伝説の女優の再来!? 水泳・鈴木聡美争奪戦で思い出される、夏目雅子の素顔

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『夏目雅子―27年のいのちを訪ねて』
(まどか出版)
芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす!  ロンドン五輪の日本女子競泳陣の中で、一躍注目を浴びることになったのが平泳ぎの鈴木聡美だ。“夏目雅子の再来”という声までが上がり、すでに水面下では芸能プロ間で争奪戦が始まっている。  1991年生まれの鈴木は「夏目さんを知らないので」と戸惑っているが、故・夏目雅子は85年9月11日に急性骨髄性白血病で、27歳の若さで他界。ひまわりのような明るい美人で、芸能人には珍しく性格もよかったことから、誰からも好かれた。芸能界では、その素顔や功績がいまだに語り継がれる伝説の女優だ。  筆者は夏目の事務所のスタッフと親しかったことから、彼女に関するエピソードをいくつか聞いたが、いまだに記憶に残っているのが、森進一と、桃井かおりとの関係だ。  森と夏目は、彼女が司会を務めた音楽番組で共演。ただそれだけの接点だった。ところが森がひと目惚れ。当時、夏目が家族と一緒に住んでいた横浜の山手の自宅に、ある日、森がアイスクリームを持って突然訪ねてきたと思ったら、交際を申し込んできたというのだ。  どこで住所を調べたのか? 突然の訪問に夏目だけでなく、家族も言葉を失ったが、冷静になって、森の交際の申し込みを断ったという。門前払いを食わされた森は、引き下がらざるを得なかった。  その後、ドラマでブレークした夏目は、作家の伊集院静と熱愛関係に陥った。その伊集院に一方的に思いを寄せていたのが、桃井かおりだった。タイミング悪く、夏目は、桃井主演の日本テレビのドラマ『ダウンタウン物語』に出演。桃井はここぞとばかり、夏目の演技にNGを出し続け、深夜までイジメ抜いた。共演した個性派俳優の故・川谷拓三は、夏目へのイジメを目の当たりにして、「桃井とは二度と仕事をしたくない」と激怒したのを記憶している。  しかし、夏目は泣き言も言わず、桃井に対する批判も一切口にしなかった、だからこそ、誰からも愛された。  夏目はカネボウ化粧品のキャンペーンガールとして脚光を浴びたが、日焼けした小麦色の肌がよく映える水着姿や明るい笑顔が、確かに競泳の鈴木とオーバーラップする。芸能プロがと争奪戦に乗り出すのも納得だ。有力どころとしては、米倉涼子、菊川玲、上戸彩、武井咲、剛力彩芽ら“美女軍団”を抱える大手芸能プロ「オスカープロモーション」が手を挙げているが、今後は海千山千も名乗りを上げてくるだろう。鈴木が変な輩の手にかかり、あの笑顔が曇らないことを祈りたい。 (文=本多圭)