誘拐犯に間違われ、市中引き回しに! 個人間のトラブルが集団リンチに発展する、中国「冤罪私刑」

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地元住民によって縄で縛られ、集団リンチを受ける男性の様子(出典:「捜狐網」)
 地元住民による私刑(リンチ)は、中国の地方都市や田舎では珍しくない。これまで本サイトでも何度か紹介してきた(参考記事)。  しかし、今回お伝えする私刑は、よりショッキングだ。市中引き回しの私刑を受けた男性は、まったくの無実だったからだ。「頭條日報」(5月25日付)によると、浙江省寧波市内で携帯の訪問販売を行っていた男性が突然、地元住民から「誘拐犯」だと名指しされた。男性は集まった人々によって市中を引き回しにされ、木に吊るされてしまったのだ。  記事によると、被害を受けた53歳の男性は、訪問販売で立ち寄った住宅で悲劇に見舞われた。その住宅に住む女性に対して営業を行っていたところ、女性が突然意識を失って倒れてしまったのだ。現場を目撃した近所の住民は、この男性が女性に薬を飲ませて意識を失わせた上で、子どもを誘拐しようとしているのだと勘違い。男性を縄で縛り上げたのだ。彼らの話によると、この男性が強引に住宅の敷地に入って行く姿などを目撃していたことも影響したのか、誘拐犯説が街中に広まっていったという。
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 男性は殴る蹴るの暴行を受けたほか、木の枝に逆さ吊りにされ、数々の暴言を浴びせられた。その後、街中を引き回され、最終的に駆けつけた地元警察によって保護、難を逃れたという。  中国版Twitter「微博」には、無実の罪で暴行を受けた男性に多くの同情コメントが寄せられているほか、住民を支持するコメントも見受けられた。 「地方では、法律が機能してない。そこに暮らしている住民たちが法律なんだ」 「このおっさんも、強引な営業で不法侵入してたから悪い」 「私刑を支持する者の頭のレベルは原始人と同じだ。そういうやつは自分が冤罪で同じことされても文句言うなよ」  中国の社会問題に詳しい北京市在住の日本人大学講師は、中国で頻発する私刑について驚くような証言をする。
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半裸にされた窃盗犯の女性。中国では私刑が蔓延している(イメージ画像)
「中国での私刑の恐ろしいところは、個人間でのトラブルが、いつの間にか『集団でひとりをリンチする』という構図になるところ。リンチが死亡事件に発展することも珍しくありません。2015年7月には、広州市の路上で男性から携帯電話を盗んだと疑われた女性が周囲にいた12名から集団暴行を受け、死亡しましたが、結局、この女性は無罪でした。日本なら警察を呼んで処理するようなことを、集団リンチという手段に出てしまう背景には政府や警察を信用していない市民の心理が作用しているんでしょう」  私刑は、時に幼い子どもや高齢女性までをも、その標的とすることがある。今回、男性が殺される前に保護されたのは、不幸中の幸いといえるのかもしれない。 (文=広瀬賢)

女性の後頭部めがけて杭をフルスイング! 韓国人が震え上がる「理由なき無差別暴行」

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暴行の瞬間を捉えた映像キャプチャ
 最近、韓国では通り魔による「ムッチマ暴行」が相次ぎ、社会問題になっている。「ムッチマ」とは、「(理由を)聞くな」という意味で、「理由のない無差別暴行」を指す。  5月25日午後5時頃、釜山(プサン)のオフィス街に、長さ約1m、直径約10cmになる街路樹の柵代わりの杭(くい)を持ったキム容疑者(52)の姿が映し出された。杭をつえのように突きながら歩く姿からは、そこまで不審さは感じられない。  だが、78歳の女性とすれ違った途端、キム容疑者は豹変する。なんと、女性の後頭部めがけて、杭をフルスイングしたのだ。いきなりの衝撃に、その場で崩れ落ちる女性。キム氏は倒れている女性に追い打ちをかけるように、杭を何度も叩きつけた。  女性の反応がなくなると、キム容疑者は何事もなかったかのように歩き始め、今度は22歳の女性の姿を見つけると、駆け足で詰め寄って、先ほど女性の同様に背後から襲い掛かった。  2件の「ムッチマ暴行」は、街頭カメラに一部始終しっかりと残されており、韓国のニュースメディアなどで公開されている。映像からはキム容疑者の殺気が漂い、まさに「殺すつもり」の犯行だ。  結局、キム容疑者はその場にいた通行人4人によって取り押さえられるが、78歳の女性は顔の裂傷に加え、肩を強打するなどの大けがを負い、22歳の女性は頭部に重症を追って病院に運び込まれた。  キム容疑者は飲酒を否定しているが、警察の飲酒検査によると陽性反応が出ている。また、動機について口を閉ざしているが、「殺そうと思ってやった」などど犯行そのものは認めている。  報道を受けた韓国ネット民は、「話には聞いていたけど、写真を見ると衝撃だわ……」「女ばかり狙うなんて最低だ」「路上を歩くのが怖いよ。いつキチガイが振り回す凶器の犠牲になるかもしれない」など、悲観的な意見が多かった。  ネット民がナーバスになるのも当然だ。実は同日、ソウル市内の地下鉄駅で泥酔した男が凶器を振り回す事件が起きている。また前日には、同じく釜山市内で、上半身裸の男が突然長い棒を振り回して、60代女性に襲い掛かる事件が発生、5月20日にも泥酔した男が市場内で動機不明の暴行事件を起こすなど、ここのところ、「ムッチマ暴行」が頻発しているのだ。  口論の末に殴り合いになるならまだわかるが、理由もなく襲われるのはたまったものではない。被害者たちの、いち早い回復を願いたい。

5つ星ホテルで立ちバックに放尿まで……上海証券OLの“ゲス不倫”ハメ撮り流出→渦中の企業が株価上昇の怪

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5つ星ホテルで、AVのようによがりまくる証券アナリスト
 中国の若者を中心に“祭り”状態となっている、いま話題のハメ撮り動画を入手した。  その29秒の動画には、ホテルの一室と思われる高層階の窓辺で立ちバックを決め、AVさながらにあえぐ女性の姿が映し出されている。窓からは、上海観光でおなじみのテレビ塔「東方明珠電視塔」がビル群の中に見えるので、そこが浦東新区の金融街だということがわかる。中国のネット民たちは、そのホテルをすぐに特定。5つ星ホテルのフォーシーズンズということがわかった。  ハメ撮り動画といえば、昨年、北京のユニクロの試着室で撮影されたものが流出し、大騒ぎとなったが(参照記事)、今回の流出事件は、それに匹敵するほどの破壊力で拡散している。女性の素性をめぐり熱い議論が交わされていたが、「中華網」(5月27日付)などによると、匿名制を特徴としたSNSアプリ「無秘」でのあるユーザーの暴露により、その女性が上海にある長江証券のアナリストだということが判明した。彼女は有名大学を卒業、夫は大学院時代の同級生で、子どももいるという。しかし、以前付き合っていた男と焼けぼっくいに火がつき、ゲス不倫が盛り上がった末に撮られたものだったのだ。
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一児の母とは思えないプロポーション
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浦東新区のテレビ塔周辺は、中国を代表する金融街。職場近くでの不倫に大興奮!?
 ネット上では、実名まで特定されている。LinkedInのアカウントによると、湖北省武漢市の出身で、現職に就いて5年がたとうとしている。その暴露とともに、動画とは別の写真も投稿され、放尿をするような格好など、羞恥プレイを思わせるカットもあった。
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表情はうかがい知れないが、放尿を命じられ、恥ずかしがっているよう
 これらの暴露に対し、女性は、SNS上で疑惑を否定。デマであるとして、当局のインターネット管理監督部門に告発、警察へ被害届も提出したという。  しかし、当人の否定とは裏腹に、事件は意外な方面に影響を与えている。動画が流出した翌25日、長江証券の株価は2%近く上昇した。また、動画には大手家具メーカー「曲美家居」の商品が出てくることでも話題になっているが、同社の株価は9.98%も上昇し、ストップ高となっている「多維新聞」(5月26日付)。  投資家の話によると、これは意外な出来事ではない。A株市場は未成熟のため、「炎上事件などは株価に連動しやすい」と指摘する。実は相手の男は曲美家居の幹部で、今回のハメ撮りは、互いの会社の株価を上げるための自作自演だったりして!? (文=中山介石)

オバマ大統領の広島訪問に韓国が大反発!「なぜ、われわれの“聖地”には訪問しないのか」

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韓国人慰霊碑に献花する韓国原爆被害者協会(聯合ニュースより)
 オバマ大統領の広島訪問に対して、韓国の一部メディアおよび知識人から非難の声が上がっている。内容として特に多いのは「オバマ大統領はなぜ、韓国人慰霊碑に献花しないのか」というものだ。  駐日本広島総領事ソ・ジャンウン氏は、中央日報に次のように寄稿した。 「(私が)広島に赴任して初めての仕事は、平和記念公園の韓国人慰霊碑に献花することだった。平和記念公園が広島の聖地なら、韓国人慰霊碑は我が同胞にとって聖地だ。オバマ大統領が、我が聖地を訪ねることを期待した(が、かなわなかった)」  一方、CJニュースも「オバマ、広島献花…韓国人慰霊碑は訪問せず」というタイトルの記事を掲載し、オバマ大統領の広島訪問を検証。文中で「オバマ大統領は90分間、平和公園に滞在したが、歩いて2~3分の距離にある韓国人慰霊碑には寄らなかった」と、その行動を非難した。ニュース番組『SBSニュース』も同様の趣旨のコーナーを制作。「17分にわたる演説の後、日本の被爆者代表者と抱擁したオバマ大統領。しかし、そこから200mばかり離れた韓国人慰霊碑に向かうことはありませんでした」と報じた。  メディアや専門家より、さらに辛辣な非難の声を上げているのが、韓国原爆被害者協会の面々だ。同協会の代表団は、オバマ大統領が平和記念公園を訪れた同日に、韓国人慰霊碑前に集合、献花を行った。そして取材陣に対して「日本の被害だけが強調され、植民地の抑圧と被爆という二重の犠牲となった韓国人被爆者の存在は、無関心に放置されている」とアピール。安倍首相にも謝罪するように要求した。  実はオバマ大統領の広島訪問が決まる以前から、韓国ではこの問題が議論の的となっていた。というのも、韓国の立場からすると、オバマ大統領が広島を訪問すれば、日本の被爆国=被害者としての立場が強調され、アジア地域における歴史問題の責任の所在がうやむやになる可能性があったからだ。そのため、広島訪問は米国やオバマ大統領の“独断”ではなく、アジアの国々と歩調を合わせてなされるべきだという意見が根強かった。  なお今回、オバマ大統領は演説で被爆した韓国人犠牲者についても言及。「数十万の日本の男性と女性、子どもたち、数千名の韓国人、数千人のアメリカ人捕虜、彼らの魂が私たちに語りかける」という言い回しで、哀悼の意を送っている。韓国・外交部などはオバマ大統領の発言について前向きに評価しているのだが、一般的には前述したような非難の声が多い状況となっている。  現在、日本や米国の一部メディアからは「レガシー(政治的遺産)作りに必死」「日米同盟強化のためのパフォーマンス」「なんのために来たのかわからない」などと批判されているオバマ大統領の広島訪問だが、韓国やアジア地域からは、また異なった角度からの批判にさらされそうである。 (取材・文=河鐘基)

体内に金属針40本、頭部に矢、四肢切断……中国で多発する、冷酷すぎる動物虐待事件

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大量の金属針が体内から発見された仔猫(出典:観察網)
 犬や猫を飼っている人でなくても、動物虐待のニュースを見て憤りを感じるのは当然だろう。今回お伝えするのは、中国で起こった、痛々しい動物虐待事件だ。 「今日頭条網」(5月22日付)によると、広東省深セン市内の動物病院に飼い主によって運び込まれた仔猫のレントゲンを撮影したところ、体内がとんでもないことになっていたという。なんと仔猫の体内に、40本ほどの金属針が刺さっていたというのだ。この仔猫は手術設備の整った広州市内の動物病院に移送され、すぐに金属針の摘出手術が行われた。
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レントゲンに映った猫の体内の金属針(出典:観察網)
 開腹してみると、金属針7本が表面皮膚に近い筋肉に、3本は心臓のすぐ脇、残り約30本はすべて腹部に刺さっていたことが判明。4時間以上の大手術の結果、すべての金属針の摘出手術に成功した。  では、いったい誰がこのような卑劣な虐待をしたのだろうか? この仔猫の飼い主の女性によると、1年前から女性が自宅で飼い始め、1カ月前から仔猫の首の辺りに異変が出始めたという。手術を行った動物病院によると、この針は人の手で直接刺したものではなく、ニードルガンのような器具で刺された可能性が高いという。近所の心ない住人が、遊び半分でニードルガンを使って虐待したということか。現在、仔猫は快方に向かっているというが、真犯人はまだわかっていない。中国版Twitter「微博」では、多くの中国人ネットユーザーが怒りのコメントを寄せている。
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北京市内で発見された犬。頭部に痛々しく矢が刺さっている(出典:有寵網)
「飼い主が犯人でないとしたら、前の飼い主だな。犯人の心臓目がけて、ニードルガンで同じようにぶっ刺してやりたい」 「早くこの犯人を逮捕しないと、そのうちエスカレートして、子どもとかを殺したりするかもしれない。犯人は早く死ね!」  経済成長を経てペットを飼うことが一般化した中国では、虐待事件も増え始めている。ここ最近だけでも、北京市内の路上で頭部に70cmの矢が刺さった状態の犬や(有寵網)、南京市で四肢を切断された仔犬が発見されている(光明網)。いずれの事件も病院に緊急搬送され一命を取り留めたが、犯人はまだ捕まっていない。  中国だけでなく、日本や世界各国で多発する痛ましい動物虐待の事件がなくなることを祈るばかりだ。 (文=広瀬賢)

体内に金属針40本、頭部に矢、四肢切断……中国で多発する、冷酷すぎる動物虐待事件

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大量の金属針が体内から発見された仔猫(出典:観察網)
 犬や猫を飼っている人でなくても、動物虐待のニュースを見て憤りを感じるのは当然だろう。今回お伝えするのは、中国で起こった、痛々しい動物虐待事件だ。 「今日頭条網」(5月22日付)によると、広東省深セン市内の動物病院に飼い主によって運び込まれた仔猫のレントゲンを撮影したところ、体内がとんでもないことになっていたという。なんと仔猫の体内に、40本ほどの金属針が刺さっていたというのだ。この仔猫は手術設備の整った広州市内の動物病院に移送され、すぐに金属針の摘出手術が行われた。
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レントゲンに映った猫の体内の金属針(出典:観察網)
 開腹してみると、金属針7本が表面皮膚に近い筋肉に、3本は心臓のすぐ脇、残り約30本はすべて腹部に刺さっていたことが判明。4時間以上の大手術の結果、すべての金属針の摘出手術に成功した。  では、いったい誰がこのような卑劣な虐待をしたのだろうか? この仔猫の飼い主の女性によると、1年前から女性が自宅で飼い始め、1カ月前から仔猫の首の辺りに異変が出始めたという。手術を行った動物病院によると、この針は人の手で直接刺したものではなく、ニードルガンのような器具で刺された可能性が高いという。近所の心ない住人が、遊び半分でニードルガンを使って虐待したということか。現在、仔猫は快方に向かっているというが、真犯人はまだわかっていない。中国版Twitter「微博」では、多くの中国人ネットユーザーが怒りのコメントを寄せている。
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北京市内で発見された犬。頭部に痛々しく矢が刺さっている(出典:有寵網)
「飼い主が犯人でないとしたら、前の飼い主だな。犯人の心臓目がけて、ニードルガンで同じようにぶっ刺してやりたい」 「早くこの犯人を逮捕しないと、そのうちエスカレートして、子どもとかを殺したりするかもしれない。犯人は早く死ね!」  経済成長を経てペットを飼うことが一般化した中国では、虐待事件も増え始めている。ここ最近だけでも、北京市内の路上で頭部に70cmの矢が刺さった状態の犬や(有寵網)、南京市で四肢を切断された仔犬が発見されている(光明網)。いずれの事件も病院に緊急搬送され一命を取り留めたが、犯人はまだ捕まっていない。  中国だけでなく、日本や世界各国で多発する痛ましい動物虐待の事件がなくなることを祈るばかりだ。 (文=広瀬賢)

「保育園落ちた日本死ね」どころじゃない!? 韓国の保育園で繰り返される、保育士による園児暴行被害

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イメージ画像(Thinkstockより)
「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログが大きく注目を集めるほど、深刻な保育園不足に悩まされている日本。お隣・韓国でも保育園絡みのトラブルは絶えない状態で、最近特に問題になっているのが保育士による幼児虐待だ。今月18日には、ある保育園の女性園長(36)が幼児虐待の疑いで警察に逮捕された。  くだんの園長は、園児たちの頬や背中、お尻などを拳で殴ったり、両手で首を絞めるようにつかんでそのまま持ち上げたりといった行為を繰り返していたという。また、抱っこを求めて自分のところにヨチヨチ歩いてくる園児を押し倒し、頭を床にぶつけさせたことも。園児の体に残った傷やアザを見つけた保護者から問い合わせがあると、「ほかの子とケンカしてできたもの」と、ごまかしていたそうだ。  日に日に増える子どもの傷を見かねたある保護者が、保育園に設置されている監視カメラ映像の提供を要請。そこに映っていたのが、驚愕すべき虐待行為の数々だったというわけだ。  被害に遭ったのは2~3歳児。園長に虐待を受けてからというもの、そのトラウマから、いきなり悲鳴を上げたり、なかなか寝付かないなどの影響が出ているという。  韓国では、過去にもこのような虐待事件がたびたび発生している。保育士が園児の顔めがけてテーブルを押し付け、園児の前歯を折ってしまった事件や、給食のキムチを食べないという理由で園児が床に倒れるぐらい強く頭を殴った事件、強制的に園児同士の頭をぶつけさせた事件などなど。ちなみに昨年、韓国のメディアで報道された大きな虐待事件は約10件。世間に知らされていない事件は、もっと多いはずだ。  2014年末から全国の保育園に監視カメラ設置が義務付けられたにもかかわらず、このような保育士による幼児虐待が根絶されない理由は何か? そのひとつは、保育士の資格が、あまりにも簡単に取れることが挙げられる。特に試験はなく、ただネットの講義を受講するだけ。つまり、誰でも取れるというわけだ。適性が検証されていない保育士があふれ返っているのだ。  また、まともに食事も取れずに1日10~12時間という長時間勤務に耐えなければならないのも、原因のひとつと考えられる。子ども相手という、心労が多い重労働のわりに、10年目の保育士の給料が月150万ウォン(約14万円)程度といったかなりの低収入。よっぽど強い使命感がない限り、やる気はどんどんうせていくだろう。結果、そのしわ寄せが園児たちに向けられているというわけだ。  全体的な児童施設の普及率は決して低くないにもかかわらず、保育の質が問われ、待機児童が減らないという現象が起きている韓国。このままいくと、いずれ韓国でも、保護者たちの「保育園落ちた韓国死ね!!!」という叫び声が聞こえてきそうだ。 (文=李ハナ)

「保育園落ちた日本死ね」どころじゃない!? 韓国の保育園で繰り返される、保育士による園児暴行被害

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イメージ画像(Thinkstockより)
「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログが大きく注目を集めるほど、深刻な保育園不足に悩まされている日本。お隣・韓国でも保育園絡みのトラブルは絶えない状態で、最近特に問題になっているのが保育士による幼児虐待だ。今月18日には、ある保育園の女性園長(36)が幼児虐待の疑いで警察に逮捕された。  くだんの園長は、園児たちの頬や背中、お尻などを拳で殴ったり、両手で首を絞めるようにつかんでそのまま持ち上げたりといった行為を繰り返していたという。また、抱っこを求めて自分のところにヨチヨチ歩いてくる園児を押し倒し、頭を床にぶつけさせたことも。園児の体に残った傷やアザを見つけた保護者から問い合わせがあると、「ほかの子とケンカしてできたもの」と、ごまかしていたそうだ。  日に日に増える子どもの傷を見かねたある保護者が、保育園に設置されている監視カメラ映像の提供を要請。そこに映っていたのが、驚愕すべき虐待行為の数々だったというわけだ。  被害に遭ったのは2~3歳児。園長に虐待を受けてからというもの、そのトラウマから、いきなり悲鳴を上げたり、なかなか寝付かないなどの影響が出ているという。  韓国では、過去にもこのような虐待事件がたびたび発生している。保育士が園児の顔めがけてテーブルを押し付け、園児の前歯を折ってしまった事件や、給食のキムチを食べないという理由で園児が床に倒れるぐらい強く頭を殴った事件、強制的に園児同士の頭をぶつけさせた事件などなど。ちなみに昨年、韓国のメディアで報道された大きな虐待事件は約10件。世間に知らされていない事件は、もっと多いはずだ。  2014年末から全国の保育園に監視カメラ設置が義務付けられたにもかかわらず、このような保育士による幼児虐待が根絶されない理由は何か? そのひとつは、保育士の資格が、あまりにも簡単に取れることが挙げられる。特に試験はなく、ただネットの講義を受講するだけ。つまり、誰でも取れるというわけだ。適性が検証されていない保育士があふれ返っているのだ。  また、まともに食事も取れずに1日10~12時間という長時間勤務に耐えなければならないのも、原因のひとつと考えられる。子ども相手という、心労が多い重労働のわりに、10年目の保育士の給料が月150万ウォン(約14万円)程度といったかなりの低収入。よっぽど強い使命感がない限り、やる気はどんどんうせていくだろう。結果、そのしわ寄せが園児たちに向けられているというわけだ。  全体的な児童施設の普及率は決して低くないにもかかわらず、保育の質が問われ、待機児童が減らないという現象が起きている韓国。このままいくと、いずれ韓国でも、保護者たちの「保育園落ちた韓国死ね!!!」という叫び声が聞こえてきそうだ。 (文=李ハナ)

崖の上の中国版マチュピチュ? 断崖絶壁の道を歩き、縄ばしごを登り降りする「エクストリーム村」

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断崖絶壁の上にある村
 経済成長が生み出した都市部と農村部の格差が広がり続ける中、時代から取り残されてしまった地域が、中国にはまだまだ存在する。少数民族が多く暮らす四川省涼山イ族自治州昭覚県の山あいの村で、村人が毎日命懸けで生活している様子がメディアで紹介され、大きな反響を呼んでいる。 「東網専訊」(5月24日付)によると、この村は海抜1,400mの高地に位置し、現在72世帯が暮らしているという。これまで戦乱や紛争に巻き込まれることなく、肥沃な土地で豊かな農業を営んでこられたので、周囲の村からは“桃源郷”と呼ばれている。だが、実はこの村は崖の上に孤立した状態で、通学や買い物の際に、断崖絶壁の道を歩き、縄ばしごを使って登り降りしなければならないのだ。ほかにも岩場や急な坂道があり、全部で17カ所もの危険ゾーンがある。
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足を踏み外したら命はない。見ているだけで冷や汗が出てくる
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縄ばしごを降り、学校に通う子どもたち。見る限り、いつ切れてもおかしくない状態だ。
 実際に滑落による死亡事故も発生しており、子どももその被害に遭っているという。まるで映画『インディー・ジョーンズ』さながらの風景だが、通学に2時間かかるため、学校に通わなくなった村の子も少なくないという。地元政府の試算では山道の整備には6,000万元(日本で約10億円)の費用がかかるというが、大きな産業を持たず、経済的メリットの少ないこの村には予算が回ってこないという。
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観光地化に成功した、山西省の「天空の村」
 中国版Twitter「微博」には、山に住み続ける彼らに対して、賛否両論のコメントが寄せられている。 「子どもが教育を受けられないなんて最低。そんなに生活が大変なら、引っ越せよ。少数民族なら、政府から生活費の補助金がもらえるだろ?」 「清の時代からこの山で暮らしていたおかげで、戦争や内乱からうまく逃れてこられたんだろうな。生活基盤ってそんなに簡単に移せないし、山を下りて仕事見つけるのも大変だ」 「こういう村は、うまく観光地化すれば経済的に潤うと思う!」  一部のネットユーザーが指摘するように、中国の一部の農村では積極的に観光地化を目指している村も多い。山西省寧武県に位置する王化溝村は「天空の村」ともいわれ、断崖絶壁に住宅が建っている風景がネットで有名になると、都市部から多くの観光客が訪れるようになったという。今回の村を管轄する地元政府の関係者の間からも、山道を整備し、観光地化すべきとの声も上がっている。いずれにしても、ひとりでも多くの子どもが教育をあきらめることなく、安全に通学できる環境を一刻も早く整えてほしいと願うばかりだ。 (文=広瀬賢)

日本人は韓国でカネを使わない? 爆買い中国人観光客との差は約6倍に!

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 ソウルを訪問する外国人旅行客のうち、日本人が最もショッピングにお金を使わないということが明らかになった。特に中国人観光客との差は顕著で、約6倍の開きがあると指摘された。  ソウル市のシンクタンク「ソウル研究院」は仁川両金浦空港から出国する外国人観光客1,045人を対象に、アンケート調査を実施。平均訪問回数、および一度の訪問でショッピングに使う金額などについての調査結果を発表した。  それによると、中国人観光客のソウル訪問回数は平均1.9回。一度の旅行でショッピングに使う金額は、平均213万ウォン(約20万円)となった。   対して、日本人観光客の平均訪問回数は4.9回。中国人よりも多く、韓国を訪れているという結果になった。ただ、一度の旅行でショッピングに使う金額は平均で33万ウォン(3万円)と、相対的に少額にとどまった。 「観光地で働く韓国人にとっては、お金を落とす中国人さまさまという状況。ソウルの街角は中国人であふれていますし、お金の使い方が、日本人やそのほかの地域の観光客とは次元が違う。通訳、案内など旅行関係者の間では、チップで数百万円もらったとか、そういう話があちこちから聞こえてきます」(韓国・旅行業界関係者)  なお、東南アジア系観光客の平均訪問回数は1.9回と中国のそれと近く、ショッピングに使う金額は平均で79万ウォン(約7万3,000円)だそうだ。一方、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア系観光客は、平均3.1回訪問、平均66万ウォン(約6万1,000円)を使用するという統計が出た。一度の旅行でショッピング金額だけを単純に比較すれば、日本人が最もお金を使わないという結果になった。 「最近は、東南アジアからやってくる観光客も増えた。中国ほどではないが、中には爆買いしてくような富豪もちらほら。反対に、欧米や日本の観光客はおとなしいというイメージ。ソウルによく来る日本人観光客は、そもそもお金もあまり使わないし、韓国で節約しながら楽しむ方法を知り尽くしているので、結果的に出費が少ないのだと思います」(前出の韓国・旅行業界関係者)  お金をたくさん使うことが、すなわち良いということでは決してないが、世界のほかの地域の観光客との消費の差が顕著になりつつあるというのは、日本の景気が悪い証拠なのだろうか? (取材・文=河鐘基)