。若いボクサーの全盛期は限られるから、それが怖くてみんなジムの会長には逆らえない」(同)  その縛りは、移籍だけにとどまらない。ある元選手は世界チャンピオン時代、海外でのビッグマッチを望んでいたが、ジム側が日本で細々と興行をやっていたほうが儲かると判断して、延々と格下や無名外国人との消化試合をやらせていた。選手は後援者にそのことを愚痴っていたことが漏れ伝わっており、結局、モチベーションの低下が引退にもつながった。  井岡が移籍するには父親の協力が不可欠であるが、現在は対話のない状況だというしかし、7月末にWBAからランキング1位のアルテム・ダラキャン(アゼルバイジャン)と防衛戦を行うよう指示が出ており、これに応じなければベルトははく奪となる。このままであれば、11年から6年連続で開催されてきた恒例の「大みそかマッチ」が途絶えることにもなり、その進退が注目される。 (文=片岡亮/NEWSIDER)

Gカップの爆乳にKOされたプロボクシング世界王者・井岡一翔 谷村奈南はどこまで本気?

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『I am NANA』(ワニブックス)
 一部スポーツ紙が、プロボクシングWBA世界フライ級王者・井岡一翔(26=井岡ジム)が、グラビアアイドルで歌手の谷村奈南(28)との結婚を決意したと報じた。  この報道を受けて1月18日、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)が直撃取材したところ、井岡は「世界一大切な人で、大事に思っています」「初めて、『結婚したい』と思った人」と答えた。井岡の所属事務所は「お付き合いさせていただいております。しかしながら、結婚の準備を行っている事実はありません」と回答し、現時点での結婚は否定した。  かつて井岡は、セレブキャラで知られるモデルのソンミと交際していたが、2014年に破局。翌15年1月、写真週刊誌に谷村とのツーショット写真をスクープされたが、当時は友人関係で、交際に発展したのはその直後だという。  この“結婚”報道に、井岡の父でジム会長の一法氏は不快感を示しているという。 「1月3日に、井岡から谷村を紹介されたようです。ただ、谷村の親とは顔合わせもしておらす、結婚ついては『順序が違う』と怒り心頭です。『トップアスリートと結婚するんだから、相手は芸能界を辞めて、一翔に尽くす気持ちがあるのか』との疑問も投げかけています」(スポーツ紙記者)  谷村といえば、今では推定Gカップの爆乳を売りにしたグラドルのイメージが強いが、本来はれっきとした歌手。青山学院大学法学部在学中の07年5月に、エイベックス系のレーベル・SONIC GROOVEから、1stシングル「Again」でデビュー。08年暮れの「第50回日本レコード大賞」では、3rdシングル「JUNGLE DANCE」で優秀作品賞を受賞。4thシングル「If I’m not the one/SEXY SENORITA」は自己最高のオリコンヒットチャート8位まで上がったが、その後は伸び悩み。11年8月にリリースした1stアルバム『NANA BEST』を最後にCDは出しておらず、ここ最近は目立った音楽活動はしていない。  その一方で、持ち前のグラマラスボディーを生かすべく、10年10月に1st写真集『奈南』(ワニブックス)を刊行。以後、4冊の写真集を出しており、すっかりグラドルと化した感がある。いまや、めっきりその名を聞く機会も少なくなっているが、自身のSNSによると、昨年12月、初の映画撮影に臨んでおり、今年女優デビューを果たすことになりそうだ。 「谷村自身は音楽活動に未練を残していますが、所属事務所はすでに見切りをつけており、アーティストとしての復活は難しいでしょう。写真集以外はこれといった仕事もしておらず、井岡との交際には“売名”のにおいもしてきますし、どこまで本気なのかわからない。今回の結婚報道も、谷村サイドからのリークの可能性が捨てきれません」(芸能ライター)  一法会長は元プロボクサー、叔父で一法会長の弟・弘樹氏(井岡ボクシングトレーニングジム会長)は、いわずと知れた世界の2階級を制覇した元王者で、井岡はボクシングファミリーの中で育った。学生時代からボクシング一筋でろくに遊んでいなかったため、女性への免疫が乏しく、谷村のGカップバストの前にあっさり陥落してしまったのは無理からぬところ。  プロボクサーは減量と闘わなければならず、どのプロスポーツより、厳格な食事管理が求められる。果たして谷村に、芸能界にキッパリ見切りをつけて、井岡のサポートに専念する覚悟はあるのか? 結婚への道のりは、まだまだ山あり谷ありのようだ。 (文=森田英雄)

ボクシング井岡戦で挑戦者一行を激怒させた“Fカップマネジャー”セクハラ報道連発の裏事情とは

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『今をブレない。』(講談社)
「とても公平に報じると聞いていた日本のマスコミに、ガッカリしました」  プロボクシングの世界タイトルマッチで、挑戦者として来日したアルゼンチンの選手や関係者の一行が口にしていたのが、日本のスポーツ紙記者に対する不満だった。 「選手でもない人間の胸もとを盗撮して新聞に掲載して、本当にひどいと思いました」  通訳を介して聞こえてきた陣営の不満は、スポーツ紙が「推定Fカップの美人」と報じた27歳のマネジャー、ナタリア・リベロさんの扱いについてだ。  9月27日に大阪で行われたWBA世界フライ級タイトルマッチ、チャンピオンの井岡一翔と、挑戦者の同級10位・ロベルト・ドミンゴ・ソーサの試合では、戦前23日あたりからウェブ版も含めて掲載された、各紙の記事の見出しがやたらとナタリアさんについてのものだった。 「井岡に“ハニートラップ”の危機、会長『セコンドにつかれたらヤバイ』」(23日、サンケイスポーツ) 「井岡に“最胸の刺客”!F乳ハニートラップに会長KO寸前『汗かくわ』」(23日、同) 「井岡、悩殺刺客 ソーサ陣営に巨乳美女」(24日、デイリースポーツ) 「井岡陣営、F乳美人マネージャーに色々仕掛けられた!」(27日、同) 「井岡“ドキドキ計量”相手ソーサ美人マネに心拍数異変!?」(27日、スポーツニッポン) 「Fカップ・マネジャーのナタリアさん、大胆衣装も大差での敗戦にがっくり」(27日、スポーツ報知)  各紙が示し合わせたかのように「Fカップ」と胸のサイズを書き、その写真も大々的に掲載。スポーツ報知などは彼女が前かがみになったところを狙った“谷間ショット”も掲載していたが、ナタリアさんはタレントでもなんでもない一般人。父親がボクシングプロモーターであることからマネジャー業を行っているが、年末には母国で結婚を控えているだけに、日本の過熱報道には不快感を示したわけだ。  ただ、こうした記事を書いた記者のひとりに話を聞くと「そもそも挑戦者が格下すぎて、他に話題がなかったのが原因。これを煽ったのも井岡サイドだ」と反論した。 「挑戦者ソーサはもともと世界ランカーではなかったのに、井岡との試合が決まって世界ランクに入った急造ランカーで、どう見ても井岡の防衛は間違いなかったでしょ。そんな試合をどう煽れというの。そこで井岡の父親である、一法会長が『向こうのマネージャーが凄い美人や。色気でやられてしまうわ』って言い出して我々もネタにしただけ。Fカップと言い出したのは会長ではなく記者のひとりだったけどさ(笑)」  要するに、一般人女性の胸の谷間を載せて「Fカップ」と書き立てたボクシング記者たちは、勝敗の見えた試合の行方よりもこっちの方が気になっていたということか。実際、試合は井岡が余裕をもった試合運びを見せ一方的な展開で、ジャッジひとりがフルマークをつける大差の判定決着だった。 「試合後、記者のひとりが落ち込むナタリアさんをしつこく追って宿泊先まで行ったけど、さすがにアルゼンチン男性のスタッフに『やめろ』と一喝されたそうだよ(笑)。TBSの視聴率(関東平均10.8%)がいまいち伸びなかったらしいけど、美人マネジャーを特集していたら、あと3%は伸びたんじゃないの?」と前出記者。  ボクシングファンなら記者の追跡力を別の方向に生かしてほしかったと思うだろうが「美人○○」というカテゴリーが大好きなスポーツ紙に、そんな話は馬の耳に念仏か。

ボクシング井岡一翔 3階級制覇の野望を支える「アマチュア時代の辛酸」と「井岡家の看板」

20140916_300.jpg  2014年5月、IBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロン戦で、判定の末に敗北した井岡一翔。彼にとって、プロ転向後、15戦目にして初の敗戦であり、ミニマム級、ライトフライ級と王座に君臨してきたボクサーによる無敗での3階級制覇の野望が見送られた瞬間だった。  だが、これは一翔にとって初めての敗戦ではない。プロ転向以前、彼は敗北の辛酸をなめ尽くしてきた。  元フェザー級ボクサーである井岡一法を父に持ち、叔父は世界2階級を制した井岡弘樹。彼らからトレーニングを受けた一翔は、しばしば「サラブレッド」ともてはやされている。  しかし、アマチュア時代の彼は負けの連続だった。中学時代にボクシングを始めた一翔。当初から、彼の目標は「世界チャンピオン」ただひとつだった。しかし、高校1年生で出場したインターハイ予選、一翔はまさかの敗北を喫する。まだ全国大会ですらない、近畿大会での出来事だ。 「負けて泣くな! 泣くんやったら勝って男泣きしろ! 世界チャンピオンになるって言ったんちゃうんか!」(『今をブレない。』講談社)  父は一翔の涙に激怒し、ボクシングを辞めさせようとした。しかし、一翔はその叱咤に再び立ち上がると、史上3人目の高校6冠を達成。そして、ボクシングの名門として知られる東京農業大学に進学する。住み慣れた大阪の地を離れ、北京オリンピックを目標に据えた厳しい練習を行っていく。  だが、オリンピック日本代表選考会を兼ねた全日本アマチュアボクシング選手権大会決勝、一翔は1ポイント差で判定負けを喫し、オリンピック出場の夢は閉ざされた。金メダルを獲得し、鳴り物入りでプロデビューを飾るという夢が散った瞬間だった。そして、翌年の同大会でも判定負けの準優勝に終わった一翔は、大学を中退してプロに転向することを決意する。これ以上、大学に在籍していることは、大学生活に甘えているだけなのではないかと感じたのだ。だが、それはチームメイトたちへの裏切りを意味することとなる。 「僕は部員全員に憎まれてもしょうがないと覚悟していた」(同)  こうして、一翔は、挫折の末にプロへとたどり着いたのだった。  そして、プロに転向すると、一翔の快進撃は続いた。09年1月にプロテストに合格すると、4月にプロデビュー。3戦目には世界ランカーを打ち倒し、6戦目には日本ライトフライ級王座を獲得、7戦目には夢だったWBC世界ミニマム級王者を獲得する。しかし、その喜びは一瞬のうちに消えてしまった。 「ひとしきり喜びを噛みしめたあとはもう、自分が世界チャンピオンになれたことよりも、やっとスタートラインに立てたという意識のほうが強かった」(同)  夢だった世界チャンピオンになった瞬間、夢は通過点に変わった。さらに3回の防衛に成功し、ライトフライ級に転向。ここでもチャンピオンに輝いた一翔は3回の防衛戦を勝ち抜き、さらに上のフライ級へと転向する。そして、14年5月、アムナット・ルエンロンに破れ、タイトル獲得に失敗したのだ。  一翔の原点となっているのは、アマチュア時代に経験した105戦だ。ボクシングの世界では、プロに比較しても遜色ないほど、アマチュアのレベルは高い。プロよりもラウンド数が少ないため、試合序盤から相手の様子をうかがう余裕はなく、トップギアで打ちながら、相手の弱点を見抜いていかなければならない。そんな経験を実践で叩き込まれたことが、一翔がプロとして活躍できた一因だ。  そして、一翔を支えるもう一つの大きな柱が、「井岡」という看板だ。父と叔父が背負ってきた看板を、一翔はいま、一身に背負っている。彼に課せられた使命は、その名に傷をつけず、さらにその看板を磨き上げること。現在、一翔が目標としている3階級制覇は、叔父でありジムの会長である弘樹がついに果たせなかった夢なのだ。  プロとして初の敗戦から4カ月。9月16日には、後楽園ホールでコロンビアの世界ランカーとの再起戦を行う。プロとして初の敗北を喫した後だけに、この試合の成否が今後の一翔の方向を決めることになるだろう。井岡ジム会長である父は、これに勝利した後の大みそか、一翔を再び世界3階級制覇に挑戦させる意向を示している。

ボクシング井岡一翔、強敵との試合を避ける“亀田システム”の複数階級制覇に意味はあるのか

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『井岡伝説2階級制覇への道』(TCエンタテインメント)
 11日、プロボクシングWBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔が2度目の防衛戦を行い、同級5位のタイ選手を7ラウンドでノックアウト。同級での世界戦3試合連続KO勝利を記録するとともに、同王座の防衛に成功した。  井岡は試合後のリング上で「僕がライトフライ級にいる限り、僕のスペースしか空いてない。この座は誰にも譲らない」と堂々宣言。過去にWBAミニマム級王者だったこともある井岡陣営は、年内にもフライ級にウエイトを上げて3階級制覇を目指す方針を明かした。日本史上最速のデビュー7戦目で世界のベルトを巻き、以降も順風満帆に見える井岡のプロキャリアだが、ファンの視線は意外にも冷ややかだという。 「試合後のインタビューには、思わず笑ってしまいましたよ。同じ階級にローマン・ゴンザレスがいることは、もう忘れたんですかね」(観戦したファン男性)  ローマン・ゴンザレスとは、現在「WBA世界ライトフライ級スーパー王者」という地位にあるニカラグア出身の選手。実は、井岡が現在保持しているベルトには、このゴンザレスに関係する“いわく”がある。 「昨年12月に、WBAは突如、当時チャンピオンだったゴンザレスを、この“スーパー王座”に認定したんです。“スーパー王座”とは、いちおう『WBA王座を5度、もしくは10度連続で防衛に成功した選手』または『他団体との王座を統一した選手』という基準があるものの、実情はWBAが恣意的に運用できる制度です」(専門誌記者)  このゴンザレスの“スーパー”認定によって、WBAの正規王座は空位に。その空位をランキング5位の選手と争って獲得したのが、現在井岡が保持しているタイトルである。事実上、井岡はゴンザレスに“スペースを空けてもらった”形になったのだ。 「WBAはこの決定戦から90日以内に、井岡とゴンザレスとの指名試合を行うよう通達を出しました。今年2月には試合の入札が予定されていましたが、なぜか延期され、そのままうやむやになっています。統括団体の意思決定さえ反故にして押し通す陣営の手際には恐れ入りますが、井岡が年内に階級を上げて3階級制覇を狙うということは、このままゴンザレスから逃げるということですよ」(同)  過去に日本のボクシング界で3階級制覇を達成しているのは、現WBA世界バンタム級王者の亀田興毅ただ1人。だが、関係者・ファンの間で、興毅が日本ボクシング史上最も偉大な選手だという認識は皆無だ。 「興毅は、徹底的に強い相手を避け、統括団体に手を回し、効率的に各階級のベルトをコレクションしていっています。その過程には、もちろん放送局であるTBSも重要な役割を果たしている。今回の井岡陣営の動きは、TBSが得意とする“亀田システム”そのものです。とてもファンに理解が得られるものではない」(同)  複数階級制覇といえば耳触りはいいが、過去に6階級制覇を達成したオスカー・デ・ラ・ホーヤ(米国)やマニー・パッキャオ(比国)、5階級のシュガー・レイ・レナードやトーマス・ハーンズ(ともに米国)らが国際的な尊敬を集めているのは、決してその数字のためではない。その時代のトップ選手たちと臆することなく対戦し、しのぎを削り合ったからにほかならない。  前出のファン男性が言う。 「井岡の試合はデビューから全部、生で見てます。実力は、間違いなく本物なんですよ。本物だから、亀田みたいな路線で行こうとするのが、たまらないんです……」  ゴンザレス自身も今後フライ級への転向を明言していることから、近い将来、一階級上で井岡対ゴンザレスが実現する可能性もゼロではないだろう。  当然だが、現在、客観的な地位としてライトフライ級で井岡より上にいるローマン・ゴンザレスの存在が、TBSの試合中継で触れられることは一度もなかった。  このまま、パチンコメーカーからのスポンサーマネーに浴してご自慢のランボルギーニを乗り回すのか、本当に強い男と戦って己の人生を証明するか──井岡一翔の、明日はどっちだ。 (文=編集部)

「朝刊スポーツ紙にガチスクープなし!?」井岡・ソンミ交際報道の裏で、東スポ VS スポニチ勃発か

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井岡一翔 オフィシャルブログより
「スポニチも、ろくに取材もしないくせに姑息なことをするわ」  東京スポーツの記者が不機嫌そうに言い放った。同紙は16日、プロボクシングの世界王者・井岡一翔とモデルのソンミの交際をツーショット写真付きで大々的に報じたが、これより早かったのが同日の朝刊、スポニチの速報だった。  ただ、2つの記事を見比べれば一目瞭然。東スポの記事には独占入手した写真2枚だけでなく、両者の交際が始まった経緯や関係者のコメントなども詳しく掲載されており、かなり具体性を帯びた内容になっていた。一方のスポニチは、交際の根拠が遊園地や繁華街でのデートという出所不明の目撃情報のみにとどまり、そのせいか文量もかなり短かった。 「スポニチが書いているのは、前からネットに出ていた話で、ファンなら誰でも知っている程度。仲間も一緒だったのでは交際の根拠にはなりませんよ。2人は仲間に写真を配っていて、ちゃんと取材していればウチが出したような写真のひとつも手に入ったはず。スクープを出す場合、両者の事務所に当てる(取材する)のがルールですが、スポニチは当人や事務所の反応を書いたのが翌日の続報で、これは事前に取材していなかった証拠」(東スポ記者)  奇しくも両紙のスクープが同日になったことについて、東スポ記者は「ウチはフリーライターの藤堂香貴さんが昨年11月下旬にはすでにこの記事を書いていたが、事情があって掲載が遅れていたもの。16日に出ることを知ったスポニチが慌てて後追いしたのでは? 過去にも、そういうことはありましたから(苦笑)」と話した。  ただ、各ネットメディアでは、掲載が早かったスポニチの記事のほうが目立った形。“やったもん勝ち”の世界ではあるが、芸能ライターによれば「基本、朝刊スポーツ紙にガチなスクープはほとんど存在しない」という。 「だって、記者はみんな、編集部と記者会見場を往復するだけ。昨今の不況から人員を割けず、情報を独自キャッチして張り込んだり尾行するようなこともない。たまに出てくるスクープは、タレント側から宣伝目的でもらったものだけ。企業のロゴが背景に並ぶイベント会見写真が毎日のように掲載されているのも、イベント側から宣伝料が支払われている実質広告だからで、金になるそっち主体になっているんです。だから、普通に取材していれば出てくるはずの独自の小ネタも見当たらないでしょう? 一方、東スポのような夕刊紙は自社の記者だけでなく、僕らフリーライターも使うので、スタイルは週刊誌に近い。朝刊とは似て非なるものですよ」(同)  最近のスポーツ紙には、テレビ番組の内容やタレントのブログを紹介しただけの記事も見受けられるようになっている。新聞不況は、記事の内容にも大きな影を落としているようだ。 (文=鈴木雅久)

ボクシング王者・井岡とソンミの熱愛報道に見る“在日コミュニティ”のしたたか政略

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ソンミ オフィシャルブログより
 プロボクシング2階級制覇、井岡一翔が超セレブタレントのソンミと交際していることが報じられた。16日発売の東京スポーツには、両者の親密ぶりが分かるツーショット写真も掲載された。  記事では2人が知り合ったのは昨年8月、フジテレビ『ネプリーグ』での共演がきっかけだったとされているが、実は井岡の関係者からは番組出演前から顔見知りだったという話も出ている。 「知っての通りソンミは在日韓国人4世で、在日韓国人たちが集うコミュニティから応援されてきたタレントさん。井岡選手はジムの会長で叔父でもある元世界王者の井岡弘樹さんの代から、そうしたコミュニティと付き合いがありましたからね。弘樹さんは大阪の桃谷高校出身。この学校は韓国語コースがあり、在日コリアンの高卒資格取得校としても有名。また、日本で初めて韓国に修学旅行に行ったことでも知られている。そのため、韓国選手との世界戦も多かったんです」(2人を知る人物)  ‟在日ネットワーク”とも呼ばれる在日韓国人のつながりは、特に人気商売の有名人の間で強く、例えば韓国から来日するタレントをバックアップしていることでも知られる。  ソンミもまた在日ネットワークの支援を受けてきたひとりで、仲間内での食事代もそうした面々が支払っていたとする目撃談もある。父親がマカオのカジノ王、これまで小銭で買い物をしたことがないと公言するほどの超お嬢様タレントのソンミだが、過去に私生活では彼氏ができても父親がSPにガードさせて強引に破局させられたというエピソードもあった。前出関係者によると「今回はそういった妨害は何もなかった」という。  何しろ井岡は、大みそかに国内最速で世界2階級制覇を成し遂げたボクシング界のスーパールーキー。さすがの父親も“娘にふさわしい大物を釣り上げた”といったところかもしれない。  ただ、年が明けて早々に出た熱愛スクープには“両サイド”の思惑が見え隠れすると語る芸能記者もいる。 「記者が話をキャッチしたのは昨年のはずで、本来なら大みそかにやった井岡の試合前のほうが話題になったはず。まるで試合の邪魔にならないよう配慮しているのは、日ごろボクシングと付き合いのあるスポーツ紙らしいやり方で、井岡サイドと合意の上で出たものに違いない。ソンミのほうも、金持ち話以外に売りがなく人気は伸び悩んでいたが、一躍知名度アップ。これならソンミのお父さんも納得でしょう。一説には、お父さんが今後、娘の彼氏の世界タイトルマッチ興行を支援しようか、という話まで出ているそうですから」(週刊誌記者)  井岡の有力後援者は過去「4階級を制覇するまで、女性ファンが離れる結婚はするな」と井岡にきつく言い渡していたというが、前出関係者によると、意外にも井岡本人は「僕の試合を見てもらえればファンは減らない。試合に集中できるから、早く結婚してもいい」というような話を周囲にしていたという。これはソンミ側も同様で、所属事務所の関係者も「もともと男性ファンを狙っていない。彼女は歌唱力がズバ抜けていて、知名度が上がったら歌手デビューさせたい。井岡の妻として彼を支えるような歌なら、多くの人に共感してもらえるはず」と早婚に障害なしといった風だ。  電撃入籍があれば、まるで政略結婚。WIN・WINの関係を築きそうなカップルだ。 (文=鈴木雅久)