“猫ブーム”に乗れない猫ひろし、奥さんが猫嫌いで飼い猫を捨てていた!?

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猫ひろしオフィシャルブログより
 飼い猫数が増加傾向にあり、「猫ブーム」の到来ともいわれているが、芸人・猫ひろしの元には、その恩恵がサッパリ届いていないようだ。本人はブログで、経済効果2億円の“ネコノミクス”に言及も「私には何にもネコノミックス来てない!どういうことだ!」と書いているが、そもそも猫にはあまり関心がないようで、猫ブームを意識してか、ブログに猫の写真を登場させることはあっても、取り立てて猫に詳しそうな話はしていない。  もっとも猫は近年、カンボジア国籍になってまで五輪出場を目指すマラソン選手として活動しており、猫どころか本業のお笑いでの活動もほとんど目にしなくなっている。 「マラソンで知られる前は、無名な実業家のパーティーに呼ばれては安いギャラで『にゃー』なんてやっていて、中にはちょっと危ない筋の人もいたほどだから、お笑いにそれほど未練もないはず。マラソン大会の盛り上げ役として呼ばれることもあるが、ランナーとして出場してしまうと、あくまでアスリート枠扱いとなり、大々的に出場が宣伝されることもないですからね。それでも、ランニングの教則ビデオ出演や講師としては、結構稼げているようです」(芸能関係者)  猫は2011年、堀江貴文らの提案で国籍を変え、マラソン不人気のカンボジアで12年のロンドン五輪出場を目指したが、国籍取得から1年以上の居住実績がないため、出場資格は得られなかった。目指すは今年のリオ五輪で、まだ代表に決まってはいないが、カンボジアの国内大会ではトップ成績を収めていて、代表は内定したといってもいいだろう。それだけに、“猫ブーム”の恩恵がなくても問題はなさそうだ。 「子どもの頃から飼っていたのは犬ばかりで、インタビューなんかでも猫の話をされると、ほとんどリアクションできていない。ウワサでは、芸名にちなんで猫を飼おうとしたら、07年に結婚した奥さんが猫嫌いだったとかで、一人暮らしの家から新居に引っ越す際に、その猫を捨ててきたなんてウワサもある」(同)  また、カンボジア国籍にはなったものの、現地のクメール語は現在もほとんど話せないままだという。 「マラソンでいい結果を残すしか、生きる道はないということでしょう」と関係者。  リオ五輪出場が決まればメディアにはまた引っ張りだこになりそうで、衰えさえなければ東京五輪に逆上陸という夢もある。やはり、猫ブームなど彼には関係なさそうだ。 (文=ハイセーヤスダ)

「陸上界に新しい可能性を示してやる」市民ランナー・川内優輝の使命感とマラソン愛

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『走れ、優輝』(中央公論新社)
 埼玉県庁の市民ランナー・川内優輝が大きくメディアに取り上げられるようになったのは、2011年の東京マラソンがきっかけだった。この大会で、2時間08分のタイムを叩き出し、日本人としては最高位となる3位に入賞した川内。まさか、実業団にも所属しない「市民ランナー」がここまで脚光を浴びるとは、誰も考えていなかった。  以降、国内大会のみならず、シドニーマラソン、エジプト国際マラソン、オーストラリア・ゴールドコーストマラソンなど、海外の舞台でも優勝を収めてきた川内。ロンドン五輪こそ出場できなかったが、2011年の世界陸上テグ大会、2013年の世界陸上モスクワ大会にも出場を果たしている。  公務員としてフルタイムの仕事をこなしながら、市民ランナーとしてトレーニングを積む川内。いったいどうして、川内だけがこのような好成績を残すことができたのだろうか? 彼の母親が執筆した『走れ、優輝』(中央公論新社)を元に、その秘密をのぞき見てみよう。  春日部東高校で陸上部に所属し駅伝を走っていた高校3年生の川内は、学習院大学への進学を決意する。これは、駅伝をする高校生にとって異例の決断だった。学習院の陸上部は、箱根駅伝に出場したことがない、いわば弱小校。けれども、川内は強豪大学に進学して厳しい環境に身を置くことよりも、「楽しく走る」ことを優先した。  だが、学習院大学陸上部に入部した川内の胸には、「本当にこんな練習でいいのだろうか?」という戸惑いが広がる。  高校時代は、春日部東高校で毎日厳しい練習に取り組んできた川内。しかし、大学では朝練もなく、週に2回も休みがある。高校では週に3~4回行われていたハードな「ポイント練習」も、大学では週に2回。監督は「無理をするな」「競り勝たなくていい」とアドバイスを送る……。  だが、意外にも、川内はこの環境でグングンと成績を伸ばしていったのだ。高校時代は厳しい練習によってケガに苛まれていた川内。大学の少ない練習時間は、入念な準備運動や体のケア、少ない時間で効率よく練習することを彼に教えた。高校時代は県大会レベルだった記録は、関東大会で戦えるほどに向上。川内は箱根駅伝の関東学連選抜として、学習院大学初の箱根駅伝出場選手に選出される。  在学中には、2回の箱根駅伝出場で、それぞれ区間6位、区間3位という成績を収めた川内。普通のランナーであれば、実業団に入り、次なるステージに進むのが常識だが、川内が選択したのは「国家公務員試験」だった。実業団からも誘いがあったが、陸上だけでずっと食べ続けられる実力はないと考えた川内は、公務員として勤務しながらマラソンを続けていくことを選択した。  だが、川内は自信がないわけでも、楽な道を選んでいるわけでもない。彼ほどマラソンを愛している人間もいないだろう。当初から、川内の目標は「継続して楽しみながらやっていくこと」と「生涯現役を貫く」こと。彼にとって、マラソンは若い間のスポーツではなく、一生をかけて取り組むものなのだ。試験をパスするも、国家公務員になると陸上の練習時間を確保することは難しいと考えた川内は、内定を辞退して地方公務員に就職する。彼は、マラソンのために埼玉県庁を選んだのだ。  社会人となった川内は、埼玉県立春日部高等学校定時制に埼玉県職員として勤務しながら、毎日2時間ほどを練習に充てている。もちろん、ほかの選手に比較して練習は少なく、実業団選手が月に1000km走るところ、川内は600kmほど。また、実業団では1日に2回、3回と練習を重ねるが、川内の練習は1日に1回のみ。1回きりの練習に集中して取り組むことで、長時間の練習にも勝る成果を上げている。常に限界を超えながら走るのではなく、抜くべき時にしっかりと抜き、メリハリをつけることこそが、川内にとって最も大事な練習メニューなのだ。 「フルタイムで仕事をしているからこそ、常に“走りたい”と思える。一日中練習をしていると、なかなかそうはなりづらいかもしれない」  猛烈な練習に明け暮れた高校時代に思ったような成績を出せなかったものの、大学時代に練習時間が短縮されると川内の記録はとたんに向上した。ほかの選手はいざ知らず、川内にとっては短時間の集中したトレーニングこそが最大の効果を発揮できるようだ。川内は、監督もコーチもなく、市民ランナー仲間とのトレーニングを行っている。自分自身で練習メニューを考え、その結果にも責任を持つ、さながらパンクバンドのようなDIY精神を持つランナーだからこそ、彼は独自の練習を続けることが可能なのだ。  現在、川内は、ある「使命感」に燃えている。 「陸上界に(市民ランナーの)自分が新しい可能性を示してやるぞとか、日本の男子マラソン界を変えるんだ、くらいのつもりになってテンションが高まっています」  実業団に入らずともマラソンを続けられること、そして結果を残せることを、自身の活躍によって証明してきた川内。それは、「プロでなければ戦えない」と無自覚に考えてきた日本陸上界や日本スポーツ界にとって、常識破りの出来事だった。 「整備された登山道以外は困難な道だと思っていても、それが自分にとって困難な道とは限りません。(略)そして、そうした道を選んだほうが、人生も面白いのではないでしょうか」  10月3日に行われる「仁川アジア大会」のマラソンに出場する川内は、金メダルのみを目標に据え、「取れなければ来年の世界選手権の選考レースには出ません」と明言している。もちろん、「生涯現役」を掲げる川内にとってはこのアジア大会や世界選手権はあくまでも通過点に過ぎないだろう。しかし、だからこそ「市民ランナー」が、アジアの頂点に君臨できることを証明してほしい。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])

“日本人復帰”画策中の猫ひろしのカンボジア代表選出に批判集中「東京五輪利権狙いか」

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猫ひろしオフィシャルブログより
 タレントの猫ひろしが、12月にミャンマーで行われる東南アジア競技大会のマラソンにカンボジア代表として出場することが決定した。「くじけず毎日走って良かった」と喜びを綴ったTwitterによると、9月に行われた東南アジア競技大会マラソン代表国内選考会で1位となり、本大会へ出場が決定したという。  猫といえば、2012年開催のロンドン五輪出場を目指し、2011年11月にカンボジア国籍を取得。一度はオリンピック代表に選ばれたものの、その後、参加資格を満たしていないとして、出場を取り消されていた。 「口では『4年後のリオジャネイロ五輪を目指す』と言っていましたが、実は“日本人復帰”を画策していたから意外です。実際、現在の猫は自宅がある千葉・市原を拠点にして、毎週末に全国各地で開催されている市民マラソン大会にゲスト出場するなど、ほぼ日本で活動しています。カンボジアへの“帰国”は数カ月に一度、ビザの都合に合わせて戻るだけで、滞在も数日ほど。マラソン大会のギャラは1回50~100万円といいますから、ああ見えてけっこう稼いでいるんですよ」(スポーツ紙記者)  カンボジア国籍取得には、以前から“売名説”がささやかれていた猫だけに、今回の東南アジア競技大会にはネット掲示板などにもブーイングが殺到している。「この人、今もカンボジア人なの?」「批判があまりに多すぎて、日本国籍に戻りづらくなったしな」「ちゃんと現地に住んで、現地の人の夢になってください」「国の代表とはなんなのか」「居住実績もないし、クメール語も話せないけどな」「劣化日本人の芸能界代表」などと、痛烈なコメントばかり。  日本人復帰を画策していた猫が、あらためてカンボジア代表として国際大会に出場するという“心変わり”の裏には、なんらかの思惑があるのだろうか? 「うがった見方かもしれませんが、2020年の五輪が東京に決まったことと無関係ではないような気がします。これから五輪に向けて、メディアではさまざまな“特需”が発生するでしょう。その際、タレントでありながら“国家代表のマラソン選手”という肩書を持っていれば、多くのビジネスチャンスに恵まれるのではないでしょうか。そんな思惑があるような気がしてなりません」(同)  東京五輪へ向けて今後、猫がどのような動きを見せるのか要注目である。

マラソン界はジレンマだらけ……企業に依存して勝てない! 駅伝に殺されたマラソン界

【プレミアサイゾーより】
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『猫まっしぐラン!!』(エフエム東京)
──ロンドン五輪の選考会で話題となった”ニートランナー”藤原新。彼の出現により露呈した実業団選手たちの低迷は、現在の日本のスポーツ全体におけるスポンサー依存の副産物だった──!?実業団チームの選手たちの声に耳を傾けつつ、その問題点に迫っていきたい。  ロンドン五輪において、久しぶりに男子マラソンに注目が集まっている。かつて、日本では五輪の花形競技だった男子マラソンも、ここ数年はアフリカ勢に大きく水をあけられ、今やメダルを期待する声も聞かなくなった。今回騒がれているのも、残念なことにメダルへの期待からではなく、代表に選出された藤原新が所属チームのない”ニートランナー”だったからだ。その藤原と最後まで代表を争った川内優輝もまた、”公務員ランナー”。実業団に所属して競技に挑むことが一般的とされた日本において、”非実業団”選手の活躍はそれだけ意外なものであったのだろう。では、そんな環境下において、実業団の選手たちはなぜ勝てなくなってしまったのだろうか。ここではマラソンの例をもとに見ていきたい。  日本でマラソン人気に火がついたのは1980年代。86年の北京国際では、旭化成の児玉泰介が以降12年間破られなかった日本記録を打ち出している。その児玉に続くように、同じ旭化成の宗茂・猛兄弟、エスビー食品の瀬古利彦、カネボウの伊藤国光、ダイエーの中山竹通らが次々と登場し、日本のマラソンは実業団の選手たちによって、80年代に黄金期を迎えた。しかし、92年のバルセロナ五輪で旭化成の森下広一が銀メダルを獲得して以降、男子マラソンの日本人メダリストは20年間不在のままなのだ。元マラソン日本記録保持者であり、ソウルとバルセロナで2度の入賞経験を持つ中山竹通氏は、その理由をこう指摘する。 「今の実業団の練習は、まず駅伝ありき。それがマラソンの練習とまったくかみ合わず、記録が出せなくなっているんです。マラソンの練習は1~2カ月ではできません。しかし、間に駅伝の試合を入れられてしまい、マラソン用の練習が長期スパンで組めなくなる。そんな練習法では、2時間10分を切ることはできませんよ」  駅伝といえば、正月に行われる箱根駅伝やニューイヤー駅伝など、お茶の間の人気種目。企業からすれば、ユニフォームに名前を載せて”広告”として走ってもらうことに、チームを抱える意義がある。安定した人気を持ち、短期間で調整も可能な駅伝に比重が置かれてしまうのは、当然のことだろう。 「陸上の場合、駅伝があるから実業団チームを維持しているという企業は多い。そのおかげでお金を出してもらえるからこそ、選手は競技に取り組むことができるんです。駅伝を”悪”としてしまうと、陸上競技全体の裾野を狭めることになりかねません」(元実業団陸上チームコーチ)  バブル崩壊後、実業団に対する企業内での風当たりは強く、90年代以降にはスポーツ全体で300以上のチームが廃部に追い込まれている。これはちょうど、日本の男子マラソンでメダルが獲れなくなった時期と同じ。陸上においても、NEC、ダイエー、沖電気宮崎など、名門と呼ばれたチームが次々と廃部し、マラソンの強化より、チームの維持に比重が置かれるようになったことがうかがえる。 ■スポンサーに多様化を! 希望は個人援助サービス  そんな中、今後必要になってくるのが、選手活動の多様化だ。企業スポーツへの支援を行う大崎企業スポーツ事業研究助成財団の事務局長、籏野俊彦氏はこう話す。 「実業団チームに代わって増えてきているのが、クラブチーム型と社団法人型。企業がチームを保持するのではなく、共にスポンサーの協賛によって運営されており、まだまだ可能性を秘めている」  このクラブチーム型とは、個人会費や後援会組織、支援企業などからの広告収入、地元自治体からの支援などにより運営すること。社団法人型は、チームそのものを法人化してしまうというものだ。陸上では、日本実業団陸上競技連合がクラブチームにニューイヤー駅伝本戦への出場を許可しないなど、まだまだ保守的な状況だが、海外においては五輪メダリストを輩出する陸上のクラブチームも多数存在している。今後、スポンサーとの関係に選択肢を増やしていける可能性は、十分にある。  その意味で、代表入りを果たした藤原は、新しい選手のあり方を力ずくで認めさせたといってもいいだろう。そもそも彼は、JR東日本の実業団選手だったが、10年、マラソンに専念するために退部。その後、健康器具販売会社レモシステムとスポンサー契約を結んだものの、同社の経営悪化により給与の未払いが起こり、契約を解除されている。しかし、それからも、定収入はないながら無所属で競技を続け、今年の東京マラソンで準優勝を果たし、見事、ロンドン五輪代表の切符を手に入れたのだ。  さらに、その東京マラソン後、藤原は動画配信サイト・ニコニコ動画と組んで個人スポンサーを募集。あっという間に定員の2万人を達成し、およそ1000万円の活動資金を得ることができた。個人がインターネットを通じて自分の活動に対する援助を受けるこうした仕組みは「クラウドファンディング」(以下CF)と呼ばれ、アメリカなどでは盛んに行われている。スポーツ選手の支援については、過去海外にも例がなかったが、実業団だけに頼らない今後のマラソンを考える上で、有効な方法になるのではないか。国内でスポーツ選手向けのCF「Cofter」の準備をしているDolphinon&companyの代表、丹野裕介氏は言う。 「トライアスロンやフェンシングのように、日本でマイナーなスポーツだとお金がなくて海外の遠征に行けなかったり、明日の試合にも出られないような世界ランカーが、実はたくさんいます。アルペンスキーの皆川賢太郎さんでさえ、10年の五輪出場直前に、スポンサーに困っていた事もあります。五輪選手ですら、企業から100万円スポンサードしてもらうのはとても大変なことなんです。しかし、それが1000人から1000円ずつだったら可能かもしれない。そういう思いから、このサービスの本格稼働を目指しています」  これらのサービスが今後どのように支援金を集めていくか、まだ先は見えない。しかし、これが機能すれば、新しいプロアスリートの形が生まれる可能性もある。さらに、「実業団がマラソン選手を社員として抱えるのではなく、いちスポンサーとして多少のお金や練習場、培ったノウハウを提供し、その上で選手がCFを活用できるようになるといいと思う。そうしたら、お互いにメリットが出てくる」(元実業団選手)かもしれない。  とはいえ、企業に支援されて当たり前という環境でやってきた日本のアマチュアスポーツ界は、果たして変われるのか。当特集【2】から現場の生の声を聞きつつ、その問題の核心に迫っていきたい。 (文/大熊 信) 【「サイゾーpremium」では他にもオリンピック関連記事が満載!】藤原新に女医のスポンサードあり 実業団陸上選手たちの不満が爆発! 実業団選手の"本音"座談会天才ランナーの中山竹通が辛辣な苦言を呈す「実業団依存のマラソン界は、もう勝てるわけがない!」猫ひろし騒動で露呈した国籍変更問題 五輪出場で国籍を変える選手たちの悲哀
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別の国籍取得も視野に!? 五輪出場権剥奪の“カンボジア人”猫ひろしの不確かな未来

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 昨年10月にカンボジア国籍を取得し、ロンドン五輪男子マラソン代表として選出されたタレントの猫ひろし。しかし、国際陸上競技連盟は5月8日、参加資格を満たしていないと判断、カンボジア陸連に通達した。カンボジア陸連側は、猫は「2009年よりカンボジアに住み、ビジネスを行っている」と主張したが、受け入れられなかった。特例の申請も認められず、7日付の文書で「国際競技会にカンボジア代表で出場できるのは今年10月以降」との最終判断を下された。  五輪出場に伴う猫の国籍変更は以前よりニュースで騒がれ、その動向が注目されていた。本人も成績を伸ばしつつあったところだけに、五輪出場権剥奪は残念なところ。しかし今回の宣告を受けて、猫側からは“別の案”も出てきているという。 「今回の代表落ちは、猫にとってまさに晴天の霹靂。それだけに、陣営にも迷いがあるようです。関係者の中には“別の国に国籍を移して、あくまでロンドン五輪を目指すべき”という声も出てきている。もっとも、国際陸連にマークされているであろう猫が別の国で代表権を得ても、今回と同じ結果になるでしょうが……。猫本人は意地になって、“カンボジア代表として次の五輪に出る”と言っているようですが、4年後のリオ五輪のときには38歳。あまり現実的とはいえません」(プロジェクト関係者)  今回の五輪出場権剥奪に関し、猫は文書で「カンボジアと日本の両国を活動の場としていきたい」と語っていたが、一部では国籍変更に関して難色を示していた妻を説得し、カンボジアへの完全移住も考えている、との説もある。  果たして彼は今後どうなるのか。まだまだゴールは遠そうだ。

別の国籍取得も視野に!? 五輪出場権剥奪の“カンボジア人”猫ひろしの不確かな未来

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 昨年10月にカンボジア国籍を取得し、ロンドン五輪男子マラソン代表として選出されたタレントの猫ひろし。しかし、国際陸上競技連盟は5月8日、参加資格を満たしていないと判断、カンボジア陸連に通達した。カンボジア陸連側は、猫は「2009年よりカンボジアに住み、ビジネスを行っている」と主張したが、受け入れられなかった。特例の申請も認められず、7日付の文書で「国際競技会にカンボジア代表で出場できるのは今年10月以降」との最終判断を下された。  五輪出場に伴う猫の国籍変更は以前よりニュースで騒がれ、その動向が注目されていた。本人も成績を伸ばしつつあったところだけに、五輪出場権剥奪は残念なところ。しかし今回の宣告を受けて、猫側からは“別の案”も出てきているという。 「今回の代表落ちは、猫にとってまさに晴天の霹靂。それだけに、陣営にも迷いがあるようです。関係者の中には“別の国に国籍を移して、あくまでロンドン五輪を目指すべき”という声も出てきている。もっとも、国際陸連にマークされているであろう猫が別の国で代表権を得ても、今回と同じ結果になるでしょうが……。猫本人は意地になって、“カンボジア代表として次の五輪に出る”と言っているようですが、4年後のリオ五輪のときには38歳。あまり現実的とはいえません」(プロジェクト関係者)  今回の五輪出場権剥奪に関し、猫は文書で「カンボジアと日本の両国を活動の場としていきたい」と語っていたが、一部では国籍変更に関して難色を示していた妻を説得し、カンボジアへの完全移住も考えている、との説もある。  果たして彼は今後どうなるのか。まだまだゴールは遠そうだ。

「最初から売名目的だった」マラソン五輪代表問題が暗礁に乗り上げた猫ひろしの本音

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「カンボジアには住みたくない……」  猫ひろしが10年来の知人に漏らしたのは、「マラソンのために国籍は取るけど、住むのは日本」ということだった。この知人は、格闘技選手を支援していることでも知られる出会い系サイト運営会社の経営者で、猫とは共通の友人である格闘家を通じて知り合い、以降は男性が猫を食事に連れて行くなどして応援してきたのだという。  猫は現在、カンボジア国籍を取得した五輪出場に、国際陸連から“待った”がかかっている。ネックとなったのは過去に国際競技大会で代表経験がなく国籍変更したことで、国籍取得後1年が経過していない場合は、連続1年以上の居住実績、または国際陸連による特例承認が必要だった。本来、本気で五輪を目指すのなら早くからカンボジアに移住していれば条件をクリアできたのだが、知人経営者によると「言葉も分からないカンボジアには住むのは嫌だと頑なだった」という。 「猫は“僕はお笑い芸人で、ほかのことをしても絶対ブレない。五輪に出るのは話題になって芸人の仕事が増えるから”とハッキリ言っていた」(同)  そもそも、国籍を変えて五輪へというプランが出たのは4年前、そのときも「芸人として売れる方法」を考えた中でのプランだったという。 「東京マラソンに出た直後ぐらいだったと思う。ホリエモンが番組で出したアイデアだと言われているけど、あれはウソで、その前から話はあった。当時、カンボジアの急成長で現地に進出した実業家が猫と親しく、“金出せばなんでも買える国だ”なんて話をしていた流れだった」(同)  カンボジアではとくに公務員の待遇が低く、日本円にして月給3,000円ほどだとされるため、ワイロでどうにでもなるというのはよくささやかれる話だ。プノンペンの地元紙記者、ジン・プロム氏も「そういう傾向が根強い」と認める。  国際陸連の反発に対し、自国選手を差し置いて猫を推したカンボジア陸連にも“袖の下”があった可能性はある。 「もともと、カンボジアで陸上は不人気競技。当初は誰もマラソン代表に興味なかったから、好都合だったんでしょう。でも、皮肉にも日本で騒ぎになって、今ではカンボジアでも報じられるようになりました。成績もトップではない日本在住のコメディアンがカンボジア代表として五輪に出るという話に、国民の反発の声が高まっています」(同)  その背景には、カンボジア国内の発展もある。数年前まで電話すら使っていない家庭がほとんどだったが、最近は急速な発展からテレビやインターネットのある家庭も増え、ニュースを耳にする機会も増えている。 「日本に対しては親しみを持っていますが、カンボジアは国民の愛国心が強い国。反発の声が増えたことで、純粋なカンボジア人選手も黙ってはいられない状況です。いくらコネやワイロを使っても、猫さんの出場は厳しいと思います」(同)  当初から売名行為でしかなかったというのなら、姑息な手段での五輪出場よりも、本業である芸に磨きをかけたらどうか。 (文=鈴木雅久)

「最初から売名目的だった」マラソン五輪代表問題が暗礁に乗り上げた猫ひろしの本音

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「カンボジアには住みたくない……」  猫ひろしが10年来の知人に漏らしたのは、「マラソンのために国籍は取るけど、住むのは日本」ということだった。この知人は、格闘技選手を支援していることでも知られる出会い系サイト運営会社の経営者で、猫とは共通の友人である格闘家を通じて知り合い、以降は男性が猫を食事に連れて行くなどして応援してきたのだという。  猫は現在、カンボジア国籍を取得した五輪出場に、国際陸連から“待った”がかかっている。ネックとなったのは過去に国際競技大会で代表経験がなく国籍変更したことで、国籍取得後1年が経過していない場合は、連続1年以上の居住実績、または国際陸連による特例承認が必要だった。本来、本気で五輪を目指すのなら早くからカンボジアに移住していれば条件をクリアできたのだが、知人経営者によると「言葉も分からないカンボジアには住むのは嫌だと頑なだった」という。 「猫は“僕はお笑い芸人で、ほかのことをしても絶対ブレない。五輪に出るのは話題になって芸人の仕事が増えるから”とハッキリ言っていた」(同)  そもそも、国籍を変えて五輪へというプランが出たのは4年前、そのときも「芸人として売れる方法」を考えた中でのプランだったという。 「東京マラソンに出た直後ぐらいだったと思う。ホリエモンが番組で出したアイデアだと言われているけど、あれはウソで、その前から話はあった。当時、カンボジアの急成長で現地に進出した実業家が猫と親しく、“金出せばなんでも買える国だ”なんて話をしていた流れだった」(同)  カンボジアではとくに公務員の待遇が低く、日本円にして月給3,000円ほどだとされるため、ワイロでどうにでもなるというのはよくささやかれる話だ。プノンペンの地元紙記者、ジン・プロム氏も「そういう傾向が根強い」と認める。  国際陸連の反発に対し、自国選手を差し置いて猫を推したカンボジア陸連にも“袖の下”があった可能性はある。 「もともと、カンボジアで陸上は不人気競技。当初は誰もマラソン代表に興味なかったから、好都合だったんでしょう。でも、皮肉にも日本で騒ぎになって、今ではカンボジアでも報じられるようになりました。成績もトップではない日本在住のコメディアンがカンボジア代表として五輪に出るという話に、国民の反発の声が高まっています」(同)  その背景には、カンボジア国内の発展もある。数年前まで電話すら使っていない家庭がほとんどだったが、最近は急速な発展からテレビやインターネットのある家庭も増え、ニュースを耳にする機会も増えている。 「日本に対しては親しみを持っていますが、カンボジアは国民の愛国心が強い国。反発の声が増えたことで、純粋なカンボジア人選手も黙ってはいられない状況です。いくらコネやワイロを使っても、猫さんの出場は厳しいと思います」(同)  当初から売名行為でしかなかったというのなら、姑息な手段での五輪出場よりも、本業である芸に磨きをかけたらどうか。 (文=鈴木雅久)

「オリンピックを金で買った」週刊誌が続々暴露する猫ひろしのマラソン五輪代表買収劇

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 昨年11月に今夏のロンドン五輪・男子マラソン出場のためにカンボジア国籍を取得し、今年3月に正式に代表に決定したお笑いタレントの猫ひろし。国籍取得に関しては賛否両論あったものの、日本メディアでは大々的な祝福ムードで報じられていた。  だが、「週刊新潮」(新潮社)と「週刊文春」(文藝春秋)のともに4月19日号が、五輪代表権取得に関して“買収疑惑”が浮上していることを報じている。  「新潮」は同国代表として北京五輪に出場し、2時間25分19秒68の同国記録を保持、さらには猫との直接対決でいずれも勝利している同国マラソン界のエース、ヘム・ブンティン選手のインタビューを掲載。  ブンティン氏は「お金がある猫が認められた。猫のやっていることは日本人の品位を貶める」「お金を払って国籍を買い、オリンピック出場権も買った」などと猫を糾弾。  猫の国籍取得を支援したのは、“ホリエモンの右腕”を自称するW氏の妻が社長を務めるK社。同社から同国五輪委員会に2万3,000ドル(約186万円)の金が流れ、W氏がブンティン選手に対し“買収金”ともいえるスポンサー契約を持ちかけるなど、さまざまな“裏工作”が行われていたというのだ。  ブンティン選手は4月に開催されるパリマラソンに向けてトレーニングを積んでおり、五輪出場のハードルであるB標準(2時間18分)を切っての五輪出場を目指しているというが、「僕に出場権が与えられたとしても、猫ひろしの出場が取り消されない限りは五輪に出るつもりはない」と怒り心頭だ。  一方、「文春」によると、猫の五輪参加プロジェクトの言い出しっぺは堀江貴文受刑者だったという。カンボジアは国籍取得など政府に手続きを申請する際には“袖の下”、つまり賄賂が欠かせない“汚職国家”のため、猫の五輪出場権取得には寄付という名目で5万ドル(約400万円)が動き、ブンティン選手は各方面からそれ以上の金銭を要求されたことを、ブンティン選手の関係者が明かしている。 「いくら猫が2008年の初マラソンから毎年約20分ずつタイムを更新しているとはいえ、果たして五輪という大舞台で完走できるのか? 自己ベストは2時間30分26秒だが、そろそろ頭打ちで、タイム的には完走できて限りなく最下位に近いだろう。みっともない結果だったらカンボジア国内でも大バッシングが巻き起こりそうだ」(スポーツ紙記者)  先日行われた『オールスター感謝祭』(TBS系)のミニマラソンで“凱旋”帰国した猫だが、五輪銀メダリストとはいえ、すでに力が落ちているエリック・ワイナイナに完敗。そんな中、“買収疑惑”が浮上しただけに、猫にとっては相当なプレッシャーとなりそうだ。

「オリンピックを金で買った」週刊誌が続々暴露する猫ひろしのマラソン五輪代表買収劇

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 昨年11月に今夏のロンドン五輪・男子マラソン出場のためにカンボジア国籍を取得し、今年3月に正式に代表に決定したお笑いタレントの猫ひろし。国籍取得に関しては賛否両論あったものの、日本メディアでは大々的な祝福ムードで報じられていた。  だが、「週刊新潮」(新潮社)と「週刊文春」(文藝春秋)のともに4月19日号が、五輪代表権取得に関して“買収疑惑”が浮上していることを報じている。  「新潮」は同国代表として北京五輪に出場し、2時間25分19秒68の同国記録を保持、さらには猫との直接対決でいずれも勝利している同国マラソン界のエース、ヘム・ブンティン選手のインタビューを掲載。  ブンティン氏は「お金がある猫が認められた。猫のやっていることは日本人の品位を貶める」「お金を払って国籍を買い、オリンピック出場権も買った」などと猫を糾弾。  猫の国籍取得を支援したのは、“ホリエモンの右腕”を自称するW氏の妻が社長を務めるK社。同社から同国五輪委員会に2万3,000ドル(約186万円)の金が流れ、W氏がブンティン選手に対し“買収金”ともいえるスポンサー契約を持ちかけるなど、さまざまな“裏工作”が行われていたというのだ。  ブンティン選手は4月に開催されるパリマラソンに向けてトレーニングを積んでおり、五輪出場のハードルであるB標準(2時間18分)を切っての五輪出場を目指しているというが、「僕に出場権が与えられたとしても、猫ひろしの出場が取り消されない限りは五輪に出るつもりはない」と怒り心頭だ。  一方、「文春」によると、猫の五輪参加プロジェクトの言い出しっぺは堀江貴文受刑者だったという。カンボジアは国籍取得など政府に手続きを申請する際には“袖の下”、つまり賄賂が欠かせない“汚職国家”のため、猫の五輪出場権取得には寄付という名目で5万ドル(約400万円)が動き、ブンティン選手は各方面からそれ以上の金銭を要求されたことを、ブンティン選手の関係者が明かしている。 「いくら猫が2008年の初マラソンから毎年約20分ずつタイムを更新しているとはいえ、果たして五輪という大舞台で完走できるのか? 自己ベストは2時間30分26秒だが、そろそろ頭打ちで、タイム的には完走できて限りなく最下位に近いだろう。みっともない結果だったらカンボジア国内でも大バッシングが巻き起こりそうだ」(スポーツ紙記者)  先日行われた『オールスター感謝祭』(TBS系)のミニマラソンで“凱旋”帰国した猫だが、五輪銀メダリストとはいえ、すでに力が落ちているエリック・ワイナイナに完敗。そんな中、“買収疑惑”が浮上しただけに、猫にとっては相当なプレッシャーとなりそうだ。