映画『悼む人』“大惨敗”で知名度不足に悩む主演・高良健吾が小栗旬に相談も「そのままでいい」

itamuhitos0313.jpg
映画『悼む人』公式サイト
「かなりプロモーションに力を入れた作品なので、これだけ閑古鳥が鳴いていると配給元の東映だけでなく、監督以下、関係者が全員頭を抱えてしまいますよね。劇場での巻き返しは厳しいでしょうから、DVDでどれだけペイできるかの算段を始めたそうですよ」(芸能事務所関係者)  高良健吾主演で天童荒太の直木賞受賞作品を映画化した映画『悼む人』が、大コケしてしまった。  公開2日間の興収ランキングでは初登場で8位に登場するも、184スクリーンの公開で興収は約6,000万円だった。 「これだけの公開スクリーン数で興収6,000万円というのは、大惨敗といってもいいでしょう。同じ週に10位に初登場した関ジャニ∞の渋谷すばるの初主演映画『味園ユニバース』は、65スクリーンの公開で興収はほぼ同じでしたから、いかに『悼む人』に人が入っていないかがわかります。実際、翌週のランキングではトップ10から外れました」(映画ライター)  『悼む人』は、原作者の天童氏もイベントに出席したり、女優の石田ゆり子が主人公の高良健吾、殺害した夫役の井浦新を相手にした濡れ場を披露するという“煽り”を入れたものの、結果的にすべて期待外れに終わった。 「それらを差し引いても、やはり主演である高良クンの知名度不足が原因じゃないかという声も上がっていますよ。今は大河ドラマ『花燃ゆ』に出演していますが、事務所の方針で、ほとんど民放のドラマに出演せずCMも少ないので、知名度の浸透でいうと主演としては厳しいかもしれませんね」(映画関係者)  その“知名度”に関しては、高良本人も悩んでいるという。 「彼自身も、露出に関しては俳優仲間の小栗旬クンなんかに『どうやったら面白い話ができるか』とか『舞台挨拶で何を話したら記事になるか』なんかを真剣に相談しているようです。みんな真面目な高良クンのことをわかっているので『健吾はそのままでいいんだよ』とか言ってたようですが、それがまた真面目な高良クンのことですから、いろいろと考えてしまうのかもしれませんね。このままだと興収も3億に届かないくらいの結果になりそうですが、これを糧に、さらにいい役者になってもらいたいですね」(同)  まずは、民放ドラマの主演で経験を積んでみては?

“男たち”から愛される映画界最注目のイケメン俳優・高良健吾に飛び交う“ゲイ”説

korakengo.jpg
高良健吾公式サイトより
 2011年、中上健次原作の映画『軽蔑』に主演したのに続き、来春公開予定の、同じく中上原作、若松孝二監督の映画『千年の愉楽』にも出演する高良健吾。その縁あってか、今年8月、中上の故郷である熊野で毎夏行われる「熊野大学夏期特別セミナー」にも、わざわざ電車を5時間乗り継いで参加。「ケンジアカデミア」というイベントで、浅田彰、いとうせいこう、若松監督らと共にシンポジウムに登壇した。  もともと『十九歳の地図』などの中上作品を愛読していたという高良。シンポジウムでは、中上原作の映画に出演したことで役者として大きく成長できたという話や、自分が中上作品に参加することで若い女性にも中上を知ってもらえたら……など、大いに“中上健次愛”を語ったという。  そんな高良に熱いラブコールを送ったのが、浅田彰だ。  なんでも、07年に公開された青山真治監督の『サッド ヴァケイション』のときから高良に目をつけていたという浅田は、壇上でも「ナイフのような存在感」とベタ褒め。しかし、若松に対しては「『千年の愉楽』は洗練されすぎている」「もっと若者の無軌道な情動を描いてほしかった」といった具合に手厳しい評価。挙げ句は「高良さんだけいい」「高良さんはよかったけど、青山真治のほうが高良さんの良さを引き出していた」と高良にだけ熱視線を向け、浅田と若松監督の間に座った高良がオロオロする一幕もあったという。  このように、男からも熱烈に愛され、メロメロにしてしまう高良。確かにこの夏、ファッション誌「non-no」(集英社)の人気モデル・野崎萌香との熱愛が発覚した際も、女性ファンから悲鳴が上がるかと思いきや、ネット上では「高良ってゲイだと思ってた」「俺の高良に手を出すんじゃないわよ」などなど、“別な方向”からの意見が殺到。  そもそも、“高良ゲイ説”が流布したのは、無名時代にモデルとして参加したゲイの写真家レスリー・キーの写真集『SUPER STARS』がきっかけ。  縄のように細いふんどし一丁で股間の黒々とした茂みを惜しみなく披露し、局部を強調するようにポーズを決めた高良の写真は、もはや伝説的ゲイ雑誌「薔薇族」(第二書房)のグラビアかと見紛うほどの美しさ。六分刈りの短髪で、キリリとした目で艶めかしく挑発するそのカットに、「これは本物!」「チ●コもタマタマも写ってるわよね!?」「死ぬまでオカズにできるわ」と、ゲイ界隈から称賛を浴びた。その人気は今も衰えることがない。  ちなみに、中上がよく使った言葉に「朋輩」(ほうばい)というものがある。これは和歌山の方言で“親友、仲間”という意味なのだが、高良を重用する若松監督は、現在公開中の映画『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』について、“三島というより「楯の会」に魅かれる”という旨の発言を残している。若松監督の関心は男たちのホモソーシャルな絆にあったといえるが、これは中上にも通ずる点だろう。  中上を愛し、若松監督や浅田にも愛される男・高良健吾。昔ながらの“男の絆”を体現できる役者として、これからも活躍することは間違いなさそうだ。 (文=須田林)