「もはやレコ大と並ぶ、2大デキレースといっても過言ではありませんね」 そう語るのは映画関係者だ。今月4日、都内で『第39回日本アカデミー賞』授賞式が開かれ、嵐の二宮和也が吉永小百合と共演した『母と暮せば』(山田洋次監督)で最優秀主演男優賞を受賞した。 同賞は昨年も同じジャニーズ事務所所属のV6・岡田准一が『永遠の0』で受賞しており、ジャニーズタレントによる2年連続最優秀主演男優賞受賞の快挙となった。 二宮は「嵐のメンバーも、見て喜んでくれていると思います。ジャニーさんはじめ、これまで迷惑をかけてきた人たちにも少しは恩返しができたと思います。今日はいい酒が飲めそうです」とコメント。会場にいた母親役の吉永小百合は受賞の瞬間、自分のことのように大喜びしていたという。 これに前出の映画関係者は「かねてから日本アカデミー賞は東宝や松竹といった大手映画会社の持ち回りと揶揄され、デキレースと言われてきた。そもそもジャニーズ事務所は長年、賞レースは選ばれても辞退するのは慣例になっていたが、ここ数年は『もらえるのならもらおう』という態勢にシフト。岡田さんや二宮さんは役者として売り出していますからね。裏を返せば、二宮さんが辞退しなかった時点で、最優秀主演男優賞は“当確”だった」と話す。 年末の『日本レコード大賞』の選考過程でも、アカデミー賞同様の光景が毎年繰り広げられているという。音楽関係者の証言。 「いつも『嵐が当日来てくれるなら、大賞をあげてもいい』という議論になります。最終的に出演は叶わないのですが、ギリギリまでTBSとジャニーズ事務所がやりとりしていますよ。本来、大賞は楽曲や1年の功績をもとに選出されるべきなのですが、ジャニーズに関しては『出てくれたら大賞あげるよ』というレベルにまでハードルが下げられています」 確かにジャニーズタレントはファンも多く、華がある。授賞式を中継するテレビ局にとっても、ジャニーズが出るのと出ないのとでは、大きな違いだ。 かといって、過剰なまでの特別扱いはいかがなものか。デキレース説が強まれば強まるほど、大賞の価値は低下していく。日本映画がこれ以上衰退しないことを祈るばかりだ。
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大女優・吉永小百合を“オトした”嵐・二宮和也のホスト魂「現場ではずっと『お母さん』と」
女優・吉永小百合の主演映画『母と暮せば』(12月12日公開)のクランクアップ会見が12日、都内で行われた。 同作で吉永は嵐・二宮和也と共演し、親子役を演じているが、初共演の二宮にメロメロの様子。各スポーツ紙によると、吉永は「(二宮が)テレビ番組で危険なことをしていると『大丈夫かしら、うちの息子』と心配してます」。二宮は「(名前を)『かずや』と読み間違えられることが多いんですけど、吉永さんは第三者がいるとき必ず“かずなり”さんと呼んで『この人は“かずなり”ですよ』と宣伝してくれる」と笑わせたが、二宮の現場での振る舞いに、周囲は感心しきりだったという。 「二宮といえば、かなりハードなゲーマーとして知られている。これまでのドラマや映画の撮影では、現場にゲーム機を持ち込んで、自分の出番以外はずっとプレーしていた。ところが、今回は山田洋次監督作品への初参加で、共演するのが大女優の吉永とあってか、ゲーム機は持ち込まず。出番以外は積極的にコミュニケーションを図っていたようだが、中でも吉永への気配りはハンパなかったらしい」(映画ライター) 二宮の所属するジャニーズ事務所といえば、大先輩の近藤真彦は黒柳徹子をまるで母のように慕い、少年隊の東山紀之は故・森光子さんの“永遠の恋人”と呼ばれるなど、大物女性芸能人を持ち前の“ホスト魂”で虜にしていたが、二宮もしっかり大先輩たちの魂を継承していたようだ。 「母親役の吉永を撮影以外でも『お母さん』と呼び、『お母さん、お疲れさまでした』『お母さん、ありがとうございました』など、常に心配りを忘れなかった。先月の長崎ロケで、吉永は一度、カットがかかった後に二宮を抱きしめたことを明かされていたが、二宮に対するあふれる思いを抑えきれなかったようだ。そのぐらい二宮にメロメロ。昨年12月、二宮は嵐のコンサートで吉永との共演を『今度、さゆゆと共演します』と報告したが、自分のことを『さゆゆ』と呼んでくれるちゃめっけも、かわいらしく感じていたようだ」(同) もともと、俳優としての評価が高かった二宮だが、今後、吉永の作品でも“指名”がかかりそうで、俳優としてのポジションは安泰のようだ。
吉永小百合『ふしぎな岬の物語』日本アカデミー賞主催者の“ゴリ押し”実らず無冠の裏事情
2月27日に都内で行われた、『第38回日本アカデミー賞』授賞式で、V6の岡田准一が主演・助演の2部門で最優秀賞を獲得。男性として同部門のW受賞は史上初の快挙となり、また、所属するジャニーズ事務所の長い歴史の中でも初受賞となった。 また、岡田が主演した『永遠の0』は作品、監督、編集など8部門で最優秀賞を受賞し、圧勝した。 「『永遠の0』は、おととし12月公開。日本アカデミー賞の受賞対象作品の公開期間は前々年12月初から前年11月末までの1年間に東京都内で公開された映画で、同作は最初から賞狙いで公開時期が設定された。授賞式前には北野武監督が、日本アカデミー賞について『大手映画会社の“持ち回り”』と批判し、アカデミーサイドは猛反発したが、同作は東宝の配給。どの部門も、最優秀賞候補となる優秀賞を受賞した作品はほとんど大手映画会社が占めており、相変わらず北野監督の発言に反論できない状況」(映画会社関係者) 『永遠の0』は主要13部門のうち11部門で優秀賞を受賞。そのうち8部門で最優秀賞を受賞したが、同作を上回る13部門で優秀賞を受賞していたのが、吉永小百合が主演し、初プロデュースを務めた『ふしぎな岬の物語』だった。 「内容は、これまでの小百合作品の中でも最もデキが悪く、ネット上のレビューなどではことごとく酷評されたが、なぜか、興行収入はヒットの目安となる10億円を突破。まさに不思議な事態になった。東映作品がここ数年何かしら受賞している『モントリオール世界映画祭』で審査員特別賞グランプリと、エキュメニカル審査員賞を受賞したが、その後、国内の映画賞ではことごとく無冠に終わっていた。日本アカデミー賞協会の岡田裕介会長は『ふしぎ~』を配給した東映の会長も務めるだけに、なんとしても日本アカデミー賞で賞を取らせたかったのでは」(映画ライター) 日本アカデミー賞では、同作の主演ではない阿部寛が優秀主演男優賞を、ほかのどの映画賞でもお呼びがかからなかった笑福亭鶴瓶が優秀助演男優賞、竹内結子が優秀助演女優賞をそれぞれ受賞。極めつきは、5作品・5人が優秀賞を受賞する各部門において、小百合が受賞した優秀主演女優賞のみ6人が受賞という不可解な選考となったが、結局だれも最優秀は獲得できず、無冠に終わってしまった。 「今年は無冠に終わったものの、小百合は今年12月公開の山田洋次監督作品で松竹120周年記念映画の『母と暮せば』に主演。嵐の二宮和也と親子役で初共演するなど話題性も高いだけに、受賞対象作品の上映期間を大手各社でうまく“調整”して、次回かその次の日本アカデミー賞では各賞を総ナメにしそう」(同) 次回作が絡む賞レースでは、小百合の礼賛記事が各メディアに躍ることになりそうだ。
“熱烈サユリスト”岡田会長が『ふしぎな岬の物語』を擁護する「日本アカデミー賞」の茶番劇
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! 「第38回日本アカデミー賞」の優秀賞発表記者会見で、日本アカデミー賞協会会長を務める東映映画グループ会長の岡田裕介氏が、北野武監督にかみついた。昨年10月に行われた「東京国際映画祭」のイベントでの、「日本アカデミー賞最優秀賞はたいていが大手3社の持ち回りで決まっている」という北野監督の発言に対し、「これほど厳正な投票によって行われているものはない」と反論したのだ。 しかし、北野監督の発言は今に始まったことではない。北野監督は「東京スポーツ映画大賞(通称:東スポ映画祭)」の審査委員長を務め、毎回、全国の映画祭のプロデューサーによる投票結果を参考に独断と偏見で映画賞を決定しているが、そのたびに同様の発言を繰り返してきた。 ここ数年は「製作費が少ないこともあって、面白い映画がない。無理にノミネートすることはない」と、賞によっては該当なしのケースもある。それだけに、同映画祭の運営に関与している筆者も、東スポ映画祭が真の映画祭だと自負している。 しかし、なぜ岡田氏は今になって、北野監督の発言を否定したのか? 発表された今年の受賞作を見て、納得した。なんと、女優の吉永小百合が主演し、成島出監督と共同プロデュースを務めた映画『ふしぎな岬の物語』が、最多の13部門で受賞している。岡田氏が熱烈な“サユリスト”であることは、映画業界ではあまりにも有名な話だ。プライベートで撮影されたツーショット写真が週刊誌に掲載されたこともあり、自らもサユリストを自任している。 岡田氏は、昔は俳優として活躍していたが、引退後、父親が社長を務めていた東映に入社。映画プロデューサーとして活動するようになった。岡田氏は、プロデューサーとして『夢千代日記』や『玄海つれづれ節』など、吉永主演の映画のプロデュースを手掛けるようになった。社長に就任してからも、『北の零年』を手掛けたが、惨憺たる興行成績だった。それでも懲りずに超大作映画『まぼろしの邪馬台国』を製作し、またも大コケした時は、さすがに社内から「岡田氏は会社を潰す気か?」と批判の声も上がった。 しかしその後、『北のカナリアたち』で興行成績を上げて、面目躍如。そして、今回、岡田氏率いる東映が手掛け、吉永がプロデュースした『ふしぎな岬の物語』が最多ノミネート。2月27日に最優秀賞が発表される。 その前に、自己弁明をするかのように岡田氏が北野監督の批判にかみついて、アカデミー賞の厳正審査を訴えたが、語るに落ちるとはこのことだ。 最後に岡田氏は「すでに(北野監督の)事務所にも理解をしていただいているし、今後とも映画を作っていく仲間」と語っているが、北野監督が納得するとは思えない。4月に北野作品の17作目『龍三と七人の子分たち』が公開される。ヘタに映画業界に波風を立てたくない微妙な時期だけに、沈黙を守っているのかもしれないが、2月22日に行われる「第24回東スポ映画祭」の席では、これまで以上の毒舌が炸裂することを期待したい。 ちなみに、今回の東スポ映画祭の各賞は、一足早く今月18日に決定したが、作品賞は該当なし。『ふしぎな岬の物語』は、箸にも棒にもかからなかったことを記しておく。 (文=本多圭)
『いいとも』フィナーレ出演で、女優・吉永小百合に若年層から再評価「意外にカワイイ!」
先月31日の『笑っていいとも!グランドフィナーレ 感謝の超特大号』に出演した女優・吉永小百合に対し、ネット上の掲示板やTwitterなどで「意外にカワイイ!」などと絶賛する声が上がっている。 タモリが長年「憧れの人」と公言してきた吉永は、同番組のスペシャルゲスト第一弾として中継モニターに登場すると、「本当におつかれさまでした」などと語りかけた。また、「いつか(タモリ所有のクルーザーに)ぜひ乗せてください」とねだる吉永に対し、タモリがタジタジになりながら「いいとも!」と応じる場面もあった。 この吉永の姿に、放送中からTwitterやネット上の掲示板などには、「不覚にも萌えた」「AQUOSの吉永小百合って、すごいかわいい人だったんだな」「BBA(ババァの意味)結婚してくれ!」といった絶賛の書き込みが殺到。図らずも再評価される形となった。 「タモリと同じ1945年生まれの吉永さんは、すでに69歳。往年の大女優ですが、もう何十年も映画中心の活動なので、多くの今の若い人には『シャープやソフトバンクのCMに出ている人』というイメージだったようです。『顔と名前は知ってるけど……』という程度の知名度しかないようで、新鮮な反応が見られました」(芸能記者) その美少女ぶりで団塊世代を、ノックアウトした『キューポラのある街』からすでに50年、トップ女優であり続けてきた魅力を、まざまざと見せつけた。『夢の続き』(集英社)
「映画界の“レジェンド”吉永小百合を前に……」我が道をゆく満島ひかりの大物っぷり

(C)2012「北のカナリアたち」製作委員会
映画『北のカナリアたち』で数々の映画賞の主演女優賞を総ナメし、先日は自腹で1,000名分以上の映画チケットを購入して被災地の人たちを招待した、女優の吉永小百合。すでに高倉健と並んで日本映画界では“レジェンド”扱いされているが、実際に現場を共にした人によると、それは想像以上だったという。
「見た目が若いので時折忘れてしまうのですが、吉永さんはすでに67歳なんです。それでも、毎日腕立てをしたり、水泳をしたりで“美”を維持しているようです。今回のロケは長期間にわたるものでしたが、真冬の撮影は氷点下30℃近くで、みんなガタガタ震えながら撮影をしていました。そんな中、吉永さんはシャドーボクシングをして体を暖めていましたね」(映画関係者)
また、吉永と並んで“レジェンド”と評される高倉健には、撮影期間の間は一度もイスに座らないという“都市伝説”があるのだが、
「何を思ったのか、吉永さんも『私も健さんみたいに、イスには座りません』と言って、撮影期間中はほとんど立ちっぱなしでしたよ。吉永さんが立っているのにスタッフは座れないから、みんな極寒の中、かなり大変な思いをしたみたいですよ。もちろん、共演者の人も座りづらいのか、立っていることが多かったですね。あっ、でも、ひとりだけ座っている人がいましたね。満島ひかりさんです。彼女は、ほかの人とあまり話さずに、ずっと本を読んでいました。周囲は、“あの吉永さんを前にして堂々とした態度だな”って感心していましたよ。大物女優の雰囲気がありましたね」(同)
何を思って座らなかったのかは分からないが、その吉永を前にして我が道を行った満島もすごい。
「まあ、映画自体はヒットしていますし、低迷する映画界としては、もう少し吉永さんに頑張ってもらわないといけないですね」(同)
第二の吉永小百合の誕生は、いつになるのか──。




