このままいったら夫婦共倒れ!? 妻・枡田絵理奈アナは第2子妊娠も、夫・堂林は2軍暮らしで戦力外危機

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LIBERA公式サイトより
 元TBSのエース・枡田絵理奈アナが、第2子を妊娠していることがわかった。現在、安定期に入っており、今秋に出産予定だという。  枡田アナは2014年12月25日に、プロ野球・広島東洋カープの堂林翔太内野手と入籍、15年9月に第1子となる男児を出産している。  妊娠自体はおめでたい話だが、近いうちに枡田アナが産休に入ることを考えると、「夫婦共倒れになるのでは?」という不安の声も上っている。というのは、今季も堂林がなかなか1軍に定着できていないからだ。  堂林は09年、ドラフト2位で広島に入団。3年目の12年には、野村謙二郎監督(当時)に見いだされ、三塁手として全144試合に出場。14本塁打を記録するなど、非凡な長打力を発揮した。その後、13年は105試合、14年は93試合に出場した。しかし、監督が緒方孝市に替わると出場機会は激減。15年は33試合、16年は47試合にしか出ることができず、結婚後は鳴かず飛ばずの状態だ。  年俸は1,650万円(推定)までダウンし、本人も「勝負の年」と位置づけた今季だったが、1軍と2軍を行ったり来たりの状況。出番があっても、代打や代走、守備固めが多く、出場試合は31(24日現在)で、打席数はわずか37。打率2割8分1厘、1本塁打、9打点の成績では、なんとも寂しい限り。  今後、1軍に再昇格しても、本職の三塁では安部友裕内野手が急成長して、レギュラーポジションを確保。一塁には新井貴浩内野手、ブラッド・エルドレッド内野手がおり、入る隙などなし。不慣れな外野にも挑戦してはいるが、こちらもポジション争いが熾烈で、多くの出場機会は望めそうにない。  不振が3年も続くとなると、見えてくるのは今オフの戦力外通告やトレード。トレードの場合、年俸は現状維持が約束されるからよいが、戦力外となると、契約してくれる球団があっても、年俸ダウンは必至。どこからも声がかからなければ、失業危機となる。  枡田アナは昨年2月、ローラ、ダレノガレ明美らが所属する芸能事務所LIBERAと契約し、フリーアナとして活動を再開したが、現在のレギュラーはラジオ1本のみ。この先、産休に入って、当面仕事ができないとなれば生活苦に陥りかねない。 「広島ローカル局で活動していくという選択肢もありますが、枡田アナは学生時代からタレントとして活躍し、出身地も神奈川とあって、関東へのこだわりが強く、やはり全国ネット番組でないとやりたくないようなんです。とはいえ、幼い子どもを抱えて、広島から東京へ通うのは大変。枡田アナとしては、夫が在京球団へトレードされたほうが、よっぽど好都合では? そうなれば産休後、早い機会に仕事復帰も可能になりますし、夫婦共働きでやっていけるでしょう」(スポーツ紙記者)  一番いいのは、堂林が残された試合で奮起して来季の契約を勝ち取ることなのだろうが、緒方監督の起用法を見る限り、大きな期待はできそうにない。果たして来季、堂林の姿は広島にあるのだろうか? 戦力外通告を受けようものなら、夫婦共々、路頭に迷ってしまいそうだ。 (文=田中七男)

このままいったら夫婦共倒れ!? 妻・枡田絵理奈アナは第2子妊娠も、夫・堂林は2軍暮らしで戦力外危機

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LIBERA公式サイトより
 元TBSのエース・枡田絵理奈アナが、第2子を妊娠していることがわかった。現在、安定期に入っており、今秋に出産予定だという。  枡田アナは2014年12月25日に、プロ野球・広島東洋カープの堂林翔太内野手と入籍、15年9月に第1子となる男児を出産している。  妊娠自体はおめでたい話だが、近いうちに枡田アナが産休に入ることを考えると、「夫婦共倒れになるのでは?」という不安の声も上っている。というのは、今季も堂林がなかなか1軍に定着できていないからだ。  堂林は09年、ドラフト2位で広島に入団。3年目の12年には、野村謙二郎監督(当時)に見いだされ、三塁手として全144試合に出場。14本塁打を記録するなど、非凡な長打力を発揮した。その後、13年は105試合、14年は93試合に出場した。しかし、監督が緒方孝市に替わると出場機会は激減。15年は33試合、16年は47試合にしか出ることができず、結婚後は鳴かず飛ばずの状態だ。  年俸は1,650万円(推定)までダウンし、本人も「勝負の年」と位置づけた今季だったが、1軍と2軍を行ったり来たりの状況。出番があっても、代打や代走、守備固めが多く、出場試合は31(24日現在)で、打席数はわずか37。打率2割8分1厘、1本塁打、9打点の成績では、なんとも寂しい限り。  今後、1軍に再昇格しても、本職の三塁では安部友裕内野手が急成長して、レギュラーポジションを確保。一塁には新井貴浩内野手、ブラッド・エルドレッド内野手がおり、入る隙などなし。不慣れな外野にも挑戦してはいるが、こちらもポジション争いが熾烈で、多くの出場機会は望めそうにない。  不振が3年も続くとなると、見えてくるのは今オフの戦力外通告やトレード。トレードの場合、年俸は現状維持が約束されるからよいが、戦力外となると、契約してくれる球団があっても、年俸ダウンは必至。どこからも声がかからなければ、失業危機となる。  枡田アナは昨年2月、ローラ、ダレノガレ明美らが所属する芸能事務所LIBERAと契約し、フリーアナとして活動を再開したが、現在のレギュラーはラジオ1本のみ。この先、産休に入って、当面仕事ができないとなれば生活苦に陥りかねない。 「広島ローカル局で活動していくという選択肢もありますが、枡田アナは学生時代からタレントとして活躍し、出身地も神奈川とあって、関東へのこだわりが強く、やはり全国ネット番組でないとやりたくないようなんです。とはいえ、幼い子どもを抱えて、広島から東京へ通うのは大変。枡田アナとしては、夫が在京球団へトレードされたほうが、よっぽど好都合では? そうなれば産休後、早い機会に仕事復帰も可能になりますし、夫婦共働きでやっていけるでしょう」(スポーツ紙記者)  一番いいのは、堂林が残された試合で奮起して来季の契約を勝ち取ることなのだろうが、緒方監督の起用法を見る限り、大きな期待はできそうにない。果たして来季、堂林の姿は広島にあるのだろうか? 戦力外通告を受けようものなら、夫婦共々、路頭に迷ってしまいそうだ。 (文=田中七男)

元TBS“マスパン”枡田絵理奈アナに家庭崩壊危機!? 今オフに夫・堂林翔太と別居の可能性も?

元TBSマスパン枡田絵理奈アナに家庭崩壊危機!? 今オフに夫・堂林翔太と別居の可能性も?の画像1
LIBERA公式サイトより
 2014年に広島東洋カープの堂林翔太(25)と結婚した、TBS出身の枡田絵理奈アナウンサー(31)。プロ野球選手と女子アナといえば究極の“勝ち組婚”かと思いきや、家庭の危機が眼前に迫っている可能性がある。スポーツライターが言う。 「堂林は2012年にレギュラーをつかみ、全試合出場を果たしましたが、その後は完全に伸び悩んでいます。とにかく三振が多く、全試合出場した同年の三振数は150個でした。例えばHR王に6度輝いている“おかわり君”こと中村剛也(西武)は、シーズン150三振以上を何度も記録していますが、HR王になるぐらいの長打力があれば、三振数はそれほど問題視されません。けれども堂林の場合、通算HR数はわずか30本。『当たらない・飛ばない』では首脳陣も使いようがありません。さらに12年、13年と2年連続で“失策王”になっており、守備面も課題だらけ。ここ数年は1軍と2軍を行ったり来たりです」  それでも愛を貫き、14年に堂林との結婚に踏み切った枡田。翌15年春にはTBSを退社し、同年には第一子も授かった2人だが、枡田は芸能活動に意欲的だ。芸能担当記者が言う。 「枡田は16年に、ローラやダレノガレ明美らが所属する芸能事務所と契約し、少しずつ芸能活動を再開しています。TBS時代には『チューボーですよ!』や『ひるおび!』などの人気番組を担当し、男性人気は抜群。本気で芸能活動をするとなれば、引く手あまたでしょう」  堂林は、高3の夏の甲子園で優勝してドラフト2位で広島に入団し、愛称は「鯉のプリンス」。しかし出場試合数は年々減っており、久々に先発に起用された7日の阪神戦でも、4打数0安打3三振で結果を残すことはできなかった。 「『プリンス』と呼ばれてきた堂林ですが、今年でもう8年目。広島は12球団の中でも辛抱強く若手を育てるチームですが、本人も昨年『来年ダメなら、それ以降はない』と言っており、覚悟はできているでしょう。ドラフト上位で入った選手なので、そのままスタッフとしてチームには残れるでしょうが、収入はサラリーマンに毛が生えたようなものです」(同)  そうなると2人はどうなってしまうのか? 「プロバスケットボール選手の五十嵐圭と結婚した本田朋子(元フジテレビ)は、夫が所属するチームがある新潟から遠距離通勤していますが、幼子を抱えた枡田が広島から通うのは非現実的でしょう。ということは“別居”になる可能性も十分にあるでしょう」 “球界のプリンス”と“人気女子アナ”という誰もが羨むカップルだが、2人の先はいばらの道か? (文=長江繁吉)

過剰なテロップで肝心な場面が台無し! 日本シリーズ中継に見る、民放各局の「足し算」体質

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『THE TRIUMPH of 真赤激! ~CARP2016リーグ制覇の軌跡~』(広島ホームテレビ)
 今年の日本シリーズは、きっと面白い……ファンの間ではそんな話で持ち切りだった、プロ野球日本シリーズ・広島東洋カープ対北海道日本ハムファイターズ。戦前の見立て通りの「熱戦」が続いている。  逆転劇あり、延長あり、采配の妙あり、と、さまざまな点で見どころが多い。それなのに、中継する側は、どこまでも画一化して伝えようとしている。  民放中継だけを見ていると、今年の日本シリーズは「広島対日本ハム」ではなく、「男気対二刀流」であるらしい。  とにかく「男気」と「二刀流」、つまり“黒田博樹と大谷翔平を扱わなければいけない病”にかかっている状態だ。  たとえば第2戦のフジテレビ。黒田は第3戦の先発が発表されていたため、この日の登板は絶対にない。だからなのか、「黒田の思いを受け継ぐ野村が先発」といったテロップを何度も差し込んでいた。こうなるから、黒田は日本シリーズ前に引退発表をしたくなかったはずなのだ。  一方、日本ハムの攻撃では、こんなところで大谷を出すわけがない、という場面で「大谷の代打はあるのか?」とミスリード。同様に第4戦のTBS中継では、テロップで何度も「日本ハム3番大谷でタイへ」と表示。結果、大谷はノーヒットに終わり、中田とレアードのホームランで、日本ハムは2勝2敗のタイへと持ち込んだ。  民放よ、そんなに野球の力を信じられないのか? と言いたくなる。  野球の力を信じられないから、過剰なテロップで「演出」しようとする。もっといえば、野球の力を信じていないから、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ中継をしない、という失態を演じてしまうのだ。  テレビ局側の言い分があるとすれば、プロ野球は人気がなく、視聴率が取れないから、というものがあるだろう。野球初心者も興味が湧くように、黒田と大谷の看板を掲げているのだ、との考えもあるかもしれない。  だが、本当に面白い試合は、それだけで優良なコンテンツだ。ましてや、舞台は日本シリーズ。視聴者は、演出された感動ではなく、もっと野球の機微を伝えてほしいのだ。  過剰なテロップは目にうるさいだけでなく、肝心な場面でプレーの上にかぶさり、細かい部分が見えないことがある。試しにNHK-BSの日本シリーズ中継とワールドシリーズ中継を見ると、その差は歴然。「BSO」「ランナー」「得点」「イニング」表示以外に無駄な情報やテロップのないNHKの中継画面は、野球が持つ「時間にも空間にも縛られない」魅力を伝えてくれる。  優れたデザイナーほど引き算でデザインし、要領を得ないデザイナーは足し算のデザインをするというが、もっと引き算の野球中継を民放にも目指してほしい。  もし、野球を知らない人にも興味が持てるように……と考えるのなら、野球中継以外でそういった番組を組むべきだ。好例は、クライマックスシリーズ前に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「広島カープ芸人」だろう。残念なことに、日本シリーズ前、民放テレビでそのような番組は見つけられなかったが、NHK-BSとラジオでは野球の魅力を伝える好番組があったので紹介しておきたい。  ひとつは、NHK-BSで21日に放送された『スポーツ酒場“語り亭”』の「名捕手が語る日本シリーズ」。野村克也、古田敦也、里崎智也の3名の元捕手が、日本シリーズを捕手目線で語る、という内容だった。  この番組で、古田と里崎が注目選手として挙げたのが、広島はエルドレッド、日本ハムはレアード、という「恐怖の下位打線」。この2人をどんなリードで抑え込めばいいのか、という議論が交わされていた。  果たして、エルドレッドは3戦連発弾を放り込み、レアードは第4戦で決勝ホームランを放った。名捕手の見立ては正しかったわけだ。  もうひとつが、TBSラジオで21日放送された『荻上チキ・Session-22』の「久米宏&伊集院光&えのきどいちろう&加藤弘士!開幕前夜に熱く語る『プロ野球・日本シリーズ』」。芸能界屈指のハムファンである伊集院とえのきどが涙ながらに語る日本ハムについての熱量は、『アメトーーク!』における「カープ芸人」に引けを取らなかった。  そして、とにもかくにも久米宏だ。あの冷静な久米が妙にテンション高く、トークも若干上滑りする興奮具合は聴いていておかしかったし、リスナーが日本シリーズに向けてテンションを上げる効果を含んでいた。  TBSラジオでは、翌22日も『久米宏 ラジオなんですけど』を広島から生中継。久米はその後、同局の野球中継『エキサイトベースボール』にもゲスト解説として出演。「久米祭り」が展開された。 「リーグ優勝して、99%満足してるんです。でも思いのほか、残りの1%が大きかった(笑)」と語る声は、野球がどんな大人も純朴な少年にしてしまう無垢な魅力を代弁していた。  かつてカープ優勝を賭け、『ニュースステーション』(テレビ朝日系)で坊主頭にまでなった男・久米宏のカープ話を、なぜテレビは扱わないのだろうか?  いずれにせよ、日本シリーズの足し算演出は今さら変わらないだろう。となると、気がかりなのは、来年のWBCだ。きっと、ごてごてと余計な装飾が施されてしまうのだろうなぁ……。 (文=オグマナオト)

カープ特需に沸くNHKに今こそ放送してほしい、過去の名作「カープ特集」

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広島東洋カープ公式サイトより
 プロ野球はペナントレースが終わり、いよいよ8日から日本シリーズ進出をかけたクライマックスシリーズ(CS)に突入する。注目はなんといっても、25年ぶり7度目のセ・リーグ優勝を決めた広島東洋カープだ。  現在、各メディアでは「カープ特需」ともいうべき現象が起きている。雑誌を開けば女性誌でもカープ特集が組まれ、書店のスポーツコーナーも赤い色が目立つ。テレビでは、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)が「広島カープ芸人」の第3弾を緊急放送。広島での視聴率は23.6%(ビデオリサーチ調べ/以下同)と、シリーズ過去最高を記録した。  今回の『アメトーーク!』内でも話題になっていたが、「カープ芸人」の第1弾が放送された2012年はカープがまだ連続Bクラスを続け、「カープ女子」という言葉も生まれる前。それから4年間のカープ球団と世の中の変遷を振り返ることができ、充実した内容だったのは間違いない。  だが、この「カープ特需」に最もあやかっているテレビ局は、実は民放ではなくNHKだ。  そもそも、9月10日の優勝決定試合の中継権を持っていたのがNHK、という引きの強さ。現在、2ケタも難しいとされるプロ野球中継にあって、関東地区の視聴率は16.8%。広島地区では瞬間最高で71%を記録した。  この熱狂ぶりを受け、10月10日深夜にはNHK広島限定ではあるが、優勝試合の再放送をするという。五輪やW杯の日本戦以外で、スポーツ中継の再放送なんて聞いたことがない。  また、こちらもNHK広島限定ではあるが、11日の夜10時25分というプライムタイムに、『激闘カープ!クライマックスシリーズは?』なる特番が放送される。“公共”放送として、そこまで一球団に偏っていいのか? という疑問も頭をもたげるが、広島ではそれが公共、ということなのだろう。  カープ色に染まっているのは、NHK広島だけではない。10月4日の『うたコン』では、歌謡番組なのにカープコーナーを設け、広島出身の世良公則がカープ帽をかぶって1979年のヒット曲「燃えろいい女」を熱唱。その世良を呼び込むのがカープの緒方孝市監督夫人で、タレントの緒方かな子、というこだわりよう。そもそも、この『うたコン』のMCを務める谷原章介が『アメトーーク!』にも出演した熱狂的カープファン。「相好を崩す」とはこういうときに使うんだな、と実感するほどの笑顔で司会を務めていた。  今後、カープが日本一になった場合、世良が『紅白』に出場し、かな子婦人もカープ女子代表として登場。で、審査員席には緒方監督……なんてことを今から考え、その予行練習をしていたのではないだろうか、と邪推してしまう。  ほかにも、『おはよう日本』や『サラメシ』『ブラタモリ』などでも9月下旬に広島特集が組まれ、カープにまつわる演出が施されていた。  こういった、兎にも角にもカープ特集、を批判したいのではない。25年ぶりの歓喜、それくらいあってもいいと思う。ただ、NHKでしかできないことがもっとあるはず、と歯がゆくなってしまうのだ。  NHKでしかできないこと……その好例が、9月25日放送の『NHKアーカイブス』。この回の放送では、1994年放送のNHKスペシャル『もう一度投げたかった ~炎のストッパー 津田恒美の直球人生』を取り上げていた。今回の優勝でカープに興味を抱いた、というファンにとっては、初めて津田を知る機会となったかもしれない。また、古くからのカープファンであれば、前回優勝した1991年は津田が病魔に倒れ、生涯最後の登板となった年。チームは「津田のために」に一丸となることで強さを発揮したシーズンだった……。そんなことを思い出したのではないだろうか?  闘病生活の中、広島市民球場のカクテル光線を眺めては「俺、あそこで投げてたんだよなぁ……」とつぶやいたという津田。日本シリーズを戦うチームメイトたちの姿をテレビで見て、「どんなに野次られてもいいから、もう一度投げたいよ」と吐露したという津田。25年ぶりの歓喜の重さを理解する上で、25年前にあった出来事を知ることは、間違いなく意義があるはずだ。  こういった優れたカープ特集、もっと日の目を見てほしいカープ特番がNHKには実に多い。それらの番組に、あらためて光を当ててほしいのだ。  たとえば、『プロジェクトX 挑戦者たち』の初期の名作「史上最大の集金作戦-広島カープ~市民とナインの熱い日々」。カープの創成期を題材としたイッセー尾形主演のドキュメンタリードラマ『鯉(こい)昇れ、焦土の空へ』。1975年の球団創設初のリーグ制覇を特集した『スポーツ大陸「赤ヘル旋風 昭和50年・広島初優勝」』。そして、スポーツドキュメンタリーの金字塔『NHK特集・江夏の21球』などなど。  カープ以外で、これほど多様な側面からNHKで特集が組まれ続けてきた球団はほかにないはずた。ここからも、カープがいかに語り継ぎたい「物語」に恵まれ、ファンに愛されてきた存在かがより明確になるはずだ。  権利関係など、クリアしなければならない問題もあるのかもしれない。だが、歴史的偉業だからこそ、歴史的な意義や物語を掘り起こし、今この時代とどうつながっているかを示すのが、公共放送の役割なのではないだろうか? (文=オグマナオト)

プロ野球・広島カープ黒田博樹 vs Jリーグ・サンフレッチェ広島の年俸対決! 驚きの結果は?

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「週刊ベースボール 増刊 黒田博樹 凱旋記念号」(ベースボールマガジン社)
 今シーズン、ニューヨーク・ヤンキースの20億の契約を蹴り、広島カープに復帰した黒田博樹は、11勝8敗、防御率2.55の成績。26試合に出場し、40歳の超ベテランながらに完投した試合も。これは、エースの前田健太、ジョンソンに続く成績で、その期待に十分に応えたと言えるだろう。その黒田が来シーズンも現役続行の意思を固め、注目の契約更改へと臨んだ。 「今シーズンは4億円(金額はすべて推定)だったんですが、来シーズンはなんと2億円増の6億円+出来高払いでした。成績ももちろんですが、若手選手への影響、グッズやチケットの売り上げなんかを考慮したんでしょうね。これは、佐々木主浩の6億5,000万円、松井秀喜の6億1,000万円に次ぐ日本球界歴代第3位で、現役ではおそらくトップになると思います。お金がないといわれる広島の思い切った提示額に、黒田本人も驚いたんじゃないですかね」(スポーツライター)  一方サッカー界では、同じ広島に本拠地を置くサンフレッチェ広島が、Jリーグ年間勝ち点1位に輝き、その勢いのままチャンピオンシップも制覇、クラブワールドカップでは南米王者のリバー・プレートをあと一歩のところまで追いつめる躍進を見せた。そのサンフレッチェ広島と、黒田博樹の年俸の比較が今、話題を集めている。 「黒田の6億円+出来高に対して、今シーズンのサンフレッチェの年俸総額は、たったの6億3,620万だったんです。出来高によっては、黒田1人に負けてしまうんですよ。もちろん、今シーズンの出来でサンフレッチェの選手の年俸は軒並み上がるとは思われますが、それにしても衝撃的ですよね。サンフレッチェのファンは『同じ貧乏球団だと思っていたのに……』『黒田って、サンフレッチェ買えるんじゃないの?』と、複雑な心境に陥ってますよ」(同)  サンフレッチェの最高年俸は、FW佐藤寿人の6,000万。Jリーガーとしてはかなり立派といえる額だが、なんとカープでは10位にも入れない。野球人気が下火と騒がれているこのご時世だが、まだまだ景気はよさそうだ。 (文=沢野奈津夫)

“カープ女子”憧れのイケメンルーキー恋人候補に名乗り出た「身内の美女」

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「カルビー2014 レギュラーカード(ルーキーカード) No.59 大瀬良大地」(カルビー)
 記録ずくめの快進撃で首位をキープする、プロ野球・広島カープ。その原動力といえば、前田健太らに代表される投手陣。今年、その輪に入ったドラフト1位のイケメンルーキー・大瀬良大地の恋人候補に、なんと身内の女性がガチンコで名乗りを上げたのだから、全国1,000万人の“カープ女子”も心穏やかではない。  今シーズン、すでに4勝するなどカープの勝ち頭となっている大瀬良。 「甘いマスクで、どちらかといえば母性本能をくすぐる雰囲気が女性ファンに受けて、昨秋の入団直後から大注目されています。これまで、カープで女性人気が高い選手といえば“プリンス”堂林がいますが、現在はケガで戦線離脱。そうこうしている間に、その座は日に日に危うくなりつつあります」(スポーツ紙プロ野球番記者)  では、カープ女子の熱視線が集まる大瀬良をガチンコで狙う女性とは一体……? 「実は、ドラフト2位で入団した九里亜蓮投手の妹で、九里聖莉奈って子なんです。現役女子大生で、モデル活動もするほどの美貌の持ち主。先日、彼女の地元・鳥取県の米子で行われた広島対阪神戦に一家揃って駆けつけたそうなんですが、実は試合前日、大瀬良投手は九里の“育ての親”である祖母宅に招待されていたんです。一緒にご飯を食べたそうですが、どうやら九里家以外の参加者は、大瀬良1人。この半年で、人気・実力ともに一気にアップしたイケメンルーキーをなんとかモノにしたい彼女が『どうしても家に大地くんを連れてきて!』と兄の亜蓮に懇願。見事、実現しましたが、彼女の中ではすでに恋人、いや結婚に向けた“前哨戦”と捉えていたようですよ」(同)  将来は「タレント志望」という彼女と大瀬良の仲は、恋ならぬ“鯉”の成績次第といったところだろう。

「なぜ作った?」広島カープ本拠地に設置された、“謎の人形”を追う!

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広島東洋カープ公式サイトより
 広島東洋カープの本拠地、マツダスタジアムに設置されている謎の人形が、ネット上で話題を集めている。4月末に第1弾として「CCダンスを踊る売り子のおねえさん」が設置されたのを皮切りに、おいしそうに球場名物のカープうどんをすする第2弾「カープうどんおじさん」、そしてこのたび第3弾として、CCダンスを踊るおねえさんの真似をする「双子の男の子」が登場した。  いずれも妙なリアルさで、昭和を感じさせるB級感漂うシュールなテイスト。突如現れた人形たちに、ネット上では「なぜ作った?」「意味不明すぎて怖い」「こんなもん作る金あるならバッティングマシンでも買えよ」といった疑問の声が多数上がっている。  球団公式サイトでは、「ぜひ、記念撮影をお楽しみください」と紹介されているが、一体、この謎の人形はなんなのか? 球団広報部に話を聞いた。 「人物をモデルにした等身大の人形を作るテレビ番組があって、球場にいる人をモデルにして作ってみたら面白いんじゃないか、という話になったんです。うどんを食べている人や、CCダンスを踊っている人は球場によくいるので、それを人形にしてみようと。もっとリアルに作ろうと思えばできたんですが、親しみやすさを重視しました。なかなか出来が良かったので、本物と間違える方もいらっしゃいますね。現在、球場では人形と記念撮影をするお客さんがたくさんいて、大盛況です。ただみなさん、『なんでこんなおじさんなの?』って……(苦笑)」  この人形はとりあえず第3弾で一区切りになるが、「何か面白いことができれば、続いていくかもしれない」とのこと。現在、阪神に次いで3位につける広島カープ。ペナントレースはもとより、“B級”球団として我が道をひた走るカープ周辺から、今後も目が離せない。

「市民球団」なんて真っ赤なウソ!? “最弱キャラ”に甘んじる、広島カープ球団フロントを徹底糾弾

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『「マツダ商店(広島東洋カープ)」
はなぜ赤字にならないのか?』
(文工舎)
 ペナントレースが終了し、今年も4位、Bクラスに甘んじた。21世紀に入って、12球団の中で唯一、Aクラス入りを果たしていない広島東洋カープが、最後に優勝の美酒を浴びたのは山本浩二監督時代の1991年にまでさかのぼる。それ以来、毎年成績は下がり続け、今では不甲斐ない成績が当然のものとなってしまった。  もはや、“最弱キャラ”が板につき、それが魅力となってしまった感もある。人気バラエティ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「広島カープ芸人」回では、チュートリアル徳井、アンガールズ、ロザン宇治原、有吉弘行などが「マスコットが気持ち悪い」「野次を飛ばしやすい」などと、カープをネタに盛り上がっていた。  もちろん、勝つことだけがスポーツを応援する楽しみではない。だが、ファンならば、やはり応援するチームが勝利する姿を見たいものだろう。広島市在住の作家・堀治喜氏の著作『「マツダ商店(広島東洋カープ)」はなぜ赤字にならないのか?』(文工舎)は、広島不調の原因として、オーナーである松田元氏を痛烈に批判する一冊だ。  タイトル通り、万年Bクラスであるにもかかわらず、カープの経営は赤字になることはない。それどころか、40年にわたって、黒字を出し続ける優良経営だ。有力な親会社があるわけではないカープでは、他球団と比較すると選手の年俸は安く、1億円プレイヤーは数えるほど。かつては名物の“たる募金”を募りながら、球団の運営をやりくりするほどだった。そんな姿勢が許されてきたのが、広島に貼られた「市民球団」という免罪符だ。しかし、本書はそのイメージを打ち破る。  創設時こそ本来の意味での「市民球団」であったものの、時を経るにつれて、その実態は形骸化。現在では、球団株式のほとんどは松田元を中心とする松田家によって保有されている。3代目オーナーである松田恒次は、経営危機に陥っていたカープを救うために、東洋工業に援助を依頼。当初の約束では「球団を私物化することはない、一時預かるだけだ」といって株を引き取ったものの、恒次の後を継いだ4代目オーナー・松田耕平は球団株を松田家に集約、その約束は果たされないまま今に続いている。  そして、現在のオーナーを務める5代目・松田元氏が2002年に球団を譲り受けると、広島の転落劇は決定的なものとなり、Bクラスが指定席となっていった。  だが、それでもカープの人気は衰えることはなく、2011年には158万人もの来場客を維持している。その理由を、堀氏は、一部メディアの報道姿勢に問う。球団批判は行われることはなく、ほとんどがカープに対して好意的なものばかり。時折、批判が行われたとしても、本質的な球団トップの経営姿勢にまで踏み込まれることはない。メディアとのなれ合いのもとに、カープはぬくぬくと“市民球団”の甘い汁を吸い続けた。その結果、オーナー自らが「勝率5割を目指す」と、最弱チームらしい低い目標を語り、万年Bクラスに甘んじても大規模な戦力補強がなされることはない。観客が入り、興行が成立するのであれば、年俸の高いスター選手を抱える必要はないのだ。経営術としては一流なのかもしれないが、チームは弱体化の一途をたどる。堀氏の言うとおり、「勝つ気がない」と勘繰られてもおかしくない。  帝京大経済学部教授・大坪正則氏も「奇想天外な提案」と前置きしながらも、松田家がオーナーを務める弊害を説き、「市民の、市民による、市民のための」球団としてNPO法人による運営を提唱。誰もが、このままではいけないと気づきはじめているのだ(http://www.sankeibiz.jp/business/news/121114/bsg1211140502003-n1.htm)。  シーズン終了後に行われたドラフト会議でカープは、龍谷大平安高の高橋大樹や二松学舎大付高の鈴木誠也など野手を指名。また、助っ人外国人としてメッツに所属していたフレッド・ルイス外野手の獲得に乗り出している。来年こそは、ネックとなっている貧打を克服したい考えだ。  どんなに負け続けても愛され、入場客を獲得し続ける広島東洋カープは、スポーツ経営にとって、稀にみる理想の球団だろう。しかし、その負けが経営陣の怠慢と保身、そして金儲け主義によって続いていると知れば、ファンたちはいったいどんな顔をするだろうか? 「まな板の鯉」ではなく「鯉の滝登り」を見るために必要なのは、選手のトレードや補強ではなく、球団トップの退場なのかもしれない。 ●ほり・はるよし 1953年生まれ、作家。主な著書に『衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?』(洋泉社)、『ダメージ―復活に賭けたプロ野球トレーナーの戦い』(現代書館)、『カープ猛者列伝』(文工舎)など。