中国で今、「空巣青年」と呼ばれる人たちが社会現象になりつつある。日本語に直訳すると「独居青年」となるが、単に一人暮らしを指すのではなく、そのライフスタイルを含めた造語で、いわば「巣籠もり青年」といったところだろうか。 中国中央テレビのニュースによると、空巣青年は20~39歳で、大都市で仕事をしている地方出身者のことを指すという。賃貸住宅で一人暮らしをしており、友達と外で食事をしたり、遊んだりせず、仕事が終わればすぐに帰宅してインターネットの世界に没頭するのだ。他人の干渉を嫌い、孤独だが、自由な生活を好んでいるのだという。 自宅では、スマホやPCなどをいじりっぱなしで、ほとんどの時間をネットやゲームに費やし、食事も当然ひとりだ。ただし、消費意欲は旺盛で、グルメやファッション、デジタル機器やガジェットなど、最新のライフスタイルを好んでいる。外出しないのにグルメやファッションに消費するというのは矛盾している気もするが、これは会社でのランチ時や、通勤時の服装にこだわる、という意味らしい。 こうした空巣青年は現在、中国で2,000万人以上存在するといい、社会との関わりが少なく、殻に閉じこもる若者たちが増えることで、社会全体がコミュニケーション不全になるのではないかと危惧されている。また、空巣青年の約20%が「月光族(消費生活を謳歌して貯蓄がない人々)」か、あるいは少額の借金を抱えているという。 「上海でも、そういう若者はたくさんいます。仕事が終わればすぐに家に帰り、家に引きこもってネットでゲームや動画を楽しんでいる。夕食はスマホで出前サービスを利用し、生活必需品もすべてネットショッピングでそろえているので、外出する必要はない。休日は一歩も外に出ないという若者も多いですよ。こう言うと、なんだか引きこもりの変人のようですが、身なりも普通で、コミュニケーションも問題ない。ただし男性の場合、結婚は『カネがかかる』と諦めていて、童貞率も高いと思います(笑)。今はまだ、社会に与える悪影響があるとも思えませんが、こうした人たちが高齢化するとどうなるか、ちょっと心配です」(IT企業に勤める上海在住の日本人) 中国中央テレビでは、「周囲に相談できる近親者や恋人もおらず、その寂しさをネット上の消費活動によって紛らわせている」と分析し、人との関わりを絶ち、孤独な生活が続けば精神も空虚になっていくと警鐘を鳴らしている。 中国では近年、「蟻族(地方出身の、就職にあぶれた大卒者)」や「剰女(高学歴高収入の独身女性)」など、さまざまな属性の一群が誕生し、社会現象になってきた。空巣青年の増加で、中国社会はどう変貌していくのだろうか? (取材・文=五月花子)イメージ画像
「43お騒がせ!東アジアニュース」カテゴリーアーカイブ
「キムチ女なら2時間でベッドに連れ込める!」YouTubeナンパ動画に韓国社会が騒然!
2月17日、YouTubeに「Street To Bed In 2 Hours With Shy Korean Girl(2時間以内に、韓国人女性をベッドに連れていく)」というタイトルの動画が投稿された。タイトル通り、ナンパの伝道師を名乗る男性たちが、路上で韓国人をナンパして、ベッドインするまでの姿を撮影した動画だ。チェコの首都プラハの路上で隠し撮りされた2本の動画には、2人の男性がそれぞれ韓国人をナンパする姿が隠し撮りされている。 女性の顔にはしっかりとモザイクがかけられているが、路上でのキスシーンはもちろん、男性の家についていき、下着姿になる姿まで映されていた。 この動画は3月2日時点で26万回以上再生されており、韓国メディアでも大きく取り上げられた。ネット民の間からは「プライバシーの侵害だ」「女性をだまして再生数を稼ぐ犯罪行為」などと投稿者を非難する声が上がる一方、「韓国女に白人男性を与えたらダメだな」「やっぱり韓国女は尻が軽い。特に外国人に対しては……」などと、韓国人女性の貞操観念の低さを嘆く声も多かった。 しかし、ネット民が指摘するように、韓国人女性が外国人男性に心を開きやすいというのは事実のようだ。2014年に韓国内の結婚情報サービス業者が全国の未婚男女各284人に「結婚相手は外国籍がいいか?」というアンケートを実施したところ、男性の63.7%が否定的な回答だったのに対して、女性の約60%は肯定的な回答。男女で真逆の結果となっているのだ。“韓国人女性が外国人に弱い”というのも、あながち間違いではないのかもしれない。ちなみに、結婚相手に外国人を選ぶ理由としては、「分別のある生活が送れそう」「容姿が優れている」が最も多かった。 最近、韓国ネット上では異性蔑視の風潮がまん延しているが、この動画をめぐる反応を見てもその傾向は顕著なようだ。問題の動画のキャプチャ画像
豊胸手術で“可動式おっぱい”に!? 偽乳が背中にお引っ越し
中国広東省中山市の病院に、一人の中年女性が診察にやってきた。豊胸手術で大きくなったおっぱいが、今年に入ってから突然移動を始め、その痛みに耐えられなくなったのだという。地元の新聞「南方都市報」が伝えた。 今年46歳になる張さんは10年前、自分のペッタンコな胸にコンプレックスを持っていた。それを克服しようと、1万5,000元(約25万円)をかけて美容外科で注射式豊胸術を受け、AカップからCカップへと変身を遂げたのだった。 それから10年たった今年初め、突然おっぱいのあたりが腫れ始め、痛みを感じるようになってきた。近くの病院で鎮痛のための点滴を受けたものの効果はなく、公立病院で検査を受けたところ、胸部に入れられていた注入物が背中にまで移動していることが判明した。脇の下から背中へ移動してしまった左のおっぱい
おっぱいは大きく腫れ、紫色に変色している部分もあったという
そのままでは大出血や感染症発症の恐れがあったため、病院はすぐさま手術を行い、血液の塊と1,500ccもの膿を胸部から取り除いた。さらに、胸部の組織の一部はすでに壊死していたが、病院の迅速な処置により、張さんは無事に回復していった。 張さんが受けた注射式豊胸術は、ポリアクリルアミドと呼ばれる化学物質を胸部に注射器で注入するもので、中国では1997年ごろから手軽な豊胸手術として使われるようになっていた。 しかしその後、体が拒絶反応を起こしたり、液体が漏れ出すなどの術後トラブルが各地で発生しており、中国では現在、使用が禁止されている。ちなみに、張さんにこの施術を行った美容外科はすでに閉院しており、責任の所在を追及することはできないようだ。 同じく広東省に住む日本人男性(45歳)も、かつて“可動式おっぱい”を持つ女性に巡り合ったことがあるという。 「エロサウナでお相手してもらった女の子ですが、私がおっぱいを激しくもみしだいたせいで、コトが終わった後には、左右の胸の高さがまったく違っていた。彼女は『ブラジャーでしばらく固定しておけば元に戻るから大丈夫』と、事もなげでしたが……」 中国では盛んに行われている豊胸手術だが、軽い気持ちで受けようものなら、いつ爆発するかわからない時限爆弾を胸に抱えることになるようだ。 (文=佐久間賢三)手術前に、切開する部分のマーキングを受ける張さん
「“心づけ”を渡さなければ発車しない!」重病患者に賄賂を要求する“悪徳救急車”が横行中
日本では救急車の利用は当然無料だが、海外では有料なことも少なくない。そして中国の場合、正規の料金以上の出費を強いられることもあるようだ。 「重慶晨報」(2月20日付)などによると、広東省広州市に住む陳さんの父親は重病で、同市の病院に入院していた。しかし、病状が思わしくないため、別の病院に転院することになったのだが、高熱があり、点滴を受けていたことから、医師は救急車での搬送を勧めた。そこで陳さんは病院のホワイトボードに書かれた番号に救急車の申し込み電話をかけるも、一向につながらない。すると医師は「担当者の携帯電話」として別の番号を教えてきたという。 そうして手配した救急車が到着すると、陳さんは目を疑うような光景に出くわす。乗っていた看護師が、なぜか空の赤い祝儀袋を2つ渡してきたのだ。心づけを渡さなければ、救急車を発車させないという。看護師いわく、これは運転手に渡すためのもので、これまで数々の患者が助かった縁起物なのだとか。まるでお布施を強要する悪徳宗教のようである。 陳さんはカネなど払いたくなかったが、高熱でうなされる父親を一刻も早く転院させたかったため、妥協することに。110元(約1,800円)ずつを祝儀袋に入れ、看護師に渡した。一部始終を携帯電話のカメラで撮影していた陳さんが後日、その動画をテレビ局に持ち込んだことから、騒ぎは広まった。 一連の報道に対し、ネット上では「ニセ救急車ではないか」という指摘が殺到。一方で、「破水した時に救急車を呼んだけど、搬送費に加え、応急手当の費用として数百元取られた。血圧を1回測っただけなのに」「数日前、骨折して救急車に乗ったら、1キロ以内の初乗りが150元(約2,400円)で、さらに20元(約320円)の看護代を求められた」など被害体験も寄せられた。 前出の看護師の白衣には名札がなく、所属は不明。本当に看護師なのかどうかも怪しく、テレビ局の記者が問い合わせたところ、病院側は「当院所属の救急車ではない」と回答。調査してみると、この車両は外部の会社が所有するものであり、病院所有の救急車が不足した時に利用されるものであることが判明した。 上海市で医療コーディネーター業に従事している日本人男性は、こう話す。 「救急車の番号を教えたのが担当医であることを考えると、医師もグルである可能性が高い。医師というと日本では高給取りですが、中国の場合は年収が10万元(約160万円)に満たないこともザラ。それでも医師が人気の職業なのは、賄賂など副収入を得る機会が多いから。ただ習近平政権による腐敗撲滅により、製薬会社や医療機器メーカーからの露骨な賄賂を受け取りにくくなっているのが現状。そうなると、一番の金づるは患者、ということになるわけです」 中国でケガや急病という事態に陥った際には、救急車よりもタクシーを利用したほうが、結果的に安上がりかも? (文=中山介石)空の祝儀袋を患者の家族に渡す看護師。中国では、赤は縁起がいいとされているが、重病患者を前に不謹慎すぎる
導入前から悲鳴続出! 韓国版「プレミアムフライデー」は残業が増える!?
月末金曜日の終業時刻を15時に早める「プレミアムフライデー」が今月24日から始まったが、案の定、世間ではあまり盛り上がっていないようだ。 そんな中、お隣韓国でも23日、同様の施策導入案が発表された。 “韓国版プレミアムフライデー”ともいえるこの施策の正式名称は「家族と共に過ごす日」。毎月1回、金曜日の16時に退社し、家族とショッピングや旅行を楽しもうというもの。個人消費を促すことが目的のキャンペーンで、わざわざ“家族”と付けるところにあざとさを感じるが、韓国政府としては日本との差別化を図ったつもりなのかもしれない。 大まかな内容は日本版とあまり変わらなそうだが、韓国版には思わぬ落とし穴があった。それは、“16時退社”のための仕組みである。 例えば、通常18時退社の人は、月曜日から木曜日まで30分ずつ残業し、超過勤務分を積み立て、それを金曜の勤務時間から差し引くといった手法が検討されているのだ。総労働時間は維持しつつ、韓国版プレミアムフライデーを実施しようとした結果、こういう仕組みが考案されてしまったらしい。 この計画は当然のごとく大不評で、SNSでは怒りのコメントが後を絶たない。 「また雑に日本の真似をしようとするな」 「そうでなくても、普段から残業しまくってるよ」 「16時退社なんて誰も望まない。定時に帰らせてくれ」 「次の月曜日が、さらに苦しくなりそう」 「公務員だけが喜ぶ政策ばかり考えやがる」 「お金を使う時間がないんじゃない。お金自体がないんだ」 「給料を上げてくれれば、自然と内需が活性化すると思いますが」 「典型的な机上の空論。この政府は本当にダメだ」 OECD(経済協力開発機構)が発表した2016年雇用動向によれば、就業者1人あたりの年間労働時間は平均1,763時間だが、韓国は2,124時間で、加盟国38カ国中3位となっており、21位(1,729時間)の日本よりも深刻な状況だ。 ちなみに、退勤時間を早めること以外にも、国内旅行の活性化を目し、高速鉄道の運賃を最大50%割引、軽自動車のガソリン税の上限を年間20万ウォン(約2万円)に引き下げるといった計画も打ち出しているが、これで韓国版プレミアムフライデーが定着し、政府の思惑通り消費が喚起されるとは到底思えない。 勇み足で始まってしまった日本と同じ道をたどらないよう、韓国ではまだまだ議論の余地がありそうだ。 (文=S-KOREA) ●参考記事 ・月給20万円以下が4割強!韓国サラリーマンの「リアル」と涙ぐましき「防衛策」 (http://s-korea.jp/archives/10271?zo) ・今年も仕事漬けだった!? 韓国サラリーマンが選ぶ2016年の新語・流行語ベスト5 (http://s-korea.jp/archives/12300?zo)プレミアムフライデー公式サイトより
狂気の時代へ逆戻り!? ドロボー女が“人民裁判スタイル”で晒し刑に
文化大革命期、数多くの政治家や知識人を抹殺した「人民裁判」が、まさかの復活だ。今月15日、中国四川省南充市で、まさに人民裁判が行われたと、現地のメディアが伝えている。 それによると、40歳の女が団地の地下駐車場から電動バイクを盗み出そうとしたところを警備員に見つかり、警察に通報された。すぐに警察官が現場に駆けつけ、女を逮捕して連れ去ったのだが、その際、女の首には「私は泥棒です」と書かれた札がかけられていたという。 いったい誰がこの札を女にかけたのかはわかっていないが、写真を見ると、警察官が女を連行するときも札がかけられたままになっている。公衆の面前で晒し者にされている女性の窃盗容疑者
これについて、中国法曹界の専門家は「裁判せずに人を裁くことは決して許されることではなく、当事者が抗弁する権利を奪っている。人権および司法への冒涜だ」と話している。 一方で、ネット民からは「さすがに、やりすぎだ」という声が上がっているものの、今回の行為への称賛も意外に多いようだ。 「この程度の犯罪じゃ、刑罰はたいしたことないだろ?」 「こういう泥棒が裁判を受けて有罪になっても、しばらくしたらまた戻ってきて盗むだけ。晒し者にすれば二度とやらない」 「泥棒なんて、物を盗んだ時点で、人権なんか放棄している」 「法曹界の専門家は、世の中のこと何もわかってないからな」 文革期の人民裁判でも、有罪とされた人たちに「反革命分子」などと書かれた札を首にかけて晒し者にし、精神的苦痛を与えるという懲罰が頻繁に行われていた。そんな行為がいまだに行われているところを見ると、中国人の法意識というものは、当時と何も変わっていないのかもしれない。 (文=佐久間賢三)あまりの屈辱からか、地面に倒れ込んで苦悶の表情を浮かべる
韓国ではよくあること!? 「悪魔祓い」でいとこを殺害した女に懲役6年
群馬県前橋市で、「おはらい」と称し、当時1歳の女の子に暴行を加え死亡させたとして、63歳の女が逮捕された。女の子の母親は、この女にマインドコントロールされていたとみられ、さらに波紋を呼んでいる。 一方、ドイツ・フランクフルトの地方裁判所は今月20日、ホテルの一室で「悪魔払い」と称し、いとこの韓国人女性(41)に暴行を加え窒息死させたとして、主犯格の女(44)に懲役6年の判決を下した。 悪魔祓いに関与したとみられる残りの被告4人には、執行猶予1年6カ月~2年の有罪判決が下されており、中には、被害女性の実の息子(16)も含まれている。 この事件は2015年12月5日、被害者が滞在先のホテルで独り言をつぶやいたり、脈絡なく暴言を吐き始めたため、被告らが「悪魔に取りつかれている」と思い込み、“退魔の儀式”を開始。被害者をベッドに縛つけてタオルで猿ぐつわをし、2時間にわたり腹部や胸部を殴打したという。さらに、ドイツ警察の捜査で、被告らが借りていたガレージから、あざや脱水症状の見られる別の韓国人女性も発見された。 「韓国国内では、カルト宗教団体やコミュニティー内での暴行事件がたびたび問題になります。フランクフルトの事件のように、舞台が海外ということも珍しくない」(カルト宗教事情に詳しい韓国関係者) 昨年、韓国では国家指導者である朴槿恵大統領を、カルト宗教家の娘である崔順実が操っていたとして、大きな政治スキャンダルに発展した。そのため、カルト宗教と政治の癒着が徐々に白日の下にさらされつつあるが、数ある韓国カルトの実態や世界で起こしている事件の全体像は、いまだすべて把握されているわけではない。日本でも過去に、悪質なカルトが多くの人々を苦しめてきたが、その中には韓国カルトによる被害も少なくないといわれてきた。 なお、日本のカルト事情に詳しい宗教関係者によれば、90年代後半から2000年代前半にかけて教祖による女性信者へのわいせつ行為・性的暴行が社会問題となった摂理(キリスト教福音宣教会)は最近、日本における信者数が再び増えつつあるともいわれている。また、ほかの韓国カルトの不穏な動きも報告される中、これまで以上の警戒が必要だ。 (文=河鐘基)イメージ画(Thinkstockより)
中国の国定教科書が、日本の無修正エロ動画を堂々掲載! 犯人は出版社の人間か?
学校で使われている教科書が、中国警察の“捜査対象”となってしまった! いったい、どういうことなのか――。「法制晩報」(2月18日付)によると、中学生の娘(15)を持つ母親から、古典詩の教科書をめぐって「大変なことが起こった」と警察に通報があったという。 この少女が自宅で古典詩の勉強をしていたところ、教科書に“より詳細な情報”として、関連のURLが記載されていた。真面目な彼女は、さらに知見を深めようと、そのURLにアクセス。すると、なんと無修正エロ動画サイトにつながってしまったのだ!今回、騒動の発端となった古典詩の教科書。人民教育出版との版元クレジットがある
「娘がアダルトサイトを凝視していたので、ビックリして問い詰めたら、『アドレスが教科書内に記載してあって、勝手につながった』と言うんです。半信半疑で教科書を確認し、URLを開いたら、本当でした。さらに詳しく確認してみると、有料アダルト動画サイトに誘導するリンクもあった。これは許せないと思って、通報しました」(少女の母親)実際のリンク先の画像、ほとんどは日本の作品であった……
警察はサイトが何者かによって乗っ取られたと見ているが、中国ネット事情に詳しいルポライターのバーナード・コン氏によると、出版社が関わっている可能性もあるという。 「分別のつかない未成年がアクセスして、知らないうちに課金サイトに入ってしまうので、ハッカーがサイトを乗っ取ったとしたら、なかなか賢い。しかも教科書となれば、全国の数千万人の生徒が読むことになる。もうひとつの可能性としては、教科書の出版社側の人間がグルになっているということ。初めに教育系サイトを立ち上げておいて、政府による教科書審査の通過後に、アダルトサイトに変えてしまうのです。日本ではあり得ないことですが、中国の教科書は個人サイトやドメインの怪しいサイトも、平気で『関連情報サイト』として掲載してしまう。こういう状況なので、裏で“ビジネス”をやっている人間がいてもおかしくない」 一方、この教科書の出版元である人民教育出版社は、中国教育部の傘下にあり、70年近い歴史を持つ由緒ある国営出版社。同社は今回の騒動に関して、「すでに被害届を提出した。サイトを乗っ取った人物が、早急に逮捕されることを願っている」と答えている。今回、リンク先にあったアダルト動画を見てみると、日本のAV作品だらけだった。中国共産党の認定する教科書が、日本のAV作品の素晴らしさを生徒たちに広く知らしめた結果に、失笑を禁じ得ない。 (文=青山大樹)作品の中には「放課後」という日本語が読み取れる
ソウルの風俗街「オーパルパル」解体で、売春婦はどうなる?
“オーパルパル”という通称でおなじみの、ソウル市内の売春街「清涼里588」。再開発地区の指定から約23年の年月が経過した同地域だが、来月3月からついに売春宿の強制撤去が始まろうとしている。その強制撤去をめぐっては、自治体および住民と売春業従事者が激しく対立。世論の関心を集めている。 オーパルパルの歴史は約60年前までさかのぼる。1950年代の朝鮮戦争時に、軍人たちを相手にした売春が始まりで、その後、韓国を代表する売春街として隆盛を極めた。80年代には約200、昨年時点でも約150の売春部屋が軒を連ねていたという。ただ、韓国経済の不景気の煽りを受けてか、ここ数年は客足も遠のき、売り上げも徐々に減少してきた。「売春街が街の一角にあるのは、モラルや教育上よくない」といった世間の厳しい批判もあり、韓国を代表する売春街は少しずつ衰退の趣を見せ始めている。 「売春街も不景気。大家の家賃収入は、なかなか厳しくなってきた。そのため、住人も少しずつ再開発に呼応し始めたのです」(都市環境整備作業推進委員会のイム・ビョンオク委員長) 強制撤去が余儀なくされた状況下で、売春婦たちの生活を憂慮する声もある。例えば、韓国MBCニュースは、「再開発による撤去のため、行政によるこれといった職業訓練や生活支援もなく、売春婦たちはほかの売春街に向かわなければならない状況」だと説明している。 「(強制撤去は)売春婦たちがなんの対策もなしに、道端に放り出されることを意味しています」(MBCニュースの取材に答えた売春婦のひとり) 一方で、自治体関係者や住民の中からは、街を“清潔”にし、街おこしに専念すべきだという声が高まっている。韓国メディアの取材に応えた東大門区の再開発関係者は言う。 「再開発事業が遅くなることで建物の老化が進み、安全問題が深刻化しています。売春街のイメージを脱却して、人々が訪ねてくる街にしたい」 今後、オーパルパルの跡地には、高層アパートが立ち並ぶ予定だ。これは、すでに再開発された龍山と同じ行く末となる。日本でも少なくない人々に知られているオーパルパルだが、撤去はどのように進むのか? 論争は今しばらく続きそうだ。 (文=河鐘基)
“ドSすぎる”アウディ女、クルマではねた相手に逆ギレ・フルボッコ!
中国人のマナーの悪さが各地で問題になっているが、それは交通マナーも例外ではない。中国でタクシーに乗っていると、接触事故が原因で大げんかしている光景をよく目にする。周りの迷惑を考えずに道の真ん中でおっぱじめるので、渋滞の原因にもなるのだが、自分の非を認めない国民性からか、時には激しいバトルに発展することも。 12日21時頃、安徽省阜陽市太和県で白のアウディが電動バイクと接触。運転していた女が被害者に暴行する動画がネットで拡散され、話題となっている。 動画を見てみると、女が倒れている男性に険しい剣幕で迫っている。男の容体を気遣う気配もなく、「(ケガ人を)装うのはやめろ。いくら欲しいんだ?」と、まるで男が当たり屋であるかのように問い詰める。男が「金の問題じゃない」と言い返すと、女は腹と顔を思い切り踏みつける。映画のシーンさながらだ。女はそれだけでは怒りが収まらないようで、顔にさらに数発、力いっぱい蹴りを食らわせていた。 「南方網」(2月16日付)などによると、事件後、女はクルマを置いて逃げてしまった。しかし、動画がネットに広まったことで、地元警察が調査に乗り出し、女は翌日出頭。20日間の拘留と2,000元(約3万2,000円)の罰金を科せられた。 ネットでは「ナンバープレートがあんなに折り曲がるほどぶつかっておきながら『ケガ人を装っている』だなんて、無理がある」「暴行は刑事事件だ。懲役3年から7年になるんじゃないの?」といった厳しい意見が多かったが、「この女性ばかりを責められない」と指摘するのは、上海在住24年の日本人男性だ。 「中国で信号を守るのは自動車だけで、歩行者はもちろん、自転車やバイク、電動バイクも9割以上は守らない。クルマが来ていないから信号を無視するというのであれば、百歩譲って許せますが、交通量の多い交差点でも平気で信号を無視するので、非常に危険です。中国では電動バイクに乗るのに免許が必要ないですし、法律的に事故が起きてもクルマのほうが立場が弱いので、当たり屋まではいかないまでも、“クルマにぶつかったら、金をもらえてラッキー”ぐらいには思っているかもしれません」 13億総当り屋か!? (文=中山介石)倒れている男性に容赦なく蹴りを見舞うアウディの女ドライバー。そのやりとりを見ていた野次馬の中には、あきれて笑いだす者も













