電車の冷房、車両や日により違うのはなぜ?どうやって調整?東急電鉄さんに聞いてみた

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 男性誌「GOETHE」ハワイ特集、イケてるオヤジの内輪ノリが押し付ける苦行感 防衛大卒、なぜ大手企業採用担当者たちから大人気? 自衛官任官拒否への賛否両論 スタバはどこへ向かうのか? 課税逃れ批判、脱コーヒー路線、超高級品投入の狙いと行方 ■特にオススメ記事はこちら! 電車の冷房、車両や日により違うのはなぜ?どうやって調整?東急電鉄さんに聞いてみた - Business Journal(7月20日)
「Thinkstock」より
 この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。 【今回ご回答いただいた企業】  東急電鉄・お客様センター様  まさかこんなに早く梅雨が明けるとは。  ついに恐れていた本格的な夏が来てしまった。東京は連日最高気温が30℃超え。日本テレビのある汐留界隈なんて、海の近くにあるのにまったく風が吹かないので、体感温度はさらに高くなる。  そんな灼熱地獄の中、オアシスともいえるのが、移動中に乗る冷房の効いた電車である。  だが、電車にも落とし穴がある。弱冷房車だ。  真夏に弱冷房車を喜んでいる人なんて、本当にいるのだろうか?「私、弱冷房車じゃないとダメなんです」という話は聞いたことがない。  できることなら避けたい弱冷房車だが、なぜかよく乗ってしまう。通常、弱冷房車は一車両だけなのに、気がつくと弱冷房車に乗っているのだ。それが最寄り駅の場合なら、まだ理由がわかる。階段の目の前に止まる車両が弱冷房車なのだ。しかし、ほかの駅、ほかの路線でも、なぜか弱冷房車に当たってしまうことが多い。こういう悪いくじ運は、まったくありがたくない。  乗った車両が弱冷房車じゃなくても、それで安心するのはまだ早い。やけに蒸し暑い時がある、かと思ったら、逆にやたらに寒いこともある。  いったい、電車のエアコンはどういう仕組みになっているのか。考えてみるとよく知らない。  そこで今回、東急電鉄お客様センターに直接聞いてみた。 「電車の中って、日によって暑かったり寒かったりするんですが、空調はどのように調整しているのですか?」 担当者 電車内の空調ですが、一応規定で温度は決まっております。通常の車両は26度、弱冷房車両に関しては28度に設定しております。さらに、温度を感知するセンサーが付いておりますので、自動運転にはなるんですね。 --センサーというのは、どこに付いているんですか? 担当者 壁センサーというものが、車両の連結部分の壁に付いているんです。各車両の下り側の端のところです。それともう1カ所、車両の天井の空調の吸込口の中に、リターンセンサーというものがありまして、その2カ所で、空調を管理しております。 --車掌さんはノータッチなんですか? 担当者 はい、ただ、車掌のほうにも、入と切のスイッチがありますので、その日の気温だとか、混み具合などから判断して、操作する場合もございます。そういった情報は車掌の判断のほかに、駅員のほうからも入ってきますので。 (そして今度は逆質問をされた) 担当者 ちなみにお客様、ご利用される時間帯はいつも決まっていますか? --基本的には朝ですが、日によっては昼の時もありますね。 担当者 朝の早いお時間ですと、なるべく早く冷やすためにエアコンを入れたりはするんですけども、どうしてもお天気がいい日とかですと、車内が冷えるまでにお時間がかかることがあるんですね。 --なるほど。 担当者 それと、大変申し訳ないのですが、今、6月1日から9月30日までなんですが、田園都市線をはじめとする東急各線の新型車両において、クールビズトレインというのを、朝の10時から16時の間、実施させていただいているんですね。 --クールビズトレイン? なんですか、それは? 担当者 通常26度の設定なのですが、27度に変更して走っている電車も中にはあるんですね。 --それは全部の車両ではないんですか? 担当者 全部ではないです。新型車両のみで実施いたします。特に何時何分の電車が、と決まってはいないので、もしかしたらたまたま乗られた電車クールビズトレインで暑く感じる、ということもあるかと思います。  うーん、東急が自分の会社の中をクールビズで室温を高めに設定するのはかまわないが、それを乗客に強要するっていうのは、どうなんだろうか……。節電の大義のもと、ちょっとおかしなことになっている気もするのだが。しかし、すでに走っているものは仕方ない。東急線に乗る時は、クールビズトレインに当たらぬよう祈るしかない。 (文=山名宏和/放送作家) <近況>  この夏は10月から撮影が始まる深夜ドラマの脚本を書きます。しかしいつからオンエアするのかは不明。たぶん来春。 ■おすすめ記事 男性誌「GOETHE」ハワイ特集、イケてるオヤジの内輪ノリが押し付ける苦行感 防衛大卒、なぜ大手企業採用担当者たちから大人気? 自衛官任官拒否への賛否両論 スタバはどこへ向かうのか? 課税逃れ批判、脱コーヒー路線、超高級品投入の狙いと行方 男の価値は日焼け肌で決まる!?ゴリ推し男性誌「Safari」のメンタリティとは? AKB篠田激白、卒業直前の心境と「潰すつもり」スピーチの真相、卒業に福岡選んだ理由

ルールも値段もややこしすぎた……JR「周遊きっぷ」が廃止に至った不人気の理由とは

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 JR各社が販売する「周遊きっぷ」が3月31日で廃止される。国鉄時代からの周遊券を引き継いで1998年から発売された周遊きっぷだが、売れ行きは年々減少。2002年度には約13万枚だった売り上げが11年には約4万8,000枚と3分の1ほどに減少。当初は67あった周遊ゾーンも、わずか13にまで縮小していた。かつては「青春18きっぷ」と並んで鉄道旅行によく使われたという周遊きっぷ。青春18きっぷと明暗が分かれたのはなぜなのか。 「一言でいえば、値段が高かったこと。それに、販売方法が煩雑でJRでも積極的に売りにくかったのです」 と、周遊きっぷの問題点を指摘するのは、長らく周遊きっぷを扱ってきた旅行会社経営の中尾一樹さんだ。中尾さんによれば、周遊きっぷは、国鉄時代からの周遊券に比べて、極めて発券が面倒だったことを指摘する。  国鉄時代の周遊券は、周遊ゾーンまでの経路もほぼ固定されていた。周遊きっぷは、この経路にも柔軟に対応するようになったが、そのために周遊ゾーンまでの往路のキップ、周遊ゾーンのキップ、復路のキップを別々に発券しなければならない。そして、往復のルートによって割引率も変動した。経路が指定されていて、ほぼ値段が固定化されていた周遊券に対して、値段が変動するために、発券の手間に加えて、積極的に売り出しにくくなってしまったのだという。  さらに、周遊きっぷでは特急・急行列車の自由席が乗り放題だが、いまやJRで定期運行されている急行列車は、青森~札幌間の夜行急行「はまなす」のみ。加えて、特急には乗れるが新幹線には乗れないという欠点もあった。周遊きっぷ九州ゾーンの場合だと、九州新幹線には乗れないかわりにJRバスの福岡~宮崎間、福岡~鹿児島間が利用できるものの、不便な印象は拭えない。さらに、周遊券で認められていた周遊区間までの往復の急行列車・特急列車の自由席利用もなくなった(そもそも急行列車は壊滅だし、特急列車が走っていない区間も多い)。そのため、周遊きっぷ九州ゾーンの場合に、東京発着で往復共に「のぞみ」「みずほ」を利用して現地に向かった場合の料金は5万3,260円。やはり、料金が割高な印象だ。  加えて、周遊券よりも有効期限が短縮され、利用者にとってあまり利便性が感じられない点が極めて多かったのだ。  つまり、周遊きっぷは周遊券よりも利便性が低下し、それを改善することができなかったというわけだ。現在でも、かつての周遊券の時代を知る人々の間では、周遊券の頃は便利だったという話はよく聞かれる。なぜ、JRは利便性を低下させることをしてしまったのか。 「国鉄分割民営化によって、JR各社は取り分を明確にしなければならなくなりました。ところが、以前の周遊券は周遊ゾーンが極めて広かったんです。例えば、信州ワイド周遊券だとJR3社の路線に跨っていました。そこで、周遊ゾーンを細かくすることで、取り分を明確にしようとしたんです」(中尾さん)  結局のところ、周遊券が周遊きっぷになって便利になった点としては、周遊ゾーン内で一部の私鉄やバスも利用できるようになった程度だったという(なお、周遊きっぷ開始当初、横浜から北海道へ行く際に「神奈川県内の空港から~」という意味不明の文面があり、旅行会社からの指摘を受けて訂正するという事態もあったとか)。 「周遊きっぷでも、新幹線も乗車できるようにするなど、ルールを現状に合わせればよかったのでしょうが、JR旅客6社すべてが納得しなければ規則を変更できないために足並みが揃わなかったんです。むしろ、よく15年も持ったなという印象ですよ」(同)  値段も高くて買いにくい上に売りにくい。さらに、現地まで行くのにも周遊券時代と比べて割高な周遊きっぷ。対して、普通列車に限って乗り放題と、ルールも簡単で値段が一律の青春18きっぷが優位に立ったのは当然といえる。かつて存在した北海道ワイド周遊券は有効日数が20日間と極めて長く、多くの旅行者がこのキップを使って北海道に足を運んだことは現在でも語り継がれている。もう、そのようなお得で便利な鉄道旅行の手段は夢物語なのだろうか。 (取材・文=昼間たかし)

新幹線の切符に表示される(東京都区内)の範囲はどこまで?

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特急あずさでも!
 人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活!  今週は、林賢一氏が、新幹線など長距離間の切符に表示される目的地以上の範囲について、疑問をぶつけた!

[回答者]JR東日本お問い合わせセンター

 遠出して新幹線で帰京する場合、チケットにはこう記されている。例えば浜松から品川駅へのチケットだと…… 【浜松 → 品川(東京都区内)】  東京都区内ならどこでも降りて良いシステム。名付けて「括弧・東京都区内の奴」。たった今、名付けられて、東京都区内も戸惑っているかもしれない。  いつも気になっていた括弧内の奴。  決して品川駅以外では降りることがないのに……。ご丁寧にざっくり表記していただいて……。これはJRのおせっかい? それとも細かな気配り? もしや、途中ぶらり下車のレコメンド?  いやいや。チケット購入時に目的地は、確実に決まっている。余計なお世話といえばお世話である。  電車に揺られながら「ちょっと一駅先まで行ってみようかしら」などと思ったことなど一度もないし。謎である。  そこで【JR東日本お問い合わせセンター】に直接聞いてみた。

「新幹線などのチケット表記が【東京都区内】とざっくりなのはなぜですか?」

担当者 えーっとですね。ある一定の距離、201km以上ですとか、そういった距離の切符を買って頂いた場合、23区内の駅まではお付けしますよというものなので。どうして23区内かというと、何ともお答えしかねるんですけども。 ──範囲がざっくりした理由は特にないんですか? 担当者 ある程度の距離でしたら、そのまま使って下さい、っていうことです。 ──サービス的な感じでしょうか? 担当者 そうですね。 ──201km以上っていう距離には何か意味があるんですか? 担当者 そうですね、この乗車券が「東京山手線圏内」という場合もございまして、それは買って頂く切符の距離が何キロのものなのか? で決まります。201 km以上ある切符を買っていただくと、23区内の駅をお付けするんですけど、200kmまでの駅、101kmから200kmまでの切符ですと「山手線圏内まで使えます」という乗車券になります。どれくらいの切符を買って頂くかによるんですね。 ──それって、その2種類のほかにまだあるんですか? 担当者 いえ、この2種類でございますね。一番最大が23区内でございます。東京だとこの2種類なんですが、大阪は大阪市内だったり、いろいろ各地域によってもエリアは違うんですけども、それぞれそういった決まりがあるんです。 ──埼玉でも同様のサービスってあるんですか? 担当者 いえ、首都圏は東京23区内だけですね。まぁ、横浜はまた別で横浜市内が付く場合もあります。東京都区内となっていますと、例えば何線を使われますか? ──例えば、埼京線とか。 担当者 えーっと、浮間舟渡駅までが23区内でございます。 ──23区内なら使えるってことですね。 担当者 そうです、そのまま乗車券は必要なく、お持ちの切符で乗っていただけます。 ──その浮間舟渡駅から23区内1駅越えると、ひと駅分乗車賃を払うんですよね? 担当者 そうゆうことになります。 ──これ、例えば中央線の吉祥寺駅で降りた場合、武蔵野市の場合はどうなるんですか? 担当者 西荻窪までが23区内なので、出てしまった西荻窪より先の分は乗車券必要ですので、お支払い頂きます。  というわけで、結論は【JRのサービス】ということだった。  理由は特にないわけで、オチがないような感じになって、なんかすみません。  長く乗った分、目的地の範囲も緩くします理論。201km以上乗ったら、さらにサービスでドンと範囲が広がる理論。そこに理屈はない。逆に言うと、「ただ何となく」の強み。  JRの底力なのか緩さなのか判別しようないが、23区内ならどこで降りても良い、という心地よさと余裕を噛みしめることが、大人への第一歩なのかもしれない。そんな小さな成熟でも、いや、そんな小さな成熟だからこそ必要なのだ、とふと思う。って、何をまとめようとしているんだ、わたしは。なんかすみません。 (文=酒平民 林賢一) ■おすすめ記事 ほとんどはアルバイトによる犯行!? コンビニ万引きの実情 巨大新聞社、外部からのチェックゼロで社長のやりたい放題!? “おしゃれな”ダイソー、ワンプライス業態で世界を席巻!? スーパーゼネコンで竹中工務店だけが赤字に転落の理由 主人公は右翼の女子高生、著者は経営者…異色の小説がブーム!?