清純派イメージを完全に払拭! 『架空OL日記』で夏帆が放つ、等身大の魅力

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『架空OL日記』公式サイト
 土曜の深夜に放送されている『架空OL日記』(日本テレビ系)は、バカリズムが原作・脚本を務めるドラマだ。描かれるのは普通のOLの淡々とした日常だが、主人公のOLをバカリズムが女装して演じている以外は、おかしなことは何も見当たらない。  逆に言うと、バカリズムが女装していることの説明が一切ないので、その異常さが際立っている。なんというか、頭がおかしい男が女装してOLに紛れ込んで、私生活を盗撮しているみたいな気持ち悪さが根底にある。    原作は過去にバカリズムが書いていたブログなのだが、芸人でありながら普通のOLのふりをして3年間もブログを書いていたということ自体、ただならぬ狂気を感じさせる。  おそらく、ドラマ内ではその異常性については最後まで説明されないまま終わるのだろうが、本当に異常なものとは退屈な日常に溶け込んでいると、本作は教えてくれる。    バカリズムはフジテレビ系で書いた『素敵な選TAXI』や『かもしれない女優たち』といった作品で注目されてきたが、日本テレビ系の深夜ドラマで『黒い十人の女』『住住』に続いて執筆した本作で、ドラマ脚本家として完全に覚醒したといえるだろう。    おそらく、バカリズムの作家性は、奇抜なシチュエーションを思いつく瞬発芸ではなく、日常生活の細部を執拗にのぞき込む観察力にこそあるのだろう。OLの家と職場の往復を淡々と描く本作では、バカリズムの観察芸が存分に味わえる。  そんな本作で、自然体の演技を見せているのが、同僚の真紀ちゃんを演じる夏帆だ。    真紀ちゃんは体育会系の女の子で、仕事の後に通っているジムでは体を鍛えるのに本気になりすぎて、インストラクターと間違えられる。真紀ちゃんとバカリズム演じるOLがウワサ話をしている場面では、盗撮されたものを見ているような面白さがあるのだが、あまりにも自然な演技に驚かされる。  それにしても、夏帆も随分遠くまで来たなぁと思う。    現在は主人公の友人役のような脇役で光る演技を見せることが多い夏帆だが、2004年に美少女女優の登竜門といえる「三井のリハウス」のCMに、第11代リハウスガールとして出演して以降、注目されるようになり、宮崎あおいや堀北真希も出演した人気ドラマシリーズ『ケータイ刑事 銭形零』(同10月~05年3月/BS-i)などに起用。絶世の美少女として、圧倒的な存在感を見せていた。  子犬のようなあどけない表情と黒髪ロング、実は隠れ巨乳というプロポーションの絶妙さは、多くの美少女マニアを熱狂させた。今でも、あの頃の夏帆を神格化しているファンは多い。    原田知世や広末涼子など、狂信的なファンを引き寄せてしまう美少女が時代時代に存在するが、2000年代の夏帆は、まさにそういう存在だった。  しかし、10代前半であまりにも完成されてしまった夏帆の美少女性は極めて危ういバランスの上に存在していて、いつ崩れてもおかしくない儚さがあった。    おそらく、ピークが頂点を迎えたのは田舎の女子中学生を演じた映画『天然コケッコー』(07年)だろう。それ以降の夏帆は、美少女なのだが、それ以前とは微妙なズレが生じてしまったように感じた。10代前半で美少女として世に出た女優が抱えてしまう、美しいがゆえに疲れた感じが、顔ににじみ出ているように見えた。  思うに、10代後半の夏帆は10代前半の夏帆と比較されることで、輝きを失っていき、美少女としての自分を過去の自分によって終わらされてしまったのだろう。  もちろんこれは、一視聴者の身勝手な見解である。  しかし、正統派美少女ヒロインしか演じられないことに対する焦り、しかも演じれば演じるほど、過去の自分と比較されて、容姿が衰えたと思われることへの危機意識は大きかったのではないかと思う。  そのためか、20代に入ると、過去の美少女イメージを崩すような役を積極的に演じるようになっていく。  映画版『任侠ヘルパー』(12年)では、派手な格好をしたキャバ嬢を演じ、園子温が監督を務めたドラマ『みんなエスパーだよ!』(13年/テレビ東京系)では、ヤンキー女子高生を演じ、清純派美少女路線から脱却していく。     その挑戦と努力に感心しつつも、夏帆が大人っぽい役を演じるたびに胸が切なくなった。美少女時代の自分自身を振り払おうとしているようで、見ていて痛々しく感じた。  違和感がなくなったのは、是枝裕和の映画『海街diary』(15年)に出演して、高い評価を獲得したあたりからだろう。  カンヌ映画祭に参加した時の画像が「劣化した」とネットで話題になったりもしたが、むしろ、この時期には美少女時代のイメージを完全に払拭したように感じ、安心した。  今の夏帆は、どんな役でも違和感なく演じられる強い安定感がある。 『架空OL日記』の真紀ちゃんも、髪形がショートだというのもあるだろうが、すぐ隣に居てもおかしくない、普通のかわいい女の子である。    あの頃の夏帆はもういない。しかし、普通のOLを演じる大人の夏帆は、当時とは違う親しみやすい等身大の魅力を放っている。 (文=成馬零一) ●なりま・れいいち 1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

木村カエラ、“メッシュのマッシュ”姿に「夏帆?」 きゃりーぱみゅぱみゅ、隠れ巨乳&美脚で「セクシー路線に!」と要望する声

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木村カエラインスタグラムより
 4日、歌手の木村カエラが自身のインスタグラムに「元の髪に黒を足してメッシュのマッシュにした」と、マッシュルームヘアーになった姿を投稿。これに対してネット上では「夏帆かと思った!」「この髪形が似合うのは、美形の証し」などといった声が上がった。 「木村といえば、以前から前髪パッツンのショートヘアー姿がおなじみとなっていますが、最近では、女優の夏帆もショートにしていて、4日に行われた『第39回日本アカデミー賞』の授賞式には、木村と同じようにメッシュの入った髪形で登場していましたから、『似てる』と指摘する声が上がったようですね。現在31歳で2児の母でもある木村ですが、まだまだ若々しく、先月28日に自身のインスタグラムに、女優の二階堂ふみ、モデルの紗羅マリーと抱き合って写る画像を投稿した際には、10歳年下の二階堂にも負けないかわいらしさを見せつけ、ファンを湧かせました」(芸能関係者)  木村は、“サブカル女子”を芸能界に根付かせた元祖ともいえるが、後輩発掘に関しても、その功績は大きい。 「自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で当時無名だったPerfumeの楽曲を流し、彼女たちの知名度を上げたことは有名ですが、きゃりーぱみゅぱみゅが女子高生読者モデルだった頃から注目し、自身のブログで頻繁に取り上げていました。そのきゃりーは、今では日本のみならず、世界中に活躍の場を広げ、“Kawaiiカルチャー”の代表格といった存在となっていますが、最近では、自身のインスタグラムなどで披露する美脚にも注目が集まり、さらに推定Eカップの隠れ巨乳のウワサもあることから、ネット上では『きゃりーって、体はセクシー系なのでは?』『かわいい、からセクシーへ移行していくきゃりーちゃんの姿を見届けたい』などといった声も上がっているようです」(同)  3日のインスタグラムには、脚を広げたきゃりーの腿の上に、犬が顎を乗せて甘えた様子を見せている画像を投稿したのだが、ファンからは「犬に生まれてきたかった!」「バター犬じゃないよね?」など、またまた興奮の声が湧き上がっている。

“脱・清純派”の夏帆「アホ、ヤリマンと呼んで」に『みんな!エスパーだよ!』スタッフ奮起中

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ドラマ24『みんな!エスパーだよ!』テレビ東京
「ここにきて、彼女の評価がかなり高まってきていますね。先日は7月クールドラマに主演することが発表されましたが、しばらくは引っ張りだこになりそうで、担当マネジャーはうれしい悲鳴を上げているそうです」(テレビ局関係者)  現在、テレビ東京系で放送されている『みんな!エスパーだよ!』に出演している夏帆。放送開始当初から“パンチラ”シーンなどで話題となったのだが、それには夏帆の並々ならぬ意気込みがあったのだと、番組関係者は語る。 「そもそも、彼女がよくこの役を引き受けたなって、みんな感心していました。いわゆる“清純派”としてデビューした彼女が、真逆の役を演じるわけですからね。でも、後で聞くと、彼女から『やりたいです』と直訴したみたいですし」  2カ月間にわたる撮影中、ロケ地の愛知県東三河で役作りに没頭していたという夏帆。 「この2カ月間は、役名の『平野美由紀って呼んでください』と周囲に話していました。『アホとかヤリマンでもいいですよ』なんて言うので、逆にスタッフが戸惑っていましたね。ほかの役者が撮影がないときは東京に戻る中、彼女は一人とどまり、役作りに励んでいました。そんな彼女を見て、スタッフたちも『彼女のために頑張ろう』と一致団結していました」(同)  小学5年でスカウトされて芸能界入りし、宮沢りえ、蒼井優も務めた『三井のリハウス』のCMガールに起用され、初主演映画『天然コケッコー』での演技が高く評価された夏帆も、その後は伸び悩みを見せていた。 「それだけに、今回の“脱・清純派”は大きかったと思いますよ。すでに、ドラマと映画のオファーが何件もあったと聞きましたよ。一気に濡れ場のある映画に出演する可能性もありますね」(映画関係者)  再ブレークなるか!?