『ガンダム』『ヤマト』に『鉄人28号』……往年の名作アニメが続々リメイク

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『宇宙戦艦ヤマト2199』
 アニメブーム黎明期を盛り上げた、往年の名作アニメのリメイクが続いている。  まずは4月からTBS系列の日曜夕方5時枠、通称「日5枠」で『宇宙戦艦ヤマト』初代TVシリーズのリメイク版『宇宙戦艦ヤマト2199』がスタートする。1974年に読売テレビ制作・日本テレビ系列で放送され、社会現象を引き起こした歴史的ヒット作のリメイクとなる本作は、『ヤマト』でアニメに興味を持ったという出渕裕監督や、OP映像の絵コンテを担当をする庵野秀明をはじめとする、ファースト『ヤマト』世代がスタッフとして数多く参加し、大きな話題を呼んでいる。  原典(この場合、ベースとなった初代TVシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』のこと)のエピソードをベースに、現代風に換骨奪胎し再構成。さらに想像力に幅を持たせるというか、わりとテキトーというか、その場の勢いまかせで作られていた原典の設定(青色と肌色が入り乱れるガミラス人とか)にしっかりとした考証を加え、設定上の矛盾点を解消。また、メカ描写や作戦についても限りなくリアルな理由付けが行われたほか、キャラクターも原典のイメージを残しつつ現代風にアップデートされたデザインとなっている。そればかりか、艦橋のマドンナ・森雪以外の女性キャラも追加(おまけにアホ毛、巨乳、ツインテールなどなど強烈なキャラ立ち!)されているのも特徴だ。  ちなみに本作は、TV放送に先駆けて2012年より順次劇場で先行上映されているほか、すでにBlu-ray&DVDも4巻(14話まで収録)リリースされており、TV放映がメディア展開としては最後発となる。TV放映後にソフト化され、その売り上げや話題から劇場版制作が決定するという従来のアニメとは逆の展開をみせる本作は、単純に往年の名作アニメがリメイクされた、という話題性のみならず、新たなビジネスモデルを構築しうる可能性を秘めているといえる。  『ガンダム』のリメイクも控えている。ロボットアニメを「プロレス」から「戦争ドラマ」へと大転換させた1979年の大ヒット作『機動戦士ガンダム』をベースに、大幅なアレンジを加えたリメイク作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメ制作が決定している。  本作は、『初代ガンダム』のキャラクターデザインを手掛けた安彦良和自身が、『初代ガンダム』を再解釈。設定やストーリーを再構築した漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を原作にしたアニメ化作品という位置付けとなる。そのため、アニメ版は、厳密には『初代ガンダム』のリメイクではないものの、オリジナルスタッフの手によって『初代ガンダム』が復活する、ということで大きな注目を集めるのは必至。ただ、現時点では2014年に公開されるという噂が流れている程度で、どういう形式で全貌が明らかになるかは不明だ。  どんなに素晴らしいシナリオやキャラクターでヒットを飛ばしたかつての名作アニメも、HDクオリティに合わせて制作される現在の映像や緻密な設定を下敷きにした作品を見慣れた今からすると、どうしても見劣りしてしまうものである。そこで、物語の核になるテーマや大筋は変えずに作品全体をアップデートしていくという形で、旧作を蘇らせようというこの試みは、これまでのアニメ業界にはほとんどなかった流れだ(例えば『マジンガーZ』 『ゲッターロボ』『勇者ライディーン』など、70年代初頭のロボットアニメがゼロ年代に多数復活したが、それらは基本的に続編やスピンアウト的な新作だった)。  ちなみに原典をベースに新作を作る、という従来のリメイク路線は今後も続く模様で、4月からはポップな世界観で新たな鉄人の活躍が描かれる『鉄人28号ガオ!』が『鉄人28号』50周年記念作品としてスタートするほか、80年代を盛り上げた人気アニメの続編『聖闘士星矢Ω』第2期の放送が決定。また、90年代に一時代を築き上げた『美少女戦士セーラームーン』の新作アニメが、『ももいろクローバーZ』の主題歌で今夏公開されることも決定している(媒体は未定)。  さらに70年代に一世を風靡し、90年代にもリメイクされたことのある某変身ヒーローアニメが、原典をベースに女性向けにアレンジされて復活する、という噂も業界内でまことしやかにささやかれている。女性ファンに受けた変身ヒーローアニメといえば、『TIGER & BUNNY』のヒットが記憶に新しいが、今回はその路線を踏襲するらしい。  思い出は美化される、とはよく言われるが、その思い出を裏切らない形で幼い頃に見ていたアニメが復活するなら、オールドタイプなアニメファンも喜ばしい限り。そして、生まれ変わった古典アニメを見た若いアニメファンがシリーズに興味を持ち、幅広い世代が作品のファンになればコンテンツの展開も活発になり、今後も新作が作られていくことだろう。このように世代を超えて愛される作品が増えていけば、アニメが本当の意味で「文化」として定着していくのではないだろうか。 (文=龍崎珠樹) 「週刊アニメ時評」過去記事はこちらから

日本の物流が変わる!? ヤマト運輸、驚きの「当日配送」構想

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) なぜ日弁連は、弁護士余剰の元凶・新司法制度改革を推進した? “編集”でPV倍増!? オモコロがさらに面白くなったワケ 出社は週1回、業務はほぼ全部iPadで?最新のベンチャー事情 ■特にオススメ記事はこちら! 日本の物流が変わる!? ヤマト運輸、驚きの「当日配送」構想 - Business Journal(11月5日)
オタフクソースが所属する
「お多福グループ HP」より
11月5日の日経新聞朝刊から気になるニュースを拾い読み。ビジネスシーンで使えるまじめな1面記事から、飲み屋談義に花咲く変わりネタまで日替わりでピックアップしちゃいます! 【注目記事】お好み焼きソース、米中に新工場  注目は新興・中小企業面から、みちしるべ「お好み焼きソース、米中に新工場」の記事。広島に本社を置くオタフクソースの佐々木茂喜社長に、今後の戦略を聞く内容。同社は12年9月期、業務用ソースの業績は伸ばしたものの家庭用で伸び悩み利益が減少。佐々木社長は「顧客の志向に合わせて変化できなかった」と反省している。  しかしこの反省に立って、新たにメニュー提案や製品・食材開発を加速するための専門部署を設けるとのこと。来年はアメリカや中国の新工場が稼働し、海外進出も本格化するらしく「提案力を高めれば(食文化が違う)海外でも通用するはず」と自信も見せている。  美味いけど、かけると何でもソース味になってしまうお好み焼きソースが、アメリカや中国の食卓をソース味一色に変えてしまいはしないか――期待を超えて脅威すら覚える。 【1面】ヤマト、「宅急便」を当日配送に 三大都市間で  1面トップは「宅急便 三大都市間で当日配送に」の記事。クロネコヤマトなどで知られるヤマトホールディングスが、2016年までに東京、名古屋、大阪の三都市間で「宅急便」の当日配送を始める、という内容だ。この当日配送の実現に向け、ヤマトは約600億円かけて3都市近郊に大型の物流拠点を新設し、最新鋭の自動仕分け機を使用して集荷や配送にかかる時間を短縮するのだという。  現在もバイク便や飛行機を使った緊急配達サービスで当日配送が可能だが、送料は1万円以上。しかし、この当日配送は東京―大阪間で840円と、宅急便の価格体系を原則維持する方針とのこと。  通常価格での当日配送が可能になれば、ネット通販がより活性化しそう。また個人利用のみならず、製造業が緊急に必要な部品を輸送に利用したり、生鮮食品を扱うスーパー、在庫を抱えたくない小売業者などが必要な時に必要なだけ注文するなど、業者向けの需要も拡大するとみられる。  どんどん早くなるヤマトの配達時間。この調子でもっと早くなれば、大型家電から夕飯の食材まで、家にいながらにしてヤマトに届けてもらうのが一般的になる日も近そう。道路がヤマトの配送車で埋め尽くされそうだけど……。 【教育面】調べ物学習 ネット利用8割  教育面からは、データ「調べ物学習 ネット利用8割」の記事。NTTレゾナントが今年6月に実施したインターネット調査によれば、調べ物学習の手段として、「インターネットの検索サイト」を利用するとの回答が80.1%に上った、という内容。ネットは、91.7%の「本」に次いで2番目に多かったとのこと。  また、IT機器の利用で「(児童の方がスキルが高く)ギャップを感じる」との回答が32%に上っている。先生としては苦々しい気持もあるだろう。  もっとも、玉石混交なネットでの調べ物学習で教師が教えるべきは、検索の仕方などのテクニカルな部分よりは、アヤシイ情報の仕分け方などの検証の方法では? という気もする。ネットで素早く、しかしテキトーな情報を見つけてきて得意顔の児童に、その誤りを指摘して凹ませる授業が必要かも!? ☆その他の注目記事☆  ・iPhoneで測る貿易収支  ・列島追跡 市名売却の大阪・泉佐野市 ■おすすめ記事 なぜ日弁連は、弁護士余剰の元凶・新司法制度改革を推進した? “編集”でPV倍増!? オモコロがさらに面白くなったワケ 出社は週1回、業務はほぼ全部iPadで?最新のベンチャー事情 “再建途上”三菱自動車の足を引っ張る三菱グループの思惑 「経営者が次々と破綻」呪われしカーチスの新経営者に驚嘆の声

「プリン在中」「洗濯機の中に宅配」佐川にヤマトのトンデモ運送

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 輸出禁止で中国が自滅!? レアアース企業が軒並み経営不振 サービス残業の元凶!年俸制・裁量労働制に残業代は込みのウソ 司法修習の給費制廃止により、弁護士や裁判官が多重債務者に? ■特にオススメ記事はこちら! 「プリン在中」「洗濯機の中に宅配」佐川にヤマトのトンデモ運送 - Business Journal(10月26日)
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『佐川男子』(飛鳥新社)
 ネット通販などの普及によって、右肩上がりを続けてきた宅配便業界。平成23年度のシェアはヤマト運輸42%に対し、佐川急便39%と2強が圧倒的なシェアを誇っている。しかし、近年はその勢いもいよいよ頭打ちを迎えている。いったい、この2強はどういう戦略で転換期を乗り越えるのだろうか? 送料やサービスを徹底比較! 目的に合った運送会社の選び方 ― マイナビニュース(10月18日)  佐川、ヤマトのほかにもゆうパックや西濃運輸など様々な宅配業者があり、値段もそれほど変わらない。では、いったいどの事業者を利用したらいいのかを、オクルコムの代表取締役・平松匠太郎氏が解説する本記事。彼によれば、マナーや気持ちよさといったサービス品質ではヤマト運輸が最も高い評価を獲得、また、小さくて軽いものは「ゆうパック」、大きくて軽いものは「はこBOON」を利用すれば送料を節約できるそうだ。  この他にもリピーター割引や持ち込み割引、複数個口割引など各社によって様々な割引特典もある。平松氏によれば「売り上げに伸び悩んでいる」と言われる国内運送事業。「貨物量減少や過度な値下げ競争により疲弊している」運送業者が、淘汰される時代が到来する……。 ヤマト運輸、東京駅の駅舎内で旅行客向けのポーターサービスなどを開始 ― ビッグローブニュース(10月3日)  差別化が難しく、コモディティ化が進行する宅配業界。このレッドオーシャンで生き残るために、各社では新たな戦略を展開している。ヤマト運輸では、全国の商業施設などで行なってきた手荷物の一時預かりサービスを新しく完成した東京駅構内でも開始した。  従来の手荷物預かり、宅急便受付といった従来のサービスに加え、東京駅では新たにポーターのサービスを開始。丸の内北口の店舗から新幹線、成田エクスプレス、はとバス乗り場まで利用者を案内。手荷物も一緒に運んでくれるというこのサービスで、海外旅行客などの利用を見込んでいる。海外では当たり前となっているポーターサービス、これを機に日本でも普及が進むだろうか。 話題の“佐川男子”の握手会&撮影会、体験レポート! ― Excite Bit コネタ(9月29日)  佐川急便に在籍する3万人のセールスドライバーの中から、選りすぐりのイケメンだけを集めたファンブック『佐川男子』(飛鳥新社)が売れている。イケメンドライバーのグラビア写真やインタビュー、休日の過ごし方、そして佐川急便のトリビアまでも掲載した本書。ガテン系として敬遠されがちなドライバーだが、爽やかで頼り甲斐のある彼らの素顔が人気の秘訣だ。  現在、2万部を発行し、異例のヒットとなっている本書が、なんと握手会&撮影会を開催! 会場となった福家書店・新宿サブナード店にはファン100名以上が集まり、黄色い声を上げた。 「佐川男子〜!」のかけ声から、佐川ユニフォームで7人の佐川男子が登場。慣れない雰囲気にやや緊張の面持ちだが、佐川男子を代表して佐藤優さんが「今まで以上にお客様に向かいあってプロとして対応していきたいです」と爽やかなコメントを披露。さらに握手会でもテキパキと動くその姿からは「仕事のできる男」の横顔もチラリ。ヤマトから業界1位の座を奪取するため、この男子力こそが鍵となるだろう。 なぜか憎めない佐川の斬新な配達 ー NAVERまとめ(6月12日) 使命感ぱねぇ『クロネコヤマト』の配達 ー NAVERまとめ(7月22日) 「NAVERまとめ」から、佐川とヤマトを扱ったスレッドをピックアップ。  佐川のまとめには「自転車のカゴに入れました」「置きました。許してください」といった不在票から、仕事用携帯を忘れてしまったドライバー、なぜか洗濯機の中に入っている荷物まで……。大切な荷物なので、あまりこういった手は使ってほしくないものの、他人事ならばなぜか微笑ましい。  一方のヤマトはどんな状況でも絶対に届けるというヤマトの使命感にあふれた輸送車を紹介。雪道用にキャタピラーを使った配達車や、ボートによる配達、過積載気味の自転車と、その本気度には舌を巻く。また、「超!! こわれやすい 取扱注意」や「プリン在中」のステッカーなど、遊び心にあふれた仕掛けも。  料金・サービスにほとんど違いがなくなっている今、せっかくならば遊び心で楽しい気持ちにさせてくれる配送業者を選びたいものだ。 (文=萩原雄太/かもめマシーン) ■おすすめ記事 輸出禁止で中国が自滅!? レアアース企業が軒並み経営不振 サービス残業の元凶!年俸制・裁量労働制に残業代は込みのウソ 司法修習の給費制廃止により、弁護士や裁判官が多重債務者に? ウェブ化で傾いた大手新聞、合併にすがる社長同士が密談!? ただのサラリーマンが半年でTOEIC885点になれる勉強法