あいつもこいつもクズばっか! 名作不倫劇の“バカリズム的解釈”『黒い十人の女』

kuro10
日本テレビ系『黒い十人の女』番組サイトより
 日本テレビの月曜日から木曜日の深夜帯「プラチナイト」。月曜日は『月曜から夜ふかし』、火曜日は『徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました』、水曜日は『ナカイの窓』と、同局が特に力を入れている枠と言えるでしょう。その中で、木曜日はドラマ枠として扱われていて、このたび脚本にバカリズムを据えて、名作『黒い十人の女』のドラマ版を開始しました。  筆者は、市川崑監督の映画版『黒い十人の女』の公開当時は生まれていません。しかし、2011年に、今はなき青山円形劇場でケラリーノ・サンドロヴィッチ作演出のナイロン100℃『黒い十人の女 〜version100℃〜』を観劇しました。今回は、その時の記憶を引っ張り出しつつ、バカリズム版をレビューしていきたいと思います。 『黒い十人の女』は、テレビプロデューサー・風松吉が妻を含む10人と関係を持ち、それぞれの女が松吉との関係を切ることができず、松吉を殺そうと共謀し……というのが、映画版と舞台版に共通したあらすじ。ちなみに、舞台版では松吉(みのすけ)を殺すことができなかった女たちが、お金を出しあって無人島を買って、そこに松吉を縛り付け、死ぬまで飼い殺しにするオチが待っていました。  さて、今回のバカリズム版『黒い十人の女』昨晩放送の第1話の視聴率は3.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同枠での前ドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』は初回2.7%と爆死だったので、悪くないスタートです。14年放送のバカリズム脚本『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)ではスペシャル版も制作されたほど好評だったので、これからジワジワと視聴率が伸びることを期待。  第1話は、風松吉(船越英一郎)と不倫関係にある、テレビ局の受付嬢・神田久末(成海璃子)の元に妻と思われる人物から連絡がくることから始まります。妻と思われたその人物は舞台女優の如野加代(水野美紀)。神田は、如野から「私も愛人」と告白されます。そこに、3人目の愛人で松吉の部下でもある弥上美羽(佐藤仁美)が登場。如野と弥上は、互いが愛人であることを知った上で友人関係を続けているようですね。  なぜか不思議とモテる松吉は、若手女優・相葉志乃(トリンドル玲奈)とも関係を持っているそう。本筋には絡みませんが、相葉が松吉のことを彼氏と呼ぶシーンも出てきます。  愛人が9人いることを如野らに教えられた神田は、ショックを隠せません。如野の家で、松吉の不倫する姿を目撃し、如野、弥上、神田の3人が冗談っぽく松吉の殺人を口にするというのが今回のお話。  ゲスの極み乙女。・川谷絵音もびっくりな10股をする松吉も相当なクズっぷりですが、不倫に対する後ろめたさと松吉の妻に対しての罪悪感を持つ神田も、同席する如野と弥上に同意しつつも腹の中では「なんなのこのババアたち! だっさ!」「そして、お前らもまとめて死んでほしい!」と心の中で言ってのけるなど、なかなかの仕上がりです。  舞台版では、通りすがり程度だった女性キャラクターも後に愛人という展開があったので、神田の親友・文坂彩乃(佐野ひなこ)や脚本家として松吉とタッグを組む皐山夏希(MEGUMI)が画面に登場するだけで、不穏な空気が流れてヒヤヒヤします。  バカリズムは、今回のドラマに向けたインタビューの中で、自身の脚本を「映画ファンが引くほど違う内容」と語っています。例えば、松吉との不倫をダメだと思いつつも続けてしまう神田が、不倫について解説するシーンでは、パペット(声はバカリズム)を使ったり、ワイドショーに見立てたフリップを使ったりしています。この部分は、まさにお笑い的演出。ベッキーに始まり、不倫で溢れた今年。陰鬱でマイナスなイメージ(そもそもダメですが)の不倫を、女と女の安っぽい口喧嘩を中心にしたことで、ドラマを深刻なものにしていないと言えます。  第1話は、バカリズム節が炸裂した回でした。ドラマとしての良し悪しは、第2話の放送を待ちましょう。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

あいつもこいつもクズばっか! 名作不倫劇の“バカリズム的解釈”『黒い十人の女』

kuro10
日本テレビ系『黒い十人の女』番組サイトより
 日本テレビの月曜日から木曜日の深夜帯「プラチナイト」。月曜日は『月曜から夜ふかし』、火曜日は『徳井と後藤と芳しの指原が今夜くらべてみました』、水曜日は『ナカイの窓』と、同局が特に力を入れている枠と言えるでしょう。その中で、木曜日はドラマ枠として扱われていて、このたび脚本にバカリズムを据えて、名作『黒い十人の女』のドラマ版を開始しました。  筆者は、市川崑監督の映画版『黒い十人の女』の公開当時は生まれていません。しかし、2011年に、今はなき青山円形劇場でケラリーノ・サンドロヴィッチ作演出のナイロン100℃『黒い十人の女 〜version100℃〜』を観劇しました。今回は、その時の記憶を引っ張り出しつつ、バカリズム版をレビューしていきたいと思います。 『黒い十人の女』は、テレビプロデューサー・風松吉が妻を含む10人と関係を持ち、それぞれの女が松吉との関係を切ることができず、松吉を殺そうと共謀し……というのが、映画版と舞台版に共通したあらすじ。ちなみに、舞台版では松吉(みのすけ)を殺すことができなかった女たちが、お金を出しあって無人島を買って、そこに松吉を縛り付け、死ぬまで飼い殺しにするオチが待っていました。  さて、今回のバカリズム版『黒い十人の女』昨晩放送の第1話の視聴率は3.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。同枠での前ドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』は初回2.7%と爆死だったので、悪くないスタートです。14年放送のバカリズム脚本『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)ではスペシャル版も制作されたほど好評だったので、これからジワジワと視聴率が伸びることを期待。  第1話は、風松吉(船越英一郎)と不倫関係にある、テレビ局の受付嬢・神田久末(成海璃子)の元に妻と思われる人物から連絡がくることから始まります。妻と思われたその人物は舞台女優の如野加代(水野美紀)。神田は、如野から「私も愛人」と告白されます。そこに、3人目の愛人で松吉の部下でもある弥上美羽(佐藤仁美)が登場。如野と弥上は、互いが愛人であることを知った上で友人関係を続けているようですね。  なぜか不思議とモテる松吉は、若手女優・相葉志乃(トリンドル玲奈)とも関係を持っているそう。本筋には絡みませんが、相葉が松吉のことを彼氏と呼ぶシーンも出てきます。  愛人が9人いることを如野らに教えられた神田は、ショックを隠せません。如野の家で、松吉の不倫する姿を目撃し、如野、弥上、神田の3人が冗談っぽく松吉の殺人を口にするというのが今回のお話。  ゲスの極み乙女。・川谷絵音もびっくりな10股をする松吉も相当なクズっぷりですが、不倫に対する後ろめたさと松吉の妻に対しての罪悪感を持つ神田も、同席する如野と弥上に同意しつつも腹の中では「なんなのこのババアたち! だっさ!」「そして、お前らもまとめて死んでほしい!」と心の中で言ってのけるなど、なかなかの仕上がりです。  舞台版では、通りすがり程度だった女性キャラクターも後に愛人という展開があったので、神田の親友・文坂彩乃(佐野ひなこ)や脚本家として松吉とタッグを組む皐山夏希(MEGUMI)が画面に登場するだけで、不穏な空気が流れてヒヤヒヤします。  バカリズムは、今回のドラマに向けたインタビューの中で、自身の脚本を「映画ファンが引くほど違う内容」と語っています。例えば、松吉との不倫をダメだと思いつつも続けてしまう神田が、不倫について解説するシーンでは、パペット(声はバカリズム)を使ったり、ワイドショーに見立てたフリップを使ったりしています。この部分は、まさにお笑い的演出。ベッキーに始まり、不倫で溢れた今年。陰鬱でマイナスなイメージ(そもそもダメですが)の不倫を、女と女の安っぽい口喧嘩を中心にしたことで、ドラマを深刻なものにしていないと言えます。  第1話は、バカリズム節が炸裂した回でした。ドラマとしての良し悪しは、第2話の放送を待ちましょう。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

加藤茶・嫁、綾菜さんとの関係も……デヴィ夫人が平手打ちした“問題ホステス”の銀座時代

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『デヴィの「ここまで言ってよろしいかしら」』(あうん)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  TBSのバラエティ番組『奥様はモンスター2』で、デヴィ夫人が一般女性を平手打ちした事件。この被害者が、自民党の後藤田正純衆議院議員の不倫相手だった銀座のホステス・A子さんであると、先週発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた。その後、クラブ関係者に取材してみると、このA子さんは、銀座ではトラブルメーカーとして有名で、問題ホステスだったことが明らかになった。  「フライデー」(講談社)が、女優・水野真紀の夫・後藤田代議士とA子さんとの不倫を報じたのは、2011年6月。当時A子さんは、銀座8丁目のクラブ「F」のホステスで、同誌によると、2人はバーで人目もはばからずキス&抱擁。トイレに入ったまま、しばらく出てこなかったという。  さらに、後藤田代議士は赤坂の議員宿舎に彼女を“お持ち帰り”。その一部始終が撮影されて報じられるという、生々しい不倫スキャンダルだった。ちなみに、A子さんが勤めていた「F」には、加藤茶と結婚した綾菜さんも在籍。2人は六本木の料理屋で知り合ったとされているが、実際にはこの店で、お客とホステスの関係で知り合ったというのが馴れ初めのようだ。  話を元に戻そう。A子さんは翌年2月に、8丁目の大箱クラブ「R」のママとしてスカウトされた。月給は200万円といわれ、ホステスたちから羨望の眼差しが向けられた。  しかし、これだけの待遇ということは、相当な額の売り上げのノルマが課せられる。ヘルプ同然のホステスからママに成り上がったA子さんには、固定客もいない。一人だけ、年配のお客がいたようだが、高齢とあって飲むとすぐ寝てしまう。その間にA子さんは高いボトルを入れるが、それでもノルマの数字には到底追い付かない。店としてはA子さんに“客寄せパンダ”としても期待を寄せたが、A子さん目当てのお客も現れず。店の期待は裏切られたために、経営者とモメて、1カ月足らずでお払い箱になった。  その後、A子さんは6丁目のクラブ「J」の姉妹店でヘルプとして働き始めた。その頃から、「J」ではホステスの財布の盗難が相次いだために、A子さんは疑いをかけられ、この店もすぐクビになったという。 「それから、A子さんがどこかの店に移ったという話は聞いたことがありません。デヴィ夫人の平手打ち事件でTBSの番組に出演したと聞きましたが、今はどこかにいるのかもわかりません」(「J」のスタッフ)  A子さんの番組のギャラは20万円と、素人にしては破格。ディレクターの指示で自分を挑発したA子さんが銀座ではトラブルメーカーだったことも知らず、デヴィ夫人は激高して平手打ち。当初はA子さんがデヴィ夫人に対し、慰謝料1億円を要求したという話も漏れ伝わってくる。  A子さんを知るクラブ関係者は「彼女なら、さもありなんな話」という。結果、1億円には到底及ばないが、200万円もの示談金を手にしたと報道されている。しかし、A子さんが被害届を取り下げた後も、デヴィ夫人の怒りは収まらない。  当然だ。番組スタッフのヤラセ演出で、慰謝料の支払いを強いられたのだから。デヴィ夫人としては、ヤラセの責任を取って、TBSが番組を打ち切らない限り、気持ちは収まらないかもしれない。A子さん、ママとしては成功しなかったが、夜の銀座でしたたかさだけは身につけたようだ。 (文=本多圭)

「ディープキス不倫」の当選夫と“清算離婚”へ──女優・水野真紀のイメージ戦略

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『水野真紀の魔法のレストラン vol.1
大阪 粉もん王国の歩き方 』
(東宝ビデオ)
 自民党の圧勝で終わった衆院選。そんななか注目されていたのが、水野真紀の夫で自民党の後藤田正純氏が出馬した徳島3区だ。  前回の選挙では自民党に対する逆風が吹き荒れ、民主党候補の仁木博文氏と1,222票という僅差で辛うじて当選。一転して今回は自民党に追い風が吹いたおかげで、難なく当選となった。  しかし、舞台裏では妻の水野が率先して選挙区を回り、必死の選挙戦を繰り広げていた。女優らしからぬラフな格好で地元商店街を回り、懸命に支持を訴える妻と、その期待に見事応えた夫。そこには一昨年6月、週刊誌で銀座ホステスとの不倫現場を撮られた夫妻の亀裂は微塵も感じなかった。 「選挙期間中には不倫記事のコピーが大量に出回るなど、中傷もありましたが、結果は当選。本当に良かったと思うよ」(地元住民)  だが、その裏でまことしやかにささやかれていたのが「夫の当選を区切りに、2人が離婚に踏み切る」という真逆の情報だった。 「やっぱりあの不倫記事が決定的だったようだ。単なるデート写真ではなく、バーのイスで濃厚なディープキスまでかまされては、妻の顔は丸つぶれ。あの段階で水野さんは離婚を決めていたそうですよ」(芸能プロ関係者)  にもかかわらず、すぐに行動に移さなかった背景には、女優・水野真紀としての今後のイメージ戦略があるという。 「不倫写真を撮られて夫を“捨てる”という選択肢もあったが、選挙戦までサポートすれば、妻として面目躍如となる。こういうところは実にしたたか。来年は今年以上に女優業を活発化させていくそうですし、離婚で好感度を上げる作戦かもしれません」(スポーツ紙デスク)  すでに一部女性誌が“清算離婚”の取材を進めているという情報もある。夫の顔を立てたことで、年末に駆け込み離婚なんてこともありそうだ。