HKT48兒玉遥に恋人発覚か!? いよいよ登板するAKB48の“プロレス”を目撃せよ『豆腐プロレス』

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 11日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第8話。サブタイトルは「ゴングまでまてない」だ。矢崎英一郎(渡辺いっけい)により興行される「錦糸町道場マッチ」まであと一週間と迫り、テレビで対戦相手が白金ジムだと知り、不安を抱きつつも気合を入れて練習に励む宮脇咲良(役名同じ)らメンバーたち。  そんな錦糸町道場にテレビの取材がやってくる。レポーターはなんと小嶋陽菜(役名同じ)。演じるのはもちろん、小嶋陽菜本人だ。メンバーたちは「タレントのこじはるだよね!?」と驚くが、錦糸町道場の門下生だった横山由依(役名同じ)は、「やっぱり! 昔ここにおった人や!」と言う。小嶋は、錦糸町道場出身のWIP初代チャンピオンだったことが判明する。  小嶋は、先月代々木第一体育館での卒業コンサートを行ったばかり。そして誕生日の4月19日にAKB48劇場にて卒業公演を控えている。『豆腐プロレス』のオープニングテーマ「シュートサイン」(キングレコード)も、小嶋がセンターを務めており、CMで流れるMVも、プロレスをモチーフとして扱いながら小嶋の卒業を描いた作品となっている。  錦糸町道場に久々に来た小嶋は、ウロボロス洋平(菅原大吉)の遺影を見るや「え~! 洋平さん死んでる~!」と、かつての師匠の死にもふわふわした反応。しかし、小嶋の出演は、このテレビの取材のシーンのみ。卒業を予定した人気メンバーの登場だけに、どのような重要な役どころかと期待して見ていたが、正直がっかりしてしまった。  ドラマの外まで広げて考えてみると、今回の配役だけでなく、秋元康氏は、なぜ「シュートサイン」を小嶋の卒業前最後のシングルに決めたのか、正直なところ理解に苦しむ。若手が中心に活躍するドラマの内容と直接リンクした内容の歌詞やMV、そしてこの『豆腐プロレス』というドラマの存在と、小嶋の卒業という要素がごちゃ混ぜになってしまっている。卒業を前に“花を持たせる”なら、もっと綺麗な花があったのではないか……!?  と言いつつも、マイペースでなんでもありの小嶋のキャラクターならでは、と言ってしまえばそれまでかもしれない。一方で、“レジェンド級メンバーたち”の卒業のはじまりとなった、2013年の前田敦子の卒業と比べると、かなりグダグダしている。人気の低下よりも、提供されるストーリーに面白さを感じなくなってしまったということが「AKB凋落」を象徴しているような気がして、なんとなく見ていて悲しくなった。  さて、小嶋の出演については不満をこぼしてしまったが、正直なところ、本編のドラマの内容はかなり面白い。続きを見ていこう。  試合の宣伝をしようとポスターをつくってきた横山に対し、加藤は「プロレスは好きだけど、プロレスをやっているというのは知られたくない」と言い出す。なんでここに来て急にそんなこと言うんだよ! と思うが、アリゲート流司(今野浩喜)は「マスクマンになれ」とマスクを手渡した。加藤がマスクキャラになるためのきっかけだったのだ。  試合前夜、アリゲート流司(今野浩喜)からのリングネームを言い渡されるメンバーたち。宮脇咲良は「チェリー宮脇」、向井地美音(役名同じ)は「ストロベリー向井地」、横山由依は「ロングスピーチ横山」、木﨑ゆりあは「パラッパー木﨑」、加藤玲奈(役名同じ)は「キューティーレナッチ」、そして古畑奈和は「サックス古畑」。横山が総選挙のスピーチが長かったことから「ロングスピーチ横山」となったのだろう。それぞれがファンに持たれているイメージをそのまま使ったリングネームになっている。  試合当日の朝には、ついに白金ジムのメンバーたちが錦糸町道場入り。控室に案内する宮脇に対して「ここって、倉庫かなにかですか?」「試合会場ってここから近いんですか?」と投げかける。普段もっと大きく華やかなリングで戦っている白金ジムのメンバーたちからのこの言葉は相当なイヤミだ。バチバチな試合を予感させる白金ジムメンバーからの牽制。さあ、ここから試合だ! というところで番組は終了する。しかも次回予告には、ジャガー横田の姿も。まさに「ゴングまで待てない!!」となるような、次回が楽しみな回だった。  もうひとつ、このドラマとAKB48をめぐり、気になる話があったので簡単にまとめておきたい。「錦糸町道場マッチ」の直前とはいえ、今回もフォーカスされるのは錦糸町道場メンバーだけではなかった。前回タッグの解消が決まり、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)は新たなパートナーの道頓堀白間(白間美瑠)との練習のシーンがある。  道頓堀白間は矢崎から「チャンスの波は誰にでもやって来る。だがその波を捕らえ、トップに立つことができるのは一握りの人間だ」と叱咤されたせいもあってか、気合が入っている様子だ。そんななか、タッグを解消したハリウッドJURINAの元相方で、メキシコに修行に行くことになったエメラルドHARUKAが荷物をとりに練習場に入ってくる。ハリウッドJURINAは一度練習を止め、エメラルドHARUKAと握手を交わす。このシーンを見たハリウッドJURINAを演じる松井珠理奈は、「感動のシーン。涙が出そうだった」とツイートしている。  実は、エメラルドHARUKAを演じる兒玉遥は、第6話が放送された2月末ごろから体調不良でほとんどの活動をキャンセルして休養している。おそらく、エメラルドHARUKAがメキシコに修行に行くという展開も、兒玉の体調不良を考慮して決められたのではないだろうか。  そろそろこの記事も締めたいと思っていたのだが、これが放送されたのは奇しくも3月11日の深夜。放送の少し前に、兒玉はGoogle+に東日本大震災から6年ということで文章を投稿している。実はこの投稿が思わぬ波紋を呼んでいる。  心のこもったメッセージの合間に、恋愛禁止のAKB48グループに所属していながら「私は心に決めている人がいます」という一文が入っていたからだ。ちょうど兒玉が休養期間であるだけに、ファンの間ではさまざまな臆測が飛び交ってしまっている。このままドラマだけでなく活動もフェードアウト……なんてことにならなければよいが。また兒玉がエメラルドHARUKAとして、戻ってくることを期待したい。 (文=MC内郷丸)

NGT48から中井りかが登場! 思わず涙する『豆腐プロレス』は“フェイクドキュメンタリー”なのか

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 主人公・宮脇咲良(役名同じ)がこたつに入り寝転がりながらテレビを観ていると、架空のスポーツドキュメンタリー番組『アスリートGet You』で、「WIP不動のチャンピオン~栄光と苦悩~」と銘打ち、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)が特集されている。 「自分の居場所が欲しかったから」という理由から11歳でWIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)の門を叩き、矢崎英一郎(渡辺いっけい)にその才能を見出されたハリウッドJURINAは、すぐに頭角を現し、15歳でWIPチャンピオンに。  しかし、チャンピオンになってしまったら、あとは落ちていくだけ。「頑張るのが難しくなったというか、楽しくなくなっちゃったんですよね」と過去を振り返るハリウッドJURINA。そんな孤独なハリウッドJURINAを、パートナーのエメラルドHARUKA(兒玉遥)との出会いが変えた。『アスリートGet you』では、“地味で慎重”と評される、自分とは真逆のタイプのエメラルドHARUKAに絶大な信頼を寄せるようになったハリウッドJURINA。2人でプロレスについてさんざん話したあとも、家に帰るとエメラルドHARUKAの携帯電話にはハリウッドJURINAからのメッセージが何十通も来ているのだ、とエメラルドHARUKAは語る。  別の回の『アスリートGet You』。ユンボ島田(島田晴香)は荒れた中学時代に警察沙汰になっていた頃、矢崎に「その情熱をプロレスにぶつけてみないか?」と声をかけられ、プロレスの世界へ。その後、クイウチ松村(松村香織)と工事現場同盟を結成するまでが語られる。インタビュアーのシャツを破るなどし、わかりやすく悪役を演じてみせる工事現場同盟のメンバーたち。その破天荒さと、どこか全体的にチープな映像や展開は、『有吉AKB共和国』(TBS)で当時の研究生たちが見せた、コントを思い出す。  ほかにも、“デビューが待たれる注目の新人”として中井りか(役名同じ)が紹介される。オクトパス須田(須田亜香里)、バトンかとみな(加藤美南)、コマネチ湯本(湯本亜美)、バード高柳(高柳明音)といった、過去の試合にも登場していたメンバーたちが、それぞれ中井についてコメント。その中でも、イケメン木下(木下百花)も映像を残しているが、トランプを見て黙っているだけで、ミステリアスなキャラクターを貫いたままだった。  興行を控える「ファイヤードリームマッチ」に先駆けて記者会見を開いた矢崎。ここで2つのことが発表された。  一つは、錦糸町道場とのマッチが組まれたことの正式なアナウンス。先の映像では「なんかズルい」「ちょいちょいムカつく」「とにかく全然真面目に練習しない」とメンバーたちに評価されていた中井も、“可能性だけはマックス”ということで「MAX中井」という、某YouTuberが頭に過るようなリングネームで、ついにデビューすることが発表された。その後、オクトパス須田、バード高柳、コマネチ湯本が錦糸町道場との対戦に派遣されることが矢崎から言い渡される。  AKBグループには「推され(メディアなども含め活躍の機会が多く与えられているメンバー)」「干され(活躍できる場所が劇場公演など一部に限られているメンバー)」という言葉があるほどで、メンバー間の格差が露骨である。さきの中井へのコメント映像の使われ方からも、運営からの「推され」かどうかの序列が透けて見えるようだったが、この発表もメンバー間の格差が見せつけられた形だ。  そしてもう一つ発表されたのが、パワーストーンズからのエメラルドHARUKAの脱退。さらに、ハリウッドJURINAの新たなパートナーが道頓堀白間(白間美瑠)となることもあわせて発表された。一方で、エメラルドHARUKAはメキシコに修行が命じられる。修行を経てエメラルドHARUKAは、WIPに何をもらたすのだろうか。兒玉遥は、HKT48の立ち上げメンバーとして、グループを引っ張ってきた。しかし、2013年にAKB48への兼任に抜擢。この“メキシコ修行”は、そんな兒玉が通っていた道と重なって見える。  さて、今回は、ドラマ本編で架空のスポーツ番組という形式が採用されていた。いわば今回は“フェイクドキュメンタリー”と言っていい回だったわけだが、いままでも何度も書いてきたとおり、このドラマは、演者のアイドルとしてのキャラクターをそのまま役柄に反映させたりして、現実と物語の境目をあやふやにしているところが面白い。それを鑑みると、今回の手法もまた、単にドラマの展開というわけではなく、演じているアイドルたちのドキュメンタリーという側面を持っているといえるだろう。  特に、ハリウッドJURINAのドキュメンタリーは、松井の昔の写真を使うなど、そのままSKE48の松井本人のドキュメンタリーのよう。本人も「松井珠理奈とハリウッドJURINA共通するところが多すぎて、私もドラマで演じているという感覚はあまりありません笑っ とくに今回は、密着取材ということでハリウッドJURINAの小さい頃のエピソードや、裏側、心境を語るシーンもあったんですけど、リアルが多くて涙出そうでしたもん」と自身のTwitterに投稿している。  SKE48の松井珠理奈は、総選挙で一位に輝いたことはないものの、SKE48では絶対的なセンターとしてその地位を確立しているし、ハリウッドJURINAと同じ境遇にある。それだけに「頑張るのが難しくなったというか、楽しくなくなっちゃったんですよね」というハリウッドJURINAのコメントは、松井の心の叫びを切り取ったものだと感じざるを得ない。  次回予告では、ゲストとして4月にAKB48劇場での卒業公演を控える小嶋陽菜が出演することが明らかになっている。予告を見る限りでは、WIP初代チャンピオンとして宮脇らを導く役柄になりそうだ。果たしていわゆる“初期メン”として、貫禄ある演技ができるか、注目していきたい。 (文=MC内郷丸)

HKT48・兒玉遥の『Mステ』不在は、やっぱり“紅白事件”のトラウマ?

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HKT48オフィシャルサイトより
 やはり、あの放送事故が影響しているのだろうか?  2月24日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、アイドルグループHKT48が出演。新曲「バグっていいじゃん」を披露したのだが、人気メンバーの兒玉遥が不在だったことで、ファンがざわつく事態となった。 「兒玉は『Mステ』だけでなく、数日前に行われたAKB48・小嶋陽菜の卒業コンサートにも姿を見せていなかった。SNSもしばらく更新されていなかったため、ネット上ではメンタルの不調を心配する声が多数書き込まれました」(芸能記者)  兒玉といえば、昨年の『第67回NHK紅白歌合戦』で起こったハプニングが話題となった。紅白では、歌唱中に視聴者投票による、AKB48選抜ランキングを発表。  昨年の「AKB48 45thシングル選抜総選挙」で9位に躍進していた兒玉は、1位発表の直前、自分がトップだと勘違いして前に飛び出してくるも、結果は選抜圏外。1人ステージに取り残され、「私は? 私は?」と、パニックになる様子が映し出されてしまった。 「結局、兒玉の順位は29位でした。彼女は正月に帰省した際に、悔しさから母親の前で大号泣したことを明かしています。さらに、握手会ではこの件をネタにするファンもいたようで、本人も相当落ち込んでいたようです。そのため、一部ファンからは、この件が尾を引いてトラウマになってしまっているのでは? との声が上がりました」(前出・芸能記者)  もっとも、『Mステ』放送後、兒玉は「今回は体調を崩し、ご心配をおかけてしてごめんなさい。(後略)」と久しぶりにTwitterを更新。復帰の時期は未定だが、ファンはひと安心したようだ。

プロレスは“希望”!? 『豆腐プロレス』は、松井珠理奈にとって救世主となるのか

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 25日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第6話。今回から主題歌として「シュートサイン」(キングレコード)が流れるようになった。いよいよ錦糸町道場のメンバーたちのリング衣装や、プロレスシーンが登場。公開されている「シュートサイン」のMVでは、AKB48卒業が近い小嶋陽菜をはじめ、同ドラマに出演していないメンバーたちも登場する。 『キャバすか学園』(日本テレビ系)では、メインの出演者に若手メンバーが名を連ねるなか、小嶋陽菜や柏木由紀、渡辺麻友、指原莉乃といったベテランメンバーのゲスト出演も大きな話題を呼んだ。特に、いわゆる“ヘタレキャラ”でブレイクした指原莉乃が、追い詰められた向井地美音を助ける展開は、指原がバラエティとは違う存在感を発揮しており、指原の現在の勢いを感じさせた。『豆腐プロレス』はプロレスドラマである以上、演技だけでなくプロレスもしっかりと練習する期間が必要と考えると、ベテランメンバーたちの出演の可能性は低い気もするが、ほんの少しだけ楽しみにしている。  前回の終盤で、錦糸町道場のお披露目の試合が決定。それを受けて練習合宿が始まり、地獄のような練習メニューに追われクタクタのメンバーたち。そんな中、もともと喧嘩に明け暮れていた一匹狼の木崎ゆりあ(役名同じ)は、馴染めずに輪に入れずにいる。サックス吹きの古畑奈和(役名同じ)は彼女を気にして声をかけるも、「(吹奏楽部で)万年補欠のお前に言われたくねえよ」と返されてしまう。しかし、古畑はこれに対し「腐ったらそこで終わりじゃん。自分なりにやれることって、あると思うんだよね」と答える。  一方、宮脇咲良(役名同じ)など、錦糸町道場のメンバーの中では、「ジャージをつくろう」と盛り上がる。横山由依(役名同じ)は、昔妄想していたジャージのスケッチを見せようとロッカーに走るが、その間に読者モデルもやっている加藤玲奈(役名同じ)が自分のスケッチより何倍もうまいスケッチを披露していた。恥ずかしくなって自分のスケッチを見せられない横山。このメンバーの中では、最年長だがリーダーシップを出せない不器用なキャラクターが、横山そのものと被る。  相変わらずその話にも入らず寝転がっていた木崎は、その夜、就寝時間の間に「用事を思い出した」と古畑に言い残し、合宿を抜け出してしまう。次の朝「あのマイルドヤンキーはどこだ。連帯責任で5周ずつ追加で走れ」と、それでもスパルタを止めないアリゲート流司(今野浩喜)。しかし、木崎は逃げたわけではなく、実家でジャージを作っていたのだった。  ところで、木﨑は2014年にSKE48から、AKB48に移籍したという経緯がある。生まれ育ったSKE48を旅立つ木崎を気にしていたのが古畑だった。古畑は、後にSKB48の主力メンバーへと成長。思わずグッとくる展開だった。  一方、白金ジムでは、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)、エメラルドHARUKA(兒玉遥)のパワーストーンズが取材などで忙しい日々を送っていた。松井は、なかなか練習の時間がとれないと矢崎英一郎(渡辺いっけい)に申し出るが、「まだ足の怪我があるから」となだめられ、歯痒い表情を浮かべる。  久々の練習に向かうハリウッドJURINAのもとに、「撮影が入ったから、ジムではなくスタジオに行ってくれ」と矢崎から連絡が。これにより、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の工事現場同盟の練習スケジュールの変更を余儀なくされてしまう。ライバルのスケジュール変更にイラつくユンボ島田。ここではじめて、工事現場同盟の2人の制服姿が披露されるが、いかにもヤンキーな格好で笑ってしまった。  矢崎の策略により、対立が深まるパワーストーンズと工事現場同盟。それでもハリウッドJURINAの怪我が治り、本調子に戻ってきたパワーストーンズだったが、そのハリウッドJURINAに矢崎から、エメラルドHARUKAとのタッグを解消し、道頓堀白間(白間美瑠)と新たにタッグを組むことが告げられ、ドラマは次回予告へ。次回ハリウッドJURINAがどのような決断をするのか。  今回もSHOWROOMで出演していたメンバーたちが実況配信をしていたが、松井は豆腐プロレスが終わったあとも夜更けまで、プロレスについてファンに教わりながらも語り続けていた。  松井は、08年の「大声ダイヤモンド」(キングレコード)以降、いまもなおSKE48、そしてAKBグループの屋台骨として、さらなる大ブレイクを期待され続けている。  特に、宮脇咲良をはじめとする後続グループメンバーたちの活躍が目ざましいこともあってか、伸び悩んでいると批判されることも多い。松井がほかの出演メンバー以上に、プロレスに入れ込んでいるのは、高いところにいるからこそ苦しんでいる松井にとってもまた、プロレスは“希望”なのかもしれない。 「大声ダイヤモンド」から、およそ9年。かつてわずか12歳で鮮烈なデビューを果たした少女が、金髪をかき乱しながらアイドルらしからぬ、鬼のような形相でプロレスをしていると誰が想像しただろうか。 (文=MC内郷丸)

プロレスは“希望”!? 『豆腐プロレス』は、松井珠理奈にとって救世主となるのか

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テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 25日深夜放送の『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第6話。今回から主題歌として「シュートサイン」(キングレコード)が流れるようになった。いよいよ錦糸町道場のメンバーたちのリング衣装や、プロレスシーンが登場。公開されている「シュートサイン」のMVでは、AKB48卒業が近い小嶋陽菜をはじめ、同ドラマに出演していないメンバーたちも登場する。 『キャバすか学園』(日本テレビ系)では、メインの出演者に若手メンバーが名を連ねるなか、小嶋陽菜や柏木由紀、渡辺麻友、指原莉乃といったベテランメンバーのゲスト出演も大きな話題を呼んだ。特に、いわゆる“ヘタレキャラ”でブレイクした指原莉乃が、追い詰められた向井地美音を助ける展開は、指原がバラエティとは違う存在感を発揮しており、指原の現在の勢いを感じさせた。『豆腐プロレス』はプロレスドラマである以上、演技だけでなくプロレスもしっかりと練習する期間が必要と考えると、ベテランメンバーたちの出演の可能性は低い気もするが、ほんの少しだけ楽しみにしている。  前回の終盤で、錦糸町道場のお披露目の試合が決定。それを受けて練習合宿が始まり、地獄のような練習メニューに追われクタクタのメンバーたち。そんな中、もともと喧嘩に明け暮れていた一匹狼の木崎ゆりあ(役名同じ)は、馴染めずに輪に入れずにいる。サックス吹きの古畑奈和(役名同じ)は彼女を気にして声をかけるも、「(吹奏楽部で)万年補欠のお前に言われたくねえよ」と返されてしまう。しかし、古畑はこれに対し「腐ったらそこで終わりじゃん。自分なりにやれることって、あると思うんだよね」と答える。  一方、宮脇咲良(役名同じ)など、錦糸町道場のメンバーの中では、「ジャージをつくろう」と盛り上がる。横山由依(役名同じ)は、昔妄想していたジャージのスケッチを見せようとロッカーに走るが、その間に読者モデルもやっている加藤玲奈(役名同じ)が自分のスケッチより何倍もうまいスケッチを披露していた。恥ずかしくなって自分のスケッチを見せられない横山。このメンバーの中では、最年長だがリーダーシップを出せない不器用なキャラクターが、横山そのものと被る。  相変わらずその話にも入らず寝転がっていた木崎は、その夜、就寝時間の間に「用事を思い出した」と古畑に言い残し、合宿を抜け出してしまう。次の朝「あのマイルドヤンキーはどこだ。連帯責任で5周ずつ追加で走れ」と、それでもスパルタを止めないアリゲート流司(今野浩喜)。しかし、木崎は逃げたわけではなく、実家でジャージを作っていたのだった。  ところで、木﨑は2014年にSKE48から、AKB48に移籍したという経緯がある。生まれ育ったSKE48を旅立つ木崎を気にしていたのが古畑だった。古畑は、後にSKB48の主力メンバーへと成長。思わずグッとくる展開だった。  一方、白金ジムでは、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)、エメラルドHARUKA(兒玉遥)のパワーストーンズが取材などで忙しい日々を送っていた。松井は、なかなか練習の時間がとれないと矢崎英一郎(渡辺いっけい)に申し出るが、「まだ足の怪我があるから」となだめられ、歯痒い表情を浮かべる。  久々の練習に向かうハリウッドJURINAのもとに、「撮影が入ったから、ジムではなくスタジオに行ってくれ」と矢崎から連絡が。これにより、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の工事現場同盟の練習スケジュールの変更を余儀なくされてしまう。ライバルのスケジュール変更にイラつくユンボ島田。ここではじめて、工事現場同盟の2人の制服姿が披露されるが、いかにもヤンキーな格好で笑ってしまった。  矢崎の策略により、対立が深まるパワーストーンズと工事現場同盟。それでもハリウッドJURINAの怪我が治り、本調子に戻ってきたパワーストーンズだったが、そのハリウッドJURINAに矢崎から、エメラルドHARUKAとのタッグを解消し、道頓堀白間(白間美瑠)と新たにタッグを組むことが告げられ、ドラマは次回予告へ。次回ハリウッドJURINAがどのような決断をするのか。  今回もSHOWROOMで出演していたメンバーたちが実況配信をしていたが、松井は豆腐プロレスが終わったあとも夜更けまで、プロレスについてファンに教わりながらも語り続けていた。  松井は、08年の「大声ダイヤモンド」(キングレコード)以降、いまもなおSKE48、そしてAKBグループの屋台骨として、さらなる大ブレイクを期待され続けている。  特に、宮脇咲良をはじめとする後続グループメンバーたちの活躍が目ざましいこともあってか、伸び悩んでいると批判されることも多い。松井がほかの出演メンバー以上に、プロレスに入れ込んでいるのは、高いところにいるからこそ苦しんでいる松井にとってもまた、プロレスは“希望”なのかもしれない。 「大声ダイヤモンド」から、およそ9年。かつてわずか12歳で鮮烈なデビューを果たした少女が、金髪をかき乱しながらアイドルらしからぬ、鬼のような形相でプロレスをしていると誰が想像しただろうか。 (文=MC内郷丸)

「また指原かよ」HKT48・指原莉乃の“STU48兼任”に漂う、AKB48グループの手詰まり感

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撮影=岡崎隆生
 HKT48の指原莉乃が、夏に誕生する新グループ・STU48の兼任となり、STU48劇場の支配人を務めることを発表した。  昨年10月に発表されたSTU48は、兵庫・岡山・広島・山口・愛媛・香川・徳島の瀬戸内7県が本拠地。劇場は船上に設けられるといい、運営は「美しい瀬戸内海を航行し、主要港で公演を実施して参ります」としている。 「広告業界離れと、『CRぱちんこAKB48』の新機種が2014年を最後に発売されていないことで、売り上げが落ち込んでいると言われるAKB48グループですが、STU48は新たな収入源として期待されている。STU48は、博報堂の子会社・中国四国博報堂や、せとうち観光推進機構など、複数の地元企業や国、自治体が関わった一大プロジェクトとウワサされています。しかし、AKB48グループ自体が下火の今、アイドルファンからは『5年遅い』『それより、HKT48やSKE48のファン離れをどうにかしろ』と厳しい意見も上がっています」(芸能記者)  指原は23日未明のラジオ番組『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、「なんと私、STU48の劇場支配人の辞令を受けまして」「私もステージに立って、パフォーマンスをしたいと思うので、(HKT48と)兼任して、STU48を盛り上げようと思っております」と報告。ほかのメンバーから「HKT48と兼任?」「(声優アイドルの)プロデュースもしてるのに……」と多忙ぶりを指摘されると、指原も「大変だよー」と返していた。  指原といえば、先月末に、代々木アニメーション学院のバックアップで、声優アイドルをプロデュースすると発表したばかり。それもあってか、今回のSTU48の発表に対し、ネット上では「また指原か」「肩書き増えすぎ」「知ってるメンバーが指原しかいないから仕方ない」といった声が相次いでいる。 「STU48のキャプテンには、AKB48の中心メンバーである岡田奈々が就任することが既に発表されていますが、岡田の知名度では宣伝効果は期待できない。小嶋陽菜が卒業した今、AKB48グループには、指原以外に世間が食いつくメンバーがいませんから、指原にSTU48のような大きな案件や、“代アニ”のようなクライアント案件の仕事が集中するのも仕方ありません」(同)  400人以上のメンバーがいながら、指原1人に頼りきりのAKB48グループ。指原が過労で倒れてしまわないかと心配だ……。

これはドキュメントなのか!?『豆腐プロレス』に見る、AKB48“興亡の軌跡”を紐解く

これはドキュメントなのか!?『豆腐プロレス』に見る、AKB48興亡の軌跡を紐解くの画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
『豆腐プロレス』(テレビ朝日系)第5話。錦糸町道場のトレーナーをやることを決めた坂巻流司(今野浩喜)は、まず「道場の壁にペンキを塗れ」と指示を出す。メンバーたちはその作業にどのような意図があるかよくわからぬまま、壁にペンキを塗り続ける。  坂巻は、まだ壁の一部の塗装が終わっていないことに気づくが、「まあいい。今日は終わりだ。共同作業をさせると人となりがわかる」と、練習もせずその日はメンバーたちを解散させる。  後日、練習で坂巻はメンバーたちをリングに上げ、2人ペアになってチョップの練習をさせる。しかし、前回「私、プロレスやめる。数合わせにしか思っていないんでしょ!」と宮脇咲良(役名同じ)に言った向井地美音(役名同じ)は練習に来ておらず、メンバーは5人に。喧嘩っ早く人当たりの悪い木﨑ゆりあ(役名同じ)はペアがおらず、あぶれてしまう。ほかのメンバーたちも、なよなよしたチョップを繰り返すばかり。  坂巻は「相手の技をちゃんと受けろ!」と叱咤し、あぶれていた木﨑に「お前なんで喧嘩ばかりしているんだ!」「寂しいからだろ!」と叫びながらチョップをかます。そのままそれぞれのメンバーたちに叫びながらチョップしていく坂巻。  ペンキ塗りでも読者モデルとの両立のために、途中で帰ってしまっていた加藤玲奈(役名同じ)には「お前はプロレスとモデルどっちがやりたいんだ!」、横山由依(役名同じ)には「お前他のメンバーより年増だからって年齢差を縮めようと必死すぎるんだよ!」と、作業が終わるとすぐにリングの上でサックスを吹いてばかりの古畑奈和(役名同じ)には「ここは吹奏楽部じゃねえんだ!」と伝えていく。坂巻は壁の塗装中のメンバーの様子を観察し、メンバー一人ひとりの人となり、そして彼女たちがプロレスをやっていく上での問題点を見つけていたのだ。  一方、WIP事務所では、エメラルドHARUKA(兒玉遥)が、ユンボ島田(島田晴香)のもとを訪れる。前回の試合で、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)に対し、相手チームが執拗に怪我の完治していない右脚を狙っていたことにエメラルドHARUKAは気づいていた。それを指摘すると、ユンボ島田は「遊びじゃねえんだ。こっちは勝つためにやってるんだ」と返す。ユンボ島田は、第3話で矢崎英一郎(渡辺いっけい)からハリウッドJURINAの脚の怪我の情報を聞かされた際には「そんな卑怯なことはできない!」と強く言っていただけに、力強い言葉だ。  前回にも簡単に紹介したが、AKB48のドラマは『マジすか学園』(テレビ東京ほか)以来、キャラクター設定に、AKB48のグループ内でのキャラクターをそのまま投影することが多い。しかしそれだけでなく、グループ内の序列や立場といったシビアな部分もそのまま反映され、やはり人気メンバーには主役級の配役がなされる。今回のエメラルドHARUKAとユンボ島田のやりとりを、それぞれのAKB48グループでの立場と見比べながら、もう少し深読みしてみよう。 「工事現場同盟」は、そのままAKBグループにおける“バラエティ班”と言われるメンバーたちが演じている。バラエティ班とは、アイドルらしからぬ言動でバラエティを盛り上げる役割のメンバーたちのこと。ユンボ島田を演じる島田晴香(AKB48)は、持ち前の負けん気の強さと体格から親しまれ、AKB48の番組だけでなく、いわゆる外番組でも活躍してきた。クイウチ松村を演じる松村香織(SKE48)は研究生から上がれずにいたが、かつてキャバ嬢をやっていた過去をおおっぴらにする“タブーなしの姿勢“を貫き、キワモノとして選抜総選挙でも上位に這い上がってきた叩き上げの人である。また、セコンドにいる山田野絵(NGT48)も、酒焼けしたようなしゃがれた声で話題に。NGT48のバラエティ班として頭角を現しつつある。  対するハリウッドJURINAやエメラルドHARUKAといったメンバーは、そういった“バラエティ班”とは対照的に、“王道”として積極的に前面に立たされてきた。いわばAKBの顔となる存在。ハリウッドJURINAこと松井珠理奈は11歳でSKE48の一期生に加入すると、秋元康が大絶賛。「大声ダイヤモンド」(キングレコード)でいきなりAKB48のセンターに抜擢されて以来、選抜メンバーの常連になっていった。エメラルドHARUKAこと兒玉遥は、HKT48の一期生としてデビュー後、常にフロントメンバーとして活躍してきた。中井りか、加藤美南も、NGTのフロントメンバーとして期待されるメンバーたちである。  こういった背景から、先のユンボ島田の「遊びじゃねえんだ。こっちは勝つためにやってるんだ」というセリフには重みがある。どんなメンバーでも、「国民的アイドル」のAKB48に加入した以上、活躍したいはずだ。しかし、とにかくメンバーが多いAKB48グループのなかでは、ただかわいらしくいるだけで注目されるわけではない。  だからこそ、自分が目立つためには、アイドルらしからぬ“汚れ仕事”ですらこなす必要がある。アイドルもプロレスも“正しい”ことだけでは、這い上がれる場所ではないとでも言おうとしているのか。また、このシーンは、奇しくもどちらも「はるか」という名前のメンバーであるというところがまた面白い。  もう一つ、学校での宮脇咲良と向井地美音のやりとりのシーンを見てみよう。宮脇も向井地も、どちらもAKB48の次期センターとして将来を注目されるメンバーだ。言うなれば、センターの座を奪い合うライバルでもある。  宮脇咲良(HKT48)は、本来であればHKT48のセンターとして頭角を現すべき存在だ。だが実は、HKT48でのセンターは「12秒」(ユニバーサルミュージック)での兒玉遥とのダブルセンターのみ。にもかかわらずデビュー一年目から総選挙でランクインし、あっという間に上位へとのぼりつめた。もしかしたら、彼女がHKT48のセンターにならないのは、AKB48のセンターとして期待されているからかもしれない。  一方、向井地美音は、ドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)で篠原涼子の娘役を演じたことがよく知られているように、子役としての経歴が長い。しかし、AKBグループとしての経歴だけでいえば、宮脇の後輩にあたる。そして、AKB48のメンバーとして、AKB48のセンターになりうる存在としてデビュー時から注目されてきてはいるものの、2016年の選抜総選挙ではまだ宮脇に追いつくことはできなかった(宮脇は6位、向井地は13位)。  また、当初は同期の大和田南那(AKB48)とのライバル関係のほうがフォーカスされてきた。しかし大和田の卒業が決まり、改めて「では、次のAKB48のセンターは誰か」と考えた場合、現実的なのが宮脇と向井地なのである。  HKT48からやってきてAKB48のセンターの座を狙う宮脇と、本丸AKB48のセンター候補でありながら、まだ少し宮脇には追いつけない向井地の持つもの持たざるものの関係。これもこのドラマの主役とその親友という立場にそのまま反映されているように思う。そんな2人が喧嘩して仲直りする、というのは、なにかの暗示に見えてしまうのは気のせいだろうか。  このように見ていくと、もはや同作品は、ただのプロレスドラマというより、AKB48内部のリアルを反映するドキュメンタリーのような要素さえある。このドラマからAKB48内の新たなメンバーたちの関係性が見えてくる。2クールあるぶん、さまざまな人間ドラマが展開されていくはずだ。まだまだ目が離せない。 (文=MC内郷丸)

松井珠理奈「最高の気分」!? AKB48『豆腐プロレス』を覆う“残念さ”の正体

松井珠理奈「最高の気分」!? AKB48『豆腐プロレス』を覆う残念さの正体の画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 テレビ朝日系で放送中の『豆腐プロレス』も、あっという間に第4話に突入。  コーチが見つからないまま、錦糸町道場の門下生であった横山由依(役名同じ)の指導のもと、練習を始めるメンバーたち。運動神経の悪い向井地美音(役名同じ)は練習についていけず表情が暗い。早く派手な技に挑戦したい木崎ゆりあ(役名同じ)は、リング外で古畑奈和(役名同じ)に関節技をかける。「危ないから受け身からやれ!」と注意する横山と、それに食い下がる木﨑。一触即発の空気のなか、錦糸町道場に一通の封筒が届く。その中にはWIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)の試合のチケットが入っていた。宮脇咲良(役名同じ)は練習を中止し、WIPの試合をみんなで観に行くことにする。  会場では、コマネチ湯本(湯本亜美)とオクトパス須田(須田亜香里)の試合。前に紹介したとおり、湯本亜美はバク転などアクロバティックを得意とし、須田亜香里は『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)で、その柔軟さを披露したほど。どちらも身体能力の高いメンバー同士だ。互いに関節技を仕掛けようと相手の手をとろうとする。しかし、手をとられても互いに自身の身体能力でなんとかそれを払っていくその試合の流れには、ステージ下で観戦している宮脇たち同様、思わず息を呑む。側転バク転あり、180度開脚ありリンボーダンスありで見応えが充分すぎる。そんなメンバー同士でプロレスをしてしまうのは、AKB48グループならでは。“なんでもあり”の面白さである。  続いての試合は、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)とエメラルドHARUKA(兒玉遥)の「パワーストーンズ」と、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の「工事現場同盟」の対戦。兒玉が工事現場同盟のダブルブレーンバスターでリング外に落ちると、セコンドのボイス山田(山田野絵)が一斗缶でそのまま兒玉を殴打し、さらにスイミングキャップを被ってヘッドバットを食らわす。いかにも悪役らしいリング外での攻撃。目の前で行われる乱闘に驚く錦糸町道場一行。  前回「珠理奈が右脚を怪我している」と矢崎英一郎(渡辺いっけい)に伝えられていた島田は、松井の右脚を狙う。しかし松井はこれに屈せず、『シン・ゴジラ』の劇中に登場する、ゴジラの第二形態か何かみたいに、立っているのもおぼつかない足取りで、しかし力強く雄叫びをあげる。そのまま最後には必殺技の「フライングJURINA」をきめ、前回の雪辱を果たす。第一試合も第二試合も、どちらもダイジェストのような構成だが、とても見応えがあった。  激しい試合に圧倒され、茫然とする錦糸町道場メンバー。矢崎に案内され、出場者たちに挨拶することに。「(フライングJURINAで)跳んでるときって、どんな気分なんですか?」と宮脇が聞くと、松井は宮脇の耳元で「最高の気分」と一言。道場に戻るとリングで「フライングSAKURA」をやってみようとする(このとき、技の受け役となった古畑がまた可愛いんですよ!)。  宮脇は、この試合を観戦したことで、さらにやる気になった様子だ。トレーナーもちゃんとした人間を呼びたいと言い、またアリゲート流司(今野浩喜)のもとに指導を頼みに行く。しかし、やる気を見せる宮脇とは対照的に不安そうな表情の向井地。「私プロレス辞める。あの子たちと仲良くやってればいいじゃん!」と向井地は去ってしまう。  練習を続けるメンバーたち。彼女たちのもとにアリゲート流司が訪れる。「いまの私には教えられることはないんじゃないかと……」と言うが、宮脇がゴングを鳴らすとプロレスの構えになってしまい、“魂”がいまだに宿っているよう。「プロレスやらないと、矢崎って人にここを潰されるから……」。「矢崎」の名を聞いたアリゲート流司は「いいかお前ら、この道は一度足を踏み入れたら最後……二度と後戻りはできないからな!!」と、指導を決意するというところでエンディングとなる。  今回からはエンディングテーマにAKB48の「シュートサイン」が流れるように。この曲は小嶋陽菜の卒業ソング。放送前日、同じテレビ朝日の『ミュージックステーション』で披露されたばかりであった。同番組でプロレスのコスチュームで踊るメンバーたちの奇妙さには思わず言葉を失ってしまったが……。  個人的には、第3話からかなり面白くなってきたのもあって、今回もかなり面白がって見たのだが、ふと冷静になって考えてみると、ファンでない人間が見ていても置いてけぼりになってしまうかも。好きなメンバーが出ているならまだしも、ファンでもない人間には「演技もヘタなアイドルがなんかやってるなあ」くらいの印象にしかならないのではないだろうか。  しかし、評論家の宇野常寛などは『マジすか学園』(テレビ東京ほか)でメンバーの稚拙だがどこか頑張りが伝わる演技と、その内容の面白さからAKB48の熱狂的なファンになっていったという。話題となる要素もたくさんあるのだから、もう少し話題になってもいいと思うのだが……なんとなく全体的な残念さが少し気になるのであった。 (文=MC内郷丸)

松井珠理奈「最高の気分」!? AKB48『豆腐プロレス』を覆う“残念さ”の正体

松井珠理奈「最高の気分」!? AKB48『豆腐プロレス』を覆う残念さの正体の画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 テレビ朝日系で放送中の『豆腐プロレス』も、あっという間に第4話に突入。  コーチが見つからないまま、錦糸町道場の門下生であった横山由依(役名同じ)の指導のもと、練習を始めるメンバーたち。運動神経の悪い向井地美音(役名同じ)は練習についていけず表情が暗い。早く派手な技に挑戦したい木崎ゆりあ(役名同じ)は、リング外で古畑奈和(役名同じ)に関節技をかける。「危ないから受け身からやれ!」と注意する横山と、それに食い下がる木﨑。一触即発の空気のなか、錦糸町道場に一通の封筒が届く。その中にはWIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)の試合のチケットが入っていた。宮脇咲良(役名同じ)は練習を中止し、WIPの試合をみんなで観に行くことにする。  会場では、コマネチ湯本(湯本亜美)とオクトパス須田(須田亜香里)の試合。前に紹介したとおり、湯本亜美はバク転などアクロバティックを得意とし、須田亜香里は『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)で、その柔軟さを披露したほど。どちらも身体能力の高いメンバー同士だ。互いに関節技を仕掛けようと相手の手をとろうとする。しかし、手をとられても互いに自身の身体能力でなんとかそれを払っていくその試合の流れには、ステージ下で観戦している宮脇たち同様、思わず息を呑む。側転バク転あり、180度開脚ありリンボーダンスありで見応えが充分すぎる。そんなメンバー同士でプロレスをしてしまうのは、AKB48グループならでは。“なんでもあり”の面白さである。  続いての試合は、ハリウッドJURINA(松井珠理奈)とエメラルドHARUKA(兒玉遥)の「パワーストーンズ」と、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の「工事現場同盟」の対戦。兒玉が工事現場同盟のダブルブレーンバスターでリング外に落ちると、セコンドのボイス山田(山田野絵)が一斗缶でそのまま兒玉を殴打し、さらにスイミングキャップを被ってヘッドバットを食らわす。いかにも悪役らしいリング外での攻撃。目の前で行われる乱闘に驚く錦糸町道場一行。  前回「珠理奈が右脚を怪我している」と矢崎英一郎(渡辺いっけい)に伝えられていた島田は、松井の右脚を狙う。しかし松井はこれに屈せず、『シン・ゴジラ』の劇中に登場する、ゴジラの第二形態か何かみたいに、立っているのもおぼつかない足取りで、しかし力強く雄叫びをあげる。そのまま最後には必殺技の「フライングJURINA」をきめ、前回の雪辱を果たす。第一試合も第二試合も、どちらもダイジェストのような構成だが、とても見応えがあった。  激しい試合に圧倒され、茫然とする錦糸町道場メンバー。矢崎に案内され、出場者たちに挨拶することに。「(フライングJURINAで)跳んでるときって、どんな気分なんですか?」と宮脇が聞くと、松井は宮脇の耳元で「最高の気分」と一言。道場に戻るとリングで「フライングSAKURA」をやってみようとする(このとき、技の受け役となった古畑がまた可愛いんですよ!)。  宮脇は、この試合を観戦したことで、さらにやる気になった様子だ。トレーナーもちゃんとした人間を呼びたいと言い、またアリゲート流司(今野浩喜)のもとに指導を頼みに行く。しかし、やる気を見せる宮脇とは対照的に不安そうな表情の向井地。「私プロレス辞める。あの子たちと仲良くやってればいいじゃん!」と向井地は去ってしまう。  練習を続けるメンバーたち。彼女たちのもとにアリゲート流司が訪れる。「いまの私には教えられることはないんじゃないかと……」と言うが、宮脇がゴングを鳴らすとプロレスの構えになってしまい、“魂”がいまだに宿っているよう。「プロレスやらないと、矢崎って人にここを潰されるから……」。「矢崎」の名を聞いたアリゲート流司は「いいかお前ら、この道は一度足を踏み入れたら最後……二度と後戻りはできないからな!!」と、指導を決意するというところでエンディングとなる。  今回からはエンディングテーマにAKB48の「シュートサイン」が流れるように。この曲は小嶋陽菜の卒業ソング。放送前日、同じテレビ朝日の『ミュージックステーション』で披露されたばかりであった。同番組でプロレスのコスチュームで踊るメンバーたちの奇妙さには思わず言葉を失ってしまったが……。  個人的には、第3話からかなり面白くなってきたのもあって、今回もかなり面白がって見たのだが、ふと冷静になって考えてみると、ファンでない人間が見ていても置いてけぼりになってしまうかも。好きなメンバーが出ているならまだしも、ファンでもない人間には「演技もヘタなアイドルがなんかやってるなあ」くらいの印象にしかならないのではないだろうか。  しかし、評論家の宇野常寛などは『マジすか学園』(テレビ東京ほか)でメンバーの稚拙だがどこか頑張りが伝わる演技と、その内容の面白さからAKB48の熱狂的なファンになっていったという。話題となる要素もたくさんあるのだから、もう少し話題になってもいいと思うのだが……なんとなく全体的な残念さが少し気になるのであった。 (文=MC内郷丸)

“AKBオワコン”説への秋元康からの回答!?『豆腐プロレス』にショービジネスの本気を見た

AKBオワコン説への秋元康からの回答!?『豆腐プロレス』にショービジネスの本気を見たの画像1
テレビ朝日系『豆腐プロレス』番組サイトより
 テレビ朝日系『豆腐プロレス』の第3話が、4日深夜に放送された。WIP(ワールド・アイドル・プロレスリング)に入ることを目指し、親友の向井地美音(役名同じ)とともにメンバー集めに奔走する宮脇咲良(役名同じ)。読者モデルの加藤玲奈(役名同じ)や、吹奏楽部にいるが、ずっとサックスの補欠の古畑奈和(役名同じ)に声をかけるも、なかなかメンバー登録してもらえるまでにはたどり着かない。古畑には「私、そんなにプロレスしそう?」と呆れられてしまう。  そんななか、宮脇は喧嘩の現場に通りかかる。そこで大暴れしていたのが、木崎ゆりあ(役名同じ)だ。登場シーンでは、モブキャラたちを蹴散らす木崎の背中には白いスプレーで書かれた“NO FUTURE”の文字。なんともパンクである。宮脇は「プロレスにはもっと強い人がたくさんいる」と声をかけてみるが、木崎は怪訝そうな表情。なかなかメンバーが集まらず、「プロレスって大変だなあ……」とつぶやく宮脇。  登録期限まであと3日に迫ったある日、宮脇のもとに矢崎英一郎(渡辺いっけい)がやってくる。「矢崎さんにとってプロレスってなんですか?」「プロレスは夢だったんじゃないんですか?」という宮脇の問いかけに、矢崎は「今の私にとって、プロレスは……現実だ」と言い放つ。  メンバーも集まらず、落胆する宮脇は、横山由依(役名同じ)に対し「人生なかなかうまくいかないなあ……」とこぼす。横山は「うまくいかへん、それが人生や!」「人間は強くなれるんや、それがプロレスや!」と強く語りかける。横山の言葉に心動かされた宮脇は、再びメンバー集めに精を出す。そして粘り強く声をかけ続けた結果、なんとか登録期限前日、木崎、加藤、古畑ら集結し、晴れて道場の登録ができる、というのが今回の話の大筋だ。  全体的に見て、展開に強引さが否めない。また、演技の稚拙さも目立つ。しかし、次の展開が気になる話だったし、メンバーはみんなかわいいので、思ったほど“見るに耐えない”といったことにはならないのだ。  また、WIPで活躍するレスラーたちの人間ドラマも大きく動き始める。ハリウッドJURINA(松井珠理奈)とエメラルドHARUKA(兒玉遥)の「パワーストーンズ」と、ユンボ島田(島田晴香)とクイウチ松村(松村香織)の「工事現場同盟」による因縁の一戦。二人がかりで攻撃してくる「工事現場同盟」に対し、なんとか反撃の機会を伺い、ユンボ島田の顔面にエルボーを食らわすエメラルドHARUKA。この攻撃でなんとか選手交代の機会を得た「パワーストーンズ」は、ハリウッドJURINAが交代をアピールするが、エメラルドHARUKAはこれを拒否する(このときの兒玉の切ない表情は本当にたまらない!!)。この交代拒否が原因で、パワーストーンズは敗北してしまった。  試合後、楽屋ではハリウッドJURINAが激怒してゴミ箱を蹴飛ばし、エメラルドHARUKAを怒鳴りつける。これに対しエメラルドHARUKAは、律儀にゴミ箱をもとに戻したあとで、「気づいとらんとでも思っとるん?……治っとらんやん、脚」と博多弁で言い放つ。ハリウッドJURINAは、脚の怪我を隠して試合に出ていたのだ。WIPの矢崎英一郎も「怪我をかばいながら戦えるほど、この世界は甘くない」「客はお前たちのガチな試合を観に来ているんだ」と一喝。しかも「工事現場同盟」のメンバーたちにこの怪我のことを伝え、暗に右脚を狙わせようとする。これに対して工事現場同盟のメンバーたちは「そんなことしなくても実力で勝てます!」と声を荒らげる。リング上では派手なメイクと言動で悪役に徹していた工事現場同盟のふたりの、本気さを感じるシーンだ。  偶然、この情報を聞いていた木下百花(役名同じ)は謎めいた表情を浮かべる。リング外でそれぞれの思惑が交錯する展開には「おおおお! 面白くなってきたああああ!」と思わず興奮してしまった。  プロレスという競技は、“八百長”と揶揄されがちなスポーツエンターテインメントである。実際、「プロレスは勝負が決まったショービジネスである」という暴露本もあるほどだ。そんないかがわしさもあってか、「どこまでがガチか?」といった、ファンや批評家による言説が他のスポーツに比べ、異常なまでに肥大化している。  そして、アイドル、特にAKB48もまた、プロレスと同様の「本当は全部ヤラセなんじゃないのか」という批判を受け続けてきた。毎年行われる選抜総選挙は、票数の操作がされているのではないかとか、メンバー同士のじゃんけんのみで選抜メンバーを決める「じゃんけん選抜大会」も、あらかじめ結果が決まっているのではないかとかいったものだ。総合プロデューサーの秋元康はAKB48について、「ガチである」という姿勢を貫いているが、それもネタにされてしまっているのが現状だ。  ところどころで登場するWIPの社長・矢崎の発言には、秋元康の「ガチ/ヤラセ」に対する考えがそのまま乗り移っているようにさえ思えた。もともと宮脇の父・ウロボロス洋平(菅原大吉)とともに“夢”を追いプロレスをやっていたが、いまはプロレスを“現実”だと言い切って社長業に取り組む矢崎の姿に、秋元康をそのまま重ねてしまう。  かつてAKB48で総監督を務めていた高橋みなみは、雑誌のインタビューで「いまはAKBの少年マンガ的な世界観よりも、乃木坂46のような少女マンガ的な容姿端麗が好まれる時代が来ている」と述べている。この高橋の言う「少年マンガ的な世界観」がそのまま「豆腐プロレス」と重なるわけではないが、もしかしたら秋元はこの「豆腐プロレス」で、現在“オワコン”扱いされているAKB48のショービジネスの面白さについての考えを、本気で主張しようとしているのではないか。  そう考えると、プロレスを“現実”だと言い切る矢崎の言葉にも、深い意味があるように思えてくる。次回以降の、矢崎の発言にも期待して見ていきたい。 (文=MC内郷丸)