2016J1リーグ1stステージ第4節の横浜F・マリノス×サガン鳥栖戦後の記者会見で、珍しいことが起こった。サガン鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督が、記者に逆質問したのだ。 「ゴールによって、映像が流れたり流れなかったりする。流すなら、すべて流す。流さないなら、すべて流すべきではない。(審判団に)何か都合の悪いことがあるのかわからないが、これについて皆さんはどう思っているのか?」 この試合の横浜F・マリノスの先制点は、オフサイドかどうか微妙なものだった。というよりも、簡単にいえば、中村俊輔がボールに触っていれば、オフサイドでノーゴールとなるシーンだった。ゆえに、サガン鳥栖側は、中村がボールを触ったとして、猛抗議を行った。実際に試合後、中村自身も触ったことを認めている。つまり、リプレイ映像が流れれば、誤審が明らかになったということでもある。フィッカデンティ監督は、この点について「なぜリプレイが流れる時と流れない時があるのか」と指摘しているのだ。 果たして、Jリーグでは、どのようなシステムになっているのか? 「FootBallRefereeJournal」の主幹を務める石井紘人氏によると、日本サッカー協会より各クラブに「微妙な判定の映像リプレイは自粛してほしい」という要請があったという。 というのも、2013J1リーグ第11節の浦和レッズ×鹿島アントラーズ戦で、興梠慎三が決めた勝ち越しゴールが、明らかにオフサイドであることが大型スクリーンに映し出され、大混乱が起きてしまったからだ。 「興梠のゴールは明らかな誤審で、リプレイでスタジアムにも流れてしまった。そのため、鹿島の選手たちは『大型スクリーンを見てくれ』と主審に詰め寄った。ですが、ルール上、審判団は大型スクリーンを見て、判定をすることができない。でも、選手からすれば、判定を変えてほしいからエキサイトする。スタジアムにいる観衆も、リプレイで誤審が明らかになっているから、審判団への不信感が高まる。結果として、チーム対審判団という構図ができ上がってしまう。それが頻発するのを懸念しているのだと思います。ちなみに、同様の理由から、FIFA大会でも微妙な判定はリプレイで流しません」(石井氏) 確かに、微妙な判定をリプレイで流さないのも、混乱を避けるひとつの策だとは思う。とはいえ、「今回の不満が物語っていると思うのですが、やはり審判と、監督や選手たちのコミュニケーション不足が背景にあるのでは。リプレイの自粛に関しても、ローカルルールだと思われている。そこが改善されていかないと、同じような不満が頻発するのではないでしょうか」(同)とのこと。 ある程度の誤審は仕方ないにしても、審判側にもまだまだ努力できることはありそうだ。サガン鳥栖オフィシャルサイト
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「微妙な判定のリプレイ自粛」にサガン鳥栖監督がブチ切れ! 頻発するチーム VS 審判団の対立構造、原因は?
2016J1リーグ1stステージ第4節の横浜F・マリノス×サガン鳥栖戦後の記者会見で、珍しいことが起こった。サガン鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督が、記者に逆質問したのだ。 「ゴールによって、映像が流れたり流れなかったりする。流すなら、すべて流す。流さないなら、すべて流すべきではない。(審判団に)何か都合の悪いことがあるのかわからないが、これについて皆さんはどう思っているのか?」 この試合の横浜F・マリノスの先制点は、オフサイドかどうか微妙なものだった。というよりも、簡単にいえば、中村俊輔がボールに触っていれば、オフサイドでノーゴールとなるシーンだった。ゆえに、サガン鳥栖側は、中村がボールを触ったとして、猛抗議を行った。実際に試合後、中村自身も触ったことを認めている。つまり、リプレイ映像が流れれば、誤審が明らかになったということでもある。フィッカデンティ監督は、この点について「なぜリプレイが流れる時と流れない時があるのか」と指摘しているのだ。 果たして、Jリーグでは、どのようなシステムになっているのか? 「FootBallRefereeJournal」の主幹を務める石井紘人氏によると、日本サッカー協会より各クラブに「微妙な判定の映像リプレイは自粛してほしい」という要請があったという。 というのも、2013J1リーグ第11節の浦和レッズ×鹿島アントラーズ戦で、興梠慎三が決めた勝ち越しゴールが、明らかにオフサイドであることが大型スクリーンに映し出され、大混乱が起きてしまったからだ。 「興梠のゴールは明らかな誤審で、リプレイでスタジアムにも流れてしまった。そのため、鹿島の選手たちは『大型スクリーンを見てくれ』と主審に詰め寄った。ですが、ルール上、審判団は大型スクリーンを見て、判定をすることができない。でも、選手からすれば、判定を変えてほしいからエキサイトする。スタジアムにいる観衆も、リプレイで誤審が明らかになっているから、審判団への不信感が高まる。結果として、チーム対審判団という構図ができ上がってしまう。それが頻発するのを懸念しているのだと思います。ちなみに、同様の理由から、FIFA大会でも微妙な判定はリプレイで流しません」(石井氏) 確かに、微妙な判定をリプレイで流さないのも、混乱を避けるひとつの策だとは思う。とはいえ、「今回の不満が物語っていると思うのですが、やはり審判と、監督や選手たちのコミュニケーション不足が背景にあるのでは。リプレイの自粛に関しても、ローカルルールだと思われている。そこが改善されていかないと、同じような不満が頻発するのではないでしょうか」(同)とのこと。 ある程度の誤審は仕方ないにしても、審判側にもまだまだ努力できることはありそうだ。サガン鳥栖オフィシャルサイト
ACL浦和レッズ対広州恒大で信じられない誤審が! オーバーヘッドを天地投げと判断?
16日、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)グループステージ第3節、昨年の王者である広州恒大に浦和レッズが挑み、後半終了間際のFW興梠慎三のゴールなどで2-2の引き分けに持ち込んだ。アジア最強といわれる広州に、日本のチームがアウェーで勝ち点を獲得するのは初めてとなり、結果としては上出来とされたが、少し後味の悪い試合となってしまった。 「開始早々の前半5分、ペナルティエリア内で浦和のFWズラタンが、広州DFメイ・ファンを引き倒したとしてPKを献上してしまったことが原因です。確かにズラタンの手は相手にかかっていますし、メイ・ファンは大げさな倒れ方をしているのですが、どう見てもファウルじゃないんですよ。一部では、わざと倒れたなんて報道されていますが、そうとも違います。メイ・ファンは、ズラタンに体を預けてオーバーヘッドをしようとして、空振っただけなんです。その証拠に、リプレイを見ると、メイ・ファンは空振りこそしているものの、蹴り足でない方を先に頭上にあげるという、オーバーヘッドの基本をキッチリこなしてしまっています。これには浦和のファンも『ズラタンが合気道の天地投げの使い手じゃないと成立しない!』『むしろズラタンを使ってオーバーヘッドした相手のファウルだろ!』『いや、むしろその横で槙野が関節決めてるぞ!』と、波紋を呼んでいます」(スポーツライター) ACLでは、こういった誤審や中国びいきの審判の話は今まで何度も出てきた。しかし、それは我々が日本のチームを応援しているからそう見えるのであって、必ずしも八百長が起きているとは限らない。しかし、アジアの主審のレベルが低いことは間違いのない事実だろう。 主審のレベルが低いせいで、選手たちの中でファウルの線引きが甘くなり、どんどんプレーが荒くなっていくさまを、アジアの試合ではよく見かける。結果、選手生命を脅かすような大ケガをしてしまった選手だっている。アジアサッカー連盟には、いい加減審判のレベル向上に力を入れてもらいたい。 (文=沢野奈津夫)浦和レッズオフィシャルサイトより
「イエローカードを、お口にくわえちゃった!」J2の“ドジッ子”審判がかわいすぎると話題に
13日、J2第3節ファジアーノ岡山VS京都サンガF.C.が、岡山・シティライトスタジアムにて行われた。U-23日本代表候補・豊川雄太(岡山)の技ありループシュートや、後半ロスタイムの石櫃洋祐(京都)の劇的同点弾など、大いに盛り上がり、試合は2-2の引き分けに終わった。しかし、この試合の終了後、一番注目を集めたのはゴールを決めた豊川でも石櫃でもなく、井上知大主審だった。 2-1と岡山リードで迎えた後半36分。菅沼駿哉(京都)が赤嶺真吾(岡山)の足を後ろから引っかけ、倒したことで事件が起こった。赤嶺が立ち上がり、菅沼に詰め寄ると、菅沼もこれに応戦。井上主審は、イエローカードを取り出しながら2人の間に身体を入れて、これを制した。しかし、これだけでは収まらない。白熱した元日本代表の岩政大樹(岡山)が菅沼に突如猛ダッシュで駆け寄り、それを菅沼が突き倒し、場はさらに荒れてしまった。この時、慌てた井上主審が笛を吹こうと口にくわえたのが、ホイッスルではなく、なんと持っていたイエローカードだったのだ。 「音が出ないことに焦りの表情を浮かべて、カードを二度見していましたね。結局、井上主審は、菅沼を退場処分にしたんですが、レッドカードもくわえるんじゃないかと、その場の誰もが期待して見ていたと思います。ちなみに菅沼は、退場しながら笑いをこらえきれない様子でした。見ていたファンからも『かわいすぎる! 場が和んだ!』『ガッツリ食ってるなぁ』『ふじいあきら思い出した』と、一定の人気を得たようです。しかし、あんなミスを大勢のサポーターが見ている中でしておいて、キリっとした表情でレッドカードを出せるんですから、さすがはプロって感じですよね」(スポーツライター) 試合を通してお互いのラフプレーに選手たちはイライラし、乱闘寸前だったこの瞬間だが、井上主審の行動に笑顔を見せている選手も数人混じっていた。意図的ではないだろうが、試合をコントロールする新しい審判の技術が生まれた瞬間だったのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)イメージ画像 Photo By Ian Burt from Flickr.
「イエローカードを、お口にくわえちゃった!」J2の“ドジッ子”審判がかわいすぎると話題に
13日、J2第3節ファジアーノ岡山VS京都サンガF.C.が、岡山・シティライトスタジアムにて行われた。U-23日本代表候補・豊川雄太(岡山)の技ありループシュートや、後半ロスタイムの石櫃洋祐(京都)の劇的同点弾など、大いに盛り上がり、試合は2-2の引き分けに終わった。しかし、この試合の終了後、一番注目を集めたのはゴールを決めた豊川でも石櫃でもなく、井上知大主審だった。 2-1と岡山リードで迎えた後半36分。菅沼駿哉(京都)が赤嶺真吾(岡山)の足を後ろから引っかけ、倒したことで事件が起こった。赤嶺が立ち上がり、菅沼に詰め寄ると、菅沼もこれに応戦。井上主審は、イエローカードを取り出しながら2人の間に身体を入れて、これを制した。しかし、これだけでは収まらない。白熱した元日本代表の岩政大樹(岡山)が菅沼に突如猛ダッシュで駆け寄り、それを菅沼が突き倒し、場はさらに荒れてしまった。この時、慌てた井上主審が笛を吹こうと口にくわえたのが、ホイッスルではなく、なんと持っていたイエローカードだったのだ。 「音が出ないことに焦りの表情を浮かべて、カードを二度見していましたね。結局、井上主審は、菅沼を退場処分にしたんですが、レッドカードもくわえるんじゃないかと、その場の誰もが期待して見ていたと思います。ちなみに菅沼は、退場しながら笑いをこらえきれない様子でした。見ていたファンからも『かわいすぎる! 場が和んだ!』『ガッツリ食ってるなぁ』『ふじいあきら思い出した』と、一定の人気を得たようです。しかし、あんなミスを大勢のサポーターが見ている中でしておいて、キリっとした表情でレッドカードを出せるんですから、さすがはプロって感じですよね」(スポーツライター) 試合を通してお互いのラフプレーに選手たちはイライラし、乱闘寸前だったこの瞬間だが、井上主審の行動に笑顔を見せている選手も数人混じっていた。意図的ではないだろうが、試合をコントロールする新しい審判の技術が生まれた瞬間だったのかもしれない。 (文=沢野奈津夫)イメージ画像 Photo By Ian Burt from Flickr.
ロアッソ熊本のサポーター水増し作戦が話題! あいつらの中に切れ者の軍師がいる!?
海外サッカー専門のファン、もしくはサッカーそのものに興味がない人には、意外に思われるかもしれないが、実はJリーグの観客動員の総数は年々すごい勢いで増加している。世間的にも一番盛り上がっていた1993年発足時のJリーグブームに沸いた1年と比べても、昨年の総観客動員数は、なんと3倍にも膨れ上がっているのだ。 その要因の一つが、日本各地に新しいクラブがどんどん生まれていること。J1、J2、J3を合わせると、なんとその数は56クラブにも上るのだ。もっとも、かなりの日本サッカー好きでもなければ、この56クラブをそらで言える人は少ないかもしれない。 全体の動員が格段に増えても、その実体は、サポーター獲得に手こずっているクラブがほとんどで、平均入場者が2万を超えるのは一握り。特にJ2やJ3は、まだまだ地元ファンの獲得すらままならず、アウェーにまで出向くサポーターとなれば、かなりレアだ。もちろん、サポーターが少ないと選手としてもモチベーションが上がらず、試合の結果を左右しかねない。気合いの入ったサポーターは、人一倍声を出すなどして選手たちを鼓舞するが、ガラガラのスタジアムではどうもむなしい。そんな中、6日に行われたJ2第二節、徳島ヴォルティスVSロアッソ熊本が話題となっている。 「徳島に集まったロアッソのサポーターは数十人しかいませんでした。そこであるサポーターがとった行動が話題となっています。熊本のご当地キャラクターくまモンなどのぬいぐるみ数体にユニフォームを着させて、観客席に座らせてサポーターを水増したのです。もちろんそれだけで観客席がいっぱいになるわけではないのですが、選手としてもなんだかやる気がでますよね。そのおかげかどうかはわかりませんが、試合は見事に熊本が1-0で勝利しました。他のサポーターからも『今度うちもやろう』『偽兵の計だ!あいつらの中には切れ者の軍師がいる!』と評判ですよ」(スポーツライター) 過去には大宮サポーターが段ボールで人型を作り、ユニフォームを着させて空席を埋めたことが話題になった。運営や、選手だけでなく、サポーターの努力でもクラブ活性化することができる。まだまだJリーグの人気は増加していくだろう。 (文=沢野奈津夫)ロアッソ熊本オフィシャルサイトより
ロアッソ熊本のサポーター水増し作戦が話題! あいつらの中に切れ者の軍師がいる!?
海外サッカー専門のファン、もしくはサッカーそのものに興味がない人には、意外に思われるかもしれないが、実はJリーグの観客動員の総数は年々すごい勢いで増加している。世間的にも一番盛り上がっていた1993年発足時のJリーグブームに沸いた1年と比べても、昨年の総観客動員数は、なんと3倍にも膨れ上がっているのだ。 その要因の一つが、日本各地に新しいクラブがどんどん生まれていること。J1、J2、J3を合わせると、なんとその数は56クラブにも上るのだ。もっとも、かなりの日本サッカー好きでもなければ、この56クラブをそらで言える人は少ないかもしれない。 全体の動員が格段に増えても、その実体は、サポーター獲得に手こずっているクラブがほとんどで、平均入場者が2万を超えるのは一握り。特にJ2やJ3は、まだまだ地元ファンの獲得すらままならず、アウェーにまで出向くサポーターとなれば、かなりレアだ。もちろん、サポーターが少ないと選手としてもモチベーションが上がらず、試合の結果を左右しかねない。気合いの入ったサポーターは、人一倍声を出すなどして選手たちを鼓舞するが、ガラガラのスタジアムではどうもむなしい。そんな中、6日に行われたJ2第二節、徳島ヴォルティスVSロアッソ熊本が話題となっている。 「徳島に集まったロアッソのサポーターは数十人しかいませんでした。そこであるサポーターがとった行動が話題となっています。熊本のご当地キャラクターくまモンなどのぬいぐるみ数体にユニフォームを着させて、観客席に座らせてサポーターを水増したのです。もちろんそれだけで観客席がいっぱいになるわけではないのですが、選手としてもなんだかやる気がでますよね。そのおかげかどうかはわかりませんが、試合は見事に熊本が1-0で勝利しました。他のサポーターからも『今度うちもやろう』『偽兵の計だ!あいつらの中には切れ者の軍師がいる!』と評判ですよ」(スポーツライター) 過去には大宮サポーターが段ボールで人型を作り、ユニフォームを着させて空席を埋めたことが話題になった。運営や、選手だけでなく、サポーターの努力でもクラブ活性化することができる。まだまだJリーグの人気は増加していくだろう。 (文=沢野奈津夫)ロアッソ熊本オフィシャルサイトより
サッカーACL「浦和のサポに唾をかけられた」は韓国GKの捏造なのか?
今月2日、アジアチャンピオンズリーグH組第2戦、浦項スティーラーズ対浦和レッズが浦項スティールヤードにて行われた。試合は、DF槙野智章のハンドによりPKを献上、惜しくも浦和は0-1で敗戦してしまう結果となった。白熱したこのゲームだったが、結果や内容よりも、浦項GKシン・ファヨンの試合後の発言が注目を集めている。 韓国紙「朝鮮日報」によると、シン・ファヨンは「ゴール裏にボールを取りに行った際に、浦和サポーターに唾を吐きかけられた」と発言。さらにシン・ファヨンは「浦和のサポーターが、ここまで低レベルだとは思わなかった」とも語っていたという。確かに浦和サポーターは過去にも、「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げて人種差別問題を起こしたり、清水エスパルスの選手が乗るバスに爆竹を投げるなど、過激な問題行動を起こしてきた。今回の事件により、またしても浦和サポーターの悪行の歴史が更新されてしまったかに思われたが、実はこの“唾吐き事件”が韓国人GKの捏造なのではないかと、話題になっている。 「浦項スティールヤードは、サッカー専用スタジアムなので選手と観客の距離はかなり近いんですが、さすがにツバが届く距離ではないと思います。普通、唾と確認できる塊を飛ばすのなんてせいぜい1メートルぐらいですが、看板と警備員を挟んで少なくとも3m近くはありました。おそらく、ずっと野次を飛ばされてストレスが溜まり、その仕返しで言ってしまっただけでしょうね。間違いなくこのGKは、アウェイでの浦和戦で必要以上にブーイングや野次を飛ばされることになってしまうでしょう」(スポーツライター) 今回の件が、事実かそうでないかはもうシン・ファヨン本人以外誰にもわからない。しかし、こういった発言が出てしまうほど、浦和のサポーターが凶悪に見えたのは事実だろう。現に浦項スティーラーズは、浦和サポーターの応援に対抗するため、応援団として海兵隊員を1000人動員し軍歌を歌わせていた。これは応援合戦だけでなく、万が一を想定して準備していたことは、容易に想像ができる。実力も拮抗した、せっかくのライバル関係が、こういったピッチ外の出来事で汚されるのは、実にもったいないことだ。 (文=沢野奈津夫)『守りたいから前へ、前へ』(幻冬舎)
Jリーグ開幕戦でまた“幻のゴール”も、本当の問題は旧態依然のJFA審判部か
Jリーグの2016シーズンが開幕した。 ガンバ大阪×鹿島アントラーズの試合には3万2,000人超が詰めかけ、FC東京×大宮アルディージャや、横浜F×ベガルタ仙台など人気クラブだけでなく、地味に思えるヴィッセル神戸×ヴァンフォーレ甲府の試合にも2万人を超える観客が集まった。通常の3月開幕より早まったにもかかわらず、である。そんなスタジアムに大挙したサポーターたちから、Jリーグに対する不満の声が上がっている。審判団の誤審だ。 満員となった柏レイソル×浦和レッズ戦では、浦和レッズの武藤雄樹のゴールラインを割ったシュートが、ノーゴールと判定された。昨年に続き、開幕節で“幻のゴール”が生まれてしまったのだ。実際に、Jリーグの審判団はレベルが低いのだろうか? スポーツライターに聞いた。 「武藤のゴールは誤審だと思いますが、あれをジャッジするのは難しい。Jリーグだけでなく、欧州主要リーグでも幻のゴールは起きています。決して、Jリーグで誤審が頻発しているわけではありません。ルールをわかっていないサポーターも多く、彼らは応援に夢中でジャッジなんて見ていない。ジャッジする時は頭を動かさないのが審判の基本ですが、サポーターは飛び跳ねていますからね(笑)。テレビの前でルールブックを開いて、Jリーグの審判員のジャッジを見れば、ほとんどが納得できると思いますよ」 ということは、Jリーグの審判団のレベルは高いのかと思いきや、「日本サッカー協会審判部の体質という、別の問題がある」(同)ようだ。 あまり知られていないが、今年の1月末にとある事件が起きた。 Jリーグの試合も担当した経験のある1級審判員が、飲酒後に車を運転して人身事故を起こし、逮捕されたのだ。だが、その審判員が誰なのかは公表されていない。日刊スポーツの取材によると、刑事罰が確定していないことや、事故を起こした審判員が受ける社会的制裁を考慮し「名前まで出すのは、あまりにも酷だ」(JFA丸山高人コミュニケーション部長)とのこと。上川徹審判委員長も「調べるとわかってしまうので、J1、J2、J3、JFLのどのカテゴリーを裁く審判員かも言えません」の一点張りだったという。しかし、選手が逮捕された場合、解雇され、名前も公表される。なぜ審判部は、甘い裁定を下したのだろうか? 「審判部はクローズな体質なんです。たとえば、現役のトップレベルの審判員たちは、誤審があれば認めたいし、それをメディアの前で話す覚悟もある。でも、審判部がそれをさせない。今の審判部の上層部は、古い日本社会そのものです。新しい血が入っていないから、昔の感覚で物事を進めてしまう。上川さんが委員長になって多少はオープンになったが、まだまだ足りない。上層部を総入れ替えするくらいでないと、今後も審判員はブラックボックスに入れられたままです。結果、現場の審判員と、選手やサポーターの溝が広まってしまう。今回の件だって、バレると齟齬が生じるから穏便に終わらせたいのでしょうが、今の時代、隠し通すのは絶対に無理だということをわかっていない」(同) トップレベルの審判員の足を、飲酒運転で事故を起こすようなレベルの低い審判員が引っ張っている。個々のレベルは上がっても、組織としての古臭さが、今回のような問題を引き起こしているようだ。 (文=TV Journal編集部)Jリーグ公式サイトより
押尾学とは「友達じゃない」発言も……浦和レッズ司令塔・柏木陽介の危険な交友関係
2016年は激動の年といえる。 新年早々にベッキーの不倫が報じられ、直後にはSMAP解散騒動。芸能スキャンダルだけではなく、政治家も甘利明経済再生担当大臣は金銭授受疑惑で辞任し、経済は世界的な株安に見舞われた。スポーツ界でも、覚せい剤取締法違反で元読売ジャイアンツの清原和博が逮捕されるなど、日本中が震撼させられている。 その嫌な流れが、今週末に16年シーズンの開幕を迎えるJリーグにも舞い込んできた。なんと、浦和レッズの元日本代表選手である李忠成と柏木陽介、ガンバ大阪の岩下敬輔が、2009年に麻薬取締法違反と保護責任者遺棄致死罪で逮捕され、2年6月の実刑判決を受けた(現在、仮釈放中)押尾学と肩を組んでいる写真がSNS上にアップされたのだ(現在は削除)。 TwitterおよびInstagramにアップしたのは押尾自身で、「昨日楽しかったな(^_^)」と、顔文字付き。いまだに黒いウワサが絶えない押尾だけに、サッカーファンも「これはヤバいんじゃないか?」と心配していた。 東京スポーツが柏木を直撃すると「写真一緒に撮ろうと言われて『いいですよ』とは言いましたけど『(SNSに)載せないでくれ』と言いました。勝手に友達みたいに載せられて困っている……」と困惑気味に答えたという。この報道の翌日、押尾はTwitterで「しかし嘘つきが多いな…自分が可愛くてしかたないのかな…」と意味深なツイートをしていたが、これが柏木を指すのかは不明だ。2人の関係について、サッカー関係者は次のように話す。 「柏木が遊び好きなのは確かです。そのために、サンフレッチェ広島から浦和レッズというか、東京に来た。今は引っ越したかもしれませんが、都心の一等地に住んでいましたしね。でも、さすがに違法薬物に手を染めていた押尾との交友はないと思いますよ」 押尾といえば、“ビッグマウス”で名言ならぬ迷言を連発していた見栄っ張り男でもある。今回も、音楽活動を再開するにあたり、彼らサッカー選手をダシに使った可能性もある。と思いきや、前出のサッカー関係者は眉をひそめる。 「実は柏木は、俳優の永井大と親しかったようなんですよ。永井のよく行く店に、頻繁に連れていってもらったりしていましたから」(同) 永井といえば昨年末、「週刊文春」(文藝春秋)に、詐欺まがいの物件販売を行おうとしたが失敗し、トラブルになったことがスクープされた。12年ペニーオークション騒動含め、金にまつわる黒いウワサのある永井との交際も、ファンからすれば心配なところだろう。今回の報道をきっかけに、柏木は遊び相手を選定し直したほうがよいかもしれない。 (文=TV Journal編集部)押尾学Twitterより(現在は削除)






