日本で見なくなる日も近い!? “炎上プリンセス”水原希子の「世間逆なで伝説」と韓国での活動

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もう飽きられた?
 モデルで女優の水原希子が、7日発売の雑誌「GLITTER(グリッター)」(トランスメディア)のカバーを飾り、誌面にインタビューも掲載されているのだがイチイチ突っ込まれるツッコミどころ満載な事態となっている。  表紙には、ファッションブランド・ディーゼルのブラにブラックブルゾンを羽織ってスキニーデニムと合わせ、ウサギの耳とマスクをつけた水原の写真が大きく掲載されている。インパクト重視という点においては及第点かもしれないが、この写真にネット上では「変態じゃん」「外人と大麻パーティやってそう」など、このビジュアルに嫌悪と違和感を示すコメントが相次いだ。  それだけならまだいい。問題は、誌面に掲載されている水原のインタビューだ。彼女は自身の仕事である“モデル”と“女優”の違いについて語っていたのだが、それがネット民の“攻撃”の対象となってしまった。 「誌面では「モデルって『瞬発力』というか、撮影自体は1日ですよね。だから、シャッターを切る時の一瞬の集中力が大事だと思うんですけど、女優は撮影期間が長いから、集中力を持続させないといけない」と語り「まったく違うか、というとそうではなくて、モデルの仕事がすごく生かされたこともあるんですよ」と2つの仕事が相乗効果を生み出していると発言したんですが、『演技力ないだろ』『えらそうに』になど総バッシング。ヒロインを務めた実写版『進撃の巨人』が興行的に大惨敗し、その“戦犯”のひとりと言われた水原にとっては最悪のタイミングでしたね。ただでさえ自己主張の激しさや撮影現場での横暴ぶりで印象が悪いのに、これではイメージがさらに下降しちゃいますよ」(芸能記者)  水原は、特に“インスタグラム投稿”において何かと世間を騒がせてきた。白のショーツをはいた女性の股間画像、乳首の形が浮かんだピンクのセーター姿の画像などを、彼女は「アート作品」的な感覚で投稿してきたが、そのたびに「品がない」「気持ち悪い」と否定され続けた。 「水原本人としては、キワどい部分も平気でさらけ出すハリウッドスターを意識したんでしょうけど、彼女はハリウッド女優でもなければ、前提として女優としての立場を確立してもいません。『進撃の巨人』の惨憺たる結果から、今後は映像作品のオファーが減る可能性は大きい。彼女としても、韓国の雑誌である『HIGH CUT』のインタビューにて「韓国で活動したい」と語っています。そのうち日本のメディアで見なくなる日も近いのでは……」(同)  日本での活動はもはや頭打ちの水原。今後は韓国の芸能界にステージを移す可能性もあるということか。もしそうであれば、彼女が韓国でも“炎上プリンセス”にならないことを祈るばかりだ。

「共演者がヘタすぎ」!? 『進撃の巨人』ハマリ役といわれた石原さとみの誤算とは

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『石原さとみ 2014年カレンダー』(株式会社 ハゴロモ)
 人気コミックの実写化として話題を呼び、現在「後篇」が公開中の邦画超大作『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。当初は最低でも興収30億円と関係者の鼻息も荒かったが、観客動員数は右肩下がりの一途で、20億円も危うい状況だ。 「前篇」では主演の三浦春馬らキャストの演技が酷評される中、唯一、原作ファンから好評だったのが、ハンジ役の石原さとみだった。 「当初は最もイメージが合わないといわれていた石原ですが、劇中ビジュアルが公開されると、『一番合っている』と称賛されました。石原は原作コミックを読み込み、徹底的にハンジを研究したそうです。さらには、アニメ版でハンジ役を演じている声優の朴璐美にも直接、演技指導を受けた。その努力もあり、マッドサイエンティストのハンジを、より原作に忠実に再現できていたように思います」(出版関係者)  ところが、そんな原作ファンの賛辞とは別に、映画版だけを見た人たちからは、「ただ奇声を発しているだけでキモかった」「キテレツなおばさんにしか見えない」「巨人を倒してもいないし、班長としての威厳もなかった」「あきらかに一人だけ浮いていた」など“好評なはずの演技”に首をかしげる人も多かったようだ。  その理由を、映画ライターがこう語る。 「良くも悪くもキャストの中で石原だけが、原作に忠実に演じようとしていました。ところが、三浦やヒロインの水原希子をはじめ、主要キャスト全員の演技がヘタすぎて原作のキャラとはかけ離れてしまった。特に後篇はストーリーもかなり変わっていましたし、もはやマンガとは完全に別物といえます。そのため、原作を研究しまくったことが逆にアダとなって、石原だけが浮いているように見えたのでしょう」  石原にしてみれば、共演者たちがこれほどまで「原作レイプ」演技をしたのは完全に誤算だっただろう。

赤外線で乳首が見えた! 石原さとみの“超大型巨人”級「進撃のエロス」に、思わずムフフ……

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 大人気コミックを実写化した映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が、8月1日から公開されている。キャラクターなど大幅に改変されたストーリーが賛否両論の物議を醸す中、石原さとみ演じる「ハンジ」が最もハマっていたと評価する声が高まっている。  石原といえば、サントリー「鏡月」のCMでは「ちょっと間接キッスしてみ」「浴衣のうなじ、ちらちら見て」など、カメラに向かって甘い言葉を連発し、男性ファンをメロメロにしたが…・・・。 「1日にお台場シネマメディアージュで開催された同作の初日舞台あいさつでも、背中がぱっくりと開き、スカート部分のスリットで膝上まであらわになった黒いロングドレス姿で登場。ネット上では『エロすぎる!』と絶賛されました。さらに、映画では“巨人オタク”という役どころの石原ですが、その清純な口元から『巨人に乳首、性器はない』のエロ単語が飛び出し、思わずムフフな気持ちになりましたよ」(映画ライター)  そんな石原は、7月27日に放送された『うわっ!ダマされた大賞2015』(日本テレビ系)でも“放送事故”に見舞われている。 「赤外線で暗視された石原の胸元が透けて、乳首がポチッと浮き上がってしまったんです。ネット上でもそのシーンの動画がアップされ、大騒動となっています」(芸能ライター)  いまや、芸能界ナンバー1セクシャル女優となった石原さとみ。彼女の「進撃のエロス」は、しばらく止まりそうもない。

「別に……」発言も時間の問題!? “勘違い女優”水原希子は第2の沢尻エリカになってしまうのか

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  映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の初日舞台挨拶に、女優の水原希子が、胸元の大きく開いた透け透けのセクシードレスを着て登場した。これに対して、「似合わない」「ハリウッドセレブ気取りかよ!」「自分の体形がわかってない」などと、ネット上では言われ放題。 その一方で、同じくセクシーなドレスを着て登場した石原さとみに対しては「大人の色気が増した!」「女神降臨!」などと、称賛のコメントが寄せられている。この差は単なるルックスの甲乙が原因ではないようで、水原の普段の振る舞いは、業界関係者からも批判を浴びているようだ。 「あまりにも自由奔放な振る舞いが目立ちすぎて、彼女をイメージキャラクターにするのはリスキー」(広告関係者)  広告関係者が目くじらを立てて指摘するのは、何かと世間を騒がせる水原のインスタグラム投稿問題。「アート作品」と称して白のショーツをはいた女性の股間アップ画像を投稿したかと思えば、ピンクのセーター越しに乳首の形がはっきりと浮かんだ画像を投稿したり、まるで牛のような鼻ピアスをした画像を投稿するなど、そのたびに「下品」だの「恥を知れ」だのと批判に晒されてきた。しかし、当の本人はどこ吹く風。 「世間に騒がれるのは、自分が人気者だからだと、勘違いしているんでしょうね。よくハリウッドのセレブが、『乳首が見えても気にしないわ』って感じでパーティードレスを着て映画祭なんかに登場することがありますけど、彼女もそれを意識しているんじゃないですか? 人気も実力も伴っていないのに、形から入っているだけのようにも見えますね」(映画関係者)  本業の女優としてではなく、プライベートな部分ばかりで目立ってしまっている水原に対して、業界ではある思惑が広まりつつある。 「鼻っ柱が強そうというか、女王様然とした雰囲気が、あの頃の彼女を彷彿とさせる」(同)  “あの頃の彼女”というのは、「別に……」発言で物議を醸した沢尻エリカのこと。今ではすっかり落ち着いた沢尻だが、あの頃の沢尻と現在の水原の姿を比べてみると、確かに同じような雰囲気をまとっているように見えなくもない。果たして、水原は第2のエリカ様となってしまうのだろうか――。

「ジャンプ」アシスタントの年収2000万円は都市伝説!? 金と利権の(禁)マンガ事情

――毎月さまざまなタブーに斬り込む月刊誌「サイゾー」では「マンガ」のタブーを徹底解剖。売り上げが低迷する日本の出版業界で唯一といっていいほど景気のいい話が聞かれるコミック業界。出版社ごとの新しいドル箱マンガ分析から、マンガ家アシスタントのギャラ事情、エロ劇画のディープな世界など、さまざまな角度からマンガ業界の行く末を占うサイゾー12月号「カネと欲望のマンガ業界」の読みドコロを(手前味噌ですが)レクチャーいたします!
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『サイゾー 2013年 12月号』(サイゾー)
 先月25日、政府と民間企業による「クールジャパン推進機構(株式会社海外需要開拓支援機構)」が発足した。これは、アニメやファッション、食、伝統工芸品などの日本文化の海外進出を後押しする官民ファンド。コンテンツ輸出のなかには、アニメの他にマンガや音楽、映画なども含まれる。また、gooリサーチが昨年行った「マンガに関するアンケート」によれば、15~44歳の約75%が「マンガ好き」と回答したという。これほどみんなが好み、強力な輸出コンテンツとしても期待されるマンガを「月刊誌サイゾー12月号」(11月17日発売)では「カネと欲望のマンガ業界」として特集を組んでいる。  同誌の「マンガ業界、"次の利権"は『食マン』『リバイバル』そして『引き抜き』か!?」によれば「『進撃の巨人』(講談社)はアニメ放送からわずか2カ月で870万部を増刷する破竹の勢いでマンガ市場を牽引した」という。他にも『ONE PIECE』(集英社)や『黒子のバスケ』(集英社)なども大ヒット中だ。ちなみに、出版業界の市場規模は、1996年の2兆6564億円をピークに、ここ数年は2兆円を割り込み、2012年には1兆7398億円と縮小傾向にある。また、2003年には1兆3222億円あった月刊誌・雑誌の販売額は、2012年には9385億円まで落ち込んでいる。  しかし、同記事によれば、単行本は売れても週刊・月刊コミック誌の売れ行きは芳しくないという。「トレンド情報誌『出版月報』2月のデータでは、12年におけるマンガ誌の推定販売部数は4億8303万冊で、97年の12億1617万冊と比較すると半減以下」まで落ち込んでいるという。さらに、「(マンガ誌の)売上は05年から単行本に抜かれ、12年は1546億円となっている。コミック単行本の2202億円と比べると、いかに規模が縮小しているかがわかる」とも。  そうした状況に対し、マンガ誌を発行する出版各社は、ウェブに活路を見出そうとしてるという。同誌の「重い腰をあげて各社一斉スタート『モーニング』『ジャンプ』マンガ誌とウェブの新展開」という記事によれば、これまでは「販売サイトへの作品提供や電子書籍販売企業のオリジナル作品が中心で、出版社自身がウェブ媒体を立ち上げるケースは基本的になかった」という。しかし、昨年、小学館が「裏サンデー」「やわらかスピリッツ」、集英社が「となりのヤングジャンプ」といった無料のウェブマガジンをスタート」させ、大手出版社によるウェブ媒体のオープンラッシュに。こうした出版社のウェブ媒体が狙っているのは「ウェブで無料公開し、紙の単行本で利益を上げる」ビジネスモデルだとのこと。こうしたビジネスモデルの先駆けは、スクエア・エニックスの「ガンガンONLINE」。同サイトは2008年にオープン。「無料で新作が読めるマンガサイトで現在では50作を超える作品が連載されて」おり、「累計発行部数240万部超の『男子高生の日常』や『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』など100万部クラスの作品を」生み出しているという。  ところで、何百万部ものセールスを叩き出す作者やそのアシスタントは、どれくらいの大金を手にしているのか、気になるのが世の常。同誌の「日本一のマンガ家の素顔を知る……『週刊少年ジャンプ』アシスタント座談会」によれば、ジャンプ作家のギャラは比較的良く、『バクマン。』(集英社)のアシスタントは、1日の稼働時間が9~21時、平日5日働いて1日2万円で、この金額は平均的だとか。ドラマ化や映画化もされた『ROOKIES』(集英社)の森田まさのり氏のところは、最初は月給18万円と決して高くはないが、3カ月おきに1万円ずつくらい上がるという。さらに、アニメ化、ゲーム化、映画化などされた『ONE PIECE』の尾田栄一郎氏のチーフアシスタントは年収2000万円。というのは都市伝説で、完全にデマだという。  この他にも「『ゴー宣』小林よしのり『文春報道が真実ならば わしは河西智美を糾弾する!』」、「吉木りさ田母神らサイゾー的"識者"が読む『進撃の巨人』」などのインタビュー記事から、「ついに義務教育化の声も……!? "突っ走る"マンガ教育現場の今」「学校図書館とマンガの不思議な関係―― 『はだしのゲン』はなぜ学校にあるのか?」など、社会派の記事まで並ぶ「サイゾー12月号」。マンガに興味がある人も、そうでない人もマンガ業界の裏側を知ることができるかもしれない。

マンガ『進撃の巨人』、韓国で異例の大ブーム&社会現象化のワケと裏側~日韓同時放送も

 サイゾーのニュースサイト「Business Journal」の中から、ユーザーの反響の大きかった記事をピックアップしてお届けします。
TVアニメ『進撃の巨人』公式サイトより
 どう見たって強そうに見えないが驚くほどの大きな体で、なんの理由もなく人間たちを食い尽くす巨人たち。その巨人が、日本はおろか海を越えて韓国にまで進撃している。  新人作家・諫山創によって2009年から別冊少年マガジン(講談社)で連載中の人気コミック『進撃の巨人』。単行本は現在11巻まで発売。各種漫画賞レースを総なめにし、累計発行部数2000万部を超える大人気作だ。13年4月からはテレビアニメ化がスタートし、14年には実写映画化も予定されている。現在、日本で絶大なる支持を得ているこの作品が、韓国でも大ブームを巻き起こしているのだ。 ●異例の日韓同時放送  アニメ『進撃の巨人』は、とどまるところを知らない人気ぶりである。第1話がTOKYO MXテレビで放映された4月7日、韓国最大のポータルサイト・NAVERでは「進撃の巨人」がリアルタイム検索キーワードランキングで1位になった。日本での放映だったにもかかわらず、韓国のファンたちの間ではアニメがどんな仕上がりなのかがTwitterやFacebookで話題となり、「早く韓国でも見たい!」などの期待が集められたのだ。 つづきを読む

異例のアニメーター募集に、未完成バージョンの放映……アニメ版『進撃の巨人』は大丈夫か

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アニメ『進撃の巨人』公式サイトより
 もはや撤退不可能。されど進めば地獄。そんな進退極まる状況にあるのが、現在放送中のアニメ『進撃の巨人』だ。2009年10月より「別冊少年マガジン」(講談社)で連載をスタートした本作は、謎の巨大生物・巨人に蹂躙(じゅうりん)される人類の絶望的な戦いを描く、ファンタジーアクション作品。単行本が発売されるやいなや、「このマンガがすごい!」2011年版オトコ編1位。「全国書店員が選んだおすすめコミック2011」1位。第4回マンガ大賞第7位。第35回講談社漫画賞少年部門受賞といった具合に次々と高評価を獲得。最新巻10巻までに累計発行部数1200万部を突破している大ヒット作である。  そんな本作のテレビアニメが4月よりMBSほかで放送を開始。いろいろな意味で話題を呼んでいる。原作者・諫山創の荒削りながら緊迫感あふれる描線を残しつつも、アニメらしい洗練されたキャラデザインや、CGを駆使することでワイヤーアクションとガス噴出を組み合わせた本作ならではの「立体機動アクション」が乱舞する第1話は、Linked Horizonの壮大な主題歌「紅蓮の弓矢」の迫力も相まって、アニメファンの間で高い評価を獲得。すぐさま主題歌のMADムービーがニコニコ動画に投稿されるなど、ちょっとしたフィーバーとなった。  しかし、第1話放送後に総作画監督・浅野恭司がTwitter上でアニメーターの募集を訴えるツイートを投稿。放送開始早々、本作のアニメ制作体制に対する不安がアニメファンの間でささやかれていた。ついで、先日放送された第4話から不穏な空気が作品に漂い始める。福岡放送で番組をチェックした視聴者の間から、妙に静止画や使い回しのカットが多いという声がネット上で上がり始めたのだ。その後、ファンの手によって福岡放送版と全国放送版の比較動画が制作され、アクションシーンを中心に福岡放送版は画像が差し替えられていることが発覚。そして先週放送された第5話で、事態はより深刻さを増してくる。先述の福岡放送に加え、北海道テレビ、テレビ大分でも静止画像、風景カットなどを多用した未完成バージョンが放送されてしまったのだ。  局によって異なる内容が放送されてしまったという事態に対して、公式サイト上には「制作上及び放送局納品期限の都合」と謝罪文が掲載されたが、果たしてこのまま無事に2クールを乗り切ることができるのか、ファンとしては戦々恐々といったところだろう(『進撃の巨人』の制作元請を担当するのは、『ギルティクラウン』などを制作したProduction I.G 6課のスタッフが2012年に独立し、設立したばかりの制作会社・WIT STUDIOである)。  これまでも、制作スケジュールの遅延や、制作体制の破たんでオンエアに影響を及ぼした作品がなかったわけではない。制作スケジュールの破たんによる動画枚数の削減、ストップモーションの多用。さらに線画の使用まで演出に昇華してしまった『新世紀エヴァンゲリオン』(95年)や、韓国スタジオに丸投げした結果、壮絶な紙芝居を放送する羽目になった『ロスト・ユニバース』(98年)は有名なところだろう。それ以外にも、ここ数年に限るなら、第7話の納品が間に合わず第6話を2週連続で放送せざるを得なくなってしまった『ガドガード』(03年)(本作は全26話のうち、20話で打ち切りとなってしまった)。主にシナリオ面、設定面での作り込みに時間をかけ過ぎたために、あまり作画に時間を割くことができなくなりお粗末な作画でオンエア。その後、ファンからのブーイングを受けてDVDの単品発売が中止。全面的に作画リテイクを施し、放送開始から1年後にBOX形態でようやくソフト化を実現した『咎狗の血』(10年)(BLゲームを原作とする本作において、キャラクターの作画崩壊はもっともクリティカルな問題だったようである)。はたまた超絶低クオリティー映像でアニメファンを震撼させた『MUSASHI -GUN道-』(06年)。「制作会社の都合」により、第6話で放送が中断してしまった『RGBアドベンチャー』(06年)など一連のACCプロダクション作品など、華やかなアニメブームの裏側では惜しくも討ち死にしてしまったアニメたちが死屍累々である。  この中に『進撃の巨人』が新たにリストアップされるのか。それとも、ここで見事踏みとどまり、アクションアニメ大作として歴史に名を残すのか。図らずも本編に負けず劣らずの危機的状況となってしまった(と思われる)『進撃の巨人』の制作状況だが、スタッフの奮戦に期待したいところである。 (文=龍崎珠樹)