歌手の和田アキ子が5月28日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、KAT-TUNの元メンバーの田中聖容疑者が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されたことについてコメントした。 「和田は逮捕報道を受けて『ビックリしましたね~』と語り、過去に田中容疑者がブログで『ホテルの窓をコツコツ誰かがノックすんのよ』と、幻聴と思われるような謎の記述をしていたことに関して、『幻覚、幻聴を見た時もブログ書けるんだ。これ、おかしいと思うけど』と首をひねっていました」(芸能ライター) 番組では、『シューイチ』(日本テレビの)での、KAT-TUN・中丸雄一のコメントも紹介。しかし、その内容に悪意があったとして、ジャニーズファンの間で物議を醸しているという。 中丸は当時を振り返りながら、「グループを抜けて4年たつんですけど、それまでの彼の印象ってのは個人的に、どこかワルがかっこいいみたいなところを持っていた」「もともと、そういうヤツじゃなかった。人間として越えてはいけない一線っていうのは、もちろん理解していたはず。だから僕の知っている限りでは、本来、100%そういうもの(大麻)に手を出す人間ではなかった。この後、使用していたという結果が出たら本当にショック」と語り、苦楽を共にしてきた仲間として、今でも田中容疑者の潔白を信じている様子がうかがえた。 「ところが、番組では中丸のコメントを引用しつつも、『僕の知っている限り100%そういうものに手を出す人間ではなかった』との発言を“中略”として記載せず、『ワルがカッコイイっていうところがあって』という箇所を太い赤字で強調していました。これを見た一部のKAT-TUNファンは、あたかも中丸が、田中が薬物に手を染めていてもおかしくない男だったと発言していたかのように印象操作をしていると感じたようで、『悪意がありすぎる』『執拗に悪い印象を植え付けようとしている』『中丸くんの言葉を曲解して伝えた』『和田がますます嫌いになった』などと、批判が殺到しました」(同) 29日には田中の尿から大麻の陽性反応が出たと警視庁から発表されただけに、ファンの行き場のない感情は、和田に対する怒りに置き換えられたようだ。
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ポスト中居・中丸雄一 黒柳徹子の暴言を真正面から受け止めるハガネの精神力
どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。 今回取り上げるのは2度目の登場、KAT-TUNの中丸雄一。以前、本連載で「彼のブレークは機が熟している」とつづったが(参照記事)、いまやその期待を上回る活躍ぶりを見せている。現在放送中の連ドラ『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)に主演するほか、月曜夜7時からの『世界ルーツ探検隊』(テレビ朝日系)では司会に挑戦。業界関係者の間では「ポスト中居」の呼び声も高い。 ここからは、『ルーツ探検隊』の番宣のために出演した『徹子の部屋』(同)を振り返ってみたい。徹子の投げる「直球」をよけようともせず、真正面で受け止める中丸のタフな精神力を感じていただきたい。一例を挙げよう。 KAT-TUNの話をしているときのことだった。画面には亀梨和也、上田竜也、そして中丸の3ショット写真が出ているにもかかわらず、その写真を見た徹子は「この中で、あなた、どれなの?」と、まさかの質問。3人とも、顔が同じに見えたのだろうか? だが中丸は真顔で、「僕は右です」「右が中丸っていいます」。 さらに、彼が得意なボイスパーカッションを披露するときのこと。中丸の座るソファにマイクが置かれたのを見て、徹子は「あっ、マイクロフォンが来た。そうすると何やる?」という雑な“ふり”。それに対しても中丸は律義に「口でドラムの音を模写する趣味がありまして。ボイスパーカッションっていうんですけど」と説明。 この後の徹子の発言もまた、ひどいものだった。「とにかく見せるもの見せて」。そんな愛のない注文にもめげることなく、『徹子の部屋』という言葉をうまく織り交ぜながらボイパを繰り出す中丸。披露した後の徹子の第一声は、「かわいい」。「ボイスパーカッションがかわいい」とは、どういうことなのか……。 徹子の自由すぎる進行は、まだまだ続く。中丸が絵を描くのが好きという話の最中、「それからあなた、あれなんでしょう。『ルーツくん』というものを考えたんだって? なんなの、『ルーツくん』って?」 そのぶっきらぼうすぎる質問にも中丸は、「今夜始まる新番組があるんですけれども、それの番組内で出てくるキャラクターです」と、きちんと答えている(ここでルーツくんのイラストが画面に出る)。「へぇ、これ。へぇ」と興味なさそうに感心する徹子。 そんな新番組の説明をひとしきりしたあと、徹子が意表を突く質問を。「で、あなた、司会かなんかなさるの?」。中丸が司会をすることを知らずに番組収録に臨む徹子って……。 さらにその直後、「好きな食べ物はありますか?」と聞き始めるフリーダム徹子。だが突然の質問にもたじろぐことなく、「お肉ですね。好きな部位はハラミです」と即座に答える中丸。意外にも徹子は肉好きだったようで、最後は一緒に焼き肉に行く約束をして終わった。 そしてエンディングで徹子がメチャクチャなシメを……。「中丸雄一さんという方です、覚えてくださいね、みなさん。『ルーツ君』は今晩から放送です。跳んだり、はねたり……(3秒間の沈黙)すごい苦労の中で仕事してらっしゃる方です」……もはや、どこを突っ込んでいいのかわからない。 いずれしても『徹子の部屋』という、正気の人間なら生きて帰ってはこられない地獄のラビリンスにも「帝王」は堂々と立ち向かっていた。考えてみれば、KAT-TUNが充電期間に入って1年後の、同じ5月1日に彼がゴールデン番組の初MCに就任したのは因縁めいたものも感じるし、その初回視聴率が5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったのも、ある意味、運命なのかもしれない。 (文=都築雄一郎)
『逃げ恥』幻の主演候補・KAT-TUN中丸雄一のちょうどよい「使い勝手感」と、漂う「不安感」
現在放送中の人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で主演・新垣結衣の相手役を務めるのは、俳優で歌手の星野源。35年間彼女ナシで、恋愛経験ゼロのサラリーマン・津崎平匡(つざき・ひらまさ)を好演している。 だがもう1人、ドラマの原作者で漫画家の海野つなみさんから主演候補に挙げられていたタレントがいたことをご存じだろうか? それが、アイドルグループKAT-TUNのメンバー、中丸雄一(33)である。 海野さんは今から1年ほど前、読者の間ではドラマ化するなら誰が津崎役にふさわしいかと盛り上がっていたといい、その中に、星野、中丸、長谷川博己、及川光博、高橋一生といった名前が挙がっていることをドラマのプロデューサーに伝えたという。もちろん、海野さんは読者の要望を伝えただけで、それ以上の意思はない。また、その「伝言」に、どこまで効力があったかわからない。ただ事実、その中に名前のあった星野が選ばれている。 だが、『逃げ恥』に出演しなくても、中丸のブレークに関しては機が熟している。 毎週日曜朝の情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)には2011年の放送開始時より出演し、すっかりおなじみだが、ほかにも最近では『解決!ナイナイアンサー』(同)、『池上彰のニュースそうだったのか!!』『Qさま!!』(テレビ朝日系)、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』『プレバト!!』(TBS系)などで頻繁に見かけるようになっているのだ。 彼が各番組からオファーされる理由は、どこにあるのだろう? それはまず、大前提として「身軽さ」にある。現在KAT-TUNは、今年5月から無期限活動停止中。グループとしての露出が続いているのであれば、そこから1人だけ気軽に番組へ呼ぼうとはなりづらいが、それも今のところ、幸か不幸かクリアされている。 もちろん、本人としては常にKAT-TUNの看板を背負って活動しているのであろうが、作り手側としてはなるべく、グループのしがらみにとらわれずにキャスティングしたいのだ。 声のかけやすさは、彼の「たたずまい」にもあるだろう。KAT-TUNメンバーである亀梨和也(30)、上田竜也(33)、さらには嵐・松本潤(33)、関ジャニ∞・錦戸亮(32)、滝沢秀明(34)といったほかの同世代のジャニーズと比べても、中丸は「薄口」で、貫禄はそれほどない。だが、それがかえって、安心して出演依頼ができるイメージを作り上げている。 さらに彼の持ち味は「フットワークの良さ」「使い勝手の良さ」「真面目さ」だ。これは、毎週彼が『シューイチ』で担当しているレギュラーコーナー「まじっすか」でも、幅広く知られている。 このコーナーは、話題のスポットや噂の人物に中丸が直撃取材するというものだが、司会の中山秀征から毎週、生放送後のスタジオに居残りさせられ、取材するネタを言い渡される。もちろん、その際、中丸に拒否権はない。否応なしに、ロケへと向かわされる。この「使いっ走り」感がよいのである。 また中丸は、このコーナーの中で「芸能界一のパティシエを目指す」という不定期企画に挑んでいる。だがある回で、有名パティシエのアドバイスに従ってスイーツを作ったら、意外とすんなり完成してしまったことがあった。しかし、スタッフの狙いは悪戦苦闘する彼の姿。そんなとき中丸は場を察し、「台本通りにいってないですよね」と、制作サイドの思惑まで気にしているのだ。 あるとき、怪獣をモチーフにしたユニークなメニューを提供しているカフェを訪れた中丸。店前に置いてある怪獣の着ぐるみを着られるサービスがあるというので、彼も試着。そのまま商店街を練り歩いたのだが、ロケはあいにく平日の午前中。喜びそうな子どもの姿もいない。と、なぜか猛ダッシュする中丸! なんでも「撮れ高」を心配したのだという。 このように「今、何が求められるのか」を考える謙虚な姿勢は、視聴者同様、テレビマンからも好感を持たれている。しかも彼は昔から、超ビビリとしても知られている。『モニタリング』には、もってこいの逸材である。 そんな親しみやすい一面がある一方、「高学歴」であることも、作り手がそそられるポイントだ。彼の最終学歴は早稲田大学。卒業論文では「黒人音楽のグローカリゼーション」という難しい考察に挑み、最高評価の「A+」を獲得したという。そんな知性派な一面が、池上彰のニュースショーやクイズ番組などから声がかかる理由にもなっている。 さて、以前出演した『ナイナイアンサー』で中丸は、「30代のジャニーズが多い。いろいろなところにチャレンジしていかないと、生き残れない」と、不安を打ち明けた。 そう、彼には常に、そこはかとない、将来への不安がつきまとっている。そもそもKAT-TUNの充電期間は1~2年とされているが、先のことまではわからない。不安があるから、制作サイドの思惑を気にすれば、撮れ高も心配する。特に宣伝案件もないにもかかわらず、芸人などに交じってクイズにも挑戦する。そうした不安を原動力に変えて、中丸号は今日も、芸能界の大海原を、飄々と進んでいくのである。ジャニーズを代表する器用貧乏さん
『逃げ恥』幻の主演候補・KAT-TUN中丸雄一のちょうどよい「使い勝手感」と、漂う「不安感」
現在放送中の人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で主演・新垣結衣の相手役を務めるのは、俳優で歌手の星野源。35年間彼女ナシで、恋愛経験ゼロのサラリーマン・津崎平匡(つざき・ひらまさ)を好演している。 だがもう1人、ドラマの原作者で漫画家の海野つなみさんから主演候補に挙げられていたタレントがいたことをご存じだろうか? それが、アイドルグループKAT-TUNのメンバー、中丸雄一(33)である。 海野さんは今から1年ほど前、読者の間ではドラマ化するなら誰が津崎役にふさわしいかと盛り上がっていたといい、その中に、星野、中丸、長谷川博己、及川光博、高橋一生といった名前が挙がっていることをドラマのプロデューサーに伝えたという。もちろん、海野さんは読者の要望を伝えただけで、それ以上の意思はない。また、その「伝言」に、どこまで効力があったかわからない。ただ事実、その中に名前のあった星野が選ばれている。 だが、『逃げ恥』に出演しなくても、中丸のブレークに関しては機が熟している。 毎週日曜朝の情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)には2011年の放送開始時より出演し、すっかりおなじみだが、ほかにも最近では『解決!ナイナイアンサー』(同)、『池上彰のニュースそうだったのか!!』『Qさま!!』(テレビ朝日系)、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』『プレバト!!』(TBS系)などで頻繁に見かけるようになっているのだ。 彼が各番組からオファーされる理由は、どこにあるのだろう? それはまず、大前提として「身軽さ」にある。現在KAT-TUNは、今年5月から無期限活動停止中。グループとしての露出が続いているのであれば、そこから1人だけ気軽に番組へ呼ぼうとはなりづらいが、それも今のところ、幸か不幸かクリアされている。 もちろん、本人としては常にKAT-TUNの看板を背負って活動しているのであろうが、作り手側としてはなるべく、グループのしがらみにとらわれずにキャスティングしたいのだ。 声のかけやすさは、彼の「たたずまい」にもあるだろう。KAT-TUNメンバーである亀梨和也(30)、上田竜也(33)、さらには嵐・松本潤(33)、関ジャニ∞・錦戸亮(32)、滝沢秀明(34)といったほかの同世代のジャニーズと比べても、中丸は「薄口」で、貫禄はそれほどない。だが、それがかえって、安心して出演依頼ができるイメージを作り上げている。 さらに彼の持ち味は「フットワークの良さ」「使い勝手の良さ」「真面目さ」だ。これは、毎週彼が『シューイチ』で担当しているレギュラーコーナー「まじっすか」でも、幅広く知られている。 このコーナーは、話題のスポットや噂の人物に中丸が直撃取材するというものだが、司会の中山秀征から毎週、生放送後のスタジオに居残りさせられ、取材するネタを言い渡される。もちろん、その際、中丸に拒否権はない。否応なしに、ロケへと向かわされる。この「使いっ走り」感がよいのである。 また中丸は、このコーナーの中で「芸能界一のパティシエを目指す」という不定期企画に挑んでいる。だがある回で、有名パティシエのアドバイスに従ってスイーツを作ったら、意外とすんなり完成してしまったことがあった。しかし、スタッフの狙いは悪戦苦闘する彼の姿。そんなとき中丸は場を察し、「台本通りにいってないですよね」と、制作サイドの思惑まで気にしているのだ。 あるとき、怪獣をモチーフにしたユニークなメニューを提供しているカフェを訪れた中丸。店前に置いてある怪獣の着ぐるみを着られるサービスがあるというので、彼も試着。そのまま商店街を練り歩いたのだが、ロケはあいにく平日の午前中。喜びそうな子どもの姿もいない。と、なぜか猛ダッシュする中丸! なんでも「撮れ高」を心配したのだという。 このように「今、何が求められるのか」を考える謙虚な姿勢は、視聴者同様、テレビマンからも好感を持たれている。しかも彼は昔から、超ビビリとしても知られている。『モニタリング』には、もってこいの逸材である。 そんな親しみやすい一面がある一方、「高学歴」であることも、作り手がそそられるポイントだ。彼の最終学歴は早稲田大学。卒業論文では「黒人音楽のグローカリゼーション」という難しい考察に挑み、最高評価の「A+」を獲得したという。そんな知性派な一面が、池上彰のニュースショーやクイズ番組などから声がかかる理由にもなっている。 さて、以前出演した『ナイナイアンサー』で中丸は、「30代のジャニーズが多い。いろいろなところにチャレンジしていかないと、生き残れない」と、不安を打ち明けた。 そう、彼には常に、そこはかとない、将来への不安がつきまとっている。そもそもKAT-TUNの充電期間は1~2年とされているが、先のことまではわからない。不安があるから、制作サイドの思惑を気にすれば、撮れ高も心配する。特に宣伝案件もないにもかかわらず、芸人などに交じってクイズにも挑戦する。そうした不安を原動力に変えて、中丸号は今日も、芸能界の大海原を、飄々と進んでいくのである。 (文=都築雄一郎)ジャニーズを代表する器用貧乏さん


