4月2日にスタートしたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』。有村架純演じるヒロイン・谷田部みね子の幼なじみに、「昭和」が実に似合う、妙に演技の達者な役者がいる。 農家の三男坊・角谷三男を演じる泉澤祐希だ。 演技経験は5歳からというベテランで、2006年のドラマ『白夜行』(TBS系)において、主人公・山田孝之の幼少期で「父親殺し」の少年を演じた天才子役といえば、わかる人も少なからずいるかもしれない。 朝ドラでは過去に『すずらん』に子役で出演したほか、『マッサン』ではシベリア抑留による悪夢に悩まされる岡崎悟役を熱演した。また、大河ドラマ『功名が辻』『花燃ゆ』のほか、NHKドラマ10『はつ恋』や『実験刑事トトリ2』『ロング・グッドバイ』、NHK BSプレミアム『京都人の密かな愉しみ』『戦艦武蔵』『ちゃんぽん食べたか』などにも出演。主演を務めたNHKスペシャルの『東京が戦場になった日』は非常に高い評価を受け、モンテカルロ・テレビ祭の「モナコ赤十字賞」や、ニューヨークフェスティバルの金賞を受賞してもいる。 まだ23歳ながら、安定感ある高い演技力で、NHKの「秘蔵っ子」ともいえる存在だ。 ところで、そんな泉澤と、朝ドラ前作『べっぴんさん』でヒロインを演じた芳根京子の共通点をご存じだろうか? それは、15年7月期に放送された『表参道高校合唱部!』(通称『オモコー』)仲間だということ。芳根はもともと「オーディション荒らし」という異名を持つ実力派で、初主演作『オモコー』は「ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞」を受賞するなど、高い評価を得ていた。 また、『べっぴんさん』は作品自体がいまひとつ振るわなかったものの、認知度が一気に高まり、今後ますますの活躍が期待される。 さらに、この『オモコー』は、実は朝ドラ出演者たちを多数輩出している宝庫だという。あるテレビ誌記者は言う。 「『オモコー』には、『べっぴんさん』ヒロインの芳根、『ひよっこ』の泉澤のほか、今年下半期から始まる『わろてんか』のヒロイン・葵わかなも、芳根の親友役で出演していました。また、芳根の妹役で出演していたのは、『まれ』で土屋太鳳演じるヒロインの少女期を演じた松本来夢。ほかに、野球部から転部してくる堀井新太も、泉澤と同じく『マッサン』に出演していましたし、伴奏者 役の柴田杏花は『おひさま』で井上真央演じるヒロインの教え子役を演じています」 『オモコー』は、視聴率こそ全話平均5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と苦戦したものの、実は熱い支持者が多数いて、ドラマ好きの編集者・ライターなどにもファンが多かったそう。 「朝ドラ出演者以外でも、高杉真宙、森川葵は『オモコー』出演時にすでに有名でしたが、メインの男子生徒役だった志尊淳は、このドラマからスターになっていきましたし、吉本実憂も後にさまざまなドラマで活躍しています」( 前出記者) ついでに、主題歌の「好きだ。」を歌ったLittle Glee Monster(リトグリ)も、4thシングルだったこの曲がオリコンチャートで初のトップ10入りしたことで、一気にブレーク。今あらためて見ると、『オモコー』から羽ばたいた“出世魚”の多さに、驚かされる。 「ドラマの内容そのものは、謎の重病があっけなく回復したり、意味深に見えて何も意味がない設定があったり、予定調和だったりと、いろいろ粗さも目立ちます。でも、そんな粗さがどうでもいいと思えるほど、今どき珍しいくらい真っすぐで、愚直でさわやかで、キラキラまぶしい学園モノなんです。また、画面から出演者同士の仲の良さも伝わってきます。実際、今でもオモコー出演者同士はTwitterなどで頻繁にやりとりしており、それを楽しみに見守り続けているファンも多いんですよ」(同) ちなみに現在、『表参道高校合唱部!』はHuluでも視聴できるので、ぜひチェックしてみてほしい。『表参道高校合唱部 DVD-BOX』( TCエンタテインメント)
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安易なゴールデン進出より“B組魂”に徹した──『ヒムケン先生』が愛されたワケ
月曜深夜の『万年B組ヒムケン先生』(TBS系)が、3月27日にとうとう終了してしまった。 「イケてる人たち=A組」に対して、「どうもパッとしない人たち=B組」の個性豊かな人たちを、自身もB組と自負するバナナマン・日村勇紀と、バイきんぐ・小峠英二、三四郎・小宮浩信が「先生」となって寄り添い、応援する同番組。深夜ということもあり、視聴率は振るわず、番組内では自虐的に「女性視聴者ゼロ」と言っていたが、ネット上の一部の人たちには「いま一番面白い」と支持され、愛されてきた。 Twitterには「うわぁーヒムケン先生終わっちゃった ここ最近一番爆笑してた番組だったのにな」「終わってしまいましたねぇヒムケン先生・・・」「ヒムケン先生は最終回や!!!!!!ケブくんとその他大勢とはお別れだ!!!!!こんなにくだらないのに面白い番組なんでみなかったんだ!!!!!(原文ママ)」など、番組終了を惜しむ声が続出。 ここまで愛された理由について、自身も番組のファンだというテレビ業界関係者は語る。 「番組のベースは素人イジリですが、ツッコんだりエスカレートさせたりせず、優しく寄り添うというスタンスは独特。なぜこんなにも面白い素人を見つけてこられるのか、感心していました。ときにはギリギリアウトに見える人選があり、炎上することもありましたが、それを今のテレビでできるのはすごいですよ」 また、オープニングの映像が、登場するキャラやエピソードに沿って、加えられたり動いたり、毎回少しずつ変わっている工夫は実に愛情深く、こまやかだった。 最終回では、さらに過去の絵なども総集編的にちりばめられており、視聴者から感動の声が上がっていた。 番組終了の理由には、「視聴率」や「深夜枠からゴールデン・プライムへの昇格が見込めないこと」などがささやかれているが、あるテレビ誌記者は明かす。 「ゴールデン枠への昇格を考えるなら、できることはたくさんありますよね。番宣の俳優・女優・タレントなどを出すとか、もっとわかりやすく“ダメな人”を毎回趣向を変えて出すとか、ドラマチックで泣かせる展開を作るとか。さらには劇団員を仕込むとか、話題性狙いでどんどん過激にエスカレートさせていく番組は山ほどあります。でも『ヒムケン先生』は、そういった安直な道を選ばなかった。ときには途中から見る視聴者置いてけぼりで話が進み、大きな柱は、野球少年ケブくんと、デスバンドという2本立てだけ。特にデスバンドなんて展開が何もなく、雑談で終わっていく回が何度もありました。それが腹がよじれるほど面白いんですから、会議室で作られるバラエティのセオリーから大きく外れていますよね」 一人一人に寄り添い、無駄話にしか思えない話もじっくり時間をかけて聞き、深く掘り下げるスタンスの番組のため、動きはあまりなく、「あらすじ」では決して語ることができない『ヒムケン先生』。 しかし、そんな『ヒムケン先生』の本当の終わりは、番組が終了することではないと、同記者は熱く語る。 「B組なのにA組(ゴールデン進出など)になろうと無理をしたり、ただ延命ばかりを考えたりして、安直な視聴率稼ぎや話題性狙いに走り、それで肝心の“B組魂”を失ってしまっていたら、本当の意味で終わりでした」 確かに、注目されてお茶の間の人気番組になり、ゴールデンやプライムに進出したはいいが、「ゴールデン落ち」なんて言葉もあるように、深夜時代に比べて無難になったり、守りに入ったりして、つまらなくなる番組のいかに多いことか。 そうした「改悪」を選ばず、最後まで「先生」たち、プロデューサーをはじめとしたスタッフが一丸となって「B組」であり続けたことを、番組終了を迎えたいま、あらためてたたえたい。 そして、いつかまたひっそりと人知れず、深夜などに戻ってきてくれることを願うばかりだ。
『ドラゴンボール超』で「わくわく」連発! 悟空役の野沢雅子が、モノマネ芸人・アイデンティティに寄せてる!?
「おっめえ、つええなあ! オラ、わっくわくすっぞ!」 文字だけでも頭の中で声が再生される、この独特なしゃべり。アニメ『ドラゴンボール』の孫悟空かと思いきや、頭に浮かぶ顔はちょっと違う。長身+オレンジ色のパーマヘアにメガネ、鼻の穴をなぜか黒々と書いた顔が浮かんでくるという人も今、少なくないのではないか。 「オッス、おら、野沢雅子。『ドラゴンボール』の孫悟空の声でおなじみ、御年80歳の、でえベテランだ」 これは、孫悟空の声優・野沢雅子のモノマネでじわじわ人気となっている芸人・アイデンティティ(田島直弥)のコントである。 昨年秋頃から『じわじわチャップリン』(テレビ東京系)などで、じわじわと人気が上昇し、『R-1ぐらんぷり2017』決勝では敗者復活枠から勝ち残れず、待機場所で自己紹介をしただけだったにもかかわらず、その強烈なインパクトから、赤江珠緒に「いちばん印象に残った芸人」として挙げられていた。また、審査員の清水ミチコも「天才的」と評価している。 しかし、その一方で気になるのは、現在放送中のアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)を見ているとき。 どういうわけか、不自然なくらい悟空が「わっくわくすっぞ」というセリフを連発する印象がある。 ときには、悟空の「わっくわく」に対して、問いかけるように破壊神ビルスも「わくわく」と言いだし、2人の掛け合いで「わくわく」の言葉が3連発くらいになる回もあった。 また、悟空の言葉が第77話(2月5日放送分)では、「でえじょうぶか?」というセリフはともかく、「今回の土産」に関するウイスとの会話において、こんなやりとりまであった。 悟空「えっと……でえふく(大福)さ」 ウィス「え? でえふく(大福)なら、先日いただいてますよ」 悟空「おっ、じゃあ、豆でえふく(豆大福)だ」 ウィス「それはまだ食べたことがありませんねえ」 悟空「ああ でえふく(大福)なんかよりめったに食べらんねえ」 さすがに、「おまえ→おめえ」「大丈夫→でえじょうぶ」くらいならともかく、一般名詞の「大福→でえふく」の変化は、いくらなんでも、なんのことかわからなすぎる。しかも、「オラ、わっくわく」並み、いやそれ以上に、まるでツッコミ待ちのようにくどいほど連呼しているのだ。 もしかしてアニメスタッフ、あるいは本家である野沢雅子本人が、アイデンティティのネタを意識しているのではないだろうか? あるいは、お笑い好きでアニメ好きのファンに対するサービスとして、アイデンティティのネタを盛り込んでいるのでは? 制作の東映アニメーションに取材依頼をしたが、残念ながら、期日までに返答はいただけなかった。 しかし、アニメ・声優に詳しいライターは言う。 「実際にアニメスタッフも、野沢先生も、アイデンティティのネタをご存じのようですよ。取材依頼もあるようですし、アイデンティティさんから、ネタについて『公認にしてほしい』という依頼もあると耳にしますが、超人気コンテンツですから、現実的にはなかなかハードルが高く、難しいのではないかと思います」 実際のところ、アイデンティティのネタを意識しているかどうかの真偽は不明だが、いつかアニメにアイデンティティが登場したり、野沢とアイデンティティの共演が見られたりすることがあれば、非常に盛り上がりそうだ。YouTube「アイデンティティ田島・見浦」
フット・後藤輝基の「昔の写真」は、なぜ面白い!? 記者・ライターが明かす“写真芸”の極み
昨年いっぱいで放送が終了したフジテレビ系『SMAP×SMAP』の後番組『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』が、2月20日放送分の平均視聴率で3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど、大苦戦中のフットボールアワー・後藤輝基。 しかし、その一方で後藤は現在、『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)の週替わり司会や、『あのニュースで得する人損する人』(同)、『HKT48のおでかけ!』(TBS系)司会のほか、深夜放送だった『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)が4月からゴールデン進出、さらに4月からは新番組『ウチのガヤがすみません!』(同)の司会が始まるなど、レギュラー番組多数の好調ぶりを維持している。 その理由には、しゃべりのうまさや頭の回転の速さ、巧みで独特な「例えツッコミ」などが挙げられるが、実は最近じわじわと注目されてきているのが「後藤の昔の写真」である。 これは、『今夜くらべてみました』ではもはや恒例となっているもので、短パン姿でお母さんと旅行している写真や、メガネをかけた事務員風の写真など、イケてない田舎の中学生男子感みなぎる写真の数々は、幾度となく紹介されてきた。さらに、最近では「昔の動画」まで発掘されている。 なんの工夫も凝らしていない、ただの昔の写真なのに、そのインパクトは強烈。いったいなぜなのか? テレビ雑誌記者は言う。 「後藤さんはツッコミが達者ですが、もともと周囲からイジられて輝くことの多いタイプ。イジられるポイントには、粋がっているところや、ダサさがありますよね。『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の『私服センスなし芸人No.1』企画でもグランプリを受賞していましたが、本当にダサい(笑)。スタイルのせいもあるのかもしれませんが、もはや『写真芸』といっていい領域です」 さらに、関西のお笑い好きライターは言う。 「後藤さんの写真の面白さは、昔から関西では有名で、ようやく世間が追いついてきた印象すらありますよ」 後藤の昔の写真イジリのルーツは、実は毎日放送の『ジャイケルマクソン』(2005~10年)だそう。 「もともと『フォトデニーロ』という企画の中で後藤さんの中学時代の写真が紹介されたとき、なんとも哀愁があって面白すぎて、それをきっかけに、強烈な過去の写真を持つ芸人を表彰する『ジャイケルフォトデミー賞』という企画が生まれたくらいなんです。後藤さんはそのズバ抜けた過去の写真の面白さから、もはや別格として『後藤顧問』と呼ばれていました」(同) 「売れてから、円 くなってしまった」ともいわれる後藤だが、「写真芸」のインパクトの強さ、キレの鋭さはバツグン。まだまだ眠っている「後藤の昔の写真」の魅力に期待したい。
決してゴリ押しじゃない!? 絶賛の声、続々……ブレーク中の高橋一生の業界人気が高すぎる!
初回視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で以降は、第2話9.6%、第3話7.8%と低迷しているものの、熱烈なファンに支持されているドラマ『カルテット』(TBS系)。 中でも、理屈っぽく風変わりなヴィオラ奏者・家森諭高(いえもり・ゆたか)を演じる高橋一生に熱狂する女性は多く、高橋に関する記事が連日、あちこちの媒体に登場している。 これについては、ネットの掲示板などで「高橋一生のage記事、多すぎ」という指摘があり、中には「ゴリ押し」という声すらあるようだ。 だが、これに演劇関係のライターは憤る。 「高橋さんは子役時代からのキャリアがあって、舞台も多数こなしていますし、演劇好き・映画好きなどの間では昔から人気がありました。ドラマにも多数出演されていますしね。ようやく注目され始めたのか、と思うくらいです。何度もインタビュー取材をしましたが、とにかくクレバーな人で、話も面白い。『民王』(2015年/テレビ朝日系)でのブレークから、一過性のブームのように言われてしまうのは心外ですね」 また、エンタメ系の雑誌ライターも言う。 「いま、企画会議やネタ出しでは、高橋さんを取り上げようという声がかなりあちこちで出ています。女性だけでなく、男性も含めた編集者、ライターからは絶大な人気がありますね。記事が多数出ているのは、単純に注目度が高いから。さらに、昔と違って、ほかの媒体で記事が出ると、それを見た競合媒体が二番煎じ、三番煎じの記事を後追いで出すというのが最近の流れなんです。堂々と競合誌の名前を挙げて『〇〇の記事を見たんですが、あんな感じで~』という依頼もあります。同じような記事が増えるわけですよ。それなのに、露出が増えただけで、世間からバカの一つ覚えのように『ゴリ押し』と言われるのは気の毒」 また、映画関係のライターも言う。 「高橋さんは演技力もありますし、声の良さも大きな魅力のひとつ。名バイプレーヤーには、長いキャリアの中で声優仕事やナレーションなど、声の仕事をしてきている人が多く、顔で売れた俳優さんと違って、重宝されます」 今の注目度・人気度は、やや過熱状態にはなっているが、長年培った実力・キャリアのある高橋の活躍は、息の長いものになりそうだ。『民王 スピンオフBOOK【貝原編】』(KADOKAWA/角川マガジンズ)
決してゴリ押しじゃない!? 絶賛の声、続々……ブレーク中の高橋一生の業界人気が高すぎる!
初回視聴率は9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で以降は、第2話9.6%、第3話7.8%と低迷しているものの、熱烈なファンに支持されているドラマ『カルテット』(TBS系)。 中でも、理屈っぽく風変わりなヴィオラ奏者・家森諭高(いえもり・ゆたか)を演じる高橋一生に熱狂する女性は多く、高橋に関する記事が連日、あちこちの媒体に登場している。 これについては、ネットの掲示板などで「高橋一生のage記事、多すぎ」という指摘があり、中には「ゴリ押し」という声すらあるようだ。 だが、これに演劇関係のライターは憤る。 「高橋さんは子役時代からのキャリアがあって、舞台も多数こなしていますし、演劇好き・映画好きなどの間では昔から人気がありました。ドラマにも多数出演されていますしね。ようやく注目され始めたのか、と思うくらいです。何度もインタビュー取材をしましたが、とにかくクレバーな人で、話も面白い。『民王』(2015年/テレビ朝日系)でのブレークから、一過性のブームのように言われてしまうのは心外ですね」 また、エンタメ系の雑誌ライターも言う。 「いま、企画会議やネタ出しでは、高橋さんを取り上げようという声がかなりあちこちで出ています。女性だけでなく、男性も含めた編集者、ライターからは絶大な人気がありますね。記事が多数出ているのは、単純に注目度が高いから。さらに、昔と違って、ほかの媒体で記事が出ると、それを見た競合媒体が二番煎じ、三番煎じの記事を後追いで出すというのが最近の流れなんです。堂々と競合誌の名前を挙げて『〇〇の記事を見たんですが、あんな感じで~』という依頼もあります。同じような記事が増えるわけですよ。それなのに、露出が増えただけで、世間からバカの一つ覚えのように『ゴリ押し』と言われるのは気の毒」 また、映画関係のライターも言う。 「高橋さんは演技力もありますし、声の良さも大きな魅力のひとつ。名バイプレーヤーには、長いキャリアの中で声優仕事やナレーションなど、声の仕事をしてきている人が多く、顔で売れた俳優さんと違って、重宝されます」 今の注目度・人気度は、やや過熱状態にはなっているが、長年培った実力・キャリアのある高橋の活躍は、息の長いものになりそうだ。『民王 スピンオフBOOK【貝原編】』(KADOKAWA/角川マガジンズ)
『笑ってはいけない』大絶賛の斎藤工“セクシー”開眼のキッカケと、努力家の素顔
毎年大みそかの恒例となっている『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の「笑ってはいけない」シリーズ。 昨年末は「絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」が放送されたが、その中で、Twitterのトレンド入りするなど、特に大評判だったのが、斎藤工である。 「セクシー所長」として登場した芸人・サンシャイン池崎が「セクシー増強装置」に入ると、煙の中から「変身後」の斎藤工が登場する。しかも、サンシャイン池崎と同じノースリーブ&短パン&ハチマキ姿で、「空前絶後の~! 超絶怒涛の~セクシー俳優!」などとハイテンションで絶叫。そのあまりに振り切れた様子には、5人全員が大爆笑し、多くの視聴者が絶賛していた。 それにしても、斎藤といえば、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年/フジテレビ系)で上戸彩演じるヒロインの不倫相手役でブレークしたことがよく知られているが、こんなにも人気が長持ちする、あるいは今回の『ガキの使い~』のように、別の形で再ブレークする日が来るとは思いもしなかった人が多いのではないか。 ある女性週刊誌記者は、次のように話す。 「斎藤さんはもともと『ミュージカル・テニスの王子様』の初代キャストとして、ライバル校・氷帝学園のクールでポーカーフェイスな天才キャラ・忍足侑士を演じ、ファンの間では非常に人気がありました。『昼顔~』のイメージが強いですが、セクシー俳優として注目されたのは、その前年のNHKドラマ10『ガラスの家』で井川遥演じるヒロインを父子で奪い合うドロドロ劇からではないでしょうか。そもそも『ゲゲゲの女房』(10年)で、村井茂(向井理)のちょっと風変わりなアシスタントで、つげ義春さんがモデルといわれる役を演じたときから、長身に甘いマスクにひげ、低く甘い声、ミステリアスな雰囲気が、女性たちにはかなり熱い支持を受けていましたよ」 その後、『最上の命医』(11年/テレビ東京系)で主演、『ハガネの女season2』(同/テレビ朝日系)や『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』(12年/フジテレビ系)でも存在感を発揮する。しかし、現在の再ブレークぶりは、想像もできなかったと、数年前に斎藤をインタビューしたエンタメ系記者は言う。 「ビックリするほど小顔で、長身で、低くて渋い声もステキで。おまけに、マイナーな紙媒体の取材にも対応が非常に丁寧で、取材スタッフはみんなうっとりするほど、カッコよくて感じの良い人でした。ただ、海外を放浪していた話や、大好きな映画の話になると、あまりにピュアで子どもみたいというか、ちょっと幼い印象で、『はやりの人気俳優で終わらないかなー』と不安になるくらいでした」 また、数年前には歴史系バラエティ番組『戦国鍋TV~なんとなく歴史が学べる映像~』 (tvkほか)に出演していたことがあるが、当時、番組スタッフを取材した記者は言う。 「山崎樹範さんやムロツヨシさんなど、実力派俳優が出演していましたが、台本があってないようなコント仕立てで、瞬発力やアドリブ力がかなり問われる内容だったためか、スタッフからは名指しで『アイツ(斎藤)は全然ダメだ。面白くない。不器用だし、使えない』と、手厳しい指摘をされていました。でも、その後、ドラマの宣伝などでたびたび『PON!』(日本テレビ系)に出ては、芸人との絡みも見せるようになり、『ずいぶんトーク慣れしたなあ』『バラエティ慣れしたなあ』と思っていたら、今回の『ガキの使い~』での活躍ですからね。アドリブやノリでなく、きちんと研究して練習した上で臨む、頑張り屋で真面目な人柄が絶妙なおかしさを生んだのでは」 ルックスの良さや「セクシーさ」に溺れることなく、不器用ながらも真摯に努力を続けてきたことが、現在の思いがけないブレークを生んだのかもしれない。「燦々」(日本コロムビア)
大嫌いなのに大好き!? ジャニヲタ界隈をザワつかせる“星野源”という存在の謎
SMAP解散騒動を機に、世間からの風当たりが強くなり、「弱体化」がささやかれるジャニーズ事務所。 いまお茶の間で人気者なのは、菅田将暉や山崎賢人、坂口健太郎、窪田正孝、福士蒼汰、松坂桃李など、「朝ドラ」出身俳優か戦隊特撮モノ出身俳優、あるいはその両方「特撮→朝ドラ」のルートをたどってきた人が実に多く、ジャニーズにとっては厳しい時代となっている。 しかし、そんな中、ジャニヲタたちがいま、熱い(?)視線を送り、一方的に「嫉妬」し、強烈に「敵視」している人物がいる。 それは、「高身長イケメン俳優」たちでもなければ、EXILE系でもない。新垣結衣の主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)により大ブレークした、星野源である。 もちろん「ジャニーズも星野源も好き」という女性も多数いる。だが、ジャニヲタたちが集うネット上の掲示板などには、星野について日々、「どこがいいのかわからない」「顔がブサイク」「気持ち悪い」「嫌い」などの悪口が書き込まれているのだ。 単純に高視聴率を叩き出し、人気急上昇中なことへの嫉妬心はあるだろう。売れるとアンチがつくのは、どの世界も同じであり、ここまで悪口が盛り上げるのは「星野源が規格外に売れた」証しではあると思う。 とはいえ、文句を書き込みつつも、『逃げ恥』を毎回毎回熱心に見ているわけだから、単なる人気への嫉妬だけでは説明のつかない、何かしら引っかかるものが根底にあるのではないか? 「星野を好きになったら何かに負ける気がする」という女性たちが、「#星野源に屈しない会」のハッシュタグをつけ、盛り上がっているが、ジャニヲタにとっては星野の何がそんなに気になってしまうのか? ジャニーズに詳しい編集者は言う。 「星野さんや坂口健太郎さんなど、いわゆる『塩顔』ブームは、ジャニヲタにとっては脅威なんですよね。ジャニーズの中にももちろん塩顔タイプはいますが、人気者はあくまでパッチリ二重まぶたでキラキラな瞳の王道アイドルタイプ。そんなジャニヲタにとって、星野さんの細い目は『死んだ目をしてる』と感じられ、『それがウケる世の中=ジャニーズは時代からズレてしまっているのではないか』と不安になる部分があると思います」 また、星野の「サブカル人気」も、ジャニヲタにとっては脅威なのではないかという。 「サブカル女子は『私だけが(星野の魅力を)わかる』といった“意識高い系”の空気を漂わせていますよね。そういった“意識高い系”からは、ジャニーズは演技力やパフォーマンス力などをまったく顧みられることもなく、単に『ジャニーズ』というだけで見下されることも多いもの。そういったサブカル女子へのいら立ちがあるからこそ、彼女たちが星野さんをやたらと持ち上げれば持ち上げるほど、ジャニヲタは『星野のどこがいいのかわからない』と言いたくなるのでは?」(同) また、ジャニーズ好きのライターは言う。 「星野さんの、草食系に見えて『エロ』を自称し、実際には肉食系であるところや、『癒やしキャラ』『優しそう』に見えて辛辣な発言が多く、毒を吐いたり、神経質だったりするところ、おとなしそうに見えて自己愛や自己主張が強いところ、人付き合いが非常にうまく、要領が良いところなどが、ジャニヲタにとってはキツそうに思えたり、如才ない感じがしたりして、警戒心を煽るのではないかと思います。ジャニヲタにはむしろ、キレイな顔なのにプライベートではあまりモテなさそうなタイプや、『肉食』発言をしたがるくせに童貞臭いタイプ、オラオラ発言をしてみせても実はビビりなタイプ、要領が悪くて不器用なタイプ、友達があまりいなくて交友関係の狭い『ぼっち』『ひきこもり』キャラが好きな人が多いですよね」 しかし、星野の「いじめられっ子経験」や「イケてなかった過去」などは、まさにジャニヲタ好みの「母性本能くすぐり系」にも思えるが……。 実際、文句を言いつつも、ずっと『逃げ恥』を夢中で見ているジャニヲタたちは、ドラマが終了したら、さぞかし寂しくなるに違いない。嫌よ嫌よも好きのうち!?『働く男』(文藝春秋)
『逃げ恥』25.5%だけじゃない! 「北海道の視聴率、なぜ高い?」ビデオリサーチに聞いた
新垣結衣の主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(12月13日放送分/TBS系)第10話の北海道地区での平均視聴率が25.5%を記録したことが報じられた。 しかも、HBC北海道放送では、今回を含め、5週連続20%の大台超えという。 北海道での異常な高数値について、ネットの掲示板上では「地方はTBS系は伝統とブランドがある」「地方のほうが『逃げ恥』の視聴率がいいのは、夜は家にいる文化が根付いてるからなのか?」などの意見が見られる。 しかし、『逃げ恥』のように、全体に視聴率がいい中でも「特に北海道地区だけさらにいい」作品とは別に、以前から「北海道だけ、なぜか視聴率がいい」と不思議がられる作品はときどきある。そのために「北海道は寒いから、夜、外に行かずにテレビを見る人が多いのか?」「見られる放送局の選択肢が少ないのか?」「北海道では、電波の入り具合がいい局、悪い局があるのではないか?」など、冗談まじりのさまざまな見解がウワサされてきた。 例えば、前クールの桐谷美玲主演のフジの月9ドラマ『好きな人がいること』は、最終回(9月19日分)の視聴率が8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったにもかかわらず、同じ回の北海道地区での視聴率は14.4%を記録。これは同地区の8月29日~9月4日放送分において、全ジャンルの中で12位にランクインする好成績であった。 また、今期の月9『カインとアベル』も、関東地区では初回から8.8%→8.6%→6.9%→7.0%→7.6%→9.0%→8.8%→8.4%→7.9%と、一度も2ケタに達していないが、北海道地区では初回が12.9%を記録。第2回も11.1%、第4回は12.0%、第5回は11.6%、第6回は11.8%と、おおむね2ケタを維持してきた。 ちなみに、関東地区では全話通してすべて2ケタをキープした『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の視聴率を見ても、北海道地区では初回から10.5%→14.6%→13.7%→9.9%→13.0→14.5%→14.7%→12.3→15.3%という結果である。 また、関東地区では『相棒15』(テレビ朝日系)は、初回2時間スペシャルの15.5%から、15.3%→14.6%→15.3%→13.6%→15.1%→14.4%→15.1%と、多くが15%を超える安定した強さを示している。だが、北海道地区においては、9.6%→17.3%→9.4%→15.0%→11.7%→13.2%→12.6%→14.5%と、かなり激しい乱高下がみられる。 また、関東地区では第2回の19.7%以外、すべての回で20%超えを記録している圧倒的視聴率強者の『ドクターX外科医・大門未知子』(同)は、北海道地区では初回から15.1%→18.7%→28.2%→17.2%→20.1%→18.7%→21.7%→20.1%と、常に高視聴率ながらも、激しい上げ下げを見せている。 なぜ北海道では、ほかの地域とは違う視聴率の傾向が見られるのか? ビデオリサーチに聞いてみたが、「調査方法はどこも同じですが、視聴率の地区による差はどこでもありますし、北海道が高いとかそういった問い合わせは特に多くはありませんので、分析したことはございません」とのことだった。 ちなみに、もし地域差に関する問い合わせが多数来るような場合には、分析する可能性もあるそう。 理由は不明だが、苦戦を強いられているフジテレビの月9が、絶好調ドラマ『逃げ恥』と同様に「北海道だけ高視聴率」傾向があるのは面白い現象だ。もしかしたら、閉塞的状況にある若者向けドラマや「月9」の突破口は、地方にあるのかも? というのは、さすがに無理があるか……。
『逃げ恥』25.5%だけじゃない! 「北海道の視聴率、なぜ高い?」ビデオリサーチに聞いた
新垣結衣の主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(12月13日放送分/TBS系)第10話の北海道地区での平均視聴率が25.5%を記録したことが報じられた。 しかも、HBC北海道放送では、今回を含め、5週連続20%の大台超えという。 北海道での異常な高数値について、ネットの掲示板上では「地方はTBS系は伝統とブランドがある」「地方のほうが『逃げ恥』の視聴率がいいのは、夜は家にいる文化が根付いてるからなのか?」などの意見が見られる。 しかし、『逃げ恥』のように、全体に視聴率がいい中でも「特に北海道地区だけさらにいい」作品とは別に、以前から「北海道だけ、なぜか視聴率がいい」と不思議がられる作品はときどきある。そのために「北海道は寒いから、夜、外に行かずにテレビを見る人が多いのか?」「見られる放送局の選択肢が少ないのか?」「北海道では、電波の入り具合がいい局、悪い局があるのではないか?」など、冗談まじりのさまざまな見解がウワサされてきた。 例えば、前クールの桐谷美玲主演のフジの月9ドラマ『好きな人がいること』は、最終回(9月19日分)の視聴率が8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったにもかかわらず、同じ回の北海道地区での視聴率は14.4%を記録。これは同地区の8月29日~9月4日放送分において、全ジャンルの中で12位にランクインする好成績であった。 また、今期の月9『カインとアベル』も、関東地区では初回から8.8%→8.6%→6.9%→7.0%→7.6%→9.0%→8.8%→8.4%→7.9%と、一度も2ケタに達していないが、北海道地区では初回が12.9%を記録。第2回も11.1%、第4回は12.0%、第5回は11.6%、第6回は11.8%と、おおむね2ケタを維持してきた。 ちなみに、関東地区では全話通してすべて2ケタをキープした『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の視聴率を見ても、北海道地区では初回から10.5%→14.6%→13.7%→9.9%→13.0→14.5%→14.7%→12.3→15.3%という結果である。 また、関東地区では『相棒15』(テレビ朝日系)は、初回2時間スペシャルの15.5%から、15.3%→14.6%→15.3%→13.6%→15.1%→14.4%→15.1%と、多くが15%を超える安定した強さを示している。だが、北海道地区においては、9.6%→17.3%→9.4%→15.0%→11.7%→13.2%→12.6%→14.5%と、かなり激しい乱高下がみられる。 また、関東地区では第2回の19.7%以外、すべての回で20%超えを記録している圧倒的視聴率強者の『ドクターX外科医・大門未知子』(同)は、北海道地区では初回から15.1%→18.7%→28.2%→17.2%→20.1%→18.7%→21.7%→20.1%と、常に高視聴率ながらも、激しい上げ下げを見せている。 なぜ北海道では、ほかの地域とは違う視聴率の傾向が見られるのか? ビデオリサーチに聞いてみたが、「調査方法はどこも同じですが、視聴率の地区による差はどこでもありますし、北海道が高いとかそういった問い合わせは特に多くはありませんので、分析したことはございません」とのことだった。 ちなみに、もし地域差に関する問い合わせが多数来るような場合には、分析する可能性もあるそう。 理由は不明だが、苦戦を強いられているフジテレビの月9が、絶好調ドラマ『逃げ恥』と同様に「北海道だけ高視聴率」傾向があるのは面白い現象だ。もしかしたら、閉塞的状況にある若者向けドラマや「月9」の突破口は、地方にあるのかも? というのは、さすがに無理があるか……。






