「極度のスカトロ好き疑惑も!?」“3人目の熟女”奈美悦子にアプローチのピース・綾部祐二は大丈夫か

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公式ブログ「ピース綾部『蛇』」より
 女優の奈美悦子が14日放送された日本テレビ系『行列のできる法律相談所』に出演し、お笑いコンビのピース・綾部祐二から最近、アプローチされていたことを明かした。綾部をめぐる「3人目の熟女」となる。これに対し、綾部は「どうにかなるんじゃないかなと思った」と思わず本音を漏らすなど、しどろもどろだった。  綾部といえば熟女好きで知られるが、8月に元横綱若貴兄弟の母親でタレントの藤田紀子との熱愛疑惑が報じられ、昨年のクリスマスイブには女優の五月みどりとデートしたことも明らかになっている。 「まさに、熟女なら誰でもいいのか、といった体ですね(笑)。藤田との熱愛疑惑が報じられた当初は売名やネタかと思われましたが、どうやらガチのようです。それにしても、熟女と見れば見境なくアプローチしているわけですから不誠実ですよね。それに、綾部には“変態”との悪評もあります」(週刊誌記者)  一部週刊誌でも報じられているが、綾部には「極度のスカトロ好き疑惑」があり、これまで親しい芸人仲間が深夜番組やイベントなどで何度も暴露しているという。藤田との交際が発展しないのも、綾部のスカトロ好きに藤田が難色を示しているから、との説もある。 「報道によると、芸人仲間の間では綾部は本物の変態という見解で一致しているようですからね。都内のSMクラブの常連で、熟女女王様とのスカトロプレイを楽しんでいるそうですよ」(同)  ネット掲示板などでは、「話題作りに必死w」「マジキチすぐるw」「ここまでやられると誰でもいいんだなっていう気持ち悪さしか残らない」「こいつは何のために何がしたくて仕事してんの?」といった具合に、綾部への悪評が相次いでいる。  熟女好きでスカトロ好きの変態――こうしたマニアックな嗜好が暴露され続けると、綾部とピースのタレント生命に悪影響を及ぼさないのか、ちょっと心配になってくる。

「ピース綾部との熱愛も自らリーク!?」“エネルギッシュな64歳”藤田紀子 そのパワーの源泉とは

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藤田紀子オフィシャルブログ
 ピースの綾部祐二と若貴の母・藤田紀子さんの熱愛報道が、予想以上に芸能マスコミを賑わしている。というのも、綾部の「熟女好き」はこれまで“しょせんネタ”と思われていたのだが、今回、紀子さんの住むマンションに通う決定的瞬間を「週刊ポスト」(小学館)がスクープ。綾部本人に熱愛関係は否定されつつも、30歳の年の差交際が事実であることを認めさせてしまったからだ。  もっとも今回の熱愛については、紀子さんがリードし仕掛けた結果との見方も飛び交っている。 「綾部は立場上、自分のほうが好きだったように振る舞っているが、実際は紀子さんが熱烈なアプローチをしていたようです。報道の出方も不自然で、普段、張り込みなんてほとんどやらない『ポスト』がこんな写真を撮れたというのは、当事者に近いところからピンポイントで情報がもたらされたとしか思えない。しかも、記事の陣頭指揮を執ったのは、U記者らしいですからね。U記者は、20年前から二子山部屋に食い込んでいる記者で、とりわけ紀子さんとは近い。実際、このU記者の存在があるため、『ポスト』はこれまで二子山部屋や紀子さんのスキャンダルをほとんど記事にしてこなかったんです。そんな雑誌が今回、記事にしたということは……」(週刊誌記者)  いずれにしても、紀子さんが綾部との恋に積極的であることは間違いないようで、「ポスト」やワイドショーの取材に対しても、表向き熱愛は否定しながら、関係をほのめかすようなコメントを連発している。  64歳にして息子より年下の男性に恋に落ち、実際に相手をゲットし、さらには世間にその関係を認めさせてしまう。その旺盛なエネルギーと衰えぬ女としての魅力には感服させられるが、実は紀子さん、過去にも年下男性と何回かウワサになったことがある。  ひとりは、15歳年下のM医師。当時の夫・二子山親方の主治医だった男性だが、今から10年ほど前に二子山部屋に連泊させたことを「女性自身」(光文社)にスッパ抜かれ、その後、二子山親方との離婚劇に発展していったことをご記憶の読者も多いはずだ。  もうひとり、こちらはほとんど報道されたことはないが、ノンフィクション作家の小林照幸氏ともウワサになったことがある。小林氏といえば、最年少で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した気鋭の作家だが、1996年から2001年まで二子山部屋の後援会機関紙「二子山ファミリーニュース」の編集人を務めるなど、二子山部屋や紀子さんと密接な関係をもっていた。 「最初は取材がきっかけだったようですが、紀子さんが小林さんのことを気に入って、いろんな仕事を頼んだり、相談をするようになったんですね。若乃花の自伝『独白~ストロング・スピリット』(文藝春秋)にも解説文を書かせてますし、力士のインタビューやゴーストライターなどでも、しょっちゅう小林さんを指名していた。とにかく紀子さんのかわいがりようはすごくて、人前でも“テルテル”なんて呼んでいたほど。そんなことから若い衆の間で『あの二人はデキてるんじゃないか』なんてウワサが立ったんです」(ベテラン相撲担当記者)  当時、紀子さんが50歳で、小林氏は30歳。本当に関係があったかどうかはともかく、興味深いのはこの小林氏が二子山部屋と密接な関係をもち始めた少し後、今回の事態を予見するような本を書いていることだ。  小林氏は、2000年ごろから熟年のセックスをテーマに取材活動を開始。『熟年性革命報告』『熟年恋愛講座』『熟年恋愛革命』(いずれも文春新書)と立て続けに本を出版しているのだが、その中で、さまざまな学術報告や科学的データをもとに、65歳以上の高齢者にも性欲があり、性行動も可能であることを報告。団塊の世代が65歳になったら、老人が恋愛やセックスを謳歌する時代が来ることを指摘しているのだ。  さらに、昨年上梓した『アンチエイジングSEX その傾向と対策』(同)では、60歳以上の男女2,000人へ行ったSEXアンケートの内容を公開。老齢期に差しかかったその団塊の世代の積極的な性生活も、赤裸々に記述している。  “出会い系サイトで知り合った30歳年下とラブホで”とSEX経験を語る65歳の女性、60歳以後に複数のセフレを抱え、2週間に1~2回、息子の年齢の男性らと交わっているという女性……。そして、さまざまなケースを紹介した後、小林氏はこう結論付けている。「老いのセックスは高齢社会、無縁社会の希望である」と。  二人の関係を考えれば、小林氏のこうした著作は当然、紀子さんにも贈本されているはずだ。まさに団塊の世代で老齢期に差しかかろうとしている紀子さんがこれらの本に勇気づけられて、綾部との熱愛に走ったとは考えられないだろうか。いや、それとも、紀子さんと知り合い、その魅力に触れた経験が、小林氏のこうした著作に反映されているのか。  いずれにしても、かつてかわいがっていた年下男性が書いたこの本を読めば、64歳にしてなお、女性としての欲望を失わず、男を虜にし続ける紀子さんのパワーの源泉がわかるかもしれない。 (文=須田林)

「ピース綾部との熱愛も自らリーク!?」“エネルギッシュな64歳”藤田紀子 そのパワーの源泉とは

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藤田紀子オフィシャルブログ
 ピースの綾部祐二と若貴の母・藤田紀子さんの熱愛報道が、予想以上に芸能マスコミを賑わしている。というのも、綾部の「熟女好き」はこれまで“しょせんネタ”と思われていたのだが、今回、紀子さんの住むマンションに通う決定的瞬間を「週刊ポスト」(小学館)がスクープ。綾部本人に熱愛関係は否定されつつも、30歳の年の差交際が事実であることを認めさせてしまったからだ。  もっとも今回の熱愛については、紀子さんがリードし仕掛けた結果との見方も飛び交っている。 「綾部は立場上、自分のほうが好きだったように振る舞っているが、実際は紀子さんが熱烈なアプローチをしていたようです。報道の出方も不自然で、普段、張り込みなんてほとんどやらない『ポスト』がこんな写真を撮れたというのは、当事者に近いところからピンポイントで情報がもたらされたとしか思えない。しかも、記事の陣頭指揮を執ったのは、U記者らしいですからね。U記者は、20年前から二子山部屋に食い込んでいる記者で、とりわけ紀子さんとは近い。実際、このU記者の存在があるため、『ポスト』はこれまで二子山部屋や紀子さんのスキャンダルをほとんど記事にしてこなかったんです。そんな雑誌が今回、記事にしたということは……」(週刊誌記者)  いずれにしても、紀子さんが綾部との恋に積極的であることは間違いないようで、「ポスト」やワイドショーの取材に対しても、表向き熱愛は否定しながら、関係をほのめかすようなコメントを連発している。  64歳にして息子より年下の男性に恋に落ち、実際に相手をゲットし、さらには世間にその関係を認めさせてしまう。その旺盛なエネルギーと衰えぬ女としての魅力には感服させられるが、実は紀子さん、過去にも年下男性と何回かウワサになったことがある。  ひとりは、15歳年下のM医師。当時の夫・二子山親方の主治医だった男性だが、今から10年ほど前に二子山部屋に連泊させたことを「女性自身」(光文社)にスッパ抜かれ、その後、二子山親方との離婚劇に発展していったことをご記憶の読者も多いはずだ。  もうひとり、こちらはほとんど報道されたことはないが、ノンフィクション作家の小林照幸氏ともウワサになったことがある。小林氏といえば、最年少で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した気鋭の作家だが、1996年から2001年まで二子山部屋の後援会機関紙「二子山ファミリーニュース」の編集人を務めるなど、二子山部屋や紀子さんと密接な関係をもっていた。 「最初は取材がきっかけだったようですが、紀子さんが小林さんのことを気に入って、いろんな仕事を頼んだり、相談をするようになったんですね。若乃花の自伝『独白~ストロング・スピリット』(文藝春秋)にも解説文を書かせてますし、力士のインタビューやゴーストライターなどでも、しょっちゅう小林さんを指名していた。とにかく紀子さんのかわいがりようはすごくて、人前でも“テルテル”なんて呼んでいたほど。そんなことから若い衆の間で『あの二人はデキてるんじゃないか』なんてウワサが立ったんです」(ベテラン相撲担当記者)  当時、紀子さんが50歳で、小林氏は30歳。本当に関係があったかどうかはともかく、興味深いのはこの小林氏が二子山部屋と密接な関係をもち始めた少し後、今回の事態を予見するような本を書いていることだ。  小林氏は、2000年ごろから熟年のセックスをテーマに取材活動を開始。『熟年性革命報告』『熟年恋愛講座』『熟年恋愛革命』(いずれも文春新書)と立て続けに本を出版しているのだが、その中で、さまざまな学術報告や科学的データをもとに、65歳以上の高齢者にも性欲があり、性行動も可能であることを報告。団塊の世代が65歳になったら、老人が恋愛やセックスを謳歌する時代が来ることを指摘しているのだ。  さらに、昨年上梓した『アンチエイジングSEX その傾向と対策』(同)では、60歳以上の男女2,000人へ行ったSEXアンケートの内容を公開。老齢期に差しかかったその団塊の世代の積極的な性生活も、赤裸々に記述している。  “出会い系サイトで知り合った30歳年下とラブホで”とSEX経験を語る65歳の女性、60歳以後に複数のセフレを抱え、2週間に1~2回、息子の年齢の男性らと交わっているという女性……。そして、さまざまなケースを紹介した後、小林氏はこう結論付けている。「老いのセックスは高齢社会、無縁社会の希望である」と。  二人の関係を考えれば、小林氏のこうした著作は当然、紀子さんにも贈本されているはずだ。まさに団塊の世代で老齢期に差しかかろうとしている紀子さんがこれらの本に勇気づけられて、綾部との熱愛に走ったとは考えられないだろうか。いや、それとも、紀子さんと知り合い、その魅力に触れた経験が、小林氏のこうした著作に反映されているのか。  いずれにしても、かつてかわいがっていた年下男性が書いたこの本を読めば、64歳にしてなお、女性としての欲望を失わず、男を虜にし続ける紀子さんのパワーの源泉がわかるかもしれない。 (文=須田林)

「ピース綾部との熱愛も自らリーク!?」“エネルギッシュな64歳”藤田紀子 そのパワーの源泉とは

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藤田紀子オフィシャルブログ
 ピースの綾部祐二と若貴の母・藤田紀子さんの熱愛報道が、予想以上に芸能マスコミを賑わしている。というのも、綾部の「熟女好き」はこれまで“しょせんネタ”と思われていたのだが、今回、紀子さんの住むマンションに通う決定的瞬間を「週刊ポスト」(小学館)がスクープ。綾部本人に熱愛関係は否定されつつも、30歳の年の差交際が事実であることを認めさせてしまったからだ。  もっとも今回の熱愛については、紀子さんがリードし仕掛けた結果との見方も飛び交っている。 「綾部は立場上、自分のほうが好きだったように振る舞っているが、実際は紀子さんが熱烈なアプローチをしていたようです。報道の出方も不自然で、普段、張り込みなんてほとんどやらない『ポスト』がこんな写真を撮れたというのは、当事者に近いところからピンポイントで情報がもたらされたとしか思えない。しかも、記事の陣頭指揮を執ったのは、U記者らしいですからね。U記者は、20年前から二子山部屋に食い込んでいる記者で、とりわけ紀子さんとは近い。実際、このU記者の存在があるため、『ポスト』はこれまで二子山部屋や紀子さんのスキャンダルをほとんど記事にしてこなかったんです。そんな雑誌が今回、記事にしたということは……」(週刊誌記者)  いずれにしても、紀子さんが綾部との恋に積極的であることは間違いないようで、「ポスト」やワイドショーの取材に対しても、表向き熱愛は否定しながら、関係をほのめかすようなコメントを連発している。  64歳にして息子より年下の男性に恋に落ち、実際に相手をゲットし、さらには世間にその関係を認めさせてしまう。その旺盛なエネルギーと衰えぬ女としての魅力には感服させられるが、実は紀子さん、過去にも年下男性と何回かウワサになったことがある。  ひとりは、15歳年下のM医師。当時の夫・二子山親方の主治医だった男性だが、今から10年ほど前に二子山部屋に連泊させたことを「女性自身」(光文社)にスッパ抜かれ、その後、二子山親方との離婚劇に発展していったことをご記憶の読者も多いはずだ。  もうひとり、こちらはほとんど報道されたことはないが、ノンフィクション作家の小林照幸氏ともウワサになったことがある。小林氏といえば、最年少で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した気鋭の作家だが、1996年から2001年まで二子山部屋の後援会機関紙「二子山ファミリーニュース」の編集人を務めるなど、二子山部屋や紀子さんと密接な関係をもっていた。 「最初は取材がきっかけだったようですが、紀子さんが小林さんのことを気に入って、いろんな仕事を頼んだり、相談をするようになったんですね。若乃花の自伝『独白~ストロング・スピリット』(文藝春秋)にも解説文を書かせてますし、力士のインタビューやゴーストライターなどでも、しょっちゅう小林さんを指名していた。とにかく紀子さんのかわいがりようはすごくて、人前でも“テルテル”なんて呼んでいたほど。そんなことから若い衆の間で『あの二人はデキてるんじゃないか』なんてウワサが立ったんです」(ベテラン相撲担当記者)  当時、紀子さんが50歳で、小林氏は30歳。本当に関係があったかどうかはともかく、興味深いのはこの小林氏が二子山部屋と密接な関係をもち始めた少し後、今回の事態を予見するような本を書いていることだ。  小林氏は、2000年ごろから熟年のセックスをテーマに取材活動を開始。『熟年性革命報告』『熟年恋愛講座』『熟年恋愛革命』(いずれも文春新書)と立て続けに本を出版しているのだが、その中で、さまざまな学術報告や科学的データをもとに、65歳以上の高齢者にも性欲があり、性行動も可能であることを報告。団塊の世代が65歳になったら、老人が恋愛やセックスを謳歌する時代が来ることを指摘しているのだ。  さらに、昨年上梓した『アンチエイジングSEX その傾向と対策』(同)では、60歳以上の男女2,000人へ行ったSEXアンケートの内容を公開。老齢期に差しかかったその団塊の世代の積極的な性生活も、赤裸々に記述している。  “出会い系サイトで知り合った30歳年下とラブホで”とSEX経験を語る65歳の女性、60歳以後に複数のセフレを抱え、2週間に1~2回、息子の年齢の男性らと交わっているという女性……。そして、さまざまなケースを紹介した後、小林氏はこう結論付けている。「老いのセックスは高齢社会、無縁社会の希望である」と。  二人の関係を考えれば、小林氏のこうした著作は当然、紀子さんにも贈本されているはずだ。まさに団塊の世代で老齢期に差しかかろうとしている紀子さんがこれらの本に勇気づけられて、綾部との熱愛に走ったとは考えられないだろうか。いや、それとも、紀子さんと知り合い、その魅力に触れた経験が、小林氏のこうした著作に反映されているのか。  いずれにしても、かつてかわいがっていた年下男性が書いたこの本を読めば、64歳にしてなお、女性としての欲望を失わず、男を虜にし続ける紀子さんのパワーの源泉がわかるかもしれない。 (文=須田林)

シャープ経営危機を招いた、成功体験と3年前の過ち?

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 松本大「尖閣上陸中国人が自国旗を燃した!?にみるネットの可能性」 危険な位置情報とグーグルマップを合わせた現在地特定サイト なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか? ■特にオススメ記事はこちら! シャープ経営危機を招いた、成功体験と3年前の過ち? - Business Journal(8月23日)
週刊ダイヤモンド(ダイヤモンド社/8月25日号)
先端技術への投資が“カネ食い虫”?  半導体(DRAM)、パソコン、家電、液晶テレビ、有機EL、太陽電池など、先端産業の寿命が年々短くなっている。  先端産業の寿命が、少なくとも30~40年は続くだろうといわれていたのは10年前のこと。グロ-バル競争の激しい現在、厳しい価格競争の影響を受けて、いまやこれら産業の寿命は10~20年と、半分にまで短縮されている。特にエレクトロニクス産業でこの傾向は著しく、このため、最近10~20年間での業界トップ企業の栄枯盛衰は目まぐるしい。  しかし、半導体でも、家電でも、液晶でも、新技術・新製品を開発して市場に送り出し、それらが利益を上げて主力事業にまで育つのに、30年以上はかかる。よって、苦労してやっと利益が出せる段階になったと思った途端、激しいグロ-バル競争や低価格競争にさらされて、技術・製品の陳腐化(コモディティ化)が急速に進み、わずか10年ちょっとで業界や産業の衰退が始まるとなると、企業にとって先端事業への投資回収は、ただの“金食い虫”となる。  今、これら先端産業では、従来の常識を超える猛スピ-ドで「産業寿命の短縮化(短命化)」が進んでおり、国内でこれらの業界・産業の存続が維持できなくなり、半導体のDRAM、家電の薄型テレビ、パソコンなどのように、ある日突然が消滅する「産業の突然死」すら起こっている。 突然死する日本企業たち  “最後の日の丸半導体”として生き残りが期待された、エルピ-ダメモリの破綻に見られるように、半導体産業の崩壊、パナソニック、ソニ-、シャ-プなど日本の家電メ-カ-の総崩れ、そして今はシャ-プの経営危機と、日本の液晶産業の衰退が急速に進んでいる。おそらく、いま注目を集める有機ELや太陽電池などは、液晶以上に産業の寿命が短いだろう。  先端産業の寿命の短縮化や突然死がこれだけ早く、ドラスチックに起こることを、各企業の経営トップは本当に事前に予測できなかったのか?   もし予測できなかったとしたら、なぜできなかったのか?  さらに、経営トップの判断ミスや舵取りの失敗はなかったのか?  いずれにしても、これらの問題をきちんと検証しないと、また同じ誤ちを繰り返すことになる。 生き残ったGEの選択  今から30年ほど前、これから訪れるグロ-バル市場での熾烈な生き残り競争を予測して、米国GE(ゼネラル・エレクトリック)のカリスマ経営者として知られるジャック・ウェルチ元会長は、「グロ-バル競争となれば、新興国の激しい追い上げで厳しい価格競争にさらされ、先端産業といえども産業の寿命はますます短くなる。企業の栄枯盛衰はそれ以上に厳しく、そのため、世界で1位か2位になれない事業からは撤退する」と予言的に語っていた。グロ-バル市場では世界上位の1位か2位でないと、価格主導権や競争優位を確保できないからだ。  彼は社長就任後間もなく、史上最高額で買収したRCAの家電部門をフランスのトムソン社に売却して、家電部門から撤退した。ウェルチの頭にあったのは、どんなに新技術・先端事業といえども、ひとたび価格競争に陥れば技術・製品の陳腐化は加速度的に進み、産業の衰退が予想を超えるスピ-ドで進行することだ。経営者は、いち早くその見極めと決断が必要になる。  現在のシャ-プの経営危機を見ると、経営トップの判断ミスと失敗が非常に大きいように思われる。  数年前までは、日本の液晶産業は隆盛を誇っていた。そのため、シャ-プに限らず家電メ-カ-の経営層は「日本の液晶技術は世界トップの先端技術であり、技術の優位性はしばらく揺るがない」と考えていた。実は、ここに大きな落とし穴があった。およそ産業がピ-ク(隆盛)に達した頃には、それを支える中核技術は他社がいつでも、容易に真似できるまでに陳腐化が相当程度進んでいると考えてよい。 シャープ経営陣の甘い認識  液晶産業でいえば、規模の利益が端的に表れ、低価格競争にさらされやすい液晶パネル業界はその代表例である。まさしくウェルチのいう世界で1位か2位しか生き残れない業界に変質していたのだ。シャ-プの経営者は、こうした厳しい認識が欠けていた。  コモディティ化が進む液晶パネルでは、技術・製品の差別化が難しいため、いきおい膨大な設備投資と厳しい低価格の競争を強いられる。サムスン電子など韓国メ-カ-や、ホンハイなどの台湾メ-カ-は、国内市場が小さいため、初めからグロ-バル市場での生き残りを想定している。また、オ-ナ-経営者であるから、サラリ-マン経営者なら逡巡するリスクのある大型の設備投資も迅速に意思決定でき、グロ-バルなマ-ケティング・販売・調達体制も他社に先駆けて整えることができた。  これらは、日本の経営トップにはとてもできない芸当であった(逆に言えば、オ-ナ-企業は経営者の能力次第でどうにでもなり、それが強みにも弱みにもなる)。  シャ-プはもともと海外市場での事業展開が弱く、その分、国内市場の依存度が高いため、グロ-バル市場での大量販売を想定した規模の利益を生かした価格競争に打って出ることができなかった。 液晶への熱い思い  シャ-プの経営の失敗でもう一つ大きな点は、液晶技術への思い入れがあまりに強かったことだ。液晶技術は確かにシャ-プの成長と発展を支えた中核技術であり、そのため経営者から社員まで液晶技術への熱い思い入れと自信を持っていた。それが皮肉にも、液晶技術や液晶事業の寿命を、覚めた目で客観視することを妨げた。  確かに、シャ-プは日本の液晶技術・液晶産業を牽引してきたリ-ディングカンパニ-であった、といっても決して過言ではない。  その原点は、1970年当時の佐伯旭社長が、「シャ-プ100年の計のため千里より天理へ」と、大阪万博に出展するための資金を天理の半導体工場や研究所建設に振り向けて、技術のシャ-プの基礎を築いた。それをベ-スに佐伯社長の娘婿・町田勝彦氏が4代目社長に就き、液晶技術の開発と液晶事業の展開に経営資源を集中投入した。それは技術的にも、事業的にも大成功を収め、特に主力の三重県・亀山工場は液晶工場の先端モデルとして世間の注目を集めた。 成功の罠  こうした取り組みが、同社の成長と発展を支えたことは間違いない。しかし、そこにも落とし穴があった。亀山工場や液晶事業の成功が「液晶技術や液晶事業がこれからも同社の発展を支え、ずっと続いていくだろう」と錯覚した。それが成功の罠であり、同社の経営陣もその罠に陥った。  町田元社長も、片山幹雄前社長も、  「液晶の隆盛は、しばらく揺るがない。液晶に代わる次世代技術(ポスト液晶)は液晶である」 とまで言っていたが、液晶産業がピ-クを迎える頃には、それを支える中核技術はすでに陳腐化が急速に進んでいたのだ。 社運を賭けた大型投資という過ち  厳しい見方をすれば、同社が09年に社運を賭けて行った大阪・堺工場への大型投資は、すでにピ-クを過ぎた液晶パネル事業への、時機遅れの過分な事業投資であったともいえる。結果論ではあるが、やはり経営の判断ミスであろう。好意的に考えれば、「シャ-プのプリンス」と期待されて社長に就いた片山前社長にとって、液晶事業に代わる技術・産業の必要性を感じていたとしても、町田元社長の成功があまりにも大きかったため、その経営方針の否定につながる、液晶に代わる新たな事業方針を打ち出すことはとてもできなかっただろう。  新社長に就いた奥田隆司社長にとって、大変苦しい選択にはなるが「シャ-プの再建は、町田・片山路線の見直しと否定から出発するしかないであろう」と思われる。  量産型の製造利益の確保は提携相手のホンハイに譲り、シャ-プは長年にわたってこれまで築いてきた高いブランドバリュ-、他社が容易に真似できない独創的な先端技術(UA2技術、IGZO技術など)、スマ-トで洗練されたデザイン、グロ-バル市場を意識したマ-ケティング力で利益を稼ぐことのできる分野に、経営資源を集中すべきであろう。  シャープ創業者の早川徳次氏は、「他社に真似される企業になれ」といったが、同社はこれまでに、世界最初とか世界一といった技術や製品を数多く生み出した実績がある。そうしたDNAを生かして、ブランド・デザイン・技術・マ-ケティングで独自の開発利益を獲得できる企業として、生き残りを図るのが経営再建の道のように思える。 (文=野口恒/ジャーナリスト) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 松本大「尖閣上陸中国人が自国旗を燃した!?にみるネットの可能性」 危険な位置情報とグーグルマップを合わせた現在地特定サイト なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか? 北越紀州と大王統合で製紙業界に第3位連合 背後には三菱? 最大手生協を潰してネットスーパーを制すのはセブンか楽天か? まるで探偵!? 新オレオレ詐欺は家族情報を調べあげて実行 ゼネコンを次々とのみ込む大和ハウスが鹿島を超える日

シャープ経営危機を招いた、成功体験と3年前の過ち?

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週刊ダイヤモンド(ダイヤモンド社/8月25日号)
先端技術への投資が“カネ食い虫”?  半導体(DRAM)、パソコン、家電、液晶テレビ、有機EL、太陽電池など、先端産業の寿命が年々短くなっている。  先端産業の寿命が、少なくとも30~40年は続くだろうといわれていたのは10年前のこと。グロ-バル競争の激しい現在、厳しい価格競争の影響を受けて、いまやこれら産業の寿命は10~20年と、半分にまで短縮されている。特にエレクトロニクス産業でこの傾向は著しく、このため、最近10~20年間での業界トップ企業の栄枯盛衰は目まぐるしい。  しかし、半導体でも、家電でも、液晶でも、新技術・新製品を開発して市場に送り出し、それらが利益を上げて主力事業にまで育つのに、30年以上はかかる。よって、苦労してやっと利益が出せる段階になったと思った途端、激しいグロ-バル競争や低価格競争にさらされて、技術・製品の陳腐化(コモディティ化)が急速に進み、わずか10年ちょっとで業界や産業の衰退が始まるとなると、企業にとって先端事業への投資回収は、ただの“金食い虫”となる。  今、これら先端産業では、従来の常識を超える猛スピ-ドで「産業寿命の短縮化(短命化)」が進んでおり、国内でこれらの業界・産業の存続が維持できなくなり、半導体のDRAM、家電の薄型テレビ、パソコンなどのように、ある日突然が消滅する「産業の突然死」すら起こっている。 突然死する日本企業たち  “最後の日の丸半導体”として生き残りが期待された、エルピ-ダメモリの破綻に見られるように、半導体産業の崩壊、パナソニック、ソニ-、シャ-プなど日本の家電メ-カ-の総崩れ、そして今はシャ-プの経営危機と、日本の液晶産業の衰退が急速に進んでいる。おそらく、いま注目を集める有機ELや太陽電池などは、液晶以上に産業の寿命が短いだろう。  先端産業の寿命の短縮化や突然死がこれだけ早く、ドラスチックに起こることを、各企業の経営トップは本当に事前に予測できなかったのか?   もし予測できなかったとしたら、なぜできなかったのか?  さらに、経営トップの判断ミスや舵取りの失敗はなかったのか?  いずれにしても、これらの問題をきちんと検証しないと、また同じ誤ちを繰り返すことになる。 生き残ったGEの選択  今から30年ほど前、これから訪れるグロ-バル市場での熾烈な生き残り競争を予測して、米国GE(ゼネラル・エレクトリック)のカリスマ経営者として知られるジャック・ウェルチ元会長は、「グロ-バル競争となれば、新興国の激しい追い上げで厳しい価格競争にさらされ、先端産業といえども産業の寿命はますます短くなる。企業の栄枯盛衰はそれ以上に厳しく、そのため、世界で1位か2位になれない事業からは撤退する」と予言的に語っていた。グロ-バル市場では世界上位の1位か2位でないと、価格主導権や競争優位を確保できないからだ。  彼は社長就任後間もなく、史上最高額で買収したRCAの家電部門をフランスのトムソン社に売却して、家電部門から撤退した。ウェルチの頭にあったのは、どんなに新技術・先端事業といえども、ひとたび価格競争に陥れば技術・製品の陳腐化は加速度的に進み、産業の衰退が予想を超えるスピ-ドで進行することだ。経営者は、いち早くその見極めと決断が必要になる。  現在のシャ-プの経営危機を見ると、経営トップの判断ミスと失敗が非常に大きいように思われる。  数年前までは、日本の液晶産業は隆盛を誇っていた。そのため、シャ-プに限らず家電メ-カ-の経営層は「日本の液晶技術は世界トップの先端技術であり、技術の優位性はしばらく揺るがない」と考えていた。実は、ここに大きな落とし穴があった。およそ産業がピ-ク(隆盛)に達した頃には、それを支える中核技術は他社がいつでも、容易に真似できるまでに陳腐化が相当程度進んでいると考えてよい。 シャープ経営陣の甘い認識  液晶産業でいえば、規模の利益が端的に表れ、低価格競争にさらされやすい液晶パネル業界はその代表例である。まさしくウェルチのいう世界で1位か2位しか生き残れない業界に変質していたのだ。シャ-プの経営者は、こうした厳しい認識が欠けていた。  コモディティ化が進む液晶パネルでは、技術・製品の差別化が難しいため、いきおい膨大な設備投資と厳しい低価格の競争を強いられる。サムスン電子など韓国メ-カ-や、ホンハイなどの台湾メ-カ-は、国内市場が小さいため、初めからグロ-バル市場での生き残りを想定している。また、オ-ナ-経営者であるから、サラリ-マン経営者なら逡巡するリスクのある大型の設備投資も迅速に意思決定でき、グロ-バルなマ-ケティング・販売・調達体制も他社に先駆けて整えることができた。  これらは、日本の経営トップにはとてもできない芸当であった(逆に言えば、オ-ナ-企業は経営者の能力次第でどうにでもなり、それが強みにも弱みにもなる)。  シャ-プはもともと海外市場での事業展開が弱く、その分、国内市場の依存度が高いため、グロ-バル市場での大量販売を想定した規模の利益を生かした価格競争に打って出ることができなかった。 液晶への熱い思い  シャ-プの経営の失敗でもう一つ大きな点は、液晶技術への思い入れがあまりに強かったことだ。液晶技術は確かにシャ-プの成長と発展を支えた中核技術であり、そのため経営者から社員まで液晶技術への熱い思い入れと自信を持っていた。それが皮肉にも、液晶技術や液晶事業の寿命を、覚めた目で客観視することを妨げた。  確かに、シャ-プは日本の液晶技術・液晶産業を牽引してきたリ-ディングカンパニ-であった、といっても決して過言ではない。  その原点は、1970年当時の佐伯旭社長が、「シャ-プ100年の計のため千里より天理へ」と、大阪万博に出展するための資金を天理の半導体工場や研究所建設に振り向けて、技術のシャ-プの基礎を築いた。それをベ-スに佐伯社長の娘婿・町田勝彦氏が4代目社長に就き、液晶技術の開発と液晶事業の展開に経営資源を集中投入した。それは技術的にも、事業的にも大成功を収め、特に主力の三重県・亀山工場は液晶工場の先端モデルとして世間の注目を集めた。 成功の罠  こうした取り組みが、同社の成長と発展を支えたことは間違いない。しかし、そこにも落とし穴があった。亀山工場や液晶事業の成功が「液晶技術や液晶事業がこれからも同社の発展を支え、ずっと続いていくだろう」と錯覚した。それが成功の罠であり、同社の経営陣もその罠に陥った。  町田元社長も、片山幹雄前社長も、  「液晶の隆盛は、しばらく揺るがない。液晶に代わる次世代技術(ポスト液晶)は液晶である」 とまで言っていたが、液晶産業がピ-クを迎える頃には、それを支える中核技術はすでに陳腐化が急速に進んでいたのだ。 社運を賭けた大型投資という過ち  厳しい見方をすれば、同社が09年に社運を賭けて行った大阪・堺工場への大型投資は、すでにピ-クを過ぎた液晶パネル事業への、時機遅れの過分な事業投資であったともいえる。結果論ではあるが、やはり経営の判断ミスであろう。好意的に考えれば、「シャ-プのプリンス」と期待されて社長に就いた片山前社長にとって、液晶事業に代わる技術・産業の必要性を感じていたとしても、町田元社長の成功があまりにも大きかったため、その経営方針の否定につながる、液晶に代わる新たな事業方針を打ち出すことはとてもできなかっただろう。  新社長に就いた奥田隆司社長にとって、大変苦しい選択にはなるが「シャ-プの再建は、町田・片山路線の見直しと否定から出発するしかないであろう」と思われる。  量産型の製造利益の確保は提携相手のホンハイに譲り、シャ-プは長年にわたってこれまで築いてきた高いブランドバリュ-、他社が容易に真似できない独創的な先端技術(UA2技術、IGZO技術など)、スマ-トで洗練されたデザイン、グロ-バル市場を意識したマ-ケティング力で利益を稼ぐことのできる分野に、経営資源を集中すべきであろう。  シャープ創業者の早川徳次氏は、「他社に真似される企業になれ」といったが、同社はこれまでに、世界最初とか世界一といった技術や製品を数多く生み出した実績がある。そうしたDNAを生かして、ブランド・デザイン・技術・マ-ケティングで独自の開発利益を獲得できる企業として、生き残りを図るのが経営再建の道のように思える。 (文=野口恒/ジャーナリスト) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 松本大「尖閣上陸中国人が自国旗を燃した!?にみるネットの可能性」 危険な位置情報とグーグルマップを合わせた現在地特定サイト なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか? 北越紀州と大王統合で製紙業界に第3位連合 背後には三菱? 最大手生協を潰してネットスーパーを制すのはセブンか楽天か? まるで探偵!? 新オレオレ詐欺は家族情報を調べあげて実行 ゼネコンを次々とのみ込む大和ハウスが鹿島を超える日

シャープ経営危機を招いた、成功体験と3年前の過ち?

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週刊ダイヤモンド(ダイヤモンド社/8月25日号)
先端技術への投資が“カネ食い虫”?  半導体(DRAM)、パソコン、家電、液晶テレビ、有機EL、太陽電池など、先端産業の寿命が年々短くなっている。  先端産業の寿命が、少なくとも30~40年は続くだろうといわれていたのは10年前のこと。グロ-バル競争の激しい現在、厳しい価格競争の影響を受けて、いまやこれら産業の寿命は10~20年と、半分にまで短縮されている。特にエレクトロニクス産業でこの傾向は著しく、このため、最近10~20年間での業界トップ企業の栄枯盛衰は目まぐるしい。  しかし、半導体でも、家電でも、液晶でも、新技術・新製品を開発して市場に送り出し、それらが利益を上げて主力事業にまで育つのに、30年以上はかかる。よって、苦労してやっと利益が出せる段階になったと思った途端、激しいグロ-バル競争や低価格競争にさらされて、技術・製品の陳腐化(コモディティ化)が急速に進み、わずか10年ちょっとで業界や産業の衰退が始まるとなると、企業にとって先端事業への投資回収は、ただの“金食い虫”となる。  今、これら先端産業では、従来の常識を超える猛スピ-ドで「産業寿命の短縮化(短命化)」が進んでおり、国内でこれらの業界・産業の存続が維持できなくなり、半導体のDRAM、家電の薄型テレビ、パソコンなどのように、ある日突然が消滅する「産業の突然死」すら起こっている。 突然死する日本企業たち  “最後の日の丸半導体”として生き残りが期待された、エルピ-ダメモリの破綻に見られるように、半導体産業の崩壊、パナソニック、ソニ-、シャ-プなど日本の家電メ-カ-の総崩れ、そして今はシャ-プの経営危機と、日本の液晶産業の衰退が急速に進んでいる。おそらく、いま注目を集める有機ELや太陽電池などは、液晶以上に産業の寿命が短いだろう。  先端産業の寿命の短縮化や突然死がこれだけ早く、ドラスチックに起こることを、各企業の経営トップは本当に事前に予測できなかったのか?   もし予測できなかったとしたら、なぜできなかったのか?  さらに、経営トップの判断ミスや舵取りの失敗はなかったのか?  いずれにしても、これらの問題をきちんと検証しないと、また同じ誤ちを繰り返すことになる。 生き残ったGEの選択  今から30年ほど前、これから訪れるグロ-バル市場での熾烈な生き残り競争を予測して、米国GE(ゼネラル・エレクトリック)のカリスマ経営者として知られるジャック・ウェルチ元会長は、「グロ-バル競争となれば、新興国の激しい追い上げで厳しい価格競争にさらされ、先端産業といえども産業の寿命はますます短くなる。企業の栄枯盛衰はそれ以上に厳しく、そのため、世界で1位か2位になれない事業からは撤退する」と予言的に語っていた。グロ-バル市場では世界上位の1位か2位でないと、価格主導権や競争優位を確保できないからだ。  彼は社長就任後間もなく、史上最高額で買収したRCAの家電部門をフランスのトムソン社に売却して、家電部門から撤退した。ウェルチの頭にあったのは、どんなに新技術・先端事業といえども、ひとたび価格競争に陥れば技術・製品の陳腐化は加速度的に進み、産業の衰退が予想を超えるスピ-ドで進行することだ。経営者は、いち早くその見極めと決断が必要になる。  現在のシャ-プの経営危機を見ると、経営トップの判断ミスと失敗が非常に大きいように思われる。  数年前までは、日本の液晶産業は隆盛を誇っていた。そのため、シャ-プに限らず家電メ-カ-の経営層は「日本の液晶技術は世界トップの先端技術であり、技術の優位性はしばらく揺るがない」と考えていた。実は、ここに大きな落とし穴があった。およそ産業がピ-ク(隆盛)に達した頃には、それを支える中核技術は他社がいつでも、容易に真似できるまでに陳腐化が相当程度進んでいると考えてよい。 シャープ経営陣の甘い認識  液晶産業でいえば、規模の利益が端的に表れ、低価格競争にさらされやすい液晶パネル業界はその代表例である。まさしくウェルチのいう世界で1位か2位しか生き残れない業界に変質していたのだ。シャ-プの経営者は、こうした厳しい認識が欠けていた。  コモディティ化が進む液晶パネルでは、技術・製品の差別化が難しいため、いきおい膨大な設備投資と厳しい低価格の競争を強いられる。サムスン電子など韓国メ-カ-や、ホンハイなどの台湾メ-カ-は、国内市場が小さいため、初めからグロ-バル市場での生き残りを想定している。また、オ-ナ-経営者であるから、サラリ-マン経営者なら逡巡するリスクのある大型の設備投資も迅速に意思決定でき、グロ-バルなマ-ケティング・販売・調達体制も他社に先駆けて整えることができた。  これらは、日本の経営トップにはとてもできない芸当であった(逆に言えば、オ-ナ-企業は経営者の能力次第でどうにでもなり、それが強みにも弱みにもなる)。  シャ-プはもともと海外市場での事業展開が弱く、その分、国内市場の依存度が高いため、グロ-バル市場での大量販売を想定した規模の利益を生かした価格競争に打って出ることができなかった。 液晶への熱い思い  シャ-プの経営の失敗でもう一つ大きな点は、液晶技術への思い入れがあまりに強かったことだ。液晶技術は確かにシャ-プの成長と発展を支えた中核技術であり、そのため経営者から社員まで液晶技術への熱い思い入れと自信を持っていた。それが皮肉にも、液晶技術や液晶事業の寿命を、覚めた目で客観視することを妨げた。  確かに、シャ-プは日本の液晶技術・液晶産業を牽引してきたリ-ディングカンパニ-であった、といっても決して過言ではない。  その原点は、1970年当時の佐伯旭社長が、「シャ-プ100年の計のため千里より天理へ」と、大阪万博に出展するための資金を天理の半導体工場や研究所建設に振り向けて、技術のシャ-プの基礎を築いた。それをベ-スに佐伯社長の娘婿・町田勝彦氏が4代目社長に就き、液晶技術の開発と液晶事業の展開に経営資源を集中投入した。それは技術的にも、事業的にも大成功を収め、特に主力の三重県・亀山工場は液晶工場の先端モデルとして世間の注目を集めた。 成功の罠  こうした取り組みが、同社の成長と発展を支えたことは間違いない。しかし、そこにも落とし穴があった。亀山工場や液晶事業の成功が「液晶技術や液晶事業がこれからも同社の発展を支え、ずっと続いていくだろう」と錯覚した。それが成功の罠であり、同社の経営陣もその罠に陥った。  町田元社長も、片山幹雄前社長も、  「液晶の隆盛は、しばらく揺るがない。液晶に代わる次世代技術(ポスト液晶)は液晶である」 とまで言っていたが、液晶産業がピ-クを迎える頃には、それを支える中核技術はすでに陳腐化が急速に進んでいたのだ。 社運を賭けた大型投資という過ち  厳しい見方をすれば、同社が09年に社運を賭けて行った大阪・堺工場への大型投資は、すでにピ-クを過ぎた液晶パネル事業への、時機遅れの過分な事業投資であったともいえる。結果論ではあるが、やはり経営の判断ミスであろう。好意的に考えれば、「シャ-プのプリンス」と期待されて社長に就いた片山前社長にとって、液晶事業に代わる技術・産業の必要性を感じていたとしても、町田元社長の成功があまりにも大きかったため、その経営方針の否定につながる、液晶に代わる新たな事業方針を打ち出すことはとてもできなかっただろう。  新社長に就いた奥田隆司社長にとって、大変苦しい選択にはなるが「シャ-プの再建は、町田・片山路線の見直しと否定から出発するしかないであろう」と思われる。  量産型の製造利益の確保は提携相手のホンハイに譲り、シャ-プは長年にわたってこれまで築いてきた高いブランドバリュ-、他社が容易に真似できない独創的な先端技術(UA2技術、IGZO技術など)、スマ-トで洗練されたデザイン、グロ-バル市場を意識したマ-ケティング力で利益を稼ぐことのできる分野に、経営資源を集中すべきであろう。  シャープ創業者の早川徳次氏は、「他社に真似される企業になれ」といったが、同社はこれまでに、世界最初とか世界一といった技術や製品を数多く生み出した実績がある。そうしたDNAを生かして、ブランド・デザイン・技術・マ-ケティングで独自の開発利益を獲得できる企業として、生き残りを図るのが経営再建の道のように思える。 (文=野口恒/ジャーナリスト) ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) 松本大「尖閣上陸中国人が自国旗を燃した!?にみるネットの可能性」 危険な位置情報とグーグルマップを合わせた現在地特定サイト なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか? 北越紀州と大王統合で製紙業界に第3位連合 背後には三菱? 最大手生協を潰してネットスーパーを制すのはセブンか楽天か? まるで探偵!? 新オレオレ詐欺は家族情報を調べあげて実行 ゼネコンを次々とのみ込む大和ハウスが鹿島を超える日

ピース綾部・若貴母熱愛から“スゴい” 美魔女ブームに迫る!

 サイゾー新ニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けしちゃいます! ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) マックのキャンペーン期間がざっくりで騙されてないですか? 最大手生協を潰してネットスーパーを制すのはセブンか楽天か? 金メダルは損?オリンピックと税制の知られざる関係 ■特にオススメ記事はこちら! ピース綾部・若貴母熱愛から“スゴい” 美魔女ブームに迫る! - Business Journal(8月22日)
ピース・綾部祐二ブログ「蛇」より
多数の連載を抱える人気コラムニストであり、一般企業に勤めるビジネスマンでもあるフェルディナント・ヤマグチ氏。そんなヤマグチ氏が、最近ブームの“美魔女”問題から、ピース綾部・若貴母の30歳年の差熱愛、そして東京都足立区のトンデモ本を通じて、今あらためて男女の深淵について考察する。  “美魔女”がブームであります。  我が国には古くから、「30過ぎてフツーに主婦やってたらオバサン」という乱暴な見方があったのですが、「美ST」(光文社)なる高級女性誌が編み出したこの巧妙なキーワードにより、「才色兼備の35歳以上の女性」の株価が急上昇。俄然注目を集めるようになりました。  実際、最近の主婦の皆さまはマジでキレイですからね。いや、もちろん波に乗れずにババア街道まっしぐらの方も大勢いらっしゃいますが、全体的な“底上げ”は確実に進んでいるように感じます。  旦那はそのままショボいケースも散見されますが、ともかく美しい女性が増えるのは非常にめでたいことであります。 第3回 国民的“美魔女”コンテスト - 美魔女(光文社)  こちらはブームを仕掛けた本家本元。「美ST」が発信する美魔女のオフィシャルサイト。肉食系女子の祭典であります。  今ではこの言葉もすっかり市民権を獲得しておりまして、もともと“熟女モノ”として展開していた◯ダルトビデオやらコンビニ売りの成人男性向け雑誌やらも、昨今では“美魔女”を標榜する作品が増えて参りました。 【独占】【最新作】美魔女の秘密 女によって、女は美しくなる。 - DMM.R18  ◯ダルトビデオ・メーカー大手のDMMも、もちろん“美魔女モノ”を出しておいでです。この商売、目ざとくなければやっていけません。まあ内容は旧来の熟女モノとなんら変わるところはないのですが。  いろいろ事情があるのでしょうが、見た感じはフツーの人が出演されるようになりました。 “熟女好き”ピース綾部 64歳若貴母と30歳差愛!? - Sponichi Annex(8月17日)  この出演なされている方を“美魔女”と呼んでいいのかどうかわかりませんが、若貴ママは30歳も年下のお笑いタレント、ピース・綾部祐二氏と絶賛熱愛中だそうであります。お盛んでいらっしゃいます。 ピース綾部 スピリチュアル系“美魔女”と鉄板焼きデート - NEWS ポストセブン(9月8日)  “熟女好き”を公言してはばからない綾部氏。ちょうど一年前には「スピリチュアル系“美魔女”」と浮名を流したこともございました(メシ食っただけですが……)。この“美魔女”さんは、もともと「美ST」が主催する「国民的美魔女コンテスト」で名を上げたお方でありまして、好事家にとっては美魔女も熟女も一緒なのでありましょう。ま、好事家じゃなくてもそうですが。 老い支度読本を作成しました – 東京都足立区HP  40歳どころか、50を過ぎても青春を謳歌する方がいる一方で、早くも老後の準備に取り掛かる方もいらっしゃいます。足立区なんかすごくて、なんと区が『50代からを楽しく生きるために知りたい15の話。』なる本を出版されました。 「人生のこと」の項なんて怖いですよ。自分史覚え書きから財産目録まで記入するようになっていて、口座番号や保険番号はもとより、借入金残高から所有不動産の所在地まで書き込むようになっている。足立区民でなくとも無料でダウンローできますので、ご興味の有る方は是非。どうなっても知りませんが。  “美魔女”を妻に持つ旦那衆も、こういうのを書いたりしているのでしょうか……。 ■「Business Journal」人気記事(一部抜粋) マックのキャンペーン期間がざっくりで騙されてないですか? 最大手生協を潰してネットスーパーを制すのはセブンか楽天か? 金メダルは損?オリンピックと税制の知られざる関係 NYオフィスを“開設せざるを得なかった”フェイスブックの憂鬱 まるで探偵!? 新オレオレ詐欺は家族情報を調べあげて実行 【対談】岩瀬大輔・中川淳一郎「仕事がデキない人の条件」 ゼネコンを次々とのみ込む大和ハウスが鹿島を超える日

「熟女好きなんてまったくのウソ!?」天狗になったピース綾部祐二 現場での評判は?

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公式ブログ「ピース綾部『蛇』」より
 いまや、テレビで見ない日はないほどノリにノッているお笑いコンビ・ピースの綾部祐二。イケメン芸人の部類に入る一方で、自ら「熟女好き」を公言し、自虐的なネタで笑いを取ることも多い。  「MCもできるし、場の空気も読める。制作サイドとしては重宝しています」とはテレビ関係者。当然、女性人気もうなぎ登りだが、意外な裏の顔もあるのだという。  バラエティ関係者は「テレビで言っている熟女好きは、まったくのデタラメ。普通に若い女の子が好きですよ。それもエロい子(笑)。常時5人以上キープがいるみたいで、仕事が深夜に及んだ日でも帰宅後、女性に電話して家に呼びつけることもあるそうです」と明かす。  "熟女好き"発言はテレビ用のネタのようだが、一方でこのところ盛んにイジられている"天狗ネタ"の真偽は――。 「聞いてもいないのに女にモテた話を得意げに話し出したり、月給が跳ね上がったことを自慢する。"リアル天狗"になったと評判で、快く思っていない芸人仲間もいますね」(男性放送作家)  実は、そのことは綾部本人も気付いており、「最近よく天狗ネタでイジられているが、大半は親しい仲間内での"予定調和"。ところが、中には綾部の天狗ぶりを本当に快く思っておらず、本気で潰しにいっている芸人もいる。空気の読める綾部はそれを察知していて、本番後に1人で落ち込んでいることも多い」(お笑い関係者)という。  キャリアは関係なく、売れれば勝ち組のお笑い界。だが、逆にそれが綾部を追い込んでいるのかもしれない。
お笑い男子校 Vol.8 (2011 JANUARY) ほどほどに~。 amazon_associate_logo.jpg
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