昨年暮れから急展開で、状況が二転三転しているSMAPの独立騒動。これに右往左往しているのが、各テレビ局の番組担当者たちだ。 「中居(正広)クンら独立側の出演者が出ている番組では、みんな一様に『チーフマネジャーの飯島(三智)さんと連絡が取れない』と嘆いています。番組内容の確認すら返事がもらえず、放送直前なのにまだ中身が白紙、というものもあるようです」(某局ディレクター) 草なぎ剛主演のテレビ朝日系『スペシャリスト』や香取慎吾主演のTBS系『家族ノカタチ』など、ドラマ関係では記者会見や番宣出演が白紙になった。 「ドラマの視聴率に関しては、騒動のおかげで逆に注目度が上がっているのでモメるような数字にはならないでしょうが、困ったのは情報番組やバラエティ番組の中身。番宣などを入れる予定が流れたり、予定が立たないので、家に帰れないスタッフが急増している」(同) 問題は、現場の慌ただしさだけではない。あるテレビプロデューサーは中居と非常に近い関係にあることから、局内で「あなたは飯島派でしょ」と、独立する側の仲間のような言われ方をしたという。 「春に特番で中居さんの起用を進めていたこともあったので、『独立することを知っていて、中居の出演枠を確保しようとしていたのか』なんて言われてしまった。確かに独立の動きは知っていたけど、キャスティングには関係なかった」とプロデューサー。 これも、騒動が日々急展開していることと無関係ではない。今回の独立騒動は、木村拓哉の残留によって一転、解散危機となったと報じられているが、当初は木村も一緒に独立するはずだったといわれている。これがスムーズに運んでいれば、これまでジャニーズに流れていたSMAPマネーがSMAP自身の独占となり、これを後押しした者への“謝礼”も期待できたのだ。しかし、一部スポーツ紙で“クーデター失敗”とまでいわれている状況で、出て行こうとした4人のメンバーに失業危機まで持ち上がると、飯島氏に近いテレビマンは、まるで負け組の様相に。 さらに、複数の大手芸能プロが仲裁に入ろうとしたことで、自体が複雑化。大手プロの介入は「SMAPの利権を奪い取る話」にも見えて、ジャニーズ内の対立を激化させている。SMAPに関しては、そのグループ名の商標も含め、権利関係がジャニーズ事務所に残されており、当初と旗色が変わっただけでなく、利益の綱引きまでもが浮上。 「僕らの間でもジャニーズ派、飯島派などと呼ばれる者がいて、『ジャニーズと遺恨がある者は降格させろ』という空気が出てきています。もちろん、それを理由にして降格させられることはなくても、ジャニーズ関係者からの印象が悪ければ後々、別の理由をつけて異動させられることだってありそう」(同) 世間の注目を一身に浴びるSMAPメンバーの去就だが、関係の深いテレビマンたちも他人事ではなくなってきた。 (文=片岡亮)
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何もかも「限界」だった? SMAP“デメリットだらけ”独立画策の裏と、メンバーの心情
13日、日本中に激震を走らせた、国民的アイドルグループ・SMAPの「解散・分裂」報道。テレビを含む各マスコミが大々的にこのニュースを報じている。あのNHKまでもが報道するのだから、SMAPというグループの影響力がどれだけ大きいのかを如実に表している。他のアイドルグループではこうはいかない。 14日になり、マスコミからはさらなる新情報が次々と出ている。マネジャーである飯島三智氏が画策した「独立計画」が失敗に終わったのは、木村拓哉が妻・工藤静香の進言で独立の寸前に裏切ったからだとか、中居正広がジャニーズ事務所・メリー副社長に「SMAPは踊れない」といわれてショックと怒りにかられたとか……正直なところ、メンバー自身の口から真相を聞くことができていないため、情報の信ぴょう性はどれもグレーなままだ。 ただ、中居、草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎の4名が、グループを国民的スターに押し上げた飯島氏の意図を汲んで「独立」を真剣に考えたのは間違いないようだ。無論、絆が固いに違いない飯島氏が事務所を辞めることで、それに追従する意志が主な原因ではあるのだろうが……。 正直、そこまでして独立することの「メリット」が、SMAPにはないように思えてならない。仮に飯島氏の思惑通りに独立し新事務所を設立したとしても、それは芸能界でタブーとされる「タレントを引き連れた独立」となり、ジャニーズ事務所を完全に敵に回す行為だ。芸能界で確たる地位と権力を有するジャニーズ事務所が方々に圧力をかければ、独立したSMAPの居場所など簡単に潰せてしまうだろうし、それを一番よくわかっているのは、メンバーたち本人ではないだろうか。 それでもメンバーが「独立」を考えた理由……それは、彼ら自身の“限界”が最大の要因だったのではと、ジャニーズ関連に詳しい記者は語る。 「デビュー当初のSMAPは鳴かず飛ばずで、飯島氏が中心となってバラエティや司会、役者に活路を見出したことで国民的アイドルに上り詰めたのは有名な話ですが、もしかしたら本人たちも『まさかここまで売れるとは』と、自分たちの想像をはるかに超えた熱狂に、相当なプレッシャーを抱えていたのではないでしょうか。草なぎの全裸飲酒騒動や、香取、稲垣の中年男性との半同棲の私生活、中居の結婚への拒否反応など、一般人の抱くアイドル・芸能人のイメージ像とはかけ離れた“暗部”も、時折垣間見えていましたし……。言葉通りの『国民的』な存在になってしまったことに、彼ら自身が苦しんでいたのでは。飯島氏が事務所を辞めることが、彼らにとって“千載一遇”のチャンスだったように思えてなりません。ジャニーズという枠組みを捨て、新たなスタートを切りたかったのかも……」(芸能記者) 「独立」に関する彼らの動きを見るに、周囲の“熱狂”を楽しむことができていたのは木村だけということだろうか。SMAPの中でも、木村は圧倒的に「器用」な印象はあったが……。 結末がまったく見えない今回の解散騒動。その注目度は増すばかりである。SMAP
「私生活暴露」が解散の兆候!? SMAPメンバーに生じた“違和感”と、キムタクの“志向”
国民的アイドルグループ・SMAPの「解散・分裂」報道が伝えられ、芸能界、テレビ界、そして世間に最大級の衝撃が走った。 デビュー当時は鳴かず飛ばずだったSMAPを、現在のスターダムに押し上げた女性マネジャー・飯島三智氏がジャニーズ事務所を退社することで、中居正広、草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾も追従したというのが要因らしい。現状、木村拓哉だけは、SMAPを生み出したジャニー喜多川氏や姉であるメリー喜多川氏への恩義から残留の意向を示しているそうだが、もしこれを「決定事項」とするならば、ジャニーズ事務所のSMAPは完全に「解体」されることになる。 4人が「ジャニーズ脱退」の意志を示し、キムタクだけが「ジャニーズ残留」を決断したという今回の報道。一部報道では昨年に解散を決めたということだが、考えてみれば、脱退を決断したという4人の最近の言動には、これまでのSMAPにはない“違和感”が多分にあった。 彼らを象徴するテレビ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の名物コーナー「BISTRO SMAP」で昨年、メンバー自身がゲストになる「シャッフルBISTRO」を行った際、これまでひた隠しにされていたメンバーそれぞれの“私生活”が本人の口から次々と暴露されたのは記憶に新しい。 その中でも、草なぎ、香取はそれぞれ自身の部屋を出入りする「おじさん」の存在を告白。また、稲垣は「ひろくん」という中年男性と“半同棲状態”ということまで明らかにし、「SMAPは大丈夫か」と大いに話題を呼んだ。 さらに、中居は昨年12月に放送された『中居正広が結婚を考える夜。』(フジテレビ系)で、自身のぶっ飛んだ結婚観、結婚への拒否反応を赤裸々に語り「心に大きな闇を抱えている」とネットで騒がれている。 アイドル、それも国民的な人気を誇るSMAPが、私生活をアケスケに語ったという衝撃は相当なものだった。SMAPより知名度の劣るジャニーズの他グループやアイドル全体でも、細かなプライベートを語ることなどほとんどないからだ。 「私生活を激白した4人は、すでに覚悟を決めた上での言動だった可能性は大いにあります。木村は唯一、結婚していますし、今後もジャニーズに残る意志があるならば、無用な話題を提供する必要がないと判断し、そういった発言は控えていたのかも……。そう考えると、非常にしっくりはきますね。ただ、1年半前に香取が『絶対に解散はしません。けど、今まで何度か考えたことはあります』と語っていたこともあるため、今後SMAPや事務所がどのような対応をするのかは未知数です。慎重に状況を見定める必要がありますね」(芸能記者) 12日夜に放送された『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)では、草なぎがゲスト出演。その中で「(SMAP内での会話は)なくはないですけど、他メンバーの仕事はテレビ誌とかで知ります」と語れば、中居も「草なぎさんのこと、わからないもんなあ……。顔見知りみたいな感じ?」と、20年以上連れ添ったグループの現状を告白。もう隠す必要もない、という気持ちの表れだったのだろうか……。
SMAP“独立・解散”報道にくすぶる裏事情……木村拓哉も「一緒に独立」の可能性も
SMAPがジャニーズ事務所から独立――。昨年あたりからささやかれてきたウワサが、本当に動きだした。通称“飯島女史”こと、SMAPの母親ともいわれるチーフマネジャー、飯島三智氏が退社を決め、同時にSMAPの木村拓哉を除く4人がジャニーズ事務所を去ると報道されたが……。 近年、社長のジャニー喜多川氏の後継者問題で揺れていたともいわれるジャニーズ事務所は、SMAPを大ブレークさせた飯島氏が、かねてから「自分たちはジャニーズ抜きでもやれる」という姿勢で、事務所内でも別格の存在となっていたことが副社長のメリー喜多川&藤島ジュリー景子親子との対立を深め、独立説が絶えなかった。 ウワサが「今回は本当に本当」という具体的な話になってきたのは昨年の夏ごろからで、水面下では飯島氏がSMAPを引き連れて独立する場合、莫大なビジネスの権利関係をどうするかの綱引きがあったともいわれる。 「飯島さんはジャニーズの社員でありながら、SMAP用の会社を作って社内独立みたいな形になってましたが、単に自分の手腕を誇示していただけでなく、木村拓哉が工藤静香との結婚でゴタゴタしてジャニーズを退所しかけたのを丸く治めたり、さまざまなトラブルを解決してきたという自負もあった感じです。ただ、独立に関しては、単にSMAP以外のグループの面倒まで見たくないって意向もあったようで……」(芸能リポーター) ジャニー氏の姉、メリー氏は「週刊文春」(文藝春秋)で昨年1月、ジャニーズ内の派閥争いを否定しながらも、SMAPを「踊れない」と批判するなど、穏やかでない様子を見せていたが、これは「飯島氏にとって好都合な独立の材料でもあった」と同リポーター。 業界内では「どこまでのタレントを引き連れていくのか」という点も注目されており、ジャニーズに近いテレビ関係者からは「最悪、グループが割れる可能性もある」という話も出ていた。 「引き連れるといっても、最終的にはタレント本人の意思次第。SMAP内でさえ、ジャニーズから独立することに抵抗感を持っているように見えるメンバーもいて、その場合はグループ解散ということもありえるとは以前からささやかれていた。飯島さんには、昔からメリーさんらと対立していた大手の芸能プロが後ろ盾に入って、情勢が変わった」 そのため、一部で報じられている木村拓哉の残留に関しては「いや、キムタクも独立するはず。SMAP解散はないと思う」とテレビ関係者。 「ただ、メリーさんは独立の動きに対して、キムタクの妻・工藤静香を通じて引き留め工作をしていた話はある。飯島さんはSMAP愛が高じて工藤とは折り合いが悪く、もしキムタクが妻の助言を聞き入れたなら残留となるんだろうけど、独立ならいくらかキムタクの権利関係をジャニーズに残していくとか、配慮はするのでは」(同) 確かに、飯島氏が工藤に冷たいという話は以前から聞かれたことだ。木村の既婚者臭をできるだけ消したい思いから、工藤が独自の芸能活動をしても、夫の名前をできるだけ出さないよう伝えたといわれている。 いずれにせよ、一枚岩だったジャニーズの分裂騒動に、テレビ界にも激震が走っている。これまでは、ジャニーズを抜けたタレントは起用しないという不文律があったが、SMAP独立となれば、それを踏襲することはできず、各所で軋轢を生みそうだという。 ヤクザの世界では、山口組の分裂で、付き合いのあった関係者が右往左往しているという話があるが、まさにそれと同様の事態。ジャニーズ以上にSMAPと太く結びついてきた民放局の番組プロデューサーは「この独立問題で局に悪影響が生じたら、『おまえが片方に偏っていたからだ』と責任を問われそうで……」と戦々恐々。 木村の残留問題も、一部スポーツ紙がジャニーズ側の意向を一方的に報じたのみで、まだ決着していないとする声も根強い。遅くとも4月の番組改編前には形がハッキリするとみられるが、テレビ番組の出演枠にまで影響しそうな芸能界の大激震。スムーズに事が運べばよいのだが。 (文=片岡亮)
ジャニーズ帝国崩壊! 衝撃のSMAP“解散”報道の真相──メリー喜多川氏「解散って書いていいわよ」
芸能界に衝撃が走った。13日発売の朝刊スポーツ各紙が国民的アイドルグループ・SMAPの分裂・解散を報じた。15日発売の一部週刊誌も同様の記事を掲載しているという。 共通するのは“SMAP育ての親”飯島三智氏が近日中にジャニーズ事務所を退社するということ。飯島氏とメンバーは強固な信頼関係で結ばれており「飯島さんが辞めるなら……」と中居正広、草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾は追従。一方、木村拓哉は飯島氏との関係も大事だが「ジャニーズ事務所に育てもらった」という気持ちが強く、残留する見込みという。 こうした状況を踏まえ、各紙ともに「事実上の分裂、解散状態」と報じている。 すべての発端は昨年2月に「週刊文春」(文藝春秋)で掲載されたジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長の直撃インタビュー。メリー氏はジャニーズ内に派閥があるという一部ウワサを全否定した上で、飯島氏をその場に呼びつけ、溺愛する愛娘のジュリー景子氏と対比。改めてジャニーズのトップは近藤真彦であることを念押しし、飯島氏に対して「出て行ってもらってもいい」と叱責した。 「その場は取り繕っていましたが、あれで飯島氏は『もうこの事務所にはいられない』と退社を決めたそうです。昨年後半は大手芸能プロの重鎮とも頻繁に接触していました」とは芸能プロ関係者。 昨年の文春インタビューが出た段階で、飯島氏の独立は規定路線ではあったが、話はコレだけでは終わらない。 「その後もメリー氏は飯島氏に小言を言い続け、最終的には辞表を出させるまでに追い込んだ。もうここまで来ると、タレント云々の話ではなく、女同士の感情的なバトルですよ。メリー氏は飯島氏潰しを画策していて、今回の件もスポーツ紙の担当記者を呼びつけ『解散って書いてもいいわよ』と言い放ったそうです」(事情通) つまりスポーツ紙の報道はメリー氏発信である可能性が高く、SMAPメンバーの今後については流動的な部分もある。いずれにしろ、ジャニーズという看板を外した飯島氏とメリー氏のバトル第2ラウンドが、より苛烈なものになることは間違いない。
菅野美穂が待望の第1子妊娠! その裏で“確定”した元カレ・稲垣吾郎との破局原因とは

どこまでエンタテインメントにするか? 『中居正広のISORO』が映す、アイドルの「本当のところ」
「僕、お風呂を一緒に入れるのってヒロくんしかいないです、世の中に」 稲垣吾郎は堂々とそう告白した。同じベッドで寝たこともあるという。 「ヒロくん」とは、いったい何者なのだろうか? 2009年の『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)で初めてその存在が公にされ、14年の同番組でさらに詳しく語られた。そして、15年1月10日放送の『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)で話したことで、SMAPファン以外にも広く知られることとなった。 しかし、「50歳くらいの既婚のサラリーマン」「週2回くらいのペースで稲垣の自宅にやって来る」「稲垣の自宅にはヒロくん専用の部屋がある」などと断片的に語られるエピソードでは、ヒロくんがいったい何者なのか、そもそも2人はどんな関係なのか、謎は深まるばかりだった。男同士が半同棲生活を続けている、ということもあり、「同性愛疑惑」もささやかれていた。 そんな中で3月23日に『SMAP×SMAP』(同)の枠で放送された特別番組が『中居正広のISORO』だ。冒頭の稲垣の告白はこの番組で飛び出したものだ。番組は、稲垣が、ヒロくんの自宅を訪れ、“居候”する様子を追いかけたものだ。 ヒロくんと稲垣が出会ったのは99年。共通の知人の紹介だったという。だが、3人で会っても、ヒロくんはその知人と会話するばかり。何度か会っていくうちに、耐えられず稲垣がヒロくんに尋ねた。 「もしかして僕のこと嫌いですか?」 「ジャニーズとか苦手なんだよね」 その会話が、仲良くなったきっかけだったという。2人は急速に信頼し合うようになり、稲垣が新居を選ぶ際にはヒロくんも同行。「これだけ広ければ、ここで遊べるよね」というヒロくんの一言で新居を決めた。以降、週の半分をお互いの家を行き来し、「ヒロくん」「ごろち」と呼び合う関係になったという。 「テレビ、これでいいのか?」 普段通りの会話ゆえ、妙な間が入ったりするし、特に何かが起こるわけでもない。ヒロくんの自宅で過ごす2人のVTRを見た中居が、思わずそう言った。 そんな中居を尻目に、「仲良さそう。見てて安心する」「不思議な感じ」などと無邪気に語る稲垣は新鮮だ。 「見たことないもん、こんな吾郎」と、中居も言う。確かにVTR中の稲垣は、これまでのイメージとは異なる新たな一面を見せていた。デビューから25年以上経って、常に第一線で活躍し続けてもなお、こうした新たな一面をのぞかせることができる。そして、このなんでもないVTRで視聴者を惹きつけることができるSMAPの強さを、あらためて感じた。 「結婚しないのか?」と問われた稲垣は「『大切な存在』(=ヒロくん)がいるから、それを認めてくれる女性じゃないとできない」と、サラッと言った。それに対し、中居は「『大切な存在』なんて、歌詞やドラマの世界だけの言葉だと思ってた」と驚きを隠さない。 「でも、言葉で伝えたらすごく気持ちよくなってくると思いますよ。僕もこういうふうに認め合うことを前はしてなかったんですけど、いま普通に言えるようになって気持ちいいですもん、やっぱり。楽だもん。そういうもんなんだなって。絆というか愛というか。やってみなよ、みんなも。大切な存在、いるはずだよ!」 と語っているうちに興奮した稲垣は、カメラに向かって呼びかけるのだ。 「伝えてみなよ! 声に出してみなよ! すごく楽になるよ!」 「どこまでエンタテインメントにするかということについては、非常識を常識にするということに関して、僕らは腹をくくる準備と覚悟はあった」(『AERA(13年5/6・13)』) と中居は語っている。かつて、アイドルは文字通り偶像だった。“お人形”であることを求められた。だが、80年代に入り、アイドルは“自我”を持ち始め、80年代後半には、同じ“人間”であり、手に届く存在であることが強調されるようになった。いわば、アイドルの“人間宣言”である。その流れの中で、SMAPはさらにそれを一歩進めた。アイドルではタブーとされてきた下ネタや恋愛話を語り、失敗話や自らのダメな部分を晒すようになったのだ。言ってみれば“ダメ人間宣言”である。 そうしてSMAPは新たなアイドル像を提示することで、アイドル界のトップに立った。一方で中居には「エンタテインメントにする」ことへの明確な線引きがある。たとえば、この番組でも、稲垣とヒロくんがイチゴ狩りに行って、あーんとイチゴを食べさせ合うVTRを受けて、稲垣があーんとイチゴを中居の口に運ぶと、頑なに拒否。 また、次回の“居候”先に稲垣が「SMAPのヒロくん」、すなわち中居正広を提案すると、「そこに僕の中のエンタテインメントは入ってませんから」と真顔で退けた。 あるいは、昨年の『27時間テレビ』(同)では、「解散」について赤裸々に話す香取に対して、中居が「そのチャックは開けたくなかった」と言ったこともある。中居にとってその部分は、アイドルという“着ぐるみ”を維持するためのギリギリのライン、すなわち“チャック”だったのだ。それに対し、稲垣は言う。 「チャックは開けてなくても透けて見えたりするもの」と。 VTR中、「2人はチューくらいできるの? 本当のところどうなってるの?」と問われた稲垣は、静かにほほえんで言った。 「本当のところなんて、言うわけないよね」 そうしてヒロくんの素顔まで晒した番組でも、肝心な核心部分は煙に巻いたまま終わった。半同棲するほど親密な2人の関係だからといって、必ずしもそこに恋愛感情があるわけではない。それがあってもいいし、なくてもいい。何でつながっているかなんて、当人以外は「本当のところ」分からない。その「分からなさ」は、そのままエンタテインメントであり、アイドル性だ。「分からない」からこそ、無限に可能性を広げてくれる。 最後に以前、歌人の枡野浩一が『ゴロウ・デラックス』(TBS、15年1月22日放送)で稲垣に捧げた短歌を紹介したい。 「『両方って人もいるよね』両方に夢を与える稲垣吾郎」 (文=てれびのスキマ <http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/>) ◆「テレビ裏ガイド」過去記事はこちらから
映画版『おしん』で“ひとりだけ浮いていた”SMAP稲垣吾郎のウィッグ問題とは?

映画『おしん』公式サイト
「いつもゲストが邪魔……」SMAP稲垣吾郎ドラマ『TAKE FIVE』1ケタ低迷のワケ
福山雅治主演『ガリレオ』(フジテレビ系)や、篠原涼子主演『ラスト・シンデレラ』(同)など好調な連ドラが数ある中、プライムタイムにもかかわらず平均視聴率8%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、どうも地味な印象の『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』(TBS系)。 放送前は、主演の唐沢寿明、SMAPの稲垣吾郎、松雪泰子、倍賞美津子といった豪華俳優陣の共演や、『ATARU』(TBS系)、『相棒』(テレビ朝日系)などの大ヒットドラマの脚本家が手掛けることが注目されていたが、フタを開けてみると数字はいまいち。テレビ局側も期待値が高かっただけに、今ではすっかり落胆ムードが漂っているという。 同作は、唐沢演じる“正義”率いる泥棒団・TAKE FIVEを中心に、さまざまな謎が解き明かされていく1話完結もの。毎回、世良公則や、黒木メイサなど、個性的なゲストが登場する点もウリのようだ。 しかし、ゲストの人選が毎回不評のようで、「いつも、ゲストがドラマを邪魔してる」「ゲストいらないから脚本で勝負してほしい」「レギュラー俳優がいいのにもったいない」といった声が以前から上がっていた。 特に悪評を集めてしまったのが、宝塚歌劇団の現役スターがゲスト出演した7日放送の第8話。柚希礼音(星組)、凰稀かなめ(宙組)、龍真咲(月組)、紅ゆずる(星組)、明日海りお(花組)が本人役で登場。表は宝塚スター、裏では怪盗団・TEAM FIVEのメンバーとして、関西を中心に活動しているという設定であった。 彼女たちは、プライベートの場面でも、舞台で見せるような独特な口調と顔つきのまま演技。ドラマは異様な空気に包まれ、視聴者からも「宝塚そのままの言い回しに、シラケてしまった」「ドラマの世界観ぶち壊し」といった厳しい意見が多く上がってしまった。 「2014年の“宝塚創立100周年記念”を盛り上げるための出演でしょうけど、宣伝感があまりにも露骨で、ドラマのファンも興ざめしてしまったようです。『TAKE FIVE』は、毎回ゲストも不評ですが、なぜか演出が安っぽくてわざとらしい。実績のあるスタッフと俳優をそろえてるはずなのに、なぜこうなってしまうのか……」(テレビ誌記者) 一方、組を超えたスターの共演に、宝塚ファンは喜んでいるかと思えばそうでもないようで、「ヅカスターをこういう使い方しないでください」「ドラマには不向きだということくらい、私たちも分かってます」といった意見が多かった。 同作も、残すところ2話。今後、豪華なキャストに見合う数字へと巻き返しを図れればよいのだが。TBS『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』公式サイトより
SMAP・稲垣吾郎が元カノ・菅野美穂を“まさか”祝福した裏事情
23日付のサンケイスポーツのスクープで発覚した、俳優の堺雅人と女優の菅野美穂の結婚だが、各スポーツ紙によると、菅野の元カレでSMAPの稲垣吾郎が24日に都内で行われた出演映画『桜、ふたたびの加奈子』の先行上映イベントに出席。イベント後、「おめでたいことですね。桜満開ですね」「幸せになってもらいたい。お会いする機会があれば、お祝いを言いたいですね」とコメントし、祝福したという。 「イベントに集まった報道陣は『菅野のことなんか、コメントするわけないよな』とハナからあきらめていた。ところが、イベント終了後、特に質問を止められることもなく『菅野さんが桜を咲かせましたが……』と結婚についての感想を求められると、稲垣は柔和な表情でコメントした。数年ぐらい前のSMAPなら考えられなかったような対応で、当時なら『どこの記者、スタッフが聞いたのか』と映画関係者の間で犯人捜しが始まって、SMAPのチーフマネジャー・I女史からその記者の上司にキツイお灸が据えられていたような大ごとだった。ところが、稲垣は菅野について感想を言えば自分の出演映画のPRになると割り切っていたようだ」(ワイドショー関係者) 以前は、ほかのメンバー同様、ドラマで主演を張ることが多かった稲垣だが、ここ数年は脇役に徹し、後輩グループ・Kis-My-Ft2のメンバー・玉森裕太『信長のシェフ』(テレビ朝日系)でも脇役で高視聴率に貢献したが、SMAPがこれまでの人気をキープするために、メンバーやグループ自体が何か吹っ切れたような雰囲気があるのだという。 「民放キー局の中で最も勢いがあるのが、昨年、開局以来初の視聴率3冠を獲得したテレ朝。SMAPはもともとテレ朝との関係が深かったが、4月14日放送の同局系で放送されるメンバーが勢揃いする恒例のバラエティ特番『SMAP☆がんばりますっ!!』で各メンバーがテレ朝に“入社”し、各部署の業務をこなす様子が放送される。一部報道によると、以前から同じような企画を長寿の冠番組『SMAP×SMAP』を抱えるフジテレビが打診したが断られ、SMAPが“勝ち馬”のテレ朝に乗って企画を受けたため、SMAPとフジの関係が悪化したという」(テレビ関係者) 国民的グループ・SMAPの“ハードル”は、今後どんどん下がっていくことになりそうだ。






