視聴率下落! 『あなたのことはそれほど』朝ドラ女優・波瑠の“ゲス不倫妻”がハマり役!?

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TBS系『あなたのことはそれほど』番組サイトより
 NHK朝ドラ女優・波瑠が“ゲス不倫”へまっしぐらに突き進む、TBS系『あなたのことはそれほど』。9日放送4話の視聴率は、9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、2ケタに届かず。  GW期間中の2日に放送された3話では、波瑠演じる渡辺美都の母、三好悦子(麻生祐未)が、骨折したことをきっかけに、夫の渡辺涼太(東出昌大)との愛の巣に同居し、2人の微妙な空気を感じ取り、「涼太さん、怖い人かもしれないよ」と予言めいたことを言います。骨折が完治したことと、経営するスナックの営業のため悦子が帰ったところから、4話はスタート。  引き続き、有島光軌(鈴木伸之)との密会を続ける美都。1話で有島と関係を持ったときの後ろめたさは、どこへやら。スマホでの連絡の頻度は高くなり、お決まりのバーで定期的に会う美都の顔に悪びれた様子はありません。  そんな“ゲス不倫”を地で行く美都の一方で、夫・涼太の美都への不信感は募るばかり。美都のスマホにある有島とのやり取りから、自分が「柴犬」と呼ばれていることを確認すると、何気ない夫婦の会話で「正直者の柴犬だから」と言ってみたり、有島との温泉旅行のアリバイに使われた、美都の親友・香子(大政絢)に、行っていない温泉旅行について直接尋ねたりと、あの手この手で嘘を洗い出していきます。  やり取りの履歴を消したり、密会する場所や時間に細心の注意を払っていた有島と美都ですが、夢中になるあまり、油断するようになっていきます。有島は、後輩社員に美都と2人で歩く姿を目撃され、さらにマンションの隣人・横山皆美(中川翔子)に電話で美都とやり取りする姿を見られた上に、妻の有島麗華(仲里依紗)にその様子を密告されてしまいました。  美都の方とはというと、職場の同僚・森瑠美(黒川智花)の勧めで通い始めた陶芸教室で、麗華とたまたま出会ってしまいます。愛する有島の妻と、その子どもを目の前にして嫉妬心をメラメラと燃え上がらせるのでした。  同じく、美都に対して違った意味の嫉妬心を燃え上がらせる涼太。ドラマの終盤で、有島の番号を携帯に登録したことを告白。ここで、涼太が有島に電話をすれば、ドラマは終わってしまうのですが、涼太は電話をしないと言います。 「電話をしてしまったら、自分がどうなってしまうのかわからない」と言うように、美都のゲス不倫の事実を把握していながら、またその不倫が目の前で繰り広げられていようとも、愛情を貫こうとするのが、この涼太という男のようです。一途を通り越して、もはや異常としか言いようがありません。  対する有島の妻・麗華も不倫を薄々と感じながらも、何も言わず、こちらもこちらで異常なのかも。1話のレビューでも言いましたが、有島と美都が惹かれあうのは、互いの伴侶が持っていないものを持っているから、という構図がここでも作用しています。  美都は、穏やかな涼太との生活よりも、笑ったり不機嫌になったりする有島との時間の方こそ夫婦的だと思っているんでしょう。涼太に「夫婦なんだから、ブラックな部分を見せたい」と語りますが、涼太は「ケンカは、ないほうがいい」と一蹴。一方で執念深くゲス不倫の裏を取るのですから、美都が言うように、涼太は「普通じゃない」ですし、不倫という世間的にも好まれない題材を扱った同ドラマの中でも、特に際立って異質な人物だと言えるでしょう。  さて、次回は美都が麗華に近づいたり、涼太が変装して有島の周辺を嗅ぎ回るなど、さらなるドロドロが待っている予感。しばらくはざわざわする夜が続きそうです。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

視聴率下落! ゲス不倫劇『あなたのことはそれほど』注目の東出昌大“サイコパス”っぷり

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TBS系『あなたのことはそれほど』番組サイトより
 今週も火曜夜のホラー(?)不倫劇のお時間がやってまいりました。TBS系『あなたのことはそれほど』25日放送の第2話の視聴率は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下落。東出昌大の不気味な笑みの影響か否か、気になるところです。  さて、同ドラマを簡単に説明すると、既婚者同士のゲス不倫劇。“2番目に好きな人”と結婚した、主人公の渡辺美都(波瑠)は、ある日かつて好きだった有島光軌(鈴木伸之)と偶然再会したことで、不倫に走ってしまいます。さらに、このドラマの“ゲス不倫”なポイントと言えば、その有島に妊娠中の妻・有島麗華(仲里依紗)がいること、そして美都の夫・渡辺涼太(東出昌大)が不倫を察知している点です。  それでは、2話を振り返っていきましょう。前回は、美都と涼太の出会いから結婚、そして美都と光軌の再会と、関係を持つまでが矢継ぎ早に展開していきました。  2話の冒頭から美都の頭の中は、光軌のことで頭がいっぱい。涼太が腕をふるった手料理もそっちのけで、光軌とのメッセージのやり取りに気を取られています。そんな妻の変化に涼太が気がつかないわけがありません。夜な夜な美都のスマホを逐一チェックし、「仕事が近くだったので」と美都の母・三好悦子(麻生祐未)がママを務めるバーに姿を現し、幼いころの美都について、あれやこれや聞き出します。これは、美都との会話の矛盾を洗い出すための作業で、その姿はまるでサイコパスのよう。「みっちゃんは嘘が下手だから。素直な子なんですよ」と悦子に、にこにことした顔を見せる涼太ですが、薄気味悪く見えて仕方ありません。  そんなこともつゆ知らず、うまく隠し通せていると信じて疑わない美都は、再び光軌とデートをし、あっという間にラブホでバチコンと一発。前回、美都の中にあった「いけないことをしている」という後ろめたさは、とっくに消え失せたようです。光軌への想いを胸に秘めていた高校生当時に戻ったかのように、やれ小顔ローラーを当ててみたり、いつもより服装に気を使ってみたりと色めき立ちます。  親友の飯田香子(大政絢)は、“ゲス不倫”を美都から告白され激怒。「涼太さんがかわいそうじゃない!」と真っ当な意見に、「でも、ずっと会いたかったんだよ? こんなに人の多い東京で再会できたんだよ」と返すくらいですから、美都の頭の中では光軌と結婚する自分がありありと見えていたのかも。  一方の光軌の妻、麗華が初登場。美都がいた高校から光軌が転校した先で出会った同級生のようです。麗華は、どこかネガティブで、「子どもは光軌に似てほしい。麗華って名前を付けられて、ブスだったんじゃ……」と言います。対する光軌は、街なかで同級生に声かけられるなど、クラスの人気者。夫婦間であまりにも性格が違うこと、またそのために気を遣わなければならないことがストレスとなり、光軌を不倫に走らせたのでしょうか。  美都と光軌は、不倫温泉旅行へ。涼太が大阪へ出張に、麗華が出産のための里帰りで東京を離れることをいいことに高そうな旅館で2人だけの時間を満喫。まるで使い古されたAVのような筋書きですが、ここでついに、互いが既婚者であることが発覚します。ちょうど、子どもが生まれた光軌は帰ることになり、不倫解消か? と思いきやそうはいきません。美都は「有島くんに無茶なこと言わないから。安心して」と、光軌にすがりつくのでした。  というのが、今回のお話。不倫がテーマのドラマなので、不倫する2人の動機が明瞭でなければいけません。そのポイントが美都と光軌の妻・麗華の対照的なキャラクターにあるのだと思います。ネガティブで後ろ向きな性格の麗華ですが、「運命は自分の手でどうにかなる」と発言しています。対する美都は、明るく溌剌とした性格ですが、運命の恋に憧れるタイプ。互いのパートナーが持ってないものを、美都と光軌は持っている格好になっています。  さて、涼太は、今度どのような行動に出るのでしょうか。会社の同僚で独身の小田原真吾(山崎育三郎)との雑談の中で「別れたいと思わないの?」と聞かれても、「嫌なところはあるかな……。嘘が吐けないから。素直なんだよ」と言うのみ。前回と今回で涼太は嫉妬深く、執念深い人物として描かれているので、この台詞に含みを感じますし、これから先の展開が恐ろしいものになるのかと、勘ぐってしまいます。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

昼顔より怖い!? “ゲス不倫”ドラマ『あなたのことはそれほど』に見るTBSの本気度

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TBS系『あなたのことはそれほど』番組サイトより
 18日放送の『あなたのことはそれほど』(TBS系)。初回の視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と快調な滑り出し。不倫という、ここ数年世間を騒がすワードに注目が集まった結果でしょうか。  主演の波瑠は、昨年の4月クールで嵐・大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)でヒロインを好演。久々の恋愛ドラマへの登板です。一方で、刑事ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)で変わり者の女性刑事を演じるなど、この1年で着実に力をつけたはず。さて、『あなたのことはそれほど』は、数字を残すことができるのでしょうか。  恋愛ドラマといっても、フジテレビ十八番のチープでスカスカのドラマとは違い、こちらは「不倫」を前面に押し出したスパイシーな仕上がり。波瑠のほか、イケメンと美女たちが、イケない恋愛に墜ちていくようです。  それでは、1話を振り返っていきましょう。主人公の渡辺(三好)美都(波瑠)は、眼科の医療事務で働く26歳。小学校からの腐れ縁の飯田香子(大政絢)と、婚活や合コンに勤しむ“今時の独身女性”です。  年収や学歴に固執する香子と対象的な結婚観を、美都は持っています。それは、一番好きな人と結婚すること。この2人の対比が、美都の性格やキャラクターを際立てる仕組みになっています。香子が現実的なのに対して、美都は夢見がちで未熟な感覚だと言っていいかもしれません。  香子がセッティングした合コンに付き合うものの、なんとも言えない感じの美都。しかし、彼女の思い描いていた“運命”が突如としてやってきます。  美都の職場にやってきたインテリア会社に勤める冴えないサラリーマン、渡辺涼太(東出昌大)。涼太の忘れていったスーツを美都が届けたことで、2人の仲は急接近。何度かデートを重ねたところで、涼太は美都に結婚を申し込みます。  晴れて2人は夫婦に。パッとしないし、イケメンでもない。でも、料理ができたり、家事ができたり妻への配慮を欠かさない……と、理想的で“優しすぎる”男性として描かれる涼太ですが、一方で日常生活で起きたことや感じたことを逐一連絡してくるなど、ちょっと重そうなタイプ。そんな涼太を「ポジティブすぎる人なんですよ」と、美都は受け流しますが、裏を返せば束縛の激しい性格が顔をのぞかせています。  そんな涼太との結婚生活を送る美都には、忘れられない人がいます。それは、初恋の人、有島光軌(鈴木伸之)。高校時代に優しくされたことが、ずっと美都の心を照らしていました。一度、心通わせたものの、どうしていいかわからず、有島を美都は拒絶。結果、それ以降言葉を交わすこともないまま、有島は転校してしまうのでした。  不倫ドラマのお決まりで、そんな初恋の人と東京で偶然再会。旦那の年収や地位などでマウンティングの取り合いが繰り広げられた女子会の帰り道、くたくたに疲れた美都は、ふらりと立ち寄ったグルメバーガーショップで有島と再会します。つまづき、倒れそうなところを腕をガシっとつかまれて、振り返ると眼前にはかつて好きだった人。美都の頭の中では、「これこそが運命!」の大合唱だったはず。  初恋の人とのロマンチックな時間にうっとりした様子の美都。さらに、当時を振り返り、互いに好きだったということが判明。美都も有島も互いがフラれたと勘違いしていたようです。そこに、なぜか都合よくラブホテルが建っているんだから、あとはラブホに入ってバチコンと一発かますだけ。  美都は、一番好きな人との恋愛に強い希望を持っています。男をとっかえひっかえだった母親・三好悦子(麻生祐未)を反面教師とし、一番好きな人と結婚することで、母親のようにはなるまいと、自身の運命から逃れるためです。  しかし、占い師の「二番目の男と結婚すると幸せになれる」という言葉が、呪詛のように作用し、“二番目の男”である涼太との結婚を選択したのでした。  そんな矢先に再会した“一番好きな人”。美都は、してはいけないことだと理解しつつも、有島と関係を持つ……というのが今回のお話。  不倫と銘打ったドラマなので、出会いから結婚、そして不倫までのテンポが、まあ早いこと。ですが、強引さや設定のほころびはなく、スムーズな印象でした。初回ということで、評価のことはさておき主演の波瑠、東出昌大以外にも、最近は主役級も演じる山崎育三郎などを配し、TBSの同ドラマへの期待を強く感じます。  このドラマ、パッと見ると柔らかな印象を受けますが、「フィール・ヤング」(祥伝社)で連載中の原作は「昼顔より怖い不倫」との触れ込み。今回で見せた普遍的な夫婦生活がどう崩れていくのでしょうか。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

波瑠主演『あなたのことはそれほど』で、東出昌大の“棒演技”以上に不安視されている「アノ役者」とは?

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火曜ドラマ『あなたのことはそれほど』TBSテレビ
波瑠主演『あなたのことはそれほど』で、東出昌大の“棒演技”以上に不安視されている「アノ役者」とは?  フジテレビの月9ドラマが凋落する中、いま視聴者や業界関係者が最も注目しているのがTBSの火曜ドラマだという。  2015年頃までは視聴率1ケタが当たり前だったが、それが16年の深田恭子主演『ダメな私に恋してください』から視聴率が上がり始め、10月期の新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』は大ブームに。その後も『カルテット』は視聴率こそ振るわなかったものの、SNSを中心に大きな話題となった。  そして、4月18日からスタートするのが、波瑠主演の『あなたのことはそれほど』だ。波瑠演じる既婚 女性が、小学生の頃から好きだった同級生と再会し、不貞関係に陥る恋愛ドラマである。しかし、ドラマファン の間では、同ドラマの出演キャストに心配の声が上がっているという。 「一人は、出演するたびに不安視される“棒演技キング”東出昌大です。しかし、今回のドラマには、彼以上の不安要素がある。それが、波瑠と不貞関係に陥るという重要な役柄を務める劇団EXILEの鈴木伸之です。ドラマが始まる前からネットでは、『鈴木って誰!?』『劇団EXILEで大丈夫なのか?』『ドラマをかき回す重要なポジションだから、もし魅力がなかったら成立しないぞ』と、鈴木の知名度の低さから、一部で厳しい声が上がっています。EXILE系の役者といえば過去、AKIRAが主演したドラマ『HEAT』(フジテレビ系)が、視聴率2%台を記録する 大惨事となっていますから、その二の舞いとならなければいいのですが……」(テレビ誌記者)  果たして鈴木は前評判を覆し、今回のドラマを機にブレークすることができるだろうか?

波瑠主演『あなたのことはそれほど』で、東出昌大の“棒演技”以上に不安視されている「アノ役者」とは?

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火曜ドラマ『あなたのことはそれほど』TBSテレビ
 フジテレビの月9ドラマが凋落する中、いま視聴者や業界関係者が最も注目しているのがTBSの火曜ドラマだという。  2015年頃までは視聴率1ケタが当たり前だったが、それが16年の深田恭子主演『ダメな私に恋してください』から視聴率が上がり始め、10月期の新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』は大ブームに。その後も『カルテット』は視聴率こそ振るわなかったものの、SNSを中心に大きな話題となった。  そして、4月18日からスタートするのが、波瑠主演の『あなたのことはそれほど』だ。波瑠演じる既婚 女性が、小学生の頃から好きだった同級生と再会し、不貞関係に陥る恋愛ドラマである。しかし、ドラマファン の間では、同ドラマの出演キャストに心配の声が上がっているという。 「一人は、出演するたびに不安視される“棒演技キング”東出昌大です。しかし、今回のドラマには、彼以上の不安要素がある。それが、波瑠と不貞関係に陥るという重要な役柄を務める劇団EXILEの鈴木伸之です。ドラマが始まる前からネットでは、『鈴木って誰!?』『劇団EXILEで大丈夫なのか?』『ドラマをかき回す重要なポジションだから、もし魅力がなかったら成立しないぞ』と、鈴木の知名度の低さから、一部で厳しい声が上がっています。EXILE系の役者といえば過去、AKIRAが主演したドラマ『HEAT』(フジテレビ系)が、視聴率2%台を記録する 大惨事となっていますから、その二の舞いとならなければいいのですが……」(テレビ誌記者)  果たして鈴木は前評判を覆し、今回のドラマを機にブレークすることができるだろうか?

テレ朝強し! フジテレビは凋落……「2016年ドラマ視聴率ランキング」

asaga1228
NHK『あさが来た』番組サイトより
 今年の連続ドラマがすべて終了した。平均視聴率ランキング形式で振り返ってみると、テレビ朝日の強さと、フジテレビの凋落ぶりが如実に示される格好となった。  年間の視聴率首位は、波瑠主演のNHK連続テレビ小説『あさが来た』の23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、2位は高畑充希主演『とと姉ちゃん』の22.8%でワン、ツーフィニッシュ。朝ドラは2013年前期『あまちゃん』以降、好調が続いている。  3位は、2年ぶりに復活した米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の21.5%で堂々の民放トップ。4位は嵐・松本潤主演『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)の17.2%、5位は堺雅人主演のNHK大河ドラマ『真田丸』の16.6%、6位は水谷豊主演『相棒season14』(テレビ朝日系)の15.3%。  7位には、初回10.2%でスタートも、その後グングン右肩上がりで視聴率を上げ、最終回では20.8%と大台を突破した新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が14.6%を記録してランクイン。あらためて、その存在がクローズアップされた新垣には、今後オファーが殺到しそうな公算。  8位は嵐・大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の12.9%、9位はSMAP・草なぎ剛主演『スペシャリスト』(テレビ朝日系)の12.7%で、ジャニーズ勢が続いた。  10位は石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)の12.4%。ここのところ、すっかり“恋愛ドラマ”専門女優の印象が強くなっていた石原だが、今回、恋愛部分は弱めで、基本的には“お仕事ドラマ”。それでもしっかり高視聴率をマークしたことで、評価を高めた。  トップ20を局別で見ると、『ドクターX』や『相棒』などのキラーコンテンツを持つテレ朝が8作入り、ぶっちぎりのトップ。続いて、TBSで5作ランクイン。年間視聴率3冠王狙いの日テレは4作で、今年のドラマはあまり振るわなかった。NHK総合は3作入ったが、朝ドラ、大河以外の連ドラは不振だった。昨年、『銭の戦争』など5作が入っていたフジは今年は1本も入らず、壊滅状態となってしまった。  なお、NHKを除く民放の連続ドラマ(プライム帯)で最下位は、芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演『OUR HOUSE』(フジテレビ系)で4.5%だった。 (文=田中七男) <2016年連続ドラマ平均視聴率ランキング> ※2016年中に放送を終えたドラマのみが対象 1位 『あさが来た』(NHK総合)23.5% 2位 『とと姉ちゃん』(同)22.8% 3位 『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)21.5% 4位 『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)17.2% 5位 『真田丸』(NHK総合)16.6%  6位 『相棒season14』(テレビ朝日系)15.3% 7位 『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)14.6% 8位 『世界一難しい恋』(日本テレビ系)12.9%  9位 『スペシャリスト』(テレビ朝日系)12.7%  10位 『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)12.4%  11位 『警視庁・捜査一課9係』(テレビ朝日系)12.2%  12位 『家売る女』(日本テレビ系)11.6% 13位 『科捜研の女15』(テレビ朝日系)11.0%  14位 『怪盗 山猫』(日本テレビ系)10.9% 15位 『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系)10.8%  16位 『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)10.7% 17位 『仰げば尊し』(TBS系)10.6% 18位 『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)10.2%  19位 『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)10.0% 20位 『はじめまして、愛しています』(テレビ朝日系)9.9%

ブレーク中の波瑠がNHK連ドラで主演! 民放初主演の『ON』は不振だったが……大河ドラマ主役の座へ虎視眈々!?

haru092002
NHKドラマトピックスより
 ブレーク中の波瑠が、来年1月13日にスタートするNHK連続ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』(金曜午後10時~/全8話)で主演を務めることがわかった。まだ9月だというのに、来年1月放送のドラマの概要を発表するあたり、NHKの期待の大きさがうかがえる。  波瑠は2006年の女優デビュー以降、多くの映画、ドラマに出演したものの、なかなか芽が出なかった。だが、主演を務めた15年後期のNHK連続ドラマ小説『あさが来た』が、今世紀の朝ドラ史上最高視聴率となる23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録する大ヒットで、一気にブレーク。 『あさが来た』終了後、間を空けずにヒロインを務めた今年4月期『世界一難しい恋』(日本テレビ系/大野智主演)も、12.9%(全話平均)の高視聴率をマークし、まさしく“時の人”となった。7月期には、フジテレビ系連続ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』で民放連ドラ初主演を務めたが、低迷続くフジのドラマとあって、視聴率は8.1%(同)と不振に終わった。  次なる舞台に波瑠が選んだのは、民放ではなくNHKだった。波瑠はブレーク前にも、『書店員ミチルの身の上話』(13年=総合)、『植物男子ベランダー』(同年=BSプレミアム)、『おそろし~三島屋変調百物語』(主演=14年=BSプレミアム)などに出演しており、なにかとNHKドラマとは縁がある。  今作『お母さん、娘をやめていいですか?』は、25歳の娘で女子高の英語教師・早瀬美月(波瑠)と、50歳の母・顕子(斉藤由貴)とのバトルを描いたモンスターホームドラマ。脚本は、現在オンエア中の『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(14年=同)、NHK大河ドラマ『北条時宗』(01年)、NHK朝ドラ『ひまわり』(1996年前期)などを手掛けた井上由美子氏のオリジナル作。そのほかのキャストは、寺脇康文、柳楽優弥、麻生祐未、大空眞弓、壇蜜、石井杏奈ら。  主人公の美月は中学受験、大学受験、就職の時も、完璧な母のサポートを受け、常に二人三脚で頑張ってきた。この母娘の密着ぶりを、父・浩司(寺脇)は気にかけていたものの、仕事一筋で二人の関係に踏み込むことができないでいた。そんな折、早瀬家はマイホームを新築することになるが、住宅メーカーの担当・松島(柳楽)を母が気に入り、美月に交際するよう背中を押す。しかし、これで美月は自分が無意識に母親の顔色を見て生きてきたことを自覚していく。母は美月が次第に変わり、自分から離れて行くことに動揺し、「自分の一番大切なものを奪われたくない」と次第に心の奥の危険なスイッチが入っていき、ついに松島を自ら誘惑してしまう……という展開だという。 「大河、朝ドラを除くNHKドラマはそもそも視聴率が低く、5%取れればいいほう。従って、民放と違って、少々視聴率が悪くてもバッシングを受けることはありませんし、演技に集中できるメリットがあります。NHKは民放より、ギャラが安いのですが、オファーが殺到中の波瑠の所属事務所が、NHKを選択したからには、なんらかの思惑があるはず。いずれ、大河ドラマの主役、悪くてもヒロインの座を虎視眈々と狙っているのでは? そのために、NHKとの関わりをより深くしようとしているようにも思えます」(テレビ関係者)  来年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の主演は柴咲コウ。近年では、『花燃ゆ』(15年)の井上真央、『八重の桜』(13年)の綾瀬はるか、『江~姫たちの戦国~』(11年)の上野樹里、『篤姫』(08年)の宮崎あおいらが、女優で大河の主演を張った。井上、上野クラスでも大河の主役に起用されたのだから、波瑠が今後順調に育ってくれれば、数年後に抜擢を受ける可能性もアリか? (文=田中七男)

ブレーク中の波瑠がNHK連ドラで主演! 民放初主演の『ON』は不振だったが……大河ドラマ主役の座へ虎視眈々!?

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NHKドラマトピックスより
 ブレーク中の波瑠が、来年1月13日にスタートするNHK連続ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』(金曜午後10時~/全8話)で主演を務めることがわかった。まだ9月だというのに、来年1月放送のドラマの概要を発表するあたり、NHKの期待の大きさがうかがえる。  波瑠は2006年の女優デビュー以降、多くの映画、ドラマに出演したものの、なかなか芽が出なかった。だが、主演を務めた15年後期のNHK連続ドラマ小説『あさが来た』が、今世紀の朝ドラ史上最高視聴率となる23.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録する大ヒットで、一気にブレーク。 『あさが来た』終了後、間を空けずにヒロインを務めた今年4月期『世界一難しい恋』(日本テレビ系/大野智主演)も、12.9%(全話平均)の高視聴率をマークし、まさしく“時の人”となった。7月期には、フジテレビ系連続ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』で民放連ドラ初主演を務めたが、低迷続くフジのドラマとあって、視聴率は8.1%(同)と不振に終わった。  次なる舞台に波瑠が選んだのは、民放ではなくNHKだった。波瑠はブレーク前にも、『書店員ミチルの身の上話』(13年=総合)、『植物男子ベランダー』(同年=BSプレミアム)、『おそろし~三島屋変調百物語』(主演=14年=BSプレミアム)などに出演しており、なにかとNHKドラマとは縁がある。  今作『お母さん、娘をやめていいですか?』は、25歳の娘で女子高の英語教師・早瀬美月(波瑠)と、50歳の母・顕子(斉藤由貴)とのバトルを描いたモンスターホームドラマ。脚本は、現在オンエア中の『営業部長 吉良奈津子』(フジテレビ系)、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(14年=同)、NHK大河ドラマ『北条時宗』(01年)、NHK朝ドラ『ひまわり』(1996年前期)などを手掛けた井上由美子氏のオリジナル作。そのほかのキャストは、寺脇康文、柳楽優弥、麻生祐未、大空眞弓、壇蜜、石井杏奈ら。  主人公の美月は中学受験、大学受験、就職の時も、完璧な母のサポートを受け、常に二人三脚で頑張ってきた。この母娘の密着ぶりを、父・浩司(寺脇)は気にかけていたものの、仕事一筋で二人の関係に踏み込むことができないでいた。そんな折、早瀬家はマイホームを新築することになるが、住宅メーカーの担当・松島(柳楽)を母が気に入り、美月に交際するよう背中を押す。しかし、これで美月は自分が無意識に母親の顔色を見て生きてきたことを自覚していく。母は美月が次第に変わり、自分から離れて行くことに動揺し、「自分の一番大切なものを奪われたくない」と次第に心の奥の危険なスイッチが入っていき、ついに松島を自ら誘惑してしまう……という展開だという。 「大河、朝ドラを除くNHKドラマはそもそも視聴率が低く、5%取れればいいほう。従って、民放と違って、少々視聴率が悪くてもバッシングを受けることはありませんし、演技に集中できるメリットがあります。NHKは民放より、ギャラが安いのですが、オファーが殺到中の波瑠の所属事務所が、NHKを選択したからには、なんらかの思惑があるはず。いずれ、大河ドラマの主役、悪くてもヒロインの座を虎視眈々と狙っているのでは? そのために、NHKとの関わりをより深くしようとしているようにも思えます」(テレビ関係者)  来年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の主演は柴咲コウ。近年では、『花燃ゆ』(15年)の井上真央、『八重の桜』(13年)の綾瀬はるか、『江~姫たちの戦国~』(11年)の上野樹里、『篤姫』(08年)の宮崎あおいらが、女優で大河の主演を張った。井上、上野クラスでも大河の主役に起用されたのだから、波瑠が今後順調に育ってくれれば、数年後に抜擢を受ける可能性もアリか? (文=田中七男)

最終回でも下落! フジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』最後まで気になる関ジャニ∞・横山裕の“演技力”

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。昨夜放送の最終回の視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下落。やはり、全話通しての展開を吹き飛ばした真壁永久(芦名星)の登場に興ざめした視聴者が多かったのではないでしょうか? ついに全話を通して2ケタ台に乗せることはできませんでした。  前回で登場した“ラスボス”的ポジションの青い目の美女・真壁が、藤堂比奈子(波瑠)に「ナイフ」を渡した人物でした。真壁の目的は、藤堂を自分と同じ側、つまり異常犯罪者に引きずり込むこと。  父親に“怪物”とかつて呼ばれた藤堂は、同じく“怪物”になった真壁に呼応するような様子。しかし、それを踏みとどまらせていたのは、母親の形見である七味缶。このドラマは、“怪物”とそうではない自分との間で揺れる藤堂が、普通の刑事になるまでの物語だったんですね。  さて、前回、真壁と連携して東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)を拉致した佐藤都夜(佐々木希)は、冒頭で真壁に火だるまにされて殺されてしまいました。ゲスがゲスによって殺される、まさにゲスの極み。世相を反映したんでしょうか。  東海林を助け出すために、厚田(渡部篤郎)班は奔走。一人で来て東海林を助け出すのか、複数で来て東海林を死なすかと真壁に迫られた藤堂は、相談なく真壁の待つ廃墟へ。  一方、廃墟では真壁が藤堂に、「私が初めてでいいよ。ほら、早くナイフを出して」と不気味に微笑みかけます。“怪物”側に堕ちない藤堂に自らを殺害させることで、強制的に引きずり込もうという魂胆のようです。半ば脅しに近いそれに藤堂は、従います。ナイフを取り出し、真壁にゆっくり近づく藤堂。  東海林はそんな藤堂を止めます。「お前はただの人間だろ!」。藤堂の振る舞いに違和感を持って、藤堂のバッグにレコーダーを仕込んだりなどした東海林ですが、前回、藤堂のボディガートとして生活を共にする中で変わったのでしょう。思い返せば、東海林の違和感は“普通の刑事“の視点から、変わり者の藤堂を見たものであったということです。  ナイフをしまった藤堂は、真壁と決別することを選びました。真壁は手元のライターを放り投げ、廃墟はたちまち炎に包まれるのでした。  藤堂は炎の中、東海林を助けるために行動をします。自分が拒否されたこと、同じ“怪物”であることを否定した藤堂に怒った真壁は、藤堂に襲いかかります。  間一髪のところで、倉島敬一郎(要潤)が真壁を抑えこみ、厚田班の面々が登場。真壁は逮捕されます。藤堂のことが大好きな倉島が、最後に見せ場を持っていきました。  真壁は過去に、父親に暴力を振るわれ、拾われた養護施設では施設長からいたずら(おそらく性的暴行)を受けていたそう。東海林でさえ、「あの女、今までずっと不幸続きだったんだってな」と言うくらいですから、人質にされている間に東海林は真壁の過去を聞いたのかもしれません。  真壁は、自分と関わった人間を殺していきました。大事そうに抱える木箱の中に、前回の動物遺体のように殺害した人物の一部を保存して持ち歩いていたのです。  これが真壁なりの世界との関わり方。「世界を憎むのに飽きた」という真壁の言葉の裏には、世界や人に対する期待や、温もりを求めていたことがうかがえます。  そんな真壁が唯一の友だちの藤堂を試すということは、自分を“怪物”にした世界と藤堂が同じであれば、自分の中の“世界に対する憎しみ”にケリがつく。自分のやっていることが正しかったと言える。真壁の期待と、虚しさがあふれていました。  しかし、藤堂は真壁を殺しませんでした。東海林も真壁もどちらも殺さない。藤堂の成長がみえるシーンだといえます。  清水良信(百瀬朔)と倉島に連行される真壁を藤堂は呼び止め、かつて、母親が自分にしたように抱き締めます。生まれてはじめての温もりに真壁は混乱したまま、連れて行かれるのでした。  というのが、今回のお話。数話にわたった伏線や、事件の関連性などがこのドラマでは構造上使われていますが、やっぱり最後の真壁に全部持って行かせたのが、いただけません。演出のグロさから、クレームが殺到したという同ドラマですが、いずれにせよ大団円を迎え、東海林と藤堂が新しくコンビを組むところで本編は終了。  滑舌や単純な演技などと関ジャニ横山の演技が酷評される一方で、波瑠はNHK『あさが来た』での明るいキャラとは違うシリアスな演技が好評。これからの彼女の演技の幅に期待が持てそうですね。  しかし、コンプライアンスが叫ばれるこのご時世で『ケイゾク』『SPEC』(どちらもTBS系)を彷彿とさせるような“グロテスク”ドラマの製作に踏み切った制作陣の決断に、個人的には拍手を贈りたいです。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

2ケタ届かず……! フジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は最終回を迎えることができるのか

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 昨夜放送のフジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。8話の視聴率は8.5%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。順当に盛り返していますが、2ケタには未だ届かず。可もなく不可もなくといった評価でしょうか。  今回は、9月6日放送予定の最終話に向けての準備回。3話、4話の殺害した女性のパーツを持ち去る猟奇殺人犯・佐藤都夜(佐々木希)が再度登場。前回から、藤堂比奈子(波瑠)に執着していましたが、逮捕後もそれは変わらず。見事脱走し、藤堂に迫っていきます。  今回の事件といえば、佐藤が脱走の際に殺した刑務官と、脱走後に立ち寄った飲食店で顔がバレて殺した男性の2名。こちらは殺害方法の特徴から、佐藤と断定。厚田(渡部篤郎)らは、懸命に佐藤を追いかけますが、前回の情報屋殺しの一件で東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)が動けないこともあってか、捜査の動きは鈍いです。  佐藤の事件とは別に、動物の死体に人体の一部が詰め込まれたものが発見される事件が発生。藤堂の故郷である長野から、 順々に都内へと南下するように動物死体が発見されます。この一連の事件に隠された暗号を中島保(林遣都)が読み解くと「とうどうひなこ」となり、長野にいた高校生の時にナイフを受け取ったと藤堂は話していますから、ナイフを渡した人物と、この事件は、関連性があると推測できます。  ドラマのキーアイテムの「ナイフ」ですが、中島によれば、藤堂にとって「ナイフ」は呪いのアイテムであるとのこと。それがある限り藤堂はいつか殺人を犯すということでした。  ラストで「比奈子、久しぶり~」と声を上げて登場した、青い目の美女・真壁永久(芦名星)がドラマの“ラスボス”的ポジションのようです。出合い頭に片岡啓造(高橋努)の首を切りつけるあたり、ヤバさをぷんぷん匂わせていますし、さらに、東海林を拉致してしまいます。  最終回に向けて、整理してみましょう。東海林が藤堂に対して抱いていた“違和感”。これに「ナイフ」が大きく影響しているのが、中島との会話でだんだんとわかってきました。「ナイフ」は、父親への殺意の“スイッチ”として渡されたものですが、藤堂が実行に移す前に母親が死んだことで思いとどまったということでした。そんな自分を知りたいと、異常犯罪者に興味を示す藤堂。藤堂はドラマ前半で「異常犯罪を通して自分を知る」という発言をしています。  そして、ナイフを渡したのは真壁で間違いないでしょう。最終回の予告で「こっち側に引っ張ってあげるの」と発言しているので、真壁は藤堂の“スイッチ”をONにする目的でナイフを渡したことになります。しかし、藤堂が“スイッチ”ONにならないのは、異常犯罪者の心の奥底に人間らしい部分を感じ取ったことと、母親の形見である「七味缶」のおかげでしょう。つまり、「ナイフ」が藤堂の異常性の象徴であり、対して母親の形見である「七味缶」は本来の自分を取り戻すアイテムという格好になっているんですね。  さて、真壁の目的がはっきりとしてきました。真壁は勾留中の佐藤の元に手紙を出して藤堂への執着をさらに高めて、脱走させています。2人が顔を合わせるようなシーンがありますから、東海林が拉致されたのも2人の連携によるものだと思われます。  いよいよ次回は最終回。東海林が犠牲になるのか? グロテスクな表現が話題の同ドラマですから、嫌な予想がドンドン浮かびますが、果たして……?  しかし、ちょっといただけないのは、あんなにばら撒いてきた伏線(東海林の妹殺害の犯人、厚田と石上妙子(原田美枝子)の過去、藤堂の父親)よりも、強力な新キャラを登場させたことです。これは、台本的に大丈夫なんですかね? (文=どらまっ子HAYAちゃん)