またもや盗撮騒動が持ち上がってしまった、元・タレントの田代まさし。今月6日に東京・二子玉川駅で、携帯電話で女性のスカートの中を撮影しようとしていたところを目撃者に通報され、これを受けて事情を聞いた警視庁は近く田代を書類送検する方針だという。 田代の一部知人からは各社報道と本人の主張との食い違いを指摘する声もあり、今後の動きに注目が集まるところだが、お隣・韓国では、こうした盗撮犯罪の再犯を防止するために電子アンクレット(位置追跡電子装置)が採用されている。韓国では2008年から性犯罪者に適用され、09年からは未青年者の誘拐犯、10年からは殺人犯、昨年からは強姦犯などが刑期を終えた後に着用を義務付けられ、再犯防止に役立てているのだ。 つい最近は、芸能人として初めて電子アンクレット装着者が出た。7月10日に刑期を終えて刑務所から出所したコ・ヨンクウが、その人だ。コ・ヨンウクは90年代に人気を博した音楽グループ「Roo'Ra(ルーラ)」のラッパーで、95年には大韓民国映像レコーディング大賞のゴールドディスク賞も受賞。2000年代になるとタレントとして活躍し、人気シットコム(シチュエーションコメディ)『ハイキック3~短足の逆襲~』でMBC演芸大賞の男優新人賞も受賞する人気者だった。 ところが12年12月に、当時13歳の女子中学生にセクハラ行為を働いていたことが発覚。また、10年7月から12年7月にかけて、未成年3人を自身のオフィステルや車に連れ込み、酒に酔わせて強姦・暴行・姦淫した容疑で起訴され、裁判の末、懲役2年6カ月と電子アンクレット装着3年などの実刑判決を受けた。 出所したコ・ヨンウクの左足元には電子アンクレットがしっかりと装着されていたが、性犯罪者すべてに装着が義務付けられているわけではなく、実刑判決を受けた中でも未成年者に対して暴行を働いたり、常習性の可能性がある者たちを監視するために例外的に装着されるという。だが、芸能人初の装着者となったコ・ヨンウクに同情の声はない。むしろ、ジーンズ姿やTシャツの袖をロールアップして見せた左腕のタトゥー、さらには刑務所に出迎えに来た車がBWMだったことから、「まだ芸能人のつもりか。まったく反省していない」と批判されている。ネット住民の中には「電子アンクレットをつけていても再犯するのでは」と警戒を促す者もいるほどだ。 実際、電子アンクレットで犯罪者の日常を統制できるかといえば、100%ではないという。装着者は居住地から最も近い場所に位置する保護観察所で日常を管理され、万が一、位置追跡ができない場所に行けば電子アンクレットから警告信号とアラームが発せられ、保護観察所から即座に電話がかかってくる仕組みになっている。装着者は午後11時から朝6時まで外出禁止となるが、施行から8年目を迎える最近では、電子アンクレットの毀損が増えているという。現在、294名の装着者を管理しているという大邱(テグ)市の保護観察所によると、08年には1件もなかった電子アンクレットの毀損事例が、12年には5件、13年には6件もあったという。今年はすでに2件、切断事件も発生。幸い装着者が再犯することはなかったが、この事実は電子アンクレットの課題も浮き彫りにした。 また、監視人員も少ない。大邱市の保護観察所関係者によると、「大邱市内の監視対象者を担当する職員は5名しかいない。その人員で対象者の確認と出動を並行させるのは不可能だ」と嘆いている。しかも、装着期間を終えた者が再犯するケースもある。7月13日にも、昨年3月まで電子アンクレット装着者だった大邱在住の44歳の男が、取り外しから1年足らずで再び性犯罪に走っている。 そんな危険人物たちの存在を事前にキャッチできるように、韓国の女性家族部は昨年8月に「性犯罪者アラームe」というアプリを開発。スマートフォン向けに、電子アンクレット装着の性犯罪者の情報を公開しているだけでなく、性犯罪者の居住地域に入った場合はアラームで知らせてくれるという代物で、性犯罪者の動向をリアルタイムで確認できる。コ・ヨンウクもまさにその警戒対象になったわけだが、果たして……。
「43お騒がせ!東アジアニュース」カテゴリーアーカイブ
“日韓遺恨の象徴”軍艦島を映画に!? 韓国で企画進行中!
「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録され、注目の渦中にある軍艦島。韓国政府が世界遺産登録に反対したことからもわかるように、韓国にとって軍艦島は、第二次世界大戦時に「朝鮮人労働者が強制徴用を強いられた場所」として認識されている。いわば、“日韓の遺恨”の象徴といえる場所だ。タイミングがあまりにハマりすぎているが、現在韓国では、そんな軍艦島をテーマにした映画の企画が進行中だという。 “軍艦島映画”のメガホンを取るのは、リュ・スンワン監督。彼は、『JSA』のパク・チャヌク監督の演出部で働き、2000年に発表したインディーズ映画『ダイ・バッド 死ぬか、もしくは悪(ワル)になるか』が評価され、のし上がってきた監督。その後、自身の弟で俳優のリュ・スンボムを主演に迎えた『ARAHANアラハン』(04年)、『クライング・フィスト』(05年)、『相棒シティ・オブ・バイオレンス』(06年)、『生き残るための3つの取引』(10年)などで実力を発揮。その手腕を見込まれて挑んだ初の大作『ベルリンファイル』(13年)は、日本でも記憶に新しい人も多いのでは。いまや韓国を代表する監督の一人といってもいい人物で、ちょうど8月5日から韓国で新作『ベテラン(原題)』公開されることでも話題になっている。そんなリュ監督自らが、軍艦島映画を企画したという。 リュ監督は『ベテラン』の準備段階前から、強制徴用を取り扱った小説の作家に会うなどしながら軍艦島映画の脚本を執筆してきたそうだ。そもそも彼は、長らく第二次大戦当時の日本と韓国をテーマにした作品を作ることを計画していた。実際に『ベルリンファイル』の後、1940年代の強制徴用をテーマにしたテレビドラマ『黎明の瞳』(1991年に放送)を映画化するために、同ドラマの脚本家を訪ねたりもしていたという。 軍艦島映画のキャストや詳しい公開日はまだ明らかになっていないが、さまざまな韓国メディアの報道を総合すると、あらすじは「第二次世界大戦中、韓国の重要人物が強制徴用で軍艦島に連行された。彼らを救出するためにアメリカの特務機関、諜報機関である“OSS”と韓国が手を組んで、日本軍と闘う……」というもの。これを聞く限り、日本を悪者扱いする映画になることだけは間違いないのかもしれない。 軍艦島の世界遺産登録を受けて、軍艦島映画の企画は今後、本格始動していく予定だ。日本では劇場公開されそうもないが、日本人が抱く軍艦島像とは、まったく異なる姿が描き出されることになりそうだ。"軍艦島"こと長崎県・端島
“人身売買大国”中国で、生後間もない赤ん坊が質草にされ、約15万円で転売!
人身売買目的の子どもの誘拐事件が後を絶たない中国では、年間7万人もの子どもたちが姿を消している。しかしその一方で、母親が自らの新生児を質草にして金を借り、その後、債権者によって転売されるという事件が発生した。 6月25日付の「法制日報」によると、新疆ウイグル自治区南西部のアクス地区シャヤール県で、ある女性が約26万円の債権の担保として、生まれたばかりの男児を債権者に差し出していたという。債権者は約20日間にわたって男児を預かっていたが、「育てられない」との理由から、同県で旅館業を営む夫婦に、約15万円で売り渡していたという。公安局は内偵捜査を経て、新生児の母親や、売買に関わった全員を逮捕した。 ちなみに中国では、刑法240条で婦女や子どもを誘拐して売った場合、5~10年の懲役、および罰金が科せられるが、この量刑には「軽すぎる」という声も根強い。 中国版Twitter「微博」でもこの一件に対し、「全員を死刑にしろ」といった厳しい意見がある一方、「売買した人たちは、そんなに悪い奴らじゃないような気がする。母親は、本当に首が回らなくて子どもを質草にした。債権者の売値も、人身売買の相場よりかなり安い」と情状酌量の余地を指摘する声も。また、「旅館を営む夫婦に預けられたままのほうが、母親のもとに戻るより、子どもにとってはよかったのでは」といった現実論を主張する書き込みも見られる。 人身売買だけでなく、中国に横たわる貧困や社会福祉の問題をも浮き彫りにしたこの事件。罪のない子どもたちが、安心して暮らせるような国になるには、まだまだ時間がかかりそうだ。貧困のあまり、自らの子どもを路上で売りに出す母親。紙切れには「子ども売ります」と書かれている。(本文とは関係ありません)
サハリンで朝鮮人強制労働の証拠発見か!? 世界遺産登録で歴史問題にあらたな火種
軍艦島をはじめとする「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録をめぐり、日韓関係の混迷がさらに深まりつつある。そんな中、韓国では「サハリンで、日本人に強制労働させられた朝鮮人の資料が発掘された」というニュースが、大きな話題となっている。同ニュースは、世界遺産登録が決定する2日前の7月3日に、中央日報、東亜日報など、大手メディアによって一斉に報じられた。現在、韓国では日本政府が「強制連行」を認めたという解釈が一般になり、そのため、あらためて注目を浴び始めた形だ。 戦前のサハリンで、日本政府や企業による朝鮮人の強制労働があったという資料は、韓国の「対日抗争期・強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者等支援委員会」によって発表された。同委員会は、韓国・国務総理(首相)室所属の委員会である。 同委員会は、昨年にロシアの国立サハリン州歴史記録保存所などから、朝鮮人の名簿や関連記録物を入手。強制性が明確だと考えられる846人を、同委員会の「強制動員名簿」に記載したとしている。収集された資料の中には、1941〜44年までの間に、豊原警察署が作成したものも含まれるとされる。 同委員会の調査に立ち会った、韓国外国語大学中央アジア研究所のパク・イルグォン教授は、豊平警察署とその資料について、次のように指摘している。 「もともと豊平は、日帝時代に南サハリンの植民地を担当していた樺太庁があった場所。現在のユジノサハリンスク地域に当たります。そこで書かれた警察文書なので、植民地時代の日本の治安行政担当部署の内部資料といえます」 豊平警察署の資料には、“朝鮮人関連”という資料が多く残されているという。内容としては、一般手配者や、要注意人物の監視、所在不明者に関する手配、捜査資料などがある。これらの資料は、日本人の立場からすると、治安関連の資料ということになる。 「ただ、この資料を他の資料と併せて読むと、他の文脈が出てくる。そのひとつに、朝鮮人労働者の逃走に対する手配と関連した文献があるでしょう。ここには、サハリンだけではなく、北海道、九州などの地名が出てきます。それらの労働現場で、多くの朝鮮人労働者が現場から脱出を試みているのです。その数は、1941年だけでも1,400人。当時、彼らが逃げるのを、日本側が治安対象として取り締まっていたということになる。強制的に働かせていないのであれば、なぜそもそもそのような過酷な場所に、朝鮮人労働者が集団で移動することができたのか。また、自分の意志で辞めたとして、治安対象となり追われなければならなかったのか。そういう事実からは、当時の朝鮮人労働者たちが、意思とは無関係に抑圧的な状況にいたということが見えてくるでしょう」(パク教授) 世界遺産登録を皮切りに、あらためて歴史問題の論争に火がつこうとしている日韓関係。果たして、同資料が新しい火種となるのだろうか? (取材・文=河鐘基)"1930年代の豊原の風景。" by http://3colors.sakh.com/?part=Toyohara&page=052. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.
「SMのマネジャーはチンピラしかいない!?」暴行、恫喝、横領……やりたい放題の韓国芸能マネジャーたち
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が、自身の専属マネジャーが今夏開催予定の個展作品や資金を持ったまま音信不通となっていることを明かし、話題となっているが、お隣・韓国の芸能マネジャーたちはもっとやりたい放題だ。 韓国芸能マネジャーが起こす最も多い問題といえば、ファンとのイザコザ。最近も、ガールズグループRed Velvetのマネジャーが、番組撮影終了後、スタジオから移動するメンバーを取り囲むファンに向かって恫喝する事件が発生している。その様子は動画に収められ、ネット上で瞬く間に拡散した。 さらに、その少し前には、日本でも人気のアイドルグループEXOのマネジャーが、仁川空港で写真を撮っていた女性ファンに暴行を加え、全治2週間のケガを負わせた。この暴挙も動画として残されており、マネジャーには100万ウォン(約10万円)の罰金刑が言い渡されている。同じ人物か定かではないが、EXOのマネジャーは以前にも同様の暴行事件を起こしているだけに、ファンの間でも落胆が大きい。 問題を起こした両グループのマネジャーは、どちらも韓国芸能事務所としては最大手のSMエンターテインメント所属。SMは事態の沈静化を図るために、HP上に謝罪文を掲載するハメになった。 ちなみにSMのマネジャーは、以前にも数多くの問題を起こしていることで知られる。男性グループSHINeeのマネジャーによるファン暴行事件、少女時代のマネジャーのファン恫喝事件など、不祥事は枚挙にいとまがない。韓国ネチズンだけでなく、日本のファンからも「SMのマネジャーはチンピラしかいないのか」「SMが好きな子は、罵られて喜ぶ変態なの?」などと辛らつな批判を受けており、風当たりの悪さは当分続きそうだ。 韓国芸能マネジャーたちの事件は、暴行や恫喝ばかりではない。人気スターたちの信頼を逆手に取った“横領”も目につくのだ。中でも、人気俳優チョン・ジュノのマネジャーが撮影などで財布を預けられた際に、キャッシュカードを取り出して自身の口座に29回に渡って8,000万ウォン(約800万円)を横領した事件は有名。このマネジャーに限らず、韓国では毎年数人のマネジャーが芸能人から多額の金銭を横領して、起訴されている。 ちなみに、芸能人マネジャーの月給は、およそ150~200万ウォン(約15~20万円)とされている。将来の不安定さや過酷な勤務内容を考えると、決して恵まれているとはいえないが、暴行や横領の免罪符にはならない。韓国芸能界は、タレントにばかり投資するのではなく、その周辺スタッフたちの人材育成も行うべきなのかもしれない。EXOマネジャー暴行動画(15秒あたり)
8歳女児が4年間にわたって餌食に……教え子6人をレイプした中国“鬼畜校長”に死刑判決!
2014年5月23日、貴州省西北部にある畢節市の小学校元校長が、8~13歳の女子児童に性的暴行を加えたとして逮捕された事件で、2カ月前に結審した一審の内容が公開され、その卑劣な犯行の詳細が明らかとなった。 被告である元校長の名前は、楊大志。1974年生まれの41歳。宿題を教えるなどの口実で女子児童6名を呼び出し、教室や自身の事務室で性的暴行を加えていた。 うち1人の女児は、8歳の時に初めて被害に遭って以来、その後4年間にわたって繰り返し暴行を受けていた。病院の検査結果でも、女児の処女膜は断裂してからすでに時間が経過しており、陰部には性行為によるものとみられる傷痕も残っていたという。しかし、楊被告は女児を脅迫したり、金品を与えるなどし、被害を口外しないようにコントロールしていた。 さらに、小学校校長によるこうした卑劣な行為は、村ぐるみで隠匿されていた。 裁判記録によると、被害を訴えた女児の自宅に、事件後村の幹部と楊被告の妻がやって来て、金で事件を解決しようとしたことが明らかにされている。さらに、被害を口外しないことを承諾した家族に対しては、地元政府からそれぞれ100~200万円相当の補助金が支給されていた。 しかし、そんな隠蔽工作もむなしく、楊被告に下った判決は死刑。同時に、政治的権利も剥奪された。 中国では、教師による児童へのわいせつ・性的暴行事件が相次いでいる。14年7月には、陝西省西部の宝鶏市眉県で、12歳の女子児童が腹痛を訴え病院で検査を受けたところ、妊娠していることが判明。調査により、クラスの担任をしていた58歳の男が児童わいせつの罪で逮捕され、目下拘留中だ。事件が起きた小学校
また13年には、湖北省黄岡の村で7歳の男子児童が教師から性的暴行を受け、性病に感染する事件も起きている。さらに同年、河南省南陽市の農村で、56歳の教師が数年間にわたり、少なくとも16人の女児にわいせつ行為を繰り返し、うち9人に性的暴行を働いていた。 子どもたちに希望を与えるべき教育の場で、なぜこうも卑劣な犯罪が繰り返されるのか? 広東省地方紙の社会部記者は話す。 「農村部では、教師は尊敬の対象で、校長ともなれば神にも近い存在。さらに、社会が保守的であるため、性教育も普及していない。そんな中、性犯罪の被害に遭っても、それを被害であると認識できない子どもたちも少なくない。もし被害を訴えても、親たちは村八分にされることを恐れ、泣き寝入りするしかない場合もある」 中国農村部の闇は深い。 (文=牧野源)地元政府から被害者家族に提示された、補助金の受取書
MERS終息の兆しに沸く韓国で、新たな感染症が拡散中!? “殺人ダニ”の正体とは
韓国中を混乱に陥れた「中東呼吸器症候群(MERS)」が沈静化を見せており、8月上旬~中旬には終息宣言が発表される可能性が高いという。その裏で、韓国ではまた新たな感染症が密かに広がっている。“殺人ダニ”によって感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」だ。 韓国の疾病管理本部によると6月14日、済州島のある農場で働いていた74歳の男性がSFTSを発症して死亡。今年に入ってから初の死亡者で、その後、慶尚南道、京畿道、慶尚南道などでも感染者の死亡が相次いでいるという。 そもそもSFTSとは、SFTS ウイルスを保有しているダニにかまれることで感染する病気。ダニといっても家庭内にいるようなものではなく、森林などの屋外に生息している比較的大型の「マダニ」が主な媒介者だ。日本では2013年1月に、韓国では同年5月に初めての国内感染者が報告されている。SFTS ウイルスに感染すると、どのような症状が出るのだろうか? 「SFTSウイルスに感染すると、6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が多くの症例で認められ、そのほか頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血といった出血症状を起こす」(日本の国立感染研究所) 最悪の場合、死に至ることもある恐ろしい病気なのだが、SFTSウイルスは2011年に初めて特定されたばかりの新しいワクチンということもあってか、治療については「対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはない」(同)そうだ。実際に韓国では、現在17人が感染し、そのうち4人が死亡している。SFTSウイルスを保有するマダニは、まさに“殺人ダニ”といえるだろう。 “殺人ダニ”に対して韓国の疾病管理本部は注意を呼びかけているが、「予防ワクチンがないのでかまれないことが一番重要」とお手上げの様子。現在のところ、首都ソウルから離れた地方での感染にとどまっているが、「都市近郊にもマダニ」などと報じるメディアもあり、今後はどうなるかはわからない。 MERSの拡散で自ら世界中に証明してしまったように、韓国の感染症対策は非常に心もとない。MERSが終息したと思ったら、今度はSFTSウイルスが拡散するなんて事態にならないことを祈るばかりだ。韓国人が恐れる“殺人ダニ”
本家を超えた!? 中国・現役JDが大胆ビキニでAKB48を完コピ!「メジャーデビューに期待」の声
「打倒AKB48」を掲げ(?)結成された、愛国を歌う「56輪の花」や、一部ファンの間では「本家よりカワイイ!」と評判のAKB姉妹グループのSNH48など、女性アイドルグループ戦国時代に突入しつつある中国。そんな中、素人の女子大生たちが結成したAKB48のコピーユニットが評判を呼んでいる。 その名も「AKBingo女団」。中国中部の湖北省武漢市で結成されたグループで、2010年から活動をしているというから、12年に結成された上海のSNH48よりも歴史がある。メンバーのほとんどは、地元の大学に通うピッチピチの現役女子大生たちだ。AKB48になりきってポーズを決めているこの日は気温が高く、砂が熱くなって大変だったとか。みんなスタイルのいい子ばかり。
これまでは、地下アイドル的に地道な活動をしていた彼女たちだったが、ついに日の目を見ることになった。7月5日、武漢市にある風光明媚な湖の砂浜で、彼女たちは色とりどりの花をつけたビキニを着て、曲に合わせて踊りを披露したのだ。ビキニを見ればわかる人にはわかるだろうが、彼女たちが踊ったのは、AKB48の2年前のヒット曲「さよならクロール」である。21歳の張鑫(ヂャン・シン)さんは、矢倉楓子の役柄を担当
「みんなそれぞれ演じる役柄が決まっているんです。みんなAKB48が好きで、コスプレが趣味なんです」と話すのは、リーダーの長氷氷(ヂャン・ビンビン)さん。現在では30人以上のメンバーがおり、週末にみんなで集まって半年以上かけて練習した成果が、今回の「さよならクロール」だったというわけだ。 彼女たちの今回のパフォーマンスを複数のメディアが取り上げると、ネット上では「本物を超えた!」「メジャーデビューに期待!」などといった反響が巻き起こった。 ただ、素人のグループだけに、中には「ん?」と思わず首をかしげてしまうような子もいるが、なかなかの美人ぞろいであることは間違いない。手厳しい日本のAKBファン諸氏は、彼女たちをどう見る? (文=佐久間賢三)ビキニのデザインが少しずつ違っているところも、手が込んでいる
女子生徒を集団リンチ→全裸画像をネットにアップ 死者も続出する、中国「いじめ」の実態
中国各地で、学生による校内暴力のニュースが後を絶たない。6月22日、ネット上に「江西省永新中学校の学生がリンチに」というタイトルの動画がアップされ、注目を浴びた。動画では7〜8人の中学生と思われる女子生徒が、つまずかせた女子生徒1人を囲んで代わるがわる平手打ちしたり、後ろから蹴り倒したりと、約5分間にわたる暴行の様子が映されていた。被害を受けた女子生徒はクラスの学級委員をしていたことから、嫉妬と恨みの対象となり、暴行を受けたのだといわれている。
こうした報道が相次ぐ中、過去40件のいじめ、暴力事件から、中国でのいじめとその傾向をまとめた統計が発表され、ユーザーたちから大きな反響を呼んでいる。「法制網」の統計によれば、中国でのいじめでは、外傷を負うケースが9割と暴力行為がほとんどを占めており、集団暴行は75%、うち16.7%は相手を死に至らしめている。
同統計によれば、校内で起こるいじめの70%が殴る蹴るなど体を使った暴力によるもので、12.5%は器物での攻撃や劇薬を飲ませるというものだった。全裸にした上、陰部を晒すなどの行為も10%を占めたという。ほかにも、レイプや陰部を傷つけるなどの性的暴行や、無視、物を隠す、悪口などの心理的な攻撃要素を含む虐待は、それぞれ2.5%だった。 「地下鉄の駅で、女子中学生のいじめを見たことがありますよ。5人がかりで1人の女子生徒にビンタを食らわせ、最後にはジャージとTシャツを引きちぎって、上半身がブラジャー1枚の哀れな姿にさせられていた。止めに入ったのは僕と1人の老人だけで、ほかの乗客や警備員は無視していた。いじめに対し、社会全体が見て見ぬふりをしている感じがして不気味でしたね」(深セン市在住の日本人ビジネスマン) 日本では今、LINEいじめをはじめとした言葉の暴力や村八分が主流だが、日本のいじめとの大きな違いは校内暴力というくくりが、同じ学年、同じ学校に止まらないところだ。中学生が小学生を集団暴行したかと思えば、高校1年生が中学生から暴行を受け裸にさせられたり、中学生が小学6年生の児童に暴行を加え、火のついたタバコを服に入れたりと、学年、学校を超えて暴力行為が頻発している。福建省で起きたいじめ事件。女子生徒が全裸にさせられ、SNSにアップされた
特に、女子生徒のいじめは、男子に増して激しい。暴力によるいじめは、男女全体の統計を見ると32.5%で、女子だけの統計では23.9%だった。原因は「話が合わない」が53.8%で、「嫉妬」が21.2%、「相手が嫌い」17.4%、「理由はない」が7.6%だった。 さらに近年顕著なのは、ネットを使ったいじめだ。掲示板や微信(中国版LINE)、微博(中国版Twitter)などを通じて被害者を攻撃し、リンチ動画や裸の画像などをネットに公開、拡散することで被害者を侮辱する行為は、一部の学生の間では流行のようになっており、プライバシーの侵害に対する感覚が麻痺していると「法制網」は伝える。暴力行為に対する学生の考え方も、51%は「やめるべきだ、するべきではない」という回答だったが、25%が「暴力は当たり前」、16%が「自分とは関係ない」、5%「野次馬としてにぎやかな様子を見る」、3%「適度に参加する」と残り5割の学生が暴力行為に対して肯定的、傍観などの態度を示し、道徳的なモラルが欠落し始めていることがうかがえる。 こうした暴力事件で、加害者が刑事責任を負うケースは3割にも満たない。中国の刑法十七条では、傷害罪、強姦罪、殺人罪など多くの罪名を羅列しても14歳以下の未成年に刑事責任を負わせることはできず、14歳以上の未成年も18歳までは減刑、再教育することが前提で裁判が争われる。被害者とその家族は大事にしたくないために謝罪を受けて金を受け取るか、黙って転校するなどの選択をする。学校側は業績を守る為に校内で起きた暴力行為を表沙汰にすることが少ないことも、加害者を増長させる原因となっている。 なぜ、中国ではこうもいじめが社会問題化しているのか。北京市に住む日本人大学講師はこう推測する。 「2000年頃まで、中国の学校では『道徳教育』が重視され、一定の時間を割いて生徒に道徳やマナーを教えていました。しかし03年頃から急激な経済成長と過度な学歴社会化で、そうした授業が英語や数学にどんどん置き換えられ、小さい頃から道徳を教えることがなくなってしまった。また、親たちも『自分の子どもがどうしたらいじめられないか』については熱心に考えるが、『いじめをする側になってはいけない』ということは教えない。教師の側も、いじめる側の親からのクレームを恐れて、傍観者を決め込む者も少なくない。いろんな要因が重なった結果だと思います」 中国のいじめや生徒間暴力行為の頻発に対し、関係機関である「21世紀教育研究院」は世界のいじめに対する取り組みや、研究結果を発表。アメリカの反いじめ法や日本の文部科学省が各地域の教育委員会と連携し設置した「24時間子供SOSダイヤル」に触れ、法整備や道徳教育の強化、いじめ相談や調査を行う機構の設立などを実施するとしている。 (取材・文=五月花子)
中国農村で豚として7年間育てられた男児を保護 3歳児ほどの体格で、言葉も話せず……
めまぐるしい発展を遂げる都市との格差が一向に縮まらない中国の農村で、またしてもショッキングな事件が明るみとなった。 今月初め、河南省東北部の農村で、両親によって、なんと豚と一緒に育てられていた男児が保護されたのだ。7歳になるこの男児は、栄養が足りていないためか3歳児ほどにしか見えず、言葉もまったく話せなかった。 地元紙「濮陽早報」の報道によると、村に入ると鼻を突く臭いがあたりに充満しており、その悪臭は男児とその両親が住む家に近づくと、さらに強烈になっていったという。豚とともに、車に乗せられる男児
男児の家には、母屋があるものの、そこに暮らしていたのは両親のみ。男児の寝床は、豚を飼うためのスペースだった。隣人の話によると、男児は1年中、風が吹こうが雨が降ろうが雪が降ろうが、家の中には入れてもらえず、そこで膝を抱えて寝ていたという。豚ですら夜は屋根のついた小屋で寝起きしており、その扱いは豚以下だったといってもいい。 男児の父親は、村の食堂からもらい受けた生ゴミで豚を育てながら、村人の足となる乗り合い三輪車を夜中までこいで生活の糧としていた。しかも、豚の餌として受け取った生ゴミの中からまだ食べられそうなものを探し出し、家族の食事にしていたというから、その貧しさは相当なものであったようだ。わずかばかりの衣服が散らばる男児の居場所
母親の暴力によってついた頭の傷
一方の母親は、男児の頭をドアや地面に打ちつけるなど、虐待する姿も目撃されていた。しかし、状況を目の当たりにしていた隣人たちも、どうすることもできなかったという。 ボランティア団体によって保護された男児は、両親のもとから離され、親戚の家に預けられることに。そして18歳になるまで、男児には地方政府から毎月500元(約1万円)の援助金が支給されることが決定した。 しかし中国全土には、彼のような境遇にありながら保護されることのない子どもたちが、何千何万人といることだろう……。 (文=佐久間賢三)お菓子をもらって見せる屈託のない笑顔が、かえって痛々しい













