「プロレスとは人生の教科書」 そんな言葉を聞いた時点で、拒否反応を示す人は多いだろう。プロレス好きでもない人にとって、プロレスファンのそういった物言いは圧が強すぎるし、実際に話を聞いたとしても、「ああ、そうですか」としか反応できない。 自分が好きなものを、それに興味がない人に話すのは、とても難しいことだ。 そんな中、冒頭の言葉がキャッチフレーズになっている番組がある。それがAmazonプライム・ビデオで配信されている『有田と週刊プロレスと』(毎週水曜更新)だ。 番組はその名の通り、くりぃむしちゅー・有田哲平が「週刊プロレス」(ベースボール・マガジン社)を元に語り、その中から人生の教訓を導き出していくというもの。 「だったら、私はプロレスファンじゃないし、結構です」となってしまうのは、あまりにもったいない。 番組は昨年11月からシーズン1が始まり、今年5月まで全25回配信された。それが好評を博し、早くも7月26日よりシーズン2の配信が開始されたのだ。 アシスタントは元AKB48の倉持明日香。小橋建太の大ファンだ。現在のプロレスには詳しいが、昭和のプロレスはそれほど知識がないという。 ゲストは、ピース・綾部や宮澤佐江のようなまったくのプロレス初心者から、武井壮やアンガールズ・田中のように一時期だけプロレスを見ていた人、そしてケンドーコバヤシや水道橋博士のようなプロレスマニアまでさまざま。 もちろん、プロレスマニアがゲストの回は話がスイングして面白いが、何よりも面白いのは、プロレスに対し、あまり知識のない人がゲストの時だ。そんな時、有田の驚異的な解説力が浮き彫りになるのだ。 有田はまず、時系列を簡潔かつ丁寧に説明する。そして、マニアックで激似なモノマネを駆使しながら、表舞台で起こったことはもとより、裏で交わされた話も、あたかも現場にいたかのような臨場感たっぷりに話していく。 最初は、“お仕事”的に話を聞いていたゲストが、徐々に前のめりになり、最後には有田の語り口に魅了され、興奮していく。実際、番組を見終わると、そこで語られたことや試合をネットで検索せずにはいられなくなってしまう。 番組では、最初に有田に封筒が渡される。そこに入っているのは1冊の「週刊プロレス」。どの時期のどんな号が入っているかは、事前に知らされてはいない。その場で見て、それをテーマに語るのだ。 いきなり渡されて語れるというだけでもスゴいが、それだけではない。とかくプロレスファンは、昔であれば「新日本プロレス派」「全日本プロレス派」など思い入れのある団体以外は見ないということになりがちだが、有田は新日、全日、UWF……なんでも見ている。好みに濃度の違いはあったとしても、優劣をつけて語ったりはしない。 そしてなにより、昭和プロレスファンと現在のプロレスファンの断絶がいわれる中、今も現役で見続けているという強みがある。昭和プロレス好きは、最近のプロレスは語れないという人が多いが、有田は最近の「週刊プロレス」がお題でも、難なく解説してみせるのだ。 また、この番組が特異なのは、プロレスを語る番組を作ろうという時、そのテーマをたとえば「長州力」だとか「新日本プロレス」だとか個人や団体、あるいは「長州力vs藤波辰爾」のようなある一戦などにしがちだが、そうではなく1冊の「週刊プロレス」にしたということだ。 日本のプロレスは、独自の進化を遂げた。もちろん、アントニオ猪木やジャイアント馬場をはじめ、プロレスラーや団体運営者の力が大きかったのは言うまでもないが、それとは別の側面から見ると、「週刊プロレス」などのような活字メディアの力が大きかった。 それは「活字プロレス」と呼ばれ、試合だけではなく、その背景や心情などを伝えることで、プロレスに奥行きを生み、ファンの想像力を膨らませていった。いわば、活字メディアがプロレスファンを育てていったのだ。 個人的な話をすれば、僕も「プロレスファン」というよりは「プロレス雑誌ファン」だった。実際の試合を見るよりは、そのレポートやコラム、インタビューなどを読むことが主眼になるという本末転倒な状態にもなった。 けれど、そういうファンが多いからこそ、プロレスは、歴史をひもとき、背景を探りながら「語る」べき対象になったのだ。 だから「週刊プロレス」は、たとえ1冊だけでも、さまざまなことが語れてしまうのだ。その語り部に、全方位のプロレスファンであり、いまだに「週刊プロレス」を毎週読み込んでいるという有田ほど、うってつけな人材はいない。 たとえば、2017年2月22日号をテーマにした回。札幌でのオカダ・カズチカvs鈴木みのる戦が表紙だ。そこには「もう事件はいらない!」という意味深なコピーが添えられている。 「アジャ・コング?」 と、オカダ・カズチカの写真を見て言ってしまうほどプロレスに疎い宮澤佐江を相手に、そのコピーの意味を有田が解説してくのだ。 まず有田は、オカダや鈴木がどんな存在なのか、また現在の新日本プロレスの勢力図を、AKBなどを例えに出しながら、わわかりやすく示していく。その上で、コピーに書かれている「事件」とはどういう意味なのかを語り始める。 それは1983(昭和58)年までさかのぼる。そこで有田がプロレスを見始めるきっかけとなった長州力vs藤波辰爾戦が行われ、初めて長州が藤波を破り、王者となった。そして翌84年2月、札幌で長州vs藤波の再戦が組まれたのだ。選手自身もファンも待ち望んだ試合だったが、入場時に長州が藤原喜明に襲撃を受け、試合が不成立になってしまうのだ。いわゆる「雪の札幌テロ事件」である。 「その後、藤波さんは控室に戻らずに、そのまま雪の街を歩いてパンツ一丁で。記者が追っかけていって『大丈夫ですか、藤波さん?』と。藤波さん、ちょっと泣いてるんですよ。『こんな会社辞めてやる』って言って。それくらい藤波さんはこの試合をやりたくて、(できなかったのが)悲しかったの」 と、有田は現場で見ていたかのように生々しく語り、それ以降、札幌は新日本プロレスにとって「事件が起こる場所」になったということをひもといていく。 「だから、札幌、『もう事件はいらない!』なんです!」と、再び「週刊プロレス」の表紙を見せる有田。 オカダと戦ったのは、長州を襲撃した藤原の直系の弟子筋に当たる鈴木。彼自身も試合前のインタビューなどで「事件」をにおわせていた。だが、「事件」は起こらなかった。 「この日、オカダ・カズチカと鈴木みのるは事件をまったく起こさず、普通に試合をして、めちゃくちゃ盛り上げたんです!」 つまり、現在の新日本は、「事件」に頼らずとも、試合内容そのもので盛り上げることができる。そのことを表現した表紙だった。その短いコピーの中に、それだけの歴史と意味が詰まっていることを、有田は鮮やかに解説するのだ。 好きなものを伝える時、熱すぎても相手は冷めてしまう。逆に冷静に客観視しても、相手は引き込まれない。ならば、どうすればいいのか? そのお手本が『有田と週刊プロレスと』の有田の解説だ。自分の知識をひけらかしたり、自分の好みと物事の優劣とを混同したりは決してしない。いかに相手に伝わるかを第一に考え、提示する情報を取捨選択していく。その上で思い入れを加えることでメリハリが生まれ、話自体が面白く、聞きやすくなる。 「プロレスとは人生の教科書」と番組は言うが、『有田と週刊プロレスと』の有田の語り口こそ、人への伝え方の教科書なのだ。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから『有田と週刊プロレスと』公式サイトより
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引退危機のローラに醜聞続出! くりぃむしちゅー・有田との“関係”も蒸し返される!?
人気タレントのローラが、芸能界引退の危機に瀕している。理由は所属事務所社長とのトラブル。ローラはTwitterで「ローラ最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」とつぶやくなど、すでに関係は修復不能となっている。 「仕事の方向性や金銭をめぐってモメているようだが、その舞台裏をツイートするのは完全なルール違反。一部では独立や大手事務所への移籍もささやかれているが、契約をめぐるトラブルに芸能界はとにかく厳しい。彼女には多くのファンがいるが、芸能界では同情の声は皆無だね」(芸能プロ関係者) 18日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、ローラ変心の裏に世界的デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティ氏の存在があると報道。同氏は今年4月まで一流ブランド「エミリオ・プッチ」のクリエイティブディレクターを兼務する一方で、故郷・イタリアで「MSGM」なるブランドを立ち上げ、大成功を収めている。 2人の出会いは2013年ごろ、マッシモ氏のブランドを着ていたローラの姿をインスタグラムで発見した同氏が、関係者を通じて猛アプローチしたことだという。 以来、ローラはマッシモ氏にゾッコン。次第に所属事務所よりもマッシモ氏の言うことを聞くようになったとか。スポーツ紙記者は「能年玲奈さんが『生ゴミ先生』と呼ばれる魅力開発トレーナーの女性に心酔した時と似ている。こうなると、もうどうしようもない。所属事務所はすでに説得を諦め、後輩のダレノガレ明美を売り出すなど、完全にローラを干しにかかっている」と話す。 現時点では円満退社からは程遠く、双方がいがみ合う展開にしかならない。そうなると危惧されるのは、これまで押さえていた醜聞が飛び出すことだ。週刊誌記者が声を潜めて明かす。 「表に出ていないだけで、彼女は恋多き女。陽気なイタリア人デザイナーの言うことを真に受けるくらいですから、男性にハマリやすい。例えば、かねて熱愛がウワサされたお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平との仲。彼女は笑って否定していましたが、真相はガチ。何度も有田の家に泊まりに行っているし、プライベートでローラとの関係について聞かれた有田も否定していなかった。ローラのほうが熱を上げていたようです」 このほか三代目J Soul Brothersの登坂広臣や、モデル男性とのただならぬ関係もささやかれた。前出スポーツ紙記者は「彼女は一連のトラブルを含めて、日本の芸能界に辟易している。マッシモ氏を追いかけ、拠点を海外に移し、モデルとして活動していく考えもあるそうです」と話す。 “傷だらけのローラ”は、一体どこへ向かうのか――。
引退危機のローラに醜聞続出! くりぃむしちゅー・有田との“関係”も蒸し返される!?
人気タレントのローラが、芸能界引退の危機に瀕している。理由は所属事務所社長とのトラブル。ローラはTwitterで「ローラ最近裏切られたことがあって心から悲しくて沈んでいるんだけど」「黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼をかえしてください」とつぶやくなど、すでに関係は修復不能となっている。 「仕事の方向性や金銭をめぐってモメているようだが、その舞台裏をツイートするのは完全なルール違反。一部では独立や大手事務所への移籍もささやかれているが、契約をめぐるトラブルに芸能界はとにかく厳しい。彼女には多くのファンがいるが、芸能界では同情の声は皆無だね」(芸能プロ関係者) 18日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、ローラ変心の裏に世界的デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティ氏の存在があると報道。同氏は今年4月まで一流ブランド「エミリオ・プッチ」のクリエイティブディレクターを兼務する一方で、故郷・イタリアで「MSGM」なるブランドを立ち上げ、大成功を収めている。 2人の出会いは2013年ごろ、マッシモ氏のブランドを着ていたローラの姿をインスタグラムで発見した同氏が、関係者を通じて猛アプローチしたことだという。 以来、ローラはマッシモ氏にゾッコン。次第に所属事務所よりもマッシモ氏の言うことを聞くようになったとか。スポーツ紙記者は「能年玲奈さんが『生ゴミ先生』と呼ばれる魅力開発トレーナーの女性に心酔した時と似ている。こうなると、もうどうしようもない。所属事務所はすでに説得を諦め、後輩のダレノガレ明美を売り出すなど、完全にローラを干しにかかっている」と話す。 現時点では円満退社からは程遠く、双方がいがみ合う展開にしかならない。そうなると危惧されるのは、これまで押さえていた醜聞が飛び出すことだ。週刊誌記者が声を潜めて明かす。 「表に出ていないだけで、彼女は恋多き女。陽気なイタリア人デザイナーの言うことを真に受けるくらいですから、男性にハマリやすい。例えば、かねて熱愛がウワサされたお笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平との仲。彼女は笑って否定していましたが、真相はガチ。何度も有田の家に泊まりに行っているし、プライベートでローラとの関係について聞かれた有田も否定していなかった。ローラのほうが熱を上げていたようです」 このほか三代目J Soul Brothersの登坂広臣や、モデル男性とのただならぬ関係もささやかれた。前出スポーツ紙記者は「彼女は一連のトラブルを含めて、日本の芸能界に辟易している。マッシモ氏を追いかけ、拠点を海外に移し、モデルとして活動していく考えもあるそうです」と話す。 “傷だらけのローラ”は、一体どこへ向かうのか――。
くりぃむしちゅー有田哲平のプロレス愛が炸裂!『有田と週刊プロレスと』
『有田と週刊プロレスと』がない水曜日がやってくるだなんて……。いま、そのくらいの喪失感がある。自分に「有田ロス」が訪れるとは想像もしていなかった。 昨年11月末の配信開始以来、毎週水曜に更新されてきたAmazonプライム限定コンテンツ『有田と週刊プロレスと』が5月10日、第1シーズンの最終回を迎えた。先週は習慣のごとくAmazonプライムのページを訪ね、ついバックナンバー25話を一気に振り返ってしまったほど。今週も、また同じことをしてしまいそうである。 プロレスとは、人生の縮図。「週刊プロレス」とは、人生の教科書。くりぃむしちゅー有田哲平が毎回1冊の「週刊プロレス」(ベースボール・マガジン社)をテーマに、語って、語って、語りまくり、プロレスから学ぶべき人生の教訓を伝授する……それが『有田と週刊プロレスと』。とにもかくにも、プライム会員であれば一度見ていただきたいし、まだ会員でないならば『有田と週刊プロレスと』を見るために会員になってもいいと思う。 この番組の素晴らしい点はいくつもあるのだが、大きくは3つ。プロレス初心者も詳しい人間も、共に楽しめる点。そして、「プロレスの歴史」を懇切丁寧に、何度でも解説してくれる点。そして、映像が使えない、という枷(かせ)を感じさせない。というか、その枷があるからこそ、光ってくる有田の話芸にある。 まず、秀逸なのが、MC有田以外の配役だ。有田と共にMCを務めるのは、元AKBの倉持明日香。女性タレント随一のプロレスファンだ。得てしてこのポジションには、プロレス初心者の女性タレントを配置しがち。だが、プロレスについての素養を持つ倉持が、プロレスマニアに向けた目線で番組進行に徹してくれるから、番組としての熱量が終始高いまま推移する。 一方で、毎回登場するゲストには、多くの場合プロレス初心者、またはかつては見ていたけど……という、ここ最近のプロレス事情に詳しくない人選でバランスを取っていた。 序盤ゲストの綾部祐二(ピース)は、プロレスについてまったくの素人。その綾部が、回を追うごとに知識を身につけていく過程もまた面白い。それもこれも、知識がなくてもその世界観に引っ張り込んでいく有田の話芸があればこそだ。 以降、福田充徳(チュートリアル)→田中卓志(アンガールズ)→武井壮と、少しずつ、プロレスやスポーツについての知識量・マニアック度が高めのゲストに推移していき、中盤ではついに水道橋博士(浅草キッド)とケンドーコバヤシという、芸能界でも有田と並ぶプロレスマニアが登場。一気に熱量をMAXに持っていくかと思いきや、その後に、綾部以上のプロレス初心者・元AKBの宮澤佐江が登場。その宮澤に対して、AKBやアイドルに喩えながら、プロレスの歴史をわかりやすく説明しようとする有田の姿勢にも好感が持てた。 この1~2年ほど、「プロレスブーム再燃」といわれて久しい。ただ、プロレスにあまり詳しくない筆者からすると、どうにも「プロレス村」で騒いでいるだけのような印象を受けることもあった。そもそも、なぜブームが再燃しているのか? 過去のブームと今のブームは、どう違うのか? それを端的に解説してくれるコンテンツは、これまであまりなかった。 そこに目をつけたのがこの『有田と週刊プロレスと』。熱量高く、でも決してマニアックに振り切ることなく、毎回毎回、全日と新日の歴史的な背景から振り返り、それぞれのキーマンとなるレスラーの位置付け、キャラ付けを解説してくれる。 ある回で、有田自身がこう発言したことがあった。 「(エンタテインメントは)歴史を知れば知るほど、もっと楽しめるんです」 たとえば、第7回の「天龍・全日離脱事件」と、その続編ともいえる第12回の「天龍・全日劇的再会」エピソード。ちょうど収録のタイミングは、SMAP解散騒動で揺れていた昨年末。明示こそしなかったが、全日の内紛劇を通してSMAP解散についても語っているのは明らかだった。 「どんなに憎しみ合っても、いずれは時が解決し、わかり合える日が来る」と説いた有田。その、いつか来るはずの「わかり合える日」に向けて、「歴史を学ばなければならない」と有田は熱弁を振るう。 有田の話芸が際立つのは、プロレスの肝ともいえる「試合映像」が使えない点にある。それでも、「週刊プロレス」の過去記事と写真、そして、さまざまな歴史的シーンに居合わせたかのような有田のモノマネ再現によって、映像がないという弱みを感じさせないどころか、よりわかりやすく、面白くプロレスの知識を高めることができるのだ。 『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)では終始、生徒役の有田。だが、実は誰よりも先生役、というか「伝道師」が似合っている。この番組における有田は、まさに「プロレス伝道師」であり、「プロレス宣伝部長」なのだ。 第2シーズンがあるかどうかは未定、と最終回で語った有田。だが、間違いなく第2シーズンはやってくるはず。 「人生とは100m走ではなく、終わりのないマラソンのようなものである」 有田自身がこう語ったように、伝えたい話題もプロレス愛も、マラソンのようにまだまだ長い道のりがあるはずだから。その来たるべき新シーズンに向け、ぜひ一度Amazonプライム『有田と週刊プロレスと』のページを開いてみるのをオススメしたい。 (文=オグマナオト) ◆「熱血!スポーツ野郎」過去記事はこちら『有田と週刊プロレスと』公式サイトより
“壊し屋”ホリケンも白旗! 『全力!脱力タイムズ』がぶっ壊す、バラエティ番組のルール
「わかんないよなぁ……わかんないんだよ」 スタッフから「OKでーす!」という本番終了を告げる声がかかると、ネプチューン堀内健は疲れ果てた様子でつぶやいた。 その言葉に、それまで笑いをこらえていた、くりいむしちゅー有田哲平をはじめとする出演者たちが、ドッと笑った。 これは『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)の本編終了後、数秒流れるシーンだ。この番組は、有田が「アリタ哲平」としてキャスターを務める“報道”番組である。報道番組らしく、経済学者の岸博幸、アルピニスト・野口健、犯罪心理学者の出口保行といった3人の「解説員」が並び、ゲストと対峙する。 そのゲストのうち1~2人は俳優やアイドルなどで、彼らはたいてい普段はしないメガネなどをかけ、報道番組仕様になっている。今回(15日)はHey! Say! JUMPの中島裕翔だった。そしてもう一人のゲストとして、必ず芸人が呼ばれる。それが堀内だった。 「報道番組に出られたことは?」とアリタに問われると、堀内は報道番組らしく静かに言う。 「いや、初めてですね。あのー、嫌いじゃないんで。こういうニュース番組というのは。今日は解説員の方もいらっしゃるので、いつもより一歩踏み込んだ意見を、お茶の間に、テレビを通して訴えたいと思います」 スタジオには「天才芸人!堀内健 なぜそんなに面白いのか」と題されたパネルが用意されている。「堀内健の最大の魅力」とか「どんな人?」「やりすぎ!ホリケン伝説」「人生の大ピンチ」などと見出しが書かれ、肝心なところは隠されている。これをもとに、隠されている部分をめくって解説していくという、情報番組でよく見る形式である。 だが、この番組は一筋縄ではいかない。まずは、これまでのホリケンの略歴をまとめたVTRがあると振るアリタ。しかし、流れ始めたのは「日本の論点」と題する「学校のトイレで排便しない小学生」問題を扱ったVTRなのだ。 「一回止めましょう」 アリタは冷静に対処。「これは来週やる予定」だと説明し、あらためてVTRを振る。しかし、流れたのは、やはり同じもの。 「最初から、やり直しましょうか?」と堀内は言うが、「流しちゃったんで、こっちから……」とワケのわからないことを言うスタッフ。アリタが「ホリケンの魅力は、今日は語らない?」と確認するとスタッフがうなずき、パネルはそのまま片付けられていく。 結局、「学校のトイレで排便しない小学生」問題になると、アルピニストの野口は、「ウンチといえば、ベースキャンプですよね」とテーマと関係のない話を語りだす。番組内で「といえば解説」と呼ばれる、恒例の流れだ。 すると、「正気か、お前!」と激高するホリケン。 「打ち合わせ、すごいやったんだよ、これ! おい、アリペイ! ハメやがったな、この野郎! 裏切られた気持ちだよ!」 そんなホリケンにアリタは「手違いですので」と、冷たくあしらうのだ。 このように『脱力タイムズ』は、“トラブル”だったり、解説員がまったく関係ない話をしだしたりと、本来のテーマに全然たどり着かないという報道コント番組である。ゲストの芸人はひとりそれに翻弄され、なんとかツッコもうとする。だが、誰もそのツッコミに対してまともな反応をしてくれず、どんどん追い込まれていく。 バラエティ番組には、ある程度のルールが存在する。こうツッコめば、こういう反応がある。あるいはこうボケれば、こういう反応がある――。芸人たちは、そうしたことを経験則で知っている。だから、自分の言動によって起こることが予測できてしまう。 だが、この番組は違う。「わからない」のだ。「わからない」ことは不安だ。ルールが壊され、追いつめられていく芸人。だから、普段見せたことのないような表情が出てしまう。それがたまらなく面白い。不安定な部分をあえて残し、予定不調和な現実を見せつける。そういった意味では、文字通りの“報道”番組なのかもしれない。 『脱力タイムズ』に以前ゲスト出演した出川哲朗は本編終了後、驚嘆して言った。 「有田……攻めてるねえ」 これまでさまざまな番組において、自由奔放なボケで大暴れしてきたホリケン。いわば“壊し屋”だ。しかし、この番組で翻弄され“壊れた”のは、ホリケンのほうだった。 「アリペイちゃん、今日、オレ何点だ?」 あまりにもいつもと勝手が違いすぎて、自分の出来が「わからない」不安に駆られたホリケンが、思わず有田に尋ねた。 「100点です」 手だれの芸人が経験則で積み重ねてきたルールを壊したときにこそ、その芸人の「全力」が見られるのだ。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから『全力!脱力タイムズ』フジテレビ
“壊し屋”ホリケンも白旗! 『全力!脱力タイムズ』がぶっ壊す、バラエティ番組のルール
「わかんないよなぁ……わかんないんだよ」 スタッフから「OKでーす!」という本番終了を告げる声がかかると、ネプチューン堀内健は疲れ果てた様子でつぶやいた。 その言葉に、それまで笑いをこらえていた、くりいむしちゅー有田哲平をはじめとする出演者たちが、ドッと笑った。 これは『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)の本編終了後、数秒流れるシーンだ。この番組は、有田が「アリタ哲平」としてキャスターを務める“報道”番組である。報道番組らしく、経済学者の岸博幸、アルピニスト・野口健、犯罪心理学者の出口保行といった3人の「解説員」が並び、ゲストと対峙する。 そのゲストのうち1~2人は俳優やアイドルなどで、彼らはたいてい普段はしないメガネなどをかけ、報道番組仕様になっている。今回(15日)はHey! Say! JUMPの中島裕翔だった。そしてもう一人のゲストとして、必ず芸人が呼ばれる。それが堀内だった。 「報道番組に出られたことは?」とアリタに問われると、堀内は報道番組らしく静かに言う。 「いや、初めてですね。あのー、嫌いじゃないんで。こういうニュース番組というのは。今日は解説員の方もいらっしゃるので、いつもより一歩踏み込んだ意見を、お茶の間に、テレビを通して訴えたいと思います」 スタジオには「天才芸人!堀内健 なぜそんなに面白いのか」と題されたパネルが用意されている。「堀内健の最大の魅力」とか「どんな人?」「やりすぎ!ホリケン伝説」「人生の大ピンチ」などと見出しが書かれ、肝心なところは隠されている。これをもとに、隠されている部分をめくって解説していくという、情報番組でよく見る形式である。 だが、この番組は一筋縄ではいかない。まずは、これまでのホリケンの略歴をまとめたVTRがあると振るアリタ。しかし、流れ始めたのは「日本の論点」と題する「学校のトイレで排便しない小学生」問題を扱ったVTRなのだ。 「一回止めましょう」 アリタは冷静に対処。「これは来週やる予定」だと説明し、あらためてVTRを振る。しかし、流れたのは、やはり同じもの。 「最初から、やり直しましょうか?」と堀内は言うが、「流しちゃったんで、こっちから……」とワケのわからないことを言うスタッフ。アリタが「ホリケンの魅力は、今日は語らない?」と確認するとスタッフがうなずき、パネルはそのまま片付けられていく。 結局、「学校のトイレで排便しない小学生」問題になると、アルピニストの野口は、「ウンチといえば、ベースキャンプですよね」とテーマと関係のない話を語りだす。番組内で「といえば解説」と呼ばれる、恒例の流れだ。 すると、「正気か、お前!」と激高するホリケン。 「打ち合わせ、すごいやったんだよ、これ! おい、アリペイ! ハメやがったな、この野郎! 裏切られた気持ちだよ!」 そんなホリケンにアリタは「手違いですので」と、冷たくあしらうのだ。 このように『脱力タイムズ』は、“トラブル”だったり、解説員がまったく関係ない話をしだしたりと、本来のテーマに全然たどり着かないという報道コント番組である。ゲストの芸人はひとりそれに翻弄され、なんとかツッコもうとする。だが、誰もそのツッコミに対してまともな反応をしてくれず、どんどん追い込まれていく。 バラエティ番組には、ある程度のルールが存在する。こうツッコめば、こういう反応がある。あるいはこうボケれば、こういう反応がある――。芸人たちは、そうしたことを経験則で知っている。だから、自分の言動によって起こることが予測できてしまう。 だが、この番組は違う。「わからない」のだ。「わからない」ことは不安だ。ルールが壊され、追いつめられていく芸人。だから、普段見せたことのないような表情が出てしまう。それがたまらなく面白い。不安定な部分をあえて残し、予定不調和な現実を見せつける。そういった意味では、文字通りの“報道”番組なのかもしれない。 『脱力タイムズ』に以前ゲスト出演した出川哲朗は本編終了後、驚嘆して言った。 「有田……攻めてるねえ」 これまでさまざまな番組において、自由奔放なボケで大暴れしてきたホリケン。いわば“壊し屋”だ。しかし、この番組で翻弄され“壊れた”のは、ホリケンのほうだった。 「アリペイちゃん、今日、オレ何点だ?」 あまりにもいつもと勝手が違いすぎて、自分の出来が「わからない」不安に駆られたホリケンが、思わず有田に尋ねた。 「100点です」 手だれの芸人が経験則で積み重ねてきたルールを壊したときにこそ、その芸人の「全力」が見られるのだ。 (文=てれびのスキマ http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから『全力!脱力タイムズ』フジテレビ
「ローラじゃなかったの!?」くりぃむ有田哲平に“戸田恵梨香似”新恋人報道、妊娠説も……
かねてよりタレントのローラと結婚秒読みなどとウワサされていたくりぃむしちゅー・有田哲平だが、28日発売の「フライデー」(講談社)が新恋人の存在を報じている。 記事によると、有田とローラはとっくに別れており、現在は戸田恵梨香似のスレンダー美女と半同棲中。年内結婚も十分ありえるといい、掲載写真では、女性が「TEPPEI ARITA HOLE IN ONE」とプリントされたトートバッグを提げながら生活用品を買う姿や、3億円ともいわれる有田の豪邸に通う様子が見てとれる。 「トートバッグは、有田がゴルフでホールインワンを達成した記念に作ったオリジナルのようです。そんなことより、この報道にマスコミが揺れている。有田とローラがゴールイン間近と信じて疑わなかった関係者は多く、近しいテレビ関係者が『まだ続いている』と断言するなど周辺情報も少なくなかった。今回の記事が本当だとすれば、先月テレビでも大々的に取り上げられた“ローラの誕生日入籍”のウワサは、一体なんだったのでしょうか……」(芸能ライター) ネット上でも、「え!? ローラと付き合ってるんじゃなかったの?」とあっけに取られるような反応が圧倒的。また、「一般人かよ」「ローラがよかった」「お似合いだったのに」「がっかり」という声が上がるほか、「おめでた?」「お腹の膨らみが気になる」と新恋人の妊娠を疑う声も少なくない。 「『フライデー』の記事では触れられていませんが、掲載写真のスレンダー美女のお腹が、ふっくらして見えるんです。これが仮に妊娠だとしたら、5~6カ月目くらいでしょうか。ネット上では妊娠説が一人歩きしています」(同) これまで安田美沙子、坂下千里子、深田恭子……と、数々の有名芸能人と浮き名を流してきた有田。最後に“HOLE IN ONE”を決めるのは、一体誰なのだろうか?『むちゃぶり! 2ndシーズン 完全版 1』(Happinet)
くりぃむしちゅー有田哲平とローラが3月30日に誕生日婚!? 披露宴中継権争奪戦も……
熱愛を否定し続けてきた、くりぃむしちゅーの有田哲平とローラだが、ここにきて、ローラの26歳の誕生日である3月30日に電撃入籍するという、信じられないウワサが流れている。 2人は2012年5月に、有田の自宅マンションからローラが出てくるところを写真週刊誌「フライデー」(講談社)に撮られて、熱愛が発覚。その直後に有田が都内に3億円豪邸を購入したことで、結婚の行方がにわかに注目された。 ところが、ローラは「(有田さんは)友達」と、熱愛を否定。その後、ローラの父親が海外療養費詐欺の容疑で逮捕されるという事件があり、2人のロマンスは吹っ飛んでしまったかに見えた。 さらに、ローラはハリウッド映画『バイオハザード6 ザ・ファイナル・チャプター』(来年1月・日本公開予定)に出演。世界進出を目指すという話が持ち上がり、破局もウワサされた。 そんなローラだが、昨年12月に有田が司会を務めるニュースバラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)にゲスト出演。久しぶりに共演した有田と、2人の熱愛騒動をネタとして披露。息が合った2人を見て、番組スタッフは2人の関係は続いていたと感じたという。 バラエティ関係者のひとりは「有田は過去に安田美沙子、坂下千里子、それに、深田恭子とウワサになったモテ男。その有田が、ローラと破局がささやかれてからも、ほかの女性とは一度も浮いた話がない。ローラにベタ惚れしているからですよ」と明かす。 さらに、有田を知るお笑い関係者は「有田がローラのことについて沈黙してきたのは、父親の詐欺事件の余波がまだ収束していない中で熱愛を公に認めると、父親の話と結び付けられて、ローラへのバッシングにつながりかねない。彼女を守るために、事件のほとぼりが冷めるのを待っているんです」という。説得力がある話だ。 そんな中、前出のバラエティ関係者によれば、昨年末の番組共演で2人の結婚を確信した民放各局は、水面下で結婚披露宴中継権の争奪戦に入り、それぞれの事務所にアプローチしているという。すでに日本テレビがその権利を獲得したとの情報も流れている。さらに、ローラの誕生日に電撃入籍とも。 2人が結婚に向けて着実に進んでいることは間違いないようだが、果たしてそのゴールが近日中に訪れるのか、単なるウワサ話なのか――。世間やマスコミを「友達」と煙に巻いてきた2人だけに、動向が注目される。 (文=本多圭)
「深田恭子、ローラに続き……?」くりぃむしちゅー有田が韓国美人ゴルファーにロックオンか

『むちゃぶり! 3rd.シーズン Vol.2
完全版』(Happinet)
この年末年始も、レギュラー番組に特番に引っ張りだこのくりぃむしちゅー。お互いがピンでも活動しているため、相当多忙な毎日を送っているというが、そんな中でも有田哲平は趣味のゴルフに週1のペースで行っているのだという。
「ゴルフ自体、昨年から始めたものですが、すでにまあまあな腕前になってるようですよ。いろいろな人を誘って行っているようですし、先日の『しゃべくり007』(日本テレビ系)の収録では『イ・ボミをゲストに呼びたいんだよね~』と、ずっと言っていましたね。今、一番のお気に入りみたいですよ」(芸能事務所関係者)
イ・ボミは、今年の日本女子ツアーで3勝を挙げ、賞金ランキングも2位に入るなど韓国女子ゴルフ界の若手エースのひとり。いつも笑顔を絶やさないことから“スマイルキャンディー”とも呼ばれている、人気の美人ゴルファーだ。
「彼女には熱心な追っかけもいるくらい人気ですね。彼女が予選落ちすると、観客動員に影響するとまでいわれていますからね」(ゴルフ関係者)
そんな彼女を、有田は番組に呼んでどうしようというのか?
「彼には前科がありますからね。彼は女優の菅野美穂さんの大ファンで、彼のたっての希望で『しゃべくり007』にゲスト出演させていましたからね。オンエアされてない部分でも、相当積極的に行ってましたよ。結果は伴いませんでしたが、過去には深田恭子やローラを落とした有田さんですからね。イ・ボミさんも今は独身ですし、何があるかわかりませんよ」(バラエティスタッフ)
久々の“大物喰い”を見たいものだ。




