2冠制覇の最強ご当地アイドル! 「まなみのりさ」が語る「生歌LOVE」

磨き上がっていない感じもまた魅力的な「まなみのりさ」
 全国に100組以上いるご当地アイドルの全国大会「U.M.U AWARD」。今年の大会は12月26日に開催されるが、昨年の同大会と同じくご当時アイドルのフェスティバル「ジモラブNo.1決定戦優勝」の2冠制覇を実現した“最強のご当地アイドル”である「まなみのりさ」をご存知だろうか?   Perfumeを輩出したアクターズスクール広島出身の3人組で、広島を拠点に歌とダンスと郷土愛にこだわって活動を続けてきた。そんな彼女たちが結成6年目の今年、ついに「BLISTER」(ポニーキャニオン)でメジャーデビュー。11月10日には原宿アストロホールで念願の東京ワンマンライブも成功させ、11月末には香港でもライブをするなど急成長中だ。そんなまなみのりさの3人に飛躍の真相と、今後の展望を聞いた。 ──広島から遠路はるばる、ご苦労様です。 岡山みのり(以下、みのり) クルマで、12時間かけて来ました。東京までは遠いので、交通費を節約して、その分、来れる回数を多くしたほうがいいのかなと。 ──6年間、地道な努力を続けてこられたのがよくわかります。そんな皆さんに、互いを紹介しあう“他己紹介”をぜひお願いします。 谷野愛美(以下、まなみ) みのりはちょっと変な天然キャラ。ヘラヘラホニャホニャ担当かな。
mnm_manami.jpg
まなみちゃん。口癖は「まじか」
みのり えーなんかヤダ(笑)。りさは、ズパっと言うよね。そして、3人の中で一番器用で、料理や裁縫もできる。衣装も直してくれたりして。見た目はホワーっとしてるけど、ツッコミもできる。 松前吏紗(以下、りさ) まなみは、本能のままに生きている。眠いときは思ったことを即行動して、ありのままで生きてきた人です。裏も表もない感じがいいかな。 ──三者三様の個性が光るグループですが、グループとしての売りはなんですか? まなみ 激しく歌いながら踊ることを、同時進行でやるパフォーマンスです。ずっと生歌にこだわってきて、みのりが主旋律メロディ、まなみが下ハーモニー、りさが上ハーモニーでハモります。それが初めて見た方には驚いてもらえるかな。歌い方や、感情の込め方にも気をつけて、ファンの方に楽しんでもらえるように頑張っています。 みのり MCでは楽しく盛り上げて、でも、ダンスはキレキレ。そこを大事にしていきたいです。そして、「そのギャップが良い」ともファンの方に言ってもらえます。 りさ それから、私たちは結成前から広島アクターズスクールで一緒に、努力してきたのでその結束力ですね。ほかのグループはメンバーの卒業があったりしますけど、私たちは3人はユニット名からして、もう抜けられないんです。 ──誰か抜けたらグループ名変えないといけませんから、3人は一蓮托生なんですね。グループの絆が深まったのはどんな時ですか?
mnm_minori.jpg
みのりちゃん。口癖は「なるほど。
ははっ(笑)」
りさ 3人で、2009年に『FNSの日26時間テレビ』(フジテレビ系)で3輪車を12時間漕ぐ耐久レースに出ました。真夏日で、路面温度は60度を超える中、まなみとりさが熱中症で倒れて、点滴を打ってもらったんです。その間、みのりが頑張って、漕いでくれた。 みのり レースにメジャーデビューが懸かっていたので、死に物狂いで、泣きながら走ってました。 ──そんな皆さんの絆を表現した代表曲と言えば……。 3人 せーの!「ポラリス」です。 みのり 良かった! 揃った。「ポラリス」は私たちの転機になった曲で、北極星で一番輝いている星のこと。ポラリスA、ポラリスB、ポラリスAbの3つ星が、1つに合わさっているからキレイなんです。 りさ ライブではファンの方が集まって、輪になって、“ポラリス・サークル”というのを作ってくれるんですよ。最初は3人ぐらいの小さい輪だったのが、「TOKYO IDOL FESTIVAL 2012」(TIF/8月開催の大規模アイドルフェス)では、屋外のステージで、砂ぼこりが舞うぐらい大きい円になってくれて、嬉しかったです。 ──「TIF」や広島以外の場所でほかのアイドルと共演するときは、“攻め込む”って感じですか? みのり 今年7月に私たち主催で中国地方、四国地方のアイドルを招いて、広島クラブクワトロでライブをしました(「まなみのりさ presents 瀬戸っ娘☆ライオット2012~Early Summer Edition~Supported by リクエスト魂」ひめキュンフルーツ缶(愛媛)nanoCUNE(愛媛)、SakuLove(岡山)、山口活性学園(山口)と共演)。 まなみ ほかのグループはどんなライブするのか楽しみでした。みんな、かわいくて元気で刺激を受けました。私たちは、主催の意地で、その時に、初めてのバンドスタイルで、一味違うところを見せられたと思います。 りさ それぞれのグループに良さがあるから、刺激しあいながら、成長できたらいいですよね。 ──ライブはやっぱりMIX(ファンが曲のイントロなどで行うコール)とかで盛り上がる感じですか? みのり 「タイガー、ファイヤー、サイバー」みたいなのですよね。やってくれますね。あと「駆け込み乗車」みたいなの……。 ──MIX日本語版の「化繊飛除去」ね(笑)。地域密着のグループだけに、ファンの方との交流を大切にされているんですね。握手会などで掛けてもらった印象的な言葉はありますか? まなみ 誉めてくれる方も嬉しいですし、時には、厳しい意見を言ってくれる方もありがたいと思います。パフォーマンスやMCの改善点を握手会で熱く語ってくれると、「私たちのことを本当に考えてくれているんだ」と思います。
mnm_risa.jpg
りさちゃん。口癖は「やばない? すご
ない?」
──広島だとどのぐらいの知名度なんですか? りさ 地元のCM(広島交通系ICカード・PASPY、スーパーチェーン・FRESTAなど)に、出させてもらっているので、かなりの方に知っていただけていると思います。メジャーデビューした時には、新聞にも取り上げてもらいました。 まなみ 今日は渋谷のスクランブル交差点で撮影していたら、「まなみのりささんですか?」と話しかけてもらって、嬉しかったです。 ──東京での知名度も上がっているわけですね。では、皆さんの今後の夢は? りさ 広島はもちろん大事にしつつ、各地を回るツアーをしたいです。 まなみ まずは私たちのことを知ってもらって、YouTubeでもいいのでパフォーマンスを見てもらって、ライブを見てほしい。「行きたいけど広島は遠い」とおっしゃる方にも私たちを見るために広島に来てもらえるようになるぐらい頑張りたいです! みのり ライブは盛り上がる曲も、じっくり見てもらえる曲もあるので、ぜひ近くの場所に行った際には、見に来てほしい。ライブを見てもらえれば、好きになってもらえる自信があります!!
mnmnrs_sub.jpg
これからは東京でも暴れまくる!
 東京初ワンマンとなった11月10日の原宿アストロホールのライブでは、自己紹介ソング「まなみのりさのてーま」や、広島のお噌メーカー「新庄みそ」とのタイアップで生まれた「ドレみそ☆ロック!」のほか、バラードナンバー「Home Again~愛のみそ汁~」などを披露。運営スタッフが自らギターやキーボードを奏でるアットホームな雰囲気の中、生歌ならではのエモーショナルなボーカルワークを見せた。  広島から駆けつけたファンも多く、みのりは「東京でワンマンをするのは、人が集まってくれるのかな? と不安だったんですけど、皆さんが来てくれて、今までやってきて本当に良かった……」と涙で告白。まなみは「待ってくれている人がいるから私たちは頑張れます」と感謝を語った。3つの星が一つになって輝く「ポラリス」を代表曲とし、広島だけに折れない“3本の矢”でもある、まなみのりさ。6年間、郷土愛を大切にファンに歌声を届けることにこだわって、ゆっくりだが着実に基盤を固めてきた彼女たちの努力は必ず報われるはずだ。 (取材・文=本城零次/写真=山本宏樹) ●まなみのりさ 谷野愛美(1991年8月7日生まれ)、岡山みのり(1990年12月2日生まれ)、松前吏紗(1991年6月12日生まれ)の3人組。2007年「I DOL DAMA☆C」でインディーズ・デビュー。12年8月には、ポニーキャニオンから「BLISTER/会いたくなったらたちまちおいで」でメジャー・デビューを果たす。最新のスケジュールなどは、オフィシャルブログで。 ■まなみのりさ オフィシャルブログ『たちまち来てみんちゃい』 http://ameblo.jp/mamiriblog/