10月16日の日経新聞朝刊から気になるニュースを拾い読み。ビジネスシーンで使えるまじめな1面記事から、飲み屋談義に花咲く変わりネタまで日替わりでピックアップしちゃいます! 【注目記事】 トイレットペーパー 4年ぶり安値圏 スーパー安売り 注目は、マーケット商品面から「トイレットペーパー 4年ぶりに安値圏に」の記事。紙製品の問屋で組織する東京紙商家庭紙同業界の調べにより、首都圏のトイレットペーパーの店頭価格が1%ほど下がったことが分かった、という内容。 その理由はさまざまで「決算期を控えた9月に販売実績の拡大を狙って、納入価格の引き下げに動いた」「大手小売業のプライベートブランド商品が増え、値下げ競争につながった」「製紙会社が思い切った生産減に取り組んでおらず、需給が緩んだ」など。 さらに、昨年の東日本大震災直後の品薄をきっかけに中国などからの輸入が始まり、そのまま定着したものも多いという。貿易統計によれば、今年の1月~8月の累計輸入量は、前年の同期に比べて14%も多いのだとか。 オイルショックしかり、東日本大震災しかり、危機に瀕するとトイレットペーパーの買い占めが起きるのはもはや日本の文化。このままトイレットペーパーの“中国依存”が高まれば、尖閣をめぐる日中間の摩擦がマックスに達した際にトイレットペーパーが品薄になり、買い占めが起きる可能性は否定できない。まさかトイレットペーパーを人質に尖閣問題を有利に進めようという中国の深謀遠慮、というのはさすがに考え過ぎ? 【1面】 最先端の車鋼板、新興国で生産供給 新日鉄住金 1面トップは「新興国で最先端鋼板 新日鉄住金 世界で迅速供給」の記事。新日鉄住金が来年から、タイ、メキシコ、ブラジルで強度が最高水準の鋼板の生産を始める、という内容。 この鋼板は自動車用のもので、新日鉄住金はこれまでは日本と欧米だけで生産して、新興国には必要に応じて輸出していたのだという。しかし、新興国での需要拡大や円高対策などから自動車生産が新興国にシフトしてきたことで、現地で柔軟に鋼板を供給できる体制づくりが必要と判断して、今回の生産体制の見直しに踏み切ったとのこと。 これまで国内で生産して現地に輸出していたものが、現地生産に切り替わるということは、その分国内での生産が減る可能性もあるということで……工場やそこで働く従業員にどのような影響が出るのかも気になるところだが……。 【経済面】 東大西洋クロマグロの資源量増加 ICCAT科学委 経済面からは「東太平洋の資源量増加」の記事。大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)が、乱獲により資源枯渇が懸念されていた東大西洋のクロマグロの資源量が増加に転じたとの報告をまとめた、という内容。 大西洋クロマグロに関しては、需要の増加から乱獲が進んでおり、国際社会では資源枯渇が危惧されている。このため漁獲枠の削減などの国際的な取り決めを定めることで資源管理が行われていたが、今回の報告でその効果が確認されたといえる。 記事は「クロマグロの輸入量が増える可能性が出てきた」と結んでいる。日本のマグロ消費量の実に3割弱がこの大西洋のクロマグロのため、輸入量が増えれば当然、価格などにも影響を与えるとみられる。 しかし他社の記事によれば、同報告書は「クロマグロの正確な増加数などがはっきりしていないことから、急激に漁獲を増やすことは避けるべき」と書かれているともいうから、喜ぶのはまだまだ早いようだ。にしても、ちょっと増加に転じただけで、すぐに輸入増に期待してしまう日本人って、どれだけマグロが好きなのか。美味いものは美味いんだから仕方がない? ☆その他の注目記事☆ ・ツムラ営業益2%増 4~9月、漢方薬拡販で過去最高 ・仕事帰りにビールを「給油」 ■おすすめ記事■ 日本製部品が50%超! 米企業が iPhone5の中身を分解 丹羽前中国大使の処遇で内輪モメする伊藤忠と、高笑いの外務省 なぜ日本のメーカーが束になっても、ジョブズ一人に勝てないのか? リクルートにAIRDO…社名変更する企業が続出の背景とは? 岩瀬大輔「サムスン、ユニクロ…強い企業はトップダウン?」「Thinkstock」より
尖閣問題悪化でトイレットペーパーが品薄に!?
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尖閣問題悪化でトイレットペーパーが品薄に!? - Business Journal(10月16日)
