「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの“素顔”に突撃インタビュー!

「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの素顔に突撃インタビュー!の画像1
異色肌ギャルの発案者でありプロデューサーのmiyakoさん
 今年の6月26日、ツイッターのタイムラインに流れてきた以下のツイートが、私の凝り固まった脳味噌に強烈な衝撃を与えてくれた。  髪の毛は蛍光塗料で染めたような青にピンク、そして全身の肌は鮮やかな緑色という、二次元の世界から飛び出してきたような巨乳美女が、舌を出してこちらを挑発していたのだ。この女性こそがツイートをしたmiyakoさんだ。  そこには写真が3枚あり、残りの2枚は明らかに同族と思われる、「肌色」を放棄した異色なギャルの群れ。そんなインパクト抜群のヴィジュアルに添えられた「ウチらが一番カワイイし」というコピーもまた異色、いや出色の出来だった。  この異色肌ギャルのツイートは1万以上のリツイートを集め、国内外で大きな話題を呼ぶこととなったのだが、個人的にその驚きを大きくしたのは、この緑色の肌を持つ美女と『八潮秘宝館』というディープスポットで会っていたことだった。そのときは高級ラブドールに囲まれていても違和感を感じさせない、いい意味で人形っぽさのある色白の女性だったのに。
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写真中央がmiyakoさん。八潮秘宝館についてはこちらの記事参照。
 あのときに会ったmiyakoさんが、まさか肌を緑色に染めていたとは。この「異色肌ギャル」は瞬く間にムーブメントを呼び、各媒体のインタビューやテレビ番組の出演、さらには蜷川実花がプロデュースするイベントへの出演も果たした。  メディアを通じて観る異色肌ギャルのmiyakoさんと、私が記憶しているmiyakoさんの間を埋めたい。そんな個人的な動機で恐縮なのだが、10月20日に歌舞伎町で行われたハロウィンイベントの前に時間をいただき、異色メイク前のmiyakoさんにインタビューをお願いした。
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異色肌ギャルではない時のmiyakoさん。
──さっそくですが、まずはmiyakoさんが何者なのかを教えてもらっていいですか? miyako 元グラビアイドルで、今はモデルや異色肌ギャルのプロデューサーですね。 ──やっぱり一般人のかわいさじゃないですよね。ではプロデューサーに聞きますが、この異色肌ギャルというのは一体何者なのでしょう。 miyako いわゆるアメコミとか、ロッキン・ジェリービーンさん(ミュージシャンでもある日本人覆面漫画家)、水野純子さん(コケティッシュでグロテスクな作風の漫画家・イラストレーター)とか、イラストとかコミックの世界では肌色が現実とは違うキャラが普通だったので、それで私がギャルでやってみよ~って趣味で撮影したのが始まりです。 ──なるほど、異色肌でギャルになってみようと。すごい発想だと思いますけど、miyakoさんは元ギャルなんですか? miyako 全然。ただのオタクです。マンガ、ゲームが大好き人間。オタクというか、引きこもりに近いかな。 ──具体的にはどんな作品ですか。 miyako ゲームだと、『バイオショック』、『龍が如く』、『クーロンズゲート』、『探偵 神宮寺三郎』シリーズとか。マンガなら『パタリロ』が好きです! ──確かにギャルとは関係ないラインナップですね。まさか『パタリロ』がくるとは。 miyako でもギャルに憧れはあったんです。ガングロとかヤマンバとか。それでトランスを聞いてみたり、「egg」(大洋図書)とか「小悪魔ageha」(インフォレスト)を買ってみたり、そういう努力はしていました。その頃に憧れたギャルをオマージュして、ちょっと異色肌でやってみようと思ったのが2年前です。最初は一人でスタジオを借りて、地味に撮影していました。 ──自分の中に眠っていたギャルへの憧れを、得意分野であるオタクカルチャーから「異色肌」と結び付けて、コスプレのような感じで実現させたということですかね。 miyako よしじゃあ今度は一人ではなく、何人かでやろうと思って募集をかけたら、けっこう集まったんです。それで6月に歌舞伎町のバーを借りて撮影をしたら、それがTwitterでバズって、いろんなところからご依頼がきたりとか。 ──あの写真の表情、すごくいいですよね。 miyako 「アヘ顔」ですね。あれでバーッといきました。でもこんなことになるとは全然思っていなくて。蜷川実花さんに呼んでいただけたり、カズ・レーザーさんをメイクしたり……良い思い出です。 ──いやいや、活躍はまだまだこれからですよ!
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異色肌のときとは、ちょっと表情が違うように見える
──異色肌のメイクは何でするんですか? miyako 舞台役者とかピエロとかが使うドーランですね。三善(みつよし)というメーカーを使っています。一回のメイクで2時間以上かかるし、やっぱり一回異色肌になるだけでも、すごく体力を使うので、短期間に依頼が重なると、何回も塗っては落としてってなるので、ものすごく大変ですね。塗ってしまうと、ものに触れないとか、着替えもできないとか、そういうのがすごくストレスで。 ──なるほど、異色肌になるのも楽じゃないんですね。他のメンバーはメイクや髪型がバラバラなんだけど、グループとしての統一感を感じます。人数が増えると、やっぱりパワーアップしますね。このヴィジュアルは自分たちで考えるんですか? miyako メンバーがそれぞれ自分で考えますね。ただ、やっぱりなるべくハデにしようとか、色がかぶらないようにしなきゃとかは、こっちで気を付けています。 ──そこはプロデューサーの手腕ですね。 miyako ちょっとは、かな。
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miyakoさんは異色肌ギャルの発案者であり、現在はメンバーを統括するプロデューサーでもある
──この異色肌ギャルには設定とかあるんですか? 宇宙から来たとか、特殊能力で変身しているとか。 miyako 自分のキャラに近いかな。何か架空の存在になりきるというよりは、自分の延長線上にあるキャラクターです。名前もキャラ名とかがあるわけではなく、普段の自分の名前ですね。 ──miyakoさん以外のメンバーは、どんな人がいるんですか? miyako ラブドールと暮らすグラドル、ぽっちゃりアイドル、ストリッパー、漫画家、イベントスタッフ、主婦といろいろですね。全部で10人くらいかな。こんな活動をしているけど、実はオタクでおとなしいメンバーばっかりです。異色肌は自己解放みたいなところが結構あって、あの派手なメイクをすることで、普段の弱い自分からの開放がそこにある。変身すると弱いヒロインが強い魔法少女になるみたいな。でも中には普段から異色肌みたいな子もいるかな。 ──なるほど。確かにもともとが強そうな方が混ざってますね。あ、良い意味でですよ。
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本日集まった異色肌ギャル達の貴重なメイク前の姿。
──外観を変えると、内面も変わります? miyako かわいいなー、自分! ってみんなテンションが上がります。その変身が大変なんですけど。 ──ちょっと特殊かもしれませんが、理想の自分になるためのメイクなんでしょうね。
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イベントでの異色肌ギャル。誰がどれになったかわかりますか?※左の黒肌ギャルだけメイク前は写ってません(写真提供:海老式
──「ウチらが一番カワイイし」という印象的なフレーズとつながってきましたね。 miyako あのツイートをするとき、何かギャルっぽい強い言葉を考えようと思って、ふと思いついたフレーズです。今はみんなの合言葉になっていますね。自己肯定のフレーズ。オタクって基本的に自己肯定力が低いので。 ──かわいいとか、きれいだねとか、人に思われるためにやっているのとは、ちょっと違う感じですね。 miyako あわよくば、かわいいって思われたいというのはありますよ。でも、自分で自分がかわいい! と思いたい方が強いです。みんなが自己肯定をできる瞬間が、異色肌になっている瞬間なのかなって思います。
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自己肯定、最高!(写真提供:海老式
──今後の活動はどんなことを予定しているのでしょう。 miyako また新たに作品撮りをしたりとか、もっとボーダレス的な活動に参加したりとか、みんなを楽しませていけるようなことができたらなーって思っています。自己肯定力をみんなでもっと上げていくスタイルで。ハロウィンが近いので、みんなにも異色肌を試してほしいな。ただ、企業が商用でのパロディはやらないでいただいて……。  * * *  miyakoさんが異色肌ギャルになったのは、ただ目立ちたいからというわけではなく、なりたい自分を積み重ねた結果なのだろう。ちょっと自信を持った状態の自分になるためのコスプレなのだ。  こうしてじっくりと話を伺ったおかげで、目の前にいた色白のmiyakoさんと、写真で見た緑色のmiyakoさんが、しっかりと繋がって見えるようになった。 (取材・文=鴨野橋太郎)

「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの“素顔”に突撃インタビュー!

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異色肌ギャルの発案者でありプロデューサーのmiyakoさん
 今年の6月26日、ツイッターのタイムラインに流れてきた以下のツイートが、私の凝り固まった脳味噌に強烈な衝撃を与えてくれた。  髪の毛は蛍光塗料で染めたような青にピンク、そして全身の肌は鮮やかな緑色という、二次元の世界から飛び出してきたような巨乳美女が、舌を出してこちらを挑発していたのだ。この女性こそがツイートをしたmiyakoさんだ。  そこには写真が3枚あり、残りの2枚は明らかに同族と思われる、「肌色」を放棄した異色なギャルの群れ。そんなインパクト抜群のヴィジュアルに添えられた「ウチらが一番カワイイし」というコピーもまた異色、いや出色の出来だった。  この異色肌ギャルのツイートは1万以上のリツイートを集め、国内外で大きな話題を呼ぶこととなったのだが、個人的にその驚きを大きくしたのは、この緑色の肌を持つ美女と『八潮秘宝館』というディープスポットで会っていたことだった。そのときは高級ラブドールに囲まれていても違和感を感じさせない、いい意味で人形っぽさのある色白の女性だったのに。
「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの素顔に突撃インタビュー!の画像2
写真中央がmiyakoさん。八潮秘宝館についてはこちらの記事参照。
 あのときに会ったmiyakoさんが、まさか肌を緑色に染めていたとは。この「異色肌ギャル」は瞬く間にムーブメントを呼び、各媒体のインタビューやテレビ番組の出演、さらには蜷川実花がプロデュースするイベントへの出演も果たした。  メディアを通じて観る異色肌ギャルのmiyakoさんと、私が記憶しているmiyakoさんの間を埋めたい。そんな個人的な動機で恐縮なのだが、10月20日に歌舞伎町で行われたハロウィンイベントの前に時間をいただき、異色メイク前のmiyakoさんにインタビューをお願いした。
「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの素顔に突撃インタビュー!の画像3
異色肌ギャルではない時のmiyakoさん。
──さっそくですが、まずはmiyakoさんが何者なのかを教えてもらっていいですか? miyako 元グラビアイドルで、今はモデルや異色肌ギャルのプロデューサーですね。 ──やっぱり一般人のかわいさじゃないですよね。ではプロデューサーに聞きますが、この異色肌ギャルというのは一体何者なのでしょう。 miyako いわゆるアメコミとか、ロッキン・ジェリービーンさん(ミュージシャンでもある日本人覆面漫画家)、水野純子さん(コケティッシュでグロテスクな作風の漫画家・イラストレーター)とか、イラストとかコミックの世界では肌色が現実とは違うキャラが普通だったので、それで私がギャルでやってみよ~って趣味で撮影したのが始まりです。 ──なるほど、異色肌でギャルになってみようと。すごい発想だと思いますけど、miyakoさんは元ギャルなんですか? miyako 全然。ただのオタクです。マンガ、ゲームが大好き人間。オタクというか、引きこもりに近いかな。 ──具体的にはどんな作品ですか。 miyako ゲームだと、『バイオショック』、『龍が如く』、『クーロンズゲート』、『探偵 神宮寺三郎』シリーズとか。マンガなら『パタリロ』が好きです! ──確かにギャルとは関係ないラインナップですね。まさか『パタリロ』がくるとは。 miyako でもギャルに憧れはあったんです。ガングロとかヤマンバとか。それでトランスを聞いてみたり、「egg」(大洋図書)とか「小悪魔ageha」(インフォレスト)を買ってみたり、そういう努力はしていました。その頃に憧れたギャルをオマージュして、ちょっと異色肌でやってみようと思ったのが2年前です。最初は一人でスタジオを借りて、地味に撮影していました。 ──自分の中に眠っていたギャルへの憧れを、得意分野であるオタクカルチャーから「異色肌」と結び付けて、コスプレのような感じで実現させたということですかね。 miyako よしじゃあ今度は一人ではなく、何人かでやろうと思って募集をかけたら、けっこう集まったんです。それで6月に歌舞伎町のバーを借りて撮影をしたら、それがTwitterでバズって、いろんなところからご依頼がきたりとか。 ──あの写真の表情、すごくいいですよね。 miyako 「アヘ顔」ですね。あれでバーッといきました。でもこんなことになるとは全然思っていなくて。蜷川実花さんに呼んでいただけたり、カズ・レーザーさんをメイクしたり……良い思い出です。 ──いやいや、活躍はまだまだこれからですよ!
「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの素顔に突撃インタビュー!の画像4
異色肌のときとは、ちょっと表情が違うように見える
──異色肌のメイクは何でするんですか? miyako 舞台役者とかピエロとかが使うドーランですね。三善(みつよし)というメーカーを使っています。一回のメイクで2時間以上かかるし、やっぱり一回異色肌になるだけでも、すごく体力を使うので、短期間に依頼が重なると、何回も塗っては落としてってなるので、ものすごく大変ですね。塗ってしまうと、ものに触れないとか、着替えもできないとか、そういうのがすごくストレスで。 ──なるほど、異色肌になるのも楽じゃないんですね。他のメンバーはメイクや髪型がバラバラなんだけど、グループとしての統一感を感じます。人数が増えると、やっぱりパワーアップしますね。このヴィジュアルは自分たちで考えるんですか? miyako メンバーがそれぞれ自分で考えますね。ただ、やっぱりなるべくハデにしようとか、色がかぶらないようにしなきゃとかは、こっちで気を付けています。 ──そこはプロデューサーの手腕ですね。 miyako ちょっとは、かな。 ──この異色肌ギャルには設定とかあるんですか? 宇宙から来たとか、特殊能力で変身しているとか。 miyako 自分のキャラに近いかな。何か架空の存在になりきるというよりは、自分の延長線上にあるキャラクターです。名前もキャラ名とかがあるわけではなく、普段の自分の名前ですね。 ──miyakoさん以外のメンバーは、どんな人がいるんですか? miyako ラブドールと暮らすグラドル、ぽっちゃりアイドル、ストリッパー、漫画家、イベント制作、主婦といろいろですね。全部で10人くらいかな。こんな活動をしているけど、実はオタクでおとなしいメンバーばっかりです。異色肌は自己解放みたいなところが結構あって、あの派手なメイクをすることで、普段の弱い自分からの開放がそこにある。変身すると弱いヒロインが強い魔法少女になるみたいな。でも中には普段から異色肌みたいな子もいるかな。 ──なるほど。確かにもともとが強そうな方が混ざってますね。あ、良い意味でですよ。
「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの素顔に突撃インタビュー!の画像6
本日集まった異色肌ギャル達の貴重なメイク前の姿。
──外観を変えると、内面も変わります? miyako かわいいなー、自分! ってみんなテンションが上がります。その変身が大変なんですけど。 ──ちょっと特殊かもしれませんが、理想の自分になるためのメイクなんでしょうね。
「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの素顔に突撃インタビュー!の画像7
イベントでの異色肌ギャル。誰がどれになったかわかりますか?※左の黒肌ギャルだけメイク前は写ってません(写真提供:海老式
──「ウチらが一番カワイイし」という印象的なフレーズとつながってきましたね。 miyako あのツイートをするとき、何かギャルっぽい強い言葉を考えようと思って、ふと思いついたフレーズです。今はみんなの合言葉になっていますね。自己肯定のフレーズ。オタクって基本的に自己肯定力が低いので。 ──かわいいとか、きれいだねとか、人に思われるためにやっているのとは、ちょっと違う感じですね。 miyako あわよくば、かわいいって思われたいというのはありますよ。でも、自分で自分がかわいい! と思いたい方が強いです。みんなが自己肯定をできる瞬間が、異色肌になっている瞬間なのかなって思います。
「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの素顔に突撃インタビュー!の画像8
自己肯定、最高!(写真提供:海老式
──今後の活動はどんなことを予定しているのでしょう。 miyako また新たに作品撮りをしたりとか、もっとボーダレス的な活動に参加したりとか、みんなを楽しませていけるようなことができたらなーって思っています。自己肯定力をみんなでもっと上げていくスタイルで。ハロウィンが近いので、みんなにも異色肌を試してほしいな。ただ、企業が商用でのパロディはやらないでいただいて……。
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ハロウィンイベントでのステージパフォーマンス(写真提供:@lmskii
 miyakoさんが異色肌ギャルになったのは、ただ目立ちたいからというわけではなく、なりたい自分を積み重ねた結果なのだろう。ちょっと自信を持った状態の自分になるためのコスプレなのだ。  こうしてじっくりと話を伺ったおかげで、目の前にいた色白のmiyakoさんと、写真で見た緑色のmiyakoさんが、しっかりと繋がって見えるようになった。 (取材・文=鴨野橋太郎)

アルコール依存症で入院中のモデルが退院後に薬物暴露!? カリスマギャル業界の闇が深すぎる

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「小悪魔agehaメモリアルBook」(メディアス)
 ギャル雑誌「小悪魔ageha」でも活躍したカリスマモデルのAが、5月から千葉市内の病院でアルコール依存症を治療するための専門プログラムを受けていることがわかった。 「親族の方が“手に負えない”といって、本人の同意のもと入院させたそうです。以来、日曜日以外はアルコール依存から抜けるための専門的なケアを受けていて、順調にいけば3カ月ほどで退院できると聞いてます。それまでは親族以外の面会はできない状況なんです」  こう話す友人女性によると、Aは以前から酒癖が悪い傾向にあったが、酔って友人に暴力を振るったり、知人の飲食店で暴れて店内を破壊するなどのトラブルを起こしたことで、自ら断酒会にも参加していたという。 「それでもお酒がやめられなくて仕事もなくなってしまい、本人も相当にショックを受けていました」  Aは人気キャバクラ嬢を経てギャルモデルとして活躍したが、予定していた仕事のドタキャンなどを繰り返し活動停止に陥っていた。無事に“アル中”から抜け出せば活動を再開したいと言っているというが、彼女の抱えている問題はこれだけではないと友人は話す。 「彼女は以前、付き合っていたダンサーの男と麻薬をやっていて、知り合いのモデルに転売していたこともあったそうです。その後、男と別れて薬物に関わるのはやめたそうですが、罪悪感から酒の飲む量が増えたとも言っていました。それで退院したら、過去のことについて警察にすべてを話したいと言うんです」  しかし、問題は彼女の告白を恐れる面々で「その中のひとりが脅迫電話をしてきたこともあった」という。余計なトラブルを避けるためには黙っていた方がよさそうだが「転売したモデルの中には、薬物使用がやめられず体調を崩し、死亡した者もいたので、彼女は黙ってはいられないと言っているんです」と友人女性。  この話と直接、関係あるかはわからないが、ギャル系モデルは若くして突然死したり体調不良で活動停止する例がやたらと多い。「小悪魔ageha」モデルでは、くも膜下出血で亡くなった諏訪美緒は23歳、脳出血で亡くなった純恋(すみれ)は21歳で、彼女たちに薬物使用の事実はないものの、共に睡眠中の突然死ということで薬物使用の後遺症では、というウワサが立った。  ギャルモデルに詳しい出版関係者によると「モデルの中には深夜の街中で奇声を発して錯乱しているのを目撃された子もいて、薬物疑惑にある子が、警察に立件はされずとも所属事務所から解雇されたケースもある」という。  その意味ではAの動向はモデル仲間からも注目されている。友人によるとAはかなりマメで「1日に2度も日記をつけているから、その記録が周辺の犯罪歴の証拠になるかも」という。雑誌「小悪魔ageha」は出版元の事業停止により休刊(後に隔月刊誌としてネコ・パブリッシングより復刊)。これがギャルブーム終焉の象徴ともいわれているが、姿を消したモデルの告白にひと波乱の予感が漂う。 (文=ジャーナリスト・片岡亮)