関東連合OBも!? ネオヒルズ族の黒い交友関係…六本木ヒルズは半グレの棲み家?

――月刊サイゾーがウェブで読める「サイゾーpremium」から、今ホットな話題に関する記事をご紹介!  現在発売中の「週刊文春」(文藝春秋)にて「関東連合」元最高幹部の独占インタビューが掲載され、そのセンセーショナルな内容から今再び「半グレ」なる存在が注目を浴びています。記事では「長澤まさみを『借金返済』で追い込んだ」なんて物騒な話も飛び出しましたが、果たしてその実態とはいかに。月刊サイゾーでも度々とりあげる「半グレ」関連の記事から今回はコチラをピックアップ!六本木ヒルズが棲家になっているとかで、やはり金回りはよさそうです……。 ■今回のピックアップ記事 『関東連合OBも!? ネオヒルズ族の黒い交友関係…六本木ヒルズは半グレの棲み家?』(2013年4月号掲載「ネオヒルズ族の真の顔」特集内) ──ここまで、ネオヒルズ族たちの”オモテの顔”から、その実態を探ってきたが、やはり彼らの周辺には、”ウラの顔”を持つ人物たちもウロウロしているよう。ヒルズ住民たちの黒い関係を探った。
1304_az01.jpg
『六本木ヒルズの若手社長たち』(ブック
マン社)
 最近、ネオヒルズ族たちの周辺にすり寄るある会社に、刑事事件化の噂が飛び交っている。渦中にあるのは、太陽光発電設備の訪問販売を手がけるE社だ。  激安販売を売りに、ここ数年で売り上げが急拡大している同社だが、どうやら詐欺の疑いがあるのだ。取引先の関係者が言う。 「大勢の営業マンを抱え、実際に設備の販売は行っているようなのですが、そこから得た利益で回っている会社ではないんですよ。実態よりも業績を良く見せかけながら、金融機関から融資を引っ張り、A社長はじめ幹部連中がそのカネをことごとく流用しているのです。返済する気など端からなく、計画倒産で逃げ切りを狙っているんでしょう」  A社長が私的に流用するカネは、年間5000~6000万円ともいわれる。使途はご多分にもれず、女・酒・クルマのぜいたく三昧だ。そして、その蕩尽の「前線基地」になっているのが六本木ヒルズなのだ。 「E社の本社は関西なのに、A社長は会社のカネでヒルズに部屋を借りている。それだけで、相当な無駄遣いですよ」(前出・関係者)  A社長がわざわざヒルズに拠点を構えるのは、この街ならではの人脈に理由がありそうだ。金融業界の事情通によれば昨年、ある証券会社を、見るからにイカツイ男たちが訪れたという。 「関東連合の有力OBです。E社への投資をネタにカネ集めをする相談を持ちかけてきたらしい」  六本木ヒルズには、複数の関東連合OBが居を構えているといわれる。オモテとウラの商売で潤っている彼らなら、別にヒルズでなくとも高級マンションを選びたい放題にも思えるが、何ゆえ同じ物件に集まってくるのか。 「彼らは、飲みに行く店も大体一緒なんですよね。ずばり言うと、六本木の高級クラブ『M』です。係りのママまで同じだから、飲んでいるだけで仲間の動向がなんとなく耳に入ってくる。ヒルズに住んでいれば、いつでも合流できるじゃないですか」(前出・金融事情通)  昨年9月、六本木のクラブ「フラワー」で飲食店経営者の男性が関東連合OBらに襲われる「人違い殺人事件」が起きたあと、このママはこんなことを吹聴していたという噂がある。 「関東連合に(被害に遭った男性が店にいると)連絡したのは、フラワーの責任者らしいわよ」  フラワーは名義上の経営者や店長の背後に、実質的なオーナーグループが控えているといわれ、彼女の言う「責任者」が誰を指すのかは判然としない。ただ、このクラブもフラワーも広い意味での関東連合ネットワークの中に含まれており、彼女の耳に事件の関連情報が入る蓋然性は高い。  クラブの常連客が話す。 「この店には芸能界関係者なども来るが、最近の上客は関東連合OBと、その周辺にいる企業経営者たち。また、かつては山口組五菱会(現6代目清水一家)系のヤミ金の連中が豪遊していた時期もあり、フラワーのオーナーグループのI氏もそのひとりだ。ヤミ金には暴走族上がりや元チーマーが多く、今羽振りのいい関東連合OBらの先輩の世代にあたる。元ヤミ金と関東連合OBは関係が近く、人脈もかぶっている」  ここに登場する面々の中にもヒルズの住人や元住人が含まれているが、ヒルズが開業したのは奇しくも、五菱会が摘発されたのと同じ03年のことだ。ヒルズは生まれながらにして、半グレの”棲み家”となっていたのだろうか。 (文/李策) 「サイゾーpremium」では他にも半グレの実態に迫る記事が満載です!】逮捕前夜の関東連合・元リーダー石元太一が語る”メディアと芸能界と俺たち”暴力団にとっては“バラマキ政策”が最後の春? 暴力団の抗争激化の懸念 危険度が増す裏社会の未来関東連合壊滅に着手した警察 あの有名人の"闇"も炙り出す!?
1lineimg.jpg
「サイゾーpremium」とは?
雑誌「サイゾー」のほぼ全記事が、
月額525円読み放題! (バックナンバー含む)

関東連合“武闘派キーマン”が謎の出頭「警察の締め付けで、ヤクザ内でも孤立……?」

kabukityou0510.jpg
イメージ画像
 ゴールデンウイーク真っただ中の5月5日未明、東京都新宿区の警視庁戸塚署に1人の男が出頭した。所持していたのは拳銃1丁と実弾13発。  男はそのまま銃刀法違反容疑で逮捕されたが、男の名を聞いた捜査員の間に衝撃が広がったという。 「戸塚署で逮捕されたのは田丸大容疑者(35)。肩書は指定暴力団住吉会系幹部ですが、それよりもむしろ関東連合OBグループの中心人物として名前を知られている人物です。前日の深夜には近くのマンションで拳銃の発砲事件も起こっており、こちらの事件にも関与しているとみられています」(全国紙社会部記者)  東京・六本木などで凶悪事件を引き起こしてきた暴走族「関東連合」のOBグループ。昨年9月に起こったクラブ「フラワー」での襲撃事件後、石元太一被告ら主要メンバーの逮捕が相次ぎ、リーダー格の見立真一容疑者も海外逃亡してからは、その動静が伝えられることも少なくなった。メンバーの間では、目立った行動を取らないよう通達が出ていたともいわれている。  それだけに、今回の唐突な出頭劇には首をかしげる関係者も多い。田丸容疑者の逮捕容疑は銃刀法違反の加重所持。罰則は懲役3年以上の有期刑だ。  仮に発砲事件にも関与したとしたら、最高刑が無期懲役の発射容疑もつくことになる。「有罪になれば懲役10年は堅い」というのが捜査関係者の見方だ。  なぜ、そのような重い刑を自ら受ける気になったのか? 捜査関係者は「田丸容疑者は暴力団の間でも孤立し、だいぶ追い込まれていたようだ。刑務所に入って自分の身を守ろうとしたのではないか」と推測する。  関東連合OBとひとくくりにされることが多いが、メンバーの職業はそれぞれバラバラ。飲食店の経営や芸能関連会社の経営などで金を稼ぐ「経済派」もいれば、暴力団と一体となって違法行為を繰り返す「武闘派」もいる。フラワー事件の首謀者とみられる見立容疑者も武闘派のリーダー格だが、1学年上の田丸容疑者も同じ武闘派の中心人物。暴走族を「卒業」してからは住吉会幸平一家傘下のS組に所属し、歌舞伎町を拠点に本物のヤクザとして活動していたとみられている。「後輩の面倒見がよく、関東連合OBの間で人望が厚い。田丸を慕ってS組に入った関東連合関係者は十数人に上る」(捜査関係者)という。  だが、関東連合OBが事件を繰り返し、警察当局が本格的な取り締まりを始めてからは、田丸容疑者の肩身も随分狭くなっていたようだ。前出の記者が解説する。 「暴力団からすると、振り込め詐欺などで巨額の資金を稼ぐ関東連合OBは使い勝手のよい連中で、その元締めの1人である田丸容疑者を抱えておくことには大きなメリットがあった。しかし、警察庁が準暴力団という新しいカテゴリーを作って本格的な取り締まりを指示してからは、関東連合OBを抱える暴力団も取り締まりのターゲットになった。これまで関東連合絡みの事件が起こるたびに田丸容疑者をかくまってきた幸平一家の中からも、これ以上抱えきれないという声が上がり始めていたようです」  後輩たちが次々と逮捕され、身内だったヤクザからもにらまれる。四面楚歌のような状況の中で、田丸容疑者が選んだ居場所が檻の中だったということか。  一時は東京の繁華街で勢力を広げ、我が世の春を謳歌した関東連合。しかし、度を超した振る舞いが続けば、闇社会も国家権力も黙ってはいない。  田丸容疑者の孤独な出頭劇は、アウトローの世界における一時代の終わりを表しているのかもしれない。 (文=大伴理人)

「当人たちには、なんの効力もない……」警視庁が“半グレ”集団を「準暴力団」と名付けたワケとは?

kabukityou0313.jpg
イメージ画像
 今月7日に警察庁が新たに定義付けた「準暴力団」という名称。今までに指定された暴力団とは違い、さらには「密接交際者」や「準構成員」とも違う。警察庁によれば、昨年起きた六本木フラワー殺人事件の「関東連合」や、中国残留孤児の二世、三世を中心とした「怒羅権」を指すという。警視庁担当の全国紙記者は言う。 「もうめちゃくちゃですよね。関東連合も怒羅権も、ある意味において『暴力団』でもあり、暴力団の『密接交際者』や『準構成員』、さらには『共生者』でもある。これに定義付けする必要があったのかどうか分かりません」  この記者によれば、警察庁は関東連合メンバーを数十人、怒羅権メンバーを数百人、特定しているという。そもそも彼らのことは、闇社会に詳しいノンフィクション作家の溝口敦氏が「半グレ」集団と名付けていたが、ここにきて、当局のほうが名称を与えることになった。  しかし、その特定の仕方に首をかしげているのは、当の「準暴力団」メンバー本人たちなのかもしれない。若い世代の裏社会に詳しい、ノンフィクション・ライターの小野登志郎氏は言う。 「今さら『俺は関東連合だ』とか『怒羅権だ』とか名乗る連中は少ないと思います。そもそも彼らが最も猛威を振るっていたのは数年以上前のことで、彼らのOBたちはすでに40歳を過ぎています。若い時分ならいざ知らず、いい年をした彼らは、いちいち名乗ったりしないとは思いますが」  小野氏によれば、怒羅権が最も危険だったのは2000年前後であり、警視庁組織犯罪対策二課などによって長年マークされてきたという。今さら「準暴力団」と定義付ける必要はあったのだろうか。 「警察として『取り締まるぞ』という明確な意思表示なのでしょう。暴対法や暴排条例によって相対的に弱体化した既存の暴力団に代わって、彼らの存在がクローズアップされているのは確かですから。しかし、関東連合は今回のフラワー事件で混乱状態、怒羅権のメンバーたちは、不況の日本よりも中国やアジアに向かっています。日本の警察はどこに向かっているのか、分かりませんね」(同)  果たして「準暴力団」という定義が功を奏することは、今後あるのだろうか。前出全国紙記者は言う。 「警視庁の組織犯罪対策部の現場の捜査員の中でも、議論が分かれていることは事実です。“ただでさえ、誰が『暴力団』で誰が『密接交際者』なのか分からないこのご時世に、この上定義を増やして、いったい何になるのか”と。ただ、『お上はきちんとやっているぞ』という、国民へのアピールの部分は強いでしょうね。ですが、当の『準暴力団』メンバーたちに対しての効力は、あまりないでしょう」  「半グレ」集団から「準暴力団」に「格上げ」された彼らの今後は、まだ未知数ということなのだろう。 (文=編集部)