週刊文春の日経新聞社長不倫スクープで出回る怪文書一挙公開!

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) スタバ無線LANサービス、メールやIDパスがダダ漏れ? バカリーマン伊藤喜之「こんなウルトラC級クレームってアリ…」 トヨタ、ダイキン、朝日新聞…企業を衰退に追いこむ側近政治の実態 ■特にオススメ記事はこちら! 週刊文春の日経新聞社長不倫スクープで出回る怪文書 - Business Journal(8月6日)
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全文は最終ページに掲載
 7月11日発売の『週刊文春』(文藝春秋/7月19日号)が報じた日本経済新聞社・喜多恒雄社長の“スキャンダル”。日経新聞側は同日付朝刊で、「事実無根の見出し・記事で名誉が傷つけられた」として、発行元の文藝春秋などを近く提訴する方針を明らかにしている。記事掲載に至るまで、両者間ではどのようなやりとりが交わされていたのか。その“バトル”が垣間見える文書を入手したので、ここに紹介したい。  文書のタイトルは、「ご通知(緊急) (誤った誤解に基づく記事掲載の中止要求)」。日経新聞の代理人弁護士が発売日前の7月9日付で、文藝春秋の平尾隆弘社長、「週刊文春」の木俣正剛発行人と新谷学編集人の3人宛に出している。  内容に触れる前に、発端となった『スクープ撮! 日経新聞喜多恒雄社長 マンションからご出勤の美人デスク』という記事を振り返っておこう。その骨子は以下の4点だ。 ①5月28日の朝、都内某所のマンションから出てきた喜多社長に続いて、その約10分後に同社経済部の"美人"デスクが姿を見せた。この女性デスクは前日の午後6時にマンションに入り、一夜明けて、仕事用の服装に着替えて出てきた。 ②女性デスクは1989年にニューヨーク総局のスタッフとして現地採用された。当時の上司は喜多社長。92年に正社員として東京本社に入社するが、日経OBは「彼女が社員に採用された経緯がきわめて不自然」と指摘。この春に行われた大幅な紙面改革でも抜擢されたが、現場の評判は芳しくない。 ③文春取材班が確認しただけでも、この女性デスクは5月30日、6月3日、同24日にも、このマンションに泊まり、翌朝タクシーで大手町の日経新聞本社に出勤している。 ④女性デスクが帰宅途中の事故で入院した際、大阪赴任中だった喜多社長(当時役員)がなぜか病室にいたとの目撃証言。  文春取材班は喜多社長をマンション前で直撃、さらに後日、あらめて広報担当者同席のもとで取材した。これに対し、喜多社長は疑惑に反論。「だから取材不足なんだよ、君は!」と取材陣にキレたという。  今回入手した「要求文書」は、その同席取材の後に出されたものと見られる。文書を出した代理人弁護士も、この取材の場に同席したようだ。  文春誌面上では報じられなかった日経新聞の反論が、ここには書いてある。その反論の最大の根拠が、喜多社長の夫人の存在だ。文春取材班が、女性デスクがマンションを訪れたとしている日時3回のうち2回は、夫人が部屋にいたというのである。  要求文書の記述によると、喜多社長は睡眠時間の確保のため、神奈川県にある自宅とは別にマンションを借りた。時間的余裕があるときは自宅に戻っているのみならず、夫人も都内マンションを何度も訪れているという。その際、夫人は多忙な喜多社長の体調をおもんぱかり、しばしばマンションに宿泊したとしている。  そのうえで、「(夫人が)しばしばマンションに来て宿泊していた事実すら把握していないようであり、そのような杜撰な取材結果に基づいて根拠のない憶測をしているだけであります」と断じた。しかも、女性デスクがマンションを何度か訪れているということさえ、「当社としてはそのような事実が本当にあるのか疑わしいと考えている」と述べているのだ。  なお、「週刊文春」は7月19日発売号(7月26日号)で続報を掲載した。しかし、これまでの誌面では、喜多社長夫人の存在について触れられていない。  文春の続報記事の最後は、こうまとめられている。「喜多社長への取材に同席した弁護士は、本誌記者に対し、『日経のブランド価値は1500億円。その10%が毀損されたら150億円の損失になる』と恫喝した」  この根拠も、実は要求文書に書かれていた。少し長くなるが引用する。 「当社は、当社の信用及びブランド価値を重視した経営を行っております。当社のブランド価値は、かつて一橋大学大学院商学研究科○○○○教授(文書内は実名)が鑑定したところによると1507億2900万円でした。  (中略)  そのような杜撰な取材による記事が貴誌に掲載されるようなことがあった場合には、当社としては極めて重大なブランド価値の毀損を受けることは容易に推測されるところであり、仮に当社のブランド価値が10%毀損した場合には約150億円の損害を被ることになります。また、これを仮に1%と考えても、当社のブランド価値の毀損による損害は、15億円を上回るところであります」  要求文書は、「虚偽の記事」が掲載された場合、必要な法的措置をとらざるを得ないと警告する一文で締めくくられている。当然のことだが、日経新聞は企業批判なども行う報道機関。代理人弁護士の名前で出されているとはいえ、報道機関が記事掲載前に出すような内容だろうか。文春に“恫喝”と報じられても仕方ない。  最後に、要求文書とは別に入手した「警告文書」の内容も簡単に紹介しよう。この文書は、文春宛の通知書が出回るのと同時に、出回ったもののようで、差出人は不明。日経新聞の現役幹部などに配布され、彼らに対して組織に立ち向かうよう促す檄文のようだ。  いくつか内容を紹介しよう。 「日経新聞など、もうどうでもいいと思っているのだろう。それはそれでいい。その気持ちはよくわかるが、果たして君たちがジャーナリスト面する気ももはやないのだろうか。ないなら、それでもよい。だが、覚悟すべきだ。この手紙が送られた君たちの名前はいずれ暴露されることを!」 「君たちが喜多恒雄や○○○○○(女性デスクの実名)のごとき、唾棄すべき人物は自分たちとは無縁だと、思うのは勝手だ。だが、未必の故意は許さない。今はネット時代だ。さまざまな形で、攻撃を受けるリスクを想起すべきだ」  なかなか物騒な内容である。ほかの日経幹部についてもスキャンダルが出てくると言っているのだろうか。このような扇情的な文面に反し、鋭い指摘もある(写真参照)。果たして、日経新聞、そして喜多社長は、「週刊文春」に掲載された写真(=動かぬ証拠)に対してどう答えるのか。今後を注視したい。  (文=中野 梓)
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■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) スタバ無線LANサービス、メールやIDパスがダダ漏れ? バカリーマン伊藤喜之「こんなウルトラC級クレームってアリ…」 トヨタ、ダイキン、朝日新聞…企業を衰退に追いこむ側近政治の実態 ソニー「いきなり業績予想を下方修正」でやっぱり心配 インサイダー疑惑も!? ANAの公募増資に異変 ボロ物件で元本割れ、売却もできない…悪徳不動産業者の手口 競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か?

週刊文春の日経新聞社長不倫スクープで出回る怪文書一挙公開!

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 7月11日発売の『週刊文春』(文藝春秋/7月19日号)が報じた日本経済新聞社・喜多恒雄社長の“スキャンダル”。日経新聞側は同日付朝刊で、「事実無根の見出し・記事で名誉が傷つけられた」として、発行元の文藝春秋などを近く提訴する方針を明らかにしている。記事掲載に至るまで、両者間ではどのようなやりとりが交わされていたのか。その“バトル”が垣間見える文書を入手したので、ここに紹介したい。  文書のタイトルは、「ご通知(緊急) (誤った誤解に基づく記事掲載の中止要求)」。日経新聞の代理人弁護士が発売日前の7月9日付で、文藝春秋の平尾隆弘社長、「週刊文春」の木俣正剛発行人と新谷学編集人の3人宛に出している。  内容に触れる前に、発端となった『スクープ撮! 日経新聞喜多恒雄社長 マンションからご出勤の美人デスク』という記事を振り返っておこう。その骨子は以下の4点だ。 ①5月28日の朝、都内某所のマンションから出てきた喜多社長に続いて、その約10分後に同社経済部の"美人"デスクが姿を見せた。この女性デスクは前日の午後6時にマンションに入り、一夜明けて、仕事用の服装に着替えて出てきた。 ②女性デスクは1989年にニューヨーク総局のスタッフとして現地採用された。当時の上司は喜多社長。92年に正社員として東京本社に入社するが、日経OBは「彼女が社員に採用された経緯がきわめて不自然」と指摘。この春に行われた大幅な紙面改革でも抜擢されたが、現場の評判は芳しくない。 ③文春取材班が確認しただけでも、この女性デスクは5月30日、6月3日、同24日にも、このマンションに泊まり、翌朝タクシーで大手町の日経新聞本社に出勤している。 ④女性デスクが帰宅途中の事故で入院した際、大阪赴任中だった喜多社長(当時役員)がなぜか病室にいたとの目撃証言。  文春取材班は喜多社長をマンション前で直撃、さらに後日、あらめて広報担当者同席のもとで取材した。これに対し、喜多社長は疑惑に反論。「だから取材不足なんだよ、君は!」と取材陣にキレたという。  今回入手した「要求文書」は、その同席取材の後に出されたものと見られる。文書を出した代理人弁護士も、この取材の場に同席したようだ。  文春誌面上では報じられなかった日経新聞の反論が、ここには書いてある。その反論の最大の根拠が、喜多社長の夫人の存在だ。文春取材班が、女性デスクがマンションを訪れたとしている日時3回のうち2回は、夫人が部屋にいたというのである。  要求文書の記述によると、喜多社長は睡眠時間の確保のため、神奈川県にある自宅とは別にマンションを借りた。時間的余裕があるときは自宅に戻っているのみならず、夫人も都内マンションを何度も訪れているという。その際、夫人は多忙な喜多社長の体調をおもんぱかり、しばしばマンションに宿泊したとしている。  そのうえで、「(夫人が)しばしばマンションに来て宿泊していた事実すら把握していないようであり、そのような杜撰な取材結果に基づいて根拠のない憶測をしているだけであります」と断じた。しかも、女性デスクがマンションを何度か訪れているということさえ、「当社としてはそのような事実が本当にあるのか疑わしいと考えている」と述べているのだ。  なお、「週刊文春」は7月19日発売号(7月26日号)で続報を掲載した。しかし、これまでの誌面では、喜多社長夫人の存在について触れられていない。  文春の続報記事の最後は、こうまとめられている。「喜多社長への取材に同席した弁護士は、本誌記者に対し、『日経のブランド価値は1500億円。その10%が毀損されたら150億円の損失になる』と恫喝した」  この根拠も、実は要求文書に書かれていた。少し長くなるが引用する。 「当社は、当社の信用及びブランド価値を重視した経営を行っております。当社のブランド価値は、かつて一橋大学大学院商学研究科○○○○教授(文書内は実名)が鑑定したところによると1507億2900万円でした。  (中略)  そのような杜撰な取材による記事が貴誌に掲載されるようなことがあった場合には、当社としては極めて重大なブランド価値の毀損を受けることは容易に推測されるところであり、仮に当社のブランド価値が10%毀損した場合には約150億円の損害を被ることになります。また、これを仮に1%と考えても、当社のブランド価値の毀損による損害は、15億円を上回るところであります」  要求文書は、「虚偽の記事」が掲載された場合、必要な法的措置をとらざるを得ないと警告する一文で締めくくられている。当然のことだが、日経新聞は企業批判なども行う報道機関。代理人弁護士の名前で出されているとはいえ、報道機関が記事掲載前に出すような内容だろうか。文春に“恫喝”と報じられても仕方ない。  最後に、要求文書とは別に入手した「警告文書」の内容も簡単に紹介しよう。この文書は、文春宛の通知書が出回るのと同時に、出回ったもののようで、差出人は不明。日経新聞の現役幹部などに配布され、彼らに対して組織に立ち向かうよう促す檄文のようだ。  いくつか内容を紹介しよう。 「日経新聞など、もうどうでもいいと思っているのだろう。それはそれでいい。その気持ちはよくわかるが、果たして君たちがジャーナリスト面する気ももはやないのだろうか。ないなら、それでもよい。だが、覚悟すべきだ。この手紙が送られた君たちの名前はいずれ暴露されることを!」 「君たちが喜多恒雄や○○○○○(女性デスクの実名)のごとき、唾棄すべき人物は自分たちとは無縁だと、思うのは勝手だ。だが、未必の故意は許さない。今はネット時代だ。さまざまな形で、攻撃を受けるリスクを想起すべきだ」  なかなか物騒な内容である。ほかの日経幹部についてもスキャンダルが出てくると言っているのだろうか。このような扇情的な文面に反し、鋭い指摘もある(写真参照)。果たして、日経新聞、そして喜多社長は、「週刊文春」に掲載された写真(=動かぬ証拠)に対してどう答えるのか。今後を注視したい。  (文=中野 梓)
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■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) スタバ無線LANサービス、メールやIDパスがダダ漏れ? バカリーマン伊藤喜之「こんなウルトラC級クレームってアリ…」 トヨタ、ダイキン、朝日新聞…企業を衰退に追いこむ側近政治の実態 ソニー「いきなり業績予想を下方修正」でやっぱり心配 インサイダー疑惑も!? ANAの公募増資に異変 ボロ物件で元本割れ、売却もできない…悪徳不動産業者の手口 競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か?

スタバ無線LANサービス、メールやIDパスがダダ漏れ?

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 週刊文春の日経新聞社長不倫スクープで出回る怪文書一挙公開! バカリーマン伊藤喜之「こんなウルトラC級クレームってアリ…」 トヨタ、ダイキン、朝日新聞…企業を衰退に追いこむ側近政治の実態 ■特にオススメ記事はこちら! スタバ無線LANサービス、メールやIDパスがダダ漏れ? - Business Journal(8月6日)
スターバックスの無線LANサービスの
解説ページ
 2012年7月2日、スターバックス店舗内で、完全無料の公衆無線LANサービスが開始された。現在(2012年7月末現在)のところ、対象店舗は東京23区内の約200店舗に限られているが、今年中に全国850店舗に拡大する予定だ。大手コーヒーショップチェーンで、これほどの規模で無料の無線LANサービスが提供されることは前例がない。  現在、無料対象の店舗以外でパソコンで無線LANを使おうとすると、NTTドコモの「docomo Wi-Fi(Mzone)」や「フレッツ・スポット」「Wi2 300」といった有料の公衆無線LANサービスと契約している必要がある。だが、全店でサービス展開が実現した暁には、有料の公衆無線LANサービスを契約する必要がなくなる。既存の公衆無線LANサービスを展開する事業者にとっては、大きな脅威だろう。  また、無線LAN自体の性能も最新サービスにふさわしく、最速の規格である「IEEE 802.11n」に対応しているのがポイントだ。一般的な有料の公衆無線LANの規格は、「IEEE 802.11a/g」が主流だが、理論値が最大54Mbpsという速度しか出ない。「IEEE 802.11n」は最大理論値が300〜450Mbpsと非常に高速だ。
利用方法は簡単。メールアドレスとパスワードを登録するだけで使える。
データが暗号化されていない!  このように、速くて快適、しかも無料! と良いことずくめのように見えるこのサービスだが、実は、従来の有料の公衆無線LANサービスと決定的に違う点がある。それは、無線LANのセキュリティの仕組みである「WEP」を採用していない、ということだ。  WEPは「WEPキー」と呼ばれるパスワードを設定し、データを暗号化してやりとりする。一般的な公衆無線LANサービスのほとんどは「WEP」が設定されており、無線LANに接続する際は、事業者が指定する「WEPキー」を入力して接続を行い、その後、自分のユーザーID、パスワードをWebブラウザーから入力して利用するのが一般的だ。  しかし、スターバックスの新しい無料の無線LANサービスは、アクセスポイントにパスワードなしで接続できてしまう上、データは暗号化されない。この無線LANサービスを提供するのはワイヤ・アンド・ワイヤレス社。同社のWebページ(http://starbucks.wi2.co.jp/pc/index_jp.html)の「Free Wi-Fi Service」のセキュリティに関するページでは暗号化を行っていないので、「無線区間での通信内容の傍受とアクセスポイントのなりすましの危険性があります」と注意を促している。
セキュリティに関する注意事項。「自衛せよ」と書いてあるが初心者には難しい内容だ。
暗号化されていないと何が問題になる?  それでは、データが暗号化されていないと何が問題になるのだろうか?   1つはデータの傍受である。例えば、メールやWebサービスのユーザーIDやパスワード、メールデータやアクセス先の社内システムなどの個人情報、機密データなどが何者かに傍受され、データが盗み見される危険がある。  この手法にはいくつかの方法がある。直接電波を傍受して盗聴する方法もあるが、その公衆無線LANサービスと同じ「SSID」(無線LANのネットワーク名)を設定したパソコンを近隣に用意し、間違ってユーザーがその「おとり」アクセスポイントに接続することで、データを丸ごと盗む、という手法もある。  だが、公衆無線LANの通信経路が暗号化されていなくても、データが保護される場合がある。それは、Webブラウジングやメールといったサービス上で、サーバーとの通信自体が暗号化されているケースだ。この場合の暗号化方式には、一般に「SSL」という仕組みが使われる。「SSL」はWebブラウザーやメール、主要なクラウドサービスなど、さまざまなサービスに利用されている。この方式で通信を行っていれば、無線LANを流れるデータそのものが暗号化されているため、万一傍受されても内容が流出する危険はない。  たとえば、Webブラウザーで「SSL」による暗号化通信を行っている場合は、URL欄に表示されているアドレスが「http://」ではなく、「https://」で始まる文字列になっていたり、アドレスバーに鍵マークが表示されている。だが、Internet ExplorerやFirefoxなど、ブラウザーの種類によって表示が異なるため、しっかりと判別方法を知っておく必要がある。  ただし、厄介なのはメールだ。メールサーバーと暗号化通信を行っているかどうかは、メールソフトの設定画面を開いて、「SSL」で通信しているかを確認するしかない。「Windows Liveメール」やMacの「Mail」などを利用する場合、設定はほぼ自動的に行われる。その内容はある程度知識のあるユーザーでないとわからないだろう。

通常の接続かSSLによる暗号化通信の状態かの区別は、Internet Explorerの場合、
アドレスバーの先頭の文字列、鍵マークの有無で判断するしかなく、非常にわかりにくい。

 ちなみに、Windows Liveメールでは、ツールバーから「プロパティ」を選んで「詳細設定」を開き、「このサーバーはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要」がチェックされているかどうかを確認する。チェックが入っていれば暗号化されているということになる。 実は、元々危なかった公衆無線LAN  このように、スターバックスの無料公衆無線LANは、無線の通信経路そのものが暗号化されていないため、ユーザーは自前でデータの暗号化に配慮しなければならない。このような仕様について、ユーザーからは  「あまりにもあっけなくつながってしまうが、安全なのか?」  「データ盗聴が怖い」 など、不安の声が続々とあがっている。データの暗号化をユーザー側に委ねるというシステムを問題、と感じるユーザーは多いだろう。  だが、実を言えば、一般の公衆無線LANサービスで使われている「WEP」も、形こそ暗号化されているものの、すでに脆弱性が発見されており、アンダーグラウンドで出回っているツールを使って「WEPキー」を簡単に解読できてしまう。悪意あるユーザーにとっては、「WEP」の暗号化など無いに等しい。  しかも、公衆無線LAN事業者が使う「WEPキー」は、事業者ごとに全国共通であり、どのサービス(事業者)がどのキーを使っているのかは周知の事実と化している。つまり、ツールを使って「WEPキー」を解析する必要すらないという無防備な状態で、「WEP」を導入していようがしていまいが、危険度にさほど変わりはない。スターバックスの無線LANだけではなく、ほぼすべての公衆無線LANサービスが危ないのだ。  ちなみに、無線LANのセキュリティ規格で見ると「WEP」は最も古い規格であり、かつてはWEPが盛んに使われていた時代もあった。しかし今では、家庭や企業では、脆弱性があるのでできるだけ使わないのが通例だ。一般には「WEP」ではなく、「WPA」や「WPA2」という、より安全なセキュリティ方式が使われる。 【無線LANのセキュリティ方式】

 しかし、不思議なことに、公衆無線LANでは「WPA」や「WPA2」が使われることは少ない。  この理由は、「WEP」しか利用できない「ニンテンドーDS」などの一部のゲーム機に対応するためだ、と表向きに言われている。しかし実際には、全国に何千カ所もある無線LAN設備を変更するだけの予算が、公衆無線LAN事業者にないのでは? という疑惑を抱く専門家も多い。  いずれにせよ、公衆無線LANは決して安全ではない。スターバックスのサービスは、改めてその事実を浮き彫りにしたものといえる。この問題を頭に入れた上で、機密性の高いデータのやりとりは、できるだけ行わないようにしたい。  どうしても必要な場合は、企業との接続にVPN(仮想プライベートネットワーク)という暗号化の仕組みを利用したり、「SSL」による暗号化でやりとりを行うように「自衛」する。これが現実の公衆無線LANの正しい使い方と言える。 (文=池田冬彦) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 週刊文春の日経新聞社長不倫スクープで出回る怪文書一挙公開! バカリーマン伊藤喜之「こんなウルトラC級クレームってアリ…」 トヨタ、ダイキン、朝日新聞…企業を衰退に追いこむ側近政治の実態 ソニー「いきなり業績予想を下方修正」でやっぱり心配 インサイダー疑惑も!? ANAの公募増資に異変 ボロ物件で元本割れ、売却もできない…悪徳不動産業者の手口 競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か?

スタバ無線LANサービス、メールやIDパスがダダ漏れ?

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 週刊文春の日経新聞社長不倫スクープで出回る怪文書一挙公開! バカリーマン伊藤喜之「こんなウルトラC級クレームってアリ…」 トヨタ、ダイキン、朝日新聞…企業を衰退に追いこむ側近政治の実態 ■特にオススメ記事はこちら! スタバ無線LANサービス、メールやIDパスがダダ漏れ? - Business Journal(8月6日)
スターバックスの無線LANサービスの
解説ページ
 2012年7月2日、スターバックス店舗内で、完全無料の公衆無線LANサービスが開始された。現在(2012年7月末現在)のところ、対象店舗は東京23区内の約200店舗に限られているが、今年中に全国850店舗に拡大する予定だ。大手コーヒーショップチェーンで、これほどの規模で無料の無線LANサービスが提供されることは前例がない。  現在、無料対象の店舗以外でパソコンで無線LANを使おうとすると、NTTドコモの「docomo Wi-Fi(Mzone)」や「フレッツ・スポット」「Wi2 300」といった有料の公衆無線LANサービスと契約している必要がある。だが、全店でサービス展開が実現した暁には、有料の公衆無線LANサービスを契約する必要がなくなる。既存の公衆無線LANサービスを展開する事業者にとっては、大きな脅威だろう。  また、無線LAN自体の性能も最新サービスにふさわしく、最速の規格である「IEEE 802.11n」に対応しているのがポイントだ。一般的な有料の公衆無線LANの規格は、「IEEE 802.11a/g」が主流だが、理論値が最大54Mbpsという速度しか出ない。「IEEE 802.11n」は最大理論値が300〜450Mbpsと非常に高速だ。
利用方法は簡単。メールアドレスとパスワードを登録するだけで使える。
データが暗号化されていない!  このように、速くて快適、しかも無料! と良いことずくめのように見えるこのサービスだが、実は、従来の有料の公衆無線LANサービスと決定的に違う点がある。それは、無線LANのセキュリティの仕組みである「WEP」を採用していない、ということだ。  WEPは「WEPキー」と呼ばれるパスワードを設定し、データを暗号化してやりとりする。一般的な公衆無線LANサービスのほとんどは「WEP」が設定されており、無線LANに接続する際は、事業者が指定する「WEPキー」を入力して接続を行い、その後、自分のユーザーID、パスワードをWebブラウザーから入力して利用するのが一般的だ。  しかし、スターバックスの新しい無料の無線LANサービスは、アクセスポイントにパスワードなしで接続できてしまう上、データは暗号化されない。この無線LANサービスを提供するのはワイヤ・アンド・ワイヤレス社。同社のWebページ(http://starbucks.wi2.co.jp/pc/index_jp.html)の「Free Wi-Fi Service」のセキュリティに関するページでは暗号化を行っていないので、「無線区間での通信内容の傍受とアクセスポイントのなりすましの危険性があります」と注意を促している。
セキュリティに関する注意事項。「自衛せよ」と書いてあるが初心者には難しい内容だ。
暗号化されていないと何が問題になる?  それでは、データが暗号化されていないと何が問題になるのだろうか?   1つはデータの傍受である。例えば、メールやWebサービスのユーザーIDやパスワード、メールデータやアクセス先の社内システムなどの個人情報、機密データなどが何者かに傍受され、データが盗み見される危険がある。  この手法にはいくつかの方法がある。直接電波を傍受して盗聴する方法もあるが、その公衆無線LANサービスと同じ「SSID」(無線LANのネットワーク名)を設定したパソコンを近隣に用意し、間違ってユーザーがその「おとり」アクセスポイントに接続することで、データを丸ごと盗む、という手法もある。  だが、公衆無線LANの通信経路が暗号化されていなくても、データが保護される場合がある。それは、Webブラウジングやメールといったサービス上で、サーバーとの通信自体が暗号化されているケースだ。この場合の暗号化方式には、一般に「SSL」という仕組みが使われる。「SSL」はWebブラウザーやメール、主要なクラウドサービスなど、さまざまなサービスに利用されている。この方式で通信を行っていれば、無線LANを流れるデータそのものが暗号化されているため、万一傍受されても内容が流出する危険はない。  たとえば、Webブラウザーで「SSL」による暗号化通信を行っている場合は、URL欄に表示されているアドレスが「http://」ではなく、「https://」で始まる文字列になっていたり、アドレスバーに鍵マークが表示されている。だが、Internet ExplorerやFirefoxなど、ブラウザーの種類によって表示が異なるため、しっかりと判別方法を知っておく必要がある。  ただし、厄介なのはメールだ。メールサーバーと暗号化通信を行っているかどうかは、メールソフトの設定画面を開いて、「SSL」で通信しているかを確認するしかない。「Windows Liveメール」やMacの「Mail」などを利用する場合、設定はほぼ自動的に行われる。その内容はある程度知識のあるユーザーでないとわからないだろう。

通常の接続かSSLによる暗号化通信の状態かの区別は、Internet Explorerの場合、
アドレスバーの先頭の文字列、鍵マークの有無で判断するしかなく、非常にわかりにくい。

 ちなみに、Windows Liveメールでは、ツールバーから「プロパティ」を選んで「詳細設定」を開き、「このサーバーはセキュリティで保護された接続(SSL)が必要」がチェックされているかどうかを確認する。チェックが入っていれば暗号化されているということになる。 実は、元々危なかった公衆無線LAN  このように、スターバックスの無料公衆無線LANは、無線の通信経路そのものが暗号化されていないため、ユーザーは自前でデータの暗号化に配慮しなければならない。このような仕様について、ユーザーからは  「あまりにもあっけなくつながってしまうが、安全なのか?」  「データ盗聴が怖い」 など、不安の声が続々とあがっている。データの暗号化をユーザー側に委ねるというシステムを問題、と感じるユーザーは多いだろう。  だが、実を言えば、一般の公衆無線LANサービスで使われている「WEP」も、形こそ暗号化されているものの、すでに脆弱性が発見されており、アンダーグラウンドで出回っているツールを使って「WEPキー」を簡単に解読できてしまう。悪意あるユーザーにとっては、「WEP」の暗号化など無いに等しい。  しかも、公衆無線LAN事業者が使う「WEPキー」は、事業者ごとに全国共通であり、どのサービス(事業者)がどのキーを使っているのかは周知の事実と化している。つまり、ツールを使って「WEPキー」を解析する必要すらないという無防備な状態で、「WEP」を導入していようがしていまいが、危険度にさほど変わりはない。スターバックスの無線LANだけではなく、ほぼすべての公衆無線LANサービスが危ないのだ。  ちなみに、無線LANのセキュリティ規格で見ると「WEP」は最も古い規格であり、かつてはWEPが盛んに使われていた時代もあった。しかし今では、家庭や企業では、脆弱性があるのでできるだけ使わないのが通例だ。一般には「WEP」ではなく、「WPA」や「WPA2」という、より安全なセキュリティ方式が使われる。 【無線LANのセキュリティ方式】

 しかし、不思議なことに、公衆無線LANでは「WPA」や「WPA2」が使われることは少ない。  この理由は、「WEP」しか利用できない「ニンテンドーDS」などの一部のゲーム機に対応するためだ、と表向きに言われている。しかし実際には、全国に何千カ所もある無線LAN設備を変更するだけの予算が、公衆無線LAN事業者にないのでは? という疑惑を抱く専門家も多い。  いずれにせよ、公衆無線LANは決して安全ではない。スターバックスのサービスは、改めてその事実を浮き彫りにしたものといえる。この問題を頭に入れた上で、機密性の高いデータのやりとりは、できるだけ行わないようにしたい。  どうしても必要な場合は、企業との接続にVPN(仮想プライベートネットワーク)という暗号化の仕組みを利用したり、「SSL」による暗号化でやりとりを行うように「自衛」する。これが現実の公衆無線LANの正しい使い方と言える。 (文=池田冬彦) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 週刊文春の日経新聞社長不倫スクープで出回る怪文書一挙公開! バカリーマン伊藤喜之「こんなウルトラC級クレームってアリ…」 トヨタ、ダイキン、朝日新聞…企業を衰退に追いこむ側近政治の実態 ソニー「いきなり業績予想を下方修正」でやっぱり心配 インサイダー疑惑も!? ANAの公募増資に異変 ボロ物件で元本割れ、売却もできない…悪徳不動産業者の手口 競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か?

大手広告代理店Dの“伝説の”合コンをついに実況中継!

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か? ハウステンボスが公海上でカジノ営業を開始 ユニクロが就職したい会社ランキングに入ってこないワケ ■特にオススメ記事はこちら! 大手広告代理店Dの“伝説の”合コンをついに実況中継! - Business Journal(8月2日)
合コンシェルジュ・絵音
さまざまなメディアでお馴染みのタレント・絵音。合コンシェルジュとしてどんなオーダーにも応え合コンをセッティングし、イベント事業やインターネットメディア「恋愛jp」(http://ren-ai.jp/)などを運営する会社の社長という顔も持つ。累計2000回以上の合コン経験を誇る彼女が、合コンから垣間見えたアノ企業・業界の裏側に迫る!   こんにちは、絵音です。  日々の合コンの中で垣間見える、アノ業界のあんなことやこんなこと、アノ人たちのこんな凄いテクニック、そしていろいろな恋愛事情などを、合コンシェルジュの絵音がお届けしてまいります。  第5回目の今回ピックアップする職種は、常に合コン業界を牽引している「広告代理店」です! 私は毎年、雑誌などで「合コン四季報」なる企画に携わらせていただくのですが、今年もやはり、広告代理店マンたちの勢いはものすごくて、常にランクインしておりました(笑)。  私も、今まで広告代理店マンとの合コンは、数えきれないほどしてきましたが、まずは会社別に分析してみましょう。  国内広告業界最大手のD社。こちらは言わずと知れた“合コンエリート企業”であり、合コン界でも最大手といって間違いないでしょう(笑)。D社は、入社1年目に先輩方から合コンのイロハを教え込まれるようで、宴会の仕切り方から接待まで、完璧にこなせる名幹事が非常に多く存在します。オリジナルの一気コールやゲームも常に準備万端なので、D社との合コンはワイワイ系のノリで必ず盛り上がりますね。夜の会食をしっかり仕切るというスキルは仕事にとっても非常に重要なことですので、ある意味、昼も夜も仕事熱心だなぁと、本当に尊敬しちゃいます……ビジネスマンの鑑!    続いて、国内広告業界第2位のH社。こちらは打って変わってD社とは合コンの社風も違う。盛り上げ系のD社に対し、どちらかというとH社はしっかりと自己紹介をして、お互いを知り、じっくり話して口説くという傾向が見られます。D社が「ワイワイ系」とするならば、H社は「プレゼン系」とでも言うのでしょうか。とはいえ路線は違えども、やはりH社もD社に負けず劣らず非常に合コン熱心で……こちらもまたビジネスマンの鑑!!    それから合コンに参加する女性陣も、好みのタイプに応じて「D社派」と「H社派」に分かれていたりするので、面白いですね。それこそ、過去に付き合った男性がどちらに勤めていたかで、だいたい好みのノリがわかるという(笑)。  ちなみに国内広告業界第3位のA社はというと、D社とH社をちょうど足して二で割ったような合コンスタイルが見られます。紳士的な中にも、肉食オーラが漂う……まさにロールキャベツ男子といった感じです。もしかすると、女性が一番引っかかりやすいタイプかも!?  ……というように、広告代理店の合コンエピソードは語り尽くせないほど奥深く、「合コン」という文化を創ってきた歴史さえ感じるのは、私だけでしょうか。 D社との合コンを実況!  先日、イベントコンパニオンをしている女友達に誘われて、D社との合コンに参加しました。余談ですが、広告代理店とイベコンって、よく合コンをしているイメージ!  男性陣は、D社の先輩・後輩と関連会社の1名に加え、クライアントさん1名の計4名。雰囲気としては、一応クライアントさんが主賓という感じではありますが、4人とも顔見知りなので、女性陣より少し早めにお店に着いていた男性陣だけで、軽く盛り上がっていましたね。  そこへ女性陣4名が合流し、西麻布らしくシャンパンで乾杯! するとD社の3名は当たり前のように“杯を乾かして”いました。さすがです……(笑)。  自己紹介タイムで、関連会社のA君は「人見知り」だという話に。確かによくしゃべるタイプではなく、女性に対してもおくてっぽい雰囲気は漂っていました。お酒もそんなに強くないそうで、合コンエリート企業のD社の中では、合コン向きではないほうかな? という印象を受けました(とはいっても、きっちり杯は乾かしていましたが……)。基本的にはD社の先輩&後輩コンビの息の合った仕切りで、まんべんなく話を振ったりゲームをしたりして、合コンはかなりの盛り上がりをみせていました。    そして、合コン開始から1時間半が経過すると、カラオケタイムに突入〜! するとクライアントさんが「いつものやってよ!」とD社3人にリクエスト。女性陣は「なんのこっちゃ?」と思っていると、とある女性歌手の歌が流れ出したので、流れでひとりの女子が歌い出すと……ナント! D社の3人がステージに並び、オリジナルの振付けで踊り始めたんです!! その振付けが、3人ともバッチリ合っていて、素人の技とは思えないほど。レパートリーもいくつもあるようで、ショータイムは続きました。クライアントさんはそれを見て、おなかを抱えながら爆笑し、ものすごくご満悦な表情をしていました。    ちなみに、人見知りだという関連会社のA君も、振付けバッチリで踊っていました。お酒弱いのに、杯を乾かし続けてフラフラだったハズなのに……このD社のプロ意識には脱帽でした! きっと、このクライアントさんの心もビジネス的繋がりも、鷲掴みしたに違いない!!  仕事も恋愛もバリバリな広告代理店マンの合コン力は、今もなお健在であると再確認した夜でした。これからも「合コンで経済が活性化する」ことを願いつつ……。  〜広告代理店マンの鉄板口説きフレーズ〜 「次会う時は……飲み会にする? ふたりにする?」    一見「なんじゃそりゃ〜!? 」という遊び人っぽい質問ですが、職業柄飲み会(もとい合コン)の多そうな広告代理店マンが言う分には、大して女性も驚きません。実はこのフレーズって、究極の選択を迫りつつ女性の本心を聞き出せるという、一石二鳥の言葉なんです。「次会うなら、飲み会がいい? それともふたりでデートする?」と聞いてみて、女性が「飲み会がいい」と言えば“友達希望”という意味だし、もし女性が「ふたりで会うほうが良い」と言ったら……脈アリですよ! 合コンで知り合った女性に、是非試してみてくださいね。もしかするとラッキーなことがあるかもしれません(笑)。 (文=絵音) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か? ハウステンボスが公海上でカジノ営業を開始 ユニクロが就職したい会社ランキングに入ってこないワケ ボロ物件で元本割れ、売却もできない…悪徳不動産業者の手口 放射性物質対策万全、コストコ生協の賢い“レジャー的”活用術 短寿命・低価格で凋落したパナソニックとソニーは復活なるか? グループリーグ突破の五輪代表に吹く追い風を分析

大手広告代理店Dの“伝説の”合コンをついに実況中継!

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か? ハウステンボスが公海上でカジノ営業を開始 ユニクロが就職したい会社ランキングに入ってこないワケ ■特にオススメ記事はこちら! 大手広告代理店Dの“伝説の”合コンをついに実況中継! - Business Journal(8月2日)
合コンシェルジュ・絵音
さまざまなメディアでお馴染みのタレント・絵音。合コンシェルジュとしてどんなオーダーにも応え合コンをセッティングし、イベント事業やインターネットメディア「恋愛jp」(http://ren-ai.jp/)などを運営する会社の社長という顔も持つ。累計2000回以上の合コン経験を誇る彼女が、合コンから垣間見えたアノ企業・業界の裏側に迫る!   こんにちは、絵音です。  日々の合コンの中で垣間見える、アノ業界のあんなことやこんなこと、アノ人たちのこんな凄いテクニック、そしていろいろな恋愛事情などを、合コンシェルジュの絵音がお届けしてまいります。  第5回目の今回ピックアップする職種は、常に合コン業界を牽引している「広告代理店」です! 私は毎年、雑誌などで「合コン四季報」なる企画に携わらせていただくのですが、今年もやはり、広告代理店マンたちの勢いはものすごくて、常にランクインしておりました(笑)。  私も、今まで広告代理店マンとの合コンは、数えきれないほどしてきましたが、まずは会社別に分析してみましょう。  国内広告業界最大手のD社。こちらは言わずと知れた“合コンエリート企業”であり、合コン界でも最大手といって間違いないでしょう(笑)。D社は、入社1年目に先輩方から合コンのイロハを教え込まれるようで、宴会の仕切り方から接待まで、完璧にこなせる名幹事が非常に多く存在します。オリジナルの一気コールやゲームも常に準備万端なので、D社との合コンはワイワイ系のノリで必ず盛り上がりますね。夜の会食をしっかり仕切るというスキルは仕事にとっても非常に重要なことですので、ある意味、昼も夜も仕事熱心だなぁと、本当に尊敬しちゃいます……ビジネスマンの鑑!    続いて、国内広告業界第2位のH社。こちらは打って変わってD社とは合コンの社風も違う。盛り上げ系のD社に対し、どちらかというとH社はしっかりと自己紹介をして、お互いを知り、じっくり話して口説くという傾向が見られます。D社が「ワイワイ系」とするならば、H社は「プレゼン系」とでも言うのでしょうか。とはいえ路線は違えども、やはりH社もD社に負けず劣らず非常に合コン熱心で……こちらもまたビジネスマンの鑑!!    それから合コンに参加する女性陣も、好みのタイプに応じて「D社派」と「H社派」に分かれていたりするので、面白いですね。それこそ、過去に付き合った男性がどちらに勤めていたかで、だいたい好みのノリがわかるという(笑)。  ちなみに国内広告業界第3位のA社はというと、D社とH社をちょうど足して二で割ったような合コンスタイルが見られます。紳士的な中にも、肉食オーラが漂う……まさにロールキャベツ男子といった感じです。もしかすると、女性が一番引っかかりやすいタイプかも!?  ……というように、広告代理店の合コンエピソードは語り尽くせないほど奥深く、「合コン」という文化を創ってきた歴史さえ感じるのは、私だけでしょうか。 D社との合コンを実況!  先日、イベントコンパニオンをしている女友達に誘われて、D社との合コンに参加しました。余談ですが、広告代理店とイベコンって、よく合コンをしているイメージ!  男性陣は、D社の先輩・後輩と関連会社の1名に加え、クライアントさん1名の計4名。雰囲気としては、一応クライアントさんが主賓という感じではありますが、4人とも顔見知りなので、女性陣より少し早めにお店に着いていた男性陣だけで、軽く盛り上がっていましたね。  そこへ女性陣4名が合流し、西麻布らしくシャンパンで乾杯! するとD社の3名は当たり前のように“杯を乾かして”いました。さすがです……(笑)。  自己紹介タイムで、関連会社のA君は「人見知り」だという話に。確かによくしゃべるタイプではなく、女性に対してもおくてっぽい雰囲気は漂っていました。お酒もそんなに強くないそうで、合コンエリート企業のD社の中では、合コン向きではないほうかな? という印象を受けました(とはいっても、きっちり杯は乾かしていましたが……)。基本的にはD社の先輩&後輩コンビの息の合った仕切りで、まんべんなく話を振ったりゲームをしたりして、合コンはかなりの盛り上がりをみせていました。    そして、合コン開始から1時間半が経過すると、カラオケタイムに突入〜! するとクライアントさんが「いつものやってよ!」とD社3人にリクエスト。女性陣は「なんのこっちゃ?」と思っていると、とある女性歌手の歌が流れ出したので、流れでひとりの女子が歌い出すと……ナント! D社の3人がステージに並び、オリジナルの振付けで踊り始めたんです!! その振付けが、3人ともバッチリ合っていて、素人の技とは思えないほど。レパートリーもいくつもあるようで、ショータイムは続きました。クライアントさんはそれを見て、おなかを抱えながら爆笑し、ものすごくご満悦な表情をしていました。    ちなみに、人見知りだという関連会社のA君も、振付けバッチリで踊っていました。お酒弱いのに、杯を乾かし続けてフラフラだったハズなのに……このD社のプロ意識には脱帽でした! きっと、このクライアントさんの心もビジネス的繋がりも、鷲掴みしたに違いない!!  仕事も恋愛もバリバリな広告代理店マンの合コン力は、今もなお健在であると再確認した夜でした。これからも「合コンで経済が活性化する」ことを願いつつ……。  〜広告代理店マンの鉄板口説きフレーズ〜 「次会う時は……飲み会にする? ふたりにする?」    一見「なんじゃそりゃ〜!? 」という遊び人っぽい質問ですが、職業柄飲み会(もとい合コン)の多そうな広告代理店マンが言う分には、大して女性も驚きません。実はこのフレーズって、究極の選択を迫りつつ女性の本心を聞き出せるという、一石二鳥の言葉なんです。「次会うなら、飲み会がいい? それともふたりでデートする?」と聞いてみて、女性が「飲み会がいい」と言えば“友達希望”という意味だし、もし女性が「ふたりで会うほうが良い」と言ったら……脈アリですよ! 合コンで知り合った女性に、是非試してみてくださいね。もしかするとラッキーなことがあるかもしれません(笑)。 (文=絵音) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か? ハウステンボスが公海上でカジノ営業を開始 ユニクロが就職したい会社ランキングに入ってこないワケ ボロ物件で元本割れ、売却もできない…悪徳不動産業者の手口 放射性物質対策万全、コストコ生協の賢い“レジャー的”活用術 短寿命・低価格で凋落したパナソニックとソニーは復活なるか? グループリーグ突破の五輪代表に吹く追い風を分析

競泳の決勝でさえ多数の空席……ロンドン五輪は大丈夫か?

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五輪の旗が飾られたロンドン市街。(「ウィキペディア」より)
 8月1日、「インディペンデント」紙のオリンピック特別版に、「セントラル・ロンドンはガラガラ」という見出しが躍った。  輸送を担当するボランティア・スタッフに、記事について感想を聞くと、「大げさなんだよ。メディアが大げさなのは、君自身がよくわかってるだろ?」と肩をポンと叩かれてしまった。  いつものロンドンの表情を知らないので即断は出来ないが、たしかに中心部では地下鉄やお店も空いている。記事によれば、中心部コベントガーデンの「ポーターズ」というレストランは、11年の7月27日におよそ4000ポンドの売り上げがあったが、1年後の同じ日の売り上げはわずかに1600ポンド。実に60%の落ち込みだ。  そのかわり、オリンピックのメイン会場となっているロンドン東側のストラットフォードは、新しいショッピングモールも併設されて、大繁盛。地下鉄なども東京並みの満員電車だ。  町のにぎわいが東側に移動しているのだが、ロンドン総体で見ると、海外からの観光客の数は減っているという。インディペンデント紙によれば、毎年、この夏の時期には海外から30万人の観光客が訪れるというが、オリンピックを目当てに訪れる人は10万人。観光市場が大幅に細っている。オリンピックは景気を上向かせる魔法の杖とはならなかった。  ただし、各会場の雰囲気は素晴らしい。卓球、柔道会場はほぼ満員。キャパシティが小さいこともあるが、試合の流れに一喜一憂し、観客が試合と一緒に呼吸しているのが伝わってくる。これは北京大会ではなかなか見られなかったものだ。  スポーツに対する理解度が高いのだと思う。  それでも人気競技に空席が目立つのは、チケットの価格設定に問題があったのではないか。陸上はまだチケットが余っているというニュースが流れているし、競泳の決勝でさえ、空席があった。競泳はもっとも高い席が日本円にして5万円を超えており、とても気軽に手を出せる値段ではない。  観客席に学生の姿が少ないのも、少しだけ気になる。その昔、1964年の東京オリンピックの時には、東京近郊では学校単位で競技を見学しにいったという話も聞く。いま、50代、60代の人たちにスポーツファンが多いのも、そうした記憶があるから、と思ったりもする。  オリンピックの計画、そして運営はその国の将来に大きな影響を及ぼしていく。  2020年のオリンピック、東京がどんな計画を練っていくのか気になるところだが、「日本らしさ」や「東京らしさ」を突き詰めていくことがとても重要になる。 (文=生島淳) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) ユニクロが就職したい会社ランキングに入ってこないワケ ハウステンボスが公海上でカジノ営業を開始 ボロ物件で元本割れ、売却もできない…悪徳不動産業者の手口 放射性物質対策万全、コストコ生協の賢い“レジャー的”活用術 短寿命・低価格で凋落したパナソニックとソニーは復活なるか? グループリーグ突破の五輪代表に吹く追い風を分析 “帝王”勝栄二郎財務次官が、強靭な為替介入シフトをしく理由

ユニクロが就職したい会社ランキングに入ってこないワケ

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) ハウステンボスが公海上でカジノ営業を開始 放射性物質対策万全、コストコ生協の賢い“レジャー的”活用術 グループリーグ突破の五輪代表に吹く追い風を分析 ■特にオススメ記事はこちら! ユニクロが就職したい会社ランキングに入ってこないワケ - Business Journal(8月3日)
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(右)「週刊ダイヤモンド 8/4号」
(左)「週刊東洋経済 8/4号」
「週刊東洋経済 8/4号」の大特集は『読書の技法 不安な時代を生き抜く 厳選160冊』。毎年夏の恒例である「ベスト経済書・政治書」とともに、「日本経済」「世界経済・金融」「家族・無縁社会」「現代人の『死に方』」などといった7つの分野で専門家による読書ガイドを掲載している。学者やエコノミストによるアンケートの結果、「ベスト経済書・政治書」の経済書1位は『「失われた20年」と日本経済』(深尾京司著、日本経済新聞出版社刊)、政治書1位には『日本近代史』(坂野潤治著、ちくま新書)となっている。  第二特集は『2013年卒 就活&採用 ブランドランキング300』。日本経済低迷の中で展開された今年の就活&採用活動。ふたを開けてみると、サービス、流通、金融、商社を中心に、新卒採用の求人意欲は旺盛で、就職内定率もアップした模様だという。  2013年卒の採用は、これまでとは2点の違いがあった。1つは前年は10月1日だった就職情報の解禁日が12月1日となり、2カ月ほど短く短期集中となったこと。もう1つは昨年3月に経団連加盟企業が発表した新倫理憲章によるインターンシップの正常化だ。この新倫理憲章によれば、インターンシップとは、就業体験であり、所要日数は5日間以上で、採用選考とは関係がないものとされた。  まず、短期集中になったことに対し、大学側の対応は、12月までに独自の就職ガイダンスや卒業生の経営者、若手社員などを呼んだ就職イベントに取り組んだ大学と、学内説明会さえも企画しなかった大学の2つに分かれた。結果として、就職イベントに取り組んだ旧帝大、旧商大、有名私大は圧倒的な結果を残したという。来年以降の各大学の課題になりそうだ。  また、2点目のインターンシップの正常化によって、短期のインターンシップが減少した。今後ますます採用直結型のインターンシップとなっていくのではないかと見られる。たとえば、毎年ゴールデンウイーク明けの新卒退職者が多いことが悩みだったユニクロは新卒採用過程でインターンシップを必須とした2011年卒、つまり今年の入社組から新卒退職者が減ったのだという。  コラム記事『これがユニクロ流インターンシップだ 通年採用、1年生で内々定も』によれば、ユニクロのインターンシップは、「(店舗内の仕事は)何でもナンバーワンでなければ務まらない」という店長業務を体験する店舗と、経営幹部との対話やグループ討議を軸にした本部とで、計4日間行われる。仕事意識を持ち、本気で取り組んでもらえるように、4万円近い給料も支払われている。このインターンシップの効果は大きく、終了後選考を辞退する学生も多いが、想像以上に店長の業務が奥深いと評価する、相思相愛の学生も残りやすいという。 『2013年卒 就職したい会社ベスト300』では、1位が食品事業と医薬品事業が共同で採用活動を行っている明治グループ。2位は採用ホームページ、会社案内、セミナーなどへの評価が高い三菱東京UFJ銀行。3位は丸紅、4位は伊藤忠商事と商社が占めている。  ちなみに、ライバル誌「週刊ダイヤモンド」は前号7/28号の第二特集で『氷河期を脱した2013年新卒就職戦線』という特集を組んでいた。同様に『2012年 学生が選んだ第6回新卒採用力ランキング』が掲載されているが、その第1位は三菱東京UFJ銀行、2位は日本生命保険、3位は東京海上日動火災保険となっている。  こうしたランキングを見るたびに思うのは、メディアで「世界を狙うカリスマ経営者」として評価されるソフトバンク・孫、マクドナルド・原田、ユニクロ・柳井といった面々の企業が上位に入ってこないことだ。『2013年卒 就職したい会社ベスト300』ではソフトバンク・グループが第224位に入っているのみで、マクドナルド、ユニクロ(ファーストリテイリング)は圏外になっている。  たしかに「就職したい」ランキングは大学生の安定を求める憧れ企業ランキングにすぎないともいえるが、それにしても、マクドナルドやユニクロといった企業の、ワンマン、業績重視のコストカットで過酷……といった社会的な評価が表れているのではないだろうか。これでは各社ともに優秀な人材が入ってこずに、ますますワンマン体制が強化されることになってしまいかねない。 夏休みの家族旅行に使えそうなヒマネタ集 「週刊ダイヤモンド 8/4号」の大特集は『JR VS 私鉄 王者JRを猛追する私鉄』という鉄道特集だ。東京急行電鉄の「渋谷ヒカリエ」オープン、東武鉄道の「東京スカイツリー」開業、西武鉄道創業100年と今年は大手私鉄に勢いがある年だ。  7月24日には、東急東横線と東京地下鉄(メトロ)副都心線との相互直通運転が来年3月16日から開始されることが正式にアナウンスされたばかりだ(現在の東横線渋谷駅は、3月15日の営業を最後に廃止される)。2019年には東横線と相模鉄道の相互直通運転、これに対し、JR東日本も2014年度中には東北縦貫線を完成させ、それまで上野駅止まりだった高崎線・常磐線が東京駅まで乗り入れられることになるなど、これまでのターミナル駅がガラリと変わっていくのだ。  なぜか経済誌は鉄道ネタが大好きで、各誌毎年1回は特集を組んでいる。とくにライバル誌東洋経済は、2011年3/5号『鉄道最前線~JR・私鉄から車両工場まで 80ページ総力特集』  同4/16号『徹底検証 鉄道被災~動き出す復興への道筋』、2012年2/25号『鉄道再起動~新幹線特許からホームドア設置まで鉄道大特集』と年に2冊ペースで出していたほどだ。しかし、東洋経済は12年2/25号の鉄道特集が店頭に並んでいる2月18日に編集長が京浜東北線内の痴漢で逮捕されるという不祥事があり(陰謀説もあったようだが、その後の東洋経済側の反応を見る限り、単なる痴漢に過ぎなかったようだ)、以来、鉄道特集は組まれていなかった。  今回の経済誌的な問題意識は「新幹線延伸とリニア新設に見る巨額投資決定の裏事情」だ。今年は新幹線イヤー。山陽新幹線が開業40周年、東北新幹線と上越新幹線が30周年、山形新幹線20周年、秋田新幹線が15周年なのだ。  今年6月末、税金の無駄づかいといわれながらも整備新幹線3区間の着工が決まった。総投資額は3兆円。民自公の大連立ともいうべき政治的妥協の下で、地元に便益をもたらしたい地方と政治家、予算を獲得・維持したい国土交通省などの思惑が入り乱れ、ドサクサ的に決定した。  整備新幹線とは、国が建設して線路をJRに貸し出すスキームであり、そもそもの財源は税金なのにもかかわらず、国民不在の決定なのだ。さらに、国交省の整備新幹線の試算はズサンで、日本の人口がピークアウトしている現実を見据えたものとはなっていないのだ。そもそも整備新幹線の基本計画が決まったのは1972年のこと。40年を経た整備新幹線計画じたいを見直すべきではないかと指摘している。  いっぽう、税金投入なく、自腹で計画が進むのが、総事業費9兆円ともされるJR東海が進めるリニア中央新幹線だ。開業すれば現行で1時間36分の東京―名古屋は40分。現行で2時間25分の東京―大阪は1時間7分で結ばれるのだ。税金が投入されれば政局に左右されて建設が遅れたり、建設業者を指定されるなど政治に巻き込まれかねない。さらに、税金が投入されると整備新幹線のスキームで計画することになるが、このスキームでは、収益が多いと、国庫への納付額が増える仕組みになっており、儲かる路線を運行してもJR東海には利益が残らなくなってしまうのだ。  このリニア中央新幹線は全国の人口の6割が集中するという肥沃なマーケットを走り、人口減少の影響をいちばん受けにくい。企業としてはドル箱路線は自ら開発して最大のリターンを得ようと考えることになる。ただし、リニア中央新幹線の全線開通予定は2045年とまだ先の話だ。  今回のダイヤモンドの特集は『JR・私鉄が誇る車両・鉄道技術』や『知られざる「鉄道人」の裏側 ローカル線を再生せよ! 6人の公募社長奮闘記』『犯罪から乗客の安全を守る!密着警視庁鉄道警察隊』『鉄道が好きになる魅惑の観光ガイド』といった夏休みの家族旅行で使えそうなヒマネタばかり……。編集部が夏休みに入ってしまったのだろうか。 (文=松井克明/CFP) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) ハウステンボスが公海上でカジノ営業を開始 放射性物質対策万全、コストコ生協の賢い“レジャー的”活用術 グループリーグ突破の五輪代表に吹く追い風を分析 株で成功するための特別な情報?より大切な8:2の法則 【特集】実はブラック?人気企業社員が語る我が社のタブー 電通社員「新人は毎日朝まで伝統“血みどろ”研修in飲み屋」 大阪市職員「公明党より低レベルな維新の会と、クレイジーな市民」

野村社員「部下は監禁・罵倒し、顧客に損さてもノルマは死守」

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7月27日付日経新聞より
とうとう持ち株会社の経営トップ辞任、金融庁からの業務改善命令も間近に迫る事態にまで発展した、野村證券による一連の増資インサイダー事件。この事件は、世に明るみに出た当初から、野村ホールディングス(HD)、同HDの基幹会社である野村證券(以下、野村)の企業風土に、大きな問題があると見る向きは多かった。そこで今回、野村社員の証言をもとに、同社の実態に迫ってみよう。 「野村なら、これくらいやるだろう……というのは野村関係者をはじめ、証券業界ではみな衆目の一致するところ。特段、驚くべきことでもない」(野村社員・A氏)  国内証券では、その企業規模から“証券界のガリバー”として君臨した野村證券をはじめとする野村グループは、金融界でも「何事においても自社有利、コンプライアンス無視の手法を通す」強引な社風で知られている。  そんな野村では、どんな社員が集まり、どのような社員教育が行われているのだろうか?   普通の大学生が、証券業界でも恐れられる“野村マン”になるまでの過程を追い、これまで証券界で数々の問題を引き起こしてきた“ガリバー”の企業風土を、A氏の話を元に、浮き彫りにしてみたい。  体育会系の縦社会的な社風なだけあって、野村では体育会出身者が数多く入社するという。今ではよく知られているが、入社式で新入社員は大声で社歌を愛唱するところから、野村マンとしてのスタートを切る。 「入社式の2日前から研修という名目で合宿があり、ここで社歌を覚えさせられる。昔は入社前の合宿時から、新入社員は指導役の社員から『声が小さい!』と怒鳴られていたというが、私の時は『もうちょっと大きい声で歌おうよ!』くらいだった。そもそも野村に入ってくる社員の多くは、体育会出身かそういうノリなので、この時点で社に嫌気が差す人は少ない」(A氏) A・B・C、隠された階級別採用  A氏によると、野村社員は、かつて総合職と呼ばれた「全域型社員」、同じく一般職と呼ばれた「地域型社員」のいずれかとして採用されるが、新入社員の頃から、いくつかの区分分けが行われている節があるという。 「人や時代によって、多少言い方は異なるが、全域型社員、つまり総合職でも、A採用・B採用・C採用に分かれており、研修後の人事配属でも露骨にこれが反映される。もっとも社員本人は、自分が、どの区分なのかはわからないが、日々嫌でも自覚させられていく」(A氏)  この社員の区分けのうち、A採用のはAは「Alternative」の頭文字で、「誰でも代わりが務まる人材」という意味。陰では「兵隊要員」とも呼ばれる。このA採用が社員の多くを占めることはいうまでもない。  次にB採用。これは、「Brain」のBで、将来の経営幹部要員、もしくはコンピュータに精通しているなど、いわば“頭で仕事をする”人たち。学歴では、東大、京大、早稲田、慶応などの卒業生が多くを占める。  残りのC採用は、「Connection」のCで、何らかのコネのため、人事が採用したといわれる人たちだ。 社畜養成新人研修 「どの採用であっても、入社してから高輪研修センターで2週間ほど行われる新人研修は、いわば自分が“社畜”であることを自覚させる『洗脳教育』の時間。徹底的に“ノムライズム”を叩き込まれる。この段階で音を上げて、会社に見切りをつけようと考えるのは、意外にも高学歴で“頭で仕事”することを期待された人たち。この人たちは、別に野村でなくても、ほかにいくらでも仕事がありますから」(A氏)  この研修は本社の人材開発部が行うのだが、概ね、  (1)自分の意見を主張する者  (2)動作、行動のトロくさい者  (3)高学歴の者 は、指導役の社員から目の敵にされるという。 「上が言ったことには絶対服従、首から下でのご奉公をする人間が可愛がられる。どうしても体育会出身者が幅を利かす。誰がどう見ても指導役の社員が悪いことでも、それに服従しなければならない。もし反論などしたら、始末書を書かされて、長時間“詰め”られる」(A氏) ノムラ伝統の“詰め”文化  この“詰め”るとは、研修なら指導役社員が研修生に、本社や支店などの第一線の現場では上司が部下に、長時間にわたって叱り、人格を否定するほどに罵倒を続けるという意味で用いられる、野村社員なら誰でも知っている言葉だ。  また詰められる理由は、その多くが、まさに“言い掛かり”といえるようなものばかりである。 「朝の挨拶で声が小さかった。字が汚い。なんらかの事情で集合に1分間遅れた……という社員は、指導役や上司の社員に狭い部屋に呼び出されて、延々始末書を書かされるとともに、  『月給ドロボー!』  『今のお前は、ノムラで最も価値のない人間だ!』  『お前はいい加減な人間だが、親もそうなのだろう!』 等罵倒され、思い出すだけでつらい」(A氏)  こうした“詰め”は、その多くが密室で行われる。その理由についてA氏は、「もし訴訟沙汰になっても、誰も証人がいないという状況をつくっておきたかったのかもしれない」と話す。  約2週間の高輪研修センターでの新人研修を終えると、いよいよ現場への配属だ。仮に営業として配属されたとしよう。週・月の単位で、目標、すなわち“ノルマ”の達成を命じられる。  支店などの現場では、新人でもノルマが達成できなければ徹底的に詰められる。もっとも、課長代理クラスでもボロカスに上司から詰められるという。例えばこんな具合だ。 「おい。お前、今月数字できてないだろ。お前の給料分以上の働きはしろよ。それとも俺に何か恨みでもあるのか? 今、ここで言え。『今週中に必ず100万円の数字をつくります』と……」 ノルマのためなら、顧客なんてどうでもよい  ちなみに「数字をつくる」とは「ノルマを達成する」という意味だが、大声でこのような調子で詰められると、何がなんでも達成しなければならない。そうすると営業は、リテール(個人)でもホールセール(法人)でも回転売買に走ることになる。 「リテール、ホールセールの営業では、株や投資信託の売買手数料が収益となる。なので、とにかく顧客にはありとあらゆるセールストークを駆使して、売買を頻繁に行わせる。もし顧客が保有したままなら、これから収益が出るだろうな……という株式銘柄を顧客が持っていても、とにかく売らせて別の銘柄への買い替えを勧める。そうすると売買手数料が手に入る。正直、顧客のことなんて何も考えていない」(A氏)  営業が回転売買を行っているうちはまだいい。これが、直接営業に出ることのない上の役職クラスの社員だとそうもいかない。 「上の役職の社員でも、さらに上の役職者から詰められるので、自己保身から書類を改竄したり、今回発覚したインサイダーのように、“やってはいけないこと”に手を染めてしまう土壌がある」(A氏)  では、インサイダーをはじめ証券業界で“やってはいけないこと”を行うことについて、彼らにはなにがしかの罪の意識や後ろめたさはあるのだろうか? 「ないだろう。上がやれと言ったことは、とにかくやらなければならない。評価されるのはあくまで数字であって、コンプライアンスやCSR(企業における社会的責任)といったものを意識する人間は野村にはいない」(A氏)  野村社員のカラーは、上から言われたことは必ずやり遂げる。もちろんその手段や方法は問わない。しかし、もしそれが社会問題化した場合はどうなるか……ということまでは考えない者がほとんどだという。 「今回表に出たインサイダーの話についても、同期は『バレるなバカ』と言っていた。辞任に追い込まれたトップも、社会的責任を痛感する以前に、『この問題が明るみになった原因の社員をどう詰めるのか』ということしか考えていないはず」(A氏)  ちなみに今回辞任した渡部賢一・野村HD CEOは、A採用だったのだろうか? (構成=編集部) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 大阪市職員「公明党より低レベルな維新の会と、クレイジーな市民」 大手広告代理店Dの“伝説の”合コンをついに実況中継! 【特集】実はブラック?人気企業社員が語る我が社のタブー NHK堀潤アナ注目「パブリック・アクセス」というテレビ革命 フジ月九ドラマにみる、起業・IT企業への偏見? “帝王”勝栄二郎財務次官が、強靭な為替介入シフトをしく理由 短寿命・低価格で凋落したパナソニックとソニーは復活なるか?

野村社員「部下は監禁・罵倒し、顧客に損さてもノルマは死守」

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7月27日付日経新聞より
とうとう持ち株会社の経営トップ辞任、金融庁からの業務改善命令も間近に迫る事態にまで発展した、野村證券による一連の増資インサイダー事件。この事件は、世に明るみに出た当初から、野村ホールディングス(HD)、同HDの基幹会社である野村證券(以下、野村)の企業風土に、大きな問題があると見る向きは多かった。そこで今回、野村社員の証言をもとに、同社の実態に迫ってみよう。 「野村なら、これくらいやるだろう……というのは野村関係者をはじめ、証券業界ではみな衆目の一致するところ。特段、驚くべきことでもない」(野村社員・A氏)  国内証券では、その企業規模から“証券界のガリバー”として君臨した野村證券をはじめとする野村グループは、金融界でも「何事においても自社有利、コンプライアンス無視の手法を通す」強引な社風で知られている。  そんな野村では、どんな社員が集まり、どのような社員教育が行われているのだろうか?   普通の大学生が、証券業界でも恐れられる“野村マン”になるまでの過程を追い、これまで証券界で数々の問題を引き起こしてきた“ガリバー”の企業風土を、A氏の話を元に、浮き彫りにしてみたい。  体育会系の縦社会的な社風なだけあって、野村では体育会出身者が数多く入社するという。今ではよく知られているが、入社式で新入社員は大声で社歌を愛唱するところから、野村マンとしてのスタートを切る。 「入社式の2日前から研修という名目で合宿があり、ここで社歌を覚えさせられる。昔は入社前の合宿時から、新入社員は指導役の社員から『声が小さい!』と怒鳴られていたというが、私の時は『もうちょっと大きい声で歌おうよ!』くらいだった。そもそも野村に入ってくる社員の多くは、体育会出身かそういうノリなので、この時点で社に嫌気が差す人は少ない」(A氏) A・B・C、隠された階級別採用  A氏によると、野村社員は、かつて総合職と呼ばれた「全域型社員」、同じく一般職と呼ばれた「地域型社員」のいずれかとして採用されるが、新入社員の頃から、いくつかの区分分けが行われている節があるという。 「人や時代によって、多少言い方は異なるが、全域型社員、つまり総合職でも、A採用・B採用・C採用に分かれており、研修後の人事配属でも露骨にこれが反映される。もっとも社員本人は、自分が、どの区分なのかはわからないが、日々嫌でも自覚させられていく」(A氏)  この社員の区分けのうち、A採用のはAは「Alternative」の頭文字で、「誰でも代わりが務まる人材」という意味。陰では「兵隊要員」とも呼ばれる。このA採用が社員の多くを占めることはいうまでもない。  次にB採用。これは、「Brain」のBで、将来の経営幹部要員、もしくはコンピュータに精通しているなど、いわば“頭で仕事をする”人たち。学歴では、東大、京大、早稲田、慶応などの卒業生が多くを占める。  残りのC採用は、「Connection」のCで、何らかのコネのため、人事が採用したといわれる人たちだ。 社畜養成新人研修 「どの採用であっても、入社してから高輪研修センターで2週間ほど行われる新人研修は、いわば自分が“社畜”であることを自覚させる『洗脳教育』の時間。徹底的に“ノムライズム”を叩き込まれる。この段階で音を上げて、会社に見切りをつけようと考えるのは、意外にも高学歴で“頭で仕事”することを期待された人たち。この人たちは、別に野村でなくても、ほかにいくらでも仕事がありますから」(A氏)  この研修は本社の人材開発部が行うのだが、概ね、  (1)自分の意見を主張する者  (2)動作、行動のトロくさい者  (3)高学歴の者 は、指導役の社員から目の敵にされるという。 「上が言ったことには絶対服従、首から下でのご奉公をする人間が可愛がられる。どうしても体育会出身者が幅を利かす。誰がどう見ても指導役の社員が悪いことでも、それに服従しなければならない。もし反論などしたら、始末書を書かされて、長時間“詰め”られる」(A氏) ノムラ伝統の“詰め”文化  この“詰め”るとは、研修なら指導役社員が研修生に、本社や支店などの第一線の現場では上司が部下に、長時間にわたって叱り、人格を否定するほどに罵倒を続けるという意味で用いられる、野村社員なら誰でも知っている言葉だ。  また詰められる理由は、その多くが、まさに“言い掛かり”といえるようなものばかりである。 「朝の挨拶で声が小さかった。字が汚い。なんらかの事情で集合に1分間遅れた……という社員は、指導役や上司の社員に狭い部屋に呼び出されて、延々始末書を書かされるとともに、  『月給ドロボー!』  『今のお前は、ノムラで最も価値のない人間だ!』  『お前はいい加減な人間だが、親もそうなのだろう!』 等罵倒され、思い出すだけでつらい」(A氏)  こうした“詰め”は、その多くが密室で行われる。その理由についてA氏は、「もし訴訟沙汰になっても、誰も証人がいないという状況をつくっておきたかったのかもしれない」と話す。  約2週間の高輪研修センターでの新人研修を終えると、いよいよ現場への配属だ。仮に営業として配属されたとしよう。週・月の単位で、目標、すなわち“ノルマ”の達成を命じられる。  支店などの現場では、新人でもノルマが達成できなければ徹底的に詰められる。もっとも、課長代理クラスでもボロカスに上司から詰められるという。例えばこんな具合だ。 「おい。お前、今月数字できてないだろ。お前の給料分以上の働きはしろよ。それとも俺に何か恨みでもあるのか? 今、ここで言え。『今週中に必ず100万円の数字をつくります』と……」 ノルマのためなら、顧客なんてどうでもよい  ちなみに「数字をつくる」とは「ノルマを達成する」という意味だが、大声でこのような調子で詰められると、何がなんでも達成しなければならない。そうすると営業は、リテール(個人)でもホールセール(法人)でも回転売買に走ることになる。 「リテール、ホールセールの営業では、株や投資信託の売買手数料が収益となる。なので、とにかく顧客にはありとあらゆるセールストークを駆使して、売買を頻繁に行わせる。もし顧客が保有したままなら、これから収益が出るだろうな……という株式銘柄を顧客が持っていても、とにかく売らせて別の銘柄への買い替えを勧める。そうすると売買手数料が手に入る。正直、顧客のことなんて何も考えていない」(A氏)  営業が回転売買を行っているうちはまだいい。これが、直接営業に出ることのない上の役職クラスの社員だとそうもいかない。 「上の役職の社員でも、さらに上の役職者から詰められるので、自己保身から書類を改竄したり、今回発覚したインサイダーのように、“やってはいけないこと”に手を染めてしまう土壌がある」(A氏)  では、インサイダーをはじめ証券業界で“やってはいけないこと”を行うことについて、彼らにはなにがしかの罪の意識や後ろめたさはあるのだろうか? 「ないだろう。上がやれと言ったことは、とにかくやらなければならない。評価されるのはあくまで数字であって、コンプライアンスやCSR(企業における社会的責任)といったものを意識する人間は野村にはいない」(A氏)  野村社員のカラーは、上から言われたことは必ずやり遂げる。もちろんその手段や方法は問わない。しかし、もしそれが社会問題化した場合はどうなるか……ということまでは考えない者がほとんどだという。 「今回表に出たインサイダーの話についても、同期は『バレるなバカ』と言っていた。辞任に追い込まれたトップも、社会的責任を痛感する以前に、『この問題が明るみになった原因の社員をどう詰めるのか』ということしか考えていないはず」(A氏)  ちなみに今回辞任した渡部賢一・野村HD CEOは、A採用だったのだろうか? (構成=編集部) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 大阪市職員「公明党より低レベルな維新の会と、クレイジーな市民」 大手広告代理店Dの“伝説の”合コンをついに実況中継! 【特集】実はブラック?人気企業社員が語る我が社のタブー NHK堀潤アナ注目「パブリック・アクセス」というテレビ革命 フジ月九ドラマにみる、起業・IT企業への偏見? “帝王”勝栄二郎財務次官が、強靭な為替介入シフトをしく理由 短寿命・低価格で凋落したパナソニックとソニーは復活なるか?