“きりたんぽ騒動”秋元康の主張を暴露! テレ朝昼ドラHPが薄すぎ! 横山裕&みな実に熱愛報道……週末芸能ニュース雑話

テレ朝の新昼ドラ枠『やすらぎの郷』がすごい!

デスクT ねえねえ、テレ朝で今月からスタートしたシニア向けの昼ドラ『やすらぎの郷』(12時30分~12時50分)見てる? 俺、度肝抜かれたよ。 記者H 石坂浩二主演で、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、藤竜也、ミッキー・カーチス、八千草薫、名高達男、風吹ジュンと、昭和を代表する熟年俳優たちが勢ぞろい。加えて、草刈民代や常盤貴子も出るっていう話題作ですよね? 見てませんけど。 デスクT 3日から始まってるんだけど、3話までへいちゃんの一人語りや回想シーンが続くばかりで、女優は死んだ妻役の風吹ジュンくらいしかまともに出てこなかったのよ。いや~、これが“老人の速度”なんだと衝撃を受けたよ。この贅沢な放送時間の使い方は、倉本聰の企画じゃなかったら、今頃ボコボコにされてるよ。 記者H 大橋巨泉亡き今、「へいちゃん」って言っても若者は石坂のことだってわかりませんよ。それに“老人の速度”ってなんですか。それより、公式サイトの色味、薄すぎません?
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テレビ朝日公式サイトより
記者H これ、僕のブラウザだけですか? こんなに薄くて、お年寄りは見えますかね? デスクT 何言ってんだよ! キャッチコピーは「さいごは笑って、いきましょう」だよ? 消えそうな命を表現してるに決まってるじゃない。それに、目に優しいじゃない! 記者H はあ……。そんなことより、最近、ニュース番組の放送事故が続いてますね。先月31日の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)では、千葉県我孫子市内でベトナム国籍の女児の遺体が発見されたニュースで、「ドッ」「ボヨヨ~ン」「ビィ~ン」「ヒュ~ン」「ピンポ~ン!」などのコミカルな効果音が約20秒間にわたり流れ続ける珍事が。案の定、「不謹慎」「人が死んでるのにふざけるな」と批判が相次ぎ、安藤優子キャスターが謝罪しました。
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フジテレビ公式サイトより
デスクT 見た見た。いつまでも「楽しくなければテレビじゃない」を体現し続けるフジは、ある意味すごいよね! 記者H 今月3日放送の報道番組『news every.』(日本テレビ系)では、子どもにインタビューする「そらジローあのね」のコーナーで、右下にデカデカと「“教育費”」のテロップがしばらく出続けるミスがありました。 デスクT 先月、降板させられた伊藤綾子アナの嫌がらせじゃないの? 記者H 伊藤アナは性格悪そうですけど、そこまではしませんよ! また、6日放送の『NEWS ZERO』(同)では、スタジオのカンペが大写しになるハプニングがあり、村尾信尚キャスターと久野静香アナが謝罪しました。 デスクT これも日テレか。伊藤アナが怪しいな……。 記者H さらに、ニュース番組ではないですが、5日放送の雨上がり決死隊ときゃりーぱみゅぱみゅがMCを務める教養バラエティ番組『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジテレビ系)でも大問題が。“月の裏側が地球から見られない理由”について、番組では「月は地球の周りを公転するものの、自転をしないため」と解説。しかし、実際は月の公転と自転の周期が一致するためで、視聴者から「アホすぎる」「子どもが間違えて覚える」と批判が相次ぎました。 デスクT 恥ずいね! 記者H フジは「スタッフの確認不足」と理由を説明。番組公式サイトには、訂正文が掲載されています。 デスクT ネット民に「社員がコネ入社ばかりだから、こんなことになるんだよ!」って言われちゃってるよ~。今年入社した佐々木主浩の長男、頑張れ~。

“きりたんぽ騒動”秋元康氏の主張が明らかに!

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デスクT ねえねえ、『サヨナラ、きりたんぽ』が使えなくなったテレ朝のAKB48・渡辺麻友主演ドラマのタイトルって、まだ決まらないのかな? 今月から始まるんだよね(騒動に関する記事)? 記者H 7日現在では、まだ『タイトル未定』となっていますね。そんな中、今月、秋田魁新報にドラマの原作者である秋元康氏の見解が掲載され、話題となっています。 デスクT なんだって!? 記者H 掲載されたのは、秋田県出身の脚本家・内館牧子氏の連載コラム内。内館氏と秋元氏はテレ朝の番組審議委員を務めており、2人は騒動直後に開かれた月例委員会に出席。秋元氏はここで、このタイトルに至った経緯を説明したそうです。 デスクT それからそれから? 記者H 秋元氏は、毎週、劇中にきりたんぽ鍋を登場させることで、それをブームにしたいと思っていたそう。さらに、タイトル決定時には、秋田のきりたんぽ関係者にも確認し、再三のチェックをしたんだとか。 デスクT あれ? 騒動のとき「発祥の地鹿角 きりたんぽ協議会」が「不快だ」ってブチ切れてなかったっけ? きりたんぽ関係者って、誰に聞いたのかな……? 記者H さらに、秋元氏は一度このタイトルをやめたことも明かしており、危機意識を持っていながら、このタイトルで進めた可能性も。 デスクT で、結局、内館氏は秋元氏を擁護してるの? 記者H いいえ。「自分の地元の自慢の食べ物を、下半身や下ネタと重ねて扱われたらどう思うか。それを想像できないのは、クリエイターとしてまずかろう」と秋元氏を名指しで批判しています。 デスクT うひゃひゃ! でも、内館氏が連載に書いたからいろいろ明らかになったけど、表向きでは、秋元氏はこの問題に完全スルーを決め込んでるよね。 記者H いつも通りですね。 デスクT まゆゆもタイトル決まらなくて不安だろうから、もう『まゆゆの切りちんぽ』でいいよ!

関ジャニ・横山&田中みな実の交際報道に、ジャニヲタ大騒ぎ

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デスクT 先月、一部で報じられた関ジャニ∞・横山裕と田中みな実の熱愛疑惑って、ジャニヲタから「飛ばし記事だ」って散々言われてたけど、なんかマジっぽいムードになってきたね。 記者H 「サイゾーウーマン」などによると、2人は昨年末の飲み会で知り合い、急接近。現在は、同じマンション内に住み、愛を育んでいるとか。 デスクT 横山って、『ヒルナンデス』(日本テレビ系)で共演中の水卜麻美アナウンサーと付き合ってるんじゃなかったっけ? 記者H 昨年末頃、水卜アナが日テレ側に「別れました」と報告したとの報道も。ジャニヲタの間では、横山と水卜アナの交際は半ば公認となっていたため、ネット上では「みな実より水卜ちゃんのほうが横山くんには合ってる」「みな実に略奪されたとすれば、横山くんと共演してる水卜ちゃんがかわいそう……」と水卜に同情的な声が相次いでいます。 デスクT 水卜アナは好感度高いからね~。 記者H また、田中アナがMCを務めるバラエティ番組『もしかしてズレてる?』(フジテレビ系)にも疑念が。前身番組である特番『ズレ!オチ』でMCを務めていた横山が、1月にスタートした『もしかしてズレてる?』に出ていないのは、2人の交際が原因ではないかとウワサされています。 デスクT 『もしかしてズレてる?』って、『SMAP×SMAP』の後番組だから、ジャニタレ降ろされたのは違和感あったよね~。 記者H 交際の証拠写真が表に出たら、大騒ぎになりそうですね。 デスクT ワクワクするね~。っていうか、ジャニタレと女子アナの熱愛ってブームなの? Hey!Say!JUMP・伊野尾慧とTBS・宇垣美里アナしかり、嵐・二宮和也とセントフォース・伊藤綾子アナしかり、同・櫻井翔とテレビ朝日・小川彩佳アナしかり、めっちゃ続いてるよね。 記者H 最近、ジャニーズ事務所は、ニュース番組や帯番組のレギュラーにタレントを戦略的に突っ込んでいますから、単純に知り合いやすいのでしょう。 デスクT ジャニーズと付き合っても、そうそう結婚できないのにね……。ほうら、慎吾パパを見てごらんよ(関連記事)。 記者H ただ、ジャニタレと付き合うと、テレビなどの大マスコミがスルーしてくれるという特典はありますよ。 デスクT なるほど! 横山も若く見えるけど35歳だし、関ジャニ∞からもそろそろ既婚者が出るかもね~、って無理か~。

元“抱かれたくない男”出川哲朗の好感度が急上昇中!「今年はMCも……」

元抱かれたくない男出川哲朗の好感度が急上昇中!「今年はMCも……」の画像1
マセキ芸能社公式サイトより
「今年は、本格的にMCとしての仕事が増えそうですよ。最近は本人も『レギュラーの冠番組をやりたいんだよね~』なんて“色気”を出してますからね。これだけ視聴率と出演者やスタッフからの好感度が高いと、そろそろ特番あたりで彼を起用するプロデューサーも出てきそうですね」(テレビ局関係者)  出川哲朗と関ジャニ∞・横山裕がMCを務めた新春特番『イガイ星人ジャパパパーン』(フジテレビ系)が1月3日に放送された。 「三が日のお昼に放送されたとあって、視聴者の反響はそれほどでもありませんが、制作側としては大満足だったようですよ。これを機に、出川さんにMCを頼む人は出てくるかもしれませんね」(番組スタッフ)  一昔前は「抱かれたくない男」で名を馳せた出川も、最近では好感度の高い芸人のひとりとして名前が挙がるほどだ。 「とにかく彼は、NGがありませんからね。番組内容だけでなく、ロケ中、一般人が写真撮影をお願いしても断ることはありません。ギャラも、所属事務所のマセキ芸能社が抑えているのか、そんなに高くないですからね。以前は同じリアクション芸ということで、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんとキャラがカブっていましたが、やはり1人でやってきた分、しゃべりは出川さんのほうが上。今年もこの分野では、独り勝ちすると思いますよ」(バラエティスタッフ)  体も張れる名司会者となれるか――。

V6・長野博の結婚に続くのは、関ジャニ∞横山裕と日テレ水ト麻美アナ!?

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 V6の長野博が、女優の白石美帆と11月29日に入籍したことが発表。同日、生放送された『ベストヒット歌謡祭2016』(日本テレビ系)に出演した長野は、歌唱後にTOKIOらジャニーズの仲間から胴上げされ「これ以上の幸せはありません」と感激した。  2年半の交際を実らせた2人に、ネット上では祝福コメントが多数寄せられているが、それとともに「次に結婚するジャニーズ」予想でも大盛り上がりだ。 「V6の岡田准一は宮崎あおいと同棲中といわれ、森田剛も先日、宮沢りえとの熱愛が発覚しています。また、年内で解散するSMAPは、誰が結婚してもおかしくない」(芸能記者)  そんな中、ベテラン芸能ジャーナリストは、大本命に意外な名前を挙げる。 「関ジャニ∞の横山裕と日本テレビの水ト麻美アナですよ。昨年、熱愛が報じられた際には、ジャニーズ事務所が否定。その後、2人は別れさせられたことになっていますが、実は今でも交際は続いている。また、水トアナは来年4月で30歳を迎えますが、そのタイミングでフリー転身に踏み切るという話もある。そうすれば、日テレからの監視もなくなり、水トアナの行動に制約がなくなる。ジャニーズ内では“1軍”の嵐だけはまだ結婚にゴーサインが出せませんが、ほかのグループに関しては、以前に比べて管理体制が緩くなってきている。大倉忠義と吉高由里子の交際も発覚していますが、関ジャニにはまだ結婚しているメンバーがいませんから、1人だけなら認められる可能性は高そうです」  年末年始は、大物カップルの交際や結婚が飛び交う時期。もしかすると、ジャニーズの結婚ラッシュになったりして!?

V6・長野博の結婚に続くのは、関ジャニ∞横山裕と日テレ水ト麻美アナ!?

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 V6の長野博が、女優の白石美帆と11月29日に入籍したことが発表。同日、生放送された『ベストヒット歌謡祭2016』(日本テレビ系)に出演した長野は、歌唱後にTOKIOらジャニーズの仲間から胴上げされ「これ以上の幸せはありません」と感激した。  2年半の交際を実らせた2人に、ネット上では祝福コメントが多数寄せられているが、それとともに「次に結婚するジャニーズ」予想でも大盛り上がりだ。 「V6の岡田准一は宮崎あおいと同棲中といわれ、森田剛も先日、宮沢りえとの熱愛が発覚しています。また、年内で解散するSMAPは、誰が結婚してもおかしくない」(芸能記者)  そんな中、ベテラン芸能ジャーナリストは、大本命に意外な名前を挙げる。 「関ジャニ∞の横山裕と日本テレビの水ト麻美アナですよ。昨年、熱愛が報じられた際には、ジャニーズ事務所が否定。その後、2人は別れさせられたことになっていますが、実は今でも交際は続いている。また、水トアナは来年4月で30歳を迎えますが、そのタイミングでフリー転身に踏み切るという話もある。そうすれば、日テレからの監視もなくなり、水トアナの行動に制約がなくなる。ジャニーズ内では“1軍”の嵐だけはまだ結婚にゴーサインが出せませんが、ほかのグループに関しては、以前に比べて管理体制が緩くなってきている。大倉忠義と吉高由里子の交際も発覚していますが、関ジャニにはまだ結婚しているメンバーがいませんから、1人だけなら認められる可能性は高そうです」  年末年始は、大物カップルの交際や結婚が飛び交う時期。もしかすると、ジャニーズの結婚ラッシュになったりして!?

最終回でも下落! フジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』最後まで気になる関ジャニ∞・横山裕の“演技力”

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。昨夜放送の最終回の視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下落。やはり、全話通しての展開を吹き飛ばした真壁永久(芦名星)の登場に興ざめした視聴者が多かったのではないでしょうか? ついに全話を通して2ケタ台に乗せることはできませんでした。  前回で登場した“ラスボス”的ポジションの青い目の美女・真壁が、藤堂比奈子(波瑠)に「ナイフ」を渡した人物でした。真壁の目的は、藤堂を自分と同じ側、つまり異常犯罪者に引きずり込むこと。  父親に“怪物”とかつて呼ばれた藤堂は、同じく“怪物”になった真壁に呼応するような様子。しかし、それを踏みとどまらせていたのは、母親の形見である七味缶。このドラマは、“怪物”とそうではない自分との間で揺れる藤堂が、普通の刑事になるまでの物語だったんですね。  さて、前回、真壁と連携して東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)を拉致した佐藤都夜(佐々木希)は、冒頭で真壁に火だるまにされて殺されてしまいました。ゲスがゲスによって殺される、まさにゲスの極み。世相を反映したんでしょうか。  東海林を助け出すために、厚田(渡部篤郎)班は奔走。一人で来て東海林を助け出すのか、複数で来て東海林を死なすかと真壁に迫られた藤堂は、相談なく真壁の待つ廃墟へ。  一方、廃墟では真壁が藤堂に、「私が初めてでいいよ。ほら、早くナイフを出して」と不気味に微笑みかけます。“怪物”側に堕ちない藤堂に自らを殺害させることで、強制的に引きずり込もうという魂胆のようです。半ば脅しに近いそれに藤堂は、従います。ナイフを取り出し、真壁にゆっくり近づく藤堂。  東海林はそんな藤堂を止めます。「お前はただの人間だろ!」。藤堂の振る舞いに違和感を持って、藤堂のバッグにレコーダーを仕込んだりなどした東海林ですが、前回、藤堂のボディガートとして生活を共にする中で変わったのでしょう。思い返せば、東海林の違和感は“普通の刑事“の視点から、変わり者の藤堂を見たものであったということです。  ナイフをしまった藤堂は、真壁と決別することを選びました。真壁は手元のライターを放り投げ、廃墟はたちまち炎に包まれるのでした。  藤堂は炎の中、東海林を助けるために行動をします。自分が拒否されたこと、同じ“怪物”であることを否定した藤堂に怒った真壁は、藤堂に襲いかかります。  間一髪のところで、倉島敬一郎(要潤)が真壁を抑えこみ、厚田班の面々が登場。真壁は逮捕されます。藤堂のことが大好きな倉島が、最後に見せ場を持っていきました。  真壁は過去に、父親に暴力を振るわれ、拾われた養護施設では施設長からいたずら(おそらく性的暴行)を受けていたそう。東海林でさえ、「あの女、今までずっと不幸続きだったんだってな」と言うくらいですから、人質にされている間に東海林は真壁の過去を聞いたのかもしれません。  真壁は、自分と関わった人間を殺していきました。大事そうに抱える木箱の中に、前回の動物遺体のように殺害した人物の一部を保存して持ち歩いていたのです。  これが真壁なりの世界との関わり方。「世界を憎むのに飽きた」という真壁の言葉の裏には、世界や人に対する期待や、温もりを求めていたことがうかがえます。  そんな真壁が唯一の友だちの藤堂を試すということは、自分を“怪物”にした世界と藤堂が同じであれば、自分の中の“世界に対する憎しみ”にケリがつく。自分のやっていることが正しかったと言える。真壁の期待と、虚しさがあふれていました。  しかし、藤堂は真壁を殺しませんでした。東海林も真壁もどちらも殺さない。藤堂の成長がみえるシーンだといえます。  清水良信(百瀬朔)と倉島に連行される真壁を藤堂は呼び止め、かつて、母親が自分にしたように抱き締めます。生まれてはじめての温もりに真壁は混乱したまま、連れて行かれるのでした。  というのが、今回のお話。数話にわたった伏線や、事件の関連性などがこのドラマでは構造上使われていますが、やっぱり最後の真壁に全部持って行かせたのが、いただけません。演出のグロさから、クレームが殺到したという同ドラマですが、いずれにせよ大団円を迎え、東海林と藤堂が新しくコンビを組むところで本編は終了。  滑舌や単純な演技などと関ジャニ横山の演技が酷評される一方で、波瑠はNHK『あさが来た』での明るいキャラとは違うシリアスな演技が好評。これからの彼女の演技の幅に期待が持てそうですね。  しかし、コンプライアンスが叫ばれるこのご時世で『ケイゾク』『SPEC』(どちらもTBS系)を彷彿とさせるような“グロテスク”ドラマの製作に踏み切った制作陣の決断に、個人的には拍手を贈りたいです。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

2ケタ届かず……! フジ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は最終回を迎えることができるのか

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 昨夜放送のフジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。8話の視聴率は8.5%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。順当に盛り返していますが、2ケタには未だ届かず。可もなく不可もなくといった評価でしょうか。  今回は、9月6日放送予定の最終話に向けての準備回。3話、4話の殺害した女性のパーツを持ち去る猟奇殺人犯・佐藤都夜(佐々木希)が再度登場。前回から、藤堂比奈子(波瑠)に執着していましたが、逮捕後もそれは変わらず。見事脱走し、藤堂に迫っていきます。  今回の事件といえば、佐藤が脱走の際に殺した刑務官と、脱走後に立ち寄った飲食店で顔がバレて殺した男性の2名。こちらは殺害方法の特徴から、佐藤と断定。厚田(渡部篤郎)らは、懸命に佐藤を追いかけますが、前回の情報屋殺しの一件で東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)が動けないこともあってか、捜査の動きは鈍いです。  佐藤の事件とは別に、動物の死体に人体の一部が詰め込まれたものが発見される事件が発生。藤堂の故郷である長野から、 順々に都内へと南下するように動物死体が発見されます。この一連の事件に隠された暗号を中島保(林遣都)が読み解くと「とうどうひなこ」となり、長野にいた高校生の時にナイフを受け取ったと藤堂は話していますから、ナイフを渡した人物と、この事件は、関連性があると推測できます。  ドラマのキーアイテムの「ナイフ」ですが、中島によれば、藤堂にとって「ナイフ」は呪いのアイテムであるとのこと。それがある限り藤堂はいつか殺人を犯すということでした。  ラストで「比奈子、久しぶり~」と声を上げて登場した、青い目の美女・真壁永久(芦名星)がドラマの“ラスボス”的ポジションのようです。出合い頭に片岡啓造(高橋努)の首を切りつけるあたり、ヤバさをぷんぷん匂わせていますし、さらに、東海林を拉致してしまいます。  最終回に向けて、整理してみましょう。東海林が藤堂に対して抱いていた“違和感”。これに「ナイフ」が大きく影響しているのが、中島との会話でだんだんとわかってきました。「ナイフ」は、父親への殺意の“スイッチ”として渡されたものですが、藤堂が実行に移す前に母親が死んだことで思いとどまったということでした。そんな自分を知りたいと、異常犯罪者に興味を示す藤堂。藤堂はドラマ前半で「異常犯罪を通して自分を知る」という発言をしています。  そして、ナイフを渡したのは真壁で間違いないでしょう。最終回の予告で「こっち側に引っ張ってあげるの」と発言しているので、真壁は藤堂の“スイッチ”をONにする目的でナイフを渡したことになります。しかし、藤堂が“スイッチ”ONにならないのは、異常犯罪者の心の奥底に人間らしい部分を感じ取ったことと、母親の形見である「七味缶」のおかげでしょう。つまり、「ナイフ」が藤堂の異常性の象徴であり、対して母親の形見である「七味缶」は本来の自分を取り戻すアイテムという格好になっているんですね。  さて、真壁の目的がはっきりとしてきました。真壁は勾留中の佐藤の元に手紙を出して藤堂への執着をさらに高めて、脱走させています。2人が顔を合わせるようなシーンがありますから、東海林が拉致されたのも2人の連携によるものだと思われます。  いよいよ次回は最終回。東海林が犠牲になるのか? グロテスクな表現が話題の同ドラマですから、嫌な予想がドンドン浮かびますが、果たして……?  しかし、ちょっといただけないのは、あんなにばら撒いてきた伏線(東海林の妹殺害の犯人、厚田と石上妙子(原田美枝子)の過去、藤堂の父親)よりも、強力な新キャラを登場させたことです。これは、台本的に大丈夫なんですかね? (文=どらまっ子HAYAちゃん)

関ジャニ∞・横山裕ついに“殺人犯”に!? 『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』奇跡の盛り返し!

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 後半戦に突入したフジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。23日放送の第7話の視聴率は、7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と盛り返しました。この内藤了原作「藤堂比奈子シリーズ」は、今年6月に5作目が刊行されたばかり。原作ファンが視聴率を支えた結果だと言えるでしょう。  さて、今回は殺人ではなく“自殺”がテーマ。除草剤を服用した自殺遺体が立て続けに発見されます。遺書に「生きた証をAIDに託します」とあり、藤堂比奈子(波瑠)らが調べを進めるとインターネットサイトで自殺を表明した人物の元に、除草剤を届ける“AID”なる人物の存在が浮上しました。  一方、前回から登場した東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)の派出所時代の恩師・原島(モロ師岡)は、過去に妻と一人息子を亡くしています。家族で住んでいた団地の屋上から落下した自殺者に、たまたままだ幼い息子が衝突して死亡。その光景を目の前で見た妻も、精神を病み自殺してしまったという、いたたまれない闇を抱えています。  AIDの正体は、原島でした。彼は自殺者に向けたインターネットサイトを開設し、そこに鬱々とした書き込みをする自殺志願者に“天国へ行ける薬”として、除草剤を届けていたのです。自殺者によって人生をめちゃくちゃにされた彼は、自殺幇助することで復讐を果たしていたんですね。警察官である原島の元には、当然自殺者の情報が入ってきます。除草剤を送りつけた自殺志願者と警察を介して入ってくる情報の違いから、自殺を実行していない志願者を発見すると、その人物の元に原島は向かい、無理やり除草剤を服用させて殺害するなどの犯行を行っていました。  自らを慕っていた東海林によって、原島は逮捕。原島が東海林に向けた「命を大事にしろ」という一言は、東海林の「命を大事にしろ? どの口が言ってるんだよ……」という言葉になって返ってきました。  そして、今後のドラマの核になる東海林と藤堂の関係。今回の冒頭で、東海林が利用していた情報屋の藤川(不破万作)が何者かによって殺害。第一発見者の東海林は身内から疑いをかけられて、内勤を厚田(渡部篤郎)から言い渡されます。内勤といえば、第1話で藤堂が担当していたポジション。そんな藤堂に対して東海林は小馬鹿にするような発言をしていました。まさに、東海林と藤堂の立ち位置が入れ替わったことを表すシーンでしょう。  前回の「精神・神経研究センター」で藤堂が中島保(林遣都)と面会するシーンの続きから、今回は始まりました。そこで重要なキーアイテムとして扱われている「ナイフ」ですが、藤堂によれば、父親はDVや浮気などを繰り返す最低な人物だったようです。「父親をなんとも思っていなかった」と言い、父親の大切な時計をバラバラにしたように、父親をバラバラにしたかったと藤堂は告白。  しかし、まだ子どもの藤堂が父親に殺意を持つのは無理があると中島は指摘。中島の推測では、父親への殺意の“スイッチをON”にし、ナイフを渡した人物が間違いなくいるということでした。この“スイッチをON”にした行為は中島と早坂雅臣(光石研)が研究していたそれそのものです。  次回は、学生時代の藤堂が登場し「ナイフ」に関する全貌が判明する模様。いよいよドラマも佳境へ。最近、不幸満載のフジですが、『ON』はフジにとっての“AID”となるのでしょうか? (文=どらまっ子HAYAちゃん)

関ジャニ∞・横山裕ついに“殺人犯”に!? 『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』奇跡の盛り返し!

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 後半戦に突入したフジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。23日放送の第7話の視聴率は、7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と盛り返しました。この内藤了原作「藤堂比奈子シリーズ」は、今年6月に5作目が刊行されたばかり。原作ファンが視聴率を支えた結果だと言えるでしょう。  さて、今回は殺人ではなく“自殺”がテーマ。除草剤を服用した自殺遺体が立て続けに発見されます。遺書に「生きた証をAIDに託します」とあり、藤堂比奈子(波瑠)らが調べを進めるとインターネットサイトで自殺を表明した人物の元に、除草剤を届ける“AID”なる人物の存在が浮上しました。  一方、前回から登場した東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)の派出所時代の恩師・原島(モロ師岡)は、過去に妻と一人息子を亡くしています。家族で住んでいた団地の屋上から落下した自殺者に、たまたままだ幼い息子が衝突して死亡。その光景を目の前で見た妻も、精神を病み自殺してしまったという、いたたまれない闇を抱えています。  AIDの正体は、原島でした。彼は自殺者に向けたインターネットサイトを開設し、そこに鬱々とした書き込みをする自殺志願者に“天国へ行ける薬”として、除草剤を届けていたのです。自殺者によって人生をめちゃくちゃにされた彼は、自殺幇助することで復讐を果たしていたんですね。警察官である原島の元には、当然自殺者の情報が入ってきます。除草剤を送りつけた自殺志願者と警察を介して入ってくる情報の違いから、自殺を実行していない志願者を発見すると、その人物の元に原島は向かい、無理やり除草剤を服用させて殺害するなどの犯行を行っていました。  自らを慕っていた東海林によって、原島は逮捕。原島が東海林に向けた「命を大事にしろ」という一言は、東海林の「命を大事にしろ? どの口が言ってるんだよ……」という言葉になって返ってきました。  そして、今後のドラマの核になる東海林と藤堂の関係。今回の冒頭で、東海林が利用していた情報屋の藤川(不破万作)が何者かによって殺害。第一発見者の東海林は身内から疑いをかけられて、内勤を厚田(渡部篤郎)から言い渡されます。内勤といえば、第1話で藤堂が担当していたポジション。そんな藤堂に対して東海林は小馬鹿にするような発言をしていました。まさに、東海林と藤堂の立ち位置が入れ替わったことを表すシーンでしょう。  前回の「精神・神経研究センター」で藤堂が中島保(林遣都)と面会するシーンの続きから、今回は始まりました。そこで重要なキーアイテムとして扱われている「ナイフ」ですが、藤堂によれば、父親はDVや浮気などを繰り返す最低な人物だったようです。「父親をなんとも思っていなかった」と言い、父親の大切な時計をバラバラにしたように、父親をバラバラにしたかったと藤堂は告白。  しかし、まだ子どもの藤堂が父親に殺意を持つのは無理があると中島は指摘。中島の推測では、父親への殺意の“スイッチをON”にし、ナイフを渡した人物が間違いなくいるということでした。この“スイッチをON”にした行為は中島と早坂雅臣(光石研)が研究していたそれそのものです。  次回は、学生時代の藤堂が登場し「ナイフ」に関する全貌が判明する模様。いよいよドラマも佳境へ。最近、不幸満載のフジですが、『ON』はフジにとっての“AID”となるのでしょうか? (文=どらまっ子HAYAちゃん)

視聴率下落が止まらない!『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』に見る関ジャニ∞・横山裕の“凶暴性”

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は、折り返しの6話。前回、リオ五輪の影響で急落した視聴率ですが、昨夜放送の6話は6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と緩やかに下落。  今回は、100円硬貨を胃に詰め込まれて殺害される“リッチマン事件”が発生。殺害された3名には地元ヤクザとのつながりがあり、その組に騙されて全てを失った高齢者5人組による犯行だとわかりました。 最初に殺された男性と次に殺された女性は、不動産詐欺で高齢者から家を奪った犯人で、3人目はそれを裏で指示していたヤクザ。自分たちからすべてを毟り取った“金の亡者”たちに復讐するため、高齢者5人は文字通り“金に溺れさせる”方法で殺害したのでした。  前回、中島保(林遣都)との一件で、ドラマ序盤の“人でない感じ”がなくなった藤堂比奈子(波瑠)は、心ここにあらずといった感じです。そんな藤堂に厚田(渡部篤郎)は、中島に会って、モヤモヤしたものをすっきりさせてくるように勧めます。  一方の中島は逮捕後どうなったかというと、不起訴処分になりました。そして「精神・神経研究センター」通称SNRCという国が直轄する精神病院に収監されることに。表向きは、治療のための施設ですが、実体は法で裁けないような犯罪者を隔離するための施設です。  今後も中島にプロファイリングの捜査協力を依頼することが決まり、藤堂はその窓口を担当することに。これは厚田の配慮でしょう。  藤堂とコンビを復帰させたと思われた東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)ですが、不意に「俺に近づくな!」と藤堂を突き放したりと、いつもとは違う雰囲気です。今回は、前5話通して影の薄い清水良信(百瀬朔)と藤堂は行動することに。  犯人である5人の高齢者を藤堂は問い詰めます。失うものがない彼らは、犯人であることが露見しても、慌てる様子もなく「次は誰を殺す?」「もっと苦しめて殺してやろう」と喜々と話し合うのでした。高齢者が、人殺しの相談をする姿は、気味が悪いです。 一人の高齢者が藤堂に言います。「さぁ、捕まえてくれ。人の心を失った私たちが、憎しみで動き出す前に」と。やはり、彼ら高齢者は藤堂と同じく“人の心を失った”人でした。そんな彼らに、どうして警察に訴え出なかったのかと藤堂が投げかけたことには、大きな意味があると思います。ドラマ前半の藤堂であるなら「興味深い」と、その殺意を自分に向けるために、あれこれと手を尽くすはずですから。  事件後、高齢者と藤堂のやり取りを覗き見ていた東海林は、「人殺しと同じ顔だわ」と冷たく言います。6話の冒頭で厚田は藤堂と東海林を比較し、藤堂は“事件を引き寄せるタイプ”、東海林は“事件に向かっていくタイプ”と評しています。対象的なキャラクターの2人は、もう理解し合うことはないのかもしれません。  異常犯罪と接することで、人間味を徐々に手にしていく藤堂に対して、東海林は、異常犯罪を通して凶暴さを増していると言えます。つまり藤堂は、異常犯罪者の心の奥底に、人間らしい部分を見出しているんですね。  藤堂は、今回の犯人、高齢者5人組の殺意に支配された顔を見て「そんな顔は見たくなった」と発言。これは、前回、“猟奇自殺”の現場での中島の表情を見たときにも発言していました。犯行が発覚する前、高齢者たちは、とても暖かい人々として描かれ、藤堂らと交流するシーンがあります。中島と同様に、藤堂は彼らを理解者あるいは、犯罪を犯さない人だと判断したのでしょう。  6話の終わりに、藤堂は中島とSNRCで再会。たびたび登場していたナイフについて、いつから持ち歩いていたのかと中島は藤堂に尋ねます。すると、「あのナイフは父を殺すためのものでした」と藤堂は告白。形見である七味缶がきっかけで、母親(奥貫薫)はたびたび登場しましたが、父親については一度も触れていません。藤堂にどのような過去があったのかはわかりませんが、この父親が彼女に大きな影響を与えているのは間違いないでしょう。  しかし、しかしですよ。前回で中島は藤堂を裏切ったはずです。ドラマにおける重大なポイントだったと思うのですが、それはなかったことにするの? それでも会いに行く藤堂は、父親の姿を中島に見ているのかもしれませんね。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)

視聴率下落が止まらない!『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』に見る関ジャニ∞・横山裕の“凶暴性”

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フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』番組サイトより
 フジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』は、折り返しの6話。前回、リオ五輪の影響で急落した視聴率ですが、昨夜放送の6話は6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と緩やかに下落。  今回は、100円硬貨を胃に詰め込まれて殺害される“リッチマン事件”が発生。殺害された3名には地元ヤクザとのつながりがあり、その組に騙されて全てを失った高齢者5人組による犯行だとわかりました。 最初に殺された男性と次に殺された女性は、不動産詐欺で高齢者から家を奪った犯人で、3人目はそれを裏で指示していたヤクザ。自分たちからすべてを毟り取った“金の亡者”たちに復讐するため、高齢者5人は文字通り“金に溺れさせる”方法で殺害したのでした。  前回、中島保(林遣都)との一件で、ドラマ序盤の“人でない感じ”がなくなった藤堂比奈子(波瑠)は、心ここにあらずといった感じです。そんな藤堂に厚田(渡部篤郎)は、中島に会って、モヤモヤしたものをすっきりさせてくるように勧めます。  一方の中島は逮捕後どうなったかというと、不起訴処分になりました。そして「精神・神経研究センター」通称SNRCという国が直轄する精神病院に収監されることに。表向きは、治療のための施設ですが、実体は法で裁けないような犯罪者を隔離するための施設です。  今後も中島にプロファイリングの捜査協力を依頼することが決まり、藤堂はその窓口を担当することに。これは厚田の配慮でしょう。  藤堂とコンビを復帰させたと思われた東海林泰久(関ジャニ∞・横山裕)ですが、不意に「俺に近づくな!」と藤堂を突き放したりと、いつもとは違う雰囲気です。今回は、前5話通して影の薄い清水良信(百瀬朔)と藤堂は行動することに。  犯人である5人の高齢者を藤堂は問い詰めます。失うものがない彼らは、犯人であることが露見しても、慌てる様子もなく「次は誰を殺す?」「もっと苦しめて殺してやろう」と喜々と話し合うのでした。高齢者が、人殺しの相談をする姿は、気味が悪いです。 一人の高齢者が藤堂に言います。「さぁ、捕まえてくれ。人の心を失った私たちが、憎しみで動き出す前に」と。やはり、彼ら高齢者は藤堂と同じく“人の心を失った”人でした。そんな彼らに、どうして警察に訴え出なかったのかと藤堂が投げかけたことには、大きな意味があると思います。ドラマ前半の藤堂であるなら「興味深い」と、その殺意を自分に向けるために、あれこれと手を尽くすはずですから。  事件後、高齢者と藤堂のやり取りを覗き見ていた東海林は、「人殺しと同じ顔だわ」と冷たく言います。6話の冒頭で厚田は藤堂と東海林を比較し、藤堂は“事件を引き寄せるタイプ”、東海林は“事件に向かっていくタイプ”と評しています。対象的なキャラクターの2人は、もう理解し合うことはないのかもしれません。  異常犯罪と接することで、人間味を徐々に手にしていく藤堂に対して、東海林は、異常犯罪を通して凶暴さを増していると言えます。つまり藤堂は、異常犯罪者の心の奥底に、人間らしい部分を見出しているんですね。  藤堂は、今回の犯人、高齢者5人組の殺意に支配された顔を見て「そんな顔は見たくなった」と発言。これは、前回、“猟奇自殺”の現場での中島の表情を見たときにも発言していました。犯行が発覚する前、高齢者たちは、とても暖かい人々として描かれ、藤堂らと交流するシーンがあります。中島と同様に、藤堂は彼らを理解者あるいは、犯罪を犯さない人だと判断したのでしょう。  6話の終わりに、藤堂は中島とSNRCで再会。たびたび登場していたナイフについて、いつから持ち歩いていたのかと中島は藤堂に尋ねます。すると、「あのナイフは父を殺すためのものでした」と藤堂は告白。形見である七味缶がきっかけで、母親(奥貫薫)はたびたび登場しましたが、父親については一度も触れていません。藤堂にどのような過去があったのかはわかりませんが、この父親が彼女に大きな影響を与えているのは間違いないでしょう。  しかし、しかしですよ。前回で中島は藤堂を裏切ったはずです。ドラマにおける重大なポイントだったと思うのですが、それはなかったことにするの? それでも会いに行く藤堂は、父親の姿を中島に見ているのかもしれませんね。 (文=どらまっ子HAYAちゃん)