中国人は、やっぱりカネ!? 9999.99元の“札束”で彼女に拝金プロポーズ!

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この“札束”を作るのに、2人がかりで2時間かかったという
 今年の8月9日は旧暦の7月7日。この日は七夕ということで、中国ではバレンタインデーと並ぶ、恋人たちの記念日となっている。  各地で恋人たちがロマンチックな一夜を過ごしたり、意中の人に告白したり、プロポーズしたりといったことが行われていたわけだが、そこはさすがに即物的な人が多い中国。日本人からすると、かなり下品な求愛をする人もいるようだ。  湖北省では、男性が生花店に札束を持って訪れ、「これで花束を作ってくれ」とオーダーした。札束の合計金額は、9999.99元(約15万円)。それだけでもかなり高価な花束になるが、この男性のオーダーが普通ではなかった。「持ってきたお札を使って花束にしてほしい」というのだ。花束ならぬ、文字通りの“札束”だ。  お札はすべて新札で、100元札が99枚、10元札と1元札がそれぞれ9枚、それに、1元より下の貨幣である1角札と、さらにその下の1分札もそれぞれ9枚ずつあった。1分札(0.15円)など、今ではほとんど使われていないため、わざわざ隣の市へ探しに行ったという。  どうして9並びかというと、中国語で9は「ジウ」と読み、時間・年月が長いことを意味する「久」という漢字と同じ読み方であることから、「末永く」という縁起のいい数字となっているからだ。  女性のほうも負けてはいない。湖南省では、90后(1990年代生まれ)の金持ちの女性が、日本では新車で1,500万円はくだらないポルシェ・パナメーラの後部トランクに999本のバラの花を詰め、カルティエのダイヤのリングを手に登場。往来の人々が見守る中、付き合って4年になる彼氏にひざまずいて求婚した。ポルシェはレンタカーだったようだが、このレンタル代も含めて、バラやリングの代金など、全部で6万元(91万円)も使ったという。
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ポルシェのトランクに詰められた999本の赤いバラ。普通は男性から女性に贈るものだが……
 その一方で、やりすぎてフラレてしまったケースも。四川省では、大きな花束を持った男性が路上にひざまずいて「結婚してくれ」と彼女にプロポーズ。彼女は喜びの笑顔を浮かべたが、男性のその次の言葉がまずかった。 「ここに、家の権利書と結婚指輪と車のカギがある。もし結婚してくれるなら、家の権利書に君の名前も入れてあげる。結婚してほしい」  すると、彼女の表情がみるみる変わり、「それは私にとって侮辱よ! 私は自分で家を買えないわけじゃないわ!」と激怒、その場を去ってしまったのだ。
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友達を引き連れて、街中でプロポーズも……
 中国人の妻を持つ上海在住の日本人経営者が、苦笑しながら解説する。 「彼女が『私は家が欲しくて結婚するんじゃないわ』ではなく、『家なんて自分でも買えるわ』と言ったところがなんとも中国っぽいですが、金ではなびかないというより、自分が安く見られたことにプライドを傷つけられたのでしょう。実際のところは、家を持っていない男性のところに嫁ぐ女性なんて、中国では少ないですから」  いずれにしても、告白やプロポーズの際にお金のことを持ち出す中国の求愛事情、日本人にはなかなか理解しがたいところだ。 (取材・文=佐久間賢三)

中国人は、やっぱりカネ!? 9999.99元の“札束”で彼女に拝金プロポーズ!

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この“札束”を作るのに、2人がかりで2時間かかったという
 今年の8月9日は旧暦の7月7日。この日は七夕ということで、中国ではバレンタインデーと並ぶ、恋人たちの記念日となっている。  各地で恋人たちがロマンチックな一夜を過ごしたり、意中の人に告白したり、プロポーズしたりといったことが行われていたわけだが、そこはさすがに即物的な人が多い中国。日本人からすると、かなり下品な求愛をする人もいるようだ。  湖北省では、男性が生花店に札束を持って訪れ、「これで花束を作ってくれ」とオーダーした。札束の合計金額は、9999.99元(約15万円)。それだけでもかなり高価な花束になるが、この男性のオーダーが普通ではなかった。「持ってきたお札を使って花束にしてほしい」というのだ。花束ならぬ、文字通りの“札束”だ。  お札はすべて新札で、100元札が99枚、10元札と1元札がそれぞれ9枚、それに、1元より下の貨幣である1角札と、さらにその下の1分札もそれぞれ9枚ずつあった。1分札(0.15円)など、今ではほとんど使われていないため、わざわざ隣の市へ探しに行ったという。  どうして9並びかというと、中国語で9は「ジウ」と読み、時間・年月が長いことを意味する「久」という漢字と同じ読み方であることから、「末永く」という縁起のいい数字となっているからだ。  女性のほうも負けてはいない。湖南省では、90后(1990年代生まれ)の金持ちの女性が、日本では新車で1,500万円はくだらないポルシェ・パナメーラの後部トランクに999本のバラの花を詰め、カルティエのダイヤのリングを手に登場。往来の人々が見守る中、付き合って4年になる彼氏にひざまずいて求婚した。ポルシェはレンタカーだったようだが、このレンタル代も含めて、バラやリングの代金など、全部で6万元(91万円)も使ったという。
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ポルシェのトランクに詰められた999本の赤いバラ。普通は男性から女性に贈るものだが……
 その一方で、やりすぎてフラレてしまったケースも。四川省では、大きな花束を持った男性が路上にひざまずいて「結婚してくれ」と彼女にプロポーズ。彼女は喜びの笑顔を浮かべたが、男性のその次の言葉がまずかった。 「ここに、家の権利書と結婚指輪と車のカギがある。もし結婚してくれるなら、家の権利書に君の名前も入れてあげる。結婚してほしい」  すると、彼女の表情がみるみる変わり、「それは私にとって侮辱よ! 私は自分で家を買えないわけじゃないわ!」と激怒、その場を去ってしまったのだ。
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友達を引き連れて、街中でプロポーズも……
 中国人の妻を持つ上海在住の日本人経営者が、苦笑しながら解説する。 「彼女が『私は家が欲しくて結婚するんじゃないわ』ではなく、『家なんて自分でも買えるわ』と言ったところがなんとも中国っぽいですが、金ではなびかないというより、自分が安く見られたことにプライドを傷つけられたのでしょう。実際のところは、家を持っていない男性のところに嫁ぐ女性なんて、中国では少ないですから」  いずれにしても、告白やプロポーズの際にお金のことを持ち出す中国の求愛事情、日本人にはなかなか理解しがたいところだ。 (取材・文=佐久間賢三)

“ナッツ・リターン”大韓航空でまた不祥事! スタッフ間の伝達ミスで生後5カ月の乳児が死亡

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聯合ニュースより
 夏季休暇の混雑には、交通トラブルがつきもの。先日、日本ではANAが乗客の荷物を積みきらないままフライトを行い、到着後、各地で混乱が起きた。ANA側は「荷物を積載するための機材の故障が原因」と説明。フライトの遅延を避けるために、やむ得ない判断だったと釈明している。  一方、韓国でも、夏季休暇と関連した交通トラブルが数多く報じられている。中でも、取り返しのつかないミスで世間の批判にさらされているのが、大韓航空だ。  8月12日、韓国メディアが報じたところによると、リゾート地である済州島-清州空港間をフライトする大韓航空便に搭乗した生後5カ月の乳児が、着陸後に死亡するという事件が起きた。その一連の顛末は、航空会社側のミスとしか言えないようなものだった。  乳児の父親であるカンさんは、子どもの体調が悪化していることを理由に、着陸後、病院にすぐ搬送できるよう、航空会社側に救急車の手配を要請していた。搭乗直前はもちろん、着陸直前にも複数回にわたって客室乗務員に念を押したという。さらに搭乗前には、客室乗務員が病院に連絡するのを、直接その目で確認。必要書類にもサインしていた。  もちろん、航空会社側もすでに手配済みだとカンさんに返答していた。しかし、いざ到着してみると、救急車の姿はどこにもない。慌てたカンさんが地上スタッフに尋ねると「救急車を呼ぶんですか?」と、すっとぼけた答えが返ってきたそうだ。  最終的にカンさんと乳児は、空港で待っていた親戚の車に乗り、病院へ向かった。しかし、乳児は病院に到着する前に死亡してしまった。  航空会社側は「スタッフ間のコミュニケーションプロセスに齟齬があった(中略)救急車が待機していなかったのは、スタッフの完全なミス」と不手際を認めている。また、「遺族を訪ねて謝罪した」とコメント発表した。  正直、子どもを亡くした親の心情を考えると、謝られたところで許すことはできないだろう。何度もお願いしていたとなれば、その無念さはなおさらだろう。  まだまだ夏は続くが、韓国の例を見るに、海外旅行先でどんなトラブルが生まれるかわからない。大事が起きてからでは遅いので、旅行者としても準備をしっかりとしたいところだ。 (文=河鐘基)

金メダル獲得数は過去5大会で最悪水準! リオ五輪“報奨金6割減”で、中国選手団がやる気なし?

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リオ五輪での中国金メダル第1号は、女子10mエアピストルの張夢雪(チャン・モンシュエ)選手
 いよいよ終盤に差し掛かったリオ五輪。日本はメダルラッシュに沸く一方、中国選手団は、これまでの五輪に比べ、金メダルの獲得数が激減している。  日本時間8月19日時点での中国の金メダル獲得数は20個。35個のアメリカ、22個のイギリスに次ぐ、第3位となっている。  しかし、自国開催だった2008年の北京五輪での51個(1位)はともかくとして、前回の12年ロンドン五輪での38個(同2位)に比べても、半分に甘んじている。過去5大会をさかのぼっても、金メダル獲得数では最低の水準だ。  そんな中、中国ニュースサイト「東方網」(8月19日付)は、中国選手団の不調の原因について「報奨金減額によるモチベーションの低下」だと指摘している。  同記事によると、前回ロンドン五輪で金メダルを獲得した中国人選手に国から贈られる報奨金は50万元(現レートで約760万円)だったのに対し、今回はなんと6割減の20万元(約305万円)になったというのだ。これは、リオ五輪出場国が金メダル獲得選手に用意している報奨金の中でも、イギリス、ドイツ、アメリカに次いで少ない額だという。  ちなみに日本は、日本オリンピック委員会(JOC)から贈られる金メダル報奨金は以前まで300万円(銀200万円、銅100万円)だったのだが、リオ五輪からは金メダルだけ500万円にアップしている(銀・銅は据え置き)。それ以外にも、各スポーツ協会やスポンサーからの報奨金もある。ほかの国を見てみると、最も高いシンガポールでは、なんと75万3,000ドル(約5,610万円)という高額なものになっている。
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リオ五輪でのそもそものケチのつき始めは、中国国旗のデザインミスか?
「中国が今回から金メダルの報奨金額を下げたのには、ワケがある」と話すのは、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏だ。 「これまでの中国は、国威発揚のために金メダル至上主義を取っていましたが、すでにスポーツ強国となり、経済的にも発展したことで、スポーツで国威発揚する必要がなくなった。また、エリートのスポーツ選手は強くても、アマチュアレベルでのスポーツ発展度はかなり低かった。そこで、アメリカのようなほかのスポーツ強国と同じレベルまで金メダル報奨金を下げ、その分、生涯スポーツの裾野を広げていこうとしているようです。ただ、いつも通り掛け声ばかりで、本当に予算が投入されるのかどうかはわかりませんが」    それにしても、報奨金額6割減で金メダル数激減とは、現金主義の中国人らしい、わかりやすい結果といえるかもしれない。 (取材=文=佐久間賢三)

金メダル獲得数は過去5大会で最悪水準! リオ五輪“報奨金6割減”で、中国選手団がやる気なし?

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リオ五輪での中国金メダル第1号は、女子10mエアピストルの張夢雪(チャン・モンシュエ)選手
 いよいよ終盤に差し掛かったリオ五輪。日本はメダルラッシュに沸く一方、中国選手団は、これまでの五輪に比べ、金メダルの獲得数が激減している。  日本時間8月19日時点での中国の金メダル獲得数は20個。35個のアメリカ、22個のイギリスに次ぐ、第3位となっている。  しかし、自国開催だった2008年の北京五輪での51個(1位)はともかくとして、前回の12年ロンドン五輪での38個(同2位)に比べても、半分に甘んじている。過去5大会をさかのぼっても、金メダル獲得数では最低の水準だ。  そんな中、中国ニュースサイト「東方網」(8月19日付)は、中国選手団の不調の原因について「報奨金減額によるモチベーションの低下」だと指摘している。  同記事によると、前回ロンドン五輪で金メダルを獲得した中国人選手に国から贈られる報奨金は50万元(現レートで約760万円)だったのに対し、今回はなんと6割減の20万元(約305万円)になったというのだ。これは、リオ五輪出場国が金メダル獲得選手に用意している報奨金の中でも、イギリス、ドイツ、アメリカに次いで少ない額だという。  ちなみに日本は、日本オリンピック委員会(JOC)から贈られる金メダル報奨金は以前まで300万円(銀200万円、銅100万円)だったのだが、リオ五輪からは金メダルだけ500万円にアップしている(銀・銅は据え置き)。それ以外にも、各スポーツ協会やスポンサーからの報奨金もある。ほかの国を見てみると、最も高いシンガポールでは、なんと75万3,000ドル(約5,610万円)という高額なものになっている。
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リオ五輪でのそもそものケチのつき始めは、中国国旗のデザインミスか?
「中国が今回から金メダルの報奨金額を下げたのには、ワケがある」と話すのは、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏だ。 「これまでの中国は、国威発揚のために金メダル至上主義を取っていましたが、すでにスポーツ強国となり、経済的にも発展したことで、スポーツで国威発揚する必要がなくなった。また、エリートのスポーツ選手は強くても、アマチュアレベルでのスポーツ発展度はかなり低かった。そこで、アメリカのようなほかのスポーツ強国と同じレベルまで金メダル報奨金を下げ、その分、生涯スポーツの裾野を広げていこうとしているようです。ただ、いつも通り掛け声ばかりで、本当に予算が投入されるのかどうかはわかりませんが」    それにしても、報奨金額6割減で金メダル数激減とは、現金主義の中国人らしい、わかりやすい結果といえるかもしれない。 (取材=文=佐久間賢三)

「整形しないなら、出勤するな!」ママに整形を強要された挙げ句、大失敗! 中国19歳ホステスの悲劇

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「鼻が醜い」と言われて整形したのに、余計に醜くなってしまった潘さん
 習近平政権による「ぜいたく禁止令」により、中国ではさまざまな業界が影響を被っているが、夜の店もそのひとつだ。競争は激化し、各店がかわいい女の子の獲得に腐心。それは時に、行きすぎたパワハラへと発展する。 「安慶在線」(8月11日付)によると、安徽省桐城市のKTV(カラオケクラブ)で働く潘さん(19歳)は、ある日、ママから「鼻が醜い」と言われ、整形するよう命じられた。最初は悪い冗談かと思ったが、「整形しないなら、出勤しなくていい」とまで言われ、しぶしぶ合意した。  すると翌日、合肥市から3人の美容整形外科医が店にやって来た。早速ヒアルロン酸注射を打つことになったが、潘さんは費用と効果に不安があったため「1本だけでいい」と主張。ところが鼻に2本、顎に2本の合計4本も打たれてしまった。1本1,800元(約2万7,000円)なので、7,200元(約10万8,000円)を支払うことになった。  悲劇は、その日の夜に訪れた。顔に激しいかゆみと痛みを感じた潘さんが鏡をのぞくと、鼻と額がひどく腫れていた。顔貌が崩れ、食事するのも困難なほどだった。  2日後、近所の病院で診察を受けたところ「治療のしようがない」と言われ、大学病院へ行くも「2~3日すればよくなる」と、突き放されてしまう。そこで今度は合肥市の病院に行ったが、ここでも手に負えず、上海の病院を紹介された。しかし、ここでもなすすべがなく、潘さんはいまだ後遺症に悩まされている。
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大連では、注射後に失明するという不幸な事故も……
 記者がママを直撃すると、3人の医師とはネットで知り合ったが、所属の病院は不明。施術は、潘さんが自ら望んだもので、あくまでも自分は悪くないという主張だが、「現在、医師たちと連絡が取れない」と話していることから、3人が医師免許を持っていたかどうかも怪しい。  中国では美容整形におけるトラブルが後を絶たないが、特にヒアルロン酸注射は、今年1月に遼寧省大連市で女性が失明するなど、被害が急増している。大連医科大学附属第一医院整形美容科の秦宏智主任は「半島晨報」(1月11日付)の取材に対し、問題点をこう指摘している。 「プチ整形がブームになっているが、資格や許可証のない医療機関や施術者が負の影響を与えている。彼らは“殺し屋”を養成しているのに等しい。それに、非正規のルートで手に入れた注射液には、ヒアルロン酸がまったく含まれていないことも珍しくない」  この一件は、中国で横行する職場でのパワハラと、美容整形業界のずさんさの2つが重なった末の悲劇といえそうだ。 (文=中山介石)

「整形しないなら、出勤するな!」ママに整形を強要された挙げ句、大失敗! 中国19歳ホステスの悲劇

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「鼻が醜い」と言われて整形したのに、余計に醜くなってしまった潘さん
 習近平政権による「ぜいたく禁止令」により、中国ではさまざまな業界が影響を被っているが、夜の店もそのひとつだ。競争は激化し、各店がかわいい女の子の獲得に腐心。それは時に、行きすぎたパワハラへと発展する。 「安慶在線」(8月11日付)によると、安徽省桐城市のKTV(カラオケクラブ)で働く潘さん(19歳)は、ある日、ママから「鼻が醜い」と言われ、整形するよう命じられた。最初は悪い冗談かと思ったが、「整形しないなら、出勤しなくていい」とまで言われ、しぶしぶ合意した。  すると翌日、合肥市から3人の美容整形外科医が店にやって来た。早速ヒアルロン酸注射を打つことになったが、潘さんは費用と効果に不安があったため「1本だけでいい」と主張。ところが鼻に2本、顎に2本の合計4本も打たれてしまった。1本1,800元(約2万7,000円)なので、7,200元(約10万8,000円)を支払うことになった。  悲劇は、その日の夜に訪れた。顔に激しいかゆみと痛みを感じた潘さんが鏡をのぞくと、鼻と額がひどく腫れていた。顔貌が崩れ、食事するのも困難なほどだった。  2日後、近所の病院で診察を受けたところ「治療のしようがない」と言われ、大学病院へ行くも「2~3日すればよくなる」と、突き放されてしまう。そこで今度は合肥市の病院に行ったが、ここでも手に負えず、上海の病院を紹介された。しかし、ここでもなすすべがなく、潘さんはいまだ後遺症に悩まされている。
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大連では、注射後に失明するという不幸な事故も……
 記者がママを直撃すると、3人の医師とはネットで知り合ったが、所属の病院は不明。施術は、潘さんが自ら望んだもので、あくまでも自分は悪くないという主張だが、「現在、医師たちと連絡が取れない」と話していることから、3人が医師免許を持っていたかどうかも怪しい。  中国では美容整形におけるトラブルが後を絶たないが、特にヒアルロン酸注射は、今年1月に遼寧省大連市で女性が失明するなど、被害が急増している。大連医科大学附属第一医院整形美容科の秦宏智主任は「半島晨報」(1月11日付)の取材に対し、問題点をこう指摘している。 「プチ整形がブームになっているが、資格や許可証のない医療機関や施術者が負の影響を与えている。彼らは“殺し屋”を養成しているのに等しい。それに、非正規のルートで手に入れた注射液には、ヒアルロン酸がまったく含まれていないことも珍しくない」  この一件は、中国で横行する職場でのパワハラと、美容整形業界のずさんさの2つが重なった末の悲劇といえそうだ。 (文=中山介石)

BIGBANG、BEAST、少女時代……韓国の若者は、なせ“旭日旗アレルギー”に燃料を投下してしまうのか

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くだんのスナップチャット画像
 去る8月15日は、韓国にとって記念すべき祝日だ。1945年のその日に、朝鮮が大日本帝国(日本)から独立し、48年のその日には韓国政府が樹立しており、韓国では8月15日を「光復節」と呼ぶ。全国各地で国旗が掲げられ、韓国人の愛国心は最高潮に高まる。  ところが今年は、少女時代のティファニーが、光復節の愛国ムードに水を差してしまった。  14日に東京ドームで行われた『SMTOWN LIVE TOUR V IN JAPAN』に参加したティファニーは、コンサート直後、自身のインスタグラムに写真を投稿する。それは、少女時代のメンバーたちと一緒に写っている写真で、キャプションには日の丸の絵文字が入っていた。  ティファニーはいつも海外でコンサートを終えると、当国の国旗の絵文字とともに写真を投稿している。もちろん、ファンはそれを承知していたが、「今日は光復節の前日だし、『世界慰安婦の日』でもあるから、日の丸の絵文字はやめておいたほうがいいよ」と、コメント欄でティファニーに注意を促していた。  しかし、ファンの心配もむなしく、ティファニーは光復節当日に自ら墓穴を掘ってしまう。自身のスナップチャットに、旭日旗模様のスタンプ入りの写真を投稿したのだ。  韓国では、旭日旗を「戦犯旗」「軍国主義の象徴」と毛嫌いしている。当然というべきか、韓国人からは「今日がなんの日か知らないのか? 恥を知れ!」「日章旗はともかく、旭日旗はね……。これは、さすがにファンでもかばえない」「いよいよ少女時代も終わったな」といった、非難のコメントが殺到した。  韓国アイドルが旭日旗トラブルでバッシングを受けたのは、これが初めてではない。過去に、BIGBANGのT.O.PやBEASTのチャン・ヒョンスン、Girl's Dayのヘリなどが旭日旗模様の服を着て、バッシングを受けた。  さぞ韓国人は旭日旗に神経質なのかと思いきや、若者の間ではあまり問題視されていないようだ。そもそも、アイドルが旭日旗をファッションアイテムに取り入れてしまう事実が、それを物語っている。  中央日報系のテレビ局・JTBCのニュース番組が伝えたところによると、若者たちは旭日旗に対して「名称は知らない」「日本をバカにするために、日章旗にストライプを合成したもの?」「(旭日旗の模様が)服に入っていても、ただのデザインだなと思う」とコメントしている。また、旭日旗を嫌う理由や何を意味するかについても、正確に知っている人はほとんどいなかったそうだ。  それにしても、SNSでファンサービスをするつもりが、裏目に出てしまったティファニーと少女時代の今後の行方が心配だ。無知な若者だけに、許してあげればいいと思うのだが……。

中国船“尖閣来襲”で、中国人の反日感情が再燃! 日本食レストランを「ぶっ壊せ!」

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武漢市内のレストランに飾ってあった、実際の日本地図。すでに当局によって没収されてしまった(出典:新浪新聞)
 ここ数週間にわたり、尖閣諸島周辺沖に数百規模の中国公船が侵入し、日中韓の緊張が高まっているが、中国本土でも反日感情がくすぶり始めている。 「新浪新聞」(8月8日付)によると、武漢市江岸区内にある日本食レストランが、猛バッシングを浴びた。事の発端は、先日このレストランを利用したネットユーザーが、店内に貼られていた日本地図をネット上で拡散したことだった。その地図には、中国が「釣魚島」と呼んで領有権を主張する尖閣諸島が、日本の石垣市に帰属する列島として描かれていたのだ。  中国版Twitter「微博」では、 「武漢市民たちよ、なぜこの日本食レストランをぶっ壊さないんだ? こんな店で働いている店員たちも売国奴だ!」 「こんなに正々堂々と中国にケンカを売るなんて、何がしたいのだろう? わざわざあんな地図を中国に持ってくるなんて、死にたいのか」 「13億人の中国人は尖閣諸島が中国のものだって知っているのに、この事実を認めないのは日本人だけだぞ。中国から出ていけ!」 などと、同店へのバッシングの声が寄せられている。  地元メディアやネットユーザーからの通報を受けた地元当局は、今年1月に施行された「地図管理条例」に基づき、この日本食レストランを捜査した。当局によると、オーナーは中国人だが、店のデザインなどを手掛けたのが日本人で、地図はその人物が置いていったものであることがわかった。オーナーは当局に対し「国民感情を傷つけてしまい、申し訳なかった」と謝罪。現在、この地図は地元当局に没収され、引き続き捜査が行われているという。
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安倍首相とオバマ大統領を揶揄しているポスター(出典:東網)
 さらに、「鳳凰新聞」(8月6日付)によると、自動車販売店に40代とみられる女性が突然押しかけ、店内のソファーの上に土足で立ち上がると、「日本車を販売しているお前たちは売国奴だ!」と騒ぎ出すという事件も起きている。  バッシングにさらされる店舗がある一方、反日感情の高まりをビジネスに利用しようというところもある。 「東網」(8月6日付)によると、安徽省合肥市内の飲食店に、安倍晋三首相やアメリカのオバマ大統領を模した人型パネルが登場。安倍首相には「バカ野郎は人から生まれるが、私というバカ野郎は犬から生まれた」との吹き出しが、オバマ大統領には「私の間違いでした。南シナ海は中国のもの」との吹き出しが付け加えられていた。  一部の人々による低レベルな行為と一笑に付すことも可能だが、2012年の反日デモも彷彿とさせるだけに、在中邦人の間では不安のタネともなりそうだ。 (文=広瀬賢)

アイドルの卵に枕営業を強要! 芸能事務所社長による性的暴行が横行する、韓国芸能界の闇

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 韓国の芸能事務所社長が、デビュー前のアイドルの卵に枕営業を強要し、逮捕された。  韓国メディアの報道によると、イ容疑者(38)は練習生のAさんを自宅に招き入れ、「お前は、芸能人になるにはメンタルが弱すぎる。人前で脱げるようにならないと。枕営業もできるようにならなければならない」と主張。約50分にわたって説得し、結局Aさんの服を脱がせた。  その場には、同事務所所属の女性アイドル(27)も同席しており、彼女もイ容疑者をほう助した容疑で逮捕されている。どうやら率先して服を脱ぎ、ベッドに横になってみせたという。  イ容疑者は警察の取り調べに対し「(Aさんに)アドバイスをしただけで、『服を脱げ』と強要した事実はない」と、無実を主張。同じく女性アイドルも、「Aさんとシャワーを浴びるために服を脱いだだけ」と弁解している。  とはいえ、イ容疑者は過去にも何度か練習生にセクハラ行為を働いた前科があるという。警察は現在、ほかにも被害者がいないか捜査中だ。  ネット上では、「今の時代に、まだこういう事務所があるとは。あきれるわ」「事務所や当事者たちの名前を公開して、芸能界から永久に追い出せ」といった、怒りのコメントが寄せられた。 「忘れたころにまたこういう事件が繰り返し起こるので、業務に支障が出ています。現場にはマジメに働いている人も多いので、ホント迷惑な話ですよ」(韓国の芸能関係者)  韓国では、芸能事務所の代表による性的暴行事件が後を絶たない。芸能人の枕営業とともに、もはや韓国芸能界の闇になりつつある問題だ。  2011年には、「スポンサーに渡すセックスビデオが必要だ」「事務所からの逃げ防止用に全裸の写真を撮っておく」と言い、アイドル志望の女子高生に性的暴行を加えた芸能事務所の代表が逮捕され、世間を騒がせた。翌12年には、芸能人志望者4人を常習的に暴行していた50代の有名芸能事務所代表が逮捕、懲役6年を言い渡された事件も起きている。  また13年には、10代の歌手志望者に「太っていないか確認する」と言って抱きしめたり、胸や太ももを触ったりといったセクハラをした芸能事務所代表もいた。14年には、芸能人志望女性の部屋に押しかけて、性的暴行を加えた者もいた。  まさに枚挙にいとまがないとはこのことで、芸能人志望者たちの夢をブチ壊し続けている韓国芸能界。もはや、改善は望めないのかもしれない。